JPH0116262Y2 - - Google Patents

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JPH0116262Y2
JPH0116262Y2 JP13184582U JP13184582U JPH0116262Y2 JP H0116262 Y2 JPH0116262 Y2 JP H0116262Y2 JP 13184582 U JP13184582 U JP 13184582U JP 13184582 U JP13184582 U JP 13184582U JP H0116262 Y2 JPH0116262 Y2 JP H0116262Y2
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knob
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panel
shaft
push
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、定常時つまみ本体が前面の一定位
置に復帰するようにしたプツシユつまみに関す
る。
第1図は従来のプツシユつまみの一例を示す断
面図である。この第1図の場合は、前面につまみ
本体を復帰させるために、コイルスプリングを使
用した例を示すもので、図中の1はパネル本体で
ある。このパネル本体1の前面につまみ本体2が
配置されており、このつまみ本体2とパネル本体
1の間にコイルスプリング3が介在されている。
また、つまみ本体2の裏面側には1対のつま
み、ストツパ脚7が一体的に形成されている。こ
のつまみストツパ脚7の先端部分はパネル本体1
を貫通し、パネル本体1の裏面側に係止されるよ
うになつている。パネル本体の裏面側には、スイ
ツチ12が配設されている。
このような構成とすることにより、つまみ本体
2とパネル本体1間のコイルスプリング3によ
り、つまみ本体2がパネル本体1の前面に押し出
され、つまみストツパ脚7にて前面の一定位置に
つまみ本体2が安定されている。この状態から前
面よりつまみ本体2を押してスイツチ12を操作
するようにしている。
この第1図の場合は、コイルスプリング3を使
用しているため、材料費がかさむとともに、組立
工数が多くなる欠点があつた。
また、第2図は従来のプツシユつまみの第2の
例を示す断面図である。この第2図の場合は、コ
イルスプリングの使用に代えて、つまみ段付スト
ツパ脚4を使用して、ストツパ兼用で弾性をもた
せており、このつまみ段付ストツパ脚4を内側に
たわませることによつて生ずる反力の前面への分
力を利用したものである。
すなわち、つまみ段付ストツパ脚4を用いてつ
まみ本体2の前面付勢と前面脱落防止とを兼用さ
せたものであり、操作は第1図の場合と同様であ
る。
しかし、この第2図の場合は、つまみ段付スト
ツパ脚4の弾性の分力をつまみ本体2の復帰力と
して使用するため、復帰運動が緩慢になり易い。
また、信頼性も乏しく実使用は難しい。
第3図は従来のプツシユつまみの第3の例を示
す断面図である。この第3図の場合は、つまみ本
体2から一体的に形成されたつまみ支持羽根5を
パネル本体1の凹部に嵌合させることにより、つ
まみ本体2の前後方向の規制を行うようにしてい
る。
すなわち、このつまみ本体2から出ているつま
み支持羽根5にて、パネル本体1に支持され、一
定位置でつまみ本体2を安定させるようにしてい
る。この場合は前面に付勢され、つまみストツパ
脚7で位置が決められている(なお、第1図〜第
3図の場合はつまみ本体2の動きはつまみ本体の
軸線方向である)。
この第3図の例では、つまみ本体2の組込時、
つまみ支持羽根5を破損するおそれがあり、ま
た、つまみ本体2の組込み操作性が悪いばかり
か、パネル本体1の金型が複雑になり易い。
第4図は従来のプツシユつまみの第4の例を示
す断面図である。この第4図の場合はつまみ本体
2と一体につまみ弾性ヒンジ部6を備え、このつ
まみ本体2をパネル本体1に取り付けたものであ
る。
さらに、第5図は従来のプツシユつまみの第5
の例を示す断面図である。この第5図では、第4
図のつまみ本体2とパネル本体1とを一体成型化
したものである。
第4図および第5図の例では、つまみ弾性ヒン
ジ部6の一部を支点として、小さな角度での回転
運動にてスイツチを操作するものであり、第4図
ではパネル本体1の面とつまみ本体2の面の平行
度が出しにくい。
また、第5図では、パネル本体1の面とつまみ
本体2の面の平行度が出しにくいことに加えて、
パネル本体1とつまみ本体2が一体的であるた
め、つまみ本体2の表面処理が限定される。
この考案は、上記従来の欠点を除去するために
なされたもので、パネル本体から一体成型によつ
て形成した本体弾性片によつてつまみ本体を前面
に付勢するようにして、組立作業性、操作感にす
ぐれ、しかも外観に変化性をもたせることがで
き、プツシユつまみを提供することを目的とす
る。
以下、この考案のプツシユつまみの実施例につ
いて図面に基づき説明する。
第6図はその一実施例の構成を示す横断面図で
あり、第7図はその正面図、第8図は第7図の側
面図である。この第6図ないし第8図において、
第1図ないし第5図と同一部分には同一符号を付
して述べることにする。
パネル本体1はその中央部に本体軸受9を有し
ており、この本体受軸9につまみ軸8が支承され
ている。つまみ本体1において、本体軸受9に対
して対称に1対の本体ストツパ穴10が設けられ
ている。この本体ストツパ穴10につまみ本体2
のつまみストツパ脚7が挿入され、かつこのパネ
ル本体1の裏面側で係止されている。
このつまみストツパ脚7は、つまみ本体2がつ
まみ操作面の反対側につまみ軸8と回転しないた
め、および前面に飛び出さないために形成されて
いるものである。
また、パネル本体1の前方に、このパネル本体
1と一体的に4個所に本体弾性片11が形成され
ている。この本体弾性片11はパネル本体1と平
行で、かつその先端は直角に折り曲げられて、つ
まみ本体2の裏面に当接するようになつている。
なお、12はスイツチである。
次に、以上のように構成されたこの考案のプツ
シユつまみの作用いついて説明する。
第9図はパネル本体1とつまみ本体2が組み立
てられる前の状態を示す図であり、この第9図に
示すように、つまみ本体2のつまみ軸8を矢印
A1方向にパネル本体1の本体軸受9に挿入する
と同時につまみストツパ脚7をパネル本体1の本
体ストツパ穴10に挿入する。
このつまみストツパ脚7は本体ストツパ穴10
にてやや内側に曲げられ、先端のフツク状部が本
体ストツパ穴10を通過した位置で元の状態に戻
り、つまみ本体2の前面への脱落を防止する。
この位置で、本体弾性片11はつまみ本体2の
裏面部に当接し、やや後方に押された状態で組み
込みが完了し、第6図ないし第8図および第10
図に示す状態となる。
この状態では、つまみ本体2は本体弾性片11
によつて常に前面に付勢され、つまみストツパ脚
7にて、パネル本体1に係止しているため、前面
の所定の位置に安定する。
この状態にて、つまみ軸8の先端とわずかな隙
間をおいて設置されているスイツチ12を操作す
るために、第11図に示すように、指14でつま
み本体2を前面より押すと、このとき、本体弾性
片11はつまみ本体2の裏面外周部との接触を防
ぐ。すなわち、本体弾性片11は断面「L」形に
形成されているため、その先端のみにより、つま
み本体2の裏面側が接触して、本体弾性片11の
主部はつまみ本体2の裏面と接触しない。
また、この本体弾性片11の先端も摩擦力を小
とするため、半球状、半円筒状が適当である。
次に、指14を離せば、スイツチ12の復帰力
と本体弾性片11の復帰力で瞬時に元の状態(第
10図の状態)に戻る。これは、つまみ軸8の先
端がスイツチ12と離れた状態から、本体弾性片
11の復帰力による。
この図示の実施例では、4個の本体弾性片11
が用いられているが、これはつまみ面が大きい場
合、つまみ本体2のどの部分を押しても、比較的
同じ感触が得られるようにしたものであり、小さ
なつまみの場合は1個の弾性片にても可能であ
る。
また、第7図および第8図に示すように、本体
ストツパ穴10と本体弾性片11を第6図にてオ
ーバラツプしない位置に設計することにより、パ
ネル本体1の金型には、コア側金型から金型コア
ピン13の位置を通るピンを出すことにより、2
個割金型と云う単純な金型構造にてパネル本体1
の成型が可能である。
なお、この考案のプツシユつまみは比較的小ス
トロークのプツシユスイツチ部に使用するのに適
している。
以上のように、この考案のプツシユつまみによ
れば、パネル本体と一体成型により本体弾性片を
形成し、この本体弾性片によりつまみ本体を前面
に付勢するようにしたので、従来のごときコイル
スプリングが不要となり、それにともなう工数お
よびコストダウンが可能となる。
また、つまみ面の平行度が容易に出せるととも
に、つまみ本体の表面処理が限定されることな
く、バラエテイに富んだつまみのデザインが可能
であり、しかも、組立てが容易である。
さらに、従来つまみ本体が破損しても全体を交
換しなければならないのに対し、つまみ本体の交
換も可能で、アフタサービス面で利点が大きいな
どのすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はそれぞれ従来のプツシユ
つまみの構成を示す断面図、第6図はこの考案の
プツシユつまみの一実施例の横断面図、第7図は
同上プツシユつまみの正面図、第8図は第7図の
側面図、第9図ないし第11図は同上プツシユつ
まみの作用を説明するための図である。 1……パネル本体、2……つまみ本体、7……
つまみストツプ脚、8……つまみ軸、9……本体
軸受、10……本体ストツパ穴、11……本体弾
性片、12……スイツチ、13……金型コアピン
穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作面の裏面側につまみ軸を有するとともに、
    このつまみ軸に対して対称の位置に係止可能のつ
    まみストツプ脚を有するつまみ本体と、上記つま
    み軸を支承する本体受軸を有し、かつ上記つまみ
    ストツプ脚を挿入してこのつまみストツプ脚を係
    止する本体ストツパ穴を有するパネル本体と、上
    記本体軸受の前方に配置されて上記パネル本体と
    一体的に形成され、かつ先端のみが上記つまみ本
    体を押圧されたときその裏面に当接するとともに
    上記つまみ本体の押圧力を解除したとき復元力で
    つまみ本体を前面方向に復帰させる複数個の本体
    弾性片とよりなるプツシユつまみ。
JP13184582U 1982-08-31 1982-08-31 プツシユつまみ Granted JPS5936544U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13184582U JPS5936544U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 プツシユつまみ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13184582U JPS5936544U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 プツシユつまみ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5936544U JPS5936544U (ja) 1984-03-07
JPH0116262Y2 true JPH0116262Y2 (ja) 1989-05-15

Family

ID=30297941

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13184582U Granted JPS5936544U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 プツシユつまみ

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JP (1) JPS5936544U (ja)

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JPS5936544U (ja) 1984-03-07

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