JPH0566812A - プログラマブルコントローラの二重化ウオツチドツグタイマ - Google Patents
プログラマブルコントローラの二重化ウオツチドツグタイマInfo
- Publication number
- JPH0566812A JPH0566812A JP3254360A JP25436091A JPH0566812A JP H0566812 A JPH0566812 A JP H0566812A JP 3254360 A JP3254360 A JP 3254360A JP 25436091 A JP25436091 A JP 25436091A JP H0566812 A JPH0566812 A JP H0566812A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- watchdog timer
- watch dog
- programmable controller
- time
- dog timer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Safety Devices In Control Systems (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Hardware Redundancy (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウォッチドッグタイマの機能診断をオンライ
ンで行うことができる手段を提供する。 【構成】 プログラマブルコントローラで用いる同一仕
様の2つのウォッチドッグタイマにおいて、一方のウォ
ッチドッグタイマが計時中に他のウォッチドッグタイマ
がタイムアップしたことを確認して交互に計時を開始す
るように構成し、2つのウォッチドッグタイマの出力の
論理和をとることを特徴とするプログラマブルコントロ
ーラの二重化ウォッチドッグタイマ。
ンで行うことができる手段を提供する。 【構成】 プログラマブルコントローラで用いる同一仕
様の2つのウォッチドッグタイマにおいて、一方のウォ
ッチドッグタイマが計時中に他のウォッチドッグタイマ
がタイムアップしたことを確認して交互に計時を開始す
るように構成し、2つのウォッチドッグタイマの出力の
論理和をとることを特徴とするプログラマブルコントロ
ーラの二重化ウォッチドッグタイマ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、定周期繰り返し実行
方式に基づくプログラマブルコントローラ(以下、PC
とよぶ)におけるウォッチドッグタイマに関する。
方式に基づくプログラマブルコントローラ(以下、PC
とよぶ)におけるウォッチドッグタイマに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、定周期繰り返し実行方式をとる
PCにおいては、CR式あるいは計数式のウォッチドッ
グタイマを内蔵するのが普通である。このウォッチドッ
グタイマは、システムの暴走あるいはプログラム実行上
の不具合が引き起こす無限ループからの脱出という重要
な機能を負わされているにもかかわらず、その性質上機
能診断がやりにくいという特徴がある。すなわち、ヒュ
ーズや火薬の診断をするようなもので、その効果が確認
されたら状況が変わってしまって無意味であることと共
通するところがある。したがって、ウォッチドッグタイ
マの診断は、オフラインあるいはシステム始動時に行な
うのが普通である。また、場合によっては製造完了時の
検査で1回だけしか行なわれないこともある。
PCにおいては、CR式あるいは計数式のウォッチドッ
グタイマを内蔵するのが普通である。このウォッチドッ
グタイマは、システムの暴走あるいはプログラム実行上
の不具合が引き起こす無限ループからの脱出という重要
な機能を負わされているにもかかわらず、その性質上機
能診断がやりにくいという特徴がある。すなわち、ヒュ
ーズや火薬の診断をするようなもので、その効果が確認
されたら状況が変わってしまって無意味であることと共
通するところがある。したがって、ウォッチドッグタイ
マの診断は、オフラインあるいはシステム始動時に行な
うのが普通である。また、場合によっては製造完了時の
検査で1回だけしか行なわれないこともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術ではオンライン中にウォッチドッグタイマが正常であ
ることを確認することができなかった。したがって、シ
ステムの異常時に本当にウォッチドッグタイマが所期の
目的を果たすかどうかの保証がなかった。そこで、本発
明はオンラインでウォッチドッグタイマの機能診断を行
なうことができる手段を提供することを目的とする。
術ではオンライン中にウォッチドッグタイマが正常であ
ることを確認することができなかった。したがって、シ
ステムの異常時に本当にウォッチドッグタイマが所期の
目的を果たすかどうかの保証がなかった。そこで、本発
明はオンラインでウォッチドッグタイマの機能診断を行
なうことができる手段を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、同一仕様のタイマを2つ使用してその出力をマイク
ロプロセッサ(以下、MPUとよぶ)が読み込めるよう
に接続する。MPUはタイムアップしている方のウォッ
チドッグタイマを始動させる。このときもう一方のウォ
ッチドッグタイマは計時中である。このようにして、交
互にウォッチドッグタイマを始動させる。ウォッチドッ
グタイマの出力としては両タイマの出力の論理和をと
る。
め、同一仕様のタイマを2つ使用してその出力をマイク
ロプロセッサ(以下、MPUとよぶ)が読み込めるよう
に接続する。MPUはタイムアップしている方のウォッ
チドッグタイマを始動させる。このときもう一方のウォ
ッチドッグタイマは計時中である。このようにして、交
互にウォッチドッグタイマを始動させる。ウォッチドッ
グタイマの出力としては両タイマの出力の論理和をと
る。
【0005】
【作用】上記の手段により、MPUはウォッチドッグタ
イマが正常であることを確認したのちこれを再始動させ
ることができる。すなわち、オンライン自己診断が可能
なウォッチドッグタイマを得ることができる。
イマが正常であることを確認したのちこれを再始動させ
ることができる。すなわち、オンライン自己診断が可能
なウォッチドッグタイマを得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を図1に示して
説明する。図において、1はマイクロプロセッサ、2お
よび3は同一仕様のウォッチドッグタイマ、4は両ウォ
ッチドッグタイマからの出力を合成するゲート、また5
はウォッチドッグタイマのタイムアップを記憶する保持
回路である。図から明らかなように、両ウォッチドッグ
タイマ2および3を始動させるための始動信号6、7が
MPU1から供給される。保持回路5の出力11は、シ
ステムを強制的にあらかじめ定められた状態にする。つ
ぎに動作を説明する。まず、初期設定として両タイマの
時限をPCの繰り返し周期の1倍を超え2倍未満の任意
の値に設定する。図2は図1の動作を説明するタイミン
グ図である。MPU1は繰り返し周期の初め12に始動
信号6によりウォッチドッグタイマ2を始動させる。ウ
ォッチドッグタイマ2の出力信号が8である。そして、
つぎの繰り返し周期の初め13ではウォッチドッグタイ
マ3がタイムアップしていることを確認してこれを始動
させる。ウォッチドッグタイマ3の出力信号が9であ
る。さらに、そのつぎの繰り返し周期の初め14ではウ
ォッチドッグタイマ2がタイムアップしていることを確
認したのちこれを始動させる。かくして、繰り返し周期
の初めごとに交互にウォッチドッグタイマがタイムアッ
プしていることを確認したのち始動させる。つぎに、ウ
ォッチドッグタイマの異常時の動作の説明を図3、図4
において行う。図3はウォッチドッグタイマ2がタイム
アップしない場合のタイミング図であり、図4はウォッ
チドッグタイマ3が計時をしない場合のタイミング図で
ある。図3において、ウォッチドッグタイマ2がタイム
アップしていないことを確認したMPU1は予め定めら
れた手順(プログラム)に従って異常時の処理を実行す
る。通常は停止する。また、図4において、MPU1は
信号7を出力してウォッチドッグタイマ3の計時を開始
させたが、ウォッチドッグタイマ3の異常のため(A
点)計時を開始しない。つまり、前回タイムアップした
ままの状態となっている。その後、ウォッチドッグタイ
マ2がタイムアップするので両タイマともタイムアップ
した状態となり、出力信号11が出力されてウォッチド
ッグタイムオーバーエラーとなる。なお、ウォッチドッ
グタイマの時限が非常に短くなっても上と同様になる。
説明する。図において、1はマイクロプロセッサ、2お
よび3は同一仕様のウォッチドッグタイマ、4は両ウォ
ッチドッグタイマからの出力を合成するゲート、また5
はウォッチドッグタイマのタイムアップを記憶する保持
回路である。図から明らかなように、両ウォッチドッグ
タイマ2および3を始動させるための始動信号6、7が
MPU1から供給される。保持回路5の出力11は、シ
ステムを強制的にあらかじめ定められた状態にする。つ
ぎに動作を説明する。まず、初期設定として両タイマの
時限をPCの繰り返し周期の1倍を超え2倍未満の任意
の値に設定する。図2は図1の動作を説明するタイミン
グ図である。MPU1は繰り返し周期の初め12に始動
信号6によりウォッチドッグタイマ2を始動させる。ウ
ォッチドッグタイマ2の出力信号が8である。そして、
つぎの繰り返し周期の初め13ではウォッチドッグタイ
マ3がタイムアップしていることを確認してこれを始動
させる。ウォッチドッグタイマ3の出力信号が9であ
る。さらに、そのつぎの繰り返し周期の初め14ではウ
ォッチドッグタイマ2がタイムアップしていることを確
認したのちこれを始動させる。かくして、繰り返し周期
の初めごとに交互にウォッチドッグタイマがタイムアッ
プしていることを確認したのち始動させる。つぎに、ウ
ォッチドッグタイマの異常時の動作の説明を図3、図4
において行う。図3はウォッチドッグタイマ2がタイム
アップしない場合のタイミング図であり、図4はウォッ
チドッグタイマ3が計時をしない場合のタイミング図で
ある。図3において、ウォッチドッグタイマ2がタイム
アップしていないことを確認したMPU1は予め定めら
れた手順(プログラム)に従って異常時の処理を実行す
る。通常は停止する。また、図4において、MPU1は
信号7を出力してウォッチドッグタイマ3の計時を開始
させたが、ウォッチドッグタイマ3の異常のため(A
点)計時を開始しない。つまり、前回タイムアップした
ままの状態となっている。その後、ウォッチドッグタイ
マ2がタイムアップするので両タイマともタイムアップ
した状態となり、出力信号11が出力されてウォッチド
ッグタイムオーバーエラーとなる。なお、ウォッチドッ
グタイマの時限が非常に短くなっても上と同様になる。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればウォ
ッチドッグタイマの機能をオンラインで常時確認するこ
とができる。なお、本実施例ではMPUによってソフト
ウェア的にタイマの診断を行なっているが、これを回路
によってハードウェア的に行なうこともできる。
ッチドッグタイマの機能をオンラインで常時確認するこ
とができる。なお、本実施例ではMPUによってソフト
ウェア的にタイマの診断を行なっているが、これを回路
によってハードウェア的に行なうこともできる。
【図1】二重化ウォッチドッグタイマの一実施例
【図2】二重化ウォッチドッグタイマの正常時の動作を
説明するタイミング図
説明するタイミング図
【図3】ウォッチドッグタイマがタイムアップしない場
合の動作を説明するタイミング図
合の動作を説明するタイミング図
【図4】ウォッチドッグタイマが計時をしない場合の動
作を説明するタイミング図
作を説明するタイミング図
1 マイクロプロセッサ 2、3 ウォチドッグタイマ 4 ゲート 5 保持回路 6、7 始動信号 8、9 タイマ出力信号 10 ゲート出力信号
Claims (1)
- 【請求項1】 プログラマブルコントローラで用いる同
一仕様の2つのウォッチドッグタイマにおいて、一方の
ウォッチドッグタイマが計時中に他のウォッチドッグタ
イマがタイムアップしたことを確認して交互に計時を開
始するように構成し、2つのウォッチドッグタイマの出
力の論理和をとることを特徴とするプログラマブルコン
トローラの二重化ウォッチドッグタイマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254360A JPH0566812A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | プログラマブルコントローラの二重化ウオツチドツグタイマ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254360A JPH0566812A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | プログラマブルコントローラの二重化ウオツチドツグタイマ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566812A true JPH0566812A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=17263910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3254360A Pending JPH0566812A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | プログラマブルコントローラの二重化ウオツチドツグタイマ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0566812A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6883123B2 (en) | 2001-10-24 | 2005-04-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Microprocessor runaway monitoring control circuit |
WO2008072350A1 (ja) * | 2006-12-15 | 2008-06-19 | Fujitsu Limited | 二重化タイマを用いたシステム監視装置、および監視方法 |
JP2008532125A (ja) * | 2005-02-28 | 2008-08-14 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | プロセス実行を監視するための方法および装置 |
JP2013178648A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Fuji Electric Co Ltd | 安全制御装置 |
WO2017160464A1 (en) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods for improved detection of processor hang and improved recovery from processor hang in a computing device |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP3254360A patent/JPH0566812A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6883123B2 (en) | 2001-10-24 | 2005-04-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Microprocessor runaway monitoring control circuit |
JP2008532125A (ja) * | 2005-02-28 | 2008-08-14 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | プロセス実行を監視するための方法および装置 |
WO2008072350A1 (ja) * | 2006-12-15 | 2008-06-19 | Fujitsu Limited | 二重化タイマを用いたシステム監視装置、および監視方法 |
JP2013178648A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Fuji Electric Co Ltd | 安全制御装置 |
WO2017160464A1 (en) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods for improved detection of processor hang and improved recovery from processor hang in a computing device |
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