JPH0566249U - ロッカーカバー - Google Patents

ロッカーカバー

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Publication number
JPH0566249U
JPH0566249U JP709192U JP709192U JPH0566249U JP H0566249 U JPH0566249 U JP H0566249U JP 709192 U JP709192 U JP 709192U JP 709192 U JP709192 U JP 709192U JP H0566249 U JPH0566249 U JP H0566249U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rocker cover
sound absorbing
recess
plate
absorbing material
Prior art date
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Pending
Application number
JP709192U
Other languages
English (en)
Inventor
幸夫 紺野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP709192U priority Critical patent/JPH0566249U/ja
Publication of JPH0566249U publication Critical patent/JPH0566249U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、騒音を防止するロッカーカバーを
提供することを目的とする。 【構成】 ロッカーカバーの上面に吸音層を形成する凹
部を設け、プレートで閉塞している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃機関のロッカーカバーからの騒音を低減する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロッカーカバーからの騒音としては、例えば、バルブ駆動系が騒音源となる騒 音とロッカーカバー自体がシリンダヘッドで加振される騒音等がある。そして、 ロッカーカバーの騒音低減法としては、例えば、図8に示すようにロッカーカバ ー51の外側にラバー57を押え板58を介して取付ビス59で貼付する技術や 、図7に示すようにロッカーカバー41に吸音材47を介して金属板カバー48 を複数のボルト49で固定して2重カバーを構成する技術等は知られている。な お、符号44、54はシリンダヘッドへの取付面、45、55はガスケットを示 している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの技術は、構成部品点数が多く、取付取外し作業が不便 であると共に、全体形状が大きくなり重量も増加する。また、吸音材に水や油が 浸入したり、貼付したラバーが熱等のために劣化して騒音低減効果が比較的短期 に低減するという問題がある。
【0004】 また、本出願人による実公昭56−5670号公報が知られているが、構造が 複雑で重量も増加する。
【0005】 したがって、本考案は騒音を防止できる耐久性のあるロッカーカバーを提供す ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、ロッカーカバーの上面に吸音層を形成する凹部を構成し、そ の凹部をプレートで閉塞している。
【0007】 上記の凹部は、空気層を形成するか又は吸音材を設けることが好ましい。
【0008】 また、上記のプレートは金属(制振鋼板)又は樹脂材を用いることが好ましい 。
【0009】
【作用効果の説明】
上記のように構成されたロッカーカバーにおいて、空気層がロッカーカバー内 の騒音を遮断する効果を有し、吸音材を設ければ吸音効果がある。また、吸音材 がはずれたり、水がはいることもない。
【0010】 さらに、凹部を形成するリブが補強の役目をすると共に防振作用があり、プレ ートを制振鋼板或いは樹脂で構成すれば、プレートの振動による騒音も防止でき る。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0012】 図1において、例えば、アルミニウム合金でダイキャスト鋳造されたロッカー カバー1の上部には、凹部2が設けられ、図示しないシリンダヘッドに取付けら れる取付面4には例えば耐油ゴムで形成されたガスケットを取付ける溝5が設け られている。そして、凹部2を閉塞するように、前記の凹部2を形成するリブ6 の端部には、制振鋼板で形成されたプレート3が接着されている。さらに、凹部 2には、例えばウレタンフォームで形成された吸音材7が設けられている。
【0013】 従って、ロッカーカバー1の内側にあるバルブ駆動系からの騒音は吸音材7で 吸収され、ロッカーカバー1自体の振動も上部のボックスで剛性が向上されるの で低減される。
【0014】 図2は他の実施例を示し、ロッカーカバー11には第1の凹部12と、第2の 凹部13と第3の凹部14とが設けられ、それぞれプレート15、16および1 7を接着して閉塞されている。そして、それぞれの凹部には、吸音材18、19 および20が設けられている。
【0015】 従って、ロッカーカバー11の両側面にも吸音材があるので、図1に示す実施 例より騒音低減効果は大きくなるが、全体の形状が大きくなると共に重量では不 利になる。
【0016】 図3はその他の実施例を示し、ロッカーカバー21の内側の上部の凹部を設け 、制振鋼板で形成したプレート23を接着して閉塞した吸音材24を設けた例で 、図1の実施例に対して凹部が内側にあること以外は同様である。符号25はガ スケットを取付ける溝で、外形が平滑なので掃除し易いことが利点である。
【0017】 図4は別の実施例を示し、ロッカーカバー31の側面31aおよび31bを上 部から横向きに凹部32、33が設けられている。そして、プレート36と37 とを接着して凹部を閉塞し、吸音材38と39とが凹部32と33とに設けられ ている。プレートの巾が狭く従って、プレートの剛性が高いので高価な制振鋼板 を使用しなくてもよい。
【0018】 図5は図1のロッカーカバー1のリブ6の補強効果を示し、図1と同じ符号を 付して説明を省略する。
【0019】 また、図6は凹部に格子状リブBおよびCを設け、凹部2を2a、2b、・・ ・と区切ったもので図5に対してロッカーカバーの特に上部の剛性向上が図られ たものである。
【0020】 なお、図1〜図4の実施例において、凹部に設けた吸音材を除き空気層として もよい。また、パネルの取付けは、ビス止めとしてもよい。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、吸音材に水や油が浸入す ることがなく耐久性が向上して長期間吸音効果が維持できる。
【0022】 また、構造が簡単で組立ても容易であり、重量軽減にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図。
【図2】本考案の他の実施例を示す縦断面図。
【図3】本考案のその他の実施例を示す縦断面図。
【図4】本考案の別の実施例を示す縦断面図。
【図5】図1のロッカーカバーの本体の斜視図。
【図6】図5のロッカーカバーにリブを追加した斜視
図。
【図7】従来技術の例を示す図
【図8】従来技術の他の例を示す図。
【符号の説明】
1、11、21、31、41、51・・・ロッカーカバ
ー 2、22、32、33・・・凹部 12・・・第1の凹部 13・・・第2の凹部 14・・・第3の凹部 3、15、16、17、23、36、37・・・プレー
ト 7、18、19、20、24、38、39、47・・・
吸音材 48・・・カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカーカバーの上面に吸音層を形成す
    る凹部を構成し、その凹部をプレートで閉塞したことを
    特徴とするロッカーカバー。
JP709192U 1992-02-20 1992-02-20 ロッカーカバー Pending JPH0566249U (ja)

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JP709192U JPH0566249U (ja) 1992-02-20 1992-02-20 ロッカーカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP709192U JPH0566249U (ja) 1992-02-20 1992-02-20 ロッカーカバー

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JPH0566249U true JPH0566249U (ja) 1993-09-03

Family

ID=11656414

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JP709192U Pending JPH0566249U (ja) 1992-02-20 1992-02-20 ロッカーカバー

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003040122A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Koyo Seiko Co Ltd 電動式動力舵取装置
JP2007146802A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Honda Motor Co Ltd 内燃機関と自動二輪車
JP2007297980A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Sanwa Packing Kogyo Co Ltd 金属製積層型カバー
JP2012197689A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Toyota Motor Corp カバー部材及びステッカ

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