JP3473625B2 - 内燃機関の吸気消音装置 - Google Patents

内燃機関の吸気消音装置

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JP3473625B2
JP3473625B2 JP28393092A JP28393092A JP3473625B2 JP 3473625 B2 JP3473625 B2 JP 3473625B2 JP 28393092 A JP28393092 A JP 28393092A JP 28393092 A JP28393092 A JP 28393092A JP 3473625 B2 JP3473625 B2 JP 3473625B2
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正輝 勅使
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動車用エンジンに適
用することができる内燃機関の吸気消音装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】自動車用エンジンには、エンジンが吸気
するときの吸気音を低減して快適性を向上させるため
に、吸気消音装置としてのレゾネータが取付けられる。
このレゾネータにはボリュームタイプとサイドブランチ
タイプとがあり、ボリュームタイプの形状は箱形および
球形などであり、サイドブランチタイプのものでは筒状
であるのが普通である。これらレゾネータについては種
々の改良がなされているが(一例として実公平1-38298
号公報、実開昭63-104666 号公報等参照)、いずれにし
てもその取付場所はエンジンルームの内部であり、内部
を共鳴室に形成した箱体をエンジンの吸気系路の一部に
接続する構造になっている。 【0003】ここで従来使用されていたボリュームタイ
プのレゾネータの一例を、図6ないし図8により説明す
る。レゾネータ1は底板2に断面コ字状の上板3を被
せ、周辺を接合して形成するか、ブロー成形により全体
を一体的に製作した箱状のものである。底板2にはボル
ト挿通用の孔4が複数個設けられており、この孔4に挿
通される図示しないボルトによってエンジンルーム内の
固定部材に取付けられる。底板2と上板3とで内部が中
空の共鳴室に形成される。上板3の一部にはパイプ5の
基部が接合されており、このパイプ5の先端部がホース
6の中間部分に接続されることによって、共鳴室がエン
ジンの吸気系路に連通することになる。図7においてホ
ース6の右端6aは大気側に接続され、左端6bはエンジン
の燃焼室側に接続される。 【0004】このような構造のレゾネータ1は、エンジ
ンが作動するときホース6を通過する空気の一部が出入
して呼吸作用を行ない、空気流の脈流を抑えることによ
り吸気音を低減することになるが、このとき、底板2お
よび上板3には吸気負圧が作用するので、面振動が生じ
易いことになる。面振動が起きると「こもり音」が発生
することになる。この対策としては、底板2および上板
3の板厚を厚くするのがもっとも簡単であるが、板厚を
厚くすると内部の共鳴室として作用する部分の容積が減
少し、重量が大となり、またコストアップにもなる問題
がある。 【0005】そこで図7および図8に符号7,8で示す
ように、底板2および上板3にリブを設けることにな
る。リブ7,8を設ければ、平板に比べればはるかに高
い強度が得られることになる。しかしながらレゾネータ
1は、その形状から、ブロー成形で製作されることが多
いことから、ブロー成形の特性上、板厚がほぼ一定にな
るため、リブによる補強では強度に方向性が出てしま
い、全体的な大幅な強度向上は望めないことになる。図
9は底板2にリブ8を設けた場合の強度を説明するもの
であり、リブ8の長手方向と同方向であるA−A方向に
は強度アップができても、これと交差するB−B方向に
は強度が小さくなることを示すものである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】レゾネータには以上説
明したような問題があることから、板厚の選定や、リブ
の位置、形状ならびにリブの数等に工夫を凝らし、吸気
音が低減するような構造を得てきたが、本発明はこの点
に鑑み、比較的簡単な構造で充分な効果を得ることがで
きる内燃機関の吸気消音装置を提供しようとするもので
ある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、自動車用エンジンの吸気系路
に設けられるレゾネータを、上面の形状を凸曲面形状
に、下面の形状を凹曲面形状にした瓦形状容器で形成す
ると共に、この上面および下面のそれぞれに、その湾曲
方向に沿って延びるリブを形成し、前記レゾネータを、
前記リブが前記エンジンのシリンダ列方向に直交する方
向に配設すべく前記シリンダヘッドカバーの上部に配設
した構成としたものである。 【0008】 【作用】このように構成とすれば、上板の上面の形状が
凸曲面形状となり、底板の下面の形状が凹曲面形状とな
ると共に、上面及び下面のそれぞれに、その湾曲方向に
沿ってに延びるリブを形成したことにより、全体的に非
常に大きな強度が得られることになる。また、全体的に
曲面形状となることから、エンジンのシリンダヘッドカ
バーとボンネットフードとの間に配置するのに適した構
造となる。球形のもののように設置スペースを取ること
もない。 【0009】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
ついて説明する。本発明に係るレゾネータ1は、上板3
の上面3aの形状が半径R1の凸曲面形状となってお
り、底板2の下面2aの形状が半径R2の凹曲面形状と
なっている。これにより、このレゾネータ1は、全体的
に大きな曲面を有する瓦形状容器となる。また、上板3
の上面3a及び底板2の下面2aのそれぞれには、その
湾曲方向に沿って延びるリブ8、7が複数(図面では各
5本)形成されている。このレゾネータ1に接続される
パイプ5やホース6のエンジン9への接続等において
は、図6ないし図8のものと変わるところはない。 【0010】このように構成されたこのレゾネータ1
を、図4および図5に示すように、上面3a及び下面2
aのそれぞれに形成したリブ8、7が、エンジン9のシ
リンダ列方向に直交する方向に配設されるように、エン
ジン9のシリンダヘッドカバー10の上部に配設する。
エンジンの作動に伴い変化する吸気負圧に対して空気の
出入を行ない、吸気音の低減を行なう作用自体について
は変わりがない。なお、図4及び図5において符号11
で示すものはボンネットフード、12はエアクリーナで
ある。 【0011】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た内燃機関の吸気消音装置であるから、上板の上面を凸
曲面形状に、底板の下面を凹曲面形状にそれぞれ形成す
ると共に、上板の上面及び底板の下面のそれぞれに、そ
の湾曲方向に沿って延びるリブを形成することにより、
全体的に大きな剛性が得られるので、重量増加となるこ
となく、大きな強度アップが実現できることになる。底
板に凹形状の曲面が形成されることにより、エンジンの
シリンダヘッドカバーの突起物を避けることができるの
で、高さを低くすることができる。これによりボンネッ
トフードの高さも低くできるので、空力学的な面および
デザイン面で非常に有利になる。上面が大きな曲面とな
るので、視覚性も向上する。板厚を厚くする必要がない
ので、内部の共鳴室として作用する部分の容積は減少せ
ず、また重量が大となることもない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の側面図である。 【図2】図1のものの平面図である。 【図3】図1のものの底面図である。 【図4】図1のものをエンジンのシリンダヘッドカバー
とボンネットフードの取付けた状態を示す説明図であ
る。 【図5】図5のものの平面図である。 【図6】従来のレゾネータの側面図である。 【図7】図6のものの平面図である。 【図8】図6のものの底面図である。 【図9】リブの強度の方向性を示す説明図である。 【符号の説明】 1 レゾネータ 2 底板 2a 底板の下面 3 上板 3a 上板の上面 9 エンジン 10 シリンダヘッドカバー 11 ボンネットフード

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車用エンジンの吸気系路に設けられ
    るレゾネータを、上面の形状を凸曲面形状に、下面の形
    状を凹曲面形状にした瓦形状容器で形成すると共に、こ
    の上面および下面のそれぞれに、その湾曲方向に沿って
    延びるリブを形成し、前記レゾネータを、前記リブが前
    記エンジンのシリンダ列方向に直交する方向に配設すべ
    前記シリンダヘッドカバーの上部に配設したことを特
    徴とする内燃機関の吸気消音装置
JP28393092A 1992-09-28 1992-09-28 内燃機関の吸気消音装置 Expired - Lifetime JP3473625B2 (ja)

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JPH06108941A JPH06108941A (ja) 1994-04-19
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