JPH0566133B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0566133B2
JPH0566133B2 JP60014072A JP1407285A JPH0566133B2 JP H0566133 B2 JPH0566133 B2 JP H0566133B2 JP 60014072 A JP60014072 A JP 60014072A JP 1407285 A JP1407285 A JP 1407285A JP H0566133 B2 JPH0566133 B2 JP H0566133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye
line
pupil
sight
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60014072A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61172552A (ja
Inventor
Masayuki Hideshima
Fumio Ootomo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP60014072A priority Critical patent/JPS61172552A/ja
Publication of JPS61172552A publication Critical patent/JPS61172552A/ja
Publication of JPH0566133B2 publication Critical patent/JPH0566133B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は視線の方向を検出する視線方向検出
装置に関するものである。
発明の背景 手術用顕微鏡を使用する場合、手術中に加えら
れる力や患者自身の動きなどにより観察している
部位が顕微鏡の視野から外れたり、視野周辺に移
動したりする。また、観察対象部位が広いため、
一度に観察できないなどの理由により手術中に顕
微鏡鏡体の位置を修正、変更する必要があつた。
このアライメント調整のため、従来鏡筒部分をモ
ータにより微動する装置が使われているが、その
入力手段としてはフツトスイツチ等が用いられて
おり、これらはいずれも足により操作するもので
あつた。また、一部には音声を入力手段とするも
のもあるが、あくまで観察者の操作により動作す
るものであり自動追従するものではない。
従来技術の解決すべき問題点 このような従来の技術では、観察者が観察対象
部位の変更の必要を感じ、何らかの操作を行なつ
て手術用顕微鏡(光学機器)を動かして初めて観
察対象部位の変更が開始される。したがつて、観
察対象から一時たりとも注意をそらし、顕微鏡の
位置調整のような操作を行なうということは、手
術のように微細な作業や迅速な処置が要求される
場合においてはきわめて煩わしい操作で、手術に
支障を来たすという問題がある。
このような場合に、観察者の視線の方向を検出
できれば、この検出結果を利用して、顕微鏡体の
位置を観察者の視線の動きに自動追従させること
ができる。この観察者の視線の方向を検出する視
線方向検出装置としては、観察者の顔部に発光体
を固定し、発光体から観察者の眼の瞳に向けて照
明光を投影し、瞳孔と紅彩との反射率の差を利用
し、反射光のレベルにより瞳の動きを検出して、
観察者の眼の視線の方向を検出するものが知られ
ている。
しかしながら、この従来の装置は、瞳孔と紅彩
との境界を検出するものであり、観察者の視線の
方向を高い精度で検出することができないという
欠点を有している。また、観察者の眼の周辺に発
光体と受光体とを設けなければならず、観察対象
を接眼レンズを通して観察する観察者の眼の視線
の方向を検出することが極めて困難である。
目 的 そこで、この発明は、観察対象を接眼レンズを
通して観察する観察者の眼の視線の方向を高精度
で検出することのできる視線方向検出装置を提供
することを目的とする。
構 成 この発明に係わる視線方向検出装置は、上記の
目的を達成するため、対物レンズ部と接眼レンズ
部とを有して該接眼レンズ部を通して観察対象物
を見る観察光学系と、前記観察対象物を見る人の
眼に向けて照明光を投影する投影系と、前記照明
光の前記眼による反射像と前記眼の瞳の像とを前
記接眼レンズ部を介して受光素子に導いて該受光
素子により得られる前記反射像の位置と前記瞳の
中心位置とから前記眼の視線の方向を検出する検
出系とを備えている。
以下、この発明の基本的原理及びその一実施例
を具体的に説明する。
第4図は手術用顕微鏡の基本光学系である。観
察対象部位からの光は、観察光学系の光軸01
沿つて対物レンズ部1およびレンズ2,3,4に
より構成されるズーム光学系5を経て結像レンズ
6によつて直角プリズム7,8により構成される
正立光学系9を経て焦点面10で結像する。観察
者眼Eは接眼レンズ部11により、この像を拡大
観察する。
第5図は観察光学系の光軸上にない点a,cお
よび光軸上の点bを観察した場合の光路図であつ
て、点a,b,cはそれぞれa′,b′,c′に結像さ
れることを示す。a′,b′,c′からの光は接眼レン
ズ部11で平行光束となり、射出瞳EPで交わる。
射出瞳EPは視野が最も明るくかつ広くなる場所
であつて、通常、観察者眼Eの瞳をこの位置に置
く。
次に、視線の検出の原理を説明する。第6図A
に示すように、凸面鏡を平行な光束で照明する
と、光学的に無限の距離にある光源の像が、曲率
中心と表面との中点に、光る点となつてあらわれ
る。第6図Bに示すように人眼の角膜において
も、平行光線を照射すると、その形状及び角膜表
面の鏡面反射により光点PIを形成する。これを
プルキンエ効果像と呼ぶ(第1プルキンエ効果
像)。
角膜を照明する光束の光軸Oと眼の視線である
視軸O′が一致している場合、第6図Bに示すよ
うに、瞳孔の中心PC、プルキンエ効果像PI、角
膜の曲率中心CC、眼球の回転中心CRは光軸O上
にある。今、第6図Cに示したように、瞳孔中心
PCを中心として眼球を回転させ、上方へ視線を
向けると、プルキンエ効果像PIは光軸Oの下側
に移動し、瞳孔中心PCと第6図cのようにずれ
た相対関係となる。
ところで、先に第5図で示したように最も良好
な視野を得られるのは射出瞳であるアイポイント
EPと瞳を一致させた時であるから、接眼レンズ
部11を用いて視野周辺(例えば点a,c)を観
察する場合も、最良の視野を得ようとするなら
ば、眼球Eは瞳孔中心PCとアイポイントEPとを
一致させたまま、すなわち瞳孔中心PCを中心と
して回転されなければならない。
このことは、接眼レンズ部11の対物側から、
何らかの手段で眼球Eの角膜を平行光束で照明
し、それによつてできたプルキンエ効果像PIの
位置の変位をとらえれば、視線の方向を知ること
ができることを示唆するものである。
しかしながら、プルキンエ効果像PIは視軸の
角度変化に対する移動量がごくわずかな量であつ
て、頭のわずかな移動などがあると、これに埋れ
てしまう。また、大きく視線を変更した場合は第
6図Cの考え方で良いのだが、ごくわずかな視線
の移動に対しては頭の移動を伴わないで眼球の回
転で視線を変更する。すなわち第6図Dに示すよ
うに、眼球の回転中心CRを回転中心として視線
を変更すると考えられる。この場合、第6図cと
比較してわかるように、光軸Oに対するプルキン
エ効果像PIの動きは第6図Cの動きと逆になり、
第6図dに示すように光軸Oの上側に位置するよ
うになる。
これらの障害を除去する方法として、水晶体後
面の反射によつてできる第4プルキンエ効果像を
利用する方法、強膜と角膜(いわゆる白目と黒
目)の反射率の差を利用する方法などが考えられ
るが、前者は複雑な機構を要し、後者は眼瞼によ
り角膜がおおわれるため、上下方向で制限があ
る。
以上のようなことから、この発明では虹彩と瞳
の境を検出し、瞳孔中心を求めて瞳孔中心PCと
プルキンエ効果像PIの関係から視線を求めるも
のである。すなわち、第6図B,C,D,b,c
及びdから明らかなように、光軸Oに対する視軸
O′の角度は瞳孔中心PCに対するプルキンエ効果
像PIの位置関係に対応し、これにより、眼の視
線の方向を検出することができる。また、瞳孔中
心PCとプルキンエ効果像PIとが鏡筒光軸に一致
するように鏡筒部を移動させれば、この眼の視線
の動きに鏡筒部部を自動追従させることができる
ことになる。
なお、射出瞳EPでの光束径は一般に数mmと接
眼レンズ径に対して十分小さく、また観察するに
は瞳孔をその光束が通過しなければならない。よ
つて光軸と視軸とを合致させた状態での観察は、
視軸がほぼ視野の中心を向いていることになる。
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示す図
である。図中、第4図〜第6図の基本的原理にお
いて使用した部材と同一ないし均等な部材には同
一符号を付し、重複した説明を省略する。観察光
学系Rは対物レンズ部1、ズーム光学系5、正立
光学系21および接眼レンズ部11からなり、観
察対象部位を観察者眼Eで接眼レンズ部11を介
して観察する構成となつている。正立光学系21
は第4図の正立光学系9のプリズム8に替えて一
反射面を赤外透過、可視反射のダイクロイツクミ
ラー20aとしたプリズム20が光路に挿入され
ている。
次に投影系Sは、観察光学系Rの接眼レンズ部
11を介して観察者眼Eの角膜に平行光線を照射
するもので、近赤外光を発する発光素子22から
の光はレンズ23により絞り24上に結像し、レ
ンズ25,26、反射鏡27により観察光学系R
の光軸に合成され、接眼レンズ部11により平行
光線とされ、観察者眼Eの角膜を照明し、プルキ
ンエ効果像PIを形成する。この発光素子22は、
センサ側のアンプに交流結合を用い、不要なノイ
ズを低減させることを可能とするために、交流点
灯されることが望ましく、ゆえに半導体発光素子
で構成されることが望ましい。また、絞り24は
発光素子22の実効サイズを決定する。
検出系Tは、投影系Sからの平行光線が観察者
眼Eにより反射された光でプルキンエ効果像PI
位置および瞳孔中心PC位置を検出するもので、
接眼光学系11の光軸上、ダイクロイツクミララ
ー20aの後方にレンズ28、ハーフミラー2
9,30を置き、観察者眼Eからの反射光を分割
させて受光素子31,32,33に至らすもので
ある。受光素子31は4分割素子あるいは半導体
位置検出素子のような受光面上の光点の位置を知
ることができる素子で構成され、プルキンエ効果
像PIと光学的に共役な位置に置かれ、プルキン
エ効果像PIの位置を検出する。受光素子32,
33は、半導体一次元撮像素子であつて、それぞ
れ観察光学系光軸を原点とする直交2軸上の観察
者眼Eの虹彩部分と共役の位置に置かれている。
すなわち、虹彩上の互いに直交する部分を観察
し、その交点は観察光学系光軸と一致するよう構
成されている。
第2図には、受光素子31の4分割素子あるい
は半導体位置検出素子を用いた検出系Tのセンサ
周辺の回路40が示されている。受光素子31に
プルキンエ効果像PIを結像させ、観察光学系R
の光軸に一致させた中心からのずれを測定する。
各半導体位置検出素子の出力は、各主増幅器U1
U2,U3,U4で電流−電圧変換され、増幅器U5
U7を主構成要素とする差分回路でΔx,Δyが求め
られ、増幅器U6,U8を主構成要素とする加算回
路でΣx,Σyが求められる。なお、本例では、発
光素子22を交流点灯した場合に増幅器U5,U6
U7,U8をそれぞれ主構成要素とする回路を交流
結合とし、周数数帯域を適切なものとすることで
ノイズ成分を除去する例を示してある。増幅器
U5,U6,U7,U8の出力は増幅器U9,U10,U11
U12もそれぞれ主構成要素とする回路で検波さ
れ、アナログ除算器D1V1、D1V2によりx=
Δx/Σx、y=Δy/Σyの計算が行なわれ、中心
からの移動量信号Δx,Δyが輝度信号Σx,Σyに
より正規化される。この値は図示しないA/D変
換器により、デジタル化され、制御回路47に入
力される。
第3図には本装置の制御手段の構成が示されて
いる。受光素子31の出力は第2図で示した回路
40を経て、また半導体一次元撮像素子32,3
3の出力は、それぞれの撮像素子に対するドライ
ブ/信号処理回路41,42を経て制御回路47
に入力される。ここでドライブ/信号処理回路4
1,42は半導体一次元撮像素子を駆動するとと
もに、その出力を2値化もしくはA/D変換す
る。また、44は観察者が接眼鏡を観察している
か否かを判定する回路であり、接眼鏡筒に取付け
られたアイカツプ内又はアイカツプ周辺の明るさ
の変化をセンサ43で検出している。センサ43
は専用のものでも回路40内のΣx,Σy信号など
を利用するもの、あるいは超音波距離センサでも
よく、顔の有無を検出するなどして観察中か否か
を判断する。45は駆動系を可動範囲の中央に戻
す指示を入力するセンタリング装置であり、46
は自動追従させるか否かの指示を入力する装置で
ある。これらの信号は制御回路47に入力され、
これらの信号に基づいてプルキンエ効果像位置と
瞳孔中心位置との相対関係を判定し、その結果に
基づいて観察光学系Rを駆動する駆動回路48を
動作させ、観察対象部位の変更を行なう。上述の
各種回路43ないし46及び制御回路47等は公
知のアナログ、デジタル及びマイクロプロセツサ
技術で構成されるものである。
次に作用について説明する。まず、発光素子2
2がドライブ回路49により交流点灯されると、
4分割素子または半導体位置検出素子31と、第
2図に示す回路40によりプルキンエ効果像PI
の位置が測定され図示しないA/D変換器により
デジタル化されて制御回路47に入力される。
プルキンエ効果像の位置が測定されると、発光
素子22が連続点灯され半導体一次元撮像素子3
2,33が各々ドライブ回路41,42により駆
動され、信号が読み出される。この信号は各画素
ごとにA/D変換されて制御回路47に入力され
る。
ここで制御回路47が、2つの半導体一次元撮
像素子31,32の出力を基に瞳孔中心PCを求
める方法について述べる。第7図は一つの半導体
一次元撮像素子(ここでは31)のセンサアレイ
部31a上に、観察者眼Eの瞳孔50、虹彩51
が結像した状態を、第8図はその時の半導体一次
元撮像素子31のセンサアレイ31a上の像の明
るさの分布を表わしている。虹彩51は瞳孔50
より反射率が高いので、像として明るくなる。第
8図において明るさの大きく変化する点53,5
4は従つて瞳孔50と虹彩51の境界52がセン
サアレイ部31aと交差する2つの点53a,5
4aに対応する。なお、55はプルキンエ効果像
PIに対応する出力である。例えば各画素ごとに
A/D変換器によりデジタル化されたデータを、
半導体一次元撮像素子の両端それぞれから調べ、
それぞれ初めに明るいレベル56から暗いレベル
57へ変化した点を求めれば、瞳孔50と虹彩5
1の境界52がセンサアレイ部31aと交差する
2つの点53a,54aを求めることができる。
2つの半導体一次元撮像素子31,32のセン
サアレイ部31a,32aと虹彩と瞳孔の境界5
2の像が、光学的に重ね合わされている様子を第
9図に示す。接眼鏡をのぞく瞳の視線の変化は、
通常、片側20〜30度程度であるので、虹彩と瞳孔
の境界52の像は、ほぼ円であると考えてさしつ
かえない。図に見るように、各センサアレイと境
界52が交差する位置の、それぞれ中点を通る
各々のセンサアレイに対する垂線の交点が瞳孔中
心PCとなる。なお、これらの操作はマイクロプ
ロセツサ技術を利用すれば容易に実現できる。
以上の様にして求めた瞳孔中心PCの位置と、
先に測定したプルキンエ効果像PIの位置とから、
制御回路47はその相対的な位置関係を求める。
観察者眼Eの視線は、第6図B,C,D及びb,
c,dに示すようにプルキンエ効果像PIから瞳
孔中心PCを見た方向を注視しているのであるか
ら、制御回路47はこの方向を求めて視野の移動
方向とし、駆動回路48へ出力する。駆動回路4
8は観察光学系Rすなわち鏡筒全体、又は対物レ
ンズ1のみを移動させて観察対象部位の変更を行
う。プルキンエ効果像PIと、瞳孔中心PCの位置
のへだたりがあらかじめ設定されている値以下と
なつた場合、制御回路47は注視方向すなわち観
察部位が視野中央にあるものと判断し、駆動回路
48へ出力し、観察体象部位の変更を中止させ
る。
この動作中、装置44からの入力を監視し、非
観察である時には停止させて外光等による誤動作
を防止する。また、センターリングや追従停止の
指示が装置45,46から入力された場合、対応
する動作をする。
勿論、ある一定期間の視線の集中の度合を求
め、それを判断材料として駆動装置48への指令
を出すなどという条件を制御回路47に組み込む
ことできるのは言うままでもない。
なお、この発明において、角膜は平行光線で照
明されているとしたが、わずかに拡散又は収束す
る光線も含むものである。その場合、光路の選択
によつては視線変化に対するプルキンエ効果像の
動きを大きくすることができる。また、3つの受
光素子31,32,33の動きを1つの半導体二
次元撮像素子で行なわせることができる。
また、プルキンエ効果像の変位を調べる原点と
して、瞳孔中心の他、目尻などを用いることもで
きる。
また、観察対象部位を変更する手段として対物
レンズ、又は鏡筒全体を平面内で動かすのみでな
く、必要に応じて首振り動作をさせるなど三次元
的な動きをさせることができる。
また、観察者眼Eが光軸に沿つた方向へ移動し
た場合、ピントボケを生ずるが、2つの半導体一
次元撮像素子32,33を光軸に沿つた方向にわ
ずかにずらせて虹彩と共役の位置の前後に配置す
れば、各々の半導体一次元撮像素子上の像の鮮鋭
度を検出することで、前ピン、後ピンを検出する
ことができ、例えばレンズ28を移動させればそ
れに対する補正ができる。
また、瞳孔位置が射出瞳から大きく外れた場
合、視線を検出して動作するのではなく、瞳孔と
射出瞳とを一致させる方向へ比較的高速に鏡筒を
移動させる機能を制御回路に組み込めば、比較的
離れた観察を対象とする部位への移動を迅速にす
ることができる。
また、投影系及び検出系の光路は必ずしも接眼
レンズ部を光路に用いる必要はなく、専用の光学
系を用いてもよい。
さらに、発光素子を点灯した状態と消灯した状
態で、半導体一次元センサでデータをとり、2つ
のデータを比較することで外乱光によるノイズを
取り除くことができる。
効 果 本発明に係わる視線方向検出装置は、以上説明
したように構成したので、観察対象を接眼レンズ
を通して見る人の眼の視線の方向を高精度で検出
できる。従つて、この装置により検出された視線
の方向から各種の制御を行うことができる。例え
ば、観察者の視線と観察対象部位との位置ずれに
対し、観察者の視線に観察光学系の光軸、すなわ
ち視野の中心を一致させるように観察光学系を駆
動手段で移動させることができ、観察者の所望す
る部位を注視するだけで、所望の部位を最も観察
しやすい視野中央に自動追従して移動、維持でき
るようになり、よつて観察者は装置の調整に注意
をそがれることなく本来の作業に専念できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明に係る一実施例を示
す図で、第1図は手術用顕微鏡を例にとつた光学
系を示す図、第2図は半導体位置検出素子の信号
処理回路図、第3図は制御回路のブロツク図、第
4図〜第6図はこの発明の基本原理を示すもの
で、第4図は手術用顕微鏡の基本的光学系を示す
図、第5図は第4図の光学系での観察例を示す
図、第6図は眼球の移動とプルキンエ効果像との
関係を示す図、第7図ないし第9図は瞳孔中心を
求める方法を示す図である。 E…観察者眼、R…観察光学系、S…投影系、
T…検出系、PI…プルキンエ効果像、PC…瞳孔
中心、X…判定回路、11…接眼レンズ部、3
1,32,33…受光素子、47…制御回路、4
8…駆動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対物レンズ部と接眼レンズ部とを有して該接
    眼レンズ部を通して観察対象物を見る観察光学系
    と、前記観察対象物を見る人の眼に向けて照明光
    を投影する投影系と、前記照明光の前記眼による
    反射像と前記眼の瞳の像とを前記接眼レンズ部を
    介して受光素子に導いて該受光素子により得られ
    る前記反射像の位置と前記瞳の中心位置とから前
    記眼の視線の方向を検出する検出系とを備えてい
    ることを特徴とする視線方向検出装置。 2 前記投影系は前記接眼レンズ部を介して照明
    光を前記観察対象物を見る人の眼に投影すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の視線
    方向検出装置。 3 前記反射像は前記眼の角膜反射により形成さ
    れるプルキンエ像であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の視線方向検出装置。
JP60014072A 1985-01-28 1985-01-28 視線方向検出装置 Granted JPS61172552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60014072A JPS61172552A (ja) 1985-01-28 1985-01-28 視線方向検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60014072A JPS61172552A (ja) 1985-01-28 1985-01-28 視線方向検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61172552A JPS61172552A (ja) 1986-08-04
JPH0566133B2 true JPH0566133B2 (ja) 1993-09-21

Family

ID=11850898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60014072A Granted JPS61172552A (ja) 1985-01-28 1985-01-28 視線方向検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61172552A (ja)

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2571767B2 (ja) * 1986-04-30 1997-01-16 ロ−ム株式会社 サ−マルヘツド
DE3844799C2 (de) * 1987-02-04 1994-09-08 Asahi Optical Co Ltd Kamerasucher mit einer Einrichtung zum Erkennen der Blickrichtung
US4856891A (en) * 1987-02-17 1989-08-15 Eye Research Institute Of Retina Foundation Eye fundus tracker/stabilizer
IL81928A (en) * 1987-03-18 1992-08-18 A T Systems Applic Of Advanced Apparatus for monitoring the eyes of an operator
US5583606A (en) * 1987-06-11 1996-12-10 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Eye direction detecting apparatus
US5327191A (en) * 1987-06-11 1994-07-05 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Eye direction detecting apparatus
US5557364A (en) * 1987-12-17 1996-09-17 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Eye direction detecting apparatus
US6014524A (en) * 1988-03-23 2000-01-11 Canon Kabushiki Kaisha Camera with visual axis detecting device
US6091899A (en) * 1988-09-16 2000-07-18 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus for detecting the direction of visual axis and information selecting apparatus utilizing the same
JP2925147B2 (ja) * 1988-09-16 1999-07-28 キヤノン株式会社 視線検出装置及び光学機器
JP2939982B2 (ja) * 1989-02-07 1999-08-25 キヤノン株式会社 視線検出装置
US5225862A (en) * 1989-02-08 1993-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Visual axis detector using plural reflected image of a light source
JP2939990B2 (ja) * 1989-04-05 1999-08-25 キヤノン株式会社 視線検出装置
JP2939991B2 (ja) * 1989-04-13 1999-08-25 キヤノン株式会社 視線検出装置
JP2941847B2 (ja) * 1989-07-04 1999-08-30 キヤノン株式会社 視線検出装置
JP2787488B2 (ja) * 1989-11-28 1998-08-20 旭光学工業株式会社 視線検出装置
US5485403A (en) * 1989-12-07 1996-01-16 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Method and apparatus for processing signals from photoconductive sensor
JP2787491B2 (ja) * 1989-12-07 1998-08-20 旭光学工業株式会社 視線検出装置
US5182443A (en) * 1990-09-29 1993-01-26 Canon Kabushiki Kaisha Optical apparatus having visual axis detector and determining whether eyeglasses are worn
JP3186072B2 (ja) * 1991-01-08 2001-07-11 キヤノン株式会社 視線検出装置を有する機器
US5386258A (en) * 1991-01-17 1995-01-31 Canon Kabushiki Kaisha Optical apparatus having a visual axis direction detecting device
JP3166179B2 (ja) * 1991-01-22 2001-05-14 キヤノン株式会社 視線検出装置
US5245371A (en) * 1991-02-08 1993-09-14 Canon Kabushiki Kaisha Camera provided with a visual axis direction detecting portion
US5848175A (en) * 1991-05-27 1998-12-08 Canon Kabushiki Kaisha View point detecting device
JPH05154106A (ja) * 1991-11-29 1993-06-22 Asahi Optical Co Ltd 視線検出装置
GB2263175B (en) * 1992-01-13 1995-02-15 Asahi Optical Co Ltd Eye direction detecting apparatus of camera view finder
JP3214057B2 (ja) * 1992-04-14 2001-10-02 キヤノン株式会社 瞳孔中心検出方法、瞳孔中心検出装置、瞳孔輪部検出方法および瞳孔輪部検出装置
JP2941120B2 (ja) * 1992-05-22 1999-08-25 キヤノン株式会社 カメラ
JP3476847B2 (ja) * 1992-07-01 2003-12-10 オリンパス株式会社 手術用顕微鏡
JPH0688933A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Canon Inc 視線検出装置及び画像処理装置
US5426483A (en) * 1992-09-14 1995-06-20 Nikon Corporation Camera with a line of sight detecting device
JPH0694979A (ja) * 1992-09-14 1994-04-08 Nikon Corp 視線検出装置付きカメラ
US6035054A (en) * 1992-10-29 2000-03-07 Canon Kabushiki Kaisha Visual axis detection apparatus and optical apparatus provided therewith
US5570157A (en) * 1992-10-30 1996-10-29 Canon Kabushiki Kaisha Visual axis detection apparatus
JP3143553B2 (ja) * 1993-11-29 2001-03-07 キヤノン株式会社 ファインダー装置
JPH07318807A (ja) * 1994-05-19 1995-12-08 Nikon Corp 自動顕微鏡
JPH10192333A (ja) * 1996-12-27 1998-07-28 Nidek Co Ltd 眼科手術装置
JP3828626B2 (ja) * 1996-12-27 2006-10-04 株式会社ニデック 眼科手術装置
US6055376A (en) * 1997-09-05 2000-04-25 Canon Kabushiki Kaisha Observation optical system and optical apparatus having the same
JP5159041B2 (ja) 2006-01-30 2013-03-06 株式会社東芝 超音波診断装置およびその画像処理プログラム
JP5816257B2 (ja) * 2010-03-22 2015-11-18 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 観察者の視線を追跡するシステム及び方法
KR20230142657A (ko) 2014-03-19 2023-10-11 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 눈 시선 추적을 사용하는 의료 디바이스, 시스템, 및 방법
JP6689203B2 (ja) 2014-03-19 2020-04-28 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 立体ビューワのための視線追跡を統合する医療システム
JP2022131325A (ja) 2021-02-26 2022-09-07 キヤノン株式会社 視線検出装置、及びその制御方法
JP2023159741A (ja) 2022-04-20 2023-11-01 キヤノン株式会社 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム、および記憶媒体

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
NATIONAL AERONAUTICS AND SPACE ADMINISTRATION=1967 *

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61172552A (ja) 1986-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0566133B2 (ja)
US5997141A (en) System for treating the fundus of an eye
EP2680740B1 (en) Image-processor-controlled misalignment-reduction for ophthalmic systems
US7533990B2 (en) Ophthalmologic apparatus
JP3289953B2 (ja) 視線方向検出装置
US7524062B2 (en) Ophthalmologic apparatus
JP3916482B2 (ja) 眼科装置
US20100026956A1 (en) Ophthalmic apparatus and ophthalmic method for positioning an eye of a patient in a predetermined nominal position
US6304723B1 (en) Retinal camera
US7219999B2 (en) Device for measuring optical characteristic of eye
JPH02189128A (ja) 注視点検出手段を有した光学装置
US7566129B2 (en) Ophthalmologic apparatus
JP2812421B2 (ja) 角膜細胞撮影装置
JP3490796B2 (ja) 眼底カメラ
JP2831546B2 (ja) 角膜撮影位置表示方法およびその装置
JP2964495B2 (ja) 視線検出装置及びカメラ
JP2983236B2 (ja) 角膜レーザー手術装置
JP2939982B2 (ja) 視線検出装置
JP3257823B2 (ja) 眼科装置
JP2995878B2 (ja) 視線検出装置を有した光学装置
JPH1176166A (ja) 眼底撮影装置
JPH02213322A (ja) 視線検出方法及び視線検出装置
JPS6322823B2 (ja)
JP3656770B2 (ja) 眼科装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees