JP2983236B2 - 角膜レーザー手術装置 - Google Patents

角膜レーザー手術装置

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JP2983236B2 JP2012376A JP1237690A JP2983236B2 JP 2983236 B2 JP2983236 B2 JP 2983236B2 JP 2012376 A JP2012376 A JP 2012376A JP 1237690 A JP1237690 A JP 1237690A JP 2983236 B2 JP2983236 B2 JP 2983236B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は双眼顕微鏡を備えた角膜レーザー手術装置に
関する。
(従来の技術) 従来から、双眼顕微鏡には、第7図、第8図に示すよ
うに、対物レンズ1に臨む一対の接眼光学系としてのズ
ーム光学系2、3の各接眼光軸4、5を対物レンズ1の
対物光軸6に対して平行にかつオフセットして配置し、
その一対の接眼光学系としての接眼レンズ系7、8を覗
いて対象物(図示を略す)を立体的に観察するようにし
たものが知られている。この種の双眼顕微鏡では、通
常、その一方のズーム光学系3の接眼光軸5上に反射部
材としてのビームスプリッタ9を設け、そのビームスプ
リッタ9の反射光軸10上に受像手段としての撮像管11を
設け、図示を略す対象物を撮像することができるように
なっている。なお、12はリレーレンズである。
(発明が解決しようとする課題) ところが、この従来の双眼顕微鏡では、対物レンズ1
の対物光軸6から外れた斜め方向から観察した対象物の
像を撮像管11に受像する構成であるので、この撮像管11
により受像した対象物の像をモニターテレビに映し出し
た際に不自然な形となり、双眼顕微鏡を角膜手術等に用
い、そのモニターテレビに映し出された対象物としての
角膜切開口の寸法測定(直径の測定)等を行う場合に、
正確な寸法測定を行うことができない不都合があった。
そこで、本発明の目的は、正面から観察した対象物の
像を受像することのできる双眼顕微鏡を提供することに
ある。
(課題を達成するための手段) 本発明の請求項1に記載の角膜レーザー手術装置は、
対物レンズに臨む一対の接眼光学系の光軸がそれぞれ前
記対物レンズの光軸に対してオフセットして配置され、
前記一対の接眼光学系を覗いて対象物を立体的に観察す
ることのできる双眼顕微鏡と、前記対物レンズの光軸上
と一致するように配設された受像手段とを備え、該受像
手段により得られた画像がアライメント用の像と共に同
一画面上に表示されることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の角膜レーザー手術装置は、
対物レンズに臨む一対の接眼光学系の光軸がそれぞれ前
記対物レンズの光軸に対してオフセットして配置され、
前記一対の接眼光学系を覗いて対象物を立体的に観察す
ることのできる双眼顕微鏡と、前記対物レンズの光軸上
に設けられた反射部材と、該反射部材の光軸上と一致す
るように配設された受像手段とを備え、該受像手段によ
り得られた画像がアライメント用の像と共に同一画面上
に表示されることを特徴とする。
本発明の角膜レーザー手術装置によれば、真正面から
観察した対象物の像を受像でき、アライメント用のスケ
ール像を用いてアライメントを行うことができる。
(実施例) 以下に、本発明に係わる双眼顕微鏡の実施例を図面を
参照しつつ説明する。
第1図〜第5図は本発明に係わる手術用双眼顕微鏡の
第1実施例を示し、その第1図Aにおいて、20は対物レ
ンズ、21はその対物レンズ20の対物光軸である。その対
物レンズ20には、第1図Bに示すように一対の接眼光学
系の一部を構成するズーム光学系22、23が反射部材とし
てのビームスプリッタ24を介して設けられている。ズー
ム光学系22、23は図示を略す対象物の像を拡大縮小する
ためのものである。そのズーム光学系22、23は、第1図
B、第2図に示すように、その接眼光軸25、26が対物光
軸21に対して平行でありかつ対物光軸21に対してオフセ
ットされている。なお、反射部材としてはビームスプリ
ッタ24の代わりにハーフミラーを用いることもできる。
また、第1図Bに破線で示すように、ズーム光学系22、
23の光路の間に、その光路を避けて対物光軸21上に反射
部材としての全反射ミラー32′を設ければ、光量損失を
避けることができる。
そのズーム光学系22、23は反射部材27、28を介して接
眼レンズ系29、30に光学的に接続され、その一対の接眼
レンズ系29、30を覗いて対象物、たとえば、手術部位と
しての角膜を含む前眼部を立体的に観察できるようにな
っている。
ビームスプリッタ24は、ここでは、ズーム光学系22、
23と対物レンズ20との間に位置している。このビームス
プリッタ24は対物レンズ20に矢印P方向から入射した光
の一部をズーム光学系22、23に向かって透過し、残りの
光をその反射面31により矢印Q方向に反射する。そのビ
ームスプリッタ24の反射光軸32上には結像レンズ33が設
けられ、この結像レンズ33の結像位置に受像手段として
の撮像管34が設けられている。この撮像管34としては、
たとえば、CCDカメラを用いる。撮像管34の受像面3
4′、結像レンズ33の光軸は反射面31を介して対物光軸2
1と合致している。
撮像管34のビデオ出力は、第3図に示すようにフレー
ムメモリ35に入力されている。フレームメモリ35には対
象物の像が画像情報として記録される。フレームメモリ
35はコンピュータ36により入出力制御される。コンピュ
ータ36はフレームメモリ35に記憶された画像情報に基づ
き対象物の像を解析する機能、グラフィックジェネレー
タ37を制御する機能を有する。なお、コンピュータ36に
は入出力制御信号が外部から入出力される。
フレームメモリ35とグラフィックジェネレータ37とは
ビデオ信号合成器38を介してモニターテレビ39に接続さ
れている。ここに、フレームメモリ35、コンピュータ3
6、グラフィックジェネレータ37、ビデオ信号合成器3
8、モニターテレビ39はビデオ信号処理装置BPを構成し
ている。
グラフィックジェネレータ37はコンピュータ36に基づ
き各種のスケール像、レチクル像を生成する機能を果た
す。たとえば、モニターテレビ39には、第4図に示すよ
うに、対象物としての前眼部の画像40とスケール像41と
が重ねて表示される。このモニターテレビ39を観察しつ
つピント調整、アライメント調整及び各種の計測を行う
ことができるもので、たとえば、第5図に示すように、
画像40のピントがずれている場合でかつスケール像41に
対して画像40の位置関係がずれていた場合には、そのピ
ントが合うように手術用双眼顕微鏡あるいは対象物を移
動させる。そして、次に、スケール像41の交点42に画像
40の中心が位置するように、手術用双眼顕微鏡全体を対
象物に対して相対的に移動させてアライメント調整す
る。なお、その第4図、第5図において、43は瞳孔径を
示している。
この実施例によれば、真正面から観察した対象物の像
を受像できるので、自然な形の対象物の像を画像表示す
ることができ、たとえば、瞳孔径43の寸法測定を正確に
測定できることになる。
第6図は本発明に係わる双眼顕微鏡を角膜レーザー手
術装置に適用した実施例を示すもので、この図におい
て、44は手術用双眼顕微鏡、45は角膜切開用レーザー光
学系、46は手術ステージ、47は患者、48は対象物として
の手術対象眼である。手術用レーザー光はビームスプリ
ッタ49を介して手術対象眼48に照射され、手術対象眼48
はその手術用レーザー光によって円形状に切開されるも
ので、ビデオ信号処理装置BPの解析結果に基づきステー
ジ46がX、Y、Z方向に駆動される。50はステージコン
トローラである。この実施例の場合には、たとえば、対
象物の像のピントがずれている場合には、ステージ46が
Z方向に駆動され、アライメントがずれている場合に
は、ステージ46がX、Y方向に駆動された。また、特に
眼科の手術の場合、患者に麻酔を掛けて頭部を固定して
も、呼吸等の影響により眼の動き等を通常除去できない
ので、手術しにくい面があるが、本実施例によれば、手
術対象部位を自動追尾できる。
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限
らず以下のものを含むものである。
実施例では、撮像管11により得られたビデオ出力を一
旦フレームメモリー35に記憶させてテレビモニター39に
表示させる構成としたが、ビデオ出力を直接テレビモニ
ター39に入力させて対象物の像を画像表示することもで
きる。
実施例では、対物光軸21上にビームスプリッタ24を設
けてその反射光軸32上に撮像管34を設けたが、対物光軸
21そのものであってズーム光学系22、23との間に受像手
段としての撮像管34を設けてもよい。
さらに、ズーム光学系22、23の間に撮像管用のズーム
光学系を新たに設け、その後方に撮像管34を設けて、ズ
ーム光学系22、23にその撮像管用のズーム光学系を連動
させる構成とすることもできる。
実施例では、ビームスプリッタ24をズーム光学系22、
23が設けられている側に設ける構成としたが、対物レン
ズ20を境にズーム光学系22、23が設けられている側と反
対側にビームスプリッタ24を設けてもよい。
実施例では、対物光軸21と反射光軸32とが垂直の関係
であるが、これに限るものではない。
(効果) 本発明に係わる双眼顕微鏡は、以上説明したように構
成したので、正面から観察した対象物の像を受像するこ
とができ、このアライメント用の像を用いてアライメン
トを行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明に係わる双眼顕微鏡の第1実施
例を示し、 第1図Aはその双眼顕微鏡の光学系を側面から目視した
図、 第1図Bはその双眼顕微鏡の光学系を正面から目視した
図、 第2図はその第1図に示す対物レンズを矢印X方向から
目視した図、 第3図はその双眼顕微鏡の画像処理を行うためのブロッ
ク図、 第4図、第5図はその双眼顕微鏡の使用状態を説明する
ための図、 第6図はその双眼顕微鏡の第2実施例を示す図、 第7図、第8図は従来の双眼顕微鏡の光学図を示し、 第7図は正面から目視した場合の光学図、 第8図は第7図に示す対物レンズを矢印Y方向から目視
した図、 である。 20……対物レンズ、21……対物光軸 22、23……ズーム光学系(一対の接眼光学系) 24……ビームスプリッタ(反射部材) 25、26……接眼光軸 32……反射光軸、34……撮像管(受像手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズに臨む一対の接眼光学系の光軸
    がそれぞれ前記対物レンズの光軸に対してオフセットし
    て配置され、前記一対の接眼光学系を覗いて対象物を立
    体的に観察することのできる双眼顕微鏡と、 前記対物レンズの光軸上と一致するように配設された受
    像手段とを備え、 該受像手段により得られた画像がアライメント用の像と
    共に同一画面上に表示されることを特徴とする角膜レー
    ザー手術装置。
  2. 【請求項2】対物レンズに臨む一対の接眼光学系の光軸
    がそれぞれ前記対物レンズの光軸に対してオフセットし
    て配置され、前記一対の接眼光学系を覗いて対象物を立
    体的に観察することのできる双眼顕微鏡と、 前記対物レンズの光軸上に設けられた反射部材と、 該反射部材の光軸上と一致するように配設された受像手
    段とを備え、 該受像手段により得られた画像がアライメント用の像と
    共に同一画面上に表示されることを特徴とする角膜レー
    ザー手術装置。
  3. 【請求項3】前記対象物が自動追尾されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の角膜レー
    ザー手術装置。
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