JPH0565821U - 仕切体 - Google Patents

仕切体

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JPH0565821U
JPH0565821U JP524392U JP524392U JPH0565821U JP H0565821 U JPH0565821 U JP H0565821U JP 524392 U JP524392 U JP 524392U JP 524392 U JP524392 U JP 524392U JP H0565821 U JPH0565821 U JP H0565821U
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fold line
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Tomoku KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一枚の板材を組み立てるだけで容易に仕切体
を形成することができる構造の簡単な仕切体を提供す
る。 【構成】 第1の折目線12,13により、板材10を
中央片21と左右側片22,23とに区画し、左右側片
22,23を夫々第1の折目線12,13に沿って中央
片21に対して直角に起立させたとき、左右側片22,
23の前後方向の各端部で形成される縦仕切片2,3,
4,5を設ける。第2の折目線14,15と第3の折目
線16とに従って左右側片22,23の中央部を外方へ
突出するように折り曲げ重合したとき形成される横仕切
片6,7を設ける。切目線17,18,19,20によ
って縦仕切片2,3,4,5から切り離されて横仕切片
6,7と一体に連なって形成される中仕切片8,9を設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、包装容器等に挿着しその内部を複数に区画するための仕切体の改良 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の仕切体は、各別の板材によって形成された縦仕切片と横仕切片 とを互いに交差させて組み立てることによって構成されるものが知られている。
【0003】 このような仕切体は、組み立て前には、縦仕切片と横仕切片とを一組としてま とめて搬送や保管を行わなければならず、縦仕切片と横仕切片とを一組にまとめ る煩わしい作業が必要となる不都合があった。また、このような仕切体の組み立 て後には、縦仕切片と横仕切片とが互いにズレ易く、その全体が歪み易いといっ た不都合があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本考案は、一枚の板材を組み立てるだけで容易に仕 切体を形成することができる構造の簡単な仕切体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、方形状の板材の中央部に設けられた 方形状の穴部と、前記穴部の一方に対向する両端縁に沿って前記板材の前側縁か ら後側縁に至って互いに平行に延びる二条の第1の折目線と、前記穴部の他方に 対向する両端縁に沿って前記板材の左右側縁に向かって所定の長さに互いに平行 に延びる二条の第2の折目線と、両第2の折目線の中央に、両第2の折目線に平 行に延びて前記板材の左側縁から右側縁に至る一条の第3の折目線と、前記第2 の折目線のうち前記板材の前側縁側の第2の折目線の両端から所定の長さに前記 板材の前側縁に向かって延びた後に連続して夫々が左右側縁に至る切目線と、前 記第2の折目線のうち前記板材の後側縁側の第2の折目線の両端から所定の長さ に前記板材の後側縁に向かって延びた後に連続して夫々が左右側縁に至る切目線 とを備え、前記第1の折目線により、前記板材を両第1の折目線間の中央片と両 第1の折目線外の左右側片とに区画し、左右側片を夫々第1の折目線に沿って中 央片に対して直角に起立させたとき、左右側片の前後方向の各端部で形成される 縦仕切片を設け、前記第2の折目線と第3の折目線とに従って前記左右側片の中 央部を外方へ突出するように折り曲げ重合したとき形成される横仕切片を設け、 前記切目線によって前記縦仕切片から切り離されて横仕切片と一体に連なって前 記縦仕切片の内方に突出して形成される中仕切片を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案の仕切体は、前記板材を各折目線に沿って折り曲げるだけで、縦仕切片 と、該縦仕切片と直角方向の外方に延びる横仕切片と、該横仕切片と一体に連な って前記縦仕切片の内方に突出する中仕切片とが形成される。
【0007】 即ち、前記縦仕切片は、前記板材を一対の第1の折目線によって区画された左 右側片を、両第1の折目線間の中央片に対して直角に起立させて、左右側片の前 後方向の各端部で形成される。
【0008】 また、前記横仕切片は、前記第2の折目線と第3の折目線とに従って前記左右 側片の中央部を外方へ突出するように折り曲げ重合して形成され、同時に、前記 中仕切片が切目線によって前記縦仕切片から切り離されて縦仕切片の内方に突出 される。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は本実施例の仕切体の組立図、図2は図1の展開図、図3(a)乃至(c )は各組み立て工程を示す説明図である。
【0011】 本実施例の仕切体1は、図1に示すように、包装用の箱A内に挿着して箱A内 部を複数に区画するものであり、箱A内でその前後方向に延びる縦仕切片2,3 ,4,5と、箱A内でその左右方向に延びる横仕切片6,7と、該横仕切片6, 7に一体に且つ縦仕切片2,3,4,5の内方に延びる中仕切片8,9とによっ て構成されている。
【0012】 この仕切体1は、図2に示すように、方形状のダンボール板材10を組み立て ることによって形成されるが、該ダンボール板材10の中央部には方形状の穴部 11が形成されている。該ダンボール板材10には、穴部11の左右方向に対向 する両端縁11a,11bに沿って前記板材10の前側縁10aから後側縁10 bに至って互いに平行に延びる二条の第1の折目線12,13が設けられている 。また、該ダンボール板材10には、穴部11の前後方向に対向する両端縁11 c,11dに沿って前記板材10の左側縁10c又は右側縁10dに向かって所 定の長さに互いに平行に延びる二条の第2の折目線14,15が設けられている 。更に、両第2の折目線14,15の中央に、両第2の折目線14,15に平行 に延びて前記板材10の左側縁10cから右側縁10dに至る一条の第3の折目 線16が設けられている。
【0013】 そしてまた、前記板材10には、該板材10の前側縁10a側の第2の折目線 14の両端から所定の長さに前記板材10の前側縁10aに向かって延びた後に 連続して夫々が左右側縁10c,10dに至る切目線17,18と、前記板材1 0の後側縁10b側の第2の折目線15の両端から所定の長さに前記板材10の 後側縁10bに向かって延びた後に連続して夫々が左右側縁10c,10dに至 る切目線19,20とが設けられている。
【0014】 以上のように、前記板材10は、前記の各折目線12,13,14,15,1 6及び切目線17,18,19,20によって、後述する各片に区画されている 。
【0015】 即ち、第1の折目線12,13によってはその間に中央片21が形成され、両 第1の折目線12,13外には左右側片22,23が形成される。該左右側片2 2,23には、第2の折目線14,15及び切目線17,18,19,20によ って、その前後側縁10a,10b側の端部に縦仕切片2,3,4,5が形成さ れ、両第2の折目線14,15の間には横仕切片6,6,7,7が形成される。 更に、切目線17,18,19,20が設けられていることによって横仕切片6 ,6,7,7の前後側に突出した形状に中仕切片8,9が形成される。横仕切片 6,6,7,7から切り離される該中仕切片8,9の形状は切目線17,18, 19,20の形状によって決定されるが、本実施例の場合は、図示するように、 直角の部分を有することなく傾斜を存して切目線17,18,19,20の円滑 な破断を促している。
【0016】 次に、上記の板材10からの組み立て工程を説明する。なお、本実施例におけ る組み立て工程は、その手順の一例を示すものであり、この手順に限定させるも のではない。
【0017】 先ず、図3(a)に示すように、第3の折目線16に沿って板材10の前側縁 10aと後側縁10bとが当接する方向に折り曲げて横仕切片6,6及び7,7 を重合させる。
【0018】 次いで、図3(b)に示すように、横仕切片6,6及び7,7を重合させた状 態で、第2の折目線14に沿って縦仕切片2,4を図中手前側に、横仕切片6, 7に直角に折り曲げ、第2の折目線15に沿って縦仕切片3,5を図中後方側に 、横仕切片6,7に直角に折り曲げる。このとき、各中仕切片8,9は、切目線 17,18,19,20によって縦仕切片2,3,4,5から切り離され、横仕 切片6,6及び7,7と一体に上方に突出した状態となる。
【0019】 続いて、図3(c)に示すように、第1の折目線12に沿って、縦仕切片2, 3を中央片21に対して直角に起立する方向に折り曲げる。このとき、同時に、 横仕切片6が起立される。同じく、第1の折目線13に沿って、縦仕切片4,5 を中央片21に対して直角に起立する方向に折り曲げ、横仕切片7を起立させる 。これによって、縦仕切片2,3,4,5及び横仕切片6,7が起立状態となり 、中仕切片8,9が横仕切片6,7と一体に連なって前記縦仕切片2,3,4, 5の内方に突出して、仕切体1が形成される。
【0020】 そして、以上のようにして組み立てられた仕切体1を、図1に示すように、そ の外周と一致する内面を有する包装箱Aに挿着したとき、縦仕切片2,3,4, 5及び横仕切片6,7が包装箱Aの内壁に突き当たって拘束され、中仕切片8, 9は横仕切片6,7を介して包装箱Aの内壁で拘束されるので、各仕切片3,4 ,5,6,7,8,9は包装箱Aの内部で移動することなく堅牢に構成される。
【0021】
【考案の効果】
以上のことから明らかなように、本考案によれば、一枚の板材に折目線と切目 線を設け、各折目線に沿って折り曲げるだけで簡単に複数の仕切片を形成するこ とができ、しかも、例えば包装箱の内部に挿着したときには、各仕切片が移動す ることのない堅牢な仕切体を、構造簡単に提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の仕切体の組立図。
【図2】図1の展開図。
【図3】本実施例の仕切体の各組み立て工程を示す説明
図。
【符号の説明】
1…仕切体、2,3,4,5…縦仕切片、6,7…横仕
切片、8,9…中仕切片、10…板材、11…穴部、1
2,13…第1の折目線、14,15…第2の折目線、
16…第3の折目線、17,18,19,20…切目
線、21…中央片、22…左側片、23…右側片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状の板材の中央部に設けられた方形状
    の穴部と、 前記穴部の一方に対向する両端縁に沿って前記板材の前
    側縁から後側縁に至って互いに平行に延びる二条の第1
    の折目線と、 前記穴部の他方に対向する両端縁に沿って前記板材の左
    右側縁に向かって所定の長さに互いに平行に延びる二条
    の第2の折目線と、 両第2の折目線の中央に、両第2の折目線に平行に延び
    て前記板材の左側縁から右側縁に至る一条の第3の折目
    線と、 前記第2の折目線のうち前記板材の前側縁側の第2の折
    目線の両端から所定の長さに前記板材の前側縁に向かっ
    て延びた後に連続して夫々が左右側縁に至る切目線と、 前記第2の折目線のうち前記板材の後側縁側の第2の折
    目線の両端から所定の長さに前記板材の後側縁に向かっ
    て延びた後に連続して夫々が左右側縁に至る切目線とを
    備え、 前記第1の折目線により、前記板材を両第1の折目線間
    の中央片と両第1の折目線外の左右側片とに区画し、左
    右側片を夫々第1の折目線に沿って中央片に対して直角
    に起立させたとき、左右側片の前後方向の各端部で形成
    される縦仕切片を設け、 前記第2の折目線と第3の折目線とに従って前記左右側
    片の中央部を外方へ突出するように折り曲げ重合したと
    き形成される横仕切片を設け、 前記切目線によって前記縦仕切片から切り離されて横仕
    切片と一体に連なって前記縦仕切片の内方に突出して形
    成される中仕切片を設けたことを特徴とする仕切体。
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