JPH0565492U - 溶接用拘束装置 - Google Patents

溶接用拘束装置

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Publication number
JPH0565492U
JPH0565492U JP612392U JP612392U JPH0565492U JP H0565492 U JPH0565492 U JP H0565492U JP 612392 U JP612392 U JP 612392U JP 612392 U JP612392 U JP 612392U JP H0565492 U JPH0565492 U JP H0565492U
Authority
JP
Japan
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welded
restraint
reel
welding
restraint plate
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Application number
JP612392U
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English (en)
Inventor
康司 濱田
一行 石丸
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電磁石吸引式の溶接用拘束装置において、被溶
接材料の形状の違いに対応でき、かつ、設置及び撤去の
容易な拘束板を提供することにある。 【構成】細長い袋11の中に磁性体の小片または粉等
(鉄球12)を封入したものを拘束板10として用いる
ことにより、拘束板10に可撓性を持たせる。さらに、
大型のリール20によりこれを巻取る装置を設置する。 【効果】溶接部の形状に合わせて曲げることや、突起を
またぐような設置をすることが可能で、多様な形状の被
溶接材料を拘束することができる。また、リール20に
よりこれを巻取ることにより、長尺のものでも容易に設
置及び撤去が行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、溶接用拘束装置に係り、特に、非磁性体の被溶接材料の溶接に好適 な溶接用拘束装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
溶接により金属材料を接合する場合、変形を防止するために被溶接物を予め拘 束しておくことが、一般的に行われている。その一例として特開平2−1331 95号公報に示すように、電磁石と磁性体の拘束板を用い、非磁性体の被溶接材 料を挾み込むことにより拘束を行う方法が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術では、拘束板として単なる平板を用いているため、被溶接材料の 形状の違いに対応できない。そのため、溶接線が曲線の場合には同一曲線形状の 拘束板を用い、被溶接材料に突起がある場合には突起部分を切り欠いた拘束板を 用いるというように、各々被溶接材料の形状に合わせた拘束板を用意する必要が あった。また、拘束板の設置及び撤去については全く考慮されておらず、大形の 被溶接材料の場合には多数の拘束板を設置及び撤去するため、多大な手間を要す るという問題もあった。本考案の目的は、被溶接材料の形状の違いに対応でき、 設置及び撤去の容易な拘束装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、細長い袋の中に磁性体の小片または粉を封入したものを拘束板と して用いることにより達成される。
【0005】
【作用】
上記構造とすることにより、拘束板に可撓性を持たせることができ、これによ り多様な形状の被溶接材料に対応できる。また、巻取りも可能なので、大型のリ ールによりこれを巻取る装置を用いることにより、長尺のものでも容易に設置及 び撤去が行える。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1から図3により説明する。
【0007】 図1は、本考案による装置の概略構成図である。図1において、10は拘束板 、20は拘束板巻取り用リール、21はリール駆動装置、22は走行架台、23 はレールである。また、40はアルミニウム等の非磁性体の被溶接材料である。 そして、拘束板10はリール20に巻き付けられて収納されている。拘束板10 を設置の際は、走行架台22を布設開始位置に移動させ、リール駆動装置21に よりリール20を回転させつつ走行架台22を移動させることにより、被溶接材 料40上の所定の位置に拘束板10を載せていく。同様に、撤去の際は、リール 20で拘束板10を巻取ることにより行われる。
【0008】 図2は、被溶接材料40の拘束部の断面図である。拘束板10は、細い鉄線を 編み合わせて作られた細長い袋11とその中に封入された鉄球12で構成されて いる。鉄球12は袋11の編み目から出ない大きさのもので、球形以外の形でも 良い。30は拘束板を吸引するための電磁石で、所定の間隔を隔てて溶接方向に 平行に配置されている。31は溶接部裏面に配置された裏当て金である。
【0009】 図3は被溶接材料に突起がある場合を示し、このような場合でも拘束板10は 可撓性があるので図示のよう形状となり、被溶接材料40を確実に拘束すること ができる。
【0010】 なお、複数本の拘束板10を設置するために、リールを交換する方式や一つの リールに複数本の拘束板10を巻き付ける方式を採ることができる。また、走行 架台に複数個のリールおよびリール駆動装置を設置しても良い。上記実施例では 、リールの巻き取り,移動に動力を用いているが、手動であっても良い。また、 走行架台はリールを移動させることができれば良く、他の移動手段、例えば、ク レーンでリールを吊るして動かすような方法でも良い。走行架台には他の装置、 例えば溶接装置等を併設することもできる。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば拘束板を溶接部の形状に合わせて曲げることや、被溶接材料表 面の突起をまたぐように設置することが可能で、多様な形状の被溶接材料を拘束 することができる。また、大型のリールを使用して巻取ることにより、長尺のも のでも容易に設置及び撤去が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による溶接用拘束装置の概略構成図であ
る。
【図2】被溶接材料拘束部の断面図である。
【図3】被溶接材料表面に突起がある場合の拘束板の設
置例を示す図である。
【符号の説明】
10…拘束板、11…袋、12…鉄球、20…リール、
21…リール駆動装置、22…走行架台、23…レー
ル、30…電磁石、31…裏当て金、40…被溶接材
料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁石と磁性体の拘束板を用い、非磁性体
    の被溶接材料を挾み込むことにより拘束を行う溶接用拘
    束装置において、拘束板として袋の中に磁性体の小片ま
    たは粉を封入したものを用いることを特徴とする溶接用
    拘束装置。
JP612392U 1992-02-17 1992-02-17 溶接用拘束装置 Pending JPH0565492U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012055958A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Kurashiki Laser Kk 溶接治具
WO2013115229A1 (ja) * 2012-02-02 2013-08-08 小池酸素工業株式会社 溶接用台車

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