JP2000141330A - コンクリート構造物の製造用型枠及び製造方法 - Google Patents
コンクリート構造物の製造用型枠及び製造方法Info
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- JP2000141330A JP2000141330A JP10324265A JP32426598A JP2000141330A JP 2000141330 A JP2000141330 A JP 2000141330A JP 10324265 A JP10324265 A JP 10324265A JP 32426598 A JP32426598 A JP 32426598A JP 2000141330 A JP2000141330 A JP 2000141330A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外面の所定位置に樹脂シートが精度良く設け
られたコンクリート構造物を容易に製造する。 【解決手段】 底板2、側板3及び端板4からコンクリ
ート打設空間Sが形成された型枠1を構成する。底板2
の両端部近傍に、電磁石からなる複数のシート保持用マ
グネット5を、幅方向へ一列に配列させる。シート保持
用マグネット5に電力を供給して磁力を発生させる磁力
発生装置6を接続する。底板2に樹脂シート11を配設
した状態にて、シート保持用マグネット5に磁力を発生
させ、樹脂シート11を介して磁性体であるシート保持
用鋼材13を磁着させ、シート保持用マグネット5とシ
ート保持用鋼材13とによって樹脂シート11を挟持さ
せて保持させる。コンクリート打設空間S内にコンクリ
ートを打設し、振動させて内部の気泡を除去する。コン
クリートの硬化後、内周面に樹脂シート11が設けられ
た円弧版を型枠1から脱型する。
られたコンクリート構造物を容易に製造する。 【解決手段】 底板2、側板3及び端板4からコンクリ
ート打設空間Sが形成された型枠1を構成する。底板2
の両端部近傍に、電磁石からなる複数のシート保持用マ
グネット5を、幅方向へ一列に配列させる。シート保持
用マグネット5に電力を供給して磁力を発生させる磁力
発生装置6を接続する。底板2に樹脂シート11を配設
した状態にて、シート保持用マグネット5に磁力を発生
させ、樹脂シート11を介して磁性体であるシート保持
用鋼材13を磁着させ、シート保持用マグネット5とシ
ート保持用鋼材13とによって樹脂シート11を挟持さ
せて保持させる。コンクリート打設空間S内にコンクリ
ートを打設し、振動させて内部の気泡を除去する。コン
クリートの硬化後、内周面に樹脂シート11が設けられ
た円弧版を型枠1から脱型する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水槽あるいはト
ンネル等に用いられる樹脂シートが設けられたコンクリ
ート構造物の製造用型枠及び製造方法に関するものであ
る。
ンネル等に用いられる樹脂シートが設けられたコンクリ
ート構造物の製造用型枠及び製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、地盤に埋設される地下貯水槽等
の水槽としては、その周壁が、コンクリート構造物であ
る円弧版から構築されて筒状とされたものが知られてい
る。つまり、この円弧版を、ボルトナットによって相互
に連結することにより、筒状の周壁としていた。ところ
で、貯水槽を構成する周壁は、その内面に防水処理を施
す必要があるため、この周壁には、その構築後、内面に
樹脂コーティング等を施さなければならず、その施工作
業に多大な労力を要するという問題があった。このこと
を考慮して、近年では、内面に予め樹脂シートを一体的
に設けた円弧版が用いられつつある。この内面に樹脂シ
ートが設けられたセグメントを製造する場合、円弧版製
造用型枠の、円弧版の内周面を形成する底版に、樹脂シ
ートを配設した状態にて型枠内にコンクリートを打設す
ることにより製造されている。
の水槽としては、その周壁が、コンクリート構造物であ
る円弧版から構築されて筒状とされたものが知られてい
る。つまり、この円弧版を、ボルトナットによって相互
に連結することにより、筒状の周壁としていた。ところ
で、貯水槽を構成する周壁は、その内面に防水処理を施
す必要があるため、この周壁には、その構築後、内面に
樹脂コーティング等を施さなければならず、その施工作
業に多大な労力を要するという問題があった。このこと
を考慮して、近年では、内面に予め樹脂シートを一体的
に設けた円弧版が用いられつつある。この内面に樹脂シ
ートが設けられたセグメントを製造する場合、円弧版製
造用型枠の、円弧版の内周面を形成する底版に、樹脂シ
ートを配設した状態にて型枠内にコンクリートを打設す
ることにより製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この円弧版
を成形する場合、打設したコンクリート内の気泡を除去
するために、型枠を振動させてコンクリートに振動を加
えているが、このように型枠を振動させると、型枠の底
版に配設した樹脂シートの特に周縁部分が浮き上がって
しまうことがあった。このため、円弧版の側面を形成す
る側板や端板に、樹脂シートを保持する係止爪を出没さ
せる係止機構を設けることが行われているが、側板や端
板は、円弧版の側面に設けられる継手等を保持させる必
要があり、さらには、円弧版の脱型時に、これら側板や
端板をスライドさせるような構造とすると、これら側板
や端板の機構が複雑化してしまい、係止機構を設けるこ
とは殆ど困難であった。
を成形する場合、打設したコンクリート内の気泡を除去
するために、型枠を振動させてコンクリートに振動を加
えているが、このように型枠を振動させると、型枠の底
版に配設した樹脂シートの特に周縁部分が浮き上がって
しまうことがあった。このため、円弧版の側面を形成す
る側板や端板に、樹脂シートを保持する係止爪を出没さ
せる係止機構を設けることが行われているが、側板や端
板は、円弧版の側面に設けられる継手等を保持させる必
要があり、さらには、円弧版の脱型時に、これら側板や
端板をスライドさせるような構造とすると、これら側板
や端板の機構が複雑化してしまい、係止機構を設けるこ
とは殆ど困難であった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて容易に、表面に樹脂シートが設けられたコ
ンクリート構造物を製造することが可能なコンクリート
構造物の製造用型枠及び製造方法を提供することを目的
としている。
ので、極めて容易に、表面に樹脂シートが設けられたコ
ンクリート構造物を製造することが可能なコンクリート
構造物の製造用型枠及び製造方法を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のコンクリート構造物の製造用型枠
は、型枠板によってコンクリート打設空間が形成され、
前記型枠板の所定の位置に、この型枠板に沿って樹脂シ
ートが配設され、前記コンクリート打設空間内に打設さ
れたコンクリートの外面の所定位置に前記樹脂シートが
設けられたコンクリート構造物を製造するコンクリート
構造物の製造用型枠であって、前記樹脂シートが配設さ
れる前記型枠板には、前記樹脂シートを介して、コンク
リート構造物内に埋設される磁性体を磁着することによ
り、この磁性体と共に前記樹脂シートを挟持して保持す
る磁石が設けられていることを特徴としている。
に、請求項1記載のコンクリート構造物の製造用型枠
は、型枠板によってコンクリート打設空間が形成され、
前記型枠板の所定の位置に、この型枠板に沿って樹脂シ
ートが配設され、前記コンクリート打設空間内に打設さ
れたコンクリートの外面の所定位置に前記樹脂シートが
設けられたコンクリート構造物を製造するコンクリート
構造物の製造用型枠であって、前記樹脂シートが配設さ
れる前記型枠板には、前記樹脂シートを介して、コンク
リート構造物内に埋設される磁性体を磁着することによ
り、この磁性体と共に前記樹脂シートを挟持して保持す
る磁石が設けられていることを特徴としている。
【0006】このように、型枠板の所定の位置に樹脂シ
ートを配設した状態にて、型枠板の磁石へ樹脂シートを
介して磁性体を磁着させることにより、極めて容易にか
つ確実に樹脂シートが型枠板に保持される。これによ
り、コンクリート打設空間へコンクリートを打設した後
に、このコンクリート内の気泡を除去すべく振動を加え
たとしても、樹脂シートが型枠板から浮き上がるような
ことがなく、したがって、外面の所定位置に樹脂シート
が精度良く設けられたコンクリート構造物が製造され
る。
ートを配設した状態にて、型枠板の磁石へ樹脂シートを
介して磁性体を磁着させることにより、極めて容易にか
つ確実に樹脂シートが型枠板に保持される。これによ
り、コンクリート打設空間へコンクリートを打設した後
に、このコンクリート内の気泡を除去すべく振動を加え
たとしても、樹脂シートが型枠板から浮き上がるような
ことがなく、したがって、外面の所定位置に樹脂シート
が精度良く設けられたコンクリート構造物が製造され
る。
【0007】請求項2記載のコンクリート構造物の製造
用型枠は、請求項1記載のコンクリート構造物の製造用
型枠において、前記磁石が、電力の供給により磁力を発
生させる電磁石からなることを特徴としている。つま
り、電力を供給することにより磁力を発生させる電磁石
を用いているので、樹脂シートを配設した状態にて電磁
石へ電力を供給することにより、極めて容易に電磁石に
磁力を生じさせて磁性体と共働して樹脂シートを挟持さ
せて保持させることが可能となる。また、コンクリート
構造物の脱型時には、電磁石への電力の供給を停止させ
ることにより、極めて容易に、電磁石の磁力をなくして
磁性体との磁着を解除させることが可能となる。
用型枠は、請求項1記載のコンクリート構造物の製造用
型枠において、前記磁石が、電力の供給により磁力を発
生させる電磁石からなることを特徴としている。つま
り、電力を供給することにより磁力を発生させる電磁石
を用いているので、樹脂シートを配設した状態にて電磁
石へ電力を供給することにより、極めて容易に電磁石に
磁力を生じさせて磁性体と共働して樹脂シートを挟持さ
せて保持させることが可能となる。また、コンクリート
構造物の脱型時には、電磁石への電力の供給を停止させ
ることにより、極めて容易に、電磁石の磁力をなくして
磁性体との磁着を解除させることが可能となる。
【0008】請求項3記載のコンクリート構造物の製造
方法は、コンクリート打設空間を形成する型枠板の所定
の位置に樹脂シートを配設した状態にて、前記コンクリ
ート打設空間内にコンクリートを打設して、前記樹脂シ
ートが外面の所定位置に設けられたコンクリート構造物
を製造するコンクリート構造物の製造方法であって、前
記樹脂シートが配設される前記型枠板に磁石を設け、前
記樹脂シートを配設した状態にて、この樹脂シートを介
して前記磁石に磁性体を磁着させて前記樹脂シートを前
記磁石と磁性体とによって挟持させて保持させ、前記コ
ンクリート打設空間内にコンクリートを打設して外面の
所定位置に前記樹脂シートが設けられたコンクリート構
造物を製造することを特徴としている。
方法は、コンクリート打設空間を形成する型枠板の所定
の位置に樹脂シートを配設した状態にて、前記コンクリ
ート打設空間内にコンクリートを打設して、前記樹脂シ
ートが外面の所定位置に設けられたコンクリート構造物
を製造するコンクリート構造物の製造方法であって、前
記樹脂シートが配設される前記型枠板に磁石を設け、前
記樹脂シートを配設した状態にて、この樹脂シートを介
して前記磁石に磁性体を磁着させて前記樹脂シートを前
記磁石と磁性体とによって挟持させて保持させ、前記コ
ンクリート打設空間内にコンクリートを打設して外面の
所定位置に前記樹脂シートが設けられたコンクリート構
造物を製造することを特徴としている。
【0009】このように、型枠板の所定の位置に樹脂シ
ートを配設した状態にて、樹脂シートを介して磁石に磁
性体を磁着させて、樹脂シートを磁石と磁性体とによっ
て挟持させて保持させるので、コンクリート打設空間へ
打設したコンクリートの気泡を除去すべく振動を加えて
も、樹脂シートの型枠板からの浮き上を生じさせること
がない。つまり、外面の所定位置に樹脂シートが精度良
く設けられたコンクリート構造物を容易に製造すること
が可能となる。
ートを配設した状態にて、樹脂シートを介して磁石に磁
性体を磁着させて、樹脂シートを磁石と磁性体とによっ
て挟持させて保持させるので、コンクリート打設空間へ
打設したコンクリートの気泡を除去すべく振動を加えて
も、樹脂シートの型枠板からの浮き上を生じさせること
がない。つまり、外面の所定位置に樹脂シートが精度良
く設けられたコンクリート構造物を容易に製造すること
が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のコン
クリート構造物の製造用型枠及び製造方法を図によって
説明する。なお、ここでは、地下貯水槽の周壁を構成す
るコンクリート構造物からなる円弧版を製造する場合に
ついて説明する。
クリート構造物の製造用型枠及び製造方法を図によって
説明する。なお、ここでは、地下貯水槽の周壁を構成す
るコンクリート構造物からなる円弧版を製造する場合に
ついて説明する。
【0011】図1及び図2において、符号1は、コンク
リート構造物の製造用型枠である。この型枠1は、円弧
版の内周面を形成する底板(型枠板)2と、この底板2
の周囲に設けられた側板(型枠板)3及び端板(型枠
板)4とを有したもので、これら底板2、側板3及び端
板4によって囲われた部分が、コンクリートが打設され
るコンクリート打設空間Sとされている。また、端板4
は、互いに離間する方向へスライド可能とされている。
リート構造物の製造用型枠である。この型枠1は、円弧
版の内周面を形成する底板(型枠板)2と、この底板2
の周囲に設けられた側板(型枠板)3及び端板(型枠
板)4とを有したもので、これら底板2、側板3及び端
板4によって囲われた部分が、コンクリートが打設され
るコンクリート打設空間Sとされている。また、端板4
は、互いに離間する方向へスライド可能とされている。
【0012】そして、この型枠1の底板2に、後述する
樹脂シート11を敷設した状態にて、コンクリート打設
空間Sへコンクリートを打設して、その硬化後に、端板
4をスライドさせて、硬化したコンクリートからなる後
述する円弧版12から引き離し、この円弧版12を型枠
1の上方へ引き上げることにより、内周面に後述する樹
脂シート11が設けられた円弧版12が型枠1から脱型
されるようになっている。
樹脂シート11を敷設した状態にて、コンクリート打設
空間Sへコンクリートを打設して、その硬化後に、端板
4をスライドさせて、硬化したコンクリートからなる後
述する円弧版12から引き離し、この円弧版12を型枠
1の上方へ引き上げることにより、内周面に後述する樹
脂シート11が設けられた円弧版12が型枠1から脱型
されるようになっている。
【0013】この型枠1には、底板2の両端部近傍に、
複数のシート保持用マグネット(磁石)5が設けられて
いる。これらシート保持用マグネット5は、それぞれ底
板2の両端部近傍にて、その幅方向へ一列に配置されて
いる。これらシート保持用マグネット5は、電磁石から
なるもので、このシート保持用マグネット5には、磁力
発生装置6が接続されている。つまり、この磁力発生装
置6からシート保持用マグネット5に電力が供給される
ことにより、これらシート保持用マグネット5にそれぞ
れ磁力が発生するようになっている。
複数のシート保持用マグネット(磁石)5が設けられて
いる。これらシート保持用マグネット5は、それぞれ底
板2の両端部近傍にて、その幅方向へ一列に配置されて
いる。これらシート保持用マグネット5は、電磁石から
なるもので、このシート保持用マグネット5には、磁力
発生装置6が接続されている。つまり、この磁力発生装
置6からシート保持用マグネット5に電力が供給される
ことにより、これらシート保持用マグネット5にそれぞ
れ磁力が発生するようになっている。
【0014】また、型枠1を構成する側板3には、その
下方側に、複数の係止機構7が、底板2に沿って間隔を
あけて設けられている。これら係止機構7は、図3に示
すように、側板3に形成された孔部7aから係止爪7b
を出没させるものである。
下方側に、複数の係止機構7が、底板2に沿って間隔を
あけて設けられている。これら係止機構7は、図3に示
すように、側板3に形成された孔部7aから係止爪7b
を出没させるものである。
【0015】次に、上記構成のコンクリート構造物の製
造用型枠1によってコンクリート構造物である地下貯水
槽用円弧版12を製造する場合について説明する。 (1)まず、型枠1の底板2上に樹脂シート11を敷設
する。 (2)次いで、側板3に設けられた係止機構7の係止爪
7bを、孔部7aから突出させる。このようにすると、
これら係止機構7の係止爪7bが、底板2上に敷設され
た樹脂シート11の上面側に入り込んで配置され、この
樹脂シート11の両側部が保持される。
造用型枠1によってコンクリート構造物である地下貯水
槽用円弧版12を製造する場合について説明する。 (1)まず、型枠1の底板2上に樹脂シート11を敷設
する。 (2)次いで、側板3に設けられた係止機構7の係止爪
7bを、孔部7aから突出させる。このようにすると、
これら係止機構7の係止爪7bが、底板2上に敷設され
た樹脂シート11の上面側に入り込んで配置され、この
樹脂シート11の両側部が保持される。
【0016】(3)このように、樹脂シート11の両側
部を保持させたら、磁力発生装置6によってシート保持
用マグネット5に磁力を発生させ、この状態にて、図4
及び図5に示すように、樹脂シート11を介して、それ
ぞれのシート保持用マグネット5の上部に磁性体からな
るシート保持用鋼材13を配設する。このようにする
と、これらシート保持用鋼材13が、シート保持用マグ
ネット5の磁力によって樹脂シート11を介して吸着さ
れる。これにより、樹脂シート11は、その両端部が、
シート保持用マグネット5とシート保持用鋼材13とに
よって挟持されて保持される。
部を保持させたら、磁力発生装置6によってシート保持
用マグネット5に磁力を発生させ、この状態にて、図4
及び図5に示すように、樹脂シート11を介して、それ
ぞれのシート保持用マグネット5の上部に磁性体からな
るシート保持用鋼材13を配設する。このようにする
と、これらシート保持用鋼材13が、シート保持用マグ
ネット5の磁力によって樹脂シート11を介して吸着さ
れる。これにより、樹脂シート11は、その両端部が、
シート保持用マグネット5とシート保持用鋼材13とに
よって挟持されて保持される。
【0017】(4)この状態において、型枠1のコンク
リート打設空間S内に図示しない配筋を配設し、図6及
び図7に示すように、コンクリートCを打設する。 (5)そして、この打設したコンクリートC内の気泡を
除去すべく、図示しない振動付与装置によって型枠1を
振動させる。ここで、上記のように、型枠1を振動させ
ても、樹脂シート11は、その両側部が係止機構7の係
止爪7bによって保持されているとともに、両端部が、
シート保持用マグネット5とシート保持用鋼材13とに
よって挟持されて保持されているので、その周縁部が振
動によって浮き上がるようなことがない。なお、型枠1
のコンクリート打設空間S内にコンクリートCを打設す
る際には、型枠1の上部に蓋を被せる。
リート打設空間S内に図示しない配筋を配設し、図6及
び図7に示すように、コンクリートCを打設する。 (5)そして、この打設したコンクリートC内の気泡を
除去すべく、図示しない振動付与装置によって型枠1を
振動させる。ここで、上記のように、型枠1を振動させ
ても、樹脂シート11は、その両側部が係止機構7の係
止爪7bによって保持されているとともに、両端部が、
シート保持用マグネット5とシート保持用鋼材13とに
よって挟持されて保持されているので、その周縁部が振
動によって浮き上がるようなことがない。なお、型枠1
のコンクリート打設空間S内にコンクリートCを打設す
る際には、型枠1の上部に蓋を被せる。
【0018】(6)コンクリートCの硬化後、磁力発生
装置6からの電力の供給を停止させることにより、シー
ト保持用マグネット5の磁力を解除する。 (7)その後、端板4をスライドさせ、内面に樹脂シー
ト11が設けられたコンクリート製の円弧版12を上方
へ引き上げて型枠1から脱型する。
装置6からの電力の供給を停止させることにより、シー
ト保持用マグネット5の磁力を解除する。 (7)その後、端板4をスライドさせ、内面に樹脂シー
ト11が設けられたコンクリート製の円弧版12を上方
へ引き上げて型枠1から脱型する。
【0019】このように、上記の型枠1及びこの型枠1
を用いた製造方法によれば、底板2に樹脂シート11を
配設した状態にて、底板2のシート保持用マグネット5
へ樹脂シート11を介してシート保持用鋼材13を磁着
させることにより、極めて容易にかつ確実に樹脂シート
11を底板2に保持させることができる。これにより、
コンクリート打設空間SへコンクリートCを打設した後
に、このコンクリートC内の気泡を除去すべく振動を加
えたとしても、樹脂シート11が底板2から浮き上がる
ようなことがなく、したがって、内周面に樹脂シート1
1が精度良く設けられた円弧版12を製造することがで
きる。
を用いた製造方法によれば、底板2に樹脂シート11を
配設した状態にて、底板2のシート保持用マグネット5
へ樹脂シート11を介してシート保持用鋼材13を磁着
させることにより、極めて容易にかつ確実に樹脂シート
11を底板2に保持させることができる。これにより、
コンクリート打設空間SへコンクリートCを打設した後
に、このコンクリートC内の気泡を除去すべく振動を加
えたとしても、樹脂シート11が底板2から浮き上がる
ようなことがなく、したがって、内周面に樹脂シート1
1が精度良く設けられた円弧版12を製造することがで
きる。
【0020】また、磁力発生装置6から電磁石からなる
シート保持用マグネット5へ電力を供給することによ
り、これらシート保持用マグネット5に磁力を発生させ
るものであるので、樹脂シート11を配設した状態にて
シート保持用マグメット5へ電力を供給することによ
り、極めて容易にシート保持用マグネット5に磁力を生
じさせてシート保持鋼材13と共働して樹脂シート11
を挟持させて保持させることができる。また、円弧版1
2の脱型時には、シート保持用マグネット5への電力の
供給を停止させることにより、極めて容易に、シート保
持用マグネット5の磁力をなくしてシート保持用鋼材1
3との磁着を解除させることができる。
シート保持用マグネット5へ電力を供給することによ
り、これらシート保持用マグネット5に磁力を発生させ
るものであるので、樹脂シート11を配設した状態にて
シート保持用マグメット5へ電力を供給することによ
り、極めて容易にシート保持用マグネット5に磁力を生
じさせてシート保持鋼材13と共働して樹脂シート11
を挟持させて保持させることができる。また、円弧版1
2の脱型時には、シート保持用マグネット5への電力の
供給を停止させることにより、極めて容易に、シート保
持用マグネット5の磁力をなくしてシート保持用鋼材1
3との磁着を解除させることができる。
【0021】なお、上記型枠1は、側板3に、係止爪7
bを出没させて、樹脂シート11の両側部を係止させる
係止機構7を設けたが、この係止機構7に代えて、底板
2の両側部近傍に、シート保持用マグネット5を設け、
これらシート保持用マグネット5とシート保持用鋼材1
3とによって樹脂シート11の両側部を挟持させて保持
させるようにしても良いことは勿論である。
bを出没させて、樹脂シート11の両側部を係止させる
係止機構7を設けたが、この係止機構7に代えて、底板
2の両側部近傍に、シート保持用マグネット5を設け、
これらシート保持用マグネット5とシート保持用鋼材1
3とによって樹脂シート11の両側部を挟持させて保持
させるようにしても良いことは勿論である。
【0022】図8及び図9に示すものは、縦打ち式型枠
21である。この型枠21は、底板22と、この底板2
2上に立設された枠体23とから構成されており、枠体
23は、それぞれ湾曲された側板24と、これら側板2
4の両端部近傍における間に配置された端板25とを有
している。
21である。この型枠21は、底板22と、この底板2
2上に立設された枠体23とから構成されており、枠体
23は、それぞれ湾曲された側板24と、これら側板2
4の両端部近傍における間に配置された端板25とを有
している。
【0023】そして、この型枠21は、底板22、側板
24及び端板25によって囲われた空間が、コンクリー
ト打設空間Sとされており、このコンクリート打設空間
S内へコンクリートCを打設することにより、円弧版1
2が成形されるようになっている。
24及び端板25によって囲われた空間が、コンクリー
ト打設空間Sとされており、このコンクリート打設空間
S内へコンクリートCを打設することにより、円弧版1
2が成形されるようになっている。
【0024】この型枠21は、外周面に樹脂シート11
が設けられた円弧版12を製造するもので、円弧版12
の外周面を形成する側板24には、その両端部近傍に、
複数のシート保持用マグネット5が設けられている。こ
れらシート保持用マグネット5も、それぞれ側板24の
両端部近傍にて、上下方向へ一列に配置されており、こ
れらシート保持用マグネット5にも、磁力発生装置6が
接続されている。
が設けられた円弧版12を製造するもので、円弧版12
の外周面を形成する側板24には、その両端部近傍に、
複数のシート保持用マグネット5が設けられている。こ
れらシート保持用マグネット5も、それぞれ側板24の
両端部近傍にて、上下方向へ一列に配置されており、こ
れらシート保持用マグネット5にも、磁力発生装置6が
接続されている。
【0025】上記のように構成された型枠21によれ
ば、円弧版12の外周面を形成する側板24に沿って樹
脂シート11を配設した状態にて、磁力発生装置6によ
ってシート保持用マグネット5に磁力を発生させ、この
状態にて、樹脂シート11を介して、それぞれのシート
保持用マグネット5にシート保持用鋼材13を配設する
と、これらシート保持用鋼材13が、シート保持用マグ
ネット5の磁力によって樹脂シート11を介して吸着さ
れ、これにより、樹脂シート11の両端部が、シート保
持用マグネット5とシート保持用鋼材13とによって挟
持されて保持される。
ば、円弧版12の外周面を形成する側板24に沿って樹
脂シート11を配設した状態にて、磁力発生装置6によ
ってシート保持用マグネット5に磁力を発生させ、この
状態にて、樹脂シート11を介して、それぞれのシート
保持用マグネット5にシート保持用鋼材13を配設する
と、これらシート保持用鋼材13が、シート保持用マグ
ネット5の磁力によって樹脂シート11を介して吸着さ
れ、これにより、樹脂シート11の両端部が、シート保
持用マグネット5とシート保持用鋼材13とによって挟
持されて保持される。
【0026】そして、このように、樹脂シート11を側
板24に沿って保持させた状態にて、コンクリート打設
空間S内にコンクリートCを打設し、コンクリートCに
振動を加えて気泡を除去し、硬化させて脱型することに
より、外周面に樹脂シート11が設けられた円弧版12
が成形される。なお、この型枠21の場合も、コンクリ
ート打設空間S内にコンクリートCを打設する際に、型
枠21の上部に蓋を被せる。
板24に沿って保持させた状態にて、コンクリート打設
空間S内にコンクリートCを打設し、コンクリートCに
振動を加えて気泡を除去し、硬化させて脱型することに
より、外周面に樹脂シート11が設けられた円弧版12
が成形される。なお、この型枠21の場合も、コンクリ
ート打設空間S内にコンクリートCを打設する際に、型
枠21の上部に蓋を被せる。
【0027】また、上記の例では、コンクリート構造物
として、地下貯水槽に用いる円弧版12を製造する場合
について説明したが、コンクリート構造物としては、外
面に樹脂シート11を取り付けるものであればいかなる
ものでも良く、例えば、シールドトンネルを構成する円
弧版状のセグメントにも適応することができるのは勿論
である。
として、地下貯水槽に用いる円弧版12を製造する場合
について説明したが、コンクリート構造物としては、外
面に樹脂シート11を取り付けるものであればいかなる
ものでも良く、例えば、シールドトンネルを構成する円
弧版状のセグメントにも適応することができるのは勿論
である。
【0028】また、上記の例では、電磁石からなるシー
ト保持用マグネット5を用いたが、このシート保持用マ
グネット5としては、永久磁石を用いても良い。この場
合、底板2あるいは側板24に対して永久磁石からなる
シート保持用マグネット5を近接離間させる構造として
シート保持用鋼材13の吸着、離脱を行うようにすれば
良い。
ト保持用マグネット5を用いたが、このシート保持用マ
グネット5としては、永久磁石を用いても良い。この場
合、底板2あるいは側板24に対して永久磁石からなる
シート保持用マグネット5を近接離間させる構造として
シート保持用鋼材13の吸着、離脱を行うようにすれば
良い。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のコンク
リート構造物の製造用型枠及び製造方法によれば、下記
の効果を得ることができる。請求項1記載のコンクリー
ト構造物の製造用型枠によれば、型枠板の所定の位置に
樹脂シートを配設した状態にて、型枠板の磁石へ樹脂シ
ートを介して磁性体を磁着させることにより、極めて容
易にかつ確実に樹脂シートを型枠板に保持させることが
できる。これにより、コンクリート打設空間へコンクリ
ートを打設した後に、このコンクリート内の気泡を除去
すべく振動を加えたとしても、樹脂シートが型枠板から
浮き上がるようなことがなく、したがって、外面の所定
位置に樹脂シートが精度良く設けられたコンクリート構
造物を製造することができる。
リート構造物の製造用型枠及び製造方法によれば、下記
の効果を得ることができる。請求項1記載のコンクリー
ト構造物の製造用型枠によれば、型枠板の所定の位置に
樹脂シートを配設した状態にて、型枠板の磁石へ樹脂シ
ートを介して磁性体を磁着させることにより、極めて容
易にかつ確実に樹脂シートを型枠板に保持させることが
できる。これにより、コンクリート打設空間へコンクリ
ートを打設した後に、このコンクリート内の気泡を除去
すべく振動を加えたとしても、樹脂シートが型枠板から
浮き上がるようなことがなく、したがって、外面の所定
位置に樹脂シートが精度良く設けられたコンクリート構
造物を製造することができる。
【0030】請求項2記載のコンクリート構造物の製造
用型枠によれば、電力を供給することにより磁力を発生
させる電磁石を用いているので、樹脂シートを配設した
状態にて電磁石へ電力を供給することにより、極めて容
易に電磁石に磁力を生じさせて磁性体と共働して樹脂シ
ートを挟持させて保持させることができる。また、コン
クリート構造物の脱型時には、電磁石への電力の供給を
停止させることにより、極めて容易に、電磁石の磁力を
なくして磁性体との磁着を解除させることができる。
用型枠によれば、電力を供給することにより磁力を発生
させる電磁石を用いているので、樹脂シートを配設した
状態にて電磁石へ電力を供給することにより、極めて容
易に電磁石に磁力を生じさせて磁性体と共働して樹脂シ
ートを挟持させて保持させることができる。また、コン
クリート構造物の脱型時には、電磁石への電力の供給を
停止させることにより、極めて容易に、電磁石の磁力を
なくして磁性体との磁着を解除させることができる。
【0031】請求項3記載のコンクリート構造物の製造
方法によれば、型枠板の所定の位置に樹脂シートを配設
した状態にて、樹脂シートを介して磁石に磁性体を磁着
させて、樹脂シートを磁石と磁性体とによって挟持させ
て保持させるので、コンクリート打設空間へ打設したコ
ンクリートの気泡を除去すべく振動を加えても、樹脂シ
ートの型枠板からの浮き上を生じさせることがない。つ
まり、外面の所定位置に樹脂シートが精度良く設けられ
たコンクリート構造物を容易に製造することができる。
方法によれば、型枠板の所定の位置に樹脂シートを配設
した状態にて、樹脂シートを介して磁石に磁性体を磁着
させて、樹脂シートを磁石と磁性体とによって挟持させ
て保持させるので、コンクリート打設空間へ打設したコ
ンクリートの気泡を除去すべく振動を加えても、樹脂シ
ートの型枠板からの浮き上を生じさせることがない。つ
まり、外面の所定位置に樹脂シートが精度良く設けられ
たコンクリート構造物を容易に製造することができる。
【図1】 本発明の実施の形態のコンクリート構造物の
製造用型枠及び製造方法を説明する型枠の側断面図であ
る。
製造用型枠及び製造方法を説明する型枠の側断面図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態のコンクリート構造物の
製造用型枠及び製造方法を説明する型枠の横断面図であ
る。
製造用型枠及び製造方法を説明する型枠の横断面図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態のコンクリート構造物の
製造用型枠及び製造方法を説明する型枠を構成する側板
の一部の断面図である。
製造用型枠及び製造方法を説明する型枠を構成する側板
の一部の断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態のコンクリート構造物の
製造用型枠及び製造方法を説明する樹脂シートが配設さ
れた型枠の側断面図である。
製造用型枠及び製造方法を説明する樹脂シートが配設さ
れた型枠の側断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態のコンクリート構造物の
製造用型枠及び製造方法を説明する樹脂シートが配設さ
れた型枠の横断面図である。
製造用型枠及び製造方法を説明する樹脂シートが配設さ
れた型枠の横断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態のコンクリート構造物の
製造用型枠及び製造方法を説明するコンクリートが打設
された型枠の側断面図である。
製造用型枠及び製造方法を説明するコンクリートが打設
された型枠の側断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態のコンクリート構造物の
製造用型枠及び製造方法を説明するコンクリートが打設
された型枠の横断面図である。
製造用型枠及び製造方法を説明するコンクリートが打設
された型枠の横断面図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態のコンクリート構造
物の製造用型枠及び製造方法を説明する型枠の概略斜視
図である。
物の製造用型枠及び製造方法を説明する型枠の概略斜視
図である。
【図9】 本発明の他の実施の形態のコンクリート構造
物の製造用型枠及び製造方法を説明する型枠の横断面図
である。
物の製造用型枠及び製造方法を説明する型枠の横断面図
である。
1、21 型枠 2、22 底板(型枠板) 3、24 側板(型枠板) 4、25 端板(型枠板) 5 シート保持用マグネット(磁石) 11 樹脂シート 12 円弧版(コンクリート構造物) 13 シート保持用鋼材(磁性体) C コンクリート S コンクリート打設空間
Claims (3)
- 【請求項1】 型枠板によってコンクリート打設空間が
形成され、前記型枠板の所定の位置に、この型枠板に沿
って樹脂シートが配設され、前記コンクリート打設空間
内に打設されたコンクリートの外面の所定位置に前記樹
脂シートが設けられたコンクリート構造物を製造するコ
ンクリート構造物の製造用型枠であって、 前記樹脂シートが配設される前記型枠板には、前記樹脂
シートを介して、コンクリート構造物内に埋設される磁
性体を磁着することにより、この磁性体と共に前記樹脂
シートを挟持して保持する磁石が設けられていることを
特徴とするコンクリート構造物の製造用型枠。 - 【請求項2】 前記磁石は、電力の供給により磁力を発
生させる電磁石からなることを特徴とする請求項1記載
のコンクリート構造物の製造用型枠。 - 【請求項3】 コンクリート打設空間を形成する型枠板
の所定の位置に樹脂シートを配設した状態にて、前記コ
ンクリート打設空間内にコンクリートを打設して、前記
樹脂シートが外面の所定位置に設けられたコンクリート
構造物を製造するコンクリート構造物の製造方法であっ
て、 前記樹脂シートが配設される前記型枠板に磁石を設け、
前記樹脂シートを配設した状態にて、この樹脂シートを
介して前記磁石に磁性体を磁着させて前記樹脂シートを
前記磁石と磁性体とによって挟持させて保持させ、 前記コンクリート打設空間内にコンクリートを打設して
外面の所定位置に前記樹脂シートが設けられたコンクリ
ート構造物を製造することを特徴とするコンクリート構
造物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10324265A JP2000141330A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | コンクリート構造物の製造用型枠及び製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10324265A JP2000141330A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | コンクリート構造物の製造用型枠及び製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000141330A true JP2000141330A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18163884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10324265A Pending JP2000141330A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | コンクリート構造物の製造用型枠及び製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000141330A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096171A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-05-07 | Geostr Corp | 粗度係数を改善したプレキャストコンクリート製品の製法 |
JP2010201915A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-09-16 | Ohbayashi Corp | セグメントを製作するための型枠及びその型枠を用いたセグメントの製作方法 |
JP2013147810A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Gifu Kogyo Co Ltd | 剥落防止ネットの取付け構造 |
CN107190972A (zh) * | 2017-07-17 | 2017-09-22 | 浙江宝杰环保科技有限公司 | 一种快速拼接混凝土模板 |
KR101935899B1 (ko) * | 2017-06-22 | 2019-01-07 | 주식회사 케이씨산업 | 합성수지로 피복되는 프리캐스트 콘크리트 구조체 및 이의 제조방법 |
CN109441483A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-08 | 蓝传雯 | 用于隧道模喷浇筑的电磁模板 |
CN110181683A (zh) * | 2019-06-24 | 2019-08-30 | 宁波鑫源佳业建筑科技有限公司 | 一种混凝土预埋件电磁脱模控制系统 |
CN112976295A (zh) * | 2021-03-02 | 2021-06-18 | 邓杰 | 一种高强度预应力混凝土预制管桩制作方法 |
-
1998
- 1998-11-13 JP JP10324265A patent/JP2000141330A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096171A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-05-07 | Geostr Corp | 粗度係数を改善したプレキャストコンクリート製品の製法 |
JP2010201915A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-09-16 | Ohbayashi Corp | セグメントを製作するための型枠及びその型枠を用いたセグメントの製作方法 |
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KR101935899B1 (ko) * | 2017-06-22 | 2019-01-07 | 주식회사 케이씨산업 | 합성수지로 피복되는 프리캐스트 콘크리트 구조체 및 이의 제조방법 |
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CN109441483B (zh) * | 2018-11-26 | 2024-02-13 | 四川蓝海智能装备制造有限公司 | 用于隧道模喷浇筑的电磁模板 |
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