JPH0428693A - 鋼帯コイルリフティングマグネット - Google Patents
鋼帯コイルリフティングマグネットInfo
- Publication number
- JPH0428693A JPH0428693A JP13157590A JP13157590A JPH0428693A JP H0428693 A JPH0428693 A JP H0428693A JP 13157590 A JP13157590 A JP 13157590A JP 13157590 A JP13157590 A JP 13157590A JP H0428693 A JPH0428693 A JP H0428693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnetic flux
- lifting magnet
- magnetic
- steel belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 10
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 10
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 11
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 16
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、鋼帯コイルをアップエンド状態で吊り下げる
リフティングマグネットに関するものである。
リフティングマグネットに関するものである。
鋼帯コイルをアップエンド状態で吊下げ搬送するリフテ
ィングマグネットは1通常、第5図に示す構造となって
いる。このリフティングマグネット1をアップエンド状
態にあるコイル4上に載せ。
ィングマグネットは1通常、第5図に示す構造となって
いる。このリフティングマグネット1をアップエンド状
態にあるコイル4上に載せ。
励磁コイル5に電流を流し、それによって発生する磁力
によってコイル4を吊り下げるものである。
によってコイル4を吊り下げるものである。
この従来のリフティングマグネット1の吸着面2は、第
6図に示すように、吸着面積を最大限有効に確保するた
め、その中心側を短辺とする台形として放射状に配置し
ている。
6図に示すように、吸着面積を最大限有効に確保するた
め、その中心側を短辺とする台形として放射状に配置し
ている。
こうした従来のリフティングマグネット1における吸着
面2の磁束密度分布の概略を第4図に示す。この図から
、コイル4の春巻6部分の磁束密度が、外巻7あるいは
中巻部分と比較して低いことが分かる。この主な原因は
、吸着力は吸着面積の大きさに比例するという自然法則
CF (吸着力)ocB2 (有効磁束密度)×S(吸
着面積)〕のもとにおいて、内春巻側の吸着面積が外巻
7側等の吸着面積と比較して小さいこと、およびコイル
4の内径が、当然のことながら、その外径と比較して小
さいことから、その狭い領域に位置する磁極が相互に干
渉し合うことに起因するものである。
面2の磁束密度分布の概略を第4図に示す。この図から
、コイル4の春巻6部分の磁束密度が、外巻7あるいは
中巻部分と比較して低いことが分かる。この主な原因は
、吸着力は吸着面積の大きさに比例するという自然法則
CF (吸着力)ocB2 (有効磁束密度)×S(吸
着面積)〕のもとにおいて、内春巻側の吸着面積が外巻
7側等の吸着面積と比較して小さいこと、およびコイル
4の内径が、当然のことながら、その外径と比較して小
さいことから、その狭い領域に位置する磁極が相互に干
渉し合うことに起因するものである。
この現象は、内径が500 mm程度と小さいコイル4
において特に顕著である。
において特に顕著である。
このリフティングマグネット1で1例えば、焼鈍処理を
行った後の珪素鋼のコイル4を吊り下げると、第7図に
示すようにコイル内巻6部分がテレスコープ状に垂れ下
がり易い状態となる。焼鈍処理によって焼付き防止のた
めにコイル4に塗布された剥離剤が収縮する等してコイ
ル4の巻きが緩み、内側部分の磁束密度が低い従来のリ
フティングマグネット1では、その緩んだ部分を磁力で
吸着することが出来ないからである。
行った後の珪素鋼のコイル4を吊り下げると、第7図に
示すようにコイル内巻6部分がテレスコープ状に垂れ下
がり易い状態となる。焼鈍処理によって焼付き防止のた
めにコイル4に塗布された剥離剤が収縮する等してコイ
ル4の巻きが緩み、内側部分の磁束密度が低い従来のリ
フティングマグネット1では、その緩んだ部分を磁力で
吸着することが出来ないからである。
こうした問題を解決するためにこれまであらゆる工夫が
なされてきた。実開昭58−67876号公報や実開昭
60−85572号公報に記載の考案もその一つである
。しかし、これらの装置はコイルの内巻部分が損傷した
り、汎用性がないという欠点がある。
なされてきた。実開昭58−67876号公報や実開昭
60−85572号公報に記載の考案もその一つである
。しかし、これらの装置はコイルの内巻部分が損傷した
り、汎用性がないという欠点がある。
実開昭63−104386号公報に記載の装置は、操作
性が悪く、構造が複雑である。実開昭53−88969
号公報に記載の装置においては、コイルを離す際に内巻
部分を損傷してしまい易いし、実開昭60103176
号公報に記載のものは、停電等を考慮した場合。
性が悪く、構造が複雑である。実開昭53−88969
号公報に記載の装置においては、コイルを離す際に内巻
部分を損傷してしまい易いし、実開昭60103176
号公報に記載のものは、停電等を考慮した場合。
安全性に問題が残り、かつ設備費が高くなるという欠点
がある。
がある。
本願発明は、こうした従来の問題に鑑み創案されたもの
で、鋼帯コイルを安全確実に吊下げ搬送することの出来
るリフティングマグネットを提供することをその課題と
するものである。
で、鋼帯コイルを安全確実に吊下げ搬送することの出来
るリフティングマグネットを提供することをその課題と
するものである。
〔課題を解決するための手段]
そのための手段として、アップエンド状の鋼帯コイル4
を吊り上げるべく磁極吸着面2を同一平面放射状に配置
したリフティングマグネット1において、その磁極吸着
面2に非磁性体3を同心円状に設けた。
を吊り上げるべく磁極吸着面2を同一平面放射状に配置
したリフティングマグネット1において、その磁極吸着
面2に非磁性体3を同心円状に設けた。
第3図に1本願発明のリフティングマグネット1におけ
る吸着面2の磁束密度分布の概略を示す。
る吸着面2の磁束密度分布の概略を示す。
この図から分かるように、コイル4の春巻6部分の磁束
密度は外巻7あるいは中巻部分と比較して高い。これは
、磁束は通り易いところを集中して通るという性質を利
用したもので、磁束の通り易いところに非磁性体3とい
う抵抗を与え9元来磁束密度の低い春巻6側を磁束が通
り易<シ、その春巻6部分の吸着力(磁力)を向上させ
たものである。磁路に抵抗を与える手段としては、理論
的にはギャップ(隙間)を設ければ良いが、コイル4を
水平に吸着保持する必要上、非磁性体3を設けている。
密度は外巻7あるいは中巻部分と比較して高い。これは
、磁束は通り易いところを集中して通るという性質を利
用したもので、磁束の通り易いところに非磁性体3とい
う抵抗を与え9元来磁束密度の低い春巻6側を磁束が通
り易<シ、その春巻6部分の吸着力(磁力)を向上させ
たものである。磁路に抵抗を与える手段としては、理論
的にはギャップ(隙間)を設ければ良いが、コイル4を
水平に吸着保持する必要上、非磁性体3を設けている。
第1図および第2図に本願発明の一実施例を示す。これ
は、三つのN極とS極を有し、外径が約1800 mm
で内径が約400m市のリフティングマグネット1を示
している。このリフティングマグネット1によって吊り
下げるコイル4は、外径1000〜1500mm、内径
約500mm、板幅的1000mm、板厚0.3〜1.
5mm程度のものである。
は、三つのN極とS極を有し、外径が約1800 mm
で内径が約400m市のリフティングマグネット1を示
している。このリフティングマグネット1によって吊り
下げるコイル4は、外径1000〜1500mm、内径
約500mm、板幅的1000mm、板厚0.3〜1.
5mm程度のものである。
非磁性体3は1 コイル4を吊り下げることから高い強
度が要求されるため肉厚が約3 mmのステンレス薄板
鋼を使用している。そして1本実施例においては、コイ
ル4の春巻6側に強い磁力を作用させるためにそのステ
ンレス薄板鋼製の非磁性体3を各吸着面2の内端から約
150 mmのところから外端までの範囲にわたって設
けている。
度が要求されるため肉厚が約3 mmのステンレス薄板
鋼を使用している。そして1本実施例においては、コイ
ル4の春巻6側に強い磁力を作用させるためにそのステ
ンレス薄板鋼製の非磁性体3を各吸着面2の内端から約
150 mmのところから外端までの範囲にわたって設
けている。
尚、非磁性体3の構成材料はステンレス鋼に限定される
ものではない。又、非磁性体3を設ける位置および範囲
も上記実施例に限定されるものではなく、適宜設定され
るものである。従って1例えばコイル4の外巻7側に強
い磁力を作用させたい場合は、この実施例とは逆に、非
磁性体3を各吸着面2の外側に配置しない構成とすれば
良い。
ものではない。又、非磁性体3を設ける位置および範囲
も上記実施例に限定されるものではなく、適宜設定され
るものである。従って1例えばコイル4の外巻7側に強
い磁力を作用させたい場合は、この実施例とは逆に、非
磁性体3を各吸着面2の外側に配置しない構成とすれば
良い。
〔発明の効果]
このように本願発明にあっては、吸着面に非磁性体を設
けることとしたので、コイルの内巻側あるいは外巻側等
の任意の箇所に強い吸着力を作用させることが出来るの
で9例えば、従来のように吊下げ搬送中にコイルの内巻
側がテレスコープ状に垂れ下がるといった問題が発生せ
ず、よって安全な吊下げ搬送作業を行うことが出来るも
のである。
けることとしたので、コイルの内巻側あるいは外巻側等
の任意の箇所に強い吸着力を作用させることが出来るの
で9例えば、従来のように吊下げ搬送中にコイルの内巻
側がテレスコープ状に垂れ下がるといった問題が発生せ
ず、よって安全な吊下げ搬送作業を行うことが出来るも
のである。
又、その構成も吸着面に非磁性体を設ける簡単なもので
あり、設備費等が極めて安価で経済的である等、多くの
優れた効果を発揮する。
あり、設備費等が極めて安価で経済的である等、多くの
優れた効果を発揮する。
第1図は本願発明の一実施例を示す概略正面図。
第2図はその吸着面を示す概略底面図、第3図は本願発
明の磁束密度を示す説明図、第4図は従来技術の磁束密
度を示す説明図、第5図は従来技術の作用を示す説明図
、第6図はその概略底面図。 第7図は回巻部分がテレスコープ状に垂れ下がったコイ
ルを示す斜視図である。 符号の説明 1:リフティングマグネット、 2:吸着面。 3:非磁性体、 4:鋼帯コイル。 5:励磁コイル、 6コ内巻、 7コ外巻。
明の磁束密度を示す説明図、第4図は従来技術の磁束密
度を示す説明図、第5図は従来技術の作用を示す説明図
、第6図はその概略底面図。 第7図は回巻部分がテレスコープ状に垂れ下がったコイ
ルを示す斜視図である。 符号の説明 1:リフティングマグネット、 2:吸着面。 3:非磁性体、 4:鋼帯コイル。 5:励磁コイル、 6コ内巻、 7コ外巻。
Claims (1)
- アップエンド状の鋼帯コイル(4)を吊り上げるべく磁
極吸着面(2)を同一平面放射状に配置したリフティン
グマグネット(1)において、前記磁極吸着面(2)に
非磁性体(3)を同心円状に設けて成る鋼帯コイルリフ
ティングマグネット(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13157590A JPH0428693A (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 鋼帯コイルリフティングマグネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13157590A JPH0428693A (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 鋼帯コイルリフティングマグネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428693A true JPH0428693A (ja) | 1992-01-31 |
Family
ID=15061262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13157590A Pending JPH0428693A (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 鋼帯コイルリフティングマグネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428693A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6190576B1 (en) | 1996-04-02 | 2001-02-20 | Chisso Corporation | Liquid crystal compounds, liquid crystal compostions containing the compounds, and liquid crystal display devices made by using the compositions |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP13157590A patent/JPH0428693A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6190576B1 (en) | 1996-04-02 | 2001-02-20 | Chisso Corporation | Liquid crystal compounds, liquid crystal compostions containing the compounds, and liquid crystal display devices made by using the compositions |
US6319570B1 (en) | 1996-04-02 | 2001-11-20 | Chisso Corporation | Liquid crystalline compound, liquid crystal composition comprising the liquid crystal-line compound, and liquid crystal display device using the liquid crystal composition |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0345554B1 (en) | Magnetic gripping apparatus having circuit for eliminating residual flux | |
JP3124395B2 (ja) | 強磁性材料からなる構成部材の部材支持体および保持方法 | |
JPS6335370B2 (ja) | ||
JPH0479778B2 (ja) | ||
US2503467A (en) | Can handling magnet | |
EP0015096B1 (en) | Magnetic holder | |
JPH0428693A (ja) | 鋼帯コイルリフティングマグネット | |
CN110125966A (zh) | 一种用于抓取汽车冲压件的电磁装置及其使用方法 | |
US3740683A (en) | Electromagnetic turnoff system for permanent magnets | |
JPH047913Y2 (ja) | ||
JPH05105385A (ja) | 吊り上げ搬送用磁気装置 | |
KR20030053402A (ko) | 영구자석을 이용한 코일 권상기 | |
JP2974694B2 (ja) | 永電磁式チャック | |
JPS6038845B2 (ja) | 永久磁石式吸引装置 | |
JPH01110493A (ja) | 吊上げ式電磁石装置 | |
US20230154661A1 (en) | Permanent electromagnetic holder and conveyance device | |
JPH04255202A (ja) | 吊上電磁石装置 | |
JPS5931657Y2 (ja) | 電磁石装置 | |
JPS5943349Y2 (ja) | リフテイングマグネツト | |
JPH09194176A (ja) | 吊り上げ電磁石 | |
SU1237599A1 (ru) | Электромагнитное грузозахватное устройство | |
JPH0435343Y2 (ja) | ||
JPS5921188Y2 (ja) | つり上げ電磁石 | |
KR100554746B1 (ko) | 영구자석을 이용한 코일 권상기 | |
JP2000095474A (ja) | 可動ヨ―ク型吊上げ電磁石 |