JPH0231175Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231175Y2 JPH0231175Y2 JP13127284U JP13127284U JPH0231175Y2 JP H0231175 Y2 JPH0231175 Y2 JP H0231175Y2 JP 13127284 U JP13127284 U JP 13127284U JP 13127284 U JP13127284 U JP 13127284U JP H0231175 Y2 JPH0231175 Y2 JP H0231175Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- base
- holding plate
- core
- vertical grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 9
- 239000002907 paramagnetic material Substances 0.000 claims description 4
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 claims description 3
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、コイルに粉体塗装する際にそのコイ
ルを保持するための塗装治具の構造に関する。
ルを保持するための塗装治具の構造に関する。
棒状コアに巻線を施しそのリード線をコアの両
端部からコアの軸と垂直方向にかつ同一方向に引
き出した第3図に示すようなコイル1が知られて
いる。このようなコイル1に図に鎖線で示すよう
に粉体塗装を施す場合、リード線を保持して1個
ずつ処理槽に浸漬するのは非能率である。
端部からコアの軸と垂直方向にかつ同一方向に引
き出した第3図に示すようなコイル1が知られて
いる。このようなコイル1に図に鎖線で示すよう
に粉体塗装を施す場合、リード線を保持して1個
ずつ処理槽に浸漬するのは非能率である。
それ故に従来は、第5図に示すように水平にし
て立てた細長い保持板2の両面に、リード線を所
要の長さとした複数個のコイル1の対のリード線
を、その端面と保持板2の上端面とを一致させて
それぞれ当接し、リード線と保持板2の上から粘
着テープ3を貼り付けてコイル1を保持板2に固
定し、まとめて粉体塗装していた。
て立てた細長い保持板2の両面に、リード線を所
要の長さとした複数個のコイル1の対のリード線
を、その端面と保持板2の上端面とを一致させて
それぞれ当接し、リード線と保持板2の上から粘
着テープ3を貼り付けてコイル1を保持板2に固
定し、まとめて粉体塗装していた。
以上のようなコイル1の保持手段では、作業中
にリード線が保持板2から外れることがあるとい
う問題がある。また、コイル1のリード線の引出
し方向が必ずしも一様ではないので、保持板2に
固定することが難かしい。また塗装後短かく切断
したリード線が回路基板の通孔に挿通しにくいこ
とがあるという問題もある。
にリード線が保持板2から外れることがあるとい
う問題がある。また、コイル1のリード線の引出
し方向が必ずしも一様ではないので、保持板2に
固定することが難かしい。また塗装後短かく切断
したリード線が回路基板の通孔に挿通しにくいこ
とがあるという問題もある。
本考案によれば、棒状コアに巻線を施し巻線の
リード線をコアの両端部においてコアの軸と垂直
方向にかつ同じ方向に引き出したコイルの塗装用
治具において、常磁性材料よりなる基台と、強磁
性材料よりなる押え板とを含み、上記基台と上記
押え板とには互いに対応する縦溝を所要の間隔を
おいて複数個設け、上記基台には上記縦溝をはさ
んで永久磁石を埋設し上記永久磁石と上記押え板
との磁気的吸引力により上記縦溝に上記コイルの
リード線を挾持するようにしたことを特徴とする
コイル塗装用治具が得られる。
リード線をコアの両端部においてコアの軸と垂直
方向にかつ同じ方向に引き出したコイルの塗装用
治具において、常磁性材料よりなる基台と、強磁
性材料よりなる押え板とを含み、上記基台と上記
押え板とには互いに対応する縦溝を所要の間隔を
おいて複数個設け、上記基台には上記縦溝をはさ
んで永久磁石を埋設し上記永久磁石と上記押え板
との磁気的吸引力により上記縦溝に上記コイルの
リード線を挾持するようにしたことを特徴とする
コイル塗装用治具が得られる。
第1図は本考案による塗装治具の一実施例をコ
イル1とともに示している。第1図を参照して、
図示の塗装治具は、基台4とこれを挾むように組
み合わされた二枚の押え板8,8′とを含んでい
る。
イル1とともに示している。第1図を参照して、
図示の塗装治具は、基台4とこれを挾むように組
み合わされた二枚の押え板8,8′とを含んでい
る。
基台4は常磁性材料よりなる直方体状の板であ
る。基台4には、第2図に示すように両側面の所
定の位置に複数個(図では3個)の半円形状の縦
溝5a〜5c,5d〜5fをそれぞれ形成し、か
つ縦溝5をはさんで基台4と同じ高さの永久磁石
6を埋設し、さらに両端近傍に係合孔7を形成し
ている。
る。基台4には、第2図に示すように両側面の所
定の位置に複数個(図では3個)の半円形状の縦
溝5a〜5c,5d〜5fをそれぞれ形成し、か
つ縦溝5をはさんで基台4と同じ高さの永久磁石
6を埋設し、さらに両端近傍に係合孔7を形成し
ている。
押え板8,8′は強磁性材料よりなり、基台4
の側面と同じ形状の板である。夫々の押え板8,
8′の一方の面には基台4の縦溝5a〜5fと対
向する位置に円孤状の縦溝9を形成し、かつ両端
近傍に係合突片10を設けている。
の側面と同じ形状の板である。夫々の押え板8,
8′の一方の面には基台4の縦溝5a〜5fと対
向する位置に円孤状の縦溝9を形成し、かつ両端
近傍に係合突片10を設けている。
この塗装治具にコイル1を保持させるには、先
ず、第1図に示すようにコイル1の対のリード線
を基台4の両側から縦溝5aと5d,5bと5
e,5eと5fにはめ込む。その際、リード線の
端面と基台4の上面を一致させる。次に押え板
8,8′の突片10を基台4の係合孔7に挿入し
つつ、基台4に押え板8,8′を組み付ける。す
ると磁石6により押え板8,8′が吸着される。
したがつてコイル1のリード線は縦溝5,9間に
しつかりと挾持される。
ず、第1図に示すようにコイル1の対のリード線
を基台4の両側から縦溝5aと5d,5bと5
e,5eと5fにはめ込む。その際、リード線の
端面と基台4の上面を一致させる。次に押え板
8,8′の突片10を基台4の係合孔7に挿入し
つつ、基台4に押え板8,8′を組み付ける。す
ると磁石6により押え板8,8′が吸着される。
したがつてコイル1のリード線は縦溝5,9間に
しつかりと挾持される。
第4図は本考案の他の実施例を示している。こ
の実施例は、常磁性材の基台4の片面だけに縦溝
5a〜5fを設け、コイル1の対のリード線をは
め込むべき縦溝(例えば5aと5d)の間に永久
磁石6を埋設し、縦溝5に対応する縦溝9を形成
した押え板8でコイル1のリード線を挾持するよ
うにしたものである。
の実施例は、常磁性材の基台4の片面だけに縦溝
5a〜5fを設け、コイル1の対のリード線をは
め込むべき縦溝(例えば5aと5d)の間に永久
磁石6を埋設し、縦溝5に対応する縦溝9を形成
した押え板8でコイル1のリード線を挾持するよ
うにしたものである。
以上述べたように本考案によれば、基台と押え
板との縦溝を設けてコイルのリード線をはめて基
台に埋設した磁石と押え板との磁気的吸引力によ
りリード線を挾持するので、確実にかつ容易にコ
イルを治具に固定できる。また縦溝に合せてリー
ド線の引出し方向を整えて固定するので、回路基
板への装着が容易なコイルを得ることができる。
板との縦溝を設けてコイルのリード線をはめて基
台に埋設した磁石と押え板との磁気的吸引力によ
りリード線を挾持するので、確実にかつ容易にコ
イルを治具に固定できる。また縦溝に合せてリー
ド線の引出し方向を整えて固定するので、回路基
板への装着が容易なコイルを得ることができる。
第1図は本考案によるコイル塗装治具の一実施
例をコイルを保持した状態で示す外観図、第2図
は第1図の治具の分解斜視図、第3図はコイルと
その塗装を説明する図、第4図は本考案の他の実
施例を示す平面図、第5図は従来のコイル保持手
段の一例を示す平面図である。 1……コイル、2……保持板、3……粘着テー
プ、4……基台、5,9……縦溝、6……永久磁
石、7……係合孔、8,8′……押え板、10…
…係合突片。
例をコイルを保持した状態で示す外観図、第2図
は第1図の治具の分解斜視図、第3図はコイルと
その塗装を説明する図、第4図は本考案の他の実
施例を示す平面図、第5図は従来のコイル保持手
段の一例を示す平面図である。 1……コイル、2……保持板、3……粘着テー
プ、4……基台、5,9……縦溝、6……永久磁
石、7……係合孔、8,8′……押え板、10…
…係合突片。
Claims (1)
- 棒状コアに巻線を施し巻線のリード線をコアの
両端部においてコアの軸と垂直方向にかつ同じ方
向に引き出したコイルの塗装用治具において、常
磁性材料よりなる基台と、強磁性材料よりなる押
え板とを含み、上記基台と上記押え板とには互い
に対応する縦溝を所要の間隔をおいて複数個設
け、上記基台には上記縦溝をはさんで永久磁石を
埋設し上記永久磁石と上記押え板との磁気的吸引
力により上記縦溝に上記コイルのリード線を挾持
するようにしたことを特徴とするコイル塗装用治
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13127284U JPS6148076U (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | コイル塗装用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13127284U JPS6148076U (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | コイル塗装用治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6148076U JPS6148076U (ja) | 1986-03-31 |
JPH0231175Y2 true JPH0231175Y2 (ja) | 1990-08-22 |
Family
ID=30689863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13127284U Granted JPS6148076U (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | コイル塗装用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6148076U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9234849B2 (en) | 2005-10-11 | 2016-01-12 | Bt Imaging Pty Limited | Method and system for inspecting indirect bandgap semiconductor structure |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP13127284U patent/JPS6148076U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9234849B2 (en) | 2005-10-11 | 2016-01-12 | Bt Imaging Pty Limited | Method and system for inspecting indirect bandgap semiconductor structure |
US9909991B2 (en) | 2005-10-11 | 2018-03-06 | Bt Imaging Pty Limited | Method and system for inspecting indirect bandgap semiconductor structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6148076U (ja) | 1986-03-31 |
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