JPH0244503Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244503Y2 JPH0244503Y2 JP5426985U JP5426985U JPH0244503Y2 JP H0244503 Y2 JPH0244503 Y2 JP H0244503Y2 JP 5426985 U JP5426985 U JP 5426985U JP 5426985 U JP5426985 U JP 5426985U JP H0244503 Y2 JPH0244503 Y2 JP H0244503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- flange
- core
- winding
- shaped
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 11
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はE形とI形の磁気コアを突き合わせ固
定する巻線が巻回されるトランスホーマ用のコイ
ルボビンに関する。
定する巻線が巻回されるトランスホーマ用のコイ
ルボビンに関する。
従来の技術
従来トランスホーマは第3図のように巻芯1の
両端より鍔2を張り出したボビンに巻線11を巻
回し、ボビンの中心孔にE形磁気コア7の中央脚
を挿入し、I形磁気コア8と突き合わせて閉磁路
が形成される。これら挿入突き合わせられた磁気
コア7,8の外周は絶縁テープで巻回されるか、
または弾性力の材料よりなるM字状のホルダー1
0によつて抱持され固定されている。
両端より鍔2を張り出したボビンに巻線11を巻
回し、ボビンの中心孔にE形磁気コア7の中央脚
を挿入し、I形磁気コア8と突き合わせて閉磁路
が形成される。これら挿入突き合わせられた磁気
コア7,8の外周は絶縁テープで巻回されるか、
または弾性力の材料よりなるM字状のホルダー1
0によつて抱持され固定されている。
考案が解決しようとする問題点
従来のように磁気コア7,8の外周を絶縁テー
プを巻回す手段またはM字状のホルダー10で抱
持する手段は、ともに2個の磁気コア7,8は互
に固定されるけれど、磁気コア7,8とボビンと
の間は固定されないので振動によつて磁気コア
7,8の移動、または破損を生ずるので接着また
は含浸を行なわなければならない欠点がある。ま
た絶縁テープを巻回す手段は工程に時間を要する
欠点がある。
プを巻回す手段またはM字状のホルダー10で抱
持する手段は、ともに2個の磁気コア7,8は互
に固定されるけれど、磁気コア7,8とボビンと
の間は固定されないので振動によつて磁気コア
7,8の移動、または破損を生ずるので接着また
は含浸を行なわなければならない欠点がある。ま
た絶縁テープを巻回す手段は工程に時間を要する
欠点がある。
問題点を解決するための手段
本考案は従来のかかる欠点を除き、巻芯1の両
端より張り出す鍔の一方に鍔の外方に置かれるI
形磁気コア8を支持する鍔を張り出して設けると
ともに、鍔の他方に鍔の外方に置かれるE形磁気
コア7を挾持する開口溝と、この開口溝の両側壁
内面に開口辺に添つて細溝を刻設し、絶縁材で一
体に成形したコイルボビンである。
端より張り出す鍔の一方に鍔の外方に置かれるI
形磁気コア8を支持する鍔を張り出して設けると
ともに、鍔の他方に鍔の外方に置かれるE形磁気
コア7を挾持する開口溝と、この開口溝の両側壁
内面に開口辺に添つて細溝を刻設し、絶縁材で一
体に成形したコイルボビンである。
作 用
両鍔の外方の支持鍔内と開口溝内に磁気コア
7,8を置き、一方の磁気コア8を支持鍔で支
持、他方の磁気コア7の外側を両細溝の間で架設
された弓状のスプリングで押圧固定される。
7,8を置き、一方の磁気コア8を支持鍔で支
持、他方の磁気コア7の外側を両細溝の間で架設
された弓状のスプリングで押圧固定される。
実施例
本考案のコイルボビンの実施例は第1図に示す
ように巻芯1の両端より鍔2,2′を張り出し絶
縁材にてコイルボビンを形成する。この一方の鍔
2には外側より巻線のリード線と外部とを接続す
る複数個の端子3を埋設するとともにI形磁気コ
ア8が挿入されて支持される支持鍔4を架設す
る。また他方の鍔2′に巻芯1のE形磁気コア7
挿入孔の内縁と平行で、磁気コア7の幅より深い
開口溝6を刻設し、また開口溝6の開口縁辺に添
つて両側壁内面に細溝5を刻設する。
ように巻芯1の両端より鍔2,2′を張り出し絶
縁材にてコイルボビンを形成する。この一方の鍔
2には外側より巻線のリード線と外部とを接続す
る複数個の端子3を埋設するとともにI形磁気コ
ア8が挿入されて支持される支持鍔4を架設す
る。また他方の鍔2′に巻芯1のE形磁気コア7
挿入孔の内縁と平行で、磁気コア7の幅より深い
開口溝6を刻設し、また開口溝6の開口縁辺に添
つて両側壁内面に細溝5を刻設する。
いま第2図に示すように鍔2と支持鍔4との間
にI形磁気コア8を挿入し、また鍔2′より巻芯
1の挿入孔にE形磁気コア7の中央脚を挿入し、
両細溝5に弓状のスプリング9を架設し、E形磁
気コア7の外側を圧接させる。
にI形磁気コア8を挿入し、また鍔2′より巻芯
1の挿入孔にE形磁気コア7の中央脚を挿入し、
両細溝5に弓状のスプリング9を架設し、E形磁
気コア7の外側を圧接させる。
したがつて支持鍔4によつて支持されているI
形磁気コア8とE形磁気コア7とはスプリング9
で圧接され、且つスプリング9は鍔2′を押圧し
ているので、磁気コア7,8とコイルボビンとは
スプリング9を介して互に固定され、特に接着、
含浸、および絶縁テープを巻回する必要はない。
形磁気コア8とE形磁気コア7とはスプリング9
で圧接され、且つスプリング9は鍔2′を押圧し
ているので、磁気コア7,8とコイルボビンとは
スプリング9を介して互に固定され、特に接着、
含浸、および絶縁テープを巻回する必要はない。
考案の効果
以上に述べたように本考案によれば、磁気コア
7,8およびボビン間はスプリング9で押圧され
ているので接着、含浸、または絶縁テープの巻工
程などの作業を要せず短時間で磁気コア7,8の
組立固定ができる。
7,8およびボビン間はスプリング9で押圧され
ているので接着、含浸、または絶縁テープの巻工
程などの作業を要せず短時間で磁気コア7,8の
組立固定ができる。
第1図は本考案のコイルボビンの実施例の外観
斜視図、第2図は本考案によるコイルボビンに磁
気コアを挿入した縦断側面図、第3図は従来のト
ランスホーマにおいて2個の磁気コアをホルダー
により固定した正面図である。 なお、1:巻芯、2,2′:鍔、4:支持鍔、
5:細溝、6:開口溝、7,8:磁気コア。
斜視図、第2図は本考案によるコイルボビンに磁
気コアを挿入した縦断側面図、第3図は従来のト
ランスホーマにおいて2個の磁気コアをホルダー
により固定した正面図である。 なお、1:巻芯、2,2′:鍔、4:支持鍔、
5:細溝、6:開口溝、7,8:磁気コア。
Claims (1)
- 巻線が巻回される巻芯1の両端より張り出す一
方の鍔2の外方に挿入される磁気コア8の外側面
を支持する支持鍔4を張り出し、他方の鍔2′の
外方に磁気コア7が挿入される開口溝6と、該開
口溝6の両側壁内面に開口縁辺に添つて細溝5を
刻設してなるコイルボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5426985U JPH0244503Y2 (ja) | 1985-04-13 | 1985-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5426985U JPH0244503Y2 (ja) | 1985-04-13 | 1985-04-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61171228U JPS61171228U (ja) | 1986-10-24 |
JPH0244503Y2 true JPH0244503Y2 (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=30575872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5426985U Expired JPH0244503Y2 (ja) | 1985-04-13 | 1985-04-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244503Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-13 JP JP5426985U patent/JPH0244503Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61171228U (ja) | 1986-10-24 |
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