JPH085946Y2 - 密接して並ぶ複数の長尺鋼片の隙間あけ装置 - Google Patents

密接して並ぶ複数の長尺鋼片の隙間あけ装置

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JPH085946Y2
JPH085946Y2 JP10289291U JP10289291U JPH085946Y2 JP H085946 Y2 JPH085946 Y2 JP H085946Y2 JP 10289291 U JP10289291 U JP 10289291U JP 10289291 U JP10289291 U JP 10289291U JP H085946 Y2 JPH085946 Y2 JP H085946Y2
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大山 藤生
治 宇野
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合同製鐵株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、密接して並ぶ複数の長
尺鋼片の隙間あけ装置に係り、詳しくは、加熱炉へ装入
される複数の鋼片をリフマグクレーンによって予め仮置
場に降ろしたとき、密接して並んだ状態の鋼片に、加熱
炉へ装入するために都合のよい所定間隔の隙間を与える
ことができるようにした長尺鋼片の隙間あけ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造された長尺な鋼片などを所望形
状に直ちに圧延しない場合には、それらの鋼片が貯蔵場
などに保管される。その鋼片は常温状態となっているの
で、製品化するための熱間圧延に先がけて、貯蔵場から
運び出した鋼片を加熱炉などで予め加熱しておく必要が
ある。ところで、鋼片の貯蔵場においては、一般的にそ
の貯蔵量の拡大と貯蔵スペースの有効利用のために、角
形断面をした鋼片を密接して保管している。一方、加熱
炉へは鋼片が一本ずつ装入され、かつ、加熱効果をあげ
るために炉内では鋼片間に所定間隔の隙間をあけておく
必要がある。上記した貯蔵場から加熱炉に至るまでの鋼
片の搬送には、密接状態にある複数の鋼片を一度に移動
させることができる磁力吸着式のリフマグクレーンが使
用される。しかし、リフマグクレーンは貯蔵場に保管さ
れた密接状態のままの鋼片を例えば三本単位で搬送する
ので、その複数の鋼片を加熱炉前の装入装置に降ろして
も、密接した鋼片を一本ずつ直ちに加熱炉に装入するこ
とができない。すなわち、装入用プッシャーで鋼片端を
押して加熱炉に装入しようとしても、となりあう鋼片の
側面が擦れることになり、その摩擦抵抗で円滑な装入が
阻害されるからである。そこで、貯蔵場から搬出された
複数の鋼片は、リフマグクレーンを消磁させることによ
って仮置場などに一旦降ろされ、そのローラコンベア上
で所定の間隔を確保した後、再度、リフマグクレーンに
よって装入装置へ搬送するようにしている。もしくは、
貯蔵場から鋼片をリフマグクレーンによって直接装入装
置に降ろし、その装入装置上で鋼片間隔を調整してい
る。このようにすれば、装入装置上における鋼片は所定
の間隔となり、その状態で鋼片間にライナーをかませて
間隔の保持を図り、鋼片端を装入用プッシャーで押せ
ば、円滑に鋼片を加熱炉に装入することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した仮
置場などのローラコンベア上で鋼片間に所定の隙間を与
える場合、クレーンを用いたり作業者がてこなどを使用
して鋼片を移動させ、その隙間にライナーをかませなが
ら、徐々に所定の間隔となるまでずらせている。しか
し、その作業の間に、長尺な鋼片の姿勢が傾斜するなど
すると手直しが必要とされ、極めて手間ひまのかかる作
業となる欠点がある。この作業は作業者に重労働を強い
ることになること、隙間あけ作業に熟練を必要とするこ
と、また、装入の準備に多大の時間を要して加熱炉への
装入の円滑を欠くなど多くの問題を含んでいる。本考案
は上述の問題に鑑みなされたもので、その目的は、長尺
鋼片間に所定間隔の隙間を確実にあけることができ、ま
た、その作業の自動化が図られ重労働から解放されるよ
うにし、長尺鋼片の炉内装入作業の円滑化,能率化の向
上を実現することができる密接して並ぶ複数の長尺鋼片
の隙間あけ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、複数本を略平行に並べた密接状態でリフマグクレ
ーン3によって搬送されたきた角形断面の長尺な鋼片
1,1を乗載する仮置場2に、その鋼片1を一本ずつ載
せることができる複数の移動台車5,5が接近して配置
される。となりあう移動台車5,5間には、搬送された
きた鋼片1の一本が一つの移動台車5の乗載面5aに完
全に載った状態にないとき(図3参照)、鋼片1,1を
移動台車5上へ完全に載せることにより密接状態にあっ
た鋼片1,1間に所定間隔の隙間mを生じさせるように
するための隙あけローラ8A,8Bが、移動台車5の乗
載面5aから突出して、回転駆動可能に設置される。そ
の隙あけローラ8を回転させて鋼片1を移動台車5へ完
全に載せる際に鋼片1の移動につれて隙あけローラ8か
ら遠ざかるように移動した移動台車5を、鋼片1をリフ
マグクレーン3によって搬出した時点で(図7参照)、
元の位置へ自動的に復帰させる復元部材10が取り付け
られている。図11に示すように、隙あけローラ22
A,22Bは、移動台車5が動く方向へ位置替え可能に
設置しておくこともできる。
【0005】
【作用】リフマグクレーン3によって仮置場2に搬送さ
れてきた複数の鋼片1A〜1Cは、略平行に並べた密接
状態で吊持されている。一方、仮置場2には、搬送され
てきた鋼片1を一本ずつ載せることができる複数の移動
台車5,5が接近した状態で待機している。リフマグク
レーン3が下降すると、鋼片1A〜1Cは、移動台車5
A〜5Cの乗載面5aと隙あけローラ8A,8Bとに跨
がった姿勢で降ろされる(図3参照)。隙あけローラ8
Aが回転されると、右端を隙あけローラ8Aに預ける一
方で左端を乗載面5aに載せた鋼片1Aが、移動台車5
Aとともに復元部材10Aの弾発力に抗して隙あけロー
ラ8Aから遠ざかるように移動し、鋼片1Aは乗載面5
aに密着するようにして移動台車5Aへ完全に載せられ
る(図4参照)。その時点では、鋼片1Aが隙あけロー
ラ8Aに当接しているので、鋼片1Aを載せた移動台車
5Aは動くことがない。他の隙あけローラ8Bが回転さ
れると、左端を隙あけローラ8Bに預ける一方、右端を
乗載面5aに載せた鋼片1Cが、移動台車5Cとともに
復元部材10Bの弾発力に抗して隙あけローラ8Bから
遠ざかるようにして移動し、鋼片1Cは移動台車5Cへ
完全に乗載される(図5参照)。その時点では、鋼片1
Cが隙あけローラ8Bに当接しているので、鋼片1Cを
載せた移動台車5Cは静止する。次に、隙あけローラ8
Aが逆転されると、左端を隙あけローラ8Aに預ける一
方で右端を乗載面5aに載せられている鋼片1Bが移動
台車5Bとともに隙あけローラ8Aから遠ざかり、鋼片
1Bは移動台車5Bへ完全に載せられる(図6参照)。
鋼片1A〜1Cをそれぞれ移動台車5A〜5Cの乗載面
5aに密着した乗載状態となると、鋼片1Aと鋼片1B
との間、および鋼片1Bと鋼片1Cとの間には、隙あけ
ローラ8の寸法に対応した隙間mが形成され、鋼片1,
1は所定間隔の隙間あけ状態となる。リフマグクレーン
3が下降して鋼片1A〜1Cを持ち去ると(図7参
照)、移動台車5Aは復元部材10Aの弾発力で、移動
台車5C,5Bは復元部材10Bの弾発力で元の位置へ
自動的に復帰し、次に搬入されてくる鋼片に備えた待機
状態となる。図11に示す装置60においては、隙あけ
ローラ22A,22Bの位置を移動台車5が動く方向の
任意の位置に選定して固定することができる。移動台車
5A〜5Cの動作は上記と同様であるが、鋼片1の断面
寸法が異なっても、位置替えされた隙あけローラ22
A,22Bによって、鋼片1Aと鋼片1Bとの間や鋼片
1Bと鋼片1Cとの間に隙間mをあけることができる。
もちろん、鋼片1,1が持ち去られると、移動台車5
は、復元部材10A,10Bによって元の位置へ復帰さ
れる。
【0006】
【考案の効果】本考案によれば、長尺な鋼片の隙間あけ
作業の機械化が図られるので、従来のような手作業に頼
っていた隙間あけ作業が回避され、作業者から重労働を
解放することができる。その隙間あけ作動は隙あけロー
ラによってなされるので、鋼片間の隙間は精度よく確保
される。また、隙あけローラを配置替えすれば、簡単に
異なった断面寸法の鋼片の扱いも可能となる。仮置場で
の隙間あけ作業が済んだ後に鋼片を搬出すると、移動台
車は自ずと元の位置へ復帰するので、次の鋼片の到達ま
での準備作業が自動的になされ、作業の円滑化が図られ
る。搬出された鋼片をリフマグクレーンによって炉前の
装入装置上へ降ろせば、短時間で加熱炉への装入作業を
完了することができ、鋼片装入作業の大幅な能率化が図
られる。
【0007】
【実施例】以下に、本考案の密接して並ぶ複数の長尺鋼
片の隙間あけ装置を、図面を参照しながら詳細に説明す
る。図2は本考案に係る長尺鋼片用隙間あけ装置30の
平面図で、図1は図2のA−A線矢視図である。図1に
おいて、図示しない貯蔵場からリフマグクレーン3に吸
着して搬送されてきた例えば300mm角断面の複数本
(図示は三本)の長尺な鋼片1,1が仮り置きされる仮
置場2には、図2に示すように、その左右方向に延びる
レール4,4が敷設されている。これらのレール4上に
は、移動方向の長さが短くそれに直角な方向には長い移
動台車5A〜5Cが移動可能に相互に接近し、図1に示
すリフマグクレーン3によって一度に三本搬入される鋼
片1,1に対応して配置されている。これらの移動台車
5,5は、原則的には、それらに乗載される鋼片1(図
2中に二点鎖線で示す)の長さよりも長くなっている。
そして、移動台車5は車体6と車輪7とよりなり、その
車体6は下部台車6aと上部台体6bとを備え、両者が
柱状の接続部材6cによって一体化され、上部台体6b
の上面には一本の鋼片1を載せる乗載面5aが形成され
ている。図2に示すように、隣接する移動台車5Aと5
Bおよび移動台車5Bと5Cとの間には、合計四つの隙
あけローラ8,8があり、図1のごとく、移動台車5の
乗載面5aから突出するようにして設置されている。移
動台車5Aと5Bとの間の隙あけローラ8A,8Aは、
レール4を跨ぐようにして床面に立設した架台8a上に
回転駆動可能に取り付けられている。一方、移動台車5
Bと5Cとの間の隙あけローラ8B,8Bは、図2に示
すレール4,4の内側に立設した架台8b上に回転駆動
可能に取り付けられる。
【0008】後者の隙あけローラ8B,8Bを設置する
位置がレール4,4の内側となっているのは、後述する
ごとく、移動台車5Cが隙あけローラ8Bから離れた後
に元の位置へ復帰するとき、その復帰動作に伴って移動
台車5Bも元の位置へ戻すべく、移動台車5Cが移動台
車5Bを押動できるようにするためである。そのために
移動台車5B,5Cの中央部が矩形状に切り欠かれ、そ
の空間に移動台車5Bの移動代を残して隙あけローラ8
B,8Bが設置されている。なお、鋼片1が移動台車5
より長いものばかりである場合には、隙あけローラ8
B,8Bに代えて、隙あけローラ8C,8Cを破線で示
すように移動台車5Cの側方に配置しておいてもよい。
この場合には、移動台車5Cの中央部の切欠空間は必要
とされない。以上の隙あけローラ8は、本例ではいずれ
も図1に示すように、その軸芯の位置が乗載面5aの高
さと一致するように設置される。これは、後述するよう
に、各鋼片1が一つの移動台車5の乗載面5aに完全に
載った状態にないとき(例えば図3参照)、隙あけロー
ラ8を回転駆動して、各隙あけローラ8に接触している
各鋼片1を移動台車5上へ完全に載せることにより(例
えば図6参照)、密接状態にあった鋼片間に所定間隔の
隙間m(隙あけローラ8の直径に等しい)を生じさせる
ためである。したがって、隙あけローラ8は乗載面5a
から幾分か突出していればよい。上記したリフマグクレ
ーン3は、長手方向の側面を密接させるようにして略平
行に並ぶ複数の鋼片1,1を貯蔵場から搬送してくるも
のであるが、仮置場2の移動台車5,5上に降ろしたと
きも、鋼片1,1の相互の隙間はほとんどない状態とな
る。しかし、上記したように、各隙あけローラ8が乗載
面5aから少し突出しているので、取り敢えずは図3の
ような状態に乗載される。例えば、左側の鋼片1Aが移
動台車5Aの乗載面5aと隙あけローラ8Aとに跨がっ
た恰好となったとき、中央の鋼片1Bは隙あけローラ8
Aと移動台車5Bの乗載面5aとに跨がるように載り、
右側の鋼片1Cは隙あけローラ8Bと移動台車5Cの乗
載面5aに跨がったようになる。鋼片1,1は密接状態
で降ろされているので、いずれかの鋼片1が不安定な載
り方であっても、鋼片相互が移動を規制しあって、鋼片
1が隙あけローラ8からずり落ちることはほとんどな
い。なお、いずれかの鋼片1がずれて隙あけローラ8か
ら外れ移動台車5上に載ったとしても、他の鋼片1は依
然として隙あけローラ8にひっかかった状態となってい
ることが多い。
【0009】これらの鋼片1,1を各移動台車5に完全
に載せるため、各隙あけローラ8は回転駆動されるよう
になっている。したがって、図示していないが、隙あけ
ローラ8ごとにモータや回転伝動機構などが設けられ、
駆動指令を受けて所望方向への回転がなされる。その手
順としては、鋼片1Aを移動台車5Aに載せるべく隙あ
けローラ8Aが反時計方向に駆動され、次に、隙あけロ
ーラ8Bが時計方向に回転され、鋼片1Cが移動台車5
Cに載せられる。最後に、隙あけローラ8Aが時計方向
に逆転され、鋼片1Bが移動台車5Bに乗載されるとい
ったように、隙あけローラ8の正転や逆転制御がなされ
る。なお、レール4,4の左端にはそれぞれ固定ストッ
パー9Aが設けられ、レール4の右端にも固定ストッパ
ー9Bが設置され、それぞれの鋼片1との対向面には平
滑な鋼板などが貼着されている。上記した隙あけローラ
8Aと8Bとの間隔は、搬入される鋼片1の幅に相当す
る距離L(図1参照)とされているが、隙あけローラ8
Aと固定ストッパー9Aとの距離、隙あけローラ8Bと
固定ストッパー9Bとの距離もLとなるように決められ
る。なお、これらの固定ストッパー9A,9Bは是非な
ければならないというものではないが、これらを設置し
ておけば、隙あけローラ8を駆動したときに移動する鋼
片1の過大なずれを規制することができる。このような
構成としておけば、各鋼片1は各隙あけローラ8を挟ん
でそれぞれに規制された位置に停止し、その結果、鋼片
1,1の間隔は、隙あけローラ8の直径に等しい隙間m
となる。したがって、そのように均等な隙間mとなった
鋼片1,1は、図7に示すようにしてリフマグクレーン
3によって、加熱炉への装入操作にふさわしい状態で、
その装入装置へ搬出される。
【0010】ところで、上記した移動台車5のうち移動
台車5A,5Bは、図1に示すように、鋼片1の幅すな
わち上記した距離Lより短くなっている。すなわち、移
動台車5Aは固定ストッパー9Aと隙あけローラ8Aと
の間で移動可能であり、移動台車5Bは隙あけローラ8
A,8Bの間で移動可能とされ、それぞれの移動台車8
A,8Bの幅は、L−mもしくはそれ以下の長さからL
−m/2程度までの寸法に選定される。リフマグクレー
ン3から降ろされる鋼片1Aと1Bとが、図3のように
常に隙あけローラ8Aの中央を境にして左右にひっかか
る場合には、移動台車5Aの幅は最大L−m/2として
おけばよい。しかし、鋼片1Aが隙あけローラ8Aに載
るものの鋼片1Bは隙あけローラ8Aから外れた位置に
降ろされることがある場合には、移動台車5Aの幅をL
−mもしくはそれ以下としておけばよい。移動台車5B
の中央部における隙あけローラ8Bと対面する箇所の幅
も同様の思想のもとに選定される。なお、乗載面5a上
での安定した鋼片1の乗載状態が得られなくなることは
好ましくないので、移動台車の幅が短くなりすぎないよ
うに配慮しておく必要がある。このような移動台車5に
は、図1に示すように、隙あけローラ8を支持している
架台8a,8bとの間に復元部材10が設けられてい
る。これは、隙あけローラ8A,8Bを回転させて鋼片
1,1を移動台車5へ完全に載せる際に、鋼片1の移動
につれて隙あけローラ8A,8Bから遠ざかるように移
動した移動台車5を、鋼片1,1がリフマグクレーン3
によって搬出された時点で、元の位置へ自動的に復帰さ
せるためのものである。その復元部材10はスプリング
などが採用されるが、鋼片1,1が搬出されたときに移
動台車5を元の位置へ復帰させるためのエアーシリンダ
ーなどのアクチュエーターを使用してもよい。スプリン
グを採用する場合には、構造が簡単となり安価に製作す
ることができる利点がある。本例においては、スプリン
グ10Aが、隙あけローラ8Aの架台8aの左下部に設
けられた取付金具8cと、移動台車5Aの下部台体6a
の下面に設けられた取付金具6dとの間に取り付けら
れ、スプリング10Bは、架台8aの右下部に設けられ
た取付金具8dと、移動台車5Cの下部台体6aの下面
に設けられた取付金具6eとの間に取り付けられてい
る。上記の移動台車5Bには復元部材が取り付けられて
いないが、これは、移動台車5Cが隙あけローラ8Bか
ら離れた後に元の位置へ復帰するとき、移動台車5Bと
5Cとが接触して、移動台車5Cの移動に伴い移動台車
5Bも元の位置へ復帰させることができるからである。
しかし、移動台車5Bを単独で復帰させるようにしてお
く方が好ましい場合には、上記したのと同じ要領で復元
部材を設けておけばよい。ちなみに、リフマグクレーン
3は、工場建屋内を移行するクレーンのフックに吊り環
3aが掛けられて移動する磁力吸着式の搬送装置であ
る。これは、励磁部3bとその下部に備えたマグネット
部材3cを備え、左右の取付部材3d,3aと吊り環3
aにチェーン3eを掛けて、マグネット部材3cが水平
な姿勢となるように吊持されている。上記の吊り環3a
には、電源からの配線3fがクレーンの移動を可能にす
るように取り付けられ、励磁部3bに通電すると、マグ
ネット部材3cに強力な磁力を発生させることができる
ようになっている。
【0011】このように構成した長尺鋼片用の隙間あけ
装置30は、次のように作動して、略平行に並べた密接
状態で搬送されてくる複数本の長尺鋼片1,1間に、所
定間隔の隙間mを生じさせることができる。図1に示す
ように、貯蔵場(図示せず)からリフマグクレーン3に
吸着されて搬送されてくる長尺な鋼片1A〜1Cが仮置
場2に到達すると、クレーン操作によってリフマグクレ
ーン3が下降され、鋼片1Aと鋼片1Bとの隣接面が、
例えば隙あけローラ8Aの略軸芯の直上となる位置まで
降ろされる。鋼片1が隙あけローラ8に接触した時点で
励磁部3bが消磁され、リフマグクレーン3は退避す
る。鋼片1のうち、鋼片1Aの左端は移動台車5Aの乗
載面5aに載り、その右端は隙あけローラ8Aに預けら
れ、鋼片1Bの左端は隙あけローラ8Aに預けられると
ともにその右端は移動台車5Bの乗載面5aに載せられ
る。さらに、鋼片1Cの左端は隙あけローラ8Bに預け
られる一方、その右端は移動台車5Cの乗載面5aに載
せられた状態となる(図3参照)。次に、隙あけローラ
8A,8Aが反時計方向に回転され、鋼片1Aは固定ス
トッパー9Aに向けてずらされる。このとき、鋼片1A
と乗載面5aとの接触位置で滑りが発生することはな
く、鋼片1Aのずれで、移動台車5Aはスプリング10
Aの弾発力に抗して隙あけローラ8Aから遠ざかるよう
に移動する。鋼片1Aの左端が固定ストッパー9Aに当
接した時点で、右端は隙あけローラ8Aから外れ、図4
に示すように、鋼片1Aの下面が乗載面5aに面接触し
た状態で移動台車5Aへ完全に載せられる。このとき、
隙あけローラ8Aの回転によって、鋼片1Bも二点鎖線
の位置から実線の位置へずれるが、右端を隙あけローラ
8Aに預けた状態であることには変わりがない。なお、
スプリング10Aの復元力が移動台車5Aに作用してい
るが、固定ストッパー9Aと隙あけローラ8Aとに挟ま
れて動くことのできない鋼片1Aにより、移動台車5A
は不動状態となる。次に、隙あけローラ8B,8Bを時
計方向に回転させると、鋼片1Cは移動台車5Cととも
にスプリング10Bの弾発力に抗して固定ストッパー9
B側へ移動する。右端が固定ストッパー9Bに当接する
と、左端は隙あけローラ8Bから外れ、図5に示すよう
に、鋼片1Cの下面が移動台車5Cの乗載面5aに完全
に載せられる。このとき、隙あけローラ8Aは回転され
ないので、鋼片1Bは静止状態にあり、したがって、移
動台車5Bは移動することがなく、移動台車5Cは移動
台車5Bから離れた状態となる。なお、スプリング10
Bの弾発力が移動台車5Cに作用しているが、隙あけロ
ーラ8Bと固定ストッパー9Bとに挟まれて動くことの
できない鋼片1Cにより、移動台車5Cも不動状態とな
る。このような状態で、隙あけローラ8A,8Aを逆回
転させると、実線の鋼片1Bは移動台車5Bとともに隙
あけローラ8Aから遠ざかるようにして移動する。そし
て、鋼片1Bの右端が隙あけローラ8Bに当接すると、
左端は隙あけローラ8Aから外れ、鋼片1Bは隙あけロ
ーラ8A,8B間に挟み込まれた恰好となって、移動台
車5Bへ完全に乗載される(図6参照)。このようにし
て鋼片1Aと鋼片1Bとの間には所定間隔である隙間m
が形成され、鋼片1Bと鋼片1Cとの間にも隙間mが生
じ、隙間あけ状態とされる。
【0012】図7に示すように、リフマグクレーン3が
下降して、そのマグネット部材3cの下面が鋼片1A〜
1Cの上面に接すると、励磁部3bが通電され、マグネ
ット部材3cに生じた磁力で全部の鋼片1,1が吸着さ
れる。リフマグクレーン3を上昇させると鋼片1A〜1
Cは仮置場2から搬出される。その時点で、移動台車5
の拘束は解かれ、移動台車5Aはスプリング10Aの復
元力により、移動台車5Cはスプリング10Bの復元力
で移動台車5Bを押しながら元の位置へ自動的に復帰す
る。リフマグクレーン3に吊持された三本の鋼片1,1
が加熱炉前の装入装置に降ろされると、そのローラコン
ベア上に載せられ、複数のライナー(図示せず)が鋼片
1,1間に挿入される。このようにして炉内への装入準
備が整えられると、装入プッシャーの作動で鋼片1の端
面が押され、各鋼片1は順次炉内に装入される。リフマ
グクレーン3で搬入された鋼片1,1が次々と加熱炉に
装入され、加熱炉内を移動して赤熱状態となった鋼片は
圧延機へ送られ、所定の形状に順次圧延される。上述の
説明では、鋼片1Aを移動台車5Aへ完全に載せたた後
に鋼片1Cを移動台車5Cへ載せているが、鋼片1Cを
最初に移動台車5Cへ載せた後、鋼片1Aまたは鋼片1
Bをそれぞれの移動台車5A,5Bに載せるようにして
もよい。また、リフマグクレーン3が扱う鋼片1の数が
四つ以上であっても同様の思想でもって密接して並ぶ複
数の鋼片に所定の隙間をあけることができる。逆に、鋼
片1が二本単位の場合には、上記した隙あけローラ8B
を駆動する必要がない。もちろん、三本以上を一度に扱
うことが全くなければ、隙あけローラ8Bを設ける必要
のないことも言うまでもない。
【0013】図8は異なる長尺鋼片用の隙間あけ装置4
0であって、上述した移動台車5A〜5Cに代えて、レ
ール4,4上を移動する二つの乗載台車14A,14B
からなる移動台車17Aと、15A,15Bからなる移
動台車17Bと、16A,16Bからなる移動台車17
Cが採用されている。この例においても、隙あけローラ
8A,8Bや復元部材10A,10Bが採用され、前述
と同様に作動させることができる。
【0014】図9は上記の長尺鋼片用の隙間あけ装置4
0と同じ移動台車17A〜17Cが採用されている隙間
あけ装置50の例であるが、隙間あけ装置40では適用
できない大きな角断面を有する鋼片をも扱うことができ
るようになっている。この装置においては、隙あけロー
ラ8A,8Aが着脱可能となっている。そして、左側の
固定ストッパー9A,9Aの部分に旋回可能な可動スト
ッパー19A,19Aが設けられ、右側のストッパー1
9B,19Bは、レール4,4の延びる方向に変位可能
である。可動ストッパー19A,19Aを二点鎖線のよ
うに退避させ、右側のストッパー19B,19Bを図8
の場合と同じ位置に設定した場合には、装置40の場合
と同じように作動させることができる。一方、隙あけロ
ーラ8A,8Aを取り払い、可動ストッパー19A,1
9Aを旋回中心20を中心に移動台車17A上の実線の
位置へ回動させ、可動ストッパー19Aと隙あけローラ
8Bとの間隔を、大きい断面寸法420mm角の鋼片の
幅に等しい長さL1 としておく。そして、右側のストッ
パー19Bを隙あけローラ8Bから長さL1 だけ隔たっ
た位置まで移動させて固定しておく。このようにすれ
ば、隙あけローラ8Bの正転で一つの鋼片を可動ストッ
パー19Aと隙あけローラ8Bとの間に嵌め込み、逆転
によって他の一つの鋼片を隙あけローラ8Bと右側のス
トッパー19Bとの間に納めることができる。可動スト
ッパー19Aと隙あけローラ8Bとの間に鋼片を嵌める
ときは、鋼片に接触していない移動台車17Bは動くこ
とがなく、隙あけローラ8Bの正転によって移動台車1
7Aのみが可動ストッパー19Aに向けて移動する。鋼
片が隙あけローラ8Bから外れたときは、鋼片が移動台
車17Aと17Bとに跨がった恰好で乗載される。な
お、鋼片の寸法によっては移動台車17Cの幅を大きく
して、鋼片の大部分を載せることができるように配慮し
ておけばよい。リフマグクレーンによって隙間のあけら
れた鋼片1,1を搬出すれば、移動台車17Aはスプリ
ング10Aによって、移動台車17Cはスプリング10
Bによって、元の位置に戻される。
【0015】図10および図11は、任意の幅の鋼片を
扱うことができるようにした隙間あけ装置60の例であ
る。そのために、隙あけローラ22A,22Bは移動台
車5Aなどが動く方向へ、すなわち、レール4,4の延
びる方向へ位置替え可能となっている。移動台車5の構
成や復元部材10の装着は上述と同様であるが、隙あけ
ローラ22A,22Bをそれぞれ備える架台22a,2
2bが、仮置場2の床面に形成したピット2a内で移動
可能に設置される。それぞれのピット2aには、減速機
を内蔵したモータ24、そのモータ24の出力軸に接続
されたスクリュー軸25と、そのスクリュー軸25を軸
承する軸受26とよりなる駆動手段23が設けられる。
そのスクリュー軸25には架台22a,22bの下部に
設けた雌ネジ部が螺合されており、モータ24を回転さ
せると、隙あけローラ22A,22Bの位置が、実線で
示す位置から一点鎖線で示す位置の間で変更することが
でき、また、その位置で固定することができるようにな
っている。例えば、隙あけローラ22A,22Bおよび
右側のストッパー19Bを一点鎖線の位置に移せば、最
小幅Lmin 例えば300mmの鋼片1,1のための空間
があけられ、実線の位置とすれば、最大幅Lmax 例えば
450mmの鋼片1,1のための均等な空間を確保する
ことができる。したがって、それぞれの設定位置の選択
によって、中間の例えば320mm角や420mm角な
どの他の寸法の鋼片を扱うこともできる。なお、移動台
車5Bの上部台体6b(図10参照)の右部中央が切り
欠かれ、隙あけローラ22Bの移動に支障がないように
され、かつ、移動台車5Cにおける右部中央の切欠空間
が、隙あけローラ22Bの大きな変位を可能にするため
に深くなっている。このような移動可能な隙あけローラ
22A,22Bを採用した装置60においても、所望幅
の鋼片寸法に対応して、隙あけローラ22A,22Bや
右側のストッパー19Bの位置を選定して固定すれば、
略平行に並べた密接状態で搬送されてくる複数本の長尺
な鋼片1,1間に所定間隔の隙間mを生じさせることが
できる。
【0016】以上の説明から分かるように、本考案の密
接して並ぶ複数の長尺鋼片の隙間あけ装置30,40,
50,60は、隙間あけ作業の自動化が図られ、従来の
ような重労働が要求されず、しかも正確な隙間が実現さ
れる。たとえ、リフマグクレーンで搬入された鋼片がレ
ールに対して直角に降ろされなかったとしても、その傾
きもストッパーや隙あけローラで矯正され、所望する並
びを実現させて搬出することができる。装置によって
は、断面寸法の異なる鋼片であっても扱うことができ、
隙間あけ装置としての汎用性を持たせることができる。
なお、各移動台車や隙あけローラなどに荷重センサーな
どを装着しておけば、その検出信号をもとにして、隙あ
けローラの駆動を開始させたり停止させることができ、
作動の自動化も簡単に実現される。これによって、加熱
炉への鋼片の装入準備作業の簡便化や迅速化が図られ、
ひいては、鋼片の炉内装入作業の能率を飛躍的に向上さ
せることができる。そして、従来の装入準備作業のよう
にクレーンを多用したり、熟練を要する作業が回避さ
れ、作業の安全が確保されるとともに、クレーンを他の
用途や作業にまわすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2のA−A線矢視であって、リフマグクレ
ーンによって鋼片を搬入する様子を示す長尺鋼片用の隙
間あけ装置の全体図。
【図2】 仮置場における鋼片用の隙間あけ装置の平面
図。
【図3】 仮置場に降ろされた鋼片の仮置き状態図。
【図4】 隙あけローラにより左端の鋼片をずらせた作
動状態説明図。
【図5】 他の隙あけローラにより右端の鋼片をずらせ
た作動状態図。
【図6】 鋼片間に所定の隙間を与えた鋼片の仮置き
図。
【図7】 リフマグクレーンによって鋼片を搬出する様
子を示す全体図。
【図8】 移動台車が二つの乗載台車よりなる隙間あけ
装置の平面図。
【図9】 可動ストッパーを旋回させて異なる寸法の鋼
片を扱えるようにした隙間あけ装置の平面図。
【図10】 移動可能な隙あけローラを備え、任意の寸
法の鋼片に所定間隔の隙間を与えることができるように
した隙間あけ装置の平面図。
【図11】 図10のB−B線矢視で、大きい断面寸法
の鋼片をリフマグクレーンによって仮置場に搬入する様
子を示す全体図。
【符号の説明】
1,1A〜1C…鋼片、2…仮置場、3…リフマグクレ
ーン、5,5A〜5C…移動台車、5a…乗載面、8,
8A,8B…隙あけローラ、10,10A,10B…復
元部材(スプリング)、14A,14B,15A,15
B,16A,16B…乗載台車、17A〜17C…移動
台車、22A,22B…隙あけローラ、m…隙間。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本を略平行に並べた密接状態でリフ
    マグクレーンによって搬送されたきた角形断面の長尺鋼
    片を乗載する仮置場に、その鋼片を一本ずつ載せること
    ができる複数の移動台車が接近して配置され、 となりあう前記移動台車間には、搬送されたきた長尺鋼
    片の一本が一つの移動台車の乗載面に完全に載った状態
    にないとき、該鋼片を移動台車上へ完全に載せることに
    より密接状態にあった長尺鋼片間に所定間隔の隙間を生
    じさせるようにするための隙あけローラが、該移動台車
    の乗載面から突出して、回転駆動可能に設置され、 前記隙あけローラを回転させて鋼片を移動台車へ完全に
    載せる際に鋼片の移動につれて隙あけローラから遠ざか
    るように移動した移動台車を、該鋼片がリフマグクレー
    ンによって搬出された時点で、元の位置へ自動的に復帰
    させる復元部材が取り付けられていることを特徴とする
    密接して並ぶ複数の長尺鋼片の隙間あけ装置。
  2. 【請求項2】 前記隙あけローラは、前記移動台車が動
    く方向へ位置替え可能に設置されていることを特徴とす
    る請求項1に記載された密接して並ぶ複数の長尺鋼片の
    隙間あけ装置。
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