JPH0565469A - 接着剤組成物 - Google Patents
接着剤組成物Info
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- JPH0565469A JPH0565469A JP3227039A JP22703991A JPH0565469A JP H0565469 A JPH0565469 A JP H0565469A JP 3227039 A JP3227039 A JP 3227039A JP 22703991 A JP22703991 A JP 22703991A JP H0565469 A JPH0565469 A JP H0565469A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工後のタイルのズレを無くし、かつ、接着
剤の塗布性を損わない接着剤組成物を提供することを目
的としている。 【構成】 一分子中にエポキシ樹脂と反応し得る官能基
および反応性ケイ素基を有するシリコン化合物と、該シ
リコン化合物１００重量部に対して、エポキシ樹脂が３
０〜７０重量部、軽質コロイド炭酸カルシウムが２０〜
５０重量部、重質炭酸カルシウムが５〜３０重量部、疎
水性微粉シリカが０．５〜５重量部、有機錫触媒が０．
５〜３重量部の割合で含有され、粘度が１３０００〜３
５０００ｃｐｓ、チクソ指数（Ｂ型粘度計により測定さ
れる２ｒｐｍ時の粘度を２０ｒｐｍ時の粘度で除した
値）が２．４〜４となされた接着剤組成物。
剤の塗布性を損わない接着剤組成物を提供することを目
的としている。 【構成】 一分子中にエポキシ樹脂と反応し得る官能基
および反応性ケイ素基を有するシリコン化合物と、該シ
リコン化合物１００重量部に対して、エポキシ樹脂が３
０〜７０重量部、軽質コロイド炭酸カルシウムが２０〜
５０重量部、重質炭酸カルシウムが５〜３０重量部、疎
水性微粉シリカが０．５〜５重量部、有機錫触媒が０．
５〜３重量部の割合で含有され、粘度が１３０００〜３
５０００ｃｐｓ、チクソ指数（Ｂ型粘度計により測定さ
れる２ｒｐｍ時の粘度を２０ｒｐｍ時の粘度で除した
値）が２．４〜４となされた接着剤組成物。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、タイル施工時などに利
用される弾性接着剤組成物に関するものである。
用される弾性接着剤組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、平面用弾性接着剤としては、
例えば、特開昭６１−２６８７２０号公報に示すよう
に、エポキシ樹脂と、該エポキシ樹脂と反応し得る官能
基および反応性ケイ素基を有するシリコン化合物とを配
合したものが知られている。この弾性接着剤は、ライン
施工を目的とした作業性の良い、かつ、硬化時に弾性を
有する弾性接着剤で、タイルなどの構造材を貼り付ける
のに適している。
例えば、特開昭６１−２６８７２０号公報に示すよう
に、エポキシ樹脂と、該エポキシ樹脂と反応し得る官能
基および反応性ケイ素基を有するシリコン化合物とを配
合したものが知られている。この弾性接着剤は、ライン
施工を目的とした作業性の良い、かつ、硬化時に弾性を
有する弾性接着剤で、タイルなどの構造材を貼り付ける
のに適している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の平
面用接着剤は、平滑性の悪い平面上に用いた場合や、塗
布量のばらつき（塗布厚約３００〜５００μｍ）などに
より、施工されたタイルにズレを生じたり、目地がゆが
み外観が悪化するといった不都合を生じることとなる。
面用接着剤は、平滑性の悪い平面上に用いた場合や、塗
布量のばらつき（塗布厚約３００〜５００μｍ）などに
より、施工されたタイルにズレを生じたり、目地がゆが
み外観が悪化するといった不都合を生じることとなる。
【０００４】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、施工後のタイルのズレを無くし、かつ、接着剤の塗
布性を損わない接着剤組成物を提供することを目的とし
ている。
で、施工後のタイルのズレを無くし、かつ、接着剤の塗
布性を損わない接着剤組成物を提供することを目的とし
ている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の接着剤組成物は、一分子中にエポキシ樹脂と
反応し得る官能基および反応性ケイ素基を有するシリコ
ン化合物と、該シリコン化合物１００重量部に対して、
エポキシ樹脂が３０〜７０重量部、軽質コロイド炭酸カ
ルシウムが２０〜５０重量部、重質炭酸カルシウムが５
〜３０重量部、疎水性微粉シリカが０．５〜５重量部、
有機錫触媒が０．５〜３重量部の割合で含有され、粘度
が１３０００〜３５０００ｃｐｓ、チクソ指数（Ｂ型粘
度計により測定される２ｒｐｍ時の粘度を２０ｒｐｍ時
の粘度で除した値）が２．４〜４となされたものであ
る。
の本発明の接着剤組成物は、一分子中にエポキシ樹脂と
反応し得る官能基および反応性ケイ素基を有するシリコ
ン化合物と、該シリコン化合物１００重量部に対して、
エポキシ樹脂が３０〜７０重量部、軽質コロイド炭酸カ
ルシウムが２０〜５０重量部、重質炭酸カルシウムが５
〜３０重量部、疎水性微粉シリカが０．５〜５重量部、
有機錫触媒が０．５〜３重量部の割合で含有され、粘度
が１３０００〜３５０００ｃｐｓ、チクソ指数（Ｂ型粘
度計により測定される２ｒｐｍ時の粘度を２０ｒｐｍ時
の粘度で除した値）が２．４〜４となされたものであ
る。
【０００６】エポキシ樹脂 本発明の接着剤組成物には、硬化後の接着剤の強度を高
めるために、エポキシ樹脂が上記割合で配合されてい
る。本発明において用い得るエポキシ樹脂としては、エ
ピクロルヒドリン−ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂、
エピクロルヒドリン−ビスフェノールＦ型エポキシ樹
脂、水添ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂またはウレタ
ン変性エポキシ樹脂等を例示することができるが、これ
らのエポキシ樹脂に限定されず、一般に使用されている
エポキシ樹脂を広く用いることができる。もっとも、硬
化に際しての反応性の観点から、特に、一分子中に複数
個のエポキシ基を有するエポキシ樹脂を用いることが好
ましい。
めるために、エポキシ樹脂が上記割合で配合されてい
る。本発明において用い得るエポキシ樹脂としては、エ
ピクロルヒドリン−ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂、
エピクロルヒドリン−ビスフェノールＦ型エポキシ樹
脂、水添ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂またはウレタ
ン変性エポキシ樹脂等を例示することができるが、これ
らのエポキシ樹脂に限定されず、一般に使用されている
エポキシ樹脂を広く用いることができる。もっとも、硬
化に際しての反応性の観点から、特に、一分子中に複数
個のエポキシ基を有するエポキシ樹脂を用いることが好
ましい。
【０００７】また、本発明の接着剤組成物において、エ
ポキシ樹脂を硬化させるための硬化剤を配合してもよい
ことはいうまでもない。このようなエポキシ樹脂硬化剤
の例としては、ポリエチレンテトラミン、テトラエチレ
ンペンタミン、ジエチルアミノプロピルアミン、Ｎ−ア
ミノエチルピペラジン、イソホロンジアミン、２，４，
６−トリス（ジメチルアミノメチル）フェノール等が挙
げられる。
ポキシ樹脂を硬化させるための硬化剤を配合してもよい
ことはいうまでもない。このようなエポキシ樹脂硬化剤
の例としては、ポリエチレンテトラミン、テトラエチレ
ンペンタミン、ジエチルアミノプロピルアミン、Ｎ−ア
ミノエチルピペラジン、イソホロンジアミン、２，４，
６−トリス（ジメチルアミノメチル）フェノール等が挙
げられる。
【０００８】上記のようなエポキシ樹脂硬化剤は、本発
明の接着剤組成物を二液型接着剤として構成する場合に
は、エポキシ樹脂が配合される一方の試剤とは異なる他
方の試剤に含有される。
明の接着剤組成物を二液型接着剤として構成する場合に
は、エポキシ樹脂が配合される一方の試剤とは異なる他
方の試剤に含有される。
【０００９】シリコン化合物 シリコン化合物は、前述したように、エポキシ基と反応
し得る官能基と反応性ケイ素基とを一分子中に含有する
シリコン化合物であり、本発明の接着剤組成物により得
られる硬化物に柔軟性を与えるために配合されているも
のである。
し得る官能基と反応性ケイ素基とを一分子中に含有する
シリコン化合物であり、本発明の接着剤組成物により得
られる硬化物に柔軟性を与えるために配合されているも
のである。
【００１０】エポキシ基と反応し得る官能基としては、
アミノ基、メルカプト基、エポキシ基またはカルボキシ
ル基等が挙げられる。
アミノ基、メルカプト基、エポキシ基またはカルボキシ
ル基等が挙げられる。
【００１１】また、反応性ケイ素基とは、加水分解性基
や水酸基が結合しているケイ素原子を含有するシラノー
ル縮合反応により架橋可能な基をいう。代表的には、特
開昭６１−２６８７２０号に開示されているようなメチ
ルジメトキシシリル基が用いられる。
や水酸基が結合しているケイ素原子を含有するシラノー
ル縮合反応により架橋可能な基をいう。代表的には、特
開昭６１−２６８７２０号に開示されているようなメチ
ルジメトキシシリル基が用いられる。
【００１２】上記シリコン化合物の一例を下記の一般化
学構造式化１に示す。なお、この分子中には、一以上の
ＮＨ2 基が含まれており、そのことを示すために、下記
のように（〜ＮＨ2 ）を構造式の下方に記載しておく。
学構造式化１に示す。なお、この分子中には、一以上の
ＮＨ2 基が含まれており、そのことを示すために、下記
のように（〜ＮＨ2 ）を構造式の下方に記載しておく。
【００１３】
【化１】
【００１４】上記のようなシリコン化合物は、具体的に
は、鐘淵化学社製サイリル５Ｂ２５あるいはサイリル５
Ｂ３０等として市販されている。
は、鐘淵化学社製サイリル５Ｂ２５あるいはサイリル５
Ｂ３０等として市販されている。
【００１５】軽質コロイド炭酸カルシウム 本発明の接着剤組成物では、増粘剤として軽質コロイド
炭酸カルシウムが上記特定の割合で配合されている。使
用し得る軽質コロイド炭酸カルシウムとしては、脂肪酸
系、ケイ酸系、スルホン酸系が挙げられるが、揺変性を
高めるためには脂肪酸系の軽質コロイド炭酸カルシウム
を用いることが望ましい。
炭酸カルシウムが上記特定の割合で配合されている。使
用し得る軽質コロイド炭酸カルシウムとしては、脂肪酸
系、ケイ酸系、スルホン酸系が挙げられるが、揺変性を
高めるためには脂肪酸系の軽質コロイド炭酸カルシウム
を用いることが望ましい。
【００１６】軽質コロイド炭酸カルシウムの配合量を２
０〜５０重量部としたのは、２０重量部未満では揺変性
改善効果が充分でなく、５０重量部を越えて配合すると
粘度が高くなり過ぎるからである。特に好ましくは、２
５〜４５重量部が配合される。
０〜５０重量部としたのは、２０重量部未満では揺変性
改善効果が充分でなく、５０重量部を越えて配合すると
粘度が高くなり過ぎるからである。特に好ましくは、２
５〜４５重量部が配合される。
【００１７】重質炭酸カルシウム 本発明の接着剤組成物では、増粘剤として重質炭酸カル
シウムが上記特定の割合で配合されているが、該重質炭
酸カルシウムとしては各種の粒径のものを用いることが
できる。また、接着剤硬化物の耐久性を高めるために
は、表面処理がなされていない重質炭酸カルシウムを用
いることが推奨される。
シウムが上記特定の割合で配合されているが、該重質炭
酸カルシウムとしては各種の粒径のものを用いることが
できる。また、接着剤硬化物の耐久性を高めるために
は、表面処理がなされていない重質炭酸カルシウムを用
いることが推奨される。
【００１８】重質炭酸カルシウムの配合量を５〜３０重
量部としたのは、５重量部未満ではエポキシ樹脂の揺変
性を高める効果が小さいからであり、３０重量部を越え
ると粘度が高くなり過ぎるからである。特に好ましく
は、８〜２５重量部が配合される。
量部としたのは、５重量部未満ではエポキシ樹脂の揺変
性を高める効果が小さいからであり、３０重量部を越え
ると粘度が高くなり過ぎるからである。特に好ましく
は、８〜２５重量部が配合される。
【００１９】疎水性微粉シリカ 疎水性微粉シリカは、硬化物の強度を高めるために配合
されているものであり、通常、粒径０．００７μｍ程度
の形態のものが用いられる。また、疎水性微粉シリカと
しては、その表面が、ＣＨ3 グループ、シリコンオイル
またはオクチルシラン等により表面処理されたものが用
いられる。
されているものであり、通常、粒径０．００７μｍ程度
の形態のものが用いられる。また、疎水性微粉シリカと
しては、その表面が、ＣＨ3 グループ、シリコンオイル
またはオクチルシラン等により表面処理されたものが用
いられる。
【００２０】疎水性微粉シリカの配合量を０．５〜５重
量部としたのは、０．５重量部未満では揺変性を付与す
る効果がなくなり、５重量部を越えると塗布性（セルフ
レベリング性）が悪くなるからである。特に好ましく
は、０．５〜３重量部が配合される。
量部としたのは、０．５重量部未満では揺変性を付与す
る効果がなくなり、５重量部を越えると塗布性（セルフ
レベリング性）が悪くなるからである。特に好ましく
は、０．５〜３重量部が配合される。
【００２１】有機錫触媒 本発明においては、上記シリコン化合物を硬化させるた
めの触媒として、有機錫触媒が上記特定の割合で配合さ
れている。用い得る有機錫触媒としては、ブチル錫ラウ
リレート系あるいはブチル錫フタレート系等が用いられ
る。
めの触媒として、有機錫触媒が上記特定の割合で配合さ
れている。用い得る有機錫触媒としては、ブチル錫ラウ
リレート系あるいはブチル錫フタレート系等が用いられ
る。
【００２２】有機錫触媒を０．５〜３重量部配合したの
は、０．５重量部未満では揺変性付与効果が小さく、３
重量部を越えて配合しても、揺変性付与効果は飽和し、
かつ接着剤組成物の耐久性に悪影響を及ぼすからであ
る。
は、０．５重量部未満では揺変性付与効果が小さく、３
重量部を越えて配合しても、揺変性付与効果は飽和し、
かつ接着剤組成物の耐久性に悪影響を及ぼすからであ
る。
【００２３】
【実施例】以下、本発明に係る実施例と、これの比較対
象となる比較例とを挙げ、本発明について優れている所
以を明らかにする。
象となる比較例とを挙げ、本発明について優れている所
以を明らかにする。
【００２４】
【実施例１〜５】表１に示す各組成のＡ剤およびＢ剤か
らなる接着剤組成物を調製し、このＡ剤とＢ剤とを混合
した。そして、（ａ）混合した時の粘度、（ｂ）チクソ
指数を測定した。また、この混合した接着剤を用いて
（ｃ）タイルのズレ性、（ｄ）塗布性を評価した。結果
を表１に示す。 （ａ）粘度の測定 ＢＨ型粘度計（東京計器社製）を用い、ローターNo.
６、２０ｒｐｍ時の粘度を測定した。 （ｂ）チクソ指数の測定 ２ｒｐｍ時の粘度を２０ｒｐｍ時の粘度で割ってチクソ
指数を求めた。 （ｃ）タイルのズレ性の評価 水平方向に延びるボード上に、接着剤をローラーごてを
用いて５００ｇ／ｍ2 の割合となるように塗布してお
き、この塗布面に、６３mm×２２３mm×厚さ８mm、重量
２３５ｇの裏足の非常に浅いタイルを接着し、接着初期
状態のズレ性を目視で評価した。 （ｄ）塗布性の評価 水平方向に延びるボード上に、接着剤をローラーごてを
用いて５００ｇ／ｍ2 の割合となるように塗布し、この
時のセルフレベリング性を目視で評価した。
らなる接着剤組成物を調製し、このＡ剤とＢ剤とを混合
した。そして、（ａ）混合した時の粘度、（ｂ）チクソ
指数を測定した。また、この混合した接着剤を用いて
（ｃ）タイルのズレ性、（ｄ）塗布性を評価した。結果
を表１に示す。 （ａ）粘度の測定 ＢＨ型粘度計（東京計器社製）を用い、ローターNo.
６、２０ｒｐｍ時の粘度を測定した。 （ｂ）チクソ指数の測定 ２ｒｐｍ時の粘度を２０ｒｐｍ時の粘度で割ってチクソ
指数を求めた。 （ｃ）タイルのズレ性の評価 水平方向に延びるボード上に、接着剤をローラーごてを
用いて５００ｇ／ｍ2 の割合となるように塗布してお
き、この塗布面に、６３mm×２２３mm×厚さ８mm、重量
２３５ｇの裏足の非常に浅いタイルを接着し、接着初期
状態のズレ性を目視で評価した。 （ｄ）塗布性の評価 水平方向に延びるボード上に、接着剤をローラーごてを
用いて５００ｇ／ｍ2 の割合となるように塗布し、この
時のセルフレベリング性を目視で評価した。
【００２５】
【表１】
【００２６】
【比較例１〜５】表２に示す各組成のＡ剤およびＢ剤か
らなる接着剤組成物を調製し、上記実施例と同様に、こ
のＡ剤とＢ剤とを混合した。そして、（ａ）混合した時
の粘度、（ｂ）チクソ指数を測定した。また、この混合
した接着剤を用いて（ｃ）タイルのズレ性、（ｄ）塗布
性を評価した。結果を表２に示す。
らなる接着剤組成物を調製し、上記実施例と同様に、こ
のＡ剤とＢ剤とを混合した。そして、（ａ）混合した時
の粘度、（ｂ）チクソ指数を測定した。また、この混合
した接着剤を用いて（ｃ）タイルのズレ性、（ｄ）塗布
性を評価した。結果を表２に示す。
【００２７】
【表２】
【００２８】ただし、表１および表２において、使用し
た各配合剤の内容は以下の通りである。 ・サイリル５Ｂ２５およびサイリル５Ｂ３０：シリコン
化合物（鐘淵化学社製） ・エピコート８２８ＸＡ：ビスフェノールＡ型グリシジ
ルエーテル（油化シェルエポキシ社製） ・三級アミン（ＤＭＰ−３０）：２，４，６−トリス
（ジメチルアミノメチル）フェノール（ロームアンドハ
ース社製） ・有機錫触媒（ＳＢ−６５）：ジブチル錫ジラウレート
＋ジブチル錫オキサイド（三共有機社製） ・軽質コロイド炭酸カルシウム：カルファイン２００Ｍ
（丸尾カルシウム社製） ・重質炭酸カルシウム：ホワイトンＳＢ（白石工業社
製） ・疎水性微粉シリカ：アエロジルＲ−２０２（日本アエ
ロジル社製）
た各配合剤の内容は以下の通りである。 ・サイリル５Ｂ２５およびサイリル５Ｂ３０：シリコン
化合物（鐘淵化学社製） ・エピコート８２８ＸＡ：ビスフェノールＡ型グリシジ
ルエーテル（油化シェルエポキシ社製） ・三級アミン（ＤＭＰ−３０）：２，４，６−トリス
（ジメチルアミノメチル）フェノール（ロームアンドハ
ース社製） ・有機錫触媒（ＳＢ−６５）：ジブチル錫ジラウレート
＋ジブチル錫オキサイド（三共有機社製） ・軽質コロイド炭酸カルシウム：カルファイン２００Ｍ
（丸尾カルシウム社製） ・重質炭酸カルシウム：ホワイトンＳＢ（白石工業社
製） ・疎水性微粉シリカ：アエロジルＲ−２０２（日本アエ
ロジル社製）
【００２９】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるとタイ
ルのズレ性、塗布性ともに良好で、施工後のタイルのズ
レや目地のゆがみを発生することなく、塗布性にも優れ
た接着剤となるので、作業性を損わず、外観上の仕上が
り良くタイルを施工することができる。
ルのズレ性、塗布性ともに良好で、施工後のタイルのズ
レや目地のゆがみを発生することなく、塗布性にも優れ
た接着剤となるので、作業性を損わず、外観上の仕上が
り良くタイルを施工することができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 一分子中にエポキシ樹脂と反応し得る官
能基および反応性ケイ素基を有するシリコン化合物と、
該シリコン化合物１００重量部に対して、エポキシ樹脂
が３０〜７０重量部、軽質コロイド炭酸カルシウムが２
０〜５０重量部、重質炭酸カルシウムが５〜３０重量
部、疎水性微粉シリカが０．５〜５重量部、有機錫触媒
が０．５〜３重量部の割合で含有され、粘度が１３００
０〜３５０００ｃｐｓ、チクソ指数（Ｂ型粘度計により
測定される２ｒｐｍ時の粘度を２０ｒｐｍ時の粘度で除
した値）が２．４〜４となされたことを特徴とする接着
剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03227039A JP3121639B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03227039A JP3121639B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565469A true JPH0565469A (ja) | 1993-03-19 |
| JP3121639B2 JP3121639B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16854573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03227039A Expired - Lifetime JP3121639B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3121639B2 (ja) |
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-
1991
- 1991-09-06 JP JP03227039A patent/JP3121639B2/ja not_active Expired - Lifetime
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