JPH02161073A - 壁補修の注入工法 - Google Patents

壁補修の注入工法

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JPH02161073A
JPH02161073A JP31537388A JP31537388A JPH02161073A JP H02161073 A JPH02161073 A JP H02161073A JP 31537388 A JP31537388 A JP 31537388A JP 31537388 A JP31537388 A JP 31537388A JP H02161073 A JPH02161073 A JP H02161073A
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epoxy resin
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wall repair
silicone resin
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柳沢 誠一
Noriaki Shin
新 憲明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、モルタル、タイル、コンクリートなどの壁、
特に外壁の浮きやひび割れを補修する注入工法に関し、
特に作業性が良く、柔軟性ある充填層ができる壁補修の
注入工法に関する。
〈従来の技術〉 従来、モルタル、タイル、コンクリートなどの浮きやひ
び割れ補修方法として種々の工法があるが、補修個所な
Vカットしたのち、伸びが10%以下の柔軟性に乏しい
室温硬化二液型エポキシ樹脂系接着剤、例えばエポキシ
−ポリアミド、エポキシ−ポリサルファイド系などを用
いたり、−波型シーリング剤、例えばブライマー併用の
変性シリコーン系やブライマー併用のポリウレタン系シ
ーリング材などを用いて補修している。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、これらの公知のもので補修した場合、二液型エ
ポキシ樹脂系接着剤では柔軟性に乏しいため、補修した
近くより再度クラックが再発生することがあった。 ま
た、主剤と硬化剤よりなる二液型であるため使用時に主
剤、硬化剤の計量、混合するなど施工作業性に難点があ
った。
ブライマー併用の場合は、浮きやひび割れ内にブライマ
ーをあらかじめ塗布しておく作業が繁雑となる。
また、注入物がたれて流出しないよう粘度のある組成物
を使う必要があった。
本発明は、作業性が良く、ノンプライマーで作業でき、
補修後の充填層が柔軟性が高くシーリング材としての効
果のある外壁補修の注入工法を提供することを目的とし
ている。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明によれば、壁の損傷
部を補修するに際し、補修材注入用カートリッジを用い
て、室温硬化後の伸びが20〜300%の一波型エポキ
シ樹脂組成物を前記損傷部にVカットなしで注入するこ
とを特徴とする壁補修の注入工法が提供される。
前記カートリッジが、その先端ノズル部に一端を嵌着し
、かつノズル孔に連通する小孔を穿設したゴム製アタッ
チメントを有するのが好ましい。
前記ゴム製アタッチメントのゴムのJIS硬度が、30
〜90であるのが好ましい。
前記ゴム製アタッチメントが、シリコーンゴム製である
のが好ましい。
前記一液型エポキシ樹脂組成物が、20℃における粘度
50〜20000ポイズであるのが好ましい。
また、前記一液型エポキシ樹脂組成物が、下記の(a)
〜(e)成分を含むものであるのが好ましい。
(a)エポキシ樹脂 (b)式1で示されるケチミン R,R3 C=N−X−N=C・・・・・弓 R,R4 (式中、R,、R2、R3およびR4は水素、炭素数1
〜6のアルキル基またはフェニル基、Xは炭素数2〜6
のアルキレン基または炭素数6〜12の非隣位アリーレ
ン基を示す)、(C)変性シリコーン樹脂 (d)変性シリコーン樹脂用触媒 (e)シラン化合物 前記変性シリコーン樹脂が、 般式2 (式中、Rは炭素数1〜12の1価の炭化I 水素基、Rは炭素数1〜6の1価の炭化水素基、nは0
〜2の整数である)で示される加水分解性ケイ素官能基
を末端に有するポリエーテル重合体であるのが良い。
前記変性シリコーン樹脂が、前記エポキシ樹脂100重
量部に対して10〜500重量部含まれているのが良い
前記シラン化合物が、アミノアルキルアルコキシシラン
、エポキシアルキルアルコキシシラン、メルカプトアル
キルアルコキシシランまたはこれらの共重合体であフて
、分子量が2000以下のアルコキシシラン誘導体であ
るのが好ましい。
また、前記シラン化合物が、前記エポキシ樹脂100重
量部に対して01〜50重量部含まれるのが好ましい。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
本発明工法に用いるエポキシ樹脂組成物は室温硬化後の
伸びが20〜300%あるものであればいかなるもので
もよい。
伸びが20%未満であると、充填層にクラックが発生し
やすい。 伸びが300%超であると耐アルカリ性が著
しく低下する。
また、20℃における粘度が50〜20000ポイズの
範囲のものはカートリッジによる注入がやり易く好まし
い。
粘度が50ポイズ未満であると、注入する時にノズル口
から垂れやすい。 粘度が20000ポイズ超であると
、クラック中に注入することが困難である。
好ましくは、以下に説明する(a)〜(e)の成分を含
む組成物を代表的に挙げることができる。
成分(a)のエポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェ
ノールA1ビスフエノールF1ビスフエノールAD等と
エピクロールヒドリンを反応させて得られるビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹
脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂等や、これらを
水添化したエポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキ
シ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ウレタン結合を有
するウレタン変性エポキシ樹脂、メタキシレンジアミン
やヒダントインなどをエポキシ化した含窒素エポキシ樹
脂、ポリブタジェンあるいは、NBRを含有するゴム変
性エポキシ樹脂等があげられるが、これらに限定される
ものではない。
成分(b 、)のケチミンとは、 下記式1で示されるケチミン R1Rs C≠N−X−N工C・・・・・弓 R2Ra (式中、R1,R2、R3およびR4は水素、炭素数1
〜6のアルキル基またはフェニル基、Xは炭素数2〜6
のアルキレン基または炭素数6〜12の非隣位アリーレ
ン基を示す)をいう。
ケチミンは水分のない状態では安定に存在するが、水分
により第一級アミンになるので、エポキシ樹脂の硬化剤
として機能する。 このことは、成分(a)〜(e)を
含む一波型エポキシ樹脂組成物の貯蔵安定性を高めると
ともに、使用時の硬化性を良好なものとする。
このようなケチミンとしては、1.2−エチレンビス(
イソペンチリデンイミン)、1゜2−ヘキシレンビス(
イソペンチリデンイミン)、1.2−プロピレンビス(
イソペンチリデンイミン)、p、  p  −ビフェニ
レンビス(イソペンチリデンイミン)、t、2−エチレ
ンビス(イソプロピリデンイミン)、t、  3プロピ
レンビス(イソプロピリデンイミン)、p−フェニレン
ビス(イソペンチリデンイミン)等が例示される。
ケチミンの使用量は、一液型エポキシ樹脂組成物の貯蔵
安定性の必要性の程度にもよるが、一般には、エポキシ
樹脂100重量部に対して1〜60重量部、好ましくは
10〜30重量部とする。  1重量部未満では硬化速
度が遅くなるので好ましくなく、一方、60重量部を超
えると貯蔵時にエポキシ樹脂が硬化しやすくなり、貯蔵
安定性が低下するので好ましくない。
成分(C)の変性シリコーン樹脂とは、般式2 (式中、Rは炭素数1〜12の1価の炭化I 水素基、Rは炭素数1〜6の1価の炭化水素基、nはO
〜2(R1゜は水素)の整数である)で示される加水分
解性ケイ素官能基を末端に有するポリエーテル重合体を
いう。
より具体的には、ポリ(メチルジメトキシシリルエチル
エーテル)等が例示され、市販のものが使用できる。 
これらのポリエーテル重合体は一種類のみを使用しても
よいし、二種類以上を混合して使用してもよい。 この
ような変性シリコーン樹脂を使用することは可撓性付与
のため重要である。
このような変性シリコーン樹脂は、一液型エポキシ樹脂
組成物の使用時には、変性シリコーン樹脂用触媒の存在
で、空気中の水分により硬化する。
変性シリコーン樹脂の使用量は、エポキシ樹脂100重
量部に対して10〜500重量部、好ましくは50〜2
00重量部とする。
500重量部を超えると接着性が悪くなるので好ましく
なく、一方、10重量部未満だと硬化したエポキシ樹脂
の可撓性が悪くなるので好ましくない。
成分(d)の変性シリコーン樹脂用触媒とは、上記の変
性シリコーン樹脂を硬化させる触媒であって、より具体
的にはジブチル錫オキサイド等のスズ化合物、オクチル
酸鉛等の如きカルボン酸の金属塩、ジブチルアミン−2
−エチルヘキソエートの如きアミン塩等が使用される。
変性シリコーン樹脂用触媒の使用量は、変性シリコーン
樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部とする。
成分(e)のシラン化合物とは、アミノアルキルアルコ
キシシラン、エポキシアルキルアルコキシシラン、メル
カプトアルキルアルコキシシランまたはこれらの共重合
体であるアルコキシシラン誘導体をいう。 より具体的
には、アミノプロピルトリメトキシシラン、アミノプロ
ピルトリメトキシシランとビニルトリメトキシシランと
の反応生成物、γ−グリシドキシプロビルトリメトキシ
シランとポリサルファイドボリマーとの反応生成物等が
例示され、市販のものが使用できる。
これらのシラン化合物の分子量は2000以下であるこ
とが好ましい。 分子量が2000を超えると接着性が
悪くなるので好ましくない。
これらのシラン化合物の使用量は、一般に、エポキシ樹
脂100重量部に対して0.1〜50重量部、好ましく
は1〜10重量部とする。
0.1重量部未満であると接着性が悪くなるので好まし
くなく、一方、50m!量部を超えると使用する際に、
周囲の水分がシラン化合物と反応してしまう′ので変性
シリコーン樹脂が硬化しにくくなるとともに、ケチミン
が第一級アミンとなってエポキシ樹脂の硬化剤として機
能することを妨げる。 これにより一液型エポキシ樹脂
組成物の硬化性が悪くなるので好ましくない。
上述の一波型エポキシ樹脂組成物は、成分(a)エポキ
シ樹脂、成分(b)ケチミン、成分(e)変性シリコー
ン樹脂、成分(d)変性シリコーン樹脂用触媒、成分(
a)シラン化合物の他に脱水剤が添加されることが好ま
しい。
脱水剤は一波型エポキシ樹脂組成物の未使用時にケチミ
ンあるいは変性シリコーン樹脂やシラン化合物が水と反
応してエポキシ樹脂あるいはシリコーン樹脂が硬化する
ことを抑制し、波型エポキシ樹脂組成物の保存性を良く
するために使用される。
脱水剤としてはビニルトリメトキシシラン、オルツギ酸
エチル等がエポキシ樹脂100重量部に対して0.1〜
10重量部使用される。
さらに必要に応じて酸化チタン等の老化防止剤、カーボ
ン等の顔料、炭酸カルシウム等の充填剤、その他、紫外
線吸収剤、可塑剤等の添加剤を含有することができる。
一液型エポキシ樹脂組成物は、成分(a)エポキシ樹脂
、成分(b)ケチミン、成分(C)変性シリコーン樹脂
、成分(d)変性シリコ−ン樹脂用触媒、成分(e)シ
ラン化合物および脱水剤等添加剤を常法により混合して
製造され、密封容器に保存される。
この一液型エポキシ樹脂組成物は、ブライマーの存在な
しで、本発明方法の壁補修個所をVカットすることなく
注入される充填層に好適に用いられる。
本発明工法に用いる補修材注入用カートリッジは、一端
に補修材注入用のノズル部を有し、他端にガン装着部な
どの圧入部を有するものであればよいが、前記ノズル部
にゴム製アタッチメントを有するものが好ましい。
ゴム製アタッチメントとしては、例えば第1図に示すよ
うに先端に凹部1を有するカートリッジ2のノズル部3
に一端を嵌着し、かつノズル孔4に連通する小孔5を穿
設したものである。
ゴム製アタッチメント6は、硬度(J I SA型)が
30〜90のもの、好ましくは30〜70のものを用い
るのがよい。 硬度が30未満であると、軟らかい為作
業性が悪く、硬度が90を超えるとクラック面に対する
密着が悪い為垂れる。 材質としては、シリコーンゴム
、イソプレンゴムなどが好ましいが、これに限るもので
はない。
前記補修材注入用カートリッジにより補修個所へ前記一
液型エポキシ樹脂組成物を容易に注入することができる
。 また、前記ゴム製アタッチメントを有するカートリ
ッジを用いれば、その先端を補修個所へ圧着しながら簡
単に補修できる。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
(実施例1〜3) (i)一液型エポキシ樹脂組成物の製造予め、第1表に
示す割合で、エビビス型エポキシ樹脂(住友化学工業製
、商品名ELA128)、変性シリコーン樹脂としてポ
リ(メチルジメトキシシリルエチルエーテル(鐘淵化学
工業製、商品名MSP20A)、炭酸カルシウムを、高
粘度用混合攪拌機を使用して常温で減圧(20Torr
以下)攪拌し、脱水剤としてビニルトリメトキシシラン
(日本ユニカー製、商品名A171)およびシラン化合
物としてアミノプロビルトソメトキシシラン(日本ユニ
カー製、商品名A1100)を添加、減圧攪拌し、また
ケチミン(油化シェルエポキシ製、商品名H−3)、お
よび変性シリコーン樹脂用触媒としてジブチル錫オキサ
イドのフタル酸ジオクチル溶液(三共有機合成製、商品
名No918)を同様に添加、減圧攪拌して一波型エポ
キシ樹脂組成物を製造した。
タックフリータイムは、20℃、60%湿度で上記組成
物を放置し、その組成物の表面が硬化する時間で示した
貯蔵安定性は、上記組成物をカートリッジに密閉充填し
て50℃で5日放置したのち、評価した。
○・・・変化なし Δ・・・増粘 ×・・・ゲル化 硬度(ショアD)は、上記組成物を20℃、60%湿度
で7日放置して硬化させた硬化物に対してシヨアD硬度
を測定した。
上記組成物をそれぞれポリエチレン製のボードに塗布し
、室温硬化後の伸びをJIS  3号ダンベル(厚み2
mm、20℃、60%湿度で14日硬化)にて引張速度
200 mm/minで測定した。
結果を第1表に示す。
(it)(i)で得られた組成物を、本発明法により、
コンクリートクランク個所に第1図に示すシリコーンゴ
ム製アタッチメント(直径16mm、長さ15mm、小
孔の径2mm、硬度(JISA)60のもの)を有する
注入用カートリッジを用い、プライマーを用いずにVカ
ットを入れることなく直接注入したところいずれも好結
果が得られた。
本発明法による充填層の室温硬化後の接着性を調べるた
め、以下の試験を行い結果を第1表に示した。
(1)接着性試験 第1表に示す実施例1〜3で用いたと同様の−液型エポ
キシ樹脂組成物を用いてそれぞれコンクリート (20
0mmx200mmx50mm)に厚み1mmで塗布し
、その上に20分以内に花崗岩(5’Ommx50mm
x25mm) 、タイル(50mmx50mmx25m
m)およびモルタル(50mmx50mmx25mm)
を張りっけ、20℃、60%湿度で14日硬化したのち
、建研式引張試験機にて接着性を調べた。 その結果を
第1表に示す。
MF・・・被着体破壊 CF・・・エポキシ樹脂の凝集破壊 AF・・・エポキシ樹脂と被着体間破壊(比較例1〜3
) 実施例1〜3と同様に、第1表に示す配合例で組成物を
作製し、同様の試験を行い結果を第1表に示した。
変性シリコーン樹脂が含まれない場合(比較例1)には
特に硬度が高くなって、可撓性に劣るものとなることが
わかる。
一方、変性シリコーン樹脂が含まれていてもエポキシ樹
脂が含まれない場合(比較例2)には、接着性が十分で
ないことがわかる。
実施例2.3および比較例3から、貯蔵安定性はケチミ
ンの配合量により所望のものとすることができること、
およびケチミン以外のエポキシ樹脂硬化剤を使用した場
合では貯蔵安定性が十分でないことがわかる。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下の効果がある。
(1)伸びが20〜300%ある一波型エポキシ樹脂で
コンクリート構造物のクランクなどを補修しているため
、柔軟性のある充填層ができ補修後クラックの再発生を
防止できる。
(2)コンクリート−タイルなどのシーリング材として
の効果がある。
(3)−波型であるので、二液型の欠点である主剤と硬
化剤の計量、混合及び可使時間内での作業などの煩雑性
が解消できる。
(4)注入用カートリッジを用い、ノンブライマータイ
プで、かつ■カットなしで作業でき、作業効率が良い。
符号の説明 1・・・凹部、   2・・・カートリッジ、3・・リ
ズル部、4・・・ノズル孔、 5・・・小孔、   6・・・ゴム製アタッチメント
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いるカートリッジ用ゴム製アタッ
チメントの一例を示す断面図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)壁の損傷部を補修するに際し、補修材注入用カー
    トリッジを用いて、室温硬化後の伸びが20〜300%
    の一液型エポキシ樹脂組成物を前記損傷部にVカットな
    しで注入することを特徴とする壁補修の注入工法。
  2. (2)前記カートリッジが、その先端ノズル部に一端を
    嵌着し、かつノズル孔に連通する小孔を穿設したゴム製
    アタッチメントを有する請求項1に記載の壁補修の注入
    工法。
  3. (3)前記ゴム製アタッチメントのゴムのJIS硬度が
    、30〜90である請求項2に記載の壁補修の注入工法
  4. (4)前記ゴム製アタッチメントが、シリコーンゴム製
    である請求項2または3に記載の壁補修の注入工法。
  5. (5)前記一液型エポキシ樹脂組成物が、20℃におけ
    る粘度50〜20000ポイズである請求項1ないし4
    のいずれかに記載の壁補修の注入工法。
  6. (6)前記一液型エポキシ樹脂組成物が、下記の(a)
    〜(e)成分を含むものである請求項1ないし5のいず
    れかに記載の壁補修の注入工法。 (a)エポキシ樹脂 (b)式1で示されるケチミン ▲数式、化学式、表等があります▼……1 (式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は水素、
    炭素数1〜6のアルキル基またはフェニル基、Xは炭素
    数2〜6のアルキレン基または炭素数6〜12の非隣位
    アリーレン基を示す)、(c)変性シリコーン樹脂 (d)変性シリコーン樹脂用触媒 (e)シラン化合物
  7. (7)前記変性シリコーン樹脂が、 一般式2 ▲数式、化学式、表等があります▼……2 (式中、R^ I は炭素数1〜12の1価の炭化水素基
    、R^IIは炭素数1〜6の1価の炭化水素基、nは0〜
    2の整数である) で示される加水分解性ケイ素官能基を末端に有するポリ
    エーテル重合体である請求項6に記載の壁補修の注入工
    法。
  8. (8)前記変性シリコーン樹脂が、前記エポキシ樹脂1
    00重量部に対して10〜500重量部含まれている請
    求項6または7に記載の壁補修の注入工法。
  9. (9)前記シラン化合物が、アミノアルキルアルコキシ
    シラン、エポキシアルキルアルコキシシラン、メルカプ
    トアルキルアルコキシシランまたはこれらの共重合体で
    あって、分子量が2000以下のアルコキシシラン誘導
    体である請求項6項ないし8のいずれかに記載の壁補修
    の注入工法。
  10. (10)前記シラン化合物が、前記エポキシ樹脂100
    重量部に対して0.1〜50重量部含まれる請求項6な
    いし9のいずれかに記載の壁補修の注入工法。
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