JPH059267A - 一液型エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

一液型エポキシ樹脂組成物

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JPH059267A
JPH059267A JP16171791A JP16171791A JPH059267A JP H059267 A JPH059267 A JP H059267A JP 16171791 A JP16171791 A JP 16171791A JP 16171791 A JP16171791 A JP 16171791A JP H059267 A JPH059267 A JP H059267A
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JP
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epoxy resin
weight
resin composition
parts
type epoxy
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JP16171791A
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Noriaki Shin
憲 明 新
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室温硬化、加熱硬化のいずれでも硬化し得
る、接着剤、シール剤として好適な一液型エポキシ樹脂
組成物の開発。 【構成】 エポキシ樹脂(a)、湿気硬化性エポキシ樹
脂用硬化剤であるケチミン(b)、70℃以上に加熱さ
れることによってエポキシ樹脂用硬化剤として働く潜在
性硬化剤(c)、シラン化合物(d)およびシラン化合
物用触媒(e)を含有し、各成分の含有量は、前記エポ
キシ樹脂(a)100重量部に対し、前記ケチミン
(b)1〜30重量部、前記潜在性硬化剤(c)1〜4
0重量部、前記シラン化合物(d)5〜1000重量部
であり、前記触媒(e)は、前記シラン化合物(d)1
00重量部に対して0.1〜10重量部である一液型エ
ポキシ樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室温硬化、加熱硬化の
いずれでも硬化し得る、接着剤、シール剤として好適な
一液型エポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】室温硬化性の一液型エポキシ樹脂組成物
は、使用時に主剤および硬化剤の計量、混合が不要なた
めに作業性に優れ、かつ、硬化の際に加熱をする必要が
ないため、硬化の際の環境や被着材の材質の制約から加
熱を行なうことの出来ない場合に使用可能であるため、
建築、土木、自動車、電気等の様々な分野で、接着剤あ
るいはシール剤として利用されている。このように、室
温硬化性の一液型エポキシ樹脂組成物は有用であるが、
その硬化は空気中の水分によるため、硬化速度は非常に
小である。そして、上記建築、土木、自動車、電気等の
分野においても、接着剤やシール剤の使用時に加熱が可
能な場合もあり、また、短時間での硬化が求められる場
合もあるので、そのような要求に応える、用途に応じて
室温硬化、加熱硬化のいずれの硬化条件も選択可能であ
り、作業性に優れる、一液型エポキシ樹脂組成物が要求
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の社会
的要求に鑑みてなされたものであり、室温硬化、加熱硬
化のいずれの硬化条件によっても硬化させることのでき
る一液型エポキシ樹脂組成物の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エポキシ樹脂
(a)、式Iで示される官能基を有するケチミン
(b)、70℃以上に加熱されることによってエポキシ
樹脂用硬化剤として働く潜在性硬化剤(c)、シラン化
合物(d)およびシラン化合物用触媒(e)を含有する
ことを特徴とする一液型エポキシ樹脂組成物を提供する
ものである。
【0005】
【化2】 (式I中、R1 およびR2 は、それぞれ独立に、水素原
子、炭素数1〜6のアルキル基およびフェニル基から選
択される。)
【0006】以下に、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明に用いるエポキシ樹脂(a)は、常
温における性状が液状であるエポキシ樹脂であれば、い
ずれでもよい。
【0008】エポキシ樹脂(a)としては、例えば、ビ
スフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールA
D等とエピクロールヒドリンを反応させて得られるビス
フェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂等や、こ
れらに水添したエポキシ樹脂、グリシジルエステル型エ
ポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ウレタン結合
を有するウレタン変性エポキシ樹脂、メタキシレンジア
ミンやヒダントインなどをエポキシ化した含窒素エポキ
シ樹脂、ポリブタジエンあるいはNBRを含有するゴム
変性エポキシ樹脂等があげられるが、これらに限定され
るものではない。
【0009】また、エポキシ樹脂(a)は、一種類のみ
でも、二種類以上を併用してもよい。
【0010】エポキシ樹脂(a)の室温硬化性の硬化剤
としては、その分子中に下記式Iで示される官能基を有
するケチミン(b)を用いる。
【0011】
【化3】 (式I中、R1 およびR2 は、それぞれ独立に、水素原
子、炭素数1〜6のアルキル基およびフェニル基から選
択される。)
【0012】ケチミン(b)は、水分のない状態では安
定に存在するが、水分によって第一級アミンになり、エ
ポキシ樹脂(a)の室温硬化性の硬化剤として機能す
る。即ち、ケチミン(b)も、後記する成分(c)同
様、潜在性硬化剤の一種であるが、その硬化機構が湿気
硬化であるという点で、後記する成分(c)には含まれ
ない。そして、本発明の一液型エポキシ樹脂組成物は、
このケチミン(b)を含有するために、室温硬化が可能
なのである。
【0013】このようなケチミン(b)としては、下記
式IaあるいはIbで示される化合物が例示される。
【0014】
【化4】 (式Ia中、R1 ,R2 ,R3 およびR4 は、それぞれ
独立に、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基およびフ
ェニル基から選択され、Xは、炭素数2〜6のアルキレ
ン基または炭素数6〜12の非隣位アリーレン基を示
す。)
【0015】
【化5】 (式Ib中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 およびR5 は、そ
れぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基お
よびフェニル基から選択され、Xは、それぞれ独立に、
炭素数2〜6のアルキレン基および炭素数6〜12の非
隣位アリーレン基から選択される。)
【0016】このようなケチミン(b)に相当する化合
物について、さらに具体的に挙げると、1,2−エチレ
ンビス(イソペンチリデンイミン)、1,2−ヘキシレ
ンビス(イソペンチリデンイミン)、1,2−プロピレ
ンビス(イソペンチリデンイミン)、p,p′−ビフェ
ニレンビス(イソペンチリデンイミン)、1,2−エチ
レンビス(イソプロピリデンイミン)、1,3−プロピ
レンビス(イソプロピリデンイミン)、p−フェニレン
ビス(イソペンチリデンイミン)、(ジエチレントリア
ミンメチルイソブチルケトン重縮合物)フェニルグリシ
ジルエーテル付加物等が例示される。
【0017】ケチミン(b)は、一種類でも、二種類以
上を併用してもよい。
【0018】ケチミン(b)の使用量は、一液型エポキ
シ樹脂組成物が貯蔵される期間にもよるが、一般には、
エポキシ樹脂(a)100重量部に対して1〜30重量
部、好ましくは3〜15重量部とする。1重量部未満で
は、硬化速度が遅くなるので好ましくなく、一方、30
重量部を超えると、貯蔵時にエポキシ樹脂(a)が硬化
しやすくなり、貯蔵安定性が低下するので好ましくな
い。
【0019】エポキシ樹脂(a)の加熱硬化性の硬化剤
としては、70℃以上に加熱されることによってエポキ
シ樹脂用硬化剤として働く潜在性硬化剤(c)を用い
る。
【0020】このような潜在性硬化剤(c)としては、
2−ヘプタデシルイミダゾール、2,4−ジアミノ−6
−〔2−メチルイミダゾリルー(1)〕−エチル−S−
トリアジン、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチ
ルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルー5−ヒド
ロキシメチルイミダゾール、1−ドデシル−2−メチル
−3−ベンジルイミダゾリウム・クロライド、1,3−
ジベンジル−2−メチルイミダゾリウム・クロライド等
のイミダゾール類、BF3 、PF5 、A35等のルイ
ス酸と、エチルアミン、イソプロピルアミン、ブチルア
ミン、n−ヘキシルアミン、ベンジルアミン、ピペリジ
ン、ラウリルアミン等のアミン類との錯体、ジシアンジ
アミド、および、o−トリルビグアニド、α−ベンジル
ビグアニド等のジシアンジアミドの誘導体、コハク酸ヒ
ドラジド、アジピン酸ヒドラジド、イソフタル酸ヒドラ
ジド等の有機酸ヒドラジド類、ジアミノマレオニトリル
およびその誘導体、メラミンおよびその誘導体、アミン
イミド、ポリアミンの塩、エポキシ樹脂のアミンアダク
ト等が例示される。
【0021】潜在性硬化剤(c)は、アニオン重合型の
ものとカチオン重合型のものとは併用できないが、アニ
オン重合型同士、カチオン重合型同士であれば、二種類
以上を併用してもよい。
【0022】潜在性硬化剤(c)の使用量は、その種類
と一液型エポキシ樹脂組成物が貯蔵される期間にもよる
が、一般には、エポキシ樹脂(a)100重量部に対し
て1〜40重量部、好ましくは5〜30重量部とする。
1重量部未満では、加熱時に十分硬化せず、一方、40
重量部を超えると、貯蔵安定性が低下したり、硬化物の
性能が劣化するので好ましくない。
【0023】本発明に用いるシラン化合物(d)は、そ
の分子中に加水分解性ケイ素基を有する化合物である。
【0024】すなわち、下記式IIで示される加水分解性
ケイ素基を末端に有するシリコーン樹脂、下記式III で
示されるいわゆるシラン系カップリング剤や、該カップ
リング剤とポリマーとの反応生成物等をいう。
【0025】
【化6】 (式II中、R6 は炭素数1〜12の1価の炭化水素基、
7 は炭素数1〜6の1価の炭化水素基、nは0〜2の
整数である)
【0026】 式III R9 Si(OR83 (式III 中、R8 はアルキル基あるいはアルコキシアル
キル基、R9 は末端にアミノ基、メルカプト基、ビニル
基、エポキシ基等を有する有機官能基である)
【0027】具体的には、前記式IIで示される加水分解
性ケイ素基を末端に有するシリコーン樹脂としては、末
端にメチルジメトキシシリル基を有するシリコーン樹脂
等が例示され、市販のもの、例えば、ポリ(メチルジメ
トキシシリルエチルエーテル)(MSP21S、鐘淵化
学工業社製)が使用できる。
【0028】また、前記式III で示されるシラン系カッ
プリング剤、あるいは、該カップリング剤とポリマーと
の反応生成物としては、アミノアルキルトリアルコキシ
シラン、ビニルトリアルコキシシラン、エポキシアルキ
ルトリアルコキシシラン、メルカプトアルキルトリアル
コキシシランまたはこれらの共重合体であるアルコキシ
シラン誘導体等が挙げられ、より具体的には、アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリメトキ
シシランとビニルトリメトキシシランとの反応生成物、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランとポリサ
ルファイドとの反応生成物等が例示される。
【0029】シラン化合物(d)は、一種類でも、二種
類以上を併用してもよい。
【0030】これらのシラン化合物(d)は、脱水剤と
して働く。そして、その使用量は、エポキシ樹脂(a)
100重量部に対して、好ましくは5〜1000重量
部、さらに好ましくは10〜500重量部である。5重
量部未満であると、一液型エポキシ樹脂組成物の貯蔵安
定性およびその硬化物の接着性が悪くなるので好ましく
なく、一方、1000重量部を超えると、硬化物の接着
性が悪くなるので好ましくない。
【0031】本発明に用いるシラン化合物用触媒(e)
とは、上記のシラン化合物(d)を硬化させる触媒であ
る。即ち、シラン化合物(d)の硬化は、シラン化合物
用触媒(e)の存在で、空気中の水分により行われる。
【0032】より具体的には、ジブチル錫オキサイド等
のスズ化合物、オクチル酸鉛等の如きカルボン酸の金属
塩、シブチルアミン−2−エチルヘキソエートの如きア
ミン塩等が例示され、一種類でも二種類以上を併用して
もよい。
【0033】シラン化合物用触媒(e)の使用量は、一
般的には、シラン化合物(d)100重量部に対して
0.1〜10重量部である。
【0034】本発明の一液型エポキシ樹脂組成物には、
必須成分として、エポキシ樹脂(a)、ケチミン
(b)、潜在性硬化剤(c)、シラン化合物(d)およ
びシラン化合物用触媒(e)が含有されるが、通常は、
この他に、充填剤も含有する。
【0035】充填剤は、一液型エポキシ樹脂組成物の粘
度調整剤として働くものであり、具体的には、炭酸カル
シウム、酸化チタン、シリカ、タルク、クレー等が例示
される。
【0036】本発明の一液型エポキシ樹脂組成物の粘度
は、用途によって多種多様である。従って、所望の粘度
となるように、充填剤の種類とその使用量を選択する。
【0037】本発明の一液型エポキシ樹脂組成物には、
さらに、必要に応じ、ヒンダードアミン系、ヒンダード
フェノール系等の老化防止剤、カーボンブラック等の顔
料、その他、紫外線吸収剤、可塑剤等の添加剤を含有さ
せてもよい。また、オルソギ酸エチル等の脱水剤を含有
させてもよい。
【0038】本発明の一液型エポキシ樹脂組成物は、エ
ポキシ樹脂(a)、ケチミン(b)、潜在性硬化剤
(c)、シラン化合物(d)およびシラン化合物用触媒
(e)と、充填剤等の添加剤を、常法により混合するこ
とで製造され、密封容器に保存される。そして、用途に
応じ、室温または70〜200℃程度に加熱されて硬化
させられる。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0040】(実施例) (i)一液型エポキシ樹脂組成物の製造 表Aに示す割合で、配合成分を減圧撹拌し、各種の一液
型エポキシ樹脂組成物を製造した。
【0041】(ii)評価 (i)で製造した一液型エポキシ樹脂組成物各々につい
て、下記の評価を行ない、結果を表Aに示した。
【0042】(1)室温硬化性 一液型エポキシ樹脂組成物を、5mm厚になるように、
アルミ板上に塗工した。それを、20℃の恒温槽に1日
放置し、硬化させ、ノギスにより、硬化膜厚を測定し
た。
【0043】(2)加熱硬化性 一液型エポキシ樹脂組成物を、5mm厚になるように、
アルミ板上に塗工した。それを、150℃の恒温槽に1
時間放置し、硬化させ、硬化するか否かを観察した。
【0044】(3)貯蔵安定性 一液型エポキシ樹脂組成物を、密封容器に入れ、40℃
で貯蔵し、10日後に開封し、性状を以下の基準で評価
した。 ○:粘度の変化率が、初期粘度の50%以内 △:粘度の変化率が、初期粘度の50%〜200% ×:粘度の変化率が、初期粘度の200%以上
【0045】(4)接着性 JIS K 6850に準拠し、形状25×100×2
mmの鉄板、形状25×100×5mmのスレート板、
形状25×100×2mmの硬質塩化ビニル樹脂板のう
ちのいずれかを試験片として用い、2枚の試験片(同じ
材質のもの)の接着面に一液型エポキシ樹脂組成物を塗
付し、12.5mm×25mmの面積になるようにクリ
ップにて固定した。室温硬化の場合は、20℃、60%
RHに14日間放置して硬化養生させ、試験体を得た。
加熱硬化の場合は、150℃に60分間放置して硬化さ
せ、試験体を得た。試験体を引張試験機にて引張り、接
着性を下記の基準で評価した。 ○:一液型エポキシ樹脂組成物の硬化物の凝集破壊 ×:界面剥離
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】(表A中の成分の説明) ELA128:ビスフェノールA型エポキシ樹脂、住友
化学工業製 H−3:ケチミン、油化シェルエポキシ社製 A187:γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、日本ユニカー社製 MSP21S:ポリ(メチルジメトキシシリルエチルエ
ーテル)、鐘淵化学工業社製 スズ化合物(No.918):ジブチル錫オキサイドの
フタル酸ジオクチル溶液、三共有機合成社製
【0049】表Aから明らかなように、実施例は、室温
硬化、加熱硬化のいずれもが可能であり、かつ、貯蔵安
定性および硬化物の接着性にも優れる。一方、ケミチン
(b)を欠くと、室温硬化性が悪くなり、室温硬化させ
た場合の硬化物の接着性が悪くなり、シラン化合物
(d)を欠くと、貯蔵安定性およ硬化物のプラスチック
への接着性が悪くなり、また、潜在性硬化剤(c)を欠
くと、加熱硬化しない。
【0050】
【発明の効果】本発明により、室温硬化、加熱硬化のい
ずれの硬化条件によっても硬化させることができ、接着
剤およびシール剤として有用な、一液型エポキシ樹脂組
成物が提供される。本発明の該樹脂組成物は、一液タイ
プの為、使用時に計量、混合などの作業の煩しさがな
く、かつ、プライマーなしで、ガラス、プラスチック、
金属などの無機、有機物に良好に接着するので、作業性
に優れる。また、硬化条件は、室温硬化と加熱硬化のい
ずれもが可能であるので、被着材等の条件にあわせて硬
化条件を選択できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂(a)、式Iで示される官
    能基を有するケチミン(b)、70℃以上に加熱される
    ことによってエポキシ樹脂用硬化剤として働く潜在性硬
    化剤(c)、シラン化合物(d)およびシラン化合物用
    触媒(e)を含有することを特徴とする一液型エポキシ
    樹脂組成物。 【化1】 (式I中、R1 およびR2 は、それぞれ独立に、水素原
    子、炭素数1〜6のアルキル基およびフェニル基から選
    択される。)
  2. 【請求項2】 前記エポキシ樹脂(a)100重量部に
    対し、前記ケチミン(b)1〜30重量部、前記潜在性
    硬化剤(c)1〜40重量部、前記シラン化合物(d)
    5〜1000重量部を含有し、前記触媒(e)は、前記
    シラン化合物(d)100重量部に対して0.1〜10
    重量部を含有する請求項1に記載の一液型エポキシ樹脂
    組成物。
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