JP2005248175A - 硬化性組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬化速度および耐熱性に優れ、かつ、有機鉛化合物および有機スズ化合物を含有しない、加水分解性ケイ素基含有化合物を用いた硬化性組成物の提供。
【解決手段】加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部と、
下記式(1)で表されるビグアニド化合物0.1〜30質量部と
を含有する硬化性組成物。
【化1】
Figure 2005248175


(式中、Rは、水素原子または炭素原子数1〜20のアルキル基、アルコキシ基もしくはエステル基を表す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、硬化速度が速く、有機鉛化合物および有機スズ化合物を含有しない、加水分解性ケイ素基含有化合物を用いた硬化性組成物に関する。
従来、変成シリコーン樹脂等と呼ばれる加水分解性ケイ素基含有化合物の硬化触媒として、種々の化合物が用いられている。
例えば、硬化速度を速くするために、硬化触媒として、ジブチルスズラウレート、オクチル酸鉛、オクチル酸スズ等の有機金属化合物が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、これらの有機金属化合物は、一般に毒性が高い傾向にあり、安全性に問題がある。
また、硬化触媒として、種々のアミン化合物も用いられている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、従来用いられているアミン化合物は、ポリマーとの相溶性が低く、ポリマーと混合すると混合物の表面に析出しやすいため、有機金属化合物と比べ、硬化速度が遅いという問題を有している。
更に、特許文献2においては、鉛、スズ以外の有機金属化合物を用いた硬化触媒として、有機セリウム化合物が提案されているが、加水分解性ケイ素基含有化合物の主鎖がポリエーテル重合体の場合、組成物を熱処理すると軟化してしまう。
特開平5−9267号公報 特開2000−313814号公報
本発明は、硬化速度および耐熱性に優れかつ有機鉛化合物および有機スズ化合物を含有しない、加水分解性ケイ素基含有化合物を用いた硬化性組成物を提供することを課題とする。
本発明者は、種々の硬化触媒について検討したところ,特定のビグアニド化合物が、ポリマーとの相溶性に優れ、それにより硬化性に優れることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、以下の(i)〜(viii)を提供する。
(i)加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部と、
下記式(1)で表されるビグアニド化合物0.1〜30質量部と
を含有する硬化性組成物。
Figure 2005248175

(式中、Rは、水素原子または炭素原子数1〜20のアルキル基、アルコキシ基もしくはエステル基を表す。)
(ii)更に、フェノール性水酸基を有する化合物を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.1〜100質量部含有する上記(i)に記載の硬化性組成物。
(iii)前記ビグアニド化合物をポリエーテルポリオールまたは溶剤に溶解させ、または分散させた後に、前記加水分解性ケイ素基含有化合物と混合させて得られる上記(i)または(ii)に記載の硬化性組成物。
(iv)前記ビグアニド化合物を前記加水分解性ケイ素基含有化合物および可塑剤に溶解させ、または分散させて得られる、上記(i)または(ii)に記載の硬化性組成物。
(v)更に、アルコキシシラン化合物を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.005〜50質量部含有する上記(i)〜(iv)のいずれかに記載の硬化性組成物。
(vi)前記アルコキシシラン化合物が、重量平均分子量1,000以上である上記(v)に記載の硬化性組成物。
(vii)更に、脱水剤を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.01〜30質量部含有する上記(i)〜(vi)のいずれかに記載の硬化性組成物。
(viii)更に、水を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.05〜20質量部含有する上記(i)〜(vii)のいずれかに記載の硬化性組成物。
本発明の硬化性組成物は、硬化性および耐熱性に優れ、毒性の高い有機鉛化合物、有機スズ化合物等の有機金属化合物を含有しないため安全に用いることができる。したがって、本発明の硬化性組成物は、シーリング剤、弾性剤、接着剤、密封剤、防水剤等の用途に好適に用いられる。
以下に、本発明を詳細に説明する。初めに、加水分解性ケイ素基含有化合物について説明する。
本発明に用いられる加水分解性ケイ素基含有化合物は、加水分解性ケイ素基を、分子内に少なくとも1個有する有機重合体である。本発明においては、加水分解性ケイ素基は、加水分解性ケイ素基含有化合物の分子内の末端に存在していても、側鎖に存在していてもよく、また、両方に存在していてもよい。
加水分解性ケイ素基含有化合物の主鎖としては、例えば、アルキレンオキシド重合体等のポリエーテル、ポリエステル、エーテル・エステルブロック共重合体、ビニル系重合体、ビニル共重合体、ジエン系重合体、飽和炭化水素が挙げられる。
ポリエーテルは、例えば、−CH2CH2O−、−CH2CH(CH3)O−、−CH2CH(C25)O−、−CH(CH3)CH2O−、−CH(C25)CH2O−、−CH2CH2CH2O−または−CH2CH2CH2CH2O−で表される繰り返し単位を有するものが挙げられる。
ポリエーテルは、これらの繰り返し単位の1種のみからなっていてもよく、2種以上からなっていてもよい。
ビニル系重合体、ビニル系共重合体、ジエン系重合体および飽和炭化水素としては、例えば、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、エチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリイソプレン、スチレン−イソプレン共重合体、イソブチレン−イソプレン共重合体、ポリクロロプレン、スチレン−クロロプレン共重合体、アクリロニトリル−クロロプレン共重合体、ポリイソブチレン、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステルが挙げられる。
加水分解性ケイ素基含有化合物の主鎖は、単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
加水分解性ケイ素基は、ケイ素原子に結合した水酸基および/または加水分解性基を有し、湿気や架橋剤の存在下、必要に応じて触媒等を使用することにより縮合反応を起こしてシロキサン結合を形成することにより架橋しうるケイ素含有基である。例えば、ハロゲン化シリル基、アルコキシシリル基、アルケニルオキシシリル基、アシロキシシリル基、アミノシリル基、アミノオキシシリル基、オキシムシリル基、アミドシリル基が挙げられる。具体的には、下記式で例示される、ハロゲン化シリル基、アルコキシシリル基、アルケニルオキシシリル基、アシロキシシリル基、アミノシリル基、アミノオキシシリル基、オキシムシリル基、アミドシリル基等が好適に用いられる。
Figure 2005248175

中でも、取扱いが容易である点で、アルコキシシリル基が好ましい。
アルコキシシリル基のケイ素原子に結合するアルコキシ基は、特に限定されないが、原料の入手が容易なことからメトキシ基、エトキシ基またはプロポキシ基が好適に挙げられる。
アルコキシシリル基のケイ素原子に結合するアルコキシ基以外の基は、特に限定されず、例えば、水素原子またはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等の炭素原子数が20以下である、アルキル基、アルケニル基もしくはアリールアルキル基が好適に挙げられる。
加水分解性ケイ素基含有化合物としては、アルコキシシラン類が好ましい。具体的には、後述するアルコキシシラン化合物が挙げられる。
中でも、2官能以上、即ち、分子内にアルコキシシリル基を2個以上有するアルコキシシラン類が好ましく、3〜20官能のアルコキシシラン類が原料の入手が容易なことからより好ましい。
加水分解性ケイ素基含有化合物は、単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
加水分解性ケイ素基含有化合物の分子量は特に限定されないが、高分子のものは高粘度であり、ハンドリングしにくい場合があるため、数平均分子量50,000以下であるのが好ましい。
このような加水分解性ケイ素基含有化合物は、公知の方法によって製造することができる。市販品としては、例えば、カネカ社(旧鐘淵化学工業社)製のMSポリマー、EPION;旭硝子社製のエクセスターが挙げられる。
つぎに、ビグアニド化合物について説明する。
本発明に用いられるビグアニド化合物は、下記式(1)で表されるビグアニド化合物である。
Figure 2005248175

式中、Rは、水素原子または炭素原子数1〜20のアルキル基、アルコキシ基もしくはエステル基を表す。Rは、水素原子、炭素原子数1〜20のアルキル基であるのが好ましく、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等であるのがより好ましく、水素原子、メチル基であるのが更に好ましい。
好適なビグアニド化合物の具体例としては、下記式(2)で表される1−o−トリルビグアニド、1−フェニルビグアニド、2,6−キシリルビグアニドが挙げられる。
Figure 2005248175

これらのビグアニド化合物は、必要に応じて、溶剤、ポリエーテル重合体等に分散させ、または溶解させて用いることができる。これらを用いると、ビグアニド化合物を組成物中に均一に分散させ、または溶解させることが容易となる。
溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等のアルコール化合物;アセトン、メチルエチルケトン(MEK)、メチルイソブチルケトン等のケトン化合物;ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶剤;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル等のエステル系溶剤;クロロベンゼン、ジクロロエタン等の塩素化炭化水素が挙げられる。
溶剤の中では、アルコール化合物、ケトン化合物が好ましい。
ポリエーテル重合体は、揮発性が低く、毒性が低く、かつビグアニド化合物の溶解度が高い点で好ましい。ポリエーテル重合体としては、例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブテンオキサイド等の繰り返し単位を有するものが挙げられる。具体的には、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシブチレングリコール等のポリエーテルポリオールが挙げられる。ポリエーテル重合体としては、数平均分子量15,000以下のものが好ましく、数平均分子量5,000以下のものがより好ましい。中でも、ポリエーテルポリオールが好ましく、ポリオキシプロピレングリコールがより好ましい。
本発明の硬化性組成物における上記式(1)で表されるビグアニド化合物の含有割合は、加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.1〜30質量部である。上記範囲であると、硬化速度および硬化後の物性に優れる。
本発明の硬化性組成物は、更に、フェノール性水酸基を有する化合物を含有するのが好ましい。本発明の硬化性組成物は、フェノール性水酸基を有する化合物を含有すると、硬化速度が更に速くなる。
本発明に用いられるフェノール性水酸基を有する化合物は、特に限定されず、例えば、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、o−イソプロピルフェノール、p−tert−ブチルフェノール、p−sec−ブチルフェノール、o−tert−ブチルフェノール、o−sec−ブチルフェノール、o−tert−アミルフェノール、p−クミルフェノール、2,4−キシレノール、3,5−キシレノール、6−tert−ブチル−2,4−キシレノール、2,3,6−トリブチルフェノール、6−tert−ブチル−o−クレゾール、スチレン化フェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、ジ−sec−ブチルフェノール、2−sec−4−tert−ブチルフェノール、2,4−ジ−tert−アミルフェノール、2,4−ジ−クミルフェノール、カシューオイル(カシューナット殻液)等の1価フェノール類;カテコール、レゾルシノール、ハイドロキノン、2,5−ジ−tert−ブチルハイドロキノン、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、ピロガロール、タンニン酸、没食子酸等の多価フェノール類が挙げられる。
好適な具体例としては、カシューオイルが挙げられる。中でも、カシューオイルが、液体であるため使用しやすく、かつ、毒性も少ない点で好ましい。
本発明の硬化性組成物におけるフェノール性水酸基を有する化合物の含有割合は、加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.1〜100質量部であるのが好ましく、0.5〜50質量部であるのがより好ましい。上記範囲であると、硬化促進効果が十分となり、かつ、硬化物の物性に優れる。
本発明の硬化性組成物は、更に、アルコキシシラン化合物を含有するのが好ましい。アルコキシシラン化合物を含有すると、硬化速度がより速くなる。
アルコキシシラン化合物としては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラブトキシシラン等のテトラアルコキシシラン類;メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチルトリブトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、イソプロピルトリメトキシシラン、イソプロピルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、3,4−エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン、3,4−エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン等のトリアルコキシシラン類;ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン等のジアルコキシシラン類;またはこれらの部分縮合物等があげられる。
中でも、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン等のテトラアルコキシシラン類;これらの部分縮合物が好ましく、下記式(3)で表される、テトラアルコキシシラン類の部分縮合物がより好ましい。
Figure 2005248175

(式中、Rは、それぞれ独立に、メチル基またはエチル基を表す。nは0以上の整数、好ましくは0〜30の整数を表す。)
上記式(3)で表される、テトラアルコキシシラン類の部分縮合物としては、例えば、上記式(3)中、すべてのRがメチル基である、ポリ(テトラメトキシシラン);上記式(3)中、すべてのRがエチル基である、ポリ(テトラエトキシシラン)が挙げられる。
アルコキシシラン化合物は、重量平均分子量が1,000以上であるのが好ましい。上記範囲であると、皮膚、目等に対する刺激に低い傾向にあり、安全衛生上好ましい。
本発明の硬化性組成物におけるアルコキシシラン化合物の含有割合は、加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.005〜50質量部であるのが好ましく、0.01〜20質量部であるのがより好ましい。上記範囲であると、硬化促進効果が十分となり、かつ、硬化物の物性に優れる。
本発明の硬化性組成物は、更に、脱水剤を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.01〜30質量部含有するのが好ましい態様の一つであり、0.05〜20質量部含有するのがより好ましい態様の一つである。これにより、貯蔵安定性がより優れたものになる。なお、後述するように、本発明の硬化性組成物を2液形として用いる場合には、更に、水を含有させることができるが、脱水剤と水とを併用する際には、主剤および硬化剤の一方に脱水剤を他方に水を含有させる。
脱水剤としては、例えば、オルソギ酸メチル、オルソギ酸エチル、オルソ酢酸メチル、オルソ酢酸エチル、オルソプロピオン酸トリメチル、オルソプロピオン酸トリエチル、オルソイソプロピオン酸トリメチル、オルソイソプロピオン酸トリエチル、オルソ酪酸トリメチル、オルソ酪酸トリエチル、オルソイソ酪酸トリメチル、オルソイソ酪酸トリエチル等の加水分解性エステル化合物;ジメトキシメタン、1,1−ジメトキシエタン、1,1−ジメトキシプロパン、1,1−ジメトキシブタン等のアルコキシ化合物;エチルシリケ−ト(テトラメトキシシラン)、メチルシリケ−ト(テトラメトキシシラン)、メチルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン化合物;3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルエチルジエトキシシラン、ビストリメトキシシリルプロピルアミン、ビストリエトキシシリルプロピルアミン、ビスメトキシジメトキシシリルプロピルアミン、ビスエトキシジエトキシシリルプロピルアミン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルエチルジエトキシシラン等のアミノシラン化合物;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン等のビニルシラン化合物;合成シリカ、ゼオライト、生石灰等の無機化合物;アルミニウムイソプロピネート、アルミニウム−sec−ブチレート、テトライソプロピルチタネート、テトラ−n−ブチルチタネート等の金属アルコキシド;メチルイソシアネート、エチルイソシアネート、プロピルイソシアネート、p−トルエンスルホニルイソシアネート等の単官能イソシアネート化合物が挙げられる。
中でも、脱水性能、接着性、硬化性組成物に与える物性等の点で、アミノシラン化合物、ビニルシラン化合物等のシランカップリング剤;オルソカルボン酸エステルが好ましい。
脱水剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の硬化性組成物を2液形として用いる場合には、更に、水を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.05〜20質量部含有するのが好ましい態様の一つであり、0.1〜20質量部含有するのがより好ましい態様の一つである。これにより、硬化速度がより優れたものになる。
本発明の硬化性組成物を2液形として用いる場合、加水分解性ケイ素基含有化合物を主剤側に含有させる。水は、主剤側および硬化剤側のいずれに含有させてもよい。その他の成分はいずれに含有させてもよい。
本発明の硬化性組成物には、硬化触媒もしくは粘着防止剤として、または艶を低下させる目的で、アミン系化合物を含有させることができる。具体的には、例えば、オクチルアミン、ドデシルアミン、テトラデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、オレイルアミン、ジブチルアミン、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、シクロヘキシルアミン、キシレンジアミンが挙げられる。これらは単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
本発明の硬化性組成物は、本発明の目的を損なわない範囲で、その他の硬化剤を含有することができる。
例えば、ラウリン酸アルミニウム、アルミニウムトリエチルアセトナート等の有機アルミニウム化合物;テトラブチルチタネート、テトラプロピルチタネート等の有機チタン化合物等の有機金属化合物が挙げられる。
本発明の硬化性組成物は、本発明の目的を損なわない範囲で、上記各種成分以外に、必要に応じて、各種の添加剤を含有することができる。添加剤としては、例えば、充填剤、可塑剤、軟化剤、シランカップリング剤、チクソトロビー性付与剤、顔料、染料、老化防止剤、酸化防止剤、帯電防止剤、難燃剤、接着性付与剤、分散剤、溶剤が挙げられる。
充填剤としては、各種形状のものを使用することができる。例えば、ヒュームドシリカ、焼成シリカ、沈降シリカ、粉砕シリカ、溶融シリカ;けいそう土;酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化バリウム、酸化マグネシウム;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛;ろう石クレー、カオリンクレー、焼成クレー;カーボンブラック等の有機または無機充填剤;これらの脂肪酸、樹脂酸、脂肪酸エステル処理物、脂肪酸エステルウレタン化合物処理物が挙げられる。
可塑剤または軟化剤としては、例えば、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル;アジピン酸ジオクチル、コハク酸イソデシル;ジエチレングリコールジペンゾエート、ペンタエリスリトールエステル;オレイン酸ブチル、アセチルリシノール酸メチル;リン酸トリクレジル、リン酸トリオクチル;アジピン酸プロピレングリコールポリエステル、アジピン酸プチレングリコールポリエステル;パラフィン系オイル、ナフテン系オイル、アロマ系オイル等の石油系軟化剤が挙げられる。
シランカップリング剤としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、イソシアネートプロピルトリメトキシシラン、ケチミン化プロピルトリメトキシシラン等が、汎用化合物であることから好適に挙げられる。
チクソトロビー性付与剤としては、例えば、乾式シリカ、ホワイトカーボン、水素添加ひまし油、炭酸カルシウム、テフロン(登録商標)が挙げられる。
顔料としては、例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛、群青、ベンガラ、リトポン、鉛、カドミウム、鉄、コバルト、アルミニウム、塩酸塩、硫酸塩等の無機顔料;アゾ顔料、銅フタロシアニン顔料等の有機顔料が挙げられる。
老化防止剤としては、例えば、ヒンダードフェノール系化合物、ヒンダードアミン系化合物が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)が挙げられる。
帯電防止剤としては、例えば、第四級アンモニウム塩;ポリグリコール、エチレンオキサイド誘導体等の親水性化合物が挙げられる。
難燃剤としては、例えば、クロロアルキルホスフェート、ジメチル・メチルホスホネート、臭素・リン化合物、アンモニウムポリホスフェート、ネオペンチルブロマイド−ポリエーテル、臭素化ポリエーテルが挙げられる。
接着性付与剤としては、例えば、テルペン樹脂、フェノール樹脂、テルペン−フェノール樹脂、ロジン樹脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂が挙げられる。
上記の各添加剤は適宜、組み合わせて用いることができる。
上記のような各成分から本発明の硬化性組成物を製造する方法は、特に限定されないが、好ましくは上記各成分を、減圧下または窒素等の不活性ガス雰囲気下で、混合ミキサー等のかくはん装置を用いて十分に混練し、均一に分散させる方法が好ましい。
特に、上記ビグアニド化合物をポリエーテルポリオールまたは溶剤(例えば、アルコール化合物)に溶解させ、または分散させた後に、上記加水分解性ケイ素基含有化合物および必要に応じて用いられる他の成分と混合させて得る方法が本発明の好ましい態様の一つである。この方法は、ビグアニド化合物が硬化性組成物に均一に分散する点で好ましい。
また、上記ビグアニド化合物を上記加水分解性ケイ素基含有化合物および可塑剤に溶解させ、または分散させた後に、必要に応じて用いられる他の成分と混合させて得る方法も本発明の好ましい態様の一つである。この方法は、ビグアニド化合物が硬化性組成物に均一に分散する点で好ましい。
ここで、上記ビグアニド化合物が上記加水分解性ケイ素基含有化合物および可塑剤に室温で溶解しない場合には、上記ビグアニド化合物を上記加水分解性ケイ素基含有化合物および可塑剤に分散させた後に、加熱して溶解させ、その後、必要に応じて用いられる他の成分と混合させて得るのが好ましい。これにより、ビグアニド化合物を硬化性組成物により均一に分散させることができる。
本発明の組成物は、土木建築用、コンクリート用、木材用、金属用等の接着剤、シーリング剤、塗料、防錆塗料、プライマー、コーティング材、発泡材等として好適に用いることができる。
以下に、実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限られるものではない。
(実施例1〜19および比較例1〜6)
<2液形硬化性組成物の作製>
下記第1表および第2表に示す各成分を、第1表および第2表に示す組成(質量部)で、ペイントロールを用いて混練し、主剤と、比較例1および5で用いた硬化剤とを作製した。これにより、第1表および第2表に示される主剤と硬化剤とからなる2液形硬化性組成物を得た。
主剤と硬化剤とを混合して組成物とし、得られた組成物について、以下のようにして相溶性、硬化性および硬化後の物性を評価した。
(実施例20〜29および比較例7〜9)
<1液形硬化性組成物の作製>
下記第3表に示す各成分を、第3表に示す組成(質量部)で、高粘度用混合ミキサーを用いて混練し、均一に分散させて、1液形硬化性組成物を得た。なお、実施例20〜23および25〜29については、加水分解性ケイ素基含有化合物および可塑剤の混合物である液状成分にビグアニド化合物を加えて加温し、大部分が溶解して透明になったものに、乾燥させた粉体成分を混合させて、1液形硬化性組成物を得た。
得られた組成物について、以下のようにして相溶性、硬化性および硬化後の物性を評価した。
(1)相溶性
上記で得られた組成物を23℃で1週間放置した後、目視で組成物の表面を観察し、表面状態により、相溶性を評価した。相溶性の評価は、艶があり、配合剤の移行が認められないものを○、艶はほとんどないが、配合剤の移行が認められないものを△、艶が全くなく、アミン化合物系の配合剤が明らかに移行しているものを×とした。
結果を第1表に示す。
(2)硬化性および硬化後の物性
陽極酸化アルミニウム被着体に、プライマー(No.40、横浜ゴム(株)社製)を塗布し、上記で得られた組成物を用いて、JIS A1439の規定に準じて温度23℃、湿度55%RHの環境下で7日間または14日間放置して、H型の試験体(耐久性試験体)を作製した(1液形硬化性組成物は試験体1形、2液形硬化性組成物は試験体2形)。JIS A1439の規定に準じて20℃で引張試験を行い、伸びが100%のときの引張応力(M100)、伸びが300%のときの引張応力(M300)、引張応力の最大値(Max.M)および破断時の伸び(EB)を測定した。
また、上記2種の環境下で放置して作製した厚さ12mmの板状の組成物および温度23℃、湿度55%RHの環境下で14日間放置した後、温度90℃の環境下で7日間放置した組成物について、高分子計器社製のアスカーゴム硬度計C型を用いて、硬度(Asker C硬度)の測定を行った(耐熱試験)。
結果を第1表〜第3表に示す。なお、比較例2、3および9の組成物は7日目および14日目において、比較例2〜4の組成物は7日目において、硬化していなかったので、M100等の測定を行うことができなかった(表中、「−」で示した。)。また、比較例8は、硬化が不十分だったので、耐熱試験は実施しなかった。
Figure 2005248175
Figure 2005248175
Figure 2005248175
Figure 2005248175
Figure 2005248175
Figure 2005248175
上記第1表〜第3表に示される各成分は、以下のとおりである。
・加水分解性ケイ素基含有化合物1:カネカMSポリマーS203、カネカ社製
・加水分解性ケイ素基含有化合物2:ExceStar3630、旭硝子社製
・加水分解性ケイ素基含有化合物3:カネカMSポリマーS943、カネカ社製、アクリル変性品
・炭酸カルシウム1:白艶華CCR、白石工業社製
・二酸化チタン:タイペークR−820、石原産業社製
・チクソトロピー性付与剤:ディスパロン305、楠本化成社製
・フタル酸ジイソノニル(DINP):ジェイ・プラス社製
・PPG:3官能PPG、EXCENOL3030、旭硝子社製、平均分子量3,000
・カシューオイル:LB−7000、東北化工社製
・p−tert−ブチルフェノール溶液:p−tert−ブチルフェノールの67質量%アセトン溶液
・蒸留水
・シリケートのオリゴマー(アルコキシシラン化合物):MKCシリケート57、三菱化学社製、重量平均分子量1,450
・アミノ基含有シランカップリング剤:3−アミノプロピルトリエトキシシラン、KBE−903、信越化学工業社製
・テトラエトキシシラン1:AZ6205、東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製
・テトラエトキシシラン2:テトラエトキシシランのモノマーおよびオリゴマーの混合物、TES40、旭化成ワッカーシリコーン社製
・テトラメトキシシランのオリゴマー:MKCシリケートM56S、三菱化学社製、重量平均分子量1,750
・ビニルシラン:KBM−1003、信越化学工業社製
・オルソ酢酸メチル:MOA、日宝化学社製
・紫外線吸収剤:チヌビン327、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製
・光安定剤:ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、サノールLS770、三共ライフテック社製
・スズ系架橋触媒1:ネオスタンU−28、日東化成社製
・スズ系架橋触媒2:ジラウリン酸ジ−n−ブチルスズ、東京化成工業社製
・炭酸カルシウム2:重質炭酸カルシウム、丸尾カルシウム社製
・脂肪族アミン化合物1:牛脂アミン、ファーミンT、花王社製
・脂肪族アミン化合物2:ステアリルアミン、ファーミン86T、花王社製
・芳香族アミン化合物:メタキシレンジアミン、三菱ガス化学社製
・ジフェニルグアニジン溶液:ジフェニルグアニジン(ソクシノールD、住友化学工業社製)を上記PPGと混合し、加温して得られた均一溶液、ジフェニルグアニジン濃度8.5質量%
・ビグアニド化合物溶液1:上記式(2)で表される1−o−トリルビグアニド(ノクセラーBG、大内新興化学工業社製)を3官能PPG(EXCENOL3030、旭硝子社製、平均分子量3,000)と混合し、加温して得られた溶液、1−o−トリルビグアニド濃度12質量%
・ビグアニド化合物溶液2:上記式(2)で表される1−o−トリルビグアニド(ノクセラーBG、大内新興化学工業社製)を2官能PPG(EXCENOL1020、旭硝子社製、平均分子量1,000)と混合し、加温して得られた均一溶液、1−o−トリルビグアニド濃度12質量%
・ビグアニド化合物溶液3:上記式(2)で表される1−o−トリルビグアニド(ノクセラーBG、大内新興化学工業社製)を2官能PPG(EXCENOL1020、旭硝子社製、平均分子量1,000)と混合し、加温して得られた均一溶液、1−o−トリルビグアニド濃度16質量%
・ビグアニド化合物分散液1:フェニルビグアニド(東京化成工業社製)をMEK(試薬1級、関東化学社製)と混合して得られた分散液、フェニルビグアニド濃度25質量%
・ビグアニド化合物分散液2:フェニルビグアニド(東京化成工業社製)をエタノール(無水エタノール、日本薬局方)と混合して得られた分散液、フェニルビグアニド濃度14質量%
・ビグアニド:上記式(2)で表される1−o−トリルビグアニド(ノクセラーBG、大内新興化学工業社製)
・フェニルビグアニド:東京化成工業社製
第1表および第2表から明らかなように、2液形の本発明の硬化性組成物(実施例1〜19)は、従来公知のアミン系硬化触媒を用いる従来の組成物(比較例2〜4)と比べて、硬化性に優れる。特に、本発明の硬化性組成物がフェノール性水酸基を有する化合物を含有する場合(実施例2、4、5および7)アルコキシシラン化合物を含有する場合(実施例3および9〜19。特に、水を含有する場合(実施例12〜15、17および19))において顕著である。
また、第3表から明らかなように、1液形の本発明の硬化性組成物(実施例20〜29)は、従来公知のアミン系硬化触媒を用いる従来の組成物(比較例8および9)と比べて、硬化性に優れる。また、90℃で処理しても、硬度の低下はほとんど見られず、耐熱性に優れる。
更に、本発明の硬化性組成物(実施例1〜29)は、有機金属化合物を含有しない点で、安全に用いることができる。
更に、硬化後の物性も、有機金属化合物を硬化触媒として用いる従来の組成物(比較例1、5および7)と比べて、配合によって多少変わるが、放置7日間後または放置14日間後の物性の点で、同程度である。

Claims (8)

  1. 加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部と、
    下記式(1)で表されるビグアニド化合物0.1〜30質量部と
    を含有する硬化性組成物。
    Figure 2005248175


    (式中、Rは、水素原子または炭素原子数1〜20のアルキル基、アルコキシ基もしくはエステル基を表す。)
  2. 更に、フェノール性水酸基を有する化合物を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.1〜100質量部含有する請求項1に記載の硬化性組成物。
  3. 前記ビグアニド化合物をポリエーテルポリオールまたは溶剤に溶解させ、または分散させた後に、前記加水分解性ケイ素基含有化合物と混合させて得られる請求項1または2に記載の硬化性組成物。
  4. 前記ビグアニド化合物を前記加水分解性ケイ素基含有化合物および可塑剤に溶解させ、または分散させて得られる、請求項1または2に記載の硬化性組成物。
  5. 更に、アルコキシシラン化合物を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.005〜50質量部含有する請求項1〜4のいずれかに記載の硬化性組成物。
  6. 前記アルコキシシラン化合物が、重量平均分子量1,000以上である請求項5に記載の硬化性組成物。
  7. 更に、脱水剤を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.01〜30質量部含有する請求項1〜6のいずれかに記載の硬化性組成物。
  8. 更に、水を、前記加水分解性ケイ素基含有化合物100質量部に対して、0.05〜20質量部含有する請求項1〜7のいずれかに記載の硬化性組成物。
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