JPH0565138A - 袋詰め装置 - Google Patents

袋詰め装置

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JPH0565138A
JPH0565138A JP4050920A JP5092092A JPH0565138A JP H0565138 A JPH0565138 A JP H0565138A JP 4050920 A JP4050920 A JP 4050920A JP 5092092 A JP5092092 A JP 5092092A JP H0565138 A JPH0565138 A JP H0565138A
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chute
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千美 鳥谷
Tokuo Tanaka
徳男 田中
Yoshinori Tanaka
田中  義則
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B43/00Forming, feeding, opening or setting-up containers or receptacles in association with packaging
    • B65B43/26Opening or distending bags; Opening, erecting, or setting-up boxes, cartons, or carton blanks
    • B65B43/28Opening or distending bags; Opening, erecting, or setting-up boxes, cartons, or carton blanks by grippers co-operating with fixed supports
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B5/00Packaging individual articles in containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, jars
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    • B65B5/067Packaging groups of articles, the groups being treated as single articles in bags

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 袋収納機構から最上部の袋一枚を搬入シュー
トの下方に開口部を上方として搬入し同袋の上方開口を
広げる行程を確実で簡単な構成にてなし得る。 【構成】 袋詰め装置Bを、搬入シュート11の下方一
側に配置されて多数の袋Fを収納する袋収納機構20
と、搬入シュートの下方に配置されて袋収納機構に対向
し上端に袋の上端部一側面を挟持する挟持手段(チャッ
ク機構30a)を有し下端にて傾動可能に組付けられ袋
収納機構から最上部の袋一枚を搬入シュートの下方に搬
入する袋搬入機構30と、袋の上端部他側面に設けた取
付片を案内支持する袋支持ピン43を有して袋搬入機構
の挟持手段と協同して同袋の開口を広げる袋支持機構4
0と、袋の上方開口を閉じるシール機構50と、袋に所
定量の物が詰め込まれて上方開口が閉じられるまでは同
袋の底部を保持しまた傾動により袋を下方に滑り落とす
傾転機構60を備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定形状の氷等固形物
を袋に詰めてシールしストッカ等に自動的に収納するよ
うにした袋詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の袋詰め装置は、例えば実公平1
−33455号公報にて提案されている。しかして、同
公報にて提案されている袋詰め装置は、搬入シュートの
下方一側に配置されて多数の袋を上下に積層して収納す
る袋収納機構と、この袋収納機構の上方に配置され回動
端に吸引パッドを有して前記袋収納機構から最上部の袋
一枚を前記搬入シュートの下方に開口部を上方として搬
入する袋搬入機構と、この袋搬入機構によって搬入され
た袋の上端両側を挟持する一対の挟持手段(チャック)
を有して袋を支持する袋支持機構と、この袋支持機構の
前記各挟持手段を互いに接近させる手段及び袋の上端部
一側面を吸引する第1吸引パッドと袋の上端部他側面を
吸引する第2吸引パッドを互いに離反させる手段からな
り袋の上方開口を広げる袋開口機構と、前記袋に所定量
の物が詰め込まれたとき同袋の上方開口を閉じるシール
機構と、前記袋支持機構の下方に配置されて前記袋支持
機構による支持が解除されたとき袋に詰め込まれてシー
ルされた物を下方に滑り落とす搬出シュートを備えてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の袋詰め
装置においては、袋搬入時の袋保持力が吸引パッドによ
る吸引力であるため、袋保持力をアップさせることが難
しく、また袋収納機構から最上部の袋一枚を搬入シュー
トの下方に開口部を上方として搬入し同袋の上方開口を
広げる行程を、搬入シュートの下方に搬入する袋搬入機
構と、搬入された袋を支持する袋支持機構と、袋の上方
開口を広げる袋開口機構によって行うようにしており、
構成が複雑であって改善の余地がある。本発明は、上記
した実状に鑑みてなされたものであり、袋収納機構から
最上部の袋一枚を搬入シュートの下方に開口部を上方と
して搬入し同袋の上方開口を広げる行程を、確実で簡単
な構成にてなし得るようにした袋詰め装置を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該袋詰め装置を、搬入シ
ュートの下方一側に配置されて開口を上側とした多数の
袋を重ねて収納する袋収納機構と、前記搬入シュートの
下方に配置されて前記袋収納機構に対向し上端に袋の上
端部一側面を挟持する挟持手段を有し下端にて傾動可能
に組付けられて前記袋収納機構に対して進退することに
より前記袋収納機構から最上部の袋一枚を前記搬入シュ
ートの下方に搬入する袋搬入機構と、この袋搬入機構に
よる袋の搬入時に搬入される袋の上端部他側面に設けた
取付片を案内支持する袋支持ピンを有して同袋の上端部
他側面を支持し前記袋搬入機構の挟持手段と協同して同
袋の開口を広げる袋支持機構と、前記搬入シュートを通
して前記袋に所定量の物が詰め込まれたとき同袋の上方
開口を閉じるシール機構と、前記袋支持機構の下方に配
置されて前記袋に所定量の物が詰め込まれて上方開口が
閉じられるまでは同袋の底部を保持し、また傾動により
袋に詰め込まれてシールされた物を下方に滑り落とす傾
転機構を備える構成とした。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明による袋詰め装置において
は、袋搬入時の袋保持力がチャック機構による挟持力で
あるため、袋保持力を的確にアップさせることができ
る。また、搬入シュートの下方に配置されて袋収納機構
に対向し上端に袋の上端部一側面を挟持する挟持手段を
有し下端にて傾動可能に組付けられて袋収納機構に対し
て進退することにより袋収納機構から最上部の袋一枚を
搬入シュートの下方に搬入する袋搬入機構と、この袋搬
入機構による袋の搬入時に搬入される袋の上端部他側面
に設けた取付片を案内支持する袋支持ピンを有して同袋
の上端部他側面を支持し袋搬入機構の挟持手段と協同し
て同袋の開口を広げる袋支持機構とによって、袋収納機
構から最上部の袋一枚を搬入シュートの下方に開口部を
上方として搬入し同袋の上方開口を広げる行程を行うこ
とができ、当該構成をコンパクトかつ安価とすることが
できる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図1は第1実施例に係る製氷袋詰め機を示し
ていて、この製氷袋詰め機は製氷機Aと本発明による袋
詰め装置Bと前面に開閉扉C1を有するストッカ(冷凍
保管庫)Cと、これらの作動を制御する制御装置Dによ
って構成されている。製氷機Aは、設定周期で製氷行程
と除氷行程が繰り返され製氷行程にて所定形状の氷Eを
多数自動的に製氷し除氷行程にて氷Eを自動的に落下さ
せて下方に配置した袋詰め装置Bに供給する(図3参
照)ものであって、例えば米国特許第4,791,79
2号明細書にてそれ自体公知のものである。
【0007】袋詰め装置Bは、図2,図3にて示したよ
うに、製氷機Aの氷排出口に対応して配置された氷収容
搬入機構10と、この氷収容搬入機構10の搬入シュー
ト11の前方(図3の左方)に配置されて開口を上側と
した多数の袋Fを重ねて収納する袋収納機構20と、搬
入シュート11の下方に配置されて袋収納機構20に収
納された袋Fの最上部の一枚を所定の位置(図12の仮
想線に示した位置)に搬入する袋搬入機構30と、図3
の実線にて示した元位置にある袋搬入機構30と袋収納
機構20間に配置されて袋搬入機構30と協同して袋F
の上方開口を図12の仮想線に示したように搬入シュー
ト11の出口に合わせて広げて支持する袋支持機構40
と、所定量の氷を詰め込まれた袋Fの上方開口を閉じる
シール機構50と、袋支持機構40等の下方に配置され
て袋Fに詰め込まれてシールされた氷をストッカC内に
滑り落とす傾転機構60と、この傾転機構60に一体的
に組付けられて袋Fに詰め込まれる氷の量を計る計量機
構70等によって構成されている。
【0008】氷収容搬入機構10は、図3にて示したよ
うに、搬入シュート11を一体的に有してフレーム10
1に組付けられ製氷機Aから落下供給される氷Eを収容
するタンク12と、このタンク12に回転可能に組付け
られて同タンク12の下部から搬入シュート11に向け
て氷を搬送するオーガ13と、フレーム101に組付け
られてオーガ13を回転駆動する減速機付の電動モータ
14と、タンク12の底部に溜まる溶解水を外部に排出
するための排水管15等によって構成されていて、電動
モータ14はその作動を制御装置Dによって制御される
ように構成されている。またタンク12には、その下部
と上部に氷の有無を検出して動作する光学式スイッチS
1,S2がそれぞれ取付けられていて、制御装置Dに接
続されている。
【0009】袋収納機構20は、図3及び図4にて示し
たように、下端に固着した左右のシャフト21a,21
bにて左右の支持プレート102,103(フレーム1
01に組付けられている)に回動可能に組付けられて解
除可能な左右一対の固定装置29によって支持プレート
102,103に僅かに傾斜した状態(図3の状態)に
て固定されるカセット21と、上端に一対の保持ピン2
2a,22b(中空状のピンであって、図3及び図6に
示したように下側に切欠22a1,22b1が設けられ
ている)と向指定(誤組付防止)ピン22cを有してカ
セット21に抜き差し可能に組付けられ下端部に設けた
スリット22dにてカセット21のピン21cに嵌合さ
れるカートリッジ22と、カセット21とカートリッジ
22の上部背面間に介装されたリテーナ23と一対の圧
縮コイルスプリング24と、制御装置Dに接続されてカ
セット21及びカートリッジ22に設けた各穴(図示省
略)を通して袋Fの有無を検出して動作する光学式のス
イッチS3等によって構成されていて、カートリッジ2
2のピン22a,22b,22cには多数の袋Fが重ね
て組付けられ後方に向けて取外可能になっている。な
お、カセット21の上部背面には、袋Fの左右上隅部の
反り返りを防止するための左右一対のピン21d,21
eが固着されている。
【0010】各袋Fは、図5にて示したように、氷を収
容すると部分的に下方へ伸びるように底部が内部上方に
向けて折り込まれており、上端開口部分の前側面にはカ
ートリッジ22のピン22a,22b,22cへの取付
孔Fa1,Fa2,Fa3を有する取付片Faが形成さ
れている。上記した袋収納機構20においては、固定装
置29による固定を解除してカセット21を図4の仮想
線にて示したように前方に回動することによりカートリ
ッジ22の交換が可能であり、これによって袋Fの補充
が容易にできるようになっている。しかして、多数の袋
Fの各ピン22a,22b,22cへの組付けに際して
は、図6にて示したように、各ピン22a,22b,2
2cの先端に中空円錐形状のキャップ28が嵌着される
ようになっていて、容易に組付けられるようになってお
り、また袋Fの取付片側の面(前側面)がたるみ無く張
られかつ他側面がたるんで後述する袋搬入機構30の各
チャック機構30a,30bにより的確に挟持されるよ
うになっている。
【0011】袋搬入機構30は、図2,図3,図7及び
図8にて示したように、下端に固着した左右のシャフト
31a,31bにて支持プレート102,103に傾動
可能に組付けられる門型のアーム31と、支持プレート
103に組付けられてアーム31を傾動させる減速機付
の正逆回転可能な電動モータ32と、アーム31の先端
に組付けられた左右一対のチャック機構30a,30b
と、アーム31の先端中央に組付けられて制御装置Dに
接続されアーム31の先端が袋収納機構20に収容され
た袋Fに当接したことを検出して動作するタッチスイッ
チS4と、制御装置Dに接続されてシャフト31aに固
着されたカム板31cによりアーム31が図3の元位置
に復帰したことを検出して動作するスイッチS5等によ
って構成されていて、電動モータ32の作動は制御装置
Dによって制御されるように構成されている。
【0012】袋搬入機構30の各チャック機構30a,
30bは、図7にて示したように、アーム31の先端部
前面に固着したゴム製の固定爪33と、アーム31の先
端部上面に揺動可能に組付けた揺動レバー34と、この
揺動レバー34に一体的に組付けられて固定爪33に係
合・離脱するゴム製の可動爪35と、アーム31と揺動
レバー34間に張設されて可動爪35が固定爪33と係
合しているとき(図7の仮想線にて示した状態のとき)
には可動爪35が固定爪33に圧接する正方向に揺動レ
バー34を付勢しかつ可動爪35が固定爪33から所定
量離脱したとき(図7の実線にて示した状態のとき)に
は逆方向に揺動レバー34を付勢するターンオーバース
プリング(引張コイルスプリング)36等によって構成
されていて、揺動レバー34には袋Fに当たって同揺動
レバー34を正方向に回動させる作動アーム34aと、
アーム31に前後方向へ傾動可能に組付けた解除レバー
37(図2,図3,図6参照)によって押動されて同揺
動レバー34を逆方向に回動させる復帰アーム34bが
一体的に設けられている。
【0013】袋支持機構40は、図2,図3,図7及び
図8にて示したように、両支持プレート102,103
に回動可能に組付けられたシャフト41と、シャフト4
1に一体的に組付けられた左右一対の袋支持ピン43,
44と、これらシャフト41及び各袋支持ピン43,4
4を図3の図示時計方向に付勢する引張コイルスプリン
グ45と、各袋支持ピン43,44に嵌合固定されて袋
Fの取付片Faを所定の位置にて止める位置決め用のゴ
ム製リング46,47等によって構成されていて、各袋
支持ピン43,44はコ字形状に形成されている。また
各袋支持ピン43,44は、袋収納機構20の各保持ピ
ン22a,22bと離脱可能に係合するとともにシール
機構50のシールバー54によって押動されるようにな
っていて、シール機構50のシールバー54が図3の元
位置に復帰しているときには各保持ピン22a,22b
と係合した状態に保持され、またシール機構50のシー
ルバー54が下方へ回動されたときにはシールバー54
の下方への回動により押動されてスプリング45に抗し
て下方へ回動し各保持ピン22a,22bから離脱する
ようになっている。なお、各袋支持ピン43,44は、
袋詰めされてシールされた氷がストッカCに向けて下方
に落下するときその氷の自重によりスプリング45に抗
して下方へ回動するようになっている。
【0014】また、この袋支持機構40には、図12の
仮想線にて示したように、袋Fが両袋支持ピン43,4
4の所定位置(リング46,47と当たる位置)に吊り
下げられかつ図示元位置に戻る袋搬入機構30の両チャ
ック機構30a,30bにより僅かに引っ張られて開口
を最大とされたときシャフト41及び両袋支持ピン4
3,44等が僅かに回動して作動するスイッチS6が設
けられている。また、シャフト41には、各袋支持ピン
43,44と同一形状のピン48が一体的に組付けられ
ている。ピン48は、後述するシール機構50のシール
バー54がヒータブロック51に向けて移動するときに
シールバー54の一部と係合し、シール機構50による
シール時に両袋支持ピン43,44を図14の仮想線の
位置に保持する(換言すれば、両袋支持ピン43,44
がスプリング45によって上方に戻るのを規制する)機
能を有している。
【0015】シール機構50は、所定量の氷を詰め込ん
だ袋Fの開口部をヒートシールするものであり、図2,
図3,図9及び図10にて示したように、フレーム10
1にブラケット104(図2,図3では図示省略)を介
して取付けられたヒータブロック51と、両支持プレー
ト102,103に左右一対の支持アーム52及び支持
シャフト53を介して回動可能に組付けられた門型のシ
ールバー54と、両支持プレート102,103に回動
可能に組付けられて左右一対の駆動アーム55,リンク
56及び引張コイルスプリング57を介して支持アーム
52に連結された駆動シャフト58と、プレート103
に組付けられて駆動シャフト58を回転させる減速機付
の正逆回転可能な電動モータ59と、制御装置Dに接続
されて駆動シャフト58に固着された遮蔽板58aによ
り駆動アーム55が所定の移動位置に達したことを検出
して動作する光学式スイッチS7と、制御装置Dに接続
されて遮蔽板58aにより駆動アーム55が図3の元位
置に復帰したことを検出して動作する光学式スイッチS
8等によって構成されていて、電動モータ59の作動は
制御装置Dによって制御されるように構成されている。
【0016】各リンク56は一端に長孔56aを有して
いて、同長孔56aにて各駆動アーム55の先端に固着
したピン55aに係合しており、シールバー54がヒー
タブロック51に当接した状態(図10の仮想線参照)
にて各駆動アーム55の僅かな回動を許容するようにな
っている。各引張コイルスプリング57は、一端を前記
ピン55aに係止し他端を各支持アーム52と各リンク
56を連結するピン52aに係止することにより取付け
られていて、シールバー54がヒータブロック51に当
接した状態にて各駆動アーム55が更に回動するときシ
ールバー54をヒータブロック51に向けて弾撥力に付
勢する。
【0017】傾転機構60は、図2,図3及び図8にて
示したように、前端に固着した左右のシャフト61a,
61bにて支持プレート102,103に上下方向に回
動可能に組付けられたベース61と、このベース61の
後端部を上下動可能に支持する左右2組のリンク対6
2,63と、支持プレート102,103に回動可能に
組付けられて左右両リンク62の基端に一体的に連結さ
れた駆動シャフト64と、支持プレート103に組付け
られて駆動シャフト64を回転させる減速機付の正逆回
転可能な電動モータ65と、制御装置Dに接続されて駆
動シャフト64に固着されたカム板64aにより駆動シ
ャフト64が第1設定量回動したことを検出して動作す
るスイッチS9と、制御装置Dに接続されてカム板64
aにより駆動シャフト64が第2設定量回動したこと
(ベース61を略水平に保持する位置)を検出して動作
するスイッチS10と、制御装置Dに接続されてカム板
64aにより駆動シャフト64が元位置に復帰したこと
(ベース61が図3の元位置に戻ったこと)を検出して
動作するスイッチS11等によって構成されていて、電
動モータ65の作動は制御装置Dによって制御されるよ
うに構成されている。
【0018】計量機構70は、袋詰めされる所定量の氷
を計量するものであり、図3及び図11にて示したよう
に、傾転機構60のベース61に組付けられていて、後
端に左右一対の切欠71aとシャープエッジ71bを有
してベース61の一対のV溝61cにシャープエッジ7
1bにて係合される受け板71と、受け板71の前端部
を貫通してベース61に螺着され受け板71のベース6
1に対する上方への移動量を規定する上下位置調整可能
な取付ねじ72と、取付ねじ72の外周にて受け板71
とベース61間に介装されて受け板71を所定の取付荷
重にて上方へ付勢する圧縮コイルスプリング73と、受
け板71の前端部に上下位置調整可能に取付けられた遮
蔽ロッド74と、制御装置Dに接続されて遮蔽ロッド7
4により受け板71が圧縮コイルスプリング73を第1
設定量撓ませたこと(受け板71に加わる荷重が所定量
の略半分となったこと)を検出して動作する光学式スイ
ッチS12と、制御装置Dに接続されて遮蔽ロッド74
により受け板71が圧縮コイルスプリング73を第2設
定量撓ませたこと(受け板71に加わる荷重が所定量と
なったこと)を検出して動作する光学式スイッチS13
等によって構成されている。なお、受け板71の上面に
は、前後一対の凸部が左右方向に沿って形成されてい
て、氷を詰め込まれる袋の底部が受け板71の略中央に
位置決めされるとともに、同袋が自立保持されるように
なっている。
【0019】上記のように構成した本実施例において
は、図1に示したメインスイッチGを操作すると、制御
装置Dからの指令により製氷機AとストッカCが起動し
て、製氷機Aにて所定量(少なくとも袋Fの一杯分以上
の量であり、タンク12の下部に落下したときスイッチ
S1にて検出することができる量)の氷が設定周期毎に
順次作られて袋詰め装置Bのタンク12に落下し、また
ストッカCにて内部が冷却されて袋詰めされた氷を保管
するに適した温度に維持される。なお、袋詰め装置Bの
作動異常(例えば、電動モータやメカニズムの作動異
常)によって、タンク12に異常量の氷が収容されてス
イッチS2が動作すると、制御装置Dからの指令により
製氷機Aが停止する。スイッチS2が動作するのは異常
時であるため、復帰は手動で行うようにしてある。ま
た、袋詰め装置Bの起動時には、その構成部材が元位置
に戻った後に作動開始するようになっている。
【0020】ところで、タンク12内に落下して収容さ
れた氷がスイッチS1にて検出されると、制御装置Dか
らの指令により袋搬入機構30の電動モータ32が正転
起動してアーム31が元位置から前方に向けて傾動す
る。かくして、アーム31の先端が袋収納機構20に収
容された袋Fに近接すると、各チャック機構30a,3
0bにおける各揺動レバー34の作動アーム34aが袋
Fに当たって各揺動レバー34が回動し各可動爪35が
各固定爪33に向けて移動して袋収納機構20に収容さ
れた袋Fの最上部の一枚の上方後側面を挟持する(この
状態は図7の仮想線にて示したようにターンオーバスプ
リング36によって保持される)とともに、スイッチS
4が動作して制御装置Dからの指令により電動モータ3
2が停止され、その後(略1秒経過後)、制御装置Dか
らの指令により電動モータ32が逆転起動してアーム3
1が元位置に向けて傾動する。
【0021】このときには、各チャック機構30a,3
0bの各固定爪33と各可動爪35にて挟持された袋F
の取付片Faが両取付孔Fa1,Fa2にて両袋支持ピ
ン43,44(袋収納機構20における各保持ピン22
a,22bの切欠22a1,22b1を通して各保持ピ
ン22a,22bと係合して一直線状となっている)に
案内されながら嵌合して自動的かつスムーズに組付けら
れ、図12の仮想線にて示したように袋Fの上端開口部
が大きく広げられて搬入シュート11の下方にて開口す
る。またこのときには、袋Fが両袋支持ピン43,44
の所定位置(リング46,47と当たる位置)に吊り下
げられかつ図示元位置に戻る袋搬入機構30の両チャッ
ク機構30a,30bにより僅かに引っ張られて開口を
最大とされることにより、シャフト41及び両袋支持ピ
ン43,44等がスプリング45に抗して下方へ僅かに
回動するため、スイッチS6が作動して以下の作動を続
行させる。なお、上記作動によって袋Fが両袋支持ピン
43,44に的確に吊り下げられなかったとき(両チャ
ック機構30a,30bによる袋Fの挟持が外れたと
き)にはスイッチS6が作動せず、作動が中断されて警
告が発せられる。
【0022】かくして、袋搬入機構30のアーム31が
元位置に復帰すると、スイッチS5が動作して制御装置
Dからの指令により電動モータ32が停止されるととも
に氷収容搬入機構10の電動モータ14が起動してオー
ガ13が回転駆動され、タンク12内の氷が搬入シュー
ト11から袋F内に落下して詰め込まれる。また、スイ
ッチS5の動作に伴って制御装置Dからの指令により電
動モータ65が正転起動して図3の元位置にあるベース
61が持ち上げられる。このベース61の上動はスイッ
チS9が動作して制御装置Dからの指令により電動モー
タ65が停止されることにより停止する。この状態で
は、図13にて示したようにベース61は僅かに傾斜し
ていて水平ではない。なお、このときには、袋Fに氷が
詰め込まれるのに応じて両袋支持ピン43,44がスプ
リング45に抗して下方へ僅かに回動して、袋Fに無理
な引張力が作用しないようにするとともに、袋詰めされ
た氷の計量が的確に行われるようにする。
【0023】また上記作動により所定量の略半分の氷が
袋Fに詰め込まれると、計量機構90のスイッチS12
が動作して制御装置Dからの指令により電動モータ65
が再び正転起動されベース61が再び上動される。この
ベース61の上動はスイッチS10が動作して制御装置
Dからの指令により電動モータ65が停止されることに
より停止する。この状態では、図14にて示したように
ベース61は略水平となっている。また、上記作動によ
り所定量の氷が袋Fに詰め込まれると、計量機構90の
スイッチS13が動作して制御装置Dからの指令により
氷収容搬入機構10の電動モータ14が停止してオーガ
13による送り込みが停止するとともに、シール機構5
0の電動モータ59が正転起動して駆動シャフト58が
正転駆動され、各駆動アーム55が所定の移動位置(図
10の仮想線位置)に向けて移動する。
【0024】しかして、各駆動アーム55の動きは各リ
ンク56及び引張コイルスプリング57を介して各支持
アーム52に伝わり、各支持アーム52が回動してシー
ルバー54がヒータブロック51に向けて移動され、袋
Fの上部がシールバー54とヒータブロック51によっ
て挟持される。ところで、シールバー54がヒータブロ
ック51に当接した後においては、各リンク56の長孔
56aによって各駆動アーム55の回動が許容され、引
張コイルスプリング57によってシールバー54がヒー
タブロック51に向けて弾撥力に付勢される。またこの
作動時には、シールバー54によって両袋支持ピン4
3,44及びピン48がスプリング45に抗して図3の
反時計方向に回動されて図14の仮想線にて示した位置
に保持され袋Fの取付片Faが両袋支持ピン43,44
上を滑って各チャック機構30a,30bにて挟持され
ている部分に近づくとともに、シールバー54がその左
右両端部にて解除レバー37を回動させることにより各
チャック機構30a,30bにおける各揺動レバー34
の復帰アーム34bが押動されて各揺動アーム34が回
動し各回動爪35が各固定爪33から離脱して各チャッ
ク機構30a,30bによる袋Fの上方支持が解除され
る。
【0025】かくして、各駆動アーム55が所定の移動
位置に移動すると、シール機構50のスイッチS7が動
作して制御装置Dからの指令によりシール機構50の電
動モータ59が停止するとともにヒートブロック51に
設定時間(略0.3〜0.5秒)通電がなされて袋Fの
開口部がヒートシールされる。その後、制御装置Dから
の指令により上記通電後2秒経過したときにシール機構
50の電動モータ59が逆転起動されてシール機構50
の各構成部材が元位置に復帰する(このとき、リンク5
6によってスプリング57の曲がりが防止される)とと
もに、上記通電後7秒経過したときに傾転機構60の電
動モータ65が逆転起動して駆動シャフト64を逆転駆
動する。しかして、駆動シャフト64が逆転駆動する
と、両リンク62が下方に回動してベース61が前方の
支持部を支点として下方へ傾動し、袋詰めされた氷がス
トッカCに向けて落下収容される。なお、袋Fの取付片
FaはストッカCに向けて落下するときに両袋支持ピン
43,44がスプリング45に抗して回動することによ
り両袋支持ピン43,44から外れる。傾転機構60の
駆動シャフト64が所定量逆転駆動されてベース61が
元位置に戻ると、スイッチS11が動作して制御装置D
からの指令により電動モータ65が停止される。また、
シール機構50の各構成部材が元位置に復帰すると、ス
イッチS8が動作して制御装置Dからの指令により電動
モータ59が停止される。
【0026】上記した一連の袋詰め動作が終了したとき
にタンク12に規定量以上の氷があることをタンク12
の下部に設けたスイッチS1にて検出されると、上記し
た一連の袋詰め動作が繰り返され、またスイッチS1の
非作動によりタンク12に規定量の氷が無いことを検出
されると、上記した一連の袋詰め動作は繰り返されず袋
詰め装置Bは停止状態に維持される。
【0027】ところで、本実施例においては、袋搬入時
の袋保持力がチャック機構30a,30bによる挟持力
であるため、袋保持力を的確にアップさせることができ
る。また、搬入シュート11の下方に配置されて袋収納
機構20に対向し上端に袋Fの上端部後側面を挟持する
チャック機構30a,30b(固定爪33,揺動レバー
34,可動爪35,ターンオーバースプリング36)を
有し下端にて傾動可能に組付けられて袋収納機構20に
対して進退することにより袋収納機構20から最上部の
袋一枚を搬入シュート11の下方に搬入する袋搬入機構
30と、この袋搬入機構30による袋の搬入時に搬入さ
れる袋Fの取付片Faと両袋支持ピン43,44にて係
合して同袋Fの上端部前側面を支持し袋搬入機構30の
チャック機構30a,30bと協同して同袋Fの開口を
広げる袋支持機構40とによって、袋収納機構20から
最上部の袋一枚を搬入シュート11の下方に開口部を上
方として搬入し同袋Fの上方開口を広げる行程を行うこ
とができ、当該構成をコンパクトかつ安価とすることが
できる。
【0028】また、本実施例においては、タンク12の
下部に設けたスイッチS1にて氷の存在が検出されてス
イッチS1が検出動作状態であるとき、すなわちタンク
12に袋Fの一杯分以上の量の氷が収容されていると
き、袋詰め装置Bにて上述した一連の袋詰め動作が得ら
れるようになっている(換言すれば、スイッチS1が検
出動作状態であることが一連の袋詰め動作を開始する条
件となっている)ため、袋詰め動作中に氷不足となるこ
とはなく、長い時間放置されて袋内の氷が解けるといっ
た不具合は生じない。
【0029】また、本実施例においては、計量機構70
において取付ねじ72により圧縮コイルスプリング73
を予め所定量圧縮して所定の取付荷重が付与されるよう
にしたため、受け板71の不必要なガタツキを的確に防
止することができるとともに、スイッチS12,S13
が作動するまでの受け板71の移動量を少なくすること
ができてコンパクトに構成することができる。また、計
量を2段階として1段階の計量後にベース61を上動さ
せる(図13の位置から図14の位置に上動させる)こ
とにより袋Fを持ち上げてたるませる(各チャック機構
30a,30bと両袋支持ピン43,44に氷の入った
袋Fの荷重がかからないようにする)とともにベース6
1が略水平となるようにしたため、計量を正確に行うこ
とができる。
【0030】上記実施例においては、袋搬入機構30に
おける各チャック機構30a,30bの構成部材である
固定爪33,揺動レバー34,可動爪35,ターンオー
バースプリング36等をアーム31の先端に組付けて、
揺動レバー34に設けた作動アーム34aが袋Fに当た
ることにより揺動レバー34が正方向に回動して可動爪
35と固定爪33によって袋Fが挟持されるようにした
が、図15にて示したように、固定爪33,揺動レバー
34,可動爪35,ターンオーバースプリング36等を
組付けてなる取付板38をピン(取付板38に固着され
てアーム31に対して前後方向へ摺動可能に組付けられ
ている)39a,スプリング(取付板38とアーム31
を引き離すように取付けられている)39b,クリップ
(ピン39aに嵌着されていてピン39aの前方への抜
け止めをしている)39c等を用いてアーム31の先端
に後方へ移動可能に組付けて、固定爪33が袋Fに当た
った状態にてアーム31の先端が取付板38に向けて押
動されたときにアーム31に設けた突起31Aによって
揺動レバー34がそのアーム34bにて押動されて正方
向に回動し、可動爪35と固定爪33によって袋Fが挟
持されるようにして実施することも可能である。なお、
この場合には、袋搬入機構30の元位置においてピン3
9aの後端がフレーム101の一部に当たって取付板3
8とアーム31の相対移動が規制され、上記実施例と同
様に解除レバー37がアーム34bを押動することによ
り揺動レバー34が逆方向に回動されて可動爪35が固
定爪33から離脱するようにする必要がある。
【0031】図16は第2実施例に係る製氷袋詰め機を
示していて、この製氷袋詰め機は製氷機Aaと本発明に
よる袋詰め装置Baと前面に開閉扉C1a,C2aを有
するストッカ(冷凍保管庫)Caと、これらの作動を制
御する制御装置Daによって構成されている。製氷機A
aは製氷能力が異なるだけで上記第1実施例の製氷機A
と同じであり、またストッカCaは収容能力が異なるだ
けで上記第1実施例のストッカCと同じである。
【0032】袋詰め装置Baは、図17,図18にて示
したように、製氷機Aaの氷排出口に対応して配置され
た氷収容搬入機構110と、この氷収容搬入機構110
の搬入シュート111の右方に配置されて開口を上側と
した多数の袋F(上記第1実施例にて使用した袋と同じ
もの)を重ねて収納する袋収納機構120と、搬入シュ
ート111の下方に配置されて袋収納機構120に収納
された袋Fの最上部の一枚を所定の位置(図17の仮想
線に示した位置)に搬入する袋搬入機構130と、図1
7にて示した元位置にある袋搬入機構130と袋収納機
構120間の上方に配置されて袋搬入機構130と協同
して袋Fの上方開口を図17の仮想線に示したように搬
入シュート111の出口111aに合わせて広げて支持
する袋支持機構140と、所定量の氷を詰め込まれた袋
Fの上方開口を閉じるシール機構150と、袋支持機構
140等の下方に配置されて袋Fに詰め込まれてシール
された氷をストッカCa内に滑り落とす傾転機構160
と、この傾転機構160に一体的に組付けられて袋Fに
詰め込まれる氷の量を計る計量機構170等によって構
成されている。
【0033】氷収容搬入機構110は、図17にて示し
たように、搬入シュート111を一体的に有してフレー
ム201に組付けられ製氷機Aaから落下供給される氷
Eを収容するタンク112と、このタンク112に回転
可能に組付けられて同タンク112の下部から搬入シュ
ート111に向けて氷を搬送するオーガ113と、フレ
ーム201に組付けられてオーガ113を回転駆動する
減速機付の電動モータ114と、タンク112の底部に
溜まる溶解水を外部に排出するための排水管115等に
よって構成されていて、電動モータ114はその作動を
制御装置Daによって制御されるように構成されてい
る。またタンク112には、その下部と上部に氷の有無
を検出して動作する光学式スイッチSW1,SW2がそ
れぞれ取付けられていて、制御装置Daに接続されてい
る。なお、搬入シュート111の出口111aには搬入
シュート111から袋Fに向けて落下する氷Eを真下に
導くためのフラッパ111bがヒンジを介して取付けら
れている。
【0034】袋収納機構120は、図17,図19及び
図20にて示したように、フレーム201に固着された
支持板121と、この支持板121に対して第1のスラ
イドレール機構(支持板121に固着した上下一対のレ
ール129a,129bと、中間スライド板122に固
着されてスライドボールベアリング129c,129d
を介してレール129a,129bに嵌合されるレール
129e,129fによって構成されている)を介して
前方へスライド可能に組付けられた中間スライド板12
2と、この中間スライド板122に対して第2のスライ
ドレール機構(中間スライド板122の前端部にそれぞ
れ回転自在に軸支されてスライド板123に固着した上
下一対のレール128a,128bに係合する上下一対
のローラ128c,128dと、スライド板123の後
端部にそれぞれ回転自在に軸支されて中間スライド板1
22の上下両端に一体的に形成した上下一対のレール1
28e,128fに係合する上下一対のローラ128
g,128hによって構成されている)を介して前方へ
スライド可能に組付けられたスライド板123と、上端
部一側に一対の保持ピン124a,124b(中空状の
ピンであって、図17及び図20に示したように下側に
切欠124a1,124b1が設けられている)と向指
定(誤組付防止)ピン124cを有するとともに上端部
他側にフック124dを有して同フック124dにてス
ライド板123の上端部に設けた凹部(切欠)123a
に嵌合されて位置決めされるカートリッジ124等によ
って構成されていて、カートリッジ124のピン124
a,124b,124cには多数の袋Fが上記第1実施
例と同様に重ねて組付けられ左方に向けて取外可能にな
っている。なお、中間スライド板122の支持板121
に対する最大引き出し量は第1のストッパ機構(図示省
略)により規定され、またスライド板123の中間スラ
イド板122に対する最大引き出し量は第2のストッパ
機構(中間スライド板122に螺着されたストッパねじ
127aと、スライド板123の後端に取付けたストッ
パ片127bによって構成されている)により規定され
ている。
【0035】カートリッジ124の上面には、袋Fの左
右上隅部の反り返りを防止するための左右一対の袋押さ
え錘板124e,124fがそれぞれヒンジを介して取
付けられ、スライド板123の下部には袋Fの下端部の
反り返りを防止するための袋押さえ板123bが取付け
られている。また、スライド板123の前端にはスライ
ド板123をスライドさせるためのハンドル123cが
取付けられ、スライド板123の後端と支持プレート2
02(フレーム201に固着されている)にはスライド
板123を定位置(セット位置)に固定するためのラッ
チ機構126a,126bが取付けられている。上記し
た袋収納機構120においては、ラッチ機構による固定
を解除してスライド板123を前方にスライドすること
によりカートリッジ124の交換が可能であり、これに
よって袋Fの補充が容易にできるようになっている。
【0036】袋搬入機構130は、図17,図18,図
21及び図22にて示したように、下端に固着した一対
のシャフト131a,131bにて支持プレート20
2,203に傾動可能に組付けられる門型のメインアー
ム131と、支持プレート203に組付けられてメイン
アーム131を傾動させる減速機付の正逆回転可能な電
動モータ132と、メインアーム131に傾動可能に組
付けられる門型のサブアーム138及び解除レバー13
7と、サブアーム138の上端に組付けられた一対のチ
ャック機構130a,130bと、メインアーム131
の背部に組付けられて制御装置Daに接続されメインア
ーム131がサブアーム138に対して袋収納機構12
0側に所定量傾動したこと(チャック機構130a,1
30bが開状態から閉状態とされたこと)を検出して動
作するタッチスイッチSW4と、制御装置Daに接続さ
れてシャフト131aに固着された遮蔽板131cによ
りメインアーム131が図17の元位置に復帰したこと
を検出して動作する光学式スイッチSW5(図23参
照)等によって構成されていて、電動モータ132の作
動は制御装置Daによって制御されるように構成されて
いる。サブアーム138は、メインアーム131が図1
7の図示時計方向へ傾動するときにはメインアーム13
1に取付けた一対の板ばね139によって同方向へ弾撥
的に押動され、またメインアーム131が図17の図示
反時計方向へ傾動するときにはメインアーム131に取
付けた一対の突片131dによって同方向へ一体的に押
動されるようになっている。
【0037】袋搬入機構130の各チャック機構130
a,130bは、図21及び図24にて示したように、
サブアーム138の上端取付片138aの前面に固着し
たゴム製の固定爪133と、上端取付片138aの上面
部分に揺動可能に組付けた揺動レバー134と、この揺
動レバー134に一体的に組付けられて固定爪133に
係合・離脱するステンレス製の可動爪(袋Fと当たる円
弧面には袋Fを摘み易くするための縦溝が多数形成され
ている)135と、上端取付片138aと揺動レバー1
34間に張設されて可動爪135が固定爪133と係合
しているとき(図24の仮想線にて示した閉状態のと
き)には可動爪135が固定爪133に圧接する正方向
に揺動レバー134を付勢しかつ可動爪135が固定爪
133から所定量離脱したとき(図24の実線にて示し
た開状態のとき)には逆方向に揺動レバー134を付勢
するターンオーバースプリング(引張コイルスプリン
グ)136等によって構成されていて、揺動レバー13
4には固定爪133が袋Fに当たった状態にてメインア
ーム131が更に袋Fに向けて傾動したときメインアー
ム131によって押動されて同揺動レバー134を正方
向に回動させる作動アーム134aと、シール機構15
0によるシール作動直前に解除レバー137(図25参
照)によって押動されて同揺動レバー134を逆方向に
回動させる復帰アーム134bが一体的に設けられてい
る。
【0038】袋支持機構140は、図17,図18,図
23,図26及び図27にて示したように、両支持プレ
ート202,203に回動可能に組付けられた中実のシ
ャフト141と、このシャフト141の一側上に回転可
能に組付けられて支持プレート203に回動可能に組付
けられた中空のシャフト142と、各シャフト141,
142にそれぞれ一体的に組付けられた一対の袋支持ピ
ン143,144と、これら各シャフト141,142
及び各袋支持ピン143,144を図17の図示反時計
方向に付勢する各引張コイルスプリング145,146
と、各袋支持ピン143,144に一体的に形成されて
袋Fの取付片Faを所定の位置にて止める位置決め用の
各ストッパ片143a,144a等によって構成されて
いる。
【0039】各袋支持ピン143,144は、シール機
構150のシールバー154が図17の実線にて示した
元位置にあるとき同シールバー154により図示実線の
位置に保持されて袋収納機構120の各保持ピン124
a,124bから所定量(袋収納機構120のカートリ
ッジ124を交換するときに干渉しない量)離れてお
り、シール機構150のシールバー154が元位置から
図17の仮想線にて示した上死点位置に向けて回動した
ときには各引張コイルスプリング145,146の作用
により各保持ピン124a,124bと係合した状態に
保持され、またシール機構150のシールバー154が
下死点位置に向けて回動されたときにはシールバー15
4またはこれに固着した押動片154aにより押動され
て各引張コイルスプリング145,146に抗して下方
へ回動し各保持ピン124a,124bから離脱するよ
うになっている(図27参照)。
【0040】また、この袋支持機構140には、図26
にて示したように、制御装置Daにそれぞれ接続されて
各シャフト141,142にそれぞれ固着された各遮蔽
板141a,142aにより袋Fが各袋支持ピン14
3,144の所定位置(各ストッパ片143a,144
aと当たる位置)に吊り下げられかつ図示元位置に戻る
袋搬入機構130の各チャック機構130a,130b
により僅かに引っ張られたことを検出して作動する各光
学式スイッチSW6,SW7が設けられている(図23
参照)。
【0041】シール機構150は、上記第1実施例のシ
ール機構50と実質的に同じものであって、所定量の氷
を詰め込んだ袋Fの開口部をヒートシールするものであ
り、図17,図18及び図27にて示したように、フレ
ーム201にブラケット204を介して取付けられたヒ
ータブロック151と、両支持プレート202,203
に一対の支持アーム152及び単一の支持シャフト15
3を介して回動可能に組付けられた門型のシールバー1
54と、両支持プレート202,203に回動可能に組
付けられて一対の駆動アーム155,リンク156及び
引張コイルスプリング157を介して支持アーム152
に連結された駆動シャフト158と、プレート203に
組付けられて駆動シャフト158を回転させる減速機付
の正逆回転可能な電動モータ159と、制御装置Daに
接続されて駆動シャフト158に固着された遮蔽板15
8aにより駆動アーム155が上死点位置に達したこと
を検出して動作する光学式スイッチSW8と、制御装置
Daに接続されて遮蔽板158aにより駆動アーム15
5が下死点位置に達したことを検出して動作する光学式
スイッチSW9と、制御装置Daに接続されて遮蔽板1
58aにより駆動アーム155が元位置に復帰したこと
を検出して動作する光学式スイッチS10等によって構
成されていて、電動モータ159の作動は制御装置Da
によって制御されるように構成されている。
【0042】各リンク156は一端に長孔156aを有
していて、同長孔156aにて各駆動アーム155の先
端に固着したピン155aに係合しており、シールバー
154がヒータブロック151に当接した状態(図27
の実線参照)にて各駆動アーム155の僅かな回動を許
容するようになっている。各引張コイルスプリング15
7は、一端を前記ピン155aに係止し他端を各支持ア
ーム152と各リンク156を連結するピン152aに
係止することにより取付けられていて、シールバー15
4がヒータブロック151に当接した状態にて各駆動ア
ーム155が更に回動するときシールバー154をヒー
タブロック151に向けて弾撥力に付勢する。
【0043】傾転機構160は、上記第1実施例の傾転
機構60と実質的に同じものであって、図17及び図1
8にて示したように、基端に固着した一対のシャフト1
61a,161bにて各ブラケット202a,203a
を介して支持プレート202,203に上下方向へ傾動
可能に組付けられたベース161と、このベース161
の傾動端部を上下動可能に支持する2組のリンク対16
2,163と、支持プレート202,203に回動可能
に組付けられて左右両リンク162の基端に一体的に連
結された駆動シャフト164と、支持プレート203に
組付けられて駆動シャフト164を回転させる減速機付
の正逆回転可能な電動モータ165と、制御装置Daに
接続されて駆動シャフト164に固着された遮蔽板16
4aにより駆動シャフト164が第1設定量回動したこ
と(ベース161が図17の破線にて示した位置に移動
したこと)を検出して動作する光学式スイッチSW11
と、制御装置Daに接続されて遮蔽板164aにより駆
動シャフト164が第2設定量回動したこと(ベース1
61が図17の仮想線にて示したように略水平となる位
置に移動したこと)を検出して動作する光学式スイッチ
SW12と、制御装置Daに接続されて遮蔽板164a
により駆動シャフト164が元位置に復帰したこと(ベ
ース161が図17の実線に示した元位置に戻ったこ
と)を検出して動作する光学式スイッチSW13等によ
って構成されていて、電動モータ165の作動は制御装
置Daによって制御されるように構成されている。
【0044】計量機構170は、上記第1実施例の計量
機構70と実質的に同じものであって、袋詰めされる所
定量の氷を計量するものであり、図17及び図18にて
示したように、傾転機構160のベース161に組付け
られていて、固定側端部に一対の切欠171aとシャー
プエッジ171b(図18参照)を有してベース161
の一対のV溝161cにシャープエッジ171bにて係
合される(上記第1実施例の説明に用いた図11参照)
受け板171と、受け板171の傾動側端部を貫通して
ベース161に螺着され受け板171のベース161に
対する上方への移動量を規定する上下位置調整可能な取
付ねじ172と、取付ねじ172の外周にて受け板17
1とベース161間に介装されて受け板171を所定の
取付荷重にて上方へ付勢する圧縮コイルスプリング17
3と、受け板171の傾動側端部に板ばね175を介し
て上下位置調整可能に取付けられた遮蔽板174と、こ
の遮蔽板174の上下位置を調整するための調整ねじ1
76と、氷を詰め込まれる袋の底部が受け板171の略
中央に位置決めされるとともに同袋が自立保持されるよ
うにするために受け板171上に固着した略U字状の保
持板177と、制御装置Daに接続されて遮蔽板174
により受け板171が圧縮コイルスプリング173を設
定量撓ませたこと(受け板171に加わる荷重が所定量
となったこと)を検出して動作する光学式スイッチSW
14等によって構成されている。なお、取付ねじ172
と調整ねじ176の頭部が突出しないようにカバーを取
付けて実施することも可能である。
【0045】上記のように構成した本実施例において
は、図16及び図17に示したメインスイッチGaを操
作すると、制御装置Daからの指令により製氷機Aaと
ストッカCaが起動して、製氷機Aaにて所定量(少な
くとも袋Fの一杯分以上の量であり、タンク112の下
部に落下したときスイッチSW1にて検出することがで
きる量)の氷が設定周期毎に順次作られて袋詰め装置B
aのタンク112に落下し、またストッカCaにて内部
が冷却されて袋詰めされた氷を保管するに適した温度に
維持される。なお、袋詰め装置Baの作動異常(例え
ば、電動モータやメカニズムの作動異常)によって、タ
ンク112に異常量の氷が収容されてスイッチSW2が
動作すると、制御装置Daからの指令により製氷機Aa
が停止する。スイッチSW2が動作するのは異常時であ
るため、復帰は手動で行うようにしてある。
【0046】ところで、タンク112内に落下して収容
された氷がスイッチSW1にて検出されると、制御装置
Daからの指令によりシール機構150の電動モータ1
59が逆転してシールバー154が図17の実線で示し
た元位置から仮想線にて示した上死点位置に向けて傾動
する。このため、袋支持機構140の各袋支持ピン14
3,144が各スプリング145,146の作用により
僅かに上動して各先端にて各袋収納機構120の各保持
ピン124a,124bに係合する。上記作動によりシ
ールバー154が上死点位置に傾動すると、スイッチS
W8が作動してシール機構150の電動モータ159が
停止するとともに、袋搬入機構130の電動モータ13
2が正転起動してメインアーム131等が元位置から袋
収納機構120に向けて傾動する。
【0047】かくして、袋搬入機構130の両固定爪1
33が袋収納機構20に収容された袋Fに当たると、サ
ブアーム138は停止するもののメインアーム131は
引き続き傾動する(このときサブアーム138は両板ば
ね139によって袋Fに向けて弾撥的に付勢されてい
る)ため、各チャック機構130a,130bにおける
各揺動レバー134の作動アーム134aがメインアー
ム131に押されて各揺動レバー134が回動し各可動
爪135が各固定爪133に向けて移動して袋収納機構
120に収容された袋Fの最上部の一枚の上方一側面を
挟持する(この状態は図24の仮想線にて示したように
ターンオーバスプリング136によって保持される)と
ともに、スイッチSW4が動作して制御装置Daからの
指令により電動モータ132が停止され、その後(略1
秒経過後)、制御装置Daからの指令により電動モータ
132が逆転起動してメインアーム131等が元位置に
向けて傾動する。
【0048】このときには、各チャック機構130a,
130bの各固定爪133と各可動爪135にて挟持さ
れた袋Fの取付片Faが両取付孔Fa1,Fa2にて両
袋支持ピン143,144(袋収納機構120における
各保持ピン124a,124bの切欠124a1,12
4b1を通して各保持ピン124a,124bと係合し
て一直線状となっている)に案内されながら嵌合して自
動的かつスムーズに組付けられ、図28の仮想線にて示
したように袋Fの上端開口部が大きく広げられて搬入シ
ュート111の下方にて開口する。またこのときには、
袋Fが両袋支持ピン143,144の所定位置(各スト
ッパ片143a,144aと当たる位置)に吊り下げら
れかつ図示元位置に戻る袋搬入機構130の両チャック
機構130a,130bにより僅かに引っ張られて開口
を最大とされることにより、各シャフト141,142
及び各袋支持ピン143,144等が各スプリング14
5,146に抗して下方へ僅かに回動するため、各スイ
ッチSW6,SW7が作動する。
【0049】かくして、袋搬入機構130のメインアー
ム131等が元位置に復帰すると、スイッチSW5が動
作して制御装置Daからの指令により電動モータ132
が停止されるとともに、上記両スイッチSW6,SW7
が作動していることを条件として制御装置Daからの指
令により氷収容搬入機構110の電動モータ114が起
動してオーガ113が回転駆動され、タンク112内の
氷が搬入シュート111から袋F内に落下して詰め込ま
れる。かかる作動により、図28にて示したように、袋
Fが僅かに入った氷Eによりまっすぐに延びるととも
に、各シャフト141,142及び各袋支持ピン14
3,144等が氷Eの重量で各スプリング145,14
6に抗して更に下方へ僅かに回動して各スイッチSW
6,SW7が非作動となる。
【0050】かかる状態になると、制御装置Daからの
指令により傾転機構160の電動モータ165が正転起
動して図17の実線で示した元位置にあるベース161
が持ち上げられる。このベース161の上動はスイッチ
SW11が動作して制御装置Daからの指令により電動
モータ165が停止されることにより停止し、この状態
が略50秒間維持される。この状態では、図17の破線
及び図29にて示したようにベース161は僅かに傾斜
していて水平ではない。ところで、上記したベース16
1の図17の実線位置から破線位置への上動作動は略2
0秒間で行われ、この間には制御装置Daからの指令に
より氷収容搬入機構110の電動モータ114が始めの
略5秒経過時に停止して略15秒間停止状態に維持さ
れ、その後再起動されて氷は再び袋に順次詰め込まれ
る。
【0051】かくして、上記スイッチSW11の動作後
略50秒経過すると、袋Fには所定量の略2/3の量の
氷Eが詰め込まれるとともに、制御装置Daからの指令
により傾転機構160の電動モータ165が再度正転起
動して図17の破線及び図29にて示した位置にあるベ
ース161が再度持ち上げられる。このベース161の
上動はスイッチSW12が動作して制御装置Daからの
指令により電動モータ165が停止されることにより停
止する。この状態では、図17の仮想線及び図30にて
示したようにベース161は略水平となっている。その
後しばらくして、所定量の氷が袋Fに詰め込まれると、
計量機構170のスイッチSW14が動作して制御装置
Daからの指令により氷収容搬入機構110の電動モー
タ114が停止してオーガ113による送り込みが停止
するとともに、シール機構150の電動モータ159が
正転起動して駆動シャフト158が正転駆動され、各駆
動アーム155が図27の仮想線位置から実線位置に向
けて移動する。
【0052】しかして、各駆動アーム155の動きは各
リンク156及び引張コイルスプリング157を介して
各支持アーム152に伝わり、各支持アーム152が回
動してシールバー154がヒータブロック151に向け
て移動され、袋Fの上部がシールバー154とヒータブ
ロック151によって挟持される。ところで、シールバ
ー154がヒータブロック151に当接した後において
は、各リンク156の長孔156aによって各駆動アー
ム155の回動が許容され、引張コイルスプリング15
7によってシールバー154がヒータブロック151に
向けて弾撥力に付勢される。
【0053】またこの作動時には、シールバー154ま
たは押動片154aによって両袋支持ピン143,14
4がスプリング145,146に抗して回動されて、袋
Fの取付片Faが両袋支持ピン143,144上を滑っ
て各チャック機構130a,130bにて挟持されてい
る部分に近づくとともに、図25にて示したように、シ
ールバー154がその両端部にて解除レバー137を回
動させることにより各チャック機構130a,130b
における各揺動レバー134の復帰アーム134bが押
動されて各揺動アーム134が回動し各回動爪135が
各固定爪133から離脱して各チャック機構130a,
130bによる袋Fの上方支持が解除される。なお、各
チャック機構130a,130bの解除作動時には、サ
ブアーム138がブラケット204により移動を阻止さ
れていて、解除レバー137による復帰アーム134b
の押動が的確に行われる。
【0054】かくして、各駆動アーム155が所定の移
動位置に移動すると、シール機構150のスイッチSW
9が動作して制御装置Daからの指令によりシール機構
150の電動モータ159が停止するとともにヒートブ
ロック151に設定時間(略0.3〜0.5秒)通電が
なされて袋Fの開口部がヒートシールされる。その後、
制御装置Daからの指令によりシール機構150の電動
モータ159が逆転起動されてシール機構150の各構
成部材が元位置に復帰する(このとき、リンク156に
よってスプリング157の曲がりが防止される)ととも
に、傾転機構160の電動モータ165が逆転起動して
駆動シャフト164を逆転駆動する。
【0055】しかして、駆動シャフト164が逆転駆動
すると、両リンク162が下方に回動してベース161
が基部を支点として傾動し、袋詰めされた氷がストッカ
Caに向けて落下収容される。なお、袋Fの取付片Fa
はストッカCaに向けて落下するときに両袋支持ピン1
43,144がスプリング145,146に抗して回動
することにより両袋支持ピン143,144から外れ
る。傾転機構160の駆動シャフト164が所定量逆転
駆動されてベース161が元位置に戻ると、スイッチS
W13が動作して制御装置Daからの指令により電動モ
ータ165が停止される。また、シール機構150の各
構成部材が元位置に復帰すると、スイッチSW10が動
作して制御装置Daからの指令により電動モータ159
が停止される。
【0056】上記した一連の袋詰め動作が終了したとき
にタンク112に規定量以上の氷があることをタンク1
12の下部に設けたスイッチSW1にて検出されると、
上記した一連の袋詰め動作が繰り返され、またスイッチ
SW1の非作動によりタンク112に規定量の氷が無い
ことを検出されると、上記した一連の袋詰め動作は繰り
返されず袋詰め装置Baは停止状態に維持される。
【0057】ところで、本実施例においては、袋搬入時
の袋保持力がチャック機構130a,130bによる挟
持力であるため、袋保持力を的確にアップさせることが
できる。また、搬入シュート111の下方に配置されて
袋収納機構120に対向し上端に袋Fの上端部後側面を
挟持するチャック機構130a,130b(固定爪13
3,揺動レバー134,可動爪135,ターンオーバー
スプリング136)を有し下端にて傾動可能に組付けら
れて袋収納機構120に対して進退することにより袋収
納機構120から最上部の袋一枚を搬入シュート111
の下方に搬入する袋搬入機構130と、この袋搬入機構
130による袋の搬入時に搬入される袋Fの取付片Fa
と両袋支持ピン143,144にて係合して同袋Fの上
端部前側面を支持し袋搬入機構130のチャック機構1
30a,130bと協同して同袋Fの開口を広げる袋支
持機構140とによって、袋収納機構120から最上部
の袋一枚を搬入シュート111の下方に開口部を上方と
して搬入し同袋Fの上方開口を広げる行程を行うことが
でき、当該構成をコンパクトかつ安価とすることができ
る。
【0058】また、本実施例においては、タンク112
の下部に設けたスイッチSW1にて氷の存在が検出され
てスイッチSW1が検出動作状態であるとき、すなわち
タンク112に袋Fの一杯分以上の量の氷が収容されて
いるとき、袋詰め装置Baにて上述した一連の袋詰め動
作が得られるようになっている(換言すれば、スイッチ
SW1が検出動作状態であることが一連の袋詰め動作を
開始する条件となっている)ため、袋詰め動作中に氷不
足となることはなく、長い時間放置されて袋内の氷が解
けるといった不具合は生じない。
【0059】また、本実施例においては、計量機構17
0において取付ねじ172により圧縮コイルスプリング
173を予め所定量圧縮して所定の取付荷重が付与され
るようにしたため、受け板171の不必要なガタツキを
的確に防止することができるとともに、スイッチSW1
4が作動するまでの受け板171の移動量を少なくする
ことができてコンパクトに構成することができる。ま
た、計量前にベース161を図29の位置(図17の破
線位置)から図30の位置(図17の仮想線位置)に上
動させることにより袋Fを持ち上げてたるませる(各チ
ャック機構130a,130bと両袋支持ピン143,
144に氷の入った袋Fの荷重がかからないようにす
る)とともにベース161が略水平となるようにしたた
め、計量を正確に行うことができる。
【0060】また、上記実施例においては、袋搬入機構
130における各チャック機構130a,130bをサ
ブアーム138に組付けて、固定爪133が袋Fに当た
った状態にてメインアーム131がサブアーム138に
向けて押動されたときにメインアーム131によって揺
動レバー134がその作動アーム134aにて押動され
て正方向に回動し、可動爪135と固定爪133によっ
て袋Fが挟持されるようにしたため、図15にて示した
実施例と同様に、袋Fに当たらない状態にて各チャック
機構130a,130bが閉作動することがなくて各チ
ャック機構130a,130bにて袋Fを的確に挟持す
ることができる。
【0061】ところで、上記した一連の作動において袋
Fが各チャック機構130a,130bにて的確に挟持
されず両袋支持ピン143,144に的確に吊り下げら
れなかったとき(例えば、図31にて示したように、一
方のチャック機構130bによる袋Fの挟持が外れたと
き)にはスイッチSW6が作動しない。したがって、か
かる場合には、(1)制御装置Daからの指令によりシ
ール機構150の電動モータ159が正転起動して駆動
シャフト158が正転駆動され、各駆動アーム155が
図27の仮想線位置から実線位置に向けて移動して両チ
ャック機構130a,130bが開作動される。(2)
各駆動アーム155が所定の移動位置(実線位置)に移
動すると、シール機構150のスイッチSW9が動作し
て制御装置Daからの指令によりシール機構150の電
動モータ159が停止する。(3)この停止は制御装置
Daからの指令により略1秒間とされ、その後に制御装
置Daからの指令によりシール機構150の電動モータ
159が逆転起動されてシール機構150の各構成部材
が元位置に向けて復帰する。といった各作動が得られた
後に、上述したシール機構150の電動モータ159が
逆転してシールバー154が上死点位置に向けて移動す
る動作以降の動作が繰り返し得られるようになってい
る。なお、上記した(1),(2)の作動は両チャック
機構130a,130bを開作動させて袋を落下させる
ためのものである。また、上記作動時にカートリッジ1
24に袋Fが無くて両スイッチSW6,SW7が共に作
動しない場合には、上記した(1),(2),(3)の
各作動が得られた後に袋無しを表示する警告ランプ(図
示省略)が点灯されて製氷機Aa,袋詰め装置Baが停
止される。
【0062】図32は図19にて示した袋収納機構12
0の変形例を示していて、図32の袋収納機構220
は、フレームに固着された支持板221と、この支持板
221に対してスライドレール機構229(支持板22
1に固着した上下一対のレール229a,229bと、
これら各レール229a,229bに摺動可能に嵌合さ
れるレール229c,229dと、これら各レール22
9c,229dに摺動可能に嵌合されるレール229
e,229fによって構成されている)を介して前方へ
スライド可能に組付けられ前端にハンドル223aを有
するスライド板223と、上端部一側に一対の保持ピン
224a,224b(中空状のピンであって、図17及
び図20に示した保持ピンと同様に下側に切欠が設けら
れている)と向指定(誤組付防止)ピン224cを有す
るカートリッジ224と、スライド板223の下端部に
設けた係止孔223bに嵌入するロックピン225aと
これを駆動するソレノイド225bによって構成されて
カートリッジ224を元位置にて固定するロック機構2
25と、カートリッジ224が元位置にあることを検出
してロック解除スイッチ(図示省略)の操作によりソレ
ノイド225bを作動させてロックピン225aを係止
孔224dから外すスイッチ226等によって構成され
ていて、カートリッジ224のピン224a,224
b,224cには多数の袋Fが上記第2実施例と同様に
重ねて組付けられ開放側に向けて取外可能になってい
る。なお、スライド板223の支持板221に対する最
大引き出し量はストッパ機構(図示省略)により規定さ
れている。
【0063】図33及び図34は図21及び図24にて
示した袋搬入機構130の各チャック機構130a,1
30bの変形例を示していて、図33及び図34にて示
した袋搬入機構230の各チャック機構230a,23
0bは、サブアーム238の上端取付片238aの前面
に固着したステンレス製プレート233に凹所を形成し
て一体的に設けた固定爪233aと、プレート233に
揺動可能に組付けたステンレス製揺動レバー234に一
体的に設けられて固定爪233aに係合・離脱するの可
動爪(袋Fと当たる円弧面には袋Fを摘み易くするため
の縦溝が多数形成されている)234aと、プレート2
33と揺動レバー234に固着したピン235間に張設
されて可動爪234aが固定爪233aと係合している
ときには可動爪234aが固定爪233aに圧接する正
方向に揺動レバー234を付勢しかつ可動爪234aが
固定爪233aから所定量離脱したときには逆方向に揺
動レバー234を付勢するターンオーバースプリング
(引張コイルスプリング)236等によって構成されて
いて、揺動レバー234に固着したピン235は固定爪
233aが袋Fに当たった状態にてメインアーム231
が更に袋Fに向けて傾動したときメインアーム231に
よって押動されて揺動レバー234を正方向に回動させ
る機能(第2実施例の作動アーム134aと同じ機能)
と、シール機構によるシール作動直前に解除レバー23
7によって押動されて揺動レバー234を逆方向に回動
させる機能(第2実施例の復帰アーム134bと同じ機
能)をも備えている。
【0064】図35は図3にて示した袋詰め装置Bの変
形例を示していて、図35にて示した袋詰め装置Bbに
おいては、袋収納機構320のカートリッジ324の上
端に袋Fの左右上隅部の反り返りを防止しかつ一度に二
枚の袋Fをつかむのを防止するための袋押さえ錘板32
4aがヒンジを介して取付けられていて、袋押さえ錘板
324aの先端はカートリッジ324内の袋Fが最後の
一枚になるまで袋Fに当接するようになっている。ま
た、図35にて示した計量機構(構成は第1及び第2実
施例の計量機構と実質的に同じ)370の受け板371
上面には突起(形状は図示のものに限定されない)37
1aが図の紙面上下方向に沿って形成されていて、図3
6にて示したように氷の入った袋Fの底部が突起371
aにひかかって滑り止めされ、図37にて示したように
傾転機構(構成は第1及び第2実施例の傾転機構と実質
的に同じ)360のベース361が略水平となったとき
に氷の入った袋Fが的確に位置決めされるようになって
おり、図38にて示したように袋Fを落下させるための
傾転角度を上記各実施例に比して少なくすることがで
き、動作時間を短縮することができる。なお、図36の
状態での滑り止め効果を的確に得るためには、突起37
1aを図示右方へ変位させて設けるのが望ましい。ま
た、図35にて示したシール機構(構成は第1及び第2
実施例のシール機構と実質的に同じ)350の上向きヒ
ータブロック351には剥離金具351aが取付けられ
ていて、図39にて示したようにヒータブロック351
とシールバー354によってヒートシールされた後の袋
Fが自重によってヒータブロック351から引き離され
るようになっており、袋Fが確実に落下するようになっ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る袋詰め装置を含む
製氷袋詰め機の正面図である。
【図2】 本発明の第1実施例に係る袋詰め装置の部分
破断正面図である。
【図3】 同袋詰め装置の縦断側面図である。
【図4】 同袋詰め装置の袋収納機構を示す図である。
【図5】 同袋詰め装置に使用される袋を示す図であ
る。
【図6】 同袋詰め装置におけるカートリッジの各ピン
と袋と袋搬入機構のチャック機構等の関係を示す斜視図
である。
【図7】 同袋詰め装置における袋収納機構と両チャッ
ク機構と両袋支持ピン等の関係を示す平面図である。
【図8】 同袋詰め装置の袋詰め装置の左側面図であ
る。
【図9】 同袋詰め装置のシール機構を正面側から示す
図である。
【図10】 同袋詰め装置のシール機構を側面側から示
す図である。
【図11】 同袋詰め装置における傾転機構のベース及
び計量機構の受け板を示す図である。
【図12】 同袋詰め装置における袋搬入機構によって
袋が搬入シュートの下方に搬入された状態を仮想線にて
示した作動説明図である。
【図13】 同袋詰め装置において袋に所定量の略半分
の氷が詰め込まれた状態を示した作動説明図である。
【図14】 同袋詰め装置において袋に所定量の氷が詰
め込まれた状態を示した作動説明図である。
【図15】 同袋詰め装置の袋搬入機構におけるチャッ
ク機構の変形例を示す図である。
【図16】 本発明の第2実施例に係る袋詰め装置を含
む製氷袋詰め機の部分破断正面図である。
【図17】 本発明の第2実施例に係る袋詰め装置の部
分破断正面図である。
【図18】 同袋詰め装置の縦断側面図である。
【図19】 同袋詰め装置の袋収納機構を示す図であ
る。
【図20】 同袋詰め装置における袋収納機構のカート
リッジと袋の関係を示す斜視図である。
【図21】 同袋詰め装置における袋搬入機構を一側か
らみた斜視図である。
【図22】 同袋詰め装置における袋搬入機構を他側か
らみた斜視図である。
【図23】 同袋詰め装置における各電動モータと各ス
イッチの関係を示す図である。
【図24】 同袋詰め装置の袋搬入機構における各チャ
ック機構の閉作動時における状態を示す図である。
【図25】 同袋詰め装置の袋搬入機構における各チャ
ック機構の開作動時における状態を示す図である。
【図26】 同袋詰め装置における袋支持機構を示す図
である。
【図27】 同袋詰め装置におけるシール機構を主体と
して示す図である。
【図28】 同袋詰め装置における袋搬入機構によって
袋が搬入シュートの下方に搬入された状態及び同袋に氷
が詰め込まれ始めた状態をそれぞれ仮想線にて示した作
動説明図である。
【図29】 同袋詰め装置において袋に所定量の略2/
3の量の氷が詰め込まれた状態を示した作動説明図であ
る。
【図30】 同袋詰め装置において袋に所定量の氷が詰
め込まれる状態を示した作動説明図である。
【図31】 同袋詰め装置において袋搬入機構の各チャ
ック機構により袋が的確に挟持されなかった場合の一例
を示す図である。
【図32】 袋収納機構の変形例を示す図である。
【図33】 袋搬入機構におけるチャック機構の変形例
を示す斜視図である。
【図34】 袋搬入機構におけるチャック機構の変形例
を示す平面図である。
【図35】 袋詰め装置の変形例を示す部分破断正面図
である。
【図36】 袋詰め装置の変形例の作動説明図である。
【図37】 袋詰め装置の変形例の作動説明図である。
【図38】 袋詰め装置の変形例の作動説明図である。
【図39】 袋詰め装置の変形例の部分拡大図である。
【符号の説明】
11…搬入シュート、20…袋収納機構、30…袋搬入
機構、30a,30b…チャック機構(挟持手段)、4
0…袋支持機構、43,44…袋支持ピン、50…シー
ル機構、60…傾転機構、F…袋、Fa…取付片、B…
袋詰め装置、111…搬入シュート、120…袋収納機
構、130…袋搬入機構、130a,130b…チャッ
ク機構(挟持手段)、140…袋支持機構、143,1
44…袋支持ピン、150…シール機構、160…傾転
機構、Ba…袋詰め装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入シュートの下方一側に配置されて開
    口を上側とした多数の袋を重ねて収納する袋収納機構
    と、前記搬入シュートの下方に配置されて前記袋収納機
    構に対向し上端に袋の上端部一側面を挟持する挟持手段
    を有し下端にて傾動可能に組付けられて前記袋収納機構
    に対して進退することにより前記袋収納機構から最上部
    の袋一枚を前記搬入シュートの下方に搬入する袋搬入機
    構と、この袋搬入機構による袋の搬入時に搬入される袋
    の上端部他側面に設けた取付片を案内支持する袋支持ピ
    ンを有して同袋の上端部他側面を支持し前記袋搬入機構
    の挟持手段と協同して同袋の開口を広げる袋支持機構
    と、前記搬入シュートを通して前記袋に所定量の物が詰
    め込まれたとき同袋の上方開口を閉じるシール機構と、
    前記袋支持機構の下方に配置されて前記袋に所定量の物
    が詰め込まれて上方開口が閉じられるまでは同袋の底部
    を保持し、また傾動により袋に詰め込まれてシールされ
    た物を下方に滑り落とす傾転機構を備えてなる袋詰め装
    置。
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