JP3928997B2 - 充填袋の袋口成形装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀粒等の粉粒体の自動包装機において、穀粒等の粉粒体が計量充填された充填袋の袋口を封止しやすいように成形し、その後に充填袋を袋口封止装置へ送り込むための袋口張り機構備えた袋口成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
穀粒等の粉粒体の自動包装機においては、充填機で穀粒等の粉粒体を袋に計量充填した後に、袋口部が開口した状態の充填袋を袋口封止装置へ送り込み、袋口封止装置において充填袋の袋口部をミシン縫着あるいは袋紐結束等により封止している。そして、袋口封止装置における袋口部の封止を迅速にかつ確実に行なうことができるように、充填袋を袋口封止装置へ送り込む前に、充填袋の開口した口部を予め偏平に成形することが望ましく、従来から、袋口部を偏平に成形するための種々の袋口成形装置が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の穀粒等の粉粒体の自動包装機においては、穀粒等を充填する袋として主に紙製の袋が使用されており、充填袋を充填機からコンベア等の上に載置して袋口封止装置へ移送する際に、その充填袋は穀粒等の粉粒体の種類や充填重量等に応じてその姿勢や形状さらには袋口高さが変化する。そのため、従来から袋口成形装置により袋口成形時に袋口の高さ規制や袋口の偏平化が行なわれているけれども、袋口封止の段階で袋口の高さにずれが生じたり、袋口封止部に曲がりが生じたりして、必ずしも満足のできる袋口封止を自動的にかつ適確に行なうことができないことが多々あった。
【0004】
すなわち、ミシン縫着や袋紐結束等により充填袋の袋口を封止する際には、袋口の高さが常に一定になっていなければ、袋口を適確に封止することができない。例えば、ミシン縫着により封止する場合に袋口が充分に偏平化されず袋口の左右の高さが異なっていると、ミシン縫着線が曲がった状態となり、袋口の完全な封止ができないという事態が生じる。また、袋紐結束装置で充填袋の袋紐結束を行なう場合には、充填袋の袋口の高さが一定となっていなければ、袋紐の位置の検出が困難となり、袋紐の結束ができないことがあった。
【0005】
また、充填袋の袋口の偏平化は、通常一対の爪等を充填袋の袋口内に挿入し、一対の爪間の間隔を拡げるように移動させることにより行なわれている。しかしながら、このような一対の爪の移動のみでは、穀粒等が充填された充填袋にあっては、爪の先端部が当接する付近は拡張されるけれども、袋口の上縁部は充分に拡張されず、袋口の偏平化を確実に行なうことができないことが多く、そのため、袋口封止作業にも影響を及ぼし、袋口を適確に封止することができない事態が発生していた。
【0006】
そこで、本発明は、上述の従来技術の有する未解決の問題点に鑑みてなされたものであって、穀粒等が充填された充填袋の袋口の偏平および袋口の高さ規制を確実に行なうことができ、そしてその状態を維持したまま袋口封止装置へ送り込むことができる充填袋の袋口成形装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の充填袋の袋口成形装置は、穀粒等が充填された充填袋の袋口縁部を上方から押圧して充填袋の高さを規制する袋口押え板を上下動可能に設けた高さ規制機構と、前記袋口押え板上に搭載されて互いに接近および離間するように駆動される一対の爪保持枠にそれぞれ回動自在に保持され、かつ前記袋口押え板に穿設された細長スリットを介して下方に突出して充填袋の袋口内に挿入される部分が互いに離間する方向にばね付勢された一対の爪を有し、前記袋口押え板による充填袋の高さ規制と同時に前記一対の爪を充填袋の袋口内に挿入させそして該一対の爪の離間移動により袋口を張るよう構成された袋口張り機構とを具備することを特徴とする。
【0010】
さらに、本発明の充填袋の袋口成形装置は、袋口張り機構の下方に取り付けられ、充填袋の上部両端部を2個の保持板によりそれぞれ保持し、前記2個の保持板を互いに離間するように移動させて充填袋の上部を拡張して保持するように構成された袋上部保持機構をさらに具備することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の充填袋の袋口成形装置においては、袋上部保持機構を袋口封止装置へ移動させる移動機構をさらに具備することが好ましい。
【0012】
そして、本発明の充填袋の袋口成形装置においては、高さ規制機構の袋口押え板を、高さ規制用シリンダのピストンロッドに取り付け、前記高さ規制用シリンダの作動により上下方向に移動するように構成することが好ましく、さらに、袋口張り機構の一対の爪を、袋口押え板上に固定された2個の爪駆動用シリンダのピストンロッドの先端部にそれぞれ取り付けられた一対の爪保持枠にそれぞれ回動自在に保持し、各爪駆動用シリンダの作動によるピストンロッドの伸縮動によって前記一対の爪が互いに離間しあるいは接近するように構成することが好ましい。
【0014】
そして、本発明の充填袋の袋口成形装置においては、袋上部保持機構を袋口封止装置へ移動させる移動機構は、充填袋の搬送方向に沿って離間して配設された一対のスプロケットと、該スプロケットに掛け渡されその両端部を袋上部保持機構の保持枠体に取り付けられた駆動チェーンと、前記一対のスプロケットのいずれか一方を駆動する正逆回転可能な駆動モータとからなり、充填袋の上部を拡張して保持する袋上部保持機構を移動させるように構成することが好ましい。
【0016】
【作用】
発明の充填袋の袋口成形装置においては、高さ規制機構の上下動する袋口押え板により、充填機において穀粒等が計量充填された充填袋の開口した袋口を上方から押圧して、その袋口の高さを規制して袋口上縁部を水平にするとともに、袋口押え板上に搭載された袋口張り機構の下方に突出する回動自在の一対の爪の移動により充填袋の袋口を左右に張って偏平化し、袋上部保持機構の2個の保持板により充填袋の上部両端部をそれぞれ保持し、この2個の保持板を離間するように移動させて充填袋の上部を拡張して保持するように構成されており、充填袋の袋口高さ規制、袋口の偏平化および充填袋の上部の拡張を確実に行なうことができる。
【0017】
さらに、袋口成形装置により袋口高さ規制、袋口の偏平化および充填袋の上部の拡張がなされた充填袋を保持した状態で充填袋を袋口封止装置へ送り込むことができ、袋口封止装置において、充填袋の袋口をミシン縫着または袋紐結束等によって迅速にかつ確実に封止することを可能とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は、本発明の充填袋の袋口張り機構を備えた袋口成形装置の概略的な構成を充填機および袋口封止装置の関係において示す概略図である。
【0020】
本発明の充填袋の袋口成形装置1は、図1に図示するように、穀粒等の粉粒体を紙製等の袋に計量充填する充填機2と計量充填された充填袋5の袋口をミシン縫着あるいは袋紐結束等によって封止する袋口封止装置3との間に配設され、袋口の高さ規制機構10と袋口張り機構20と袋上部保持機構30、および袋上部保持機構30を横方向(X軸方向)へ移動させる移動機構50から構成されている。
【0021】
充填機2において穀粒等の粉粒体が計量充填された充填袋5は、袋口が開口して直立した状態で充填機2からコンベア等の搬送装置4上に移載され、搬送装置4により袋口成形装置1へ搬送される。袋口成形装置1は、高さ規制機構10により充填袋5の袋口の高さを規制するとともに、袋口張り機構20により袋口を偏平化し、そして袋上部保持機構30により充填袋5の上部を保持してさらに充填袋5の上部を拡張し、その後、移動機構50により充填袋5を保持した袋上部保持機構30を袋口封止装置3へ移送するように構成されている。そして、充填袋5は、袋口封止装置3において、その開口した袋口をミシン縫着あるいは袋紐結束等によって封止される。
【0022】
次に、袋口成形装置1における高さ規制機構10および袋口張り機構20について説明する。
【0023】
高さ規制機構10は、図1に概略的に図示するように、充填袋5を充填機2から搬送するコンベア等の搬送装置4の適宜位置の上方に設けられ、図2および図3に図示するように、機体(図示しない)に固定された高さ規制用シリンダ11と、そのピストンロッドの先端部に中央部が固定された矩形状の袋口押え板12とからなり、袋口押え板12は高さ規制用シリンダ11の作動により上下方向(Z軸方向)に移動し、高さ規制機構10の下方に位置する充填袋の開口した口部を上方から押圧してその口部上縁部を水平に規制する作用を行なう。なお、穀粒等を充填するために用いられる袋は大きさや高さが異なる場合には、袋の大きさや高さに応じて袋口封止部分の高さが相違するために、その袋口封止部分に対応するように規制する袋口の高さを適宜調整しうるように高さ規制用シリンダ11の下降距離は調整可能なものとしておくことが好ましく、さらに、袋口押え板12の上下動を安定させるために袋口押え板12の移動をガイドする案内部材を備えておくことが望ましい。
【0024】
また、袋口押え板12には、スリット15A、15Bが高さ規制用シリンダ11の両側部に近接した部位からそれぞれX軸方向(充填袋5の搬送方向)の相反する方向へ細長く穿設され、このスリット15A、15Bは後述する袋口張り機構20の爪21A、21Bをそれぞれ移動可能に受入れ、さらに、袋口押え板12のX軸方向に延びる両側縁部に上方へ立設された側壁17、18が設けられ、これらの両側壁17、18間にストッパー19A、19Bが固設されており、これらのストッパー19A、19Bは後述する袋口張り機構20の爪21A、21Bの上端部にそれぞれ当接して爪21A、21Bの下方先端部を内方へ位置付ける作用をする。
【0025】
袋口張り機構20は、図2ないし図5に図示するように、袋口押え板12の上面に固定されて、充填袋5の搬送方向(X軸方向)に沿って伸縮するピストンロッド23A、23Bをそれぞれ有する2個の爪駆動用シリンダ22A、22Bと、爪駆動用シリンダ22A、22Bのピストンロッド23A、23Bの先端部にそれぞれ固着されそして袋口押え板12の上面に固定されたガイド軸16A、16Bに沿って移動する爪保持枠24A、24Bと、爪保持枠24A、24Bに回動自在に軸支され、袋口押え板12のスリット15A、15Bを介して袋口押え板12の下方に向かって突出する爪21A、21Bを備えている。これらの爪駆動用シリンダ22A、爪保持枠24Aおよび爪21Aと、爪駆動用シリンダ22B、爪保持枠24Bおよび爪21Bは、同じ構造をもって構成されており、袋口押え板12の中心を対称軸として点対称的に配設されている。そして、一対の爪21A、21Bは、図4および図5に明瞭に図示するように、爪保持枠24A、24Bとこの爪保持枠に離間して付設された枠体25A、25B間に保持された回転軸26A、26Bにそれぞれ回動自在に軸支され、そして、爪保持枠24A、24Bの先端部に調整可能に取り付けられたばね掛け部27A、27Bと爪21A、21Bの回転軸26A、26Bに軸支された部分よりも下方の部分との間にばね28A、28Bが掛けられており、爪21A、21Bの下方先端部をそれぞれ外方へ、すなわち、両爪21A、21Bの下方先端部を互いに離間する方向に付勢されている。なお、図2ないし図4は、袋口張り機構20の待機状態を図示するものであり、爪駆動用シリンダ22A、22Bのピストンロッド23A、23Bは収縮された状態にあり、爪保持枠24A、24Bおよび爪21A、21Bも互いに最も接近した内方の位置にある。したがって、爪21A、21Bは、その上端部が袋口押え板12に固定されたストッパー19A、19Bにそれぞれ当接し、ばね28A、28Bの付勢力に抗して回動され、爪21A、21Bの下方先端部は、図4に示すように、内方へ傾斜した状態に位置付けられている。
【0026】
袋口張り機構20の爪駆動用シリンダ22A、22Bは同期的に駆動され、爪駆動用シリンダ22A、22Bの作動によりそれぞれのピストンロッド23A、23BがX軸方向に沿ってそれぞれ逆方向へ伸長されると、爪保持枠24A、24Bがガイド軸16A、16Bにガイドされて互いに離間する方向に移動し、爪保持枠24A、24Bにそれぞれ軸支された爪21A、21Bも同時にスリット15A、15Bに沿って互いに離間する方向に移動する。この爪21A、21Bの移動に際して、爪21A、21Bは、図4に図示する待機状態から外方へ移動すると、その上端部がストッパー19A、19Bから離れて、図5に図示するように、ばね28A、28Bの付勢力により回動して下方先端部が外方へ傾斜した状態で移動する。また、爪駆動用シリンダ22A、22Bの作動によるピストンロッド23A、23Bの収縮により、爪21A、21Bは、爪保持枠24A、24Bとともに互いに近接する待機状態へそれぞれ復帰する。すなわち、爪21A、21Bは、図4に図示するように、爪21A、21Bの上端部がストッパー19A、19Bにそれぞれ当接して、ばね28A、28Bの付勢力に抗して回動され、爪21A、21Bの下方先端部を内方へ傾斜した状態となる。
【0027】
次に、以上のように構成された高さ規制機構10および袋口張り機構20の作動について説明する。図1に図示するように、充填袋5が充填機2から搬送装置4により搬送され高さ規制機構10の下方で停止されると、高さ規制機構10の袋口押え板12は高さ規制用シリンダ11の作動によりZ軸方向に下降し、その下面が充填袋5の開口した袋口を上方から押圧し、充填袋5の袋口上縁部の高さを規制し、そして、その上縁部を水平に規制する。そして、袋口張り機構20は、高さ規制機構10の作動による袋口押え板12の下降と同時に、袋口押え板12のスリット15A、15Bを介して下方に突出する一対の爪21A、21Bが、充填袋5の開口した袋口の内部に入り込む。このとき、一対の爪21A、21Bは、図4に図示するように、ストッパー19A、19Bによってそれらの下方先端部が互いに内方に傾斜して狭まった状態にあるため、充填袋5の開口した袋口内にスムーズに入ることができる。その後、爪駆動用シリンダ22A、22Bの作動によるピストンロッド23A、23Bの互いに逆方向への伸長に伴なって、一対の爪21A、21Bはストッパー19A、19Bから離れて互いに離間するようにX軸方向に移動し、そして、図5に図示するように、爪21A、21Bの下方部がばね28A、28Bに引っ張られて外方へ傾斜した状態で、充填袋5の袋口内部を互いに逆方向に移動する。爪21A、21Bが充填袋5の内部両側端面に当たる際に、図6の(a)に図示するように、先ず、爪21A、21Bの外方へ傾斜した下方先端部が充填袋5の左右両側端面に当たり、その後、爪21A、21Bがさらに互いに離間するように移動されるに伴なって、爪21A、21Bはそれらの下方部分が充填袋5の両側端面の形状に相応するようにばね28A、28Bの付勢力に抗して適宜回動して充填袋5の袋口部の両側端面を平行に引っ張る。その後、爪保持枠24A、24Bおよび爪21A、21Bの移動が停止されると、爪21A、21Bは、ばね28A、28Bによって、充填袋5の袋口部の両側端面を平行に引っ張った状態で保持される(図6の(b)参照)。したがって、充填袋5の袋口部は確実に一直線状に偏平化される。このように、従来の固定式の一対の爪によって袋口を引っ張り偏平化しようとする際に爪の先端部が当接する付近は拡張されるけれども袋口の上縁部が充分に拡張されず袋口の偏平化を確実に行なうことができないという問題点は、袋口張り機構にばね付勢されて回動自在の一対の爪を用いることにより、解消することができる。
【0028】
次に、袋口成形装置1の袋上部保持機構30について説明する。高さ規制機構10および袋口張り機構20の下方に配設された袋上部保持機構30は、図1に図示するように、搬送装置4により搬送されてくる充填袋5の搬送経路の後方でかつ充填袋5の袋口のやや下方の上方部分に対応する位置に位置付けられ、そして、移動機構50により、高さ規制機構10および袋口張り機構20の下方位置から袋口封止装置3まで移動しうるように構成されている。
【0029】
袋上部保持機構30は、図7ないし図9に図示するように、搬送されてくる充填袋の上方部分に対向する前壁31a、この前壁31aに一対の桁部材31dによって連結して所定の間隔をもって前後方向(Y軸方向)後方に配置された後壁31b、および後壁31bの下端部から後方(Y軸方向)へ水平に延設された水平壁31cからなる保持枠体31を有し、後壁31bのX軸方向の長さは前壁31aよりも両側に長く形成され、その両側端部の上部にはそれぞれ切欠き31e、31eが設けられ(特に、図7および図8参照)、また、後壁31bの上下方向(Z軸方向)の長さは前壁31aよりも下方へ長く形成されている(特に、図9の(a)参照)。保持枠体31の両側端部において後壁31bの前方にそれぞれ第1可動枠体(すなわち、X軸可動枠体)32、32および第2可動枠体(すなわち、Y軸可動枠体)38、38を収容する。なお、これらのX軸可動枠体32およびY軸可動枠体38は全て左右対称に構成されており、以下の説明においては主として図7ないし図9において右側に位置する部材について説明する。
【0030】
X軸可動枠体32は、搬送されてくる充填袋の上部に対向する保持枠体31の前壁31aとほぼ同じ面でかつほぼ同じ高さを有する袋当接面33を有し、そして後述する回動アーム41が回動し得るように側面と前面(袋当接面33)の一部にわたって切欠き34を設けた平面視矩形状に形成された枠体であり、このX軸可動枠体32は、保持枠体31の桁部材31dに固定された拡張シリンダ35のピストンロッド35aの先端部に取り付けられ、この拡張シリンダ35の作動によるピストンロッド35aの伸縮動に応じてX軸方向に移動可能に構成される。なお、X軸可動枠体32は、図9の(a)および(b)に示すように、その下面に形成されたガイド部36が保持枠体31の後壁31bの前面側に固定されたガイド軸31fに沿って移動するようにして、X軸可動枠体32のX軸方向の移動をスムーズに行ないうるようにする。
【0031】
Y軸可動枠体38は、前面視コ字状(図9の(a)参照)に形成された枠体であって、X軸可動枠体32内に収容されている。そして、Y軸可動枠体38は、X軸可動枠体32の後面に固定された保持シリンダ39のピストンロッド39aの先端部に取り付けられ、Y軸可動枠体38のガイド部37がX軸可動枠体32の相対向する前後面に固定されたガイド軸37aに沿って移動するように支持されており、保持シリンダ39の作動によるピストンロッド39aの伸縮動に応じてY軸方向に移動可能に構成されている。
【0032】
また、Y軸可動枠体38には、保持板40を備えた回動アーム41が回転軸42を中心に回動可能に収容されており、この回動アーム41は一対の板材からなり、その一端部に設けられた回転軸42はY軸可動枠体38に回転可能に軸支され、他方の端部はY軸可動枠体38のコ字状の空間とX軸可動枠体32の側面の切欠き34から突出して保持枠体31の側方外部に位置するように構成されており、その端部に矩形状の保持板40を固着する。回動アーム41の回転軸42は、Y軸可動枠体38の下面側に固定された支持体43(図9の(a)および図10参照)に固定された回転シリンダ44の軸にカップリング45を介して連結されている。したがって、回転シリンダ44の回転作動によって回転軸42が回転駆動されると、回動アーム41は、Y軸可動枠体38のコ字状の空間およびX軸可動枠体32の側面と前面の切欠き34を介して回動し、図8において実線で示す位置から二点鎖線で示す位置へ矢印方向に回動する。そして、保持板40も同様に回動して、最終的にX軸可動枠体32の袋当接面33に対して一定の間隔をもって相対向する位置に至る。この保持板40は、保持シリンダ39の作動によるY軸可動枠体38のY軸方向の移動とともにY軸方向に移動し、さらに、拡張シリンダ35の作動によるX軸可動枠体32のX軸方向の移動とともにX軸方向に移動することができる構成となっている。したがって、充填袋が袋上部保持機構30の前面へ搬送されて、高さ規制機構10および袋口張り機構20により袋口高さ規制および袋口の張りがなされた充填袋に対して、2個の保持板40が、それぞれの回転シリンダ44の作動により、それぞれX軸可動枠体32の袋当接面33に相対向する位置へ回動して、充填袋の上部の両端部をやや抱持する状態とし、そして、保持シリンダ39の作動によるY軸可動枠体38のY軸方向後方への移動とともに保持板40もY軸方向後方へ移動して、充填袋5の上部の両端部をそれぞれX軸可動枠体32の袋当接面33に押圧して、保持板40と袋当接面33との間に充填袋を挟み込み保持する。そしてさらに、拡張シリンダ35の作動によるX軸可動枠体32のX軸方向の移動に伴なって、保持板40と袋当接面33の間に充填袋5の上部の両端部を保持した状態で充填袋5の上部の両端部をX軸方向において互いに相反する方向に引っ張ることとなり、充填袋5の上部をさらに拡張し偏平状態に保持する。
【0033】
また、袋上部保持機構30の移動機構50は、図1および図11に概略的に図示するように、袋上部保持機構30を袋口成形装置1の高さ規制機構10を配設した位置と袋口封止装置3との間をX軸方向に往復移動し得るように構成するものである。離間して配置された一対のスプロケット52、53に掛け渡された駆動チェーン51の両端部は、袋上部保持機構30の保持枠体31の水平壁31cの下面中央部に締結され、一方のスプロケット52の軸にはカップリングを介して正逆回転可能な駆動モータ54を連結する。駆動チェーン51の両側方には一対のガイド軸55、56を配設し、袋上部保持機構30の水平壁31cの下面に設けた複数のガイド体57、57……を一対のガイド軸55、56に沿って移動し得るようにし、袋上部保持機構30のX軸方向の往復移動をガイドする。
【0034】
次に、以上のように構成された本発明の袋口成形装置について、その作動を説明する。
【0035】
充填機2において穀粒等の粉粒体が計量充填された充填袋5は、図1に示すように、袋口部が開口して直立した状態で、充填機2からコンベア等の搬送装置4上に移載されて、搬送装置4により袋口成形装置1のもとへ搬送され、高さ規制機構10の下方で停止する。その後、高さ規制機構10の高さ規制用シリンダ11の作動により袋口押え板12がZ軸方向に下降し、その下面が充填袋5の開口した袋口を上方から押圧し、その袋口上縁部の高さを規制して、その上縁部を水平に規制する。
【0036】
そして、袋口張り機構20は、前述したように、高さ規制機構10の作動による袋口押え板12の下降と同時に移動し、袋口押え板12のスリット15A、15Bを介して下方に突出する一対の爪21A、21Bが、充填袋5の開口している袋口の内側に入り込み、爪駆動用シリンダ22A、22Bの作動によるピストンロッド23A、23Bの互いに逆方向への伸長に伴なって、一対の爪21A、21Bは、爪保持枠24A、24Bを介して、それぞれスリット15A、15Bに沿って互いに離間するように移動し、そして、その下方部分が充填袋5の両側端面の形状に相応するようにばね28A、28Bの付勢力に抗して適宜回動して、充填袋5の袋口の両側端面を平行に引っ張る。その後、爪保持枠24A、24Bおよび爪21A、21Bの移動が停止されると、爪21A、21Bは、ばね28A、28Bによって、充填袋5の袋口の両側端面を平行に引っ張った状態で保持され、充填袋5の袋口を確実に一直線状に偏平化する。
【0037】
次に、高さ規制機構10および袋口張り機構20の下方に位置する袋上部保持機構30において、回転シリンダ44、44の回転作動による回動アーム41、41の回転により、保持枠体31の両側端部に配置された保持板40、40は、図8において実線で示す位置から二点鎖線で示す位置へ矢印方向に回動する。この保持板40、40の回動により、X軸可動枠体32、32の袋当接面33、33の前面に位置する充填袋5の上部の両端部分を抱持するように袋当接面33、33に相対向する位置へ達する。そして、保持シリンダ39、39の作動によるY軸可動枠体38、38のY軸方向の後方への移動とともにそれぞれの保持板40、40もY軸方向の後方へ移動して、袋口張り機構20により左右に張られている充填袋5の上部の両端部をX軸可動枠体32、32の袋当接面33、33に押圧して、保持板40、40と袋当接面33、33の間に挟み込み把持する。その後に、拡張シリンダ35、35の作動によるX軸可動枠体32、32のそれぞれ離間する方向へのX軸方向の移動に伴なって、保持板40と袋当接面33の間に充填袋の両端部をそれぞれ把持した状態で充填袋をX軸方向において互いに逆方向にさらに引っ張ることとなり、充填袋5の上部および袋口部はさらに拡張されて一直線状の偏平状態に保持される。このようにして、袋上部保持機構30が充填袋5の上部両端部分を拡張して保持すると、袋口押え板12は高さ規制用シリンダ11の作動によりZ軸方向に上昇され、同時に袋口押え板12に設けられている袋口張り機構20の一対の爪21A、21Bも上昇して充填袋5の袋口から外れる。このとき、袋口張り機構20の一対の爪21A、21Bは、爪駆動用シリンダ22A、22Bの作動によるピストンロッド23A、23Bの収縮により爪保持枠24A、24Bとともに互いに近接する待機状態へそれぞれ復帰し、爪21A、21Bの上端部がストッパー19A、19Bにそれぞれ当接して、ばね28A、28Bの付勢力に抗して回動され、爪21A、21Bの下方先端部が内方へ傾斜した状態に復帰する。
【0038】
その後、充填袋の上部両端部分を拡張して保持する袋上部保持機構30は、移動機構50の駆動モータ54の作動により駆動チェーン51を介して袋口封止装置3へ移動される。袋口封止装置3において、充填袋は、その上部両端部分が袋上部保持機構30に保持された状態で、袋口のミシン縫着あるいは袋紐結束等により袋口の封止が行なわれる。
【0039】
このように、充填袋の袋口の封止は、袋口高さを規制しかつ袋口を偏平化してその上縁部を水平状態に維持しさらに袋上部の両端部を確実に拡張して保持した状態で行なうことができるため、充填袋の袋口の封止は常に確実に行なうことができ、袋口の封止ミスをなくすることができる。
【0040】
そして、袋口封止装置3において充填袋の袋口の封止が終了した後に、袋上部保持機構30は充填袋の保持を開放するとともに、移動機構50の駆動モータ54の逆回転により袋上部保持機構30は逆方向へ移動されて所定の位置へ復帰する。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、袋口張り機構にばね付勢され回動自在の一対の爪を用いることにより、充填機において穀粒等が計量充填された充填袋の袋口内部に一対の爪をスムーズに挿入することができ、さらに、充填袋の袋口両側端面の形状に相応するようにばねの付勢力に抗して適宜回動して充填袋の袋口両側端面を平行に引っ張り、そして、その状態をばねの付勢力によって維持することができるために、袋口上部を確実に一直線状に偏平化することができる。
【0042】
さらに、穀粒等が計量充填された充填袋の袋口を上方から押圧してその袋口の高さを規制して袋口上縁部を水平にするとともに充填袋の袋口を確実に偏平化し、その後、充填袋の上部の両端部を保持してさらに拡張するようになし、充填袋の袋口高さ規制、袋口の偏平化および充填袋の上部の拡張を確実に行なうことができる。このように袋口の高さ規制、袋口の偏平化および充填袋の上部の拡張がなされた充填袋を保持した状態で袋口封止装置へ送り込むことができ、ミシン縫着または袋紐結束等により袋口を封止する袋口封止装置において、充填袋の袋口を迅速にかつ確実に封止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充填袋の袋口成形装置の概略的な構成を充填機および袋口封止装置の関係において示す概略図である。
【図2】本発明の充填袋の袋口成形装置の上面図である。
【図3】高さ規制機構および袋口張り機構の全体的な斜視図である。
【図4】高さ規制機構および袋口張り機構の一部を破断して示す側面図である。
【図5】袋口張り機構の一部の構成を示す斜視図である。
【図6】(a)および(b)は、袋口張り機構における爪の充填袋に対する作用を説明するための模式図である。
【図7】本発明の袋口成形装置における袋上部保持機構の斜視図である。
【図8】本発明の袋口成形装置における袋上部保持機構の上面図である。
【図9】(a)は図8におけるA−A線に沿って示す袋上部保持機構の部分的な断面図であり、(b)は袋上部保持機構の側面図である。
【図10】袋上部保持機構のY軸可動枠体の構成を示す斜視図である。
【図11】(a)および(b)は袋上部保持機構の移動機構を示す上面図および側面図である。
【符号の説明】
1 袋口成形装置
2 充填機
3 袋口封止装置
4 搬送装置
5 充填袋
10 高さ規制機構
11 高さ規制用シリンダ
12 袋口押え板
15A、15B スリット
16A、16B ガイド軸
17、18 側壁
19A、19B ストッパー
20 袋口張り機構
21A、21B 爪
22A、22B 爪駆動用シリンダ
24A、24B 爪保持枠
26A、26B 回転軸
27A、27B ばね掛け部
28A、28B ばね
30 袋上部保持機構
31 保持枠体
32 X軸(第1)可動枠体
33 袋当接面
35 拡張シリンダ
38 Y軸(第2)可動枠体
39 保持シリンダ
40 保持板
41 回動アーム
44 回転シリンダ
50 移動機構
51 駆動チェーン
54 駆動モータ

Claims (6)

  1. 穀粒等が充填された充填袋の袋口縁部を上方から押圧して充填袋の高さを規制する袋口押え板を上下動可能に設けた高さ規制機構と、
    前記袋口押え板上に搭載されて互いに接近および離間するように駆動される一対の爪保持枠にそれぞれ回動自在に保持され、かつ前記袋口押え板に穿設された細長スリットを介して下方に突出して充填袋の袋口内に挿入される部分が互いに離間する方向にばね付勢された一対の爪を有し、前記袋口押え板による充填袋の高さ規制と同時に前記一対の爪を充填袋の袋口内に挿入させそして該一対の爪の離間移動により袋口を張るよう構成された袋口張り機構とを具備することを特徴とする充填袋の袋口成形装置。
  2. 袋口張り機構の下方に取り付けられ、充填袋の上部両端部を2個の保持板によりそれぞれ保持し、前記2個の保持板を互いに離間するように移動させて充填袋の上部を拡張して保持するように構成された袋上部保持機構をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の充填袋の袋口成形装置。
  3. 袋上部保持機構を袋口封止装置へ移動させる移動機構をさらに具備することを特徴とする請求項2に記載の充填袋の袋口成形装置。
  4. 高さ規制機構の袋口押え板は、高さ規制用シリンダのピストンロッドに取り付けられ、前記高さ規制用シリンダの作動により上下方向に移動するように構成されていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1項記載の充填袋の袋口成形装置。
  5. 袋口張り機構の一対の爪は、袋口押え板上に固定された2個の爪駆動用シリンダのピストンロッドの先端部にそれぞれ取り付けられた一対の爪保持枠にそれぞれ回動自在に保持され、各爪駆動用シリンダの作動によるピストンロッドの伸縮動によって、前記一対の爪は互いに離間しあるいは接近するように構成されていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1項記載の充填袋の袋口成形装置。
  6. 袋上部保持機構を袋口封止装置へ移動させる移動機構は、充填袋の搬送方向に沿って離間して配設された一対のスプロケットと、該スプロケットに掛け渡されその両端部を袋上部保持機構の保持枠体に取り付けられた駆動チェーンと、前記一対のスプロケットのいずれか一方を駆動する正逆回転可能な駆動モータとからなり、充填袋の上部を拡張して保持する袋上部保持機構を移動させるように構成したことを特徴とする請求項3に記載の充填袋の袋口成形装置。
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