JPH0237684Y2 - - Google Patents

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JPH0237684Y2
JPH0237684Y2 JP16629083U JP16629083U JPH0237684Y2 JP H0237684 Y2 JPH0237684 Y2 JP H0237684Y2 JP 16629083 U JP16629083 U JP 16629083U JP 16629083 U JP16629083 U JP 16629083U JP H0237684 Y2 JPH0237684 Y2 JP H0237684Y2
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conveyor
roll
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roll receiving
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、製袋包装機、即ち包装用袋を成形し
ながら商品を袋詰めする包装機の改良に関する。
(従来技術) 一般に、各種商品の包装機としては、予め成形
された包装用袋を供給して該袋に商品を投入、密
封する給袋包装機と、包装用袋を自ら成形しなが
らその袋に商品を投入、密封する製袋包装機とが
あり、後者の包装機は通例次のように構成され
る。
即ち、この種の製袋包装機は、ロール受け部に
セツトされたフイルムロールから引き出されたビ
ニール等でなる帯状のフイルムシートを両側縁部
が中央部で重なり合うように折り畳む折り畳み装
置と、この折り畳まれたフイルムの重合部を熱溶
着して筒状体を形成するセンターヒータと、この
筒状体を幅方向に挾持して一定寸法づつ送る一対
の挾持部材と、該挾持部材に設けられて筒状体を
切断すると共にその切り口をシールする切断シー
ル装置と、商品を搬出するコンベアとを有する。
そして、上記挾持部材が筒状体を一定寸法引き出
している間にその内部に被包装物が投入されると
共に、該筒状体の底部が切断シール装置によりシ
ールされ、またこれと同様に前回被包装物が投入
された筒状体が入口部をシールされると共に後続
部分から切り離され、このようにして順次被包装
物が袋詰めされて上記コンベアにより送り出され
るようになつている。
然して上記のような構成の製袋包装機は、上記
挾持部材が被包装物を受け入れる筒状体を鉛直方
向に引き出す姿勢で使用されるようになつている
のが通例で、その場合、上方から供給された被包
装物は袋詰めされて商品となつて下方から前方に
搬出されるのである。
ところが、被包装物を該包装機に供給する供給
装置の構成、或いは該包装機と供給装置とのレト
アウト等との関係で、上記挾持部材を水平方向に
移動させて、一側方から供給された被包装物を他
側方から商品として搬出させるようにするのが望
ましい場合がある。しかし、従来における製袋包
装機は使用時の姿勢が一定であつて、上記被包装
物供給装置とのレイアウト等によつてその姿勢を
変更することができず、使用上不便を生じること
があつた。
(考案の目的) 本考案は、製袋包装機における上記のような実
情に鑑み、上方から供給された被包装物を袋詰め
にして下方から搬出する姿勢と、一側方から供給
された被包装物を袋詰めにして他側方から搬出す
る姿勢のいずれの姿勢でも使用可能な製袋包装機
を実現することを目的とする。
(考案の構成) 即ち、本考案に係る係る製袋包装機は、細長い
中空箱状の機枠を備え、該機枠の上部後面側の後
方に突出した姿勢で設けられてフイルムロールを
セツトするロール受け部材と、該機枠の上部前面
側に設けられて上記フイルムロールから引き出さ
れたフイルムシートを両側縁部が中央で重なり合
うように折り畳む折畳み装置と、この折畳み装置
の下方に配置されて上記フイルムシートの重合部
を熱溶着して筒状体に形成するセンサーヒータ
と、上記機枠の前面側で上下動し、上記筒状体を
幅方向に挾持して下方に送る一対の挾持部材と、
該挾持部材に設けられて上記筒状体を切断すると
共にその切り口をシールする切断シール装置と、
この切断シール装置の下方における機枠の下部前
面側の前方に突出した姿勢で設けられ、被包装物
が袋詰めされてなる商品を水平方向前方へ搬出す
るコンベアとを有する構成において、上記ロール
受け部材が、上記機枠に移動可能に設けられてい
ると共に、上記コンベアが、前方に突出した上記
の水平姿勢から、上記挾持部材の移動方向に沿つ
て機枠の前面部内に収納されるべく垂直姿勢に揺
動可能に設けられて、上記ロール受け部材が後方
に突出した姿勢に、コンベアが前方に突出した姿
勢に夫々配置される一方、上記ロール受け部材を
上方突出姿勢にすると、上記コンベアが上記挾持
部材の移動方向に沿つた機枠内に収納された姿勢
に配置されていることを特徴とする。
このような構成によれば、挾持部材の移動方向
が鉛直方向となるように該包装機の機枠を設置す
ると共に、上記ロール受け部材を後方に突出した
姿勢に、コンベアを前方に突出した姿勢に夫々配
置すれば、該包装機の上方から供給された被包装
物が挾持部材の移動に伴つて袋詰めされて下方の
コンベアから商品となつて前方に搬出されること
になる。また、挾持部材の移動方向が水平方向と
なるように該包装機の機枠を設置すると共に、上
記ロール受け部材を上記上方突出姿勢に対応する
姿勢に配置し、また上記コンベアを上記挾持部材
の移動方向に沿つた機枠内に収納された姿勢に配
置すれば、該包装機の一側方から供給された被包
装物が挾持部材の移動に従つて袋詰めされて他側
方のコンベアから商品となつて搬出されることに
なる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1〜3図は、製袋包装機1の正面、側面、背
面を夫々示すものであつて、これらの図に示され
ているように、該包装機1は、中空箱状の機枠2
の上部後方に設けられたフイルムロール受け部1
0と、該機枠2の前面上部に設けられたフイルム
折り畳み部20と、機枠2内に設けられた駆動部
40とを有する。
上記フイルムロール受け部10は、機枠2の上
部両側面から後方に突設された一対のロール受け
部材11,11上に芯軸12を介してフイルムロ
ールAを受支するもので、案内ローラ13,14
を介してロールAから引き出された帯状のフイル
ムシートBを折り畳み部20に供給する。ここ
で、上記芯軸12はロールAと一体回転するよう
になされていると共に、該芯軸12にプーリ15
が取り付けられ、且つ両端が一方の受け板11に
止着された弾性ロープ16が該プーリ15に係合
されて、その摩擦力によつてロールAの回り過ぎ
が防止されるようになつている。
また、上記折り畳み部20には、機枠2の前面
上部中央に配置されたセンタープレート22と、
その両側方に配置された三角形状の一対のサイド
プレート23,23と、該サイドプレート23,
23の先端部下方に一部を重ね合せて配置された
一対の重ね合せプレート24,24とからなる折
り畳み装置21を有する。上記センタープレート
22は、機枠2の上端面に横方向に架設された支
持フレーム25にブラケツト26を介して前面を
正面に向けて固設されている。また、一対のサイ
ドプレート23,23は上記ブラケツト26に幅
調節機構27を介して支持されていると共に、両
サイドプレート23,23は正面視で下開きに且
つ平面視で後開きに傾斜した姿勢とされ、且つ先
端部23a,23aが内方に折曲されている。更
に、一対の重ね合せプレート24,24は機枠2
の前面上部に横方向に架設された支持フレーム2
8に夫々連結部材29,29を介して取付けられ
ていると共に、手前側のプレート24′の下部に
は三角形状の切欠き24a′が設けられ、また奥側
のプレート24″にはスリツト24a″を介して下
方にヒータ受け部24b″が延設されている。
そして、第4図に示すように後方のロールAか
ら引き出されたフイルムシートBの中央部B′を
センタープレート22の上縁22aによつて下方
に折り曲げると同時に、該シートBの左右両側部
B″,B″を一対のサイドプレート23,23の後
部上縁23b,23bによつて下方に折り曲げな
がら中央部に寄せ、且つその下方で一対の重ね合
せプレート24,24の傾斜状の上縁24d,2
4dによつて両側から寄せられた側部B″,B″を
裏向けながらその縁部を重ね合せるようになつて
いる。この時、手前側(図面上、左方)の重ね合
せプレート24′によつて裏向けられた側部B″は
該プレート24′の背面と奥側(同、右方)のプ
レート24″の前面との間を通過し、また奥側の
プレート24″によつて裏向けられた側部B″は該
プレート24″の背部からスリツト24a″を通つ
て前方に出て来て、該プレート24″におけるヒ
ータ受け部24b″の手前で両側の側部B″,B″の
縁部が重ね合せられる。また、このようにしてフ
イルムシートBが筒状に折り畳まれた時、重ね合
された側部B″,B″と中央部B′との間に形成され
る中空部Cが上方に開口した状態となる。
この折り畳み部20には、更に一対のフイルム
押えローラ30,30とセンターヒータ31とが
備えられている。フイルム押えローラ30,30
は、上記重ね合せプレート24,24の前方に位
置する支持フレーム28に揺動自在に取付けられ
たレバー32,32の先端に設けられ、且つ該レ
バー32,32がスプリング33,33によつて
一方向に付勢されていることにより、該ローラ3
0,30が折り畳まれたフイルムシートBの両側
部B″,B″を上記重ね合せプレート24″における
ヒータ受け部24b″に押し付けるようになつてい
る。またセンターヒータ31は、同じく支持フレ
ーム28に取付けられたソレノイド34に設けら
れ、該ソレノイド34の作動によつて上記フイル
ムシート両側部B″,B″の重合部をヒータ受け部
24b″に押し付けながら熱溶着する。これによ
り、フイルムシートBが第4図に示す如き筒状体
Dに形成される。
一方、上記駆動部40は、機枠2内の左右両側
部に縦方向に架設された案内軸41,41にスラ
イド可能に取付けられたスライド板42を有す
る。このスライド板42の背面には第3図に示す
ようにモータ43と、該モータ43によつて歯車
43a,44aを介して歯車43a,44aを介
して回転駆動される駆動軸44とが備えられてい
ると共に、該駆動軸44の一端に固着されたクラ
ンクアーム45と、下端と該アーム45に、上端
を機枠2の上部内側面に夫々連結された揺動リン
ク46とからなるクランク機構47が設けられ、
上記駆動軸44ないしクランクアーム45の回転
によりスライド板42が上記案内軸41,41に
沿つて上下に往復動するようになつている。ここ
で、上記揺動リンク46の下端のクランクアーム
45との連結点は該アーム45に沿つて移動可能
とされ、これにより、スライド板42の往復動の
ストロークが調節される。
また、第1,2図に示すように、スライド板4
2の前面には平行な一対の挾持部材48,49が
備えられていると共に、第3図に示すようにスラ
イド板42の背面には上記駆動軸44上のカム5
0,51と該カム50,51の回転によつてスプ
リング52,53に抗して揺動されるレバー5
4,55とからなる第1、第2カム機構56,5
7が設けられ、上記駆動軸44の回転時にこれら
のカム機構56,57及び連動部材58,59,
60を介して上記一対の挾持部材48,49が第
2図に実線で示す開いた状態と鎖線で示す対接し
た状態とに閉動作されるようになつている。ここ
で、この挾持部材48,49の開閉動作と上記ク
ランク機構47によるスライド板42の往復動作
とは同期して行われ、往復動の上死点から下死点
への下降時には挾持部材48,49が閉じ、下死
点から上死点への上昇時には該挾持部材48,4
9が開くようになつている。また、第5図に示す
ように、一方の挾持部材48における他方の挾持
部材49との対接面にはクロスヒータ61が埋設
されているが、この実施例では該クロスヒータ6
1として上段、中段、下段に3本のヒータ61
a,61b,61cが設けられている。更に、ス
ライド板42の前面下部には第1,2図に示すよ
うに前方に延びる商品搬出コンベア62が備えら
れ、上記モータ43によつてプーリ43b及びベ
ルト63を介して駆動されるようになつている。
以上の構成に加えて、スライド板42の背面に
は第1、第2リミツトスイツチ64,65が備え
られている。これらのリミツトスイツチ64,6
5は駆動軸44に設けられたスイツチ作動用カム
66,67によつてON,OFF動作されるように
なつている。即ち、第1リミツトスイツチ64
は、スライド板42が上死点又は上死点を若干過
ぎた時期にONされて上記クロスヒータ61を通
電させる。また、第2リミツトスイツチ65は、
スライド板42が上死点から下死点まで移動する
間、ONされて上記折り畳み部20におけるソレ
ノイド34を通電させることによりセンターヒー
タ31を重ね合せプレート24″のヒータ受け部
24b″に押し付ける。
上記クロスヒータ61のOFF時期は第1図に
示すように機枠2の正面に設けられた第1ダイヤ
ル68により設定され、またその下方に設けられ
た第2ダイヤル69により該クロスヒータ67の
通電電圧が調整されるようになつている。
然して、第2図に示すように、上記フイルムロ
ール受け部10における一対のロール受け部材1
1,11には、夫々該部材11を機枠2に取付け
るための2個のブルト取付穴11a,11aが設
けられている一方、これに対する機枠2には各側
面に夫々3個のネジ穴2a…2aが設けられてい
る。そして、3個のネジ穴2a…2aのうち縦方
向に並ぶ2個のネジ穴2a,2aと上記ボルト穴
11a,11aとを用いて2本のボルト17,1
7でロール受け部材11を機枠2に止着すれば、
該部材11が実線で示すように機枠2の後方に突
出した第1位置にセツトされ、また3個のネジ穴
2a…2aのうち横方向に並ぶ2個のネジ穴2
a,2aを用いてロール受け部材11を止着すれ
ば鎖線で示すように該部材11が上方に突出した
第2位置にセツトされるようになつている。ま
た、上記駆動部40におけるコンベア62は、ス
ライド板42の前面下部両側方に突設された一対
の支持ブラケツト70,70と、両ブラケツト7
0,70に後端部を夫々連結された一対のサイド
フレーム71,71と、両サイドフレーム71,
71の後端部間及び前端部間に夫々軸架された駆
動ローラ72及び従動ローラ73と、両ローラ7
2,73間に巻架された複数のロープベルト74
…74によつて構成され、且つ駆動ローラ72が
上記ベルト63を介してモータ43に回転される
ことになり、各ベルト74…74がa方向に走行
するようになつている。そして、該コンベア62
は駆動ローラ72の支軸72aを中心に、実線で
示す前方に突出した第1位置から鎖線で示すスラ
イド板42に平行に機枠2内に収納された第2位
置との間で揺動可能とされていると共に、その揺
動を上記第1、第2位置で規制するためのストツ
パ71aがサイドフレーム71に突設されて、ブ
ラケツト70に形成された円弧状長穴70aに係
合されている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
先ず、第2図に実線で示すように機枠2を起立
した姿勢に設置すると共に、フイルムロール受け
部10のロール受け部材11,11を該機枠2の
後方に突出する第1位置にセツトし、且つコンベ
ア62を機枠2の下方から前方に突出する第1位
置にセツトする。そして、同図に示すように、フ
イルムローラAを上記受け部10に載置し、且つ
該ロールAから引き出したフイルムシートBを折
り畳み部20における折り畳み装置21の各プレ
ート22,23,23,24,24に沿つて筒状
に折り畳んだ上で機枠2の前面に垂下させ、これ
を開状態にある一対の挾持部材48,49の間に
挿通した状態で包装機1を作動開始させるものと
する。この時、先ずモータ43が作動して、駆動
軸44を介してクランクアーム45が回転される
ことにより、該アーム45と揺動リンク46とか
らなるクランク機構47の作用でスライド板42
が案内軸41,41に沿つて上下に往復動(この
場合は上昇)を開始する。また、これと同時に上
記駆動軸44の回転によつて第1、第2カム機構
56,57が作動し、スライド板42が上死点に
到着した時に一対の挾持部材48,49が閉じ、
両部材48,49間に上記の筒状に折り畳まれた
状態で垂下されているフイルムシートBが挾持さ
れる。
この状態で、挾持部材48,49はスライド板
42と共に下降を開始するのであるが、この下降
動作によりフイルムシートBが上記ロールAから
引き出されると共に、その間に該シートBは上記
折り畳み装置21を通過することにより第4図に
示すように筒状に折り畳まれ、且つソレノイド3
4の作動によりセンターヒータ31が折り畳まれ
たフイルムシートBにおける両側部B″,B″の重
合部に押し付けられて該重合部が熱溶着される。
これにより、該シートBから筒状体Dが形成され
る。この時、筒状体Dの中空部Cには、人手によ
るか或いは第1,2図に鎖線で示すように別途装
備された被包装物供給装置の投入シユート75か
ら所定量の被包装物が投入されると共に、該筒状
体Dを挾持している挾持部材48,49のうちの
一方の挾持部材48に設けられたクロスヒータ6
1が上死点過ぎから第1ダイヤル68によつて設
定された時期まで通電されることにより、該筒状
体Dにおける被包装物が投入された部分の底部が
熱溶着され且つ下方に垂下した部分が切り離され
る。
このようにしてスライド板42ないし挾持部材
48,49が下死点まで下降すると、該挾持部材
48,49はカム機構56,57の作用によつて
開動し、上記筒状体Dを離すのであるが、この
時、該筒状体Dの底部は上記クロスヒータ61に
よつてシールされているので、被包装物が脱落す
ることがなく、且つ切り離された部分が放出され
る。
次に、挾持部材48,49は開いた状態でスラ
イド板42と共に上昇を開始し、第6図1に示す
ように上死点で再び筒状体Dを挾持する。この場
合、筒状体Dに対する挾持位置は前回の挾持位置
よりスライド板42の往復動ストロークLに相当
する寸法だけ上方となり、両挾持位置間に前回の
下降時に投入された被包装物が封入されることに
なる。そして、第6図2に示すように挾持部材4
8,49がスライド板42と共に再び下降する間
に次回の被包装物が筒状体D内に投入され、且つ
クロスヒータ61によつて該筒状体Dにおける今
回被包装物が投入された部分の底部と前回被包装
物が投入された部分の入口部が夫々シールされ且
つ両部分が切断されると共に、下死点において挾
持部材48,49が開いた時に、下方の部分が被
包装物を充填したパツクとなつて放出される。こ
こで、この実施例では3本のクロスヒータ61
a,61b,61cにより、底部のシールと切断
と入口部のシールとが夫々行われるようになつて
いる。
以下、同様のサイクルを繰り返すことにより、
被包装物が所定量づつ袋詰めされてなる商品が順
次製造され、搬出コンベア62によつて前方に送
り出されてくる。その場合に、筒状体Dないし包
装用袋の長手方向寸法は、クランク機構47にお
ける揺動リンク46のクランクアーム45に対す
る連結点の位置を変えることにより任意に調節さ
れ、また、この実施例では折り畳み装置21にお
ける一対のサイドプレート23,23の間隔が幅
調節機構27によつて可変とされていることによ
り、包装用袋の幅方向寸法も、フイルムシートB
の幅との関係で一定の範囲内で調整可能とされて
いる。
然して、フイルムロール受け部10における一
対のロール受け部材11,11を第2図に鎖線で
示すように機枠2に対して上方に立上る第2位置
にセツトすると共に、コンベアを同じく鎖線で示
すようにスライド板42に沿つて機枠2内に収納
される第2位置にセツトすれば、第7図に示すよ
うに機枠2を後面が下になるように横向きに設置
することができ、この姿勢で当該包装機1を使用
することができるのである。この場合、被包装物
は供給装置の投入シユート75′により該包装機
1の一側方X(折り畳み部20側の側方)から供
給されると共に、他側方Yから被包装物が袋詰め
されてなる商品が搬出されることになる。
尚、その場合に、折り畳み部20から送り出さ
れた筒状体Dの機枠2内に入り込むことがないよ
うに、スライド板42の上部(横向きにした状態
では折り畳み部20側の側部)には第7図及び第
1〜3図に示すように、一対のサイドプレート7
7,77と両プレート77,77の両端部に夫々
軸架された駆動ローラ78及び従動ローラ79
と、両ローラ78,79間に巻架された複数のロ
ープベルト80…80によつて構成された補助コ
ンベア81が設けられている。この補助コンベア
81は、第3図に示すように駆動ローラ78と、
スライド板42の背面に設けられた補助プーリ8
2との間にロープベルト83が巻架され、且つ該
補助プーリ82と、駆動軸44上のプーリ84と
の間にロープベルト85が巻架されていることに
より、モータ43により駆動軸44を介して駆動
されるようになつている。
また、該補助コンベア81と同様の目的で、該
コンベア81の始端部と折り畳み装置21の間に
生じる間隙を閉鎖する受け板86が備えられてい
る。この受け板86は、第8図1に示すように両
端部が折り畳み部20におけるセンタープレート
22の端部に設けられた折り返し部22b,22
bと、補助コンベア81の両サイドプレート7
7,77に夫々設けられた切欠き部77aとによ
り受支され、同図に示すように補助コンベア81
が折り畳み部20から離反している時に該コンベ
ア20と上記センタープレート22との間を閉鎖
すると共に、補助コンベア81がスライド板42
と共に折り畳み部20側に移動した時に、補助コ
ンベア81上に重なつた状態で上記センタープレ
ート22の下方に収納されるようになつている。
尚、第2図に鎖線Zで示すように商品搬出コン
ベア62を起立姿勢の機枠2に対して斜め下方ま
で揺動可能とすれば、該機枠2ないし当該包装機
1を第2図の起立姿勢と第7図の横向け姿勢との
中間の後傾姿勢でも使用することができる。
ここで、上記折り畳み装置としては第9図に示
す折り畳み装置121のように、各サイドプレー
ト123,123の下方に重ね合せ部124,1
24を折り曲げ加工により一体的に形成してもよ
い。こうすることにより、一対のサイドプレート
123,123の間隔を調節すれば重ね合せ部1
24,124も同様に位置が調節され、フイルム
シートBの左右両側部B″,B″を筒状体Dないし
包装用袋の幅方向寸法に関係なく、常に無理なく
円滑に重ね合せることができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、包装用袋を形成
しながら該袋に被包装物を投入、密封する製袋包
装機において、フイルムロールを受支するロール
受け部材及び商品搬出コンベアの姿勢を異なる姿
勢に変更可能としたから、該包装機の機枠を被包
装物供給装置とのレイアウト等に応じて設置形態
を変更すれば、該包装機を、上方から被包装物を
供給し下方から袋詰め商品を搬出する姿勢、及び
一側方から被包装物を供給して他側方から袋詰め
商品を搬出する姿勢のいずれかの姿勢でも使用可
能となり、これにより該包装機の便宜性が向上さ
れ、適用範囲が拡大されることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案製袋包装機の実施例を示すもの
で、第1〜3図は全体正面図、同側面図及び同背
面図、第4図は折り畳み装置を示す拡大斜視図、
第5図はクロスヒータを示す拡大背面図、第6図
1,2は作用を示す要部概略正面図、第7図は該
実施例の他の使用例を示す側面図、第8図1,2
は補助コンベア周辺の作用を示す要部拡大側面
図、第9図は折り畳み装置の他の実施例を示す拡
大斜視図である。 1……製袋包装機、2……機枠、11……ロー
ル受け部材、21,121……折り畳み装置、3
1……センターヒータ、48,49……挾持部
材、61……切断シール装置(クロスヒータ)、
62……商品搬出コンベア、A……フイルムロー
ル、B……フイルムシート、D……筒状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長い中空箱状の機枠を備え、該機枠の上部後
    面側の後方に突出した姿勢で設けられてフイルム
    ロールをセツトするロール受け部材と、該機枠の
    上部前面側に設けられて上記フイルムロールから
    引き出されたフイルムシートを両側縁部が中央で
    重なり合うように折り畳む折畳み装置と、この折
    畳み装置の下方に配置されて上記フイルムシート
    の重合部を熱溶着して筒状体に形成するセンター
    ヒータと、上記機枠の前面側で上下動し、上記筒
    状体を幅方向に挾持して下方に送る一対の挾持部
    材と、該挾持部材に設けられて上記筒状体を切断
    すると共にその切り口をシールする切断シール装
    置と、この切断シール装置の下方における機枠の
    下部前面側の前方に突出した姿勢で設けられ、被
    包装物が袋詰めされてなる商品を水平方向前方へ
    搬出するコンベアとを有する製袋包装機におい
    て、上記ロール受け部材が、上記機枠に移動可能
    に設けられていると共に、上記コンベアが、前方
    に突出した上記の水平姿勢から、上記挾持部材の
    移動方向に沿つて機枠の前面部内に収納されるべ
    く垂直姿勢に揺動可能に設けられて、上記ロール
    受け部材が後方に突出した姿勢に、コンベアが前
    方に突出した姿勢に夫々配置される一方、上記ロ
    ール受け部材を上方突出姿勢にすると、上記コン
    ベアが上記挾持部材の移動方向に沿つた機枠内に
    収納された姿勢に配置されていることを特徴とす
    る製袋包装機。
JP16629083U 1983-10-26 1983-10-26 製袋包装機 Granted JPS6075204U (ja)

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