JPH0518249Y2 - - Google Patents

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JPH0518249Y2
JPH0518249Y2 JP7211288U JP7211288U JPH0518249Y2 JP H0518249 Y2 JPH0518249 Y2 JP H0518249Y2 JP 7211288 U JP7211288 U JP 7211288U JP 7211288 U JP7211288 U JP 7211288U JP H0518249 Y2 JPH0518249 Y2 JP H0518249Y2
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bag
film
clamping
cylinder
heat
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は包装装置における袋口捻回装置に関す
る。
[従来の技術] 従来のこの種のものとして、例えば同出願人に
より実公昭56−10643号公報で提案されているよ
うに、あらかじめ計量されたきのこ等類似物の包
装体をホツパから投入し、このホツパの下方に進
退可能に設けた供給部材上に載置し、この供給部
材の前方に袋口が開口支持されたポリエチレン製
等の袋内に前記供給部材の進退動作により包装体
が収容され、この包装体を収容した袋を受皿であ
る搬送部材上に落下させて移動し、かつ軟圧して
袋内の空気を排除し、次いでその袋口を捻回して
加熱子によりシールした後搬出するようにしてい
る。
そして、袋口を捻回する構造は包装体が収容さ
れた袋の口部を対をなす挾圧部材により挾着し、
かつ挾着した挾圧部材を回転し、袋口を挾圧部材
により捻回した状態で加熱子によつて袋口捻回部
分をシールするようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術においては、第15図および第1
6図に示すように袋口Aを挾着した挾圧部材Bの
回転によつて挾圧部材Bから食み出した袋口食み
出し部分Cが挾圧部材Bの先部外面側に巻き込ん
でしまい、この結果挾圧部材Bを開いて挾着状態
を解除すると挾圧部材Bを巻き込んだ前記袋口食
み出し部分Cに無理な力が加わつて損傷する虞れ
を有していた。
そこで本考案は袋口食み出し部分が挾圧部材に
巻き込むことを予防できるようにした包装装置に
おける袋口捻回装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は挾圧部材の先部の少なくとも捻回方向
側に袋口巻込規制部を設けて構成される。
[作用] 上記構成によつて、挾圧部材から食み出した袋
口食み出し部分が挾圧部材の回転時にその先部に
巻き込むように作用してもその袋口食み出し部分
は袋口巻込規制部に当接して巻き込みが予防され
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説
明する。
第1図乃至第12図において、1は機台であ
り、この機台1の後端上部には透明ポリエチレン
やビニール等のヒートシール可能な帯状フイルム
2のロール3が支持板4を介して回転可能に設け
られている。5は前記ロール3の前方に設けられ
た帯状フイルム2の二つ折り装置であり、これは
平面形状が三角形をなす折曲部材6を支持板4A
を介して前側に進むにしたがい下方へ傾斜する前
傾状態に装架して構成されている。この折曲部材
6は両側面に上側に進むにしたがい内方へ傾斜す
るテーパ面7を形成し、前端には側面形状がV字
状をなす先鋭部8を形成している。また折曲部材
6は後端側が長孔9及び緩締可能な固定部材10
を介し高さ調節可能に支持され、かつ前側上面が
軸支部11を介し揺動可能なリンクアーム12に
より枢着状態に接続され、後端側の高さを調節す
ることにより折曲部材6の傾斜角度を選定でき、
これによつて、二つ折りの帯状フイルム2Aの上
下方向の位置関係を任意に設定できるように構成
されている。また折曲部材6の前端に硬質弾性材
料からなる左右一対の送りローラ13が当接状態
で縦設されている。そして、後述する手段により
ロール3から連続して引き出された帯状フイルム
2が複数のガイドロール14及びテンシヨンロー
ル15を介し前記二つ折り装置5に導かれて折曲
部材6の両側テーパ面7に沿つて二つ折りに形成
され、このようにして折曲された二つ折り帯状フ
イルム2Aは前記送りローラ13の回転によつて
次工程に案内される。
16は前記二つ折り装置5の前方に設けられた
開放装置であり、これは所定間隔を置いて左右に
平行に対設された断面L字形状の開放案内板17
から構成されている。そして、前記送りローラ1
3により案内された二つ折り帯状フイルム2Aの
両側のフイルム2Bがそれぞれ前記開放案内板1
7の外面に沿つて送られることによつて左右の開
放案内板17の間隔で開放部18が形成される。
この開放状態において二つ折り帯状フイルム2A
内に開放部18から例えばエノキ茸などからなる
包装体19が人手により挿入される。
20は前記開放装置16の前方に水平に設けら
れた上部シール装置であり、これは機台1の上方
に支持部材21を介し上板22が水平に装架さ
れ、この上板22の下面に製品に対応した所定長
さを有する対をなすヒートシール部材23,23
Aが設けられている。この場合、一方のヒートシ
ール部材23は上板22に固定され他方のヒート
シール部材23Aはシリンダ24によつてヒート
シール部材23に対し進退可能に設けられてい
る。また、ヒートシール部材23,23Aには対
をなす挾圧部材25,25Aが一体的に設けられ
ているとともに、前記ヒートシール部材23Aに
はガイド杆26が設けられ、このガイド杆26に
コイルスプリング27が巻装されている。またヒ
ートシール部材23Aには当接板28が板バネ2
9を介し設けられている。そして、二つ折り帯状
フイルム2Aの包装体19が収容された箇所の上
縁が前記ヒートシール部材23,23A間に位置
した状態でシリンダ24が動作し、これによつて
ヒートシール部材23Aはコイルスプリング27
を圧縮しながら前進して弾発的にヒートシール部
材23に押し付けられ、二つ折り帯状フイルム2
Aの上端縁が対をなす挾圧部材25,25Aによ
り弾発的に挾み付けられた状態でヒートシールさ
れる。この場合、当接板28はヒートシール部材
23側に当接して板バネ29が圧縮される。この
ため、ヒートシール部材23Aの後退により当接
板28は復元して前進し、フイルム2Aを瞬時に
ヒートシール部材23Aから離脱させるようにし
ている。
30,31は前記上板22の下面前後端にそれ
ぞれ設けられた弾性材料からなる対をなす送りロ
ーラであり、ロール3から引き出され二つ折りさ
れた二つ折り帯状フイルム2Aを挾圧状態で直線
方向に送るようにしている。そして、前記送りロ
ーラ13及び送りローラ30はモータ32にチエ
ーン33及びスプロケツト34を介し連結して駆
動され、前記送りローラ31は送りローラ30と
ベルト35及びプーリ36を介し連結されて従動
されそれぞれ同期状態で回転するようにしてい
る。
37は機台1の上部に、前記開放装置16及び
上部シール装置20を経て上板22の前端位置ま
でフイルム進行経路に沿つて配設された断面形状
が略U字状の受台であり、二つ折り帯状フイルム
2A内に収容された包装体19はフイルムの進行
に伴い前記受台37上を滑動する。
38は前記受台37及び上板22の前端の前方
に設けられた後部シール・切断装置であり、これ
はフイルム進行方向と直交する方向の機台1左右
端に受板39を立設すると共に、各受板39の内
方にはシリンダ40,41が水平に装着され、か
つ左右受板39間の上部の前後側及び下部の前側
にそれぞれガイドレール42が架設されている。
また前記ガイドレール42には対をなす移動体4
3,44が摺動可能に設けられている。
一方の移動体43にはレール部45を介しカツ
タ46が進退可能に装着され、かつ移動体43の
内面の後部側には挾圧部47が設けられ、移動体
43の中央部にはカツタ46の出入部48が設け
られ、移動体43の前部側にはヒートシール部4
9がそれぞれ設けられている。また前記カツタ4
6の外面には上下一対のガイド杆50が突設さ
れ、このガイド杆50にはコイルスプリング51
が巻装され、かつ前記シリンダ40に対向して押
動体52の上下端がそのガイド杆50に摺動可能
に嵌装され、ガイド杆50の端部に固定された係
止部材53により押動体52が抜止されている。
また移動体43の前面には板バネ54を介し当接
板55が設けられていると共に、冷却水の循環路
56が形成され、この循環路56には給水パイプ
57から図示しないポンプにより冷却水が供給さ
れて循環路56内を循環した後排水パイプ58か
ら排出されるようにしている。
また前記一方の移動体43と対をなして対向配
設される他方の移動体44はシリンダ41に取り
付けられ、その内面の後部側には前記挾圧部47
と対向する挾圧部47Aが設けられ、中央部には
カツタ46の差込溝59が設けられ、前部側には
前記ヒートシール部49と対向して配設されるヒ
ートシール部49Aがそれぞれ設けられ、かつ前
記上下のガイドレール42には移動体43,44
間に位置して前記コイルスプリング51より付勢
力の弱いコイルスプリング60が巻装されてい
る。
そして、後述する手段により二つ折り帯状フイ
ルム2Aが受台37の前端からさらに所定長さ前
進し、上部ヒートシール部61の後端が前記後部
シール・切断装置38と対応する状態に達した状
態でシリンダ40,41が作動する。これにより
一方のシリンダ40のピストンは押動体52を押
動させ、押動体52はコイルスプリング51,6
0を介し弾発的に移動体43を中央側すなわち二
つ折り帯状フイルム2Aの一側面に向つて移動さ
せ、他方のシリンダ41のピストンはコイルスプ
リング60を介し弾発的に移動体44を中央側す
なわちフイルム2Aの他側面に向つて移動させ
る。これにより双方移動体43,44は当接して
カツタ46の後部側位置で対をなす挾圧部47,
47Aにより挾着された状態においてカツタ46
の前部側がヒートシール部49,49Aによつて
ヒートシールされて後部ヒートシール部62が形
成され、直ちにカツタ46がコイルスプリング5
1の付勢に抗して前進し差込溝59に差し込まれ
て後部ヒートシール部62の後部から切断され、
このようにして包装体19が収容された状態で製
袋される。この場合、当接板55は板バネ54を
圧縮した状態で移動体44内面に当接している。
その後シリンダ40,41のピストンの後退によ
つて、コイルスプリング51,60の復元力によ
り移動体43,44及びカツタ46は復帰すると
共に、板バネ54の復元力で当接板55が前進し
てフイルム2Aは瞬時にヒートシール部49から
離脱する。また移動体43には冷却水が循環して
いるためヒートシール部49が異常加熱されるこ
とを予防することができ、この結果フイルム2A
の溶けを未然に防ぐことができ、良好なシールを
行うことができる。また、フイルム2Aの切断と
ヒートシールは同時でもよく、あるいは切断又は
ヒートシールのいずれかを先行させてもよく、こ
れは任意に選定すればよい。
63は二つ折り帯状フイルム2Aの引張装置で
あり、これは機台1の前端に支持板4Bが立設さ
れ、この支持板4Bと前記上板22間に左右一対
のガイドレール64がフイルム進行方向に沿つて
装架され、このガイドレール64に摺動体65に
摺動可能に設けられている。また、その摺動体6
5の後側にはシリンダ66の動作によつて枢支部
67Aを介し開閉する対をなす挾着部材67が設
けられている。また前記上板22上にはフイルム
進行方向に沿つて摺動体65を移動する手段たる
シリンダ68が設けられ、そのピストンに可動子
69が連結され、この可動子69が前記左側のガ
イドレール64に摺動可能に設けられている。ま
た、前記摺動体65にはワイヤ70の一端が固定
され、かつワイヤ70は機台1前端に設けたプー
リ71に案内されて機台1の前端下方に垂下さ
れ、その端部にバランスウエート72が設けられ
ている。
そして、送りローラ13,30,31によつて
二つ折り帯状フイルム2Aの前端が受台37の前
端から突出した位置まで送られた状態において、
フイルムの送りを停止し、シリンダ68の作動に
よつてピストンが縮小し、これにより挾着部材6
7を有する摺動体65は可動子69に押動されて
バランスウエート72の引張力に抗して後方へ移
動し、左右一対の挾着部材67が開放状態で前記
二つ折り帯状フイルム2A端の左右側面に位置す
る。ここで、シリンダ66によつて挾着部材67
を閉塞してフイルム2Aを挾着し、かつフイルム
の送りを開始すると共に、シリンダ68内の流体
を抜くことによつて摺動体65はバランスウエー
ト72による引張力でワイヤ70を介し前方に移
動し、包装体19が所定位置すなわち後部ヒート
シール部62の近接箇所に達した状態でフイルム
の送りを停止させる。このようにして二つ折り帯
状フイルム2Aがバランスウエート72の引張力
で引つ張られて緊張した状態において後部シー
ル・切断装置38の動作を行う。そして引き出し
案内された二つ折り帯状フイルム2Aの後部ヒー
トシールとフイルム切断が行われると、製袋され
た袋2Cは二つ折り帯状フイルム2Aから切り離
され、バランスウエート72の引張力による摺動
体65の移動に伴いさらに前方へ移動する。この
場合袋2Cの下部には後述する受皿があり、この
受皿上に袋2Cが載置される。
73は例えば実開昭59−35307号公報、実開昭
59−35308号公報等で出願人が提案しているもの
を一部用いて構成した袋の端部の捻回及び前部シ
ール装置であり、これは前記袋2Cの移送箇所に
対応して設けられ、フイルム進行方向と直交方向
に循回するエンドレスのコンベア74を有してい
る。このコンベア74、モータ75によつて駆動
するスプロケツト76と従動側のスプロケツト7
7間に前後一対のエンドレスのチエーンベルト7
7Aが掛装されており、このチエーンベルト77
Aには等間隔で複数の受皿78が装着されてい
る。また受皿78の右方移送端の前方位置にはシ
リンダ79を有するヒートシール部材80とヒー
トシール部材81とが上下に対をなして設けら
れ、さらにその前方にはシリンダ82による開閉
動作とシリンダ83により昇降するラツク84と
ピニオン85による回転動作を行う一対の挾圧部
材である挾着爪86が設けられている。また、フ
イルム進行路の受皿78上部に対応して左右一対
の折返し案内板87が水平に配設され左方の折返
し案内板87はシリンダ87Aによつて左右方向
移動するようにしている。また受皿78の右方移
送端の上方位置にはシリンダ88により昇降する
スポンジ等からなる脱気部材89が設けられてい
る。
また、第3図に示すように前記挾着爪86の基
端にはピニオン90が固定され、このピニオン9
0が回転フレーム91に軸支され、一対のピニオ
ン90間にはラツク92が設けられ、このラツク
92にピニオン90が噛合している。そのラツク
92にはピニオン85に貫挿された摺動杆93が
連結され、この摺動杆93は前記回転フレーム9
1に固定されたスリーブ94により摺動可能に設
けられ、その端部には軸受95を介しシリンダ8
2のピストンが連結されている。一方、固定フレ
ーム96には前記スリーブ94が軸受97により
回転可能に設けられ、このスリーブ94にピニオ
ン85が固定され、このようにして袋口捻回装置
98を構成している。そして、ピストンの伸縮に
より摺動杆93を介しラツク92が移動してピニ
オン90が回動しピニオン90の軸支部を支点と
して挾着爪86が開閉する。一方、シリンダ83
によりラツク84が昇降することによりピニオン
85が回転し、ピニオン85と一体にスリーブ9
4、ラツク92、摺動杆93、回転フレーム91
および挾着爪86が回転する。また、各挾着爪8
6の先部の外面には第1図および第2図に示すよ
うに全幅にわたり肉厚な袋口巻込規制部99が突
出形成されている。この袋口巻込規制部99は第
1図および第2図のように袋2Cの口部である前
部余剰部分2Dを一対の挾着爪86により挾着し
て回転した場合、挾着爪86からの袋口食み出し
部分2Eが当接して挾着爪86の外面に巻き込む
ことを予防するようにしている。
そして、包装体19を収容した袋2Cが受皿7
8上に案内されてその端部の挾着が開放された後
前記コンベア74が駆動され、右方へ送られると
ともに、シリンダ87Aの動作によつて左方の折
返し案内板87が移動する。これによつて袋2C
の上部の余剰部分は折返し案内板87によつて左
方に折り返えされながら受皿78によつて右方に
移送され、ヒートシール部材80,81に対応し
た箇所で停止し、この状態でシリンダ88の動作
により脱気部材89が下降して袋2C内の脱気が
行われるとともに、シリンダ82,83の動作に
より袋2Cの前方余剰部分が挾着爪86によつて
挾着され、かつ捻回され、その後シリンダ79の
動作によりヒートシール部材80,81により前
部ヒートシール部90が形成されて三方シール状
態の製品が得られる。そして、コンベア74の動
作によつて受皿78がターンすることによつて製
品は搬出される。
次に上記構成からなる本実施例の作用を説明す
る。
先ず、ロール3から帯状フイルム2を引き出し
てこれをガイドロール14及びテンシヨンロール
15を通過させた後折曲部材6の後面から両側の
テーパ面7に沿つて二つ折り状態にして前方の送
りローラ13間に導き、さらに受台37上におい
て左右一対の開口案内板17の両外側面に沿わせ
てから送りローラ30間に挾着させさらに上部シ
ール装置20を経て送りローラ31間に挾着させ
た状態にセツトする。
ここで、装置を駆動すると、モータ32はフイ
ルムに等間隔で印刷した着色部等を図示しないセ
ンサで検知することによつて、二つ折り帯状フイ
ルム2Aを送りローラ13,30,31によつて
1個の袋2Cの長さ寸法に対応した長さの送りピ
ツチで間欠的に駆動し、またモータ75はフイル
ム移送経路上の受皿78が前部シール装置73に
対応した位置まで移送する送りピツチで図示しな
いリミツトスイツチの検知で間欠的に駆動するよ
うに構成している。
そして、送りローラ13,30,31の回転に
よつて、ロール3から帯状フイルム2が所定長さ
ずつ間欠的に引き出され、折曲部材6によつて二
つ折りされ、二つ折り帯状フイルム2Aは送りロ
ーラ13と送りローラ30との間で左右一対の開
放案内板17に沿つて上部に開放部18が形成さ
れて停止する。この状態で開放部18から二つ折
り帯状フイルム2A内に、受台37に印された図
示しない目印に合わせてエノキ茸等の包装体19
を人手操作によつて挿入する。
次に、二つ折り帯状フイルム2Aは送りローラ
13,30,31によつて間欠的に進行し、包装
体19が受台37上を滑動して上板22に装着さ
れた上部シール装置20に対応した状態でフイル
ム進行は停止する。ここで、シリンダ24が動作
することによつて、ヒートシール部材23A及び
挾圧部材25Aはコイルスプリング27の付勢に
抗してヒートシール部材23及び挾圧部材25に
向つて進出し、包装体19上部の二つ折り帯状フ
イルム2A開放縁は挾圧部材25,25Aにより
挾着した状態でヒートシール部材23,23Aに
よりヒートシールされて上部ヒートシール部61
が形成される。この場合当接板28は挾圧部材2
5側に当接して板バネ29が圧縮される。そして
シリンダ24のピストン縮小に伴いヒートシール
部材23A及び挾圧部材25Aはコイルスプリン
グ27の復元力で後退し、かつ当接板28は板バ
ネ29の復元力で瞬時に突出してフイルム2Aを
ヒートシール部材23Aから離脱させる。
次に、フイルムの間欠進行によつて包装体19
が収容され、かつ上部ヒートシール部61が形成
された二つ折り帯状フイルム2Aの前端が上板2
2及び送りローラ31から突出した状態に達した
ときフイルム進行は停止する。ここで、シリンダ
68が動作して可動子69を介し摺動体65がバ
ランスウエート72の荷重に抗しながらガイドレ
ール64に沿つて後方へ移動すると共に、シリン
ダ66の動作により挾着部材67が閉塞して前記
二つ折り帯状フイルム2Aの前端を挾着する。次
いでフイルム進行が開始され、かつシリンダ68
の流体が抜かれて二つ折り帯状フイルム2Aの前
端は挾着部材67に挾着された状態でバランスウ
エート72の荷重によつてワイヤ70及び摺動体
65を介し前方へ引つ張られる。その後フイルム
進行が停止すると引き出された二つ折り帯状フイ
ルム2Aにはバランスウエート72による引張力
によつて緊張状態に保持される。
次に後部シール・切断装置38のシリンダ4
0,41が動作すると、コイルスプリング60の
付勢に抗し左右一対の移動体43,44がガイド
レール42に沿つて中央側に押動して、包装体1
9後端に近接した二つ折り帯状フイルム2Aを縦
方向に挾着しシールする。この場合、左右一対の
挾圧部47,47Aによつてフイルム2Aを挾着
すると共に、この挾着箇所の前側をヒートシール
部49,49Aによつてヒートシールして二つ折
り帯状フイルム2Aの後部ヒートシール部62を
形成し、さらにコイルスプリング51の付勢に抗
してカツタ46を押動することによつてカツタ4
6は前記挾着部分と後部ヒートシール部62間に
てフイルム2Aを切断し差込溝59に挿入され
る。また当接板55は板バネ54を圧縮しながら
挾圧部47A側に当接する。シリンダ40,41
のピストンの縮小に伴い左右一対の移動体43,
44及びカツタ46がコイルスプリング51,6
0の復元力で復帰し、かつ当接板55が板バネ5
4の復元力で復帰するためフイルム2Aは瞬時に
ヒートシール部49から離脱する。そしてフイル
ム2Aの切断に伴い、2方シールにより製袋され
た包装体19を収容する袋2Cはさらにバランス
ウエート72の引つ張り荷重によつて挾着部材6
7で挾着した状態で、所定箇所すなわち受皿78
上に載置する位置まで移送され、次いで挾着部材
67は開放される。
次に、フイルム進行が停止した状態においてモ
ータ75が動作してコンベア74が駆動され、か
つシリンダ87Aが動作して折り返し案内板87
を介し袋2Cの上部余剰部分が折り返されると共
に、包装体19を収容した袋2Cが載置する受皿
78は前部シール装置73と対応した位置まで移
送されて停止する。この状態でシリンダ88の動
作により脱気部材89が下降して袋2C内の脱気
が行われた後シリンダ82,83の動作によつて
袋2Cの前部余剰部分2Dが挾着爪86により挾
着されて捻回される。この場合、挾着爪86によ
つて挾まれて食み出た余剰部分2Dのうち袋口食
み出し部分2Eは袋口巻込規制部99の外側面に
当接して挾着爪86の先部に巻き込むことが予防
される。その後シリンダ79の動作によりヒート
シール部材80が下降して前部ヒートシール部9
0が形成されて製品が得られる。この製品はコン
ベア74の駆動に伴い受皿78が下方へターンす
る際に自動的に搬出される。
上記のように本実施例においては挾圧部材であ
る挾着爪86の先部外面に袋口巻込規制部99を
設けているため、袋口である前部余剰部分2Dを
挾着爪86によつて挾着して回転した場合、その
挾着爪86から食み出した袋口食み出し部分2E
が袋口巻込規制部99の外側面に当接して挾着爪
86の先部に巻き込むことを予防することができ
るため、挾着爪86の開放時に袋口食み出し部分
2Eが引つ掛つて損傷することが予防される。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく本考案の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。例えば包装体の種類およびフ
イルムの材質は適宜選定すればよく、また、挾圧
部材の形状および回転、開閉構造は適宜選定すれ
ばよい。また、巻込規制部は第13図、第14図
のように少なくとも挾圧部材の先部の回転方向側
に設ければよく、その形状、寸法、材質は適宜選
定すればよい。
例えば第13図のように肉厚な巻込規制部を挾
圧部材の回転方向側に設けてもよく、第14図の
ようにフランジ状の巻込規制部を設けるようにし
てもよい。また、包装装置は実公昭56−10643号
公報等で知られるように市販の袋を用いて包装す
る各種タイプのものにも適用できる。
[考案の効果] 本考案は挾圧部材の先部の少なくとも捻回方向
側に袋口巻込規制部を設けてなり、袋口食み出し
部分が挾圧部材に巻き込むことを予防できるよう
にした包装装置における袋口捻回装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本考案の実施例を示し、
第1図は袋口捻回状態を示す斜視図、第2図は第
1図のA−A線断面図、第3図は捻回装置の断面
図、第4図A乃至Fは包装工程を示す概略説明
図、第5図は全体縦断面図、第6図は全体平面
図、第7図は折込装置及び開放装置を示す斜視
図、第8図は上部シール装置を示す斜視図、第9
図は後部シール・切断装置を示す斜視図、第10
図は後部シール・切断装置の断面図、第11図は
引張装置を示す斜視図、第12図はフイルム折
込、脱気及び捻回シール装置を示す斜視図、第1
3図、第14図は他の実施例を示す斜視図、第1
5図、第16図は従来例を示し、第15図は斜視
図、第16図は断面図である。 2C……袋、2D……前部余剰部分(袋口)、
2E……袋口食み出し部分、99……袋口巻込規
制部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受皿に載置され、包装体が収容された袋の口部
    を対をなす挾圧部材により挾着して捻回するよう
    にしたものにおいて、前記挾圧部材の先部の少な
    くとも捻回方向側に袋口巻込規制部を設けたこと
    を特徴とする包装装置における袋口捻回装置。
JP7211288U 1988-05-31 1988-05-31 Expired - Lifetime JPH0518249Y2 (ja)

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