JPH04239426A - 包装機等のフィルム供給装置 - Google Patents

包装機等のフィルム供給装置

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Publication number
JPH04239426A
JPH04239426A JP40956790A JP40956790A JPH04239426A JP H04239426 A JPH04239426 A JP H04239426A JP 40956790 A JP40956790 A JP 40956790A JP 40956790 A JP40956790 A JP 40956790A JP H04239426 A JPH04239426 A JP H04239426A
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JP
Japan
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film
roll
tension
heat
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP40956790A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kawakami
勉 川上
Tokuo Sasaoka
笹岡 徳夫
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は包装機等のフィルム供給
装置に係わり、特にロール状に巻かれたフィルムを包装
機等に供給する包装機等のフィルム供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置として、例えば包装
機にフィルムを供給するものとしては図20に示すよう
に、フィルムAのロールBを回動自在に設け、このロー
ルBからフィルムAを包装体の寸法に対応して間欠的に
引き出す引込み装置Cを設け、この引込み装置Cにより
引き出されたフィルムBに張りを与えるテンションロー
ルDを設け、前記ロールBの空転を防止する帯ブレーキ
Eを該ロールBに掛装し、前記帯ブレーキEの一端に設
けた重りFにより該帯ブレーキEをロールBの外周に圧
接し前記引込み装置Cの間欠駆動にともなう停止時のロ
ールBの空転及びこの空転によるフィルムAの弛みを防
止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は引込み装置Cの停止により空転しようとするロールB
を、帯ブレーキEの制動によって防止するものであるが
、重りFの作用により帯ブレーキEはロールBの外周に
常時圧接するものであるため、引込み装置Cによるフィ
ルムAの引出し速度に対してロールBの回動が不安定に
なり易く、したがって引込み装置Cに送られるフィルム
Aを一定の張った状態に保つことができず、フィルムA
が弛んでこの後の包装工程に支障をきたすという問題が
あった。さらにロールBからフィルムAを供給するもの
にあっては、フィルムAの供給の進行にともなって該ロ
ールBの径が縮小し、帯ブレーキEとロールBとの圧接
部分が減少して該ロールBへの制動力が弱まり図21に
示すように引込み装置Cの停止後ロールBが空転してフ
ィルムAに弛みが生じ、フィルムAの円滑な送りに支障
をきたすという問題があった。
【0004】そこで本発明はフィルムの弛みを防止し一
定に張った状態でフィルムを供給することのできる包装
機等のフィルム供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は機台に回動自在
に設けたフィルムのロールと、このロールからフィルム
を間欠的に引き出す引込み手段と、前記ロールと引込み
装置との間に位置し前記引き出されたフィルムの上面に
当接して該フィルムを張った状態に保つ昇降可能なテン
ションローラとを備えた包装機等のフィルム供給装置に
おいて、一端を機台側に固定した帯体を前記ロール上部
外周に掛装し、かつ前記帯体の他端側を挟着して引き下
げる制動手段を設け、前記テンションロールの所定降下
位置を検知する検知手段を設け、前記制動装置は前記引
込み手段の駆動と同時に前記挟着を解除するとともに前
記検知手段からの検知により前記帯体を挟着して引き下
げ前記ロールの回転を停止するようにしたものである。
【0006】
【作用】上記構成によって、引込み装置より引き出され
るフィルムはテンションロールにより一定の張った状態
で送られ、かつ、間欠駆動する引込み手段の停止時には
、テンションロールがフィルムに一定の張りを与えなが
ら降下するとともに所定降下位置まで降下すると検知手
段が検知し、この検知により制動手段が作動してロール
の回転を停止しフィルムに一定の張りが保たれる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0008】図1乃至図19において、1は機台であり
、この機台1の後端上部には透明ポリエチレンやビニー
ル等のヒートシール可能な帯状フィルム2のロール3が
支持板1Aを介して回動可能に設けられるとともに前記
ロール3の回転を停止する制動装置4が設けられている
。5は前記ロール3の前方に設けられた帯状フィルム2
の二つ折り装置であり、これは平面形状が三角形をなす
折曲部材6を支持板4Aを介し前側に進むにしたがい下
方へ傾斜する前傾状態に装架して構成されている。この
折曲部材6は両側面に上側に進むにしたがい内方へ傾斜
するテーパ面7を形成し、前端には側面形状がV字状を
なす先鋭部8を形成している。また折曲部材6は後端側
が長孔9及び緩締可能な固定部材10を介し高さ調節可
能に支持され、かつ前側上面が軸支部11を介し揺動可
能なリンクアーム12により枢着状態に接続され、後端
側の高さを調節することにより折曲部材6の傾斜角度を
選定でき、これによって、二つ折りの帯状フィルム2A
の上下方向の位置関係を任意に設定できるように構成さ
れている。また折曲部材6の前端に硬質弾性材料からな
る左右一対の送りローラ13が当接状態で縦設されてい
る。そして、後述する手段によりロール3から連続して
引き出された帯状フィルム2が複数のガイドロール14
及びテンションロール15を介し前記二つ折り装置5に
導かれて折曲部材6の両側テーパ面7に沿って二つ折り
に形成され、このようにして折曲された二つ折り帯状フ
ィルム2Aは前記送りローラ13の回転によって次工程
に案内される。また、前記テンションロール15は左右
一対の腕部15Aの一端側にロール本体15Bが回動自
在に設けられ、その腕部15Aの他端が機台1に枢着さ
れ、この枢支部を中心として自重により回動し前記フィ
ルム2に張力を与える。
【0009】16は前記二つ折り装置5の前方に設けら
れた開放装置であり、これは所定間隔を置いて左右に平
行に対設された断面L字形状の開放案内板17から構成
されている。そして、前記送りローラ13により案内さ
れた二つ折り帯状フィルム2Aの両側のフィルム2Bが
それぞれ前記開放案内板17の外面に沿って送られるこ
とによって左右の開放案内板17の間隔で開放部18が
形成される。 この開放状態において二つ折り帯状フィルム2A内に開
放部18から例えばエノキ茸などからなる包装体19が
人手により挿入される。
【0010】20は前記開放装置16の前方に水平に設
けられた上部シール装置であり、これは機台1の上方に
支持部材21を介し上板22が水平に装架され、この上
板22の下面に製品に対応した所定長さを有する対をな
すヒートシール部材23, 23Aが設けられている。 この場合、一方のヒートシール部材23は上板22に固
定され他方のヒートシール部材23Aはシリンダ24に
よってヒートシール部材23に対し進退可能に設けられ
ている。また、ヒートシール部材23, 23Aには対
をなす挟圧部材25, 25Aが一体的に設けられてい
るとともに、前記ヒートシール部材23Aにはガイド杆
26が設けられ、このガイド杆26にコイルスプリング
27が巻装されている。またヒートシール部材23Aに
は当接板28が板バネ29を介し設けられている。そし
て、二つ折り帯状フィルム2Aの包装体19が収容され
た箇所の上縁が前記ヒートシール部材23, 23A間
に位置した状態でシリンダ24が動作し、これによって
ヒートシール部材23Aはコイルスプリング27を圧縮
しながら前進して弾発的にヒートシール部材23に押し
付けられ、二つ折り帯状フィルム2Aの上端縁が対をな
す挟圧部材25,25Aにより弾発的に挟み付けられた
状態でヒートシールされる。この場合、当接板28はヒ
ートシール部材23側に当接して板バネ29が圧縮され
る。このため、ヒートシール部材23Aの後退により当
接板28は復元して前進し、フィルム2Aを瞬時にヒー
トシール部材23Aから離脱させるようにしている。
【0011】30, 31は前記上板22の下面前後端
にそれぞれ設けられた弾性材料からなる対をなす送りロ
ーラであり、ロール3から引き出され二つ折りされた二
つ折り帯状フィルム2Aを挟圧状態で直線方向に送るよ
うにしている。そして、前記送りローラ13及び送りロ
ーラ30はモータ32にチェーン33及びスプロケット
34を介し連結して駆動され、前記送りローラ31は送
りローラ30とベルト35及びプーリ36を介し連結さ
れて従動されそれぞれ同期状態で回転するようにしてい
る。なお、前記送りローラ13, 30・モータ32・
チェーン33及びスプロケット34により引込み装置3
2Aが構成される。
【0012】37は機台1の上部に、前記開放装置16
及び上部シール装置20を経て上板22の前端位置まで
フィルム進行経路に沿って配設された断面形状が略U字
状の受台であり、二つ折り帯状フィルム2A内に収容さ
れた包装体19はフィルムの進行に伴い前記受台37上
を滑動する。
【0013】38は前記受台37及び上板22の前端の
前方に設けられた後部シール・切断装置であり、これは
フィルム進行方向と直交する方向の機台1左右端に受板
39を立設すると共に、各受板39の内方にはシリンダ
40, 41が水平に装着され、かつ左右受板39間の
上部の前後側及び下部の前側にそれぞれガイドレール4
2が架設されている。 また前記ガイドレール42には対をなす移動体43, 
44が摺動可能に設けられている。
【0014】一方の移動体43にはレール部45を介し
カッタ46が進退可能に装着され、かつ移動体43の内
面の後部側には挟圧部47が設けられ、移動体43の中
央部にはカッタ46の出入部48が設けられ、移動体4
3の前部側にはヒートシール部49がそれぞれ設けられ
ている。また前記カッタ46の外面には上下一対のガイ
ド杆50が突設され、このガイド杆50にはコイルスプ
リング51が巻装され、かつ前記シリンダ40に対向し
て押動体52の上下端がそのガイド杆50に摺動可能に
嵌装され、ガイド杆50の端部に固定された係止部材5
3により押動体52が抜止されている。また移動体43
の前面には板バネ54を介し当接板55が設けられてい
ると共に、冷却水の循環路56が形成され、この循環路
56には給水パイプ57から図示しないポンプにより冷
却水が供給されて循環路56内を循環した後排水パイプ
58から排出されるようにしている。
【0015】また前記一方の移動体43と対をなして対
向配設される他方の移動体44はシリンダ41に取り付
けられ、その内面の後部側には前記挟圧部47と対向す
る挟圧部47Aが設けられ、中央部にはカッタ46の差
込溝59が設けられ、前部側には前記ヒートシール部4
9と対向して配設されるヒートシール部49Aがそれぞ
れ設けられ、かつ前記上下のガイドレール42には移動
体43, 44間に位置して前記コイルスプリング51
より付勢力の弱いコイルスプリング60が巻装されてい
る。
【0016】そして、後述する手段により二つ折り帯状
フィルム2Aが受台37の前端からさらに所定長さ前進
し、上部ヒートシール部61の後端が前記後部シール・
切断装置38と対応する状態に達した状態でシリンダ4
0, 41が作動する。これにより一方のシリンダ40
のピストンは押動体52を押動させ、押動体52はコイ
ルスプリング51,60を介し弾発的に移動体43を中
央側すなわち二つ折り帯状フィルム2Aの一側面に向か
って移動させ、他方のシリンダ41のピストンはコイル
スプリング60を介し弾発的に移動体44を中央側すな
わちフィルム2Aの他側面に向かって移動させる。これ
により双方移動体43, 44は当接してカッタ46の
後部側位置で対をなす挟圧部47, 47Aにより挟着
された状態においてカッタ46の前部側がヒートシール
部49, 49Aによってヒートシールされて後部ヒー
トシール部62が形成され、直ちにカッタ46がコイル
スプリング51の付勢に抗して前進し差込溝59に差込
まれて後部ヒートシール部62の後部から切断され、こ
のようにして包装体19が収容された状態で製袋される
。この場合、当接板55は板バネ54を圧縮した状態で
移動体44内面に当接している。その後シリンダ40,
 41のピストンの後退によって、コイルスプリング5
1, 60の復元力により移動体43, 44及びカッ
タ46は復帰すると共に、板バネ54の復元力で当接板
55が前進してフィルム2Aは瞬時にヒートシール部4
9から離脱する。また移動体43には冷却水が循環して
いるためヒートシール部49が異常加熱されることを予
防することができ、この結果フィルム2Aの溶けを未然
に防ぐことができ、良好なシールを行うことができる。 また、フィルム2Aの切断とヒートシールは同時でもよ
く、あるいは切断又はヒートシールのいずれかを先行さ
せてもよく、これは任意に選定すればよい。
【0017】63は二つ折り帯状フィルム2Aの引張装
置であり、これは機台1の前端に支持板4Bが立設され
、この支持板4Bと前記上板22間に左右一対のガイド
レール64がフィルム進行方向に沿って装架され、この
ガイドレール64に摺動体65に摺動可能に設けられて
いる。また、その摺動体65の後側にはシリンダ66の
動作によって枢支部67Aを介し開閉する対をなす挟着
部材67が設けられている。また前記上板22上にはフ
ィルム進行方向に沿って摺動体65を移動する手段たる
シリンダ68が設けられ、そのピストンに可動子69が
連結され、この可動子69が前記左側のガイドレール6
4に摺動可能に設けられている。また、前記摺動体65
にはワイヤ70の一端が固定され、かつワイヤ70は機
台1前端に設けたプーリ71に案内されて機台1の前端
下方に垂下され、その端部にバランスウエート72が設
けられている。
【0018】そして、送りローラ13, 30, 31
によって二つ折り帯状フィルム2Aの前端が受台37の
前端から突出した位置まで送られた状態において、フィ
ルムの送りを停止し、シリンダ68の作動によってピス
トンが縮小し、これにより挟着部材67を有する摺動体
65は可動子69に押動されてバランスウエート72の
引張力に抗して後方へ移動し、左右一対の挟着部材67
が開放状態で前記二つ折り帯状フィルム2A端の左右側
面に位置する。ここで、シリンダ66によって挟着部材
67を閉塞してフィルム2Aを挟着し、かつフィルムの
送りを開始すると共に、シリンダ68内の流体を抜くこ
とによって摺動体65はバランスウエート72による引
張力でワイヤ70を介し前方に移動し、包装体19が所
定位置すなわち後部ヒートシール部62の近接箇所に達
した状態でフィルムの送りを停止させる。このようにし
て二つ折り帯状フィルム2Aがバランスウエート72の
引張力で引っ張られて緊張した状態において後部シール
・切断装置38の動作を行う。そして引き出し案内され
た二つ折り帯状フィルム2Aの後部ヒートシールとフィ
ルム切断が行われると、製袋された袋2Cは二つ折り帯
状フィルム2Aから切り離され、バランスウエート72
の引張力による摺動体65の移動に伴いさらに前方へ移
動する。この場合袋2Cの下部には後述する受皿があり
、この受皿上に袋2Cが載置される。
【0019】73は例えば実開昭59−35307号公
報, 実開昭59−35308号公報等で出願人が提案
しているものを一部を用いて構成した袋の端部の捻回及
び前部シール装置であり、これは前記袋2Cの移送箇所
に対応して設けられ、フィルム進行方向と直交方向に循
回するエンドレスのコンベア74を有している。このコ
ンベア74、モータ75によって駆動するスプロケット
76と従動側のスプロケット77間に前後一対のエンド
レスのチェーンベルト77Aが掛装されており、このチ
ェーンベルト77Aには等間隔で複数の移送部材である
受皿78が装着されている。また受皿78の右方移送端
の前方位置にはシリンダ79を有するヒートシール部材
80とヒートシール部材81とが上下に対をなして設け
られ、さらにその前方にはシリンダ82による開閉動作
とシリンダ83により昇降するラック84とピニオン8
5による回転動作を行う複数の挟着爪86が設けられて
いる。また、フィルム進行路の受皿78上部に対応して
左右一対の折返し案内板87が水平に配設され左方の折
返し案内板87はシリンダ87Aによって左右方向移動
するようにしている。また受皿78の右方移送端の上方
位置にはシリンダ88により昇降するスポンジ等からな
る脱気部材89が設けられている。
【0020】そして、包装体19を収容した袋2Cが受
皿78上に案内されたその端部の挟着が開放された後前
記コンベア74が駆動され、右方へ送られるとともに、
シリンダ87Aの動作によって左方の折返し案内板87
が移動する。これによって袋2Cの上部の余剰部分は折
返し案内板87によって左方に折返されながら受皿78
によって右方に移送され、ヒートシール部材80, 8
1に対応した箇所で停止し、この状態でシリンダ88の
動作により脱気部材89が下降して袋2C内の脱気が行
われるとともに、シリンダ82, 83の動作により袋
2Cの前方余剰部分が挟着爪86によって挟着され、か
つ捻回され、その後シリンダ79の動作によりヒートシ
ール部材80, 81により前部ヒートシール部90が
形成されて三方シール状態の製品が得られるように構成
している。
【0021】前記制動装置4は前記ロール3に掛装され
る帯体91と、この帯体91を挟着する一対の第1及び
第2の挟着部材92, 93と、この挟着部材92, 
93を作動するシリンダ94とを有し、前記ロール3の
下部側に一端を取り付けた前記帯体91がロール3の上
部外周に掛装されて後方に垂下され、この垂下位置の途
中には平面コ字枠状の前記第1の挟着部材92が前記支
持板1Aに枢支部92Aを介して設けられ、第1の挟着
部材92はその先端側に連結されたコイルスプリング9
5により上方に回動付勢されるとともに支持板1Aに突
設されたストッパ96により廻り止めされている。また
、第1の挟着部材92の両側部中央に設けた枢支部93
Aを介して前記第2の挟着部材93が取り付けられ、こ
の第2の挟着部材には連結部材97を介して前記シリン
ダ94のピストン94Aが連結され、シリンダ94の作
動により両挟着部材92, 93は前記帯体91の挟着
引下げ動作及びこの解除を行う。さらに前記シリンダ9
4は前記引込み装置32Aのモータ32の始動に応動し
てピストン94Aが伸張する。また、前記テンションロ
ール15の一側腕部15Aには前記機台1の下部に設け
られたリミットスイッチ98に係合する作動片99が設
けられ、そのリミットスイッチ98のオン動作により前
記ピストン94Aが縮小する。
【0022】そしてピストン94Aの伸張状態からピス
トン94Aを縮小すると、図5に示す第2の挟着部材9
3が枢支部93Aを中心として反時計廻り方向に角度回
転し第1の挟着部材92との間に帯体91を挟着し、さ
らにこの挟着した状態で両挟着部材92, 93がスプ
リング95の付勢に抗して枢支部92Aを中心として回
転するとともに帯体91を下方に引き下げこの帯体91
がロール3の外周に圧接する。
【0023】次に上記構成からなる本実施例の作用を説
明する。
【0024】先ず、ロール3から帯状フィルム2を引き
出してこれをガイドロール14及びテンションロール1
5を通過させた後折曲部材6の後面から両側のテーパ面
7に沿って二つ折り状態にして前方の送りローラ13間
に導き、さらに受台37上において左右一対の開放案内
板17の両外側面に沿わせてから送りローラ30間に挟
着させさらに上部シール装置20を経て送りローラ31
間に挟着させた状態にセットする。
【0025】ここで、装置を駆動すると、引込み装置3
2Aのモータ32はフィルムに等間隔で印刷した着色部
等を図示しないセンサで検知することによって、二つ折
り帯状フィルム2Aを送りローラ13, 30, 31
によって1個の袋2Cの長さ寸法に対応した長さの送り
ピッチで間欠的に駆動し、またモータ75はフィルム移
送経路上の受皿78が前部シール装置73に対応した位
置まで移送する送りピッチで図示しないリミットスイッ
チの検知で間欠的に駆動するように構成している。
【0026】そして、送りローラ13, 30, 31
の回転によって、ロール3から帯状フィルム2が所定長
さずつ間欠的に引き出され、折曲部材6によって二つ折
りされ、二つ折り帯状フィルム2Aは送りローラ13と
送りローラ30との間で左右一対の開放案内板17に沿
って上部に開放部18が形成されて停止する。この状態
で開放部18から二つ折り帯状フィルム2A内に、受台
37に印された図示しない目印に合わせてエノキ茸等の
包装体19を人手操作によって挿入する。
【0027】次に、二つ折り帯状フィルム2Aは送りロ
ーラ13, 30, 31によって間欠的に進行し、包
装体19が受台37上を滑動して上板22に装着された
上部シール装置20に対応した状態でフィルム進行は停
止する。ここで、シリンダ24が動作することによって
、ヒートシール部材23A及び挟圧部材25Aはコイル
スプリング27の付勢に抗してヒートシール部材23及
び挟圧部材25に向かって進出し、包装体19上部の二
つ折り帯状フィルム2A開放縁は挟圧部材25, 25
Aにより挟着した状態でヒートシール部材23, 23
Aによりヒートシールされて上部ヒートシール部61が
形成される。この場合当接板28は挟圧部材25側に当
接して板バネ29が圧縮される。そしてシリンダ24の
ピストン縮小に伴いヒートシール部材23A及び挟圧部
材25Aはコイルスプリング27の復元力で後退し、か
つ当接板28は板バネ29の復元力で瞬時に突出してフ
ィルム2Aをヒートシール部材23Aから離脱させる。
【0028】次に、フィルムの間欠進行によって包装体
19が収容され、かつ上部ヒートシール部61が形成さ
れた二つ折り帯状フィルム2Aをの前端が上板22及び
送りローラ31から突出した状態に達したときフィルム
進行は停止する。ここで、シリンダ68が動作して可動
子69を介し摺動体65がバランスウエート72の荷重
に抗しながらガイドレール64に沿って後方へ移動する
と共に、シリンダ66の動作により挟着部材67が閉塞
して前記二つ折り帯状フィルム2Aの前端を挟着する。 次いでフィルム進行が開始され、かつシリンダ68の流
体が抜かれて二つ折り帯状フィルム2Aの前端は挟着部
材67に挟着された状態でバランスウエート72の荷重
によってワイヤ70及び摺動体65を介し前方へ引っ張
られる。その後フィルム進行が停止すると引き出された
二つ折り帯状フィルム2Aにはバランスウエート72に
よる引張力によって緊張状態に保持される。
【0029】次に後部シール・切断装置38のシリンダ
40, 41が動作すると、コイルスプリング60の付
勢に抗し左右一対の移動体43, 44がガイドレール
42に沿って中央側に押動して、包装体19後端に近接
した二つ折り帯状フィルム2Aを縦方向に挟着しシール
する。この場合、左右一対の挟圧部47, 47Aによ
ってフィルム2Aを挟着すると共に、この挟着箇所の前
側をヒートシール部49, 49Aによってヒートシー
ルして二つ折り帯状フィルム2Aの後部ヒートシール部
62を形成し、さらにコイルスプリング51の付勢に抗
してカッタ46を押動することによってカッタ46は前
記挟着部分と後部ヒートシール部62間にてフィルム2
Aを切断し差込溝59に挿入される。また当接板55は
板バネ54を圧縮しながら挟圧部47A側に当接する。 シリンダ40, 41のピストンの縮小に伴い左右一対
の移動体43, 44及びカッタ46がコイルスプリン
グ51, 60の復元力で復帰し、かつ当接板55が板
バネ54の復元力で復帰するためフィルム2Aは瞬時に
ヒートシール部49から離脱する。そしてフィルム2A
の切断に伴い、2方シールにより製袋された包装体19
を収容する袋2Cはさらにバランスウエート72の引っ
張り荷重によって挟着部材67で挟着した状態で、所定
箇所すなわち受皿78上に載置する位置まで移送され、
次いで挟着部材67は開放される。
【0030】次に、フィルム進行が停止した状態におい
てモータ75が動作してコンベア74が駆動され、かつ
シリンダ87Aが動作して折り返し案内板87を介し袋
2Cの上部余剰部分が折り返されると共に、包装体19
を収容した袋2Cが載置する受皿78は前部シール装置
73と対応した位置まで移送されて停止する。この状態
でシリンダ88の動作により脱気部材89が下降して袋
2C内の脱気が行われた後シリンダ82,83の動作に
よって袋2Cの前部余剰部分2Dが挾着爪86により挾
着されて捻回され、その後シリンダ79の動作によりヒ
ートシール部材80が下降して前部ヒートシール部90
が形成されて製品が得られる。この製品はコンベア74
の駆動に伴い受皿78が下方へターンする際に自動的に
排出される。
【0031】上記実施例において、図3乃至図5に従っ
て制動装置4及びテンションローラ15の動作について
説明すると、帯体91を挾着部材92, 93により挾
着引下げした状態から間欠駆動する引込み装置32Aの
モータ32が始動すると同時に図3に示すようにシリン
ダ94のピストン94Aが伸張しロール3への帯体91
の圧接が解除され、かつモータ32駆動の送りローラ1
3, 30, 31によりフィルム2が一定の引込み速
度Vで送られる。この場合、ローラ3は摩擦抵抗の少な
い軸受等を用いて回動自在に設けられたものであるが、
停止した状態から前記引込み速度Vに対応した回動速度
に達するまでにタイムラグを生ずるため、この間テンシ
ョンアーム15が図中反時計方向に回転しフィルム2が
送られ、かつテンションアーム15の自重によりフィル
ム2に一定の張りを与える。さらにこの状態でフィルム
2を袋2Cの長さ寸法に対応した長さ分送ると、モータ
32が停止し送り速度Vが零になり図4に示すようにテ
ンションアーム15がフィルム2に一定張りを与えなが
ら時計方向廻りに回転し、図5に示すように作動片99
がリミットスイッチ98に係合してシリンダ94をオン
作動しピストン94Aを縮小し、帯体91をロール3の
外周に圧接しこのロール3回転を停止する。そして間欠
駆動するモータ32の始動により再度ピストン94Aは
縮小, 停止後テンションロール15の回転によるリミ
ットスイッチ98のオン作動により縮小と同工程を繰り
返しフィルム2に常時一定の張りを与える。
【0032】このように上記実施例においては、支持板
1Aに回動自在に設けたフィルム2のロール3と、ロー
ル3からフィルム2を間欠的に引き出す引込み装置32
Aと、ロール3と引込み装置32Aとの間に位置して引
き出されたフィルム2の上面に当接してフィルム2を張
った状態に保つ昇降可能なテンションローラ15とを備
え、一端を支持板1A側に固定した帯体92をロール3
の外周上部に掛装し、かつ帯体92の他端側を挾着して
引き下げる制動装置4を設け、テンションロール15の
所定降下位置を検知する検知手段たるリミットスイッチ
98を設け、制動装置4は引込み装置32Aの駆動と同
時に前記挾着を解除するとともにリミットスイッチ98
の前記検知により帯体91を挾着して引き下げロール3
の回転を停止するものであるから、引込み装置32Aの
始動と同時に制動装置4から帯体91が外れて該帯体4
の圧接による制動からロール3が解除され、このロール
3から引き出されたフィルム4がテンションロール15
の自重を受け一定に張られた状態で送られ、さらに引込
み装置32Aの停止後はテンションロール15の降下に
よりロール3の空転にかかわらずフィルム2は一定に張
られた状態に保たれ、この一定に張られた状態でリミッ
トスイッチ98が制動装置4をオン作動して帯体91が
ロール3に圧接し該ロール3の回転を停止し、引込み装
置32Aの間欠駆動に係わらずフィルム2を常時一定の
張りを持った状態に保つことができる。 このため、その後のフィルム2の包装工程を良好に行う
ことができる。
【0033】さらに、ロール3の空転を停止するのにロ
ール3に掛装した帯体91の一端を挾着かつ引き下げて
行うものであるから、ロール3の径つまりロール3のフ
ィルム2の残量に係わらず確実なロール3の停止を行う
ことができ、引込み装置32Aに安定したフィルム3の
供給を行うことができる。
【0034】また、角度回転するテンションロール15
はその作動片99によりリミットスイッチ98をオン作
動してロール3の回転を停止し、モータ32の停止時は
該作動片99がリミットスイッチ98に係合する一定位
置において常時停止するものであるから、モータ32の
始動時には引込み速度Vに対するロール3の回転速度の
遅れ分をテンションロール15の上昇によって引込み装
置32Aへと円滑かつ一定の張りを保ってフィルム2を
供給することができる。
【0035】なお本発明は、上記実施例に限定されるも
のではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えばフィルム及び帯体の材質は適宜
選定すればよい。また制動装置及び引込み装置の構造は
適宜選定すればよい。さらに、実施例においては検知手
段としてリミットスイッチを設けたものを示したがこれ
に限らず光センサ、光電管スイッチ等各種のものが適用
可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明は機台に回動自在に設けたフィル
ムのロールと、このロールからフィルムを間欠的に引き
出す引込み手段と、前記ロールと引込み装置との間に位
置し前記引き出されたフィルムの上面に当接して該フィ
ルムを張った状態に保つ昇降可能なテンションローラと
を備えた包装機等のフィルム供給装置において、一端を
機台側に固定した帯体を前記ロール上部外周に掛装し、
かつ前記帯体の他端側を挟着して引き下げる制動手段を
設け、前記テンションロールの所定降下位置を検知する
検知手段を設け、前記制動装置は前記引込み手段の駆動
と同時に前記挟着を解除するとともに前記検知手段から
の検知により前記帯体を挟着して引き下げ前記ロールの
回転を停止するようにしたものであり、フィルムの弛み
を防止し一定に張った状態でフィルムを供給することの
できる包装機等のフィルム供給装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す全体縦断面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す全体平面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す包装工程の概略説明図
である。
【図9】本発明の一実施例を示す包装工程の概略説明図
である。
【図10】本発明の一実施例を示す包装工程の概略説明
図である。
【図11】本発明の一実施例を示す包装工程の概略説明
図である。
【図12】本発明の一実施例を示す包装工程の概略説明
図である。
【図13】本発明の一実施例を示す包装工程の概略説明
図である。
【図14】本発明の一実施例を示す前部ヒートシール部
を縦方向シールした場合の製品の正面図である。
【図15】本発明の一実施例を示す上部シール装置の斜
視図である。
【図16】本発明の一実施例を示す後部シート・切断装
置の断面図である。
【図17】本発明の一実施例を示す後部シート・切断装
置の断面図である。
【図18】本発明の一実施例を示す引張装置の斜視図で
ある。
【図19】本発明の一実施例を示すフィルム折込、脱気
及び捻回シール装着の斜視図である。
【図20】従来例を示す概略説明図である。
【図21】従来例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1  機台 1A  支持板(機台) 2  フィルム 3  ロール 4  制動装置(制御手段) 15  テンションロール 32A  引込み装置(引込み手段) 91  帯体 92, 93  挾着部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  機台に回動自在に設けたフィルムのロ
    ールと、このロールからフィルムを間欠的に引き出す引
    込み手段と、前記ロールと引込み装置との間に位置し前
    記引き出されたフィルムの上面に当接して該フィルムを
    張った状態に保つ昇降可能なテンションローラとを備え
    た包装機等のフィルム供給装置において、一端を機台側
    に固定した帯体を前記ロール上部外周に掛装し、かつ前
    記帯体の他端側を挟着して引き下げる制動手段を設け、
    前記テンションロールの所定降下位置を検知する検知手
    段を設け、前記制動装置は前記引込み手段の駆動と同時
    に前記挟着を解除するとともに前記検知手段からの検知
    により前記帯体を挟着して引き下げ前記ロールの回転を
    停止するようにしたことを特徴とする包装機等のフィル
    ム供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016079A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Poly Clip Syst Gmbh & Co Kg フィルム・ストリップからフィルム・チューブを作成する装置
CN102700764A (zh) * 2012-06-23 2012-10-03 常德烟草机械有限责任公司 一种用于薄膜间歇进给的高速放卷装置及控制方法

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