JPH055121Y2 - - Google Patents

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JPH055121Y2
JPH055121Y2 JP1988072114U JP7211488U JPH055121Y2 JP H055121 Y2 JPH055121 Y2 JP H055121Y2 JP 1988072114 U JP1988072114 U JP 1988072114U JP 7211488 U JP7211488 U JP 7211488U JP H055121 Y2 JPH055121 Y2 JP H055121Y2
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film
package
strip
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opening
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はヒートシール可能なフイルム内に包装
体を包装する包装装置に関する。
[従来の技術] 従来、包装体を包装するには、実公昭58−
45204号公報等で提案されているように、ヒート
シール可能なフイルムからなる袋を横向きに吊下
げ支持し、この状態で袋の一側開口部から包装体
を収容し、その後その開口部をヒートシールする
ようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術においては、あらかじめ製袋され
た袋を使用するため、市販の袋を購入しなければ
ならずコスト高である上、袋を吊下げ支持した状
態で開口部を吸着部材などによつて開口させて包
装体を収容しなければならず、このため袋の開口
工程に複雑な装置が必要であるという問題を有し
ていた。
そこで、実公昭52−22525号公報等で提案され
ている二つ折り機構を用いて、帯状フイルムを連
続して引き出しながら二つ折り機構を用いて二つ
折りすると共に二つ折り帯状フイルムの上部を開
放し、この開放部から包装体を収容し、かつ製袋
し密封することが考えられる。
しかし、二つ折り帯状フイルム内に包装体を収
容する場合、包装体の収容位置がばらつくことが
予想され、このばらつきによつてその後のシール
工程において包装体がシール部に喰い込むという
不具合を生じ易い。
そこで、二つ折りした帯状フイルムの上部を開
放し、この開放部内に位置して案内板と保持部と
からなる位置案内部材を設けた包装機が実開昭62
−87001号公報に提案されており、その位置案内
部材を用いて包装体を開放部の所定位置に収納す
ることが考えられる。しかし、この種の包装機で
は、大きさ特に長さ寸法の異なる包装体を包装す
るために縦シール間隔を変更して袋の長さ寸法を
調製する場合があり、開放部内での位置が固定さ
れた前記位置案内部材では、包装体の大きさや縦
シール間隔の変更に対応して開放部の所定位置に
包装体を収納することができないという不具合が
あつた。
そこで本考案は包装体大きさや袋の長さ寸法に
対応して二つ折り帯状フイルム内の所定位置に包
装体を正確に収容することが可能な包装装置を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案はヒートシール可能な帯状フイルムを連
続して前方に引き出しながら二つ折り装置により
帯状フイルムの両端部を二つ折りとし、二つ折り
帯状フイルムの両端部を上方に向けて引き出し案
内すると共に、所定間隔を置いて設けた左右一対
の開放案内板の外面に沿つて二つ折り帯状フイル
ムの両端縁を内側から開いて案内し、それら開放
板案板によつて開放状態に支持した前記二つ折り
帯状フイルム内に前記開放案内板の上方開放部か
ら包装体を収容し、かつ三方のシール装置により
三方シールするようにした包装装置において、前
記開放部内に位置し、前記一対の開放案内板の間
を橋絡して取付片が設けられ、かつこの取付片に
前記包装体の収容位置を定めるための位置案内部
材を、前後に位置調整可能に設けて構成される。
[作用] 上記構成によつて、二つ折り装置により二つ折
りされた二つ折り帯状フイルムが進行する途中に
おいて、そのフイルム進行に伴い二つ折り帯状フ
イルムの両端縁が左右一対の開放案内板の外面に
沿つて内側から開かれ、二つ折り帯状フイルムの
上部が開放された開放部が形成される。そして、
包装体の大きさ及び袋の長さ寸法に対応して位置
案内部材の位置を前後に調整することにより、包
装体はその位置案内部材によつて開放部の所定位
置に正確に収納される。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説
明する。
第1図乃至第9図において、1は機台であり、
この機台1の後端上部には透明ポリエチレンやビ
ニール等のヒートシール可能な帯状フイルム2の
ロール3が支持板4を介して回転可能に設けられ
ている。5は前記ロール3の前方に設けられた帯
状フイルム2の二つ折り装置であり、これは平面
形状が三角形をなす折曲部材6を支持板4Aを介
し前側に進むにしたがい下方へ傾斜する前傾状態
に装架して構成されている。この折曲部材6は両
側面に上側に進むにしたがい内方へ傾斜するテー
パ面7を形成し、前端には側面形状がV字状をな
す先鋭部8を形成している。また折曲部材6は後
端側が長孔9及び緩締可能な固定部材10を介し
高さ調節可能に支持され、かつ前側上面が軸支部
11を介し揺動可能なリンクアーム12により枢
着状態に接続され、後端側の高さを調節すること
により折曲部材6の傾斜角度を選定でき、これに
よつて、二つ折りの帯状フイルム2Aの上下方向
の位置関係を任意に設定できるように構成されて
いる。また折曲部材6の前端に硬質弾性材料から
なる左右一対の送りローラ13が当接状態で縦設
されている。そして、ロール3から連続して引き
出された帯状フイルム2が複数のガイドロール1
4及びテンシヨンロール15を介し前記二つ折り
装置5に導かれて折曲部材6の両側テーパ面7に
沿つて二つ折りに形成され、このようにして折曲
された二つ折り帯状フイルム2Aは前記送りロー
ラ13の回転によつて次工程に案内される。
16は前記二つ折り装置5の前方に設けられた
開放装置であり、これは所定間隔を置いて左右に
平行に対設された断面L字形状の開放案内板17
から構成されている。そして、前記送りローラ1
3により案内された二つ折り帯状フイルム2Aの
両側のフイルム2Bがそれぞれ前記開放案内板1
7の外面に沿つて送られることによつて左右の開
放案内板17の間隔で開放部18が形成されるよ
うにしている。この開放状態において二つ折り帯
状フイルム2A内に開放部18から例えばエノキ
茸などからなる包装体19が人手により挿入され
る。
この場合、一方の開放案内板17にはその送り
ローラ13側の端部にフイルム進行方向と直交す
る方向でかつ左右の開放案内板17間に渡るよう
にして取付片17Aが一体に折曲形成され、この
取付片17Aには包装体19の収容位置の位置案
内部材17Bが前記開放部18内に位置するよう
にしてネジ17Cにより取付固定されている。こ
の位置案内部材17Bは側面形状がL字状、正面
形状が台形をなしており、ネジ17Cの取付部に
は長孔17Dが形成され、この長孔17Dによつ
てフイルム進行方向に位置案内部材17Bの取付
位置の調整ができるように形成されている。そし
て、開放部18から包装体19を挿入する場合、
包装体19の端部が前記位置案内部材17Bに略
沿うようにして挿入することにより包装体19は
開放状態にあるフイルム2Bの所定位置に正確に
収容される。
20は前記開放装置16の前方に水平に設けら
れた上部シール装置であり、これは機台1の上方
に支持部材21を介し上板22が水平に装架さ
れ、この上板22の下面に製品に対応した所定長
さを有する対をなすヒートシール部材23,23
Aが設けられている。この場合、一方のヒートシ
ール部材23は上板22に固定され他方のヒート
シール部材23Aはシリンダ24によつてヒート
シール部材23に対し進退可能に設けられてい
る。また、ヒートシール部材23,23Aには対
をなす挾圧部材25,25Aが一体的に設けられ
ているとともに、前記ヒートシール部材23Aに
はガイド杆26が設けられ、このガイド杆26に
コイルスプリング27が巻装されている。またヒ
ートシール部材23Aには当接板28が板バネ2
9を介し設けられている。そして、二つ折り帯状
フイルム2Aの包装体19が収容された箇所の上
縁が前記ヒートシール部材23,23A間に位置
した状態でシリンダ24が動作し、これによつて
ヒートシール部材23Aはコイルスプリング27
を圧縮しながら前進して弾発的にヒートシール部
材23に押し付けられ、二つ折り帯状フイルム2
Aの上端縁が対をなす挾圧部材25,25Aによ
り弾発的に挾み付けられた状態でヒートシールさ
れる。この場合、当接板28はヒートシール部材
23側に当接して板バネ29が圧縮される。この
ため、ヒートシール部材23Aの後退により当接
板28は復元して前進し、フイルム2Aを瞬時に
ヒートシール部材23Aから離脱させるようにし
ている。
30,31は前記上板22の下面前後端にそれ
ぞれ設けられた弾性材料からなる対をなす送りロ
ーラであり、ロール3から引き出され二つ折りさ
れた二つ折り帯状フイルム2Aを挾圧状態で直線
方向に送るようにしている。そして、前記送りロ
ーラ13及び送りローラ30はモータ32にチエ
ーン33及びスプロケツト34を介し連結して駆
動され、前記送りローラ31は送りローラ30と
ベルト35及びプーリ36を介し連結されて従動
されそれぞれ同期状態で回転するようにしてい
る。
37は機台1の上部に、前記開放装置16及び
上部シール装置20を経て上板22の前端位置ま
でフイルム進行経路に沿つて配設された断面形状
が略U字状の受台であり、二つ折り帯状フイルム
2A内に収容された包装体19はフイルムの進行
に伴い前記受台37上を滑動する。
38は前記受台37及び上板22の前端の前方
に設けられたシールおよび切断装置であり、これ
はフイルム進行方向と直交する方向の機台1左右
端に受板39を立設すると共に、各受板39の内
方にはシリンダ40,41が水平に装着され、か
つ左右受板39間の上部の前後側及び下部の前側
にそれぞれガイドレール42が架設されている。
また前記ガイドレール42には対をなす移動体4
3,44が摺動可能に設けられている。
一方の移動体43には中央にレール部45を介
しカツタ46が進退可能に装着され、かつ移動体
43の内面の後部側には帯状フイルム2Aの進行
方向側をシールするヒートシール部47が設けら
れ、移動体43の中央部にはカツタ46の出入部
48が設けられ、移動体43の前部側には帯状フ
イルム2Aの進行方向と相反する側をシールする
ヒートシール部49がそれぞれ設けられている。
また前記カツタ46の外面には上下一対のガイド
杆50が突設され、このガイド杆50にはコイル
スプリング51が巻装され、かつ前記シリンダ4
0に対向して押動体52の上下端がそのガイド杆
50に摺動可能に嵌装され、ガイド杆50の端部
に固定された係止部材53により押動体52が抜
止されている。また移動体43の前面には板バネ
54を介し当接板55が設けられていると共に、
冷却水の循環路56が形成され、この循環路56
には給水パイプ57から図示しないポンプにより
冷却水が供給されて循環路56内を循環した後排
水パイプ58から排出されるようにしている。
また前記一方の移動体43と対をなす他方の移
動体44はシリンダ41に取り付けられ、その内
面の後部側には前記ヒートシール部47と対向す
るヒートシール部47Aが設けられ、中央部には
カツタ46の差込溝59が設けられ、前部側には
前記ヒートシール部49と対向するヒートシール
部49Aがそれぞれ設けられ、かつ前記上下のガ
イドレール42には移動体43,44間に位置し
て前記コイルスプリング51より付勢力の弱いコ
イルスプリング60が巻装されている。
61は二つ折り帯状フイルム2Aの引張装置で
あり、これは機台1の前端に支持板4Bが立設さ
れ、この支持板4Bと前記上板22間に左右一対
のガイドレール62がフイルム進行方向に沿つて
装架され、このガイドレール62に摺動体63が
摺動可能に設けられている。また、その摺動体6
3の後側にはシリンダ66の動作によつて枢支部
65Aを介し開閉する対をなす挾着部材65が設
けられている。また前記上板22上にはフイルム
進行方向に沿つてシリンダ64が設けられ、その
ピストンに可動子67が連結され、この可動子6
7が前記左側のガイドレール62に摺動可能に設
けられている。また、前記摺動体63にはワイヤ
68の一端が固定され、かつワイヤ68は機台1
前端に設けたプーリ69に案内されて機台1の前
端下方に垂下され、その端部にバランスウエート
70が設けられている。
そして、送りローラ13,30,31によつて
二つ折り帯状フイルム2Aの前端が受台37の前
端から突出した位置まで送られた状態において、
フイルムの送りを停止し、シリンダ64の作動に
よつてピストンが縮小し、これにより挾着部材6
5を有する摺動体63は可動子67に押動されて
バランスウエート70の引張力に抗してシールお
よび切断装置38側へ移動し、左右一対の挾着部
材65が開放状態で前記二つ折り帯状フイルム2
A端の左右側面に位置する。ここで、シリンダ6
4によつて挾着部材65を閉塞してフイルム2A
を挾着し、かつフイルムの送りを開始すると共
に、シリンダ64内の流体を抜くことによつて摺
動体63はバランスウエート70による引張力で
ワイヤ68を介し前方に移動し、包装体19が所
定位置すなわち二つ折り帯状フイルム2Aの所定
の長さを引き出した状態でフイルムの送りを停止
させる。このようにして二つ折り帯状フイルム2
Aがバランスウエート70の引張力で引張られて
緊張した状態においてシールおよび切断装置38
の動作を行う。そして引き出された二つ折りのフ
イルム2Aのヒートシール箇所R,Fのヒートシ
ールとフイルム切断が行われると、二つ折り帯状
フイルム2Aから切り離された袋2Cはバランス
ウエート70の引張力による摺動体63の移動に
伴いさらに前方へ移動する。この場合包装された
袋2Cの下部には搬送装置71が設けられ、この
搬送装置71上に包装された袋2Cが載置され
る。この搬送装置71はフイルム進行方向と直交
方向に循回するエンドレスのコンベア72上に設
けられ、このコンベア72はモータ73によつて
駆動するスプロケツト74と従動側のスプロケツ
ト75間に前後一対のエンドレスのチエーンベル
ト76が掛装されており、このチエーンベルト7
6には等間隔で複数の受皿77が装着され、この
受皿77上に前記シールされた袋2Cが載置され
搬送されるよう構成している。
次に上記構成からなる本実施例の作用を説明す
る。
先ず、ロール3から帯状フイルム2を引き出し
てこれをガイドロール14及びテンシヨンロール
15を通過させた後折曲部材6の後面から両側の
テーパ面7に沿つて二つ折り状態にして前方の送
りローラ13間に導き、さらに受台37上におい
て左右一対の開放案内板17の両外側面に沿わせ
てから送りローラ30間に挾着させさらに上部シ
ール装置20を経て送りローラ31間に挾着させ
た状態にセツトする。
ここで、装置を駆動すると、モータ32はフイ
ルムに等間隔で印刷した着色部等を図示しないセ
ンサで検知することによつて、二つ折り帯状フイ
ルム2Aを送りローラ13,30,31によつて
1個の袋2Cの長さ寸法に対応した長さの送りピ
ツチで間欠的に駆動し、またモータ73はフイル
ム移送経路上の受皿77が前記引張装置61の移
動経路上に対応した次の受皿77位置まで移送す
る送りピツチで図示しないリミツトスイツチの検
知で間欠的に駆動するように構成している。
そして、送りローラ13,30,31の回転に
よつて、ロール3から帯状フイルム2が所定長さ
ずつ間欠的に引き出され、折曲部材6によつて二
つ折りされ、二つ折り帯状フイルム2Aは送りロ
ーラ13と送りローラ30との間で左右一対の開
放案内板17に沿つて上部に開放部18が形成さ
れて停止する。この状態で開放部18から二つ折
り帯状フイルム2A内に、前記位置案内部材17
Bに沿わせてエノキ茸等の包装体19を人手操作
によつて挿入する。
次に、二つ折り帯状フイルム2Aは送りローラ
13,30,31によつて間欠的に進行し、包装
体19が受台37上を滑動して上板22に装着さ
れた上部シール装置20に対応した状態でフイル
ム進行は停止する。ここで、シリンダ24が動作
することによつて、ヒートシール部材23A及び
挾圧部材25Aはコイルスプリング27の付勢に
抗してヒートシール部材23及び挾圧部材25に
向つて進出し、包装体19上部の二つ折り帯状フ
イルム2A開放縁は挾圧部材25,25Aにより
挾着した状態でヒートシール部材23,23Aに
よりヒートシールされて上部ヒートシール箇所S
が形成される。この場合当接板28は挾圧部材2
5側に当接して板バネ29が圧縮される。そして
シリンダ24のピストン縮小に伴いヒートシール
部材23A及び挾圧部材25Aはコイルスプリン
グ27の復元力で後退し、かつ当接板28は板バ
ネ29の復元力で突出してフイルム2Aをヒート
シール部材23Aから離脱させる。
次に、フイルムの間欠進行によつて包装体19
が収容され、かつ上部ヒートシール箇所Sが形成
された二つ折り帯状フイルム2Aの前端が、上板
22及び送りローラ31から突出した状態に達し
たときフイルム進行は停止する。ここで、シリン
ダ64が動作して可動子67を介し摺動体63が
バランスウエート70の荷重に抗しながらガイド
レール62に沿つてシールおよび切断装置38側
へ移動すると共に、シリンダ66の動作により挾
着部材65が閉塞して前記二つ折り帯状フイルム
2Aの前端を挾着する。次いでフイルム進行が開
始され、かつシリンダ66の流体が抜かれて二つ
折り帯状フイルム2Aの前端は挾着部材65に挾
着された状態でバランスウエート70の荷重によ
つてワイヤ68及び摺動体63を介し前方へ引つ
張られる。その後フイルム進行が停止すると引き
出された二つ折り帯状フイルム2Aにはバランス
ウエート70による引張力によつて緊張状態に保
持される。
次にシールおよび切断装置38のシリンダ4
0,41が動作すると、コイルスプリング60の
付勢に抗し左右一対の移動体43,44がガイド
レール42に沿つて中央側に押動して、包装体1
9後端に近接した二つ折り帯状フイルム2Aを縦
方向に挾着しシールする。この場合、左右一対の
ヒートシール部47,47Aによつて次に引き出
し案内されるフイルム2Aの前端縁がヒートシー
ルされると共に、この前端縁シール箇所Fの前側
の後端縁シール箇所Rが一対のヒートシール部4
9,49Aによつてヒートシールされ、さらにコ
イルスプリング51の付勢に抗してカツタ46を
押動することによつてカツタ46は次の工程で引
き出し案内される帯状フイルム2Aの前端縁シー
ル箇所Fと引き出し案内された帯状フイルム2A
の後端縁シール箇所Rとの間にてフイルム2Aが
切断され、そのカツタ46が差込溝59に挿入さ
れる。また当接板55は板ばね54を圧縮しなが
らヒートシール部47A側に当接する。シリンダ
40,41のピストンの縮小に伴い左右一対の移
動体43,44及びカツタ46がコイルスプリン
グ51,60の復元力で復帰し、かつ当接板55
が板バネ54の復元力で復帰するためフイルム2
Aはヒートシール部49から離脱する。そしてフ
イルム2Aの切断に伴い、3方シールにより製袋
された包装体19を収容する袋2Cはさらにバラ
ンスウエート70の引張り荷重によつて挾着部材
65で挾着した状態で、所定箇所すなわち受皿7
7上に載置する位置まで移送されると同時に挾着
部材65が開放される。
次に、フイルム進行が停止した状態においてモ
ータ73が動作してコンベア72が駆動され、か
つ包装体19を収容した袋2Cが載置する受皿7
7は移行し、次の受皿77が前記引張装置61の
移動経路上に対応した位置まで移送されて停止す
る。この状態で包装された袋2Cの製品はコンベ
ア72の駆動に伴い受皿77が下方へターンする
際に自動的に搬出される。
このように上記実施例においては二つ折り帯状
フイルム2Aの上部が開放装置16によつて開放
され、この開放部18から位置案内部材17Bに
沿つて包装体19を挿入するようにしているた
め、通常に挿入操作により包装体19をフイルム
2A内の所定位置に収容することができ、これに
よつてその後のシール時において包装体19が後
端縁シール箇所Rに喰い込んだりする不具合を解
消することができる。
また位置案内部材17Bは長孔17Dを介し取
付位置が調整可能であるため、包装体19の大き
さや三方シールによつて形成される袋2Cの寸法
に対応させることができる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば包装体の種類及びフイル
ムの材質は適宜選定すればよく、食料品の包装に
特に有効である。また二つ折り装置は実公昭52−
22525号公報等の各種タイプに適用可能である。
また三方のシール装置は各種タイプのものを適宜
選定すればよい。また開放装置の開放案内板はく
の字状に屈曲したもの等でもよく、また両者を連
接部材によつて連接してもよい。また受台は平板
状のもの等でもよい。また、前端縁シール箇所F
のシール装置と後端縁シール箇所Rのシール装置
は個別に設けてもよく、フイルム2Aの切断とヒ
ートシールは同時でもよく、あるいは切断又はヒ
ートシールのいずれかを先行させてもよく、これ
は任意に選定すればよい。
また、位置案内部材17Bは第10図のように
複数の位置案内片として構成してもよくその場合
側面形状を略へ字状に傾斜させてもよい。また長
孔17Dを開放案内板17側に設けて取付片17
Aをビス17Eにより位置調整可能に形成しても
よく、その位置案内部材の形状、構造は適宜選定
すればよい。
[考案の効果] 本考案はヒートシール可能な帯状フイルムを連
続して前方に引き出しながら二つ折り装置により
帯状フイルムの両端部を二つ折りとし、二つ折り
帯状フイルムの両端部を上方に向けて引き出し案
内すると共に、所定間隔を置いて設けた左右一対
の開放案内板の外面に沿つて二つ折り帯状フイル
ムの両端縁を内側から開いて案内し、それら開放
板案板によつて開放状態に支持した前記二つ折り
帯状フイルム内に前記開放案内板の上方開放部か
ら包装体を収容し、かつ三方のシール装置により
三方シールするようにした包装装置において、前
記開放部内に位置し、前記一対の開放案内板の間
を橋絡して取付片が設けられ、かつこの取付片に
前記包装体の収容位置を定めるための位置案内部
材を、前後に位置調整可能に設けることにより、
包装体の大きさや袋の長さ寸法に対応して二つ折
り帯状フイルム内の所定位置に包装体を良好に収
容できる包装装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案の実施例を示し、第
1図は開放部への包装体収容状態を示す斜視図、
第2図A乃至Eは包装工程を示す概略説明図、第
3図は全体縦断面図、第4図は全体平面図、第5
図は折込装置及び開放装置を示す斜視図、第6図
は上部シール装置を示す斜視図、第7図はシール
および切断装置を示す斜視図、第8図はシールお
よび切断装置を示す断面図、第9図は引張装置の
斜視図、第10図は他の実施例を示す斜視図であ
る。 2……帯状フイルム、2A……二つ折り帯状フ
イルム、5……二つ折り装置、16……開放装
置、17……開放案内板、17A……取付片、1
7B……位置案内部材、18……開放部、19…
…包装体、20,38……シール装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒートシール可能な帯状フイルムを連続して前
    方に引き出しながら二つ折り装置により帯状フイ
    ルムの両端部を二つ折りとし、二つ折り帯状フイ
    ルムの両端部を上方に向けて引き出し案内すると
    共に、所定間隔を置いて設けた左右一対の開放案
    内板の外面に沿つて二つ折り帯状フイルムの両端
    縁を内側から開いて案内し、それら開放板案板に
    よつて開放状態に支持した前記二つ折り帯状フイ
    ルム内に前記開放案内板の上方開放部から包装体
    を収容し、かつ三方のシール装置により三方シー
    ルするようにした包装装置において、前記開放部
    内に位置し、前記一対の開放案内板の間を橋絡し
    て取付片が設けられ、かつこの取付片に前記包装
    体の収容位置を定めるための位置案内部材を、前
    後に位置調整可能に設けたことを特徴とする包装
    装置。
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