JPH0564347A - プリンタ駆動用電源回路 - Google Patents

プリンタ駆動用電源回路

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JPH0564347A
JPH0564347A JP22135091A JP22135091A JPH0564347A JP H0564347 A JPH0564347 A JP H0564347A JP 22135091 A JP22135091 A JP 22135091A JP 22135091 A JP22135091 A JP 22135091A JP H0564347 A JPH0564347 A JP H0564347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
circuit
voltage
printer
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP22135091A
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English (en)
Inventor
Masanori Sano
雅則 佐野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0564347A publication Critical patent/JPH0564347A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧平滑化用のコンデンサと陽極端子との間
(Vin−VP 間)でショートが生じた際に、ブレーキ用
トランジスタを過電流から保護し、かつ、電流ヒューズ
を使用せずに上記の保護が可能となるように構成したプ
リンタ駆動用電源回路を提供する。 【構成】 平滑化用コンデンサの陽極側電圧と陽極端子
の電圧との差(Vin−VP 間の電圧差)に基づいて動作
し、その電圧差がゼロのときには、ブレーキ用トランジ
スタを、常に OFFに設定すべく駆動制御回路を制御する
保護回路を設けている。そして、その保護回路は、例え
ばトランジスタと抵抗器の組み合わせのみによって構成
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、プリンタ電卓などに
おいて使用されるプリンタ駆動用の電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】 プリンタ電卓において、一般に使用さ
れているプリンタ駆動用電源回路を図2に示す。まず、
この回路において、VNG−Vin電圧は、ACトランス1
の2次側出力を整流器2およびコンデンサC1 によって
整流・平滑化した電圧である。またVNG−VP 電圧はプ
リンタ10のモータ11用の電圧であって、LSI(図
示せず)等からのMD信号がHighレベルのときに、ブレ
ーキ用トランジスタQ5 が OFFとなることで出力され
る。一方、MD信号が Lowレベルのときには、トランジ
スタQ5 がONとなって、プリンタモータ11の両端がシ
ョートされてモータ11の回転が即座に停止される。
【0003】すなわち、この回路構成において、MD信
号がHighレベルのときには、トランジスタQ4 がON,ト
ランジスタQ3 がOFFとなり、これによってブレーキ用
トランジスタQ5 が OFFとなって、プリンタ電圧出力の
状態なり、一方、MD信号がLowレベルときには、トラ
ンジスタQ4 が OFF,Q3 がONさらにブレーキ用トラン
ジスタQ5 がONとなって、プリンタ電圧出力停止の状態
となる。
【0004】なお、以上の回路構成において、トランジ
スタQ1 は制御素子で、またトランジスタQ2 は比較・
制御素子である。さらに、ツェナーダイオードZD1 は
基準電圧を与えるものであって、これら素子ならび抵抗
器R1,R2 によって、VP −VNG間の電圧が定電圧に制
御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 ところで、従来のプ
リンタ駆動用電源回路によれば、外部要因もしくは部品
故障などにより、Vin−VP 間(コンデンサC1 の陽極
側と陽極端子3との間)でショートが発生した場合、ブ
レーキ用トランジスタQ5 が発熱し、発煙に至る可能性
があるいう問題があった。これは、MD信号が Lowレベ
ルで、ブレーキ用トランジスタQ5 がON状態となってい
るときに、Vin−VP 間がショートすると、トランジス
タQ5 に、図2の破線で示すような過電流が流れるため
に生じる。
【0006】このような、異常を防止するため、従来で
は、ブレーキ用トランジスタQ5 としてパワートランジ
スタを用いたり、あるいは図2に示すように、ブレーキ
用のトランジスタの前段に電流ヒューズFu を接続して
いるが、このような対策が、コストダウンや省スペース
化をはかる上での妨げの一因となっていた。本発明は、
上記の従来の問題点を解決すべくなされたもので、その
目的とするところは、Vin−VP 間でショートが生じて
も、ブレーキ用トランジスタに過電流が流れることを、
電流ヒューズを使用することなく防止できる回路構成の
プリンタ駆動用電源回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ための構成を、実施例に対応する図1を参照しつつ説明
すると、本発明は、陽極端子3の電圧と平滑化用のコン
デンサC1 の陽極側電圧との差(Vin−VP 間の電圧
差)に基づいて動作し、その電圧差がゼロのときには、
ブレーキ用トランジスタQ5 を常に OFFに設定すべくト
ランジスタ駆動回路6を制御する保護回路7を設けたこ
とによって特徴づけられる。
【0008】
【作用】 Vin−VP 間にショートが生じた際、つまり
VP =Vinとなった状態のときには、ブレーキ用トラン
ジスタQ5 はOFFに設定されるので、そのショートによ
る過電流がトランジスタQ5 に流れることがはない。し
かも、ショート時には、ブレーキ用トランジスタQ5 自
体を OFFとすることで、このトランジスタQ5 を保護す
るので、その保護には電流ヒューズが不要となる。
【0009】
【実施例】 図1は本発明実施例の回路構成を示す図で
ある。ACトランス1の2次側には、整流器2および平
滑化用コンデンサC1 が順次接続されており、また、こ
のコンデンサC1 と、プリンタ11のモータ10接続用
の陽極・陰極端子3,4との間には、2個のトランジス
タQ1,Q2,ツェナーダイオードZD1 および二つの抵抗
器R1,R2 からなる電圧安定化回路5が接続されてい
る。さらに、コンデンサC1 と陽極・陰極端子3,4と
の間には、2個のトランジスタQ3,Q4 および2個の抵
抗器R3,R4 によって構成され、MD信号のHighもしく
は Lowレベルに従って、ブレーキ用トランジスタQ5 の
ON・ OFF制御を行う駆動制御回路6が接続されている。
なお、以上の回路構成は、図2に示した従来の電源回路
と同様である。ただし、駆動制御回路のトランジスタQ
3 のベース抵抗器R3 は、電圧安定化回路のトランジス
タQ1 のコレクタ側には接続されず、後述するように保
護回路のトランジスタQ6 のコレクタに接続される。
【0010】さて、本発明実施例においては、トランジ
スタQ6 および2個の抵抗器R6,R7 によって構成され
る保護回路7を設けており、そのトランジスタQ6 のエ
ミッタは、制御用のトランジスタQ1 のエミッタ側の抵
抗器R1 の接続位置に接続され、一方、コレクタは抵抗
器R3 を介して駆動制御回路のトランジスタQ3 のベー
スに接続されている。また、このトランジスタQ6 のベ
ースには、Vin−VP間における電圧差を抵抗器R6 と
R7 とによって分割した電位が与えられる。
【0011】次に、本発明実施例の作用を、各部の動作
とともに述べる。まず、VNGレベルを基準とした場合、
通常は、VP <Vinとなっているため、保護回路のトラ
ンジスタQ6 のベース電位は、抵抗器R6 とR7 とによ
って分割された値となりONレベルに達する。従って、こ
のような通常状態のときには、トランジスタQ6 は、常
にONの状態となり、これによって、駆動制御回路のトラ
ンジスタQ3 のベース抵抗R3 はVinレベルによって供
給された状態に、常に保持される結果、通常状態のとき
には、先に説明した従来の電源回路と同様な動作によっ
て、ブレーキ用のトランジスタQ5 のON・ OFFの制御が
行われる。
【0012】一方、Vin−VP 間にショートが生じた場
合、VP=Vinとなるため、保護回路のトランジスタQ6
をONにするのに必要なベース電位は確保できず、この
トランジスタQ6 は OFFの状態となる。このようにトラ
ンジスタQ6 が OFFの状態となると、駆動制御回路のト
ランジスタQ3 のベース電流は供給されず、このトラン
ジスタQ3 は常に OFFの状態となる。従って、Vin−V
P 間がショートしたときには、ブレーキ用のトランジス
タQ5 は、MD信号がHighもしくは Lowレベルのいずれ
であっても、常に OFFの状態となって、そのトランジス
タQ5 の過電流による破壊を防止することができる。
【0013】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、Vin−VP 間においてショートが生じたときには、
ブレーキ用のトランジスタが瞬時にOFFとなるので、そ
のトランジスタに過電流が流れることがない。これによ
り、ブレーキ用のトランジスタとして小型タイプのもの
が使用でき、しかも、そのトランジスタ保護を電流ヒュ
ーズを使用せずに行うことができることから、従来に比
して、回路全体の小型化ならびにコストダウンをはかる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例の回路構成を示す図
【図2】 プリンタ駆動用電源回路の従来の一般的な構
成例を示す図
【符号の説明】
1・・・・ACトランス 2・・・・整流器 3・・・・陽極端子 4・・・・陰極端子 5・・・・電圧安定化回路 6・・・・駆動制御回路 Q1,Q2,Q3,Q4 ・・・・トランジスタ Q5 ・・・・ブレーキ用トランジスタ 7・・・・保護回路 Q6 ・・・・トランジスタ R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7 ・・・・抵抗器 10・・・・プリンタ 11・・・・モータ ZD1 ・・・・ツェナーダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC電源に接続されるACトランスと、
    このトランスの2次側に接続された整流器および平滑用
    コンデンサと、そのコンデンサの両端にそれぞれ導通
    し、かつ、駆動すべきプリンタのモータが接続される陽
    極および陰極端子と、この一対の端子と上記コンデンサ
    との間に接続された電圧安定化回路と、この電圧安定化
    回路と上記一対の端子間に、並列に接続されたブレーキ
    用トランジスタと、外部入力信号によって上記ブレーキ
    用トランジスタの駆動を制御する駆動制御回路を備えた
    電源回路において、上記陽極端子の電圧と上記コンデン
    サの陽極側電圧との差に基づいて動作し、その電圧差が
    ゼロのときには、上記ブレーキ用トランジスタを、常に
    OFFに設定すべく上記駆動制御回路を制御する保護回路
    を設けたことを特徴とするプリンタ駆動用電源回路。
JP22135091A 1991-09-02 1991-09-02 プリンタ駆動用電源回路 Pending JPH0564347A (ja)

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JP22135091A JPH0564347A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 プリンタ駆動用電源回路

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JPH0564347A true JPH0564347A (ja) 1993-03-12

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