JP2811904B2 - 電源保護装置 - Google Patents

電源保護装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子機器に使用できる電源制御装置に関す
るものである。
従来の技術 近年、電源保護装置はいろいろ方法で導入されてい
る。以下、図面を参照しながら従来の電源保護装置につ
いて説明する。
第2図は従来の電源保護装置の構成図を示すものであ
る。第2図において1はスイッチングレギュレータ(DC
−DC)のコンバータトランス、2はコンバータトランス
をドライブするドライブ部(トランジスタ)である。7
は負荷変動による出力電圧の変動を抑える安定化電圧装
置で、ツェナーダイオードによって7aの点をマイナス電
位に保っている。9は保護回路でプラスとマイナスとの
両方の電圧のスレッシュレベルが設定されており、出力
電圧4,5の出力ラインから接続されているプラス側端子8
aが持つ電位とプラスのスレッシュレベルとを比較し、
同様に出力電圧6の出力ラインから接続されているマイ
ナス側端子8bが持つ電位とマイナスのスレッシュレベル
とを比較し、出力短絡時に制御回路の動作を停止させる
ように働くものである。
以上のように構成された従来の電源保護装置につい
て、以下、その動作について述べる。
スイッチングレギュレータが正常に動作する時はドラ
イブ部2によってコンバータトランス1がドライブさ
れ、出力電圧4,5,6の3つがそれぞれの出力端に接続さ
れた負荷に供給される。この時、出力電圧5は制御回路
3にフィードバックされて、入力電圧が変動して出力電
圧5が変動した時には出力電圧5の変動量に応じて信号
が制御回路3からドライブ部2に送られることによって
出力電圧5の安定化が図られる。次にスイッチングレギ
ュレータの出力端が短絡された時は安定化電圧装置内の
抵抗によって過電流がコンバータトランス1の方向へ流
れるのを防止する。また出力電圧4,5が保護回路のプラ
スのスレッシュレベルより低くなり、出力電圧6は保護
回路のマイナスのスレッシュレベルより高くなって電源
保護回路9に内蔵した電源(図示せず)によって出力端
側へ電流が流れる。そして保護回路9は制御回路3に対
してドライブ部2を停止させるように働きかける。した
がって出力ラインた短絡時には直ちにドライブ部2の動
作は停止し、スイッチング動作はOFFとなってドライブ
部2のトランジスタ及びコンバータトランス1の破壊を
防止することになる。またマイナスの出力電圧6を発生
する回路で例えば一般的に部品寿命の短い平滑コンデン
サが短絡した場合にも同様に保護回路9が作動してドラ
イブ部2のトランジスタ及びコンバータトランス1を保
護することとなる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成ではマイナスの出力電圧
6を発生する回路で例えば一般的に部品寿命の短い平滑
コンデンサが短絡した場合にも保護回路9を動作させて
ドライブ部2のトランジスタ及びコンバータトランス1
を保護することとなるため、保護回路9はすべての出力
ラインに対応できる構成としなければならないことにな
り保護回路が大きくなるので、電源保護装置の小型化が
実現しにくく、コストも高くなるという欠点を有してい
た。
本発明は上記問題点を解決するもので、出力短絡時に
スペース,低コストでスイッチングレギュレータを保護
することのできる電源保護装置を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 上記従来の問題を解決するために本発明の電源装置
は、第1の極性及び第2の極性を有する複数の出力ライ
ンを有したコンバータトランスと、前記コンバータトラ
ンスをドライブするドライブ部と、前記ドライブ部の入
力を制御する制御回路を備えたスイッチングレギュレー
タにおいて、前記第1の極性を有する出力ラインの出力
電圧に基いて前記制御回路への信号を調節するべく前記
第1の極性を有する出力ラインの出力端と前記制御回路
との間に接続された保護回路と、前記第2の極性を有す
る出力ライン上で前記第2の極性を有する出力ラインの
出力端に接続された安定化電圧装置と前記第2の極性を
有する出力ライン上に設けられた平滑回路と、前記コン
バータトランスと前記平滑回路との間に直列に設けられ
た過電流保護装置を備えていることを特徴とするもので
ある。
作 用 このような構成によって電源保護を行なえば、第2の
極性を有する出力ラインにおいてはコンバータトランス
と平滑回路の間に過電流保護装置を備えたので、第2の
極性を有する出力ラインの途中で短絡した場合において
は過電流保護装置によって電源の保護をすることができ
るので第2の極性を有する出力ラインにおいては保護回
路は不要となる。従って、省スペース,低コストでスイ
ッチングレギュレータを保護することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例の電源保護装置について、図
面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の実施例における電源保護装置の構
成図、第2図は従来の電源保護装置の構成図である。
第1図のおいて1はスイッチングレギュレータ(DC−
DC)のコンバータトランス、2はコンバータトランスを
ドライブするドライブ部(トランジスタ)である。19は
保護回路で、第1の極性(プラス)を有する2つの出力
ラインと制御回路3との間に接続されており、プラスの
電圧のスレッシュレベルが設定され、出力電圧4,5の出
力ラインの出力が短絡した時に短絡検出用の端子8によ
って検出された信号がスレッシュレベルよりも低くなる
ことより制御回路3を停止するものである。3はドライ
ブ部をドライブする制御回路、4,5は第1の極性(プラ
ス)を有する出力ラインの出力電圧、6は第2の極性
(マイナス)を有する出力ラインの出力電圧を示す。10
は安定化電圧装置で第2の極性(マイナス)を有する出
力ライン上で出力端6aと接続されたツェナーダイオー
ド、11は第2の極性(マイナス)を有する出力ラインに
おいてコンバータトランス1と平滑回路12の間に直列に
設けられた抵抗(過電流保護装置)を示す。
以上のように構成された電源保護装置について以下、
その動作について述べる。なお第1の極性を有する出力
ラインの出力短絡時における動作は従来の場合と全く同
じであるので省略する。安定化電圧装置10においてツェ
ナーダイオードは10aの点を一定のマイナス電位に保っ
ているが、第2の極性を有する出力ライン途中で短絡さ
れると短絡電流がコンバータトランス1の方向へ流れ
る。この時、過電流保護装置である抵抗11は短絡電流が
過電流が過電流とならないように短絡電流を制限するよ
うに働く。従ってコンバータトランス1及びドライブ部
2を出力短絡による破壊から保護できる。しかも、第2
の極性(マイナス)を有した出力ラインについては電源
保護にかかる構成はツェナーダイオードと抵抗だけなの
で回路として小規模であり、保護回路19も第1の極性
(プラス)を有する出力ラインについてのみ構成すれば
よいので、回路が簡単になる。従って全体として非常に
省スペースかつ低コストで電源保護装置が実現できる。
なお、過電流保護装置として働く抵抗の値は安定化電圧
装置と電源保護の感度の両面を満足する最適値に設定し
てある。
以上のように本実施例によればコンバータトランスの
第2の極性を有する出力ラインにおいて平滑回路とコン
バータトランスの間に直列に過電流保護装置を設けたの
で第2の極性を有する出力ラインには従来のような保護
回路は不要となり、全体として省スペースかつ、低コス
トで電源保護装置を実現できる。
発明の効果 以上のような本発明によればコンバータトランスの第
2極性を有する出力ラインに設けられた安定化電圧装置
を備えたスイッチングレギュレータにおいて第2の極性
を有する出力ラインで平滑回路とコンバータトランスと
の間に直列に過電流保護装置を備えたので、第2の極性
を有する出力ラインには保護回路は不要となり、保護回
路は第1の極性を有する出力ラインのみに設けるのに十
分な構成で良い。従って、全体として省スペースかつ、
低コストで電源保護装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における電源保護装置の構成
図、第2図は従来の電源保護装置の構成図である。 1……コンバータトランス、2……ドライブ部、3……
制御回路、10……安定化電圧装置、11……抵抗(過電流
保護装置)、12……平滑回路、19……保護回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の極性及び第2の極性を有する複数の
    出力ラインを有したコンバータトランスと、前記コンバ
    ータトランスをドライブするドライブ部と、前記ドライ
    ブ部の入力を制御する制御回路を備えたスイッチングレ
    ギュレータにおいて、前記第1の極性を有する出力ライ
    ンの出力電圧に基いて前記制御回路への信号を調節する
    べく前記第1の極性を有する出力ラインの出力端と前記
    制御回路との間に接続された保護回路と、前記第2の極
    性を有する出力ライン上で前記第2の極性を有する出力
    ラインの出力端に接続された安定化電圧装置と、前記第
    2の極性を有する出力ライン上に設けられた平滑回路
    と、前記コンバータトランスと前記平滑回路の間に直列
    に設けられた過電流保護装置を備えていることを特徴と
    する電源保護装置。
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