JPH0564130U - 板材加工機のワーク反転装置 - Google Patents

板材加工機のワーク反転装置

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JPH0564130U
JPH0564130U JP1105292U JP1105292U JPH0564130U JP H0564130 U JPH0564130 U JP H0564130U JP 1105292 U JP1105292 U JP 1105292U JP 1105292 U JP1105292 U JP 1105292U JP H0564130 U JPH0564130 U JP H0564130U
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JP
Japan
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reversing
work
frames
processing machine
plate material
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Application number
JP1105292U
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English (en)
Inventor
淳也 鈴木
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材折曲機等に応用され、反転機を別途に設
置することなく、ワークの表裏反転が行えて、設備コス
トの低減と、省スペース化が図れるようにする。 【構成】 板材加工機のテーブル2上に水平方向に搬入
される板状のワークを、一対の対面する反転枠9,10に
受入れ可能な反転支持具11を設ける。この反転支持具11
を、そのワーク受入方向の奥側端を反転中心として反転
させる反転駆動装置15を設ける。反転支持具11の反転枠
9,10は、出没装置16でテーブル2の上面に対して出没
させる。両反転枠9 ,10 は、互いに独立して反転可能と
し、反転後に一方の反転枠10だけを戻し方向に回動させ
て反転支持具11を開くようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、板材折曲機等の板材加工機において、テーブル上に搬入されてく る板状のワークを機内で表裏反転させる板材加工機のワーク反転装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、周縁部に内向きの折曲フランジを有するような孔付きのキャビネット蓋 あるいはシャーシ等の板金製品を加工する場合、パンチプレスで孔加工を行った 後、ワークを板材折曲機に搬入して上向きに端曲げ加工を行っている。 この場合に、パンチプレスによる孔加工では、パンチ工具の突き抜け側となる ワーク下面にバリが生じるため、ワークを表裏そのままの姿勢で板材折曲機に搬 入したのでは、製品の外側にバリが突出することになる。 そのため従来は、パンチプレスから板材折曲機に板材を搬送する経路に専用の ワーク反転機を設置し、予めワークを反転させている。 この他に、種々の板材加工において、前後の工程間で板材の反転が必要な場合 があり、そのような場合にも専用の反転機を設置している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このように専用の反転機を板材加工機とは別に用意するのでは、設備 コストが増大するばかりか、反転機の設置のために余分な空間を要するという問 題点がある。
【0004】 この考案の目的は、余分な設置空間を要せずに、低コストで板状ワークを反転 させることのできる板材加工機のワーク反転装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の板材加工機のワーク反転装置は、板材加工機のテーブル上に水平方 向に搬入される板状のワークを一対の対面する反転枠間に受入れる反転支持具を を設けたものである。この反転支持具を、そのワーク受入方向の奥側端を反転中 心として反転させる反転駆動装置を設け、かつ反転支持具をテーブルの上面に対 して出没させる出没装置を設ける。
【0006】
【作用】
板材加工機のテーブルに搬入されてくる板状のワークは、反転支持具の一対の 反転枠間に受け入れられ、その一対の反転枠がそのワーク受入方向の奥側端を中 心として反転駆動装置により反転駆動される。これにより、テーブル上において ワークが表裏反転する。前記反転支持具は、反転したワークのその後の移送等の 妨げにならないように、出没装置によって前記テーブル下に没入させられる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図6に基づき説明する。この実施例は、板材 折曲機における板材移送装置に適用したものである。 図2は板材移送装置の平面図である。折曲機本体1の前方に配置されるテーブ ル2の中央にキャリッジ通路3が設られ、そのキャリッジ通路3に沿って前後( 矢印A方向)移動自在にキャリッジ4が設置されている。テーブル2は多数の短 冊状板2aからなり、搬入されてきた板状ワークWの左右(矢印B方向)の位置 決めを行う多数の位置決め爪5が、各短冊状板2aの間から左右移動自在に突出 させてある。テーブル2の前端には、ワークWの前後位置決め用の原点出しピン 6がテーブル2に対して突没可能に設けられている。 前記テーブル2を構成する多数の短冊状板2aのうちのいくつかには、上面に 開口するスリット7が形成され、このスリット7にはテーブル2上に搬入されて くるワークWを左右(矢印B方向)に移送するベルトコンベア8が設けられてい る。
【0008】 また、前記テーブル2には、前記各短冊状板2a間に位置する複数本のアーム 9a,10aで一対の反転枠9,10が各々構成された反転支持具11が設けられてい る。この反転支持具11は、テーブル2上に水平方向に搬入されてくる板状のワー クWを一対の反転枠9,10間に受け入れる装置であり、反転枠9,10の各アーム 9a,10aの一端部は、キャリッジ通路3に水平に配置された回転軸12にクラッ チ付きハブ13を介してそれぞれ連結されている。 なお、前記一対の反転枠9,10は、テーブル2の左半部側に向けて水平姿勢に あるとき、図3に破断正面図で示すように、その一方の反転枠10に対して他方の 反転枠9が所定の間隔だけ上方位置となるように、前記クラッチ付きハブ13の外 周部に固定されている。
【0009】 前記回転軸12は昇降フレーム14の両端のブラケット14aで軸支され、反転支持 具11の反転枠9,10の反転駆動装置であるモータ15の出力軸に連結されている。 昇降フレーム14の下方には、図3および図4に破断正面図および左側面図で示 すように、反転支持具11をテーブル2の上面に対して出没させる出没装置である 流体圧シリンダ16が立設され、その流体圧シリンダ16の進退ロッド16aが昇降フ レーム14に連結されている。また、流体圧シリンダ16の前後には昇降フレーム14 の昇降をガイドするガイドスリーブ17が配置され、昇降フレーム14に垂下形成さ れるガイドロッド18がこれらガイドスリーブ17に挿入させてある。
【0010】 図5に示すように、前記キャリッジ4はベッド19上にレール(図示せず)を介 して設置され、送りねじ20およびその駆動用のサーボモータ21により前後移動さ せられる。キャリッジ4は、ワークWを導入可能なように側面形状をコ字状に形 成してあり、前端にワーク回転装置22が設けられている。
【0011】 前記ワーク回転装置22は、テーブル2上のワークWを上下パッド23,24で挟持 するクランプ装置25と、その下パッド24の回転駆動装置(図示せず)とを有する 。下パッド24は、キャリッジ4の下部前端に設けたブラケット26に回転自在に支 持されている。上パッド23は昇降ホルダ27の下面に回転自在に取り付けられてい る。昇降ホルダ27はキャリッジ4の上部前端の縦レール28に沿って昇降自在に設 置され、流体圧シリンダからなる開閉駆動装置29により昇降駆動される。これら 開閉駆動装置29と前記上下パッド23,24とでクランプ装置25が構成される。 折曲機本体1は、ワークWを挟む挟持具30と、昇降する曲げ型31とを有する。
【0012】 上記構成によるワーク反転装置の動作を、図6を参照して以下に説明する。 反転支持具12の一対の反転枠9,10は、ワークWの搬入されて来る方向に向け てテーブル2上で図6(A)に示すように水平姿勢で待機する。この状態で、テ ーブル2をベルトコンベア8で図の右側へ搬送されるワークWが、一対の反転枠 7,8の間に受け入れられる。
【0013】 次に、モータ15の駆動により、一対の反転枠9,10がワークWを挟んだ状態の まま図6(B)に示すように回転軸12を中心として右方向に回動し、図6(C) に示すように表裏反転する。この反転状態で下側に位置する反転枠9の各アーム 9aを回転軸12に連結しているクラッチ付きハブ13のクラッチが連結解除の状態 に切り換えられる。ついで、モータ15が逆転駆動し、これにより上側に位置して いた反転枠10だけが図6(D)に示すように左方向に回動して反転し、反転した ワークWは反転枠9,10から抜け出した状態でテーブル2上の右半部側に載置さ れる。
【0014】 この後、流体圧シリンダ16が降下駆動し、これにより反転支持具11は、図6( D)に示すようにその全体がテーブル2の上面に対して没入する位置まで降下す る。その結果、テーブル2上において、ワークWはワーク反転装置に妨げられる ことなくその位置調整や移送が可能となる。 次のワークWの搬入を待つ場合、再び反転支持具11が上昇して図6(A)に示 すように搬入されてくるワークWを受け入れる状態で待機する。
【0015】 反転処理されたテーブル2上のワークWは、位置決め爪5および原点出しピン 6によって位置決めされ、キャリッジ4に設けられたクランプ装置25の上パッド 23を開閉駆動装置29で降下させることで、ワークWの中心が上下のパッド20,21 で挟持される。 このようにワークWが挟持された後、キャリッジ4の前進によりワークWの前 端が折曲機本体1に挿入され、ワークWの一辺の折曲加工が行われる。一辺の加 工が終了すると、キャリッジ4が待機位置まで後退し、ついで下パッド24が回転 してワークWが例えば90°割出し回転させられる。回転後、キャリッジ4が再 び前進してワークWの前方に位置する辺が折曲機本体1に挿入され、この辺の加 工が行われる。この動作を繰り返すことによりワークWの4辺の加工が行われる 。
【0016】 このワーク反転装置は、このように板材加工機に組込まれたものであるため、 反転支持具11に対してワークWを搬入するベルトコンベア8やテーブル2等が板 材加工機と兼用される。そのため、独立した反転機を設ける場合に比べて設備コ ストが易くなり、また設置空間も小さくて済む。
【0017】 なお、上記実施例では、反転したワークWを反転枠9,10から抜き出すのに、 一方の反転枠10だけを元の位置まで逆に反転させる構成としたが、これに限らず 例えば、反転支持具11の全体を横移動させる構成としたり、あるいはテーブル2 に付属のベルトコンベア8でワークWを反転枠9,10から抜き出し方向に移動さ せる構成としてもよい。
【0018】
【考案の効果】
この考案の板材加工機のワーク反転装置は、一対の対面する反転枠を有し板材 加工機のテーブル上に水平方向に搬入される板状のワークを前記一対の反転枠間 に受入れ可能な反転支持具と、この反転支持具をワーク受入方向の奥側端を反転 中心として反転させる反転駆動装置と、前記反転枠を前記テーブルの上面に対し て出没させる出没装置とを設けたため、別途に反転機を設置することなくワーク の反転が行えて、設備コストが低減でき、かつ設置空間が小さくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるワーク反転装置を示
す斜視図である。
【図2】そのワーク反転装置を適用した板材加工機の板
材移送装置を示す平面図である。
【図3】そのワーク反転装置の正面断面図である。
【図4】そのワーク反転装置の左側面図である。
【図5】そのワーク反転装置を適用した板材加工機の側
面図である。
【図6】そのワーク反転装置の動作説明図である。
【符号の説明】
2…テーブル、2a…短冊状板、3…キャリッジ通路、
8…ベルトコンベア、9,10…反転枠、9a,10a…ア
ーム、11…反転支持具、12…回転軸、14…昇降フレー
ム、15…モータ(反転駆動装置)、16…流体圧シリンダ
(出没装置)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の対面する反転枠を有し板材加工機
    のテーブル上に水平方向に搬入される板状のワークを前
    記一対の反転枠間に受入れ可能な反転支持具と、この反
    転支持具をワーク受入方向の奥側端を反転中心として反
    転させる反転駆動装置と、前記反転支持具を前記テーブ
    ルの上面に対して出没させる出没装置とを備えた板材加
    工機のワーク反転装置。
JP1105292U 1992-02-03 1992-02-03 板材加工機のワーク反転装置 Pending JPH0564130U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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