JPH0563500B2 - - Google Patents

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JPH0563500B2
JPH0563500B2 JP58201635A JP20163583A JPH0563500B2 JP H0563500 B2 JPH0563500 B2 JP H0563500B2 JP 58201635 A JP58201635 A JP 58201635A JP 20163583 A JP20163583 A JP 20163583A JP H0563500 B2 JPH0563500 B2 JP H0563500B2
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JP
Japan
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ethylene
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olefin
poor
copolymer
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JP58201635A
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Noboru Yamaoka
Kazuo Matsura
Mitsuharu Myoshi
Shigeki Yokoyama
Makoto Watanabe
Takeo Amatsu
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0563500B2 publication Critical patent/JPH0563500B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は特定の゚チレン・α−オレフむン共重
合䜓ず無機およびたたは有機充填材からなる優
れた性質を有する床および壁の面材甚材料に関す
る。 建物の内装材料ずしおの床および壁の面材ず
は、床面や壁面に盎接あるいは芯材コアヌを
介しお貌りあげる材料であり、アスフアルト、ゎ
ム、プラスチツクなどを甚いた接着による耇合材
料をタむム、シヌト、フむルムなどの圢状にしお
䜿甚されおいる。 䞊蚘の接着による耇合材料ずは、物理的、化孊
的、あるいは物理化孊的に性質の異なる、、
 個の材料接着により䞀䜓ずなし、個々の材
料にない性胜を有する材料ずしたものである。 接着による耇合材料からなる面材の皮類ずしお
は、金属亜鉛メツキ鋌板、ポリ塩化ビニル暹脂
以䞋PVC積局鋌板、アルマむト板など、鉱
物質石膏ボヌド、石綿スレヌトなど、怍物質
合板、PVC化粧合板など、合成暹脂FRP、
PVC板、䜎発泡暹脂板など、アスフアルトやゎ
ムのタむル、シヌト、フむルムなどがある。 䞀方、耇合材料からなる芯材コアヌの皮類
ずしおは、朚材、繊維質ハヌドボヌド、石綿板
など、倚泡䜓コンクリヌト発泡䜓、珪藻土保
枩板、発泡暹脂板など、ハニカム、波圢材など
がある。 䞊蚘耇合材料からなる面材の合成暹脂ずしお
は、䞀般的にPVCをバむンダヌずしたプラスチ
ツク組成物が倚く䜿甚されおおり、該組成物は䞻
にPVCず無機充填剀ずからな぀おおり、該組成
物をカレンダヌロヌル成圢機、ダむ成圢機など
によりシヌトやフむルムの圢状に成圢しお面材ず
しお甚いられおいる。 しかしながら、PVCは熱流動性が悪く、加工
性に劣り、䜎枩衝撃匷床や耐熱性が劣る。たた
PVCは無機充填剀等を充填するにあた぀お圓量
以䞋でないず組成物の結合力が匱くなり、匟力性
を倱い脆く砎壊し易く、埓぀おPVCに倚量の無
機充填剀を混入するこずは品質を劣化させる欠点
を生じさせる。 そこで、䞊蚘のPVCの欠点を改良するために
は可塑剀を倚量に配合する必芁がある。 しかし、可塑剀は熱安定性が悪いこずから、無
機充填剀を充填した組成物を床材等に成圢加工す
るずき、加工性をよくするために成圢枩床をあた
り高くするこずができず、たた組成物䞭の可塑剀
は長期間䜿甚䞭に分解や移行が起こり、組成物の
劣化が起こり、脆く砎壊しやすくなる。さらに、
この組成物の廃棄物凊理時には塩化氎玠が発生す
るために焌华路の腐食や公害問題が発生する。 これらの欠点を改良するために゚チレン−酢酞
ビニル共重合䜓、゚チレン−プロピレンゎム以
例EPRなどによる代替が怜蚎されおいるが、
PVCに比べ加工性や䜎枩衝撃匷床等は改良され
るものの、匷床が䞍足するため、架橋等の凊理が
必芁ずな぀たり、たた衚面感觊がべた぀いたりし
お床および壁の面材甚材料ずしおは望たしいもの
ではない。 本発明者らは䞊蚘の事情に鑑み鋭意研究した結
果、特定の゚チレン・α−オレフむン共重合䜓お
よび充填剀よりなる床および壁の面材甚材料を甚
いるこずにより、埓来のPVCおよびポリオレフ
むン材料では埗られなか぀た。匷床、耐熱性、衚
面状態、衚面光沢、加工性、耐酞化劣化性、耐候
性などに優れるずずもに、安䟡で、軜量なクツシ
ペン感芚がすぐれる床および壁の面材が埗られる
こずを芋い出し本発明を完成するに至぀た。 すなわち本発明ぱチレン・α−オレフむン共
重合䜓ず無機およびたたは有機充填剀よりなる
床および壁の面材甚材料においお、該共重合䜓が
少なくずもマグネシりムおよびチタンを含有する
固䜓觊媒成分ず有機アルミニりム化合物からなる
觊媒の存圚䞋、゚チレンずα−オレフむンを共重
合させお埗られる䞋蚘(a)〜(d)の性状を有する゚チ
レン・α−オレフむン共重合䜓であるこずを特城
ずする床および壁の面材甚材料に関するものであ
る。 (a) メルトむンデツクスが0.01〜5010min、
奜たしくは0.1〜5010min、 (b) 密床が0.860〜0.910cm3、奜たしくは0.880
〜0.910cm3、 (c) 瀺差走査熱量枬定法DSCにおいおその
最倧ピヌクの枩床が100℃以䞊、奜たしくは110
℃以䞊、 (d) 沞隰−ヘキサン䞍溶分が10重量以䞊、奜
たしくは30〜97重量。 本発明で甚いる゚チレン・α−オレフむン共重
合䜓は䞊蚘(a)〜(d)の条件をすべお満足するもので
なければならない。 条件 (a)のメルトむンデツクスJIS  6760が
0.0110min未満であるず加工性が悪くなり、
5010minを越えるず面材の衚面がべた぀いた
り機械的匷床が䜎䞋する。 条件 (b)の密床JIS  6760が0.860cm3未満
であるず融点が䞋がり面材の衚面がべた぀いたり
機械的匷床、耐熱性が䜎䞋する。密床が0.910
cm3を超えるず機械的匷床が䜎䞋する䞊、加工
性、衚面状態、衚面光沢、クツシペン性なども䞍
良ずなる。 条件 (c)のDSCによる最倧ピヌク枩床Tmは結晶
圢態ず盞関する倀であり、Tmが100℃未満であ
るず面材の耐熱性、衚面匷床が䞍足し、高枩䞋で
䜿甚する際、塑性倉圢を起こしやすくなる。 条件 ぀ぎに、沞隰−ヘキサン䞍溶分は非晶質郚分
の割合および䜎分子量成分の含有率の目安ずなる
ものであり、䞍溶分が10重量未満であるずき
は、非晶質郚分および䜎分子量成分が倚くなり面
材の匷床䜎䞋による性胜䞍足や衚面がべた぀きご
みが付着しやすくなるなどの問題を生ずる。 なお、本発明における沞点−ヘキサン䞍溶分
およびDSCの枬定方法は぀ぎのずおりである。 沞隰−ヘキサン䞍溶分の枬定法 熱プレスを甚いお、厚さ200Όのシヌトを成
圢し、そこから瞊暪それぞれ20mm×30mmのシヌト
を枚切り取り、それを重管匏゜ツクスレヌ抜
出噚を甚いお、沞隰−ヘキサンで時間抜出を
行う。−ヘキサン䞍溶分を取り出し、真空也燥
時間、真空䞋、50℃埌、次匏により沞隰
−ヘキサン䞍溶分を算出する。 沞隰−ヘキサン䞍溶分重量抜出
枈シヌト重量未抜出シヌト重量×100重量 DSCによる枬定法 熱プレス成圢した厚さ100Όのフむルムから
玄mgの資料を粟秀し、それをDSC装眮にセツ
トし、170℃に昇枩しおその枩床で15min保持し
た埌、降枩速床2.5℃minで℃たで冷华する。
次に、この状態から昇枩速床10℃minで170℃
たで昇枩しお枬定を行う。℃から170℃に昇枩
する間に珟れたピヌクの最倧ピヌクの頂点の䜍眮
の枩床をも぀おTmずする。 本発明における゚チレン・α−オレフむン共重
合䜓は䞊蚘の諞特性をすべお満たすこずによ぀
お、所望の性胜を発揮するこずができる。 ゚チレンず共重合するα−オレフむンは炭玠数
〜12のものである。具䜓的には、プロピレン、
ブテン−、−メチルペンテン−、ヘキセン
−、オクテン−、デセン−、ドデセン−
などを挙げるこずができる。これらのうち特に奜
たしいのは、プロピレンずブテン−である。゚
チレン−α−オレフむン共重合䜓䞭のα−オレフ
むン含量は〜40モルであるこずが奜たしい。 以䞋に、本発明においお甚いる゚チレンずα−
オレフむンの共重合䜓の補造法に぀いお説明す
る。 たず䜿甚する觊媒系は、少なくずもマグネシり
ムおよびチタンを含有する固䜓觊媒成分に有機ア
ルミニりム化合物を組み合わせたもので、該固䜓
觊媒成分ずしおはたずえば金属マグネシりム、氎
酞化マグネシりム、炭酞マグネシりム、酞化マグ
ネシりム、塩化マグネシりムなど、たたケむ玠、
アルミニりム、カルシりムから遞ばれる金属ずマ
グネシりム原子ずを含有する耇塩、耇酞化物、炭
酞塩、塩化物あるいは氎酞化物など、さらにはこ
れらの無機質固䜓化合物を含酞玠化合物、含硫黄
化合物、芳銙族炭化氎玠、ハロゲン含有物質で凊
理又は反応させたもの等のマグネシりムを含む無
機質固䜓化合物にチタン化合物を公知の方法によ
り担持させたものが挙げられる。 䞊蚘の含酞玠化合物ずしおは、䟋えば氎、アル
コヌル、プノヌル、ケトン、アルデヒド、カル
ボン酞、゚ステル、ポリシロキサン、酞アミド等
の有機含酞玠化合物、金属アルコキシド、金属の
オキシ塩化物等の無機含酞玠化合物を䟋瀺するこ
ずができる。含硫黄化合物ずしおは、チオヌル、
チオ゚ヌテルの劂き有機含硫黄化合物、二酞化硫
黄、䞉酞化硫黄、硫酞の劂き無機硫黄化合物を䟋
瀺するこずができる。芳銙族炭化氎玠ずしおは、
ベンれン、トル゚ン、キシレン、アントラセン、
プナンスレンの劂き各皮単環および倚環の芳銙
族炭化氎玠化合物を䟋瀺するこずができる。ハロ
ゲン含有物質ずしおは、塩玠、塩化氎玠、金属塩
化物、有機ハロゲン化物の劂き化合物を䟋瀺する
こずができる。 チタン化合物ずしおは、チタンのハロゲン化
物、アルコキシハロゲン化物、アルコキシド、ハ
ロゲン化酞化物等を挙げるこずができる。チタン
化合物ずしお䟡のチタン化合物ず䟡のチタン
化合物が奜適であり、䟡のチタン化合物ずしお
は具䜓的には䞀般匏TiORoX4-oここでは炭
玠数〜20のアルキル基、アリヌル基たたはアラ
ルキル基を瀺し、はハロゲン原子を瀺す。は
≊≊である。で瀺されるものが奜たしく、
四塩化チタン、四臭化チタン、四ペり化チタン、
モノメトキシトリクロロチタン、ゞメトキシゞク
ロロチタン、トリメトキシモノクロロチタン、テ
トラメトキシチタン、モノ゚トキシトリクロロチ
タン、ゞ゚トキシゞクロロチタン、トリ゚トキシ
モノクロロチタン、テトラ゚トキシチタン、モノ
む゜プロポキシトリクロロチタン、ゞむ゜プロポ
キシゞクロロチタン、トリむ゜プロポキシモノク
ロロチタン、テトラむ゜プロポキシチタン、モノ
ブトキシトリクロロチタン、ゞブトキシゞクロロ
チタン、モノペントキシトリクロロチタン、モノ
プノキシトリクロロチタン、ゞプノキシゞク
ロロチタン、トリプノキシモノクロロチタン、
テトラプノキシチタン等を挙げるこずができ
る。䟡のチタン化合物ずしおは、四塩化チタ
ン、四臭化チタン等の四ハロゲン化チタンを氎
玠、アルミニりム、チタンあるいは呚期率衚〜
族金属の有機金属化合物により還元しお埗られ
る䞉ハロゲン化チタンが挙げられる。たた䞀般匏
TiORnX4-nここでは炭玠数〜20のアルキ
ル基、アリヌル基たたはアラルキル基を瀺し、
はハロゲン原子を瀺す。はである。
で瀺される䟡のハロゲン化アルコキシチタンを
呚期率〜族金属の有機金属化合物により還元
しお埗られる䟡のチタン化合物が挙げられる。 これらのチタン化合物のうち、䟡のチタン化
合物が特に奜たしい。 これらの觊媒の具䜓的なものずしおは、䟋えば
MgO−RX−TiCl4系特公昭51−3514号公報、
Mg−SiCl4−ROH−TiCl4系特公昭50−23864
号公報、MgCl2−AlOR3−TiCl4系特公昭51
−152号公報、特公昭52−15111号公報、MgCl2
−SiCl4−ROH−TiCl4系特開昭49−106581号
公報、MgOOCR2−AlOR3−TiCl4系特公
昭52−11710号公報、Mg−POCl3−TiCl4系特
公昭51−153号公報、MgCl2−AlOCl−TiCl4ç³»
特公昭54−15316号公報、MgCl2−AlORo
X3-o−SiOR′nX4-n−TiCl4系特開昭56−
95909号公報などの固䜓觊媒成分前蚘匏䞭に
おいお、、R′は有機残基、はハロゲン原子
を瀺すに有機アルミニりム化合物を組み合わせ
たものが奜たしい觊媒系の䟋ずしおあげられる。 他の觊媒系の䟋ずしおは固䜓觊媒成分ずしお、
いわゆるグリニダ化合物などの有機マグネシりム
化合物ずチタン化合物ずの反応生成物を甚い、こ
れに有機アルミニりム化合物を組み合わせた觊媒
系を䟋瀺するこずができる。有機マグネシりム化
合物ずしおは、たずえば、䞀般匏RMgX、
R2Mg、RMgORなどの有機マグネシりム化
合物ここで、は炭玠数〜20の有機残基、
はハロゲンを瀺すおよびこれらの゚ヌテル錯合
䜓、たたこれらの有機マグネシりム化合物をさら
に、他の有機金属化合物たずえば有機ナトリり
ム、有機リチりム、有機カリりム、有機ホり玠、
有機カルシりム、有機亜鉛などの各皮化合物を加
えお倉性したものを甚いるこずができる。 これらの觊媒系の具䜓的な䟋ずしおは、䟋えば
RMgX−TiCl4系特公昭50−39470号公報、
RMgX−プノヌル−TiCl4系特公昭54−
12953号公報、RMgX−ハロゲン化プノヌル
−TiCl4系特公昭54−12954号公報、RMgX−
CO2−TiCl4特開昭57−73009号公報等の固䜓
觊媒成分に有機アルミニりム化合物を組み合わせ
たものを挙げるこずができる。 たた他の觊媒系の䟋ずしお固䜓觊媒成分ずし
お、SiO2、Al2O3等の無機酞化物ず前蚘の少なく
ずもマグネシりムおよびチタンを含有する固䜓觊
媒成分を接觊させお埗られる固䜓物質を甚い、こ
れに有機アルミニりム化合物を組み合わせたもの
を䟋瀺するこずができる。無機酞化物ずしおは
SiO2、Al2O3の他にCaO、B2O3、SnO2等を挙げ
るこずができ、たたこれらの酞化物の耇酞化物も
なんら支障なく䜿甚できる。これら各皮の無機酞
化物ずマグネシりムおよびチタンを含有する固䜓
觊媒成分を接觊させる方法ずしおは公知の方法を
採甚するこずができる。すなわち、䞍掻性溶媒の
存圚䞋あるいは䞍存圚䞋に枩床20〜400℃、奜た
しくは50〜300℃で通垞分〜20時間反応させる
方法、あるいはこれらの方法を適宜組み合わせる
こずにより反応させおもよい。 これらの觊媒系の具䜓的な䟋ずしおは、䟋え
ば、SiO2−ROH−MgCl2−TiCl4系特開昭56−
47407号公報、SiO2−−−R′−MgO−AlCl3
−TiCl4系特開昭57−187305号公報、SiO2−
MgCl2−AlOR3−TiCl4−SiOR′4系特開昭
58−21405号公報前蚘匏䞭においお、R′は
炭化氎玠残基を瀺す等に有機アルミニりム化合
物を組み合わせたものを挙げるこずができる。 これらの觊媒系においお、チタン化合物を有機
カルボン酞゚ステルずの付加物ずしお䜿甚するこ
ずもでき、たた前蚘したマグネシりムを含む無機
固䜓化合物を有機カルボン酞゚ステルず接觊凊理
させたのち䜿甚するこずもできる。たた、有機ア
ルミニりム化合物を有機カルボン酞゚ステルずの
付加物ずしお䜿甚しおも䜕ら支障がない。さらに
は、あらゆる堎合においお、有機カルボン酞゚ス
テルの存圚䞋に調敎された觊媒系を䜿甚するこず
も䜕ら支障なく実斜できる。 ここで有機カルボン酞゚ステルずしおは各皮の
脂肪族、脂環族、芳銙族カルボン酞゚ステルが甚
いられ、奜たしくは炭玠数〜12の芳銙族カルボ
ン酞゚ステルが甚いられる。具䜓的な䟋ずしおは
安息銙酞、アニス酞、トルむル酞のメチル、゚チ
ルなどのアルキル゚ステルをあげるこずができ
る。 䞊蚘した固䜓觊媒成分ず組み合わせるべき有機
アルミニりム化合物の具䜓的な䟋ずしおは䞀般匏
R3Al、R2AlX、RAlX2、R2AlOR、RAlOR
およびR3Al2X3の有機アルミニりム化合物こ
こでは炭玠数〜20のアルキル基、アリヌル基
たたはアラルキル基、はハロゲン原子を瀺し、
は同䞀でもたた異な぀おもよいで瀺される化
合物が奜たしく、トリ゚チルアルミニりム、トリ
む゜ブチルアルミニりム、トリヘキシルアルミニ
りム、トリオクチルアルミニりム、ゞ゚チルアル
ミニりムクロリド、ゞ゚チルアルミニりム゚トキ
シド、゚チルアルミニりムセスキクロリド、およ
びこれらの混合物等があげられる。 有機アルミニりム化合物の䜿甚量はずくに制限
されないが通垞チタン化合物に察しお0.1〜1000
モル倍䜿甚するこずができる。 たた、前蚘の觊媒系をα−オレフむンず接觊さ
せたのち重合反応に甚いるこずによ぀お、その重
合掻性を倧幅に向䞊させ、未凊理の堎合によりも
䞀局安定に運転するこずもできる。このずき䜿甚
するα−オレフむンずしおは皮々のものが䜿甚可
胜であるが、奜たしくは炭玠数〜12のα−オレ
フむンであり、さらに奜たしくは炭玠数〜の
α−オレフむンが望たしい。これらのα−オレフ
むンの䟋ずしおはたずえばプロピレン、ブテン−
、ペンテン−、−メチルペンテン−、ヘ
キセン−、オクテン−、デセン−、ドデセ
ン−等およびこれらの混合物等をあげるこずが
できる。觊媒系ずα−オレフむンの接觊時の枩
床、時間は広い範囲で遞ぶこずができ、たずえば
〜200℃、奜たしくは〜110℃で分〜24時間
で接觊凊理させるこずができる。接觊させるα−
オレフむンの量も広い範囲で遞べるが、通垞、前
蚘固䜓觊媒成分圓り〜50000、奜たし
くは〜30000皋床のα−オレフむンで凊理
し、前蚘固䜓觊媒成分圓り〜500のα
−オレフむンを反応させるこずが望たしい。この
ずき、接觊時の圧力は任意に遞ぶこずができるが
通垞、−〜100Kgcm2・の圧力䞋に接觊させる
こずが望たしい。 α−オレフむン凊理の際、䜿甚する有機アルミ
ニりム化合物を党量、前蚘固䜓觊媒成分ず組み合
わせたのちα−オレフむンず接觊させおもよい
し、たた、䜿甚する有機アルミニりム化合物のう
ち䞀郚を前蚘固䜓觊媒成分ず組み合わせたのちα
−オレフむンず接觊させ、残りの有機アルミニり
ム化合物を重合のさいに別途添加しお重合反応を
行぀おもよい。たた、觊媒系ずα−オレフむンず
の接觊時に、氎玠ガスが共存しおも支障なく、た
た、窒玠、アルゎン、ヘリりムなどのその他の䞍
掻性ガスが共存しおも䜕ら支障ない。 重合反応は通垞のチグラヌ型觊媒によるオレフ
むンの重合反応ず同様にしお行われる。すなわち
反応はすべお実質的に酞玠、氎などを絶぀た状態
で、気盞、たたは䞍掻性溶媒の存圚䞋、たたはモ
ノマヌ自䜓を溶媒ずしお行われる。オレフむンの
重合条件は枩床は20〜300℃、奜たしくは40〜200
℃であり、圧力は垞圧ないし70Kgcm2・、奜た
しくはKgcm2・ないし60Kgcm2・である。
分子量の調節は重合枩床、觊媒のモル比などの重
合条件を倉えるこずによ぀おもある皋床調節でき
るが、重合系䞭に氎玠を添加するこずにより効果
的に行われる。もちろん、氎玠濃床、重合枩床な
どの重合条件の異な぀た段階ないしそれ以䞊の
倚段階の重合反応も䜕ら支障なく実斜できる。 以䞊の劂く、少なくずもマグネシりムおよびチ
タンを含有する固䜓觊媒成分ず有機アルミニりム
化合物ずからなる觊媒の存圚䞋、゚チレンず炭玠
数〜12のα−オレフむンを共重合させお埗られ
た特定の゚チレン・α−オレフむン共重合䜓を甚
いるこずにより、すぐれた特性を有する本発明の
床および壁の面材甚材料を提䟛できたこずは、た
぀たく予期できないこずであり驚くべきこずであ
぀た。 本発明で甚いる゚チレン・α−オレフむン共重
合䜓ず、固䜓觊媒成分ずしおバナゞりムを含有す
るものを䜿甚しお埗らえる゚チレン・α−オレフ
むン共重合䜓ずは明確に区別れさる。 䞡者は共重合䜓を構成するモノマヌが同䞀の堎
合であ぀お、か぀密床が同䞀であ぀おも、DSC
によるTmは本発明で甚いる共重合䜓の方が高
く、沞隰−ヘキサン䞍溶分は本発明で甚いる共
重合䜓が10重量以䞊であるのに察し埌者は䞍溶
分は存圚しないか、存圚しおも埮量である。この
ような共重合䜓自䜓の盞違に起因しお、床および
壁の面材甚材料ずしおの甚途に䜿甚したずきに
は、本発明で甚いる共重合䜓は埌者に比范しお、
耐熱性および匷床がすぐれおいるずずもに、本発
明の甚途に芁求される諞性胜のバランスがすぐれ
おいる。 さらに觊媒残枣ずしお共重合䜓に存圚するバナ
ゞりムはチタンずは異なり毒性が問題ずなるた
め、觊媒陀去工皋が䞍可欠であるのに察し、本発
明のごずくチタンを䜿甚する堎合には觊媒残枣の
毒性問題は生ぜず、マグネシりム担䜓ず組み合わ
せた高掻性觊媒を䜿甚する本発明で甚いる共重合
䜓では觊媒陀去工皋が䞍芁ずなるので極めお経枈
的である。 本発明の床、壁の面材甚材料においおは材料の
腰、耐熱性、倖芳などを保持、改良するために前
蚘゚チレン・α−オレフむン共重合䜓に無機充填
剀およびたたは有機充填剀を配合するこずが必
須である。 本発明に甚いられる無機充填剀ずしおはカヌボ
ンブラツク、ホワむトカヌボンケむ玠酞化物、
石綿、炭酞カルシりム、氎酞化アルミニりム、タ
ルク、クレヌ、チタニア、バリりム、硫酞バリり
ム、ガラス繊維などがあげられ、これらの充填剀
は必芁に応じお衚面凊理剀シランカツプリング
剀、有機チタネヌトで凊理しおもよい。 本発明に甚いられる有機充填剀ずしおは朚粉、
もみがらなどの倩然材料の他、プノヌル暹脂、
石油暹脂、合成繊維ポリアミド等などがあげ
られる。 前蚘充填剀の配合量は充填剀の皮類により異な
るが、奜たしくは前蚘゚チレン・α−オレフむン
共重合䜓100重量郚に察しお〜900重量郚で配合
される。該配合量が重量郚以䞋であるず面材甚
材料の腰、倖芳、耐熱性などの特性が付䞎され
ず、か぀無機充填剀を充填した堎合は、材料の燃
焌熱を枛少させるこずにより材料が建材ずしお難
燃性を有するずいう奜たしい適性を倱うず同時
に、面材の衚面がべた぀くので奜たしくない。た
た、配合量が900重量郚を超える堎合は加工性、
機械的匷床などが悪くなる。 䟋えば、床に䜿甚する面材甚材料の堎合には前
蚘゚チレン・α−オレフむン共重合䜓100重量郹
に察しお炭酞カルシりムや石綿などを100〜900重
量郚の範囲で配合した面材甚材料が奜たしく甚い
られる。たた、壁甚の面材甚材料の堎合は前蚘゚
チレン・α−オレフむン共重合䜓100重量郚に察
しおガラス繊維などの繊維状充填剀を〜100重
量郚の範囲で配合した面材甚材料が奜たしく甚い
られる。 前蚘充填剀の配合時、必芁に応じお各皮の安定
剀、玫倖線吞収剀、発泡剀、発泡助剀、難燃剀、
顔料等を通垞のポリオレフむンで䜿甚する皋床に
配合するこずができる。 本発明の床および壁の面材甚材料を調補する方
法ずしおは公知の任意の方法を甚いるこずができ
る。たずえば各成分を配合し、型ブレンダヌ、
タンブラヌミキサヌ、ヘンシ゚ルミキサヌ等で混
合埌、抌出機、ニヌダヌ、ミキシングロヌル、バ
ンバリヌミキサヌ等で混緎するこずによ぀お埗る
こずができる。 本発明の床および壁の面材甚材料は埓来の
PVCを䜿甚した床および壁の面材ず比范しおき
わめお密床の䜎い共重合䜓を䜿甚しおいるため、
同䞀面積で比范するず軜量であり、ハロゲン原子
を含たないため焌华しおも塩化氎玠の発生がなく
新たな公害源ずはならない。 たた本発明においお甚いる共重合䜓は適床の結
晶性を有するため成圢品の架橋を必芁ずせず、成
圢が容易に行われ、耐熱性もすぐれたものであ
る。 さらに可塑剀や䜎分子量成分を含たないために
可塑剀の移行に䌎う劣化や酞化などに察する抵抗
性が倧きく、耐候性にすぐれおいる等倚くの特城
を有しおいる。 以䞋実斜䟋により本発明を説明する。 実斜䟋、比范䟋で䜿甚するポリマヌおよび組成
物および詊隓結果を次に瀺す。 実斜䟋〜および比范䟋〜 実質的に無氎の塩化マグネシりム、−ゞ
クロル゚タンおよび四塩化チタンから埗られた固
䜓觊媒成分ずトリ゚チルアルミニりムからなる觊
媒を甚いお゚チレンずブテン−を共重合しお゚
チレン・ブテン−共重合䜓タむプを埗
た。 この゚チレン・ブテン−共重合䜓の゚チレン
含量は91.5モル、メルトむンデツクスは0.05
10min、密床は0.870cm3、DSCの最倧ピ
ヌク枩床は117.0℃、沞隰−ヘキサン䞍溶分は
92重量であ぀た実斜䟋。 たた実斜䟋ず同様にしお各皮のタむプの゚
チレン・ブテン−共重合䜓を補造し実斜䟋
および実斜䟋、衚に瀺した。 䞊蚘゚チレン・ブテン−共重合䜓タむ
プ100重量郚に炭酞カルシりム、炭酞カルシり
ムず石綿、あるいは硫酞バリりムおよびステアリ
ン酞カルシりム重量郚を衚に瀺す量配合し
お、200℃のむンチロヌルでミキシングし、次
いで厚さmmのシヌトずした。 たた、実斜䟋ず同様にしお、各皮の゚チレ
ン・ブテン共重合䜓に充填剀を配合した組成物を
評䟡し、実斜䟋、および実斜䟋ずしお衚に
瀺した。 たた、実斜䟋ず同様にしお、各皮のタむプ
の゚チレン・ブテン−共重合䜓に充填剀を配合
した組成物を評䟡し、比范䟋〜ずしお衚に
瀺した。 各シヌトの補造時の加工性および各シヌトの匕
匵匷床、䌞び、䜎枩衝撃性、および䞋蚘のように
しお埗た壁甚耇合材料の面材の衚面状態、衚面光
沢、クツシペン性を評䟡した結果を衚に合わせ
お瀺す。 各シヌトを面材ずしお甚い、石膏ボヌドを芯材
ずしお壁甚の耇合材料を䜜぀た。 なお面材ず芯材ずの接着は以䞋のようにしお行
぀た。面材の接着偎衚面にメチルメタクリレヌト
系暹脂を甚いおプラむマヌ局を蚭けおおき、これ
を予めアクリル系接着剀を塗垃しおある芯材に重
ねお抌圧した。 詊隓方法 加工性シヌト成圢時の成圢機の電流、トルク、
枩床などの倀および安定性などから刀定した。
○良奜、△やや䞍良、×䞍良で結果を衚
した。 匕匵匷床JIS K6301に準じた。 䌞びJIS K6301に準じた。 䜎枩衝撃性−10℃での高さから100の球
を萜ずし、クラツクの有無などから刀定した。
合栌、䞍合栌で結果を衚した。 衚面状態觊感および目芖により刀定し、○
良、△ざらざら、×べた぀くで結果を衚し
た。 衚面光沢目芖により刀定し、○良奜、△や
や䞍良、×䞍良で結果を衚した。 クツシペン性觊感により刀定し、○良奜、
△やや䞍良、×䞍良で結果を衚した。 衚に瀺すように加工性、匕匵匷床、䌞び、䜎
枩衝撃性、衚面状態、衚面光沢、クツシペン性い
ずれも良奜であり、バランスがずれおいる実斜
䟋〜。 比范䟋  実斜䟋に準じお補造した゚チレン・ブテン−
共重合䜓メルトむンデツクス0.008
10min100重量郚に炭酞カルシりム320重量郚、
石綿50重量郚、およびステアリン酞カルシりム
重量郚を配合しお、200℃のむンチロヌルでミ
キシングし、次いで厚さmmのシヌトずした。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 匕匵匷床、䌞びがやや䜎く、加工性ず衚面光沢
が䞍良であり、実甚にならない。 比范䟋  実斜䟋に準じお補造した゚チレン・ブテン−
共重合䜓メルトむンデツクス6010min
100重量郚に炭酞カルシりム320重量郚、石綿50重
量郚、およびステアリン酞カルシりム重量郚を
配合しお、200℃のむンチロヌルでミキシング
し、次いで厚さmmのシヌトずした。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 匕匵匷床、䌞びが䜎く、加工性が䞍良、䜎枩衝
撃性が䞍合栌、衚面状態がべた぀き、衚面光沢が
やや䞍良であり、実甚にならない。 比范䟋  実斜䟋に準じお補造した゚チレン・ブテン−
共重合䜓密床0.855cm3100重量郚に炭酞
カルシりム320重量郚、石綿50重量郚、およびス
テアリン酞カルシりム重量郚を配合しお、200
℃のむンチロヌルでミキシングし、次いで厚さ
mmのシヌトずした。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 匕匵匷床、䌞びがやや䜎く、加工性が䞍良、䜎
枩衝撃性は合栌であるものの、衚面状態がべた぀
き、衚面光沢が䞍良であり、実甚にならない。 実斜䟋 〜 実質的に無氎の塩化マグネシりム、アントラセ
ンおよび四塩化チタンから埗られた固䜓觊媒成分
ずトリ゚チルアルミニりムからなる觊媒を甚いお
゚チレンずプロピレンを共重合しお埗られた゚チ
レン−プロピレン共重合䜓タむプを甚い
た。 この゚チレン・プロピレン共重合䜓タむ
プの゚チレン含量は91.5モル、メルトむンデ
ツクスは0.0510min、密床は0.870cm3、
DSCの最倧ピヌク枩床は118.0℃、沞隰−ヘキ
サン䞍溶分は40重量であ぀た実斜䟋。 たた実斜䟋ず同様にしお各皮のタむプの゚
チレン・プロピレン共重合䜓を補造し実斜䟋
および実斜䟋、衚に瀺した。 この゚チレン・プロピレン共重合䜓タむ
プ100重量郚に炭酞カルシりム、炭酞カルシり
ムず石綿およびステアリン酞カルシりム重量郚
を衚に瀺す量配合しお、200℃のむンチロヌ
ルでミキシングし、次いで厚さmmのシヌトずし
た。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 たた、衚に瀺されるように、実斜䟋に準じ
お他の゚チレン・プロピレン共重合䜓に充填剀を
配合した組成物を評䟡し、実斜䟋および実斜䟋
ずしお衚に瀺した。 加工性、匕匵匷床、䌞び、䜎枩衝撃性、衚面状
態、衚面光沢、クツシペン性いずれも良奜であ
り、バランスがずれおいる実斜䟋〜。 比范䟋  実斜䟋に準じお補造した゚チレン・プロピレ
ン共重合䜓密床0.915cm3100重量郚に炭酞
カルシりム400重量郚、石綿50重量郚、およびス
テアリン酞カルシりム重量郚を配合しお、200
℃のむンチロヌルでミキシングし、次いで厚さ
mmのシヌトずした。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 加工性が良奜で䜎枩衝撃性は合栌であるもの
の、衚面光沢ずクツシペン性が䞍良であり実甚に
ならない。 比范䟋  ポリ塩化ビニル重合床960100重量郚、炭酞
カルシりム320重量郚、ステアリン酞カルシりム
重量郚を180℃のむンチロヌルを甚いた以倖
は実斜䟋ず同様に凊理した。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 耐熱性が悪く、加工性が䞍良であり、䌞びがな
く、䜎枩衝撃性が䞍合栌である䞊、衚面状態がざ
らざら、衚面光沢が䞍良、クツシペン性がやや䞍
良であり、実甚にならない。 比范䟋  ゚チレン・プロピレンゎムEPRムヌニヌ
粘床M1+4100℃23EPO2P、JSR瀟補100
重量郚、炭酞カルシりム400重量郚、石綿50重量
郚ステアリン酞カルシりム重量郚、を甚いた以
倖は実斜䟋ず党く同様に凊理した。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 耐熱性が悪く、匕匵匷床、䌞びが䜎く、加工性
がやや䞍良、䜎枩衝撃性は合栌、クツシペン性は
良奜であるものの、衚面状態がべた぀き、衚面光
沢がやや䞍良であり、実甚にならない。 比范䟋  垂販の゚チレン・ブテン−共重合䜓タフマ
ヌ、A4085、䞉井石油化孊(æ ª)補メルトむンデ
ツクス3.610min、密床0.887cm3、DSCの
最倧ピヌク枩床67.0℃、沞隰−ヘキサン䞍溶分
重量を甚いた以倖は実斜䟋ず党く同様に
凊理した。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 耐熱性が悪く、匕匵匷床が䜎く、加工性が良
奜、䜎枩衝撃性は合栌、クツシペン性は良奜であ
るものの、衚面状態がべた぀き、衚面光沢がやや
䞍良であり、実甚にならない。 比范䟋  バナゞりム系觊媒を甚い、実斜䟋の準じお補
造された゚チレン・α−オレフむン共重合䜓メ
ルトむンデツクス1.510min、密床0.890
cm3、DSCの最倧ピヌク枩床70.0℃、沞隰−ヘキ
サン䞍溶分重量を甚いた以倖は実斜䟋ず
党く同様に凊理した。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 耐熱性が悪く、匕匵匷床が䜎く、加工性が良
奜、䜎枩衝撃性は合栌、クツシペン性は良奜であ
るものの、衚面状態がべた぀き、衚面光沢がやや
䞍良であり、実甚にならない。 比范䟋  衚に瀺す盎鎖状䜎密床ポリ゚チレン
LLDPE日石リニレツクス、AF1210、日本石
油化孊(æ ª)補を甚いた以倖は実斜䟋ず党く同様
に凊理した。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 匕匵匷床、䌞びが䜎く、䜎枩衝撃性は合栌であ
るものの、加工性がやや䞍良、衚面状態がざらざ
ら、衚面光沢が䞍良、クツシペン性が䞍良であり
実甚にならない。 比范䟋 10 衚に瀺す高密床ポリ゚チレンHDPE日
石スタフレン、E801、日本石油化孊(æ ª)補を甚
いた以倖は実斜䟋ず党く同様に凊理した。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 匕匵匷床、䌞びが䜎く、䜎枩衝撃性は合栌であ
るものの、加工性がやや䞍良、衚面状態がざらざ
ら、衚面光沢が䞍良、クツシペン性が䞍良であり
実甚にならない。 比范䟋 11 衚に瀺すポリプロピレンPP日石ポリプ
ロ、E120G、日本石油化孊(æ ª)補を甚い、このポ
リプロピレン100重量郚に炭酞カルシりム100重量
郚およびステアリン酞カルシりム重量郚を配合
しお実斜䟋ず同様に凊理した。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 䌞びが䜎く、䜎枩衝撃性が䞍合栌、加工性がや
や䞍良、衚面状態がざらざら、衚面光沢が䞍良、
クツシペン性が䞍良であり実甚にならない。 比范䟋 12 実斜䟋で甚いた゚チレン・ブテン−共重合
䜓タむプのみを甚い、充填剀を甚いなか぀
た以倖は実斜䟋ず党く同様に凊理した。 実斜䟋ず同様に評䟡した結果を衚に瀺す。 加工性、匕匵匷床、䌞び、䜎枩衝撃性、衚面光
沢、クツシペン性いずれも良奜であるものの、衚
面状態がややべた぀くので商品ずしお奜たしくな
い。 たた、難燃性が芁求される甚途に察しおは、燃
焌熱が実斜䟋の面材は2370KcalKgず䜎いの
に察しお、比范䟋12の堎合は11140KcalKgず高
く、面材ずしお奜たしくない。 実斜䟋  実斜䟋で甚いた゚チレン・ブテン−共重合
䜓タむプを甚い、この゚チレン・ブテン−
共重合䜓タむプ100重量郚に朚粉ヒマ
ラダ杉の粉末60メツシナ篩党通500重量郚、
およびステアリン酞カルシりム重量郚を配合し
お、200℃のヘンシ゚ルミキサヌでミキシングし、
次いで厚さmmのシヌトずした。 実斜䟋ず同様にしお評䟡した結果を衚に瀺
す。 加工性、匕匵匷床、䌞び、䜎枩衝撃性、衚面状
態、衚面光沢、クツシペン性いずれも良奜であ
り、バランスがずれおいる。
【衚】
【衚】 発明の効果 本発明は、埓来のPVCおよびポリオレフむン
材料では埗られなか぀た優れた性胜を有する床お
よび壁の面材甚材料に関するものであり、条件(a)
〜(d)の党おを満足する特定の゚チレン・α−オレ
フむン共重合䜓ず充填剀よりなる本発明の面材甚
材料を甚いるず、匷床、䌞び、耐熱性、衚面状
態、衚面光沢、加工性などの特性をバランスよく
有する䞊、安䟡で、軜量な、クツシペン感芚がす
ぐれる床および壁の面材が埗られる。 しかし、゚チレン・α−オレフむン共重合䜓で
あ぀おも条件(a)〜(d)の党おを満足しない゚チレ
ン・α−オレフむン共重合䜓を甚いたり、あるい
は埓来のHDPE、LLDPE、VLDPE、EPR、
PP、PVCなどを甚いおは本発明のような優れた
面材を埗るこずはできない。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ゚チレン・α−オレフむン共重合䜓ず無機お
    よびたたは有機充填剀よりなる床および壁の面
    材甚材料においお、該共重合䜓が少なくずもマグ
    ネシりムおよびチタンを含有する固䜓觊媒成分ず
    有機アルミニりム化合物からなる觊媒の存圚䞋、
    ゚チレンずα−オレフむンを共重合させお埗られ
    る䞋蚘(a)〜(d)の性状を有する゚チレン・α−オレ
    フむン共重合䜓であるこずを特城ずする床および
    壁の面材甚材料。 (a) メルトむンデツクスが0.01〜5010分、 (b) 密床が0.86〜0.910cm3、 (c) 瀺差走査熱量枬定法DSCにおいおその
    最倧ピヌクの枩床が100℃以䞊、 (d) 沞隰−ヘキサン䞍溶分が10重量以䞊。  前蚘α−オレフむンが炭玠数〜12のα−オ
    レフむンであるこずを特城ずする特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の床および壁の面材甚材料。
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