JP2854088B2 - ポリオレフィン組成物 - Google Patents

ポリオレフィン組成物

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JP2854088B2 JP12765590A JP12765590A JP2854088B2 JP 2854088 B2 JP2854088 B2 JP 2854088B2 JP 12765590 A JP12765590 A JP 12765590A JP 12765590 A JP12765590 A JP 12765590A JP 2854088 B2 JP2854088 B2 JP 2854088B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、炭素数4〜12のα−オレフィンと芳香族ビ
ニル単量体とのランダム共重合体と、粘着付与剤とから
なり、ホットメルト接着剤、ヒートシール付与剤などに
適したポリオレフィン組成物に関する。さらに詳しく
は、接着性、加工性に優れ、しかも耐熱老化性などの耐
環境老化性に優れ、包装用、製本用、製袋用、木工用、
製缶用、建築用、サニタリー用など様々な分野で利用で
きる、炭素数4〜12のα−オレフィンと芳香族ビニル単
量体とのランダム共重合体と、粘着付与剤とからなるポ
リオレフィン組成物に関する。
発明の技術的背景 近年、ホットメルト接着剤は、従来の溶剤型接着剤に
比べ、高速塗工性、安全性、作業環境性、省エネルギー
性に優れるため利用分野の急速な拡大を見せてきた。
従来のホットメルト接着剤、ヒートシール付与剤とし
ては、天然ゴム、エチレン・酢酸ビニル共重合体、スチ
レン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体、スチレ
ン・イソプレン・スチレンブロック共重合体などをベー
スポリマーとする配合物などが使用されている。ところ
が天然ゴム、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック
共重合体、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共
重合体をベースポリマーとする配合物は、二重結合を多
量に有するため耐熱安定性が悪く、塗工時に酸化、分
解、着色などが起こるだけでなく、接着後、接着性能が
経時変化を起こすといったような問題があった。また、
エチレン・酢酸ビニル共重合体をベースとする配合物は
ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹
脂に対する接着性に劣っている。
本発明者らは、接着性、加工性、耐熱老化性などの耐
環境老化性に優れた樹脂を得るべく鋭意研究したとこ
ろ、特定のα−オレフィンと芳香族ビニル単量体との共
重合体と粘着付与剤とからなる組成物が、上記特性に優
れることを見いだし、本発明を完成するに至った。
発明の目的 本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決
しようとするものであって、接着性、加工性、耐熱老化
性などの耐環境老化性に優れた、α−オレフィン・芳香
族ビニルランダム共重合体および粘着付与剤とからなる
組成物を提供することを目的としている。
発明の概要 本発明に係るポリオレフィン組成物は、 [A]炭素数4〜12のα−オレフィンから導かれる構成
単位と、芳香族ビニル単量体から導かれる構成単位とか
らなり、 (i)α−オレフィンから導かれる構成単位が50
〜96モル%の範囲にあり、 (ii)135℃、デカリン中で測定した極限粘度
[η]が0.01〜7dl/gの範囲にあるα−オレフィン系ラ
ンダム共重合体;30〜90重量%と、 [B]粘着付与剤;70〜10重量%とからなることを特徴
としている。
発明の具体的説明 以下、本発明に係るポリオレフィン組成物について具
体的に説明する。
本発明に係るポリオレフィン組成物は、 [A]炭素数4〜12のα−オレフインと芳香族ビニル単
量体との共重合体であるα−オレフィン・芳香族ビニル
ランダム共重合体(以下、α−オレフィン系ランダム共
重合体と略記する。)と、 [B]粘着付与剤とから構成されている。
α−オレフィン系ランダム共重合体[A]を構成する
炭素数4〜12のα−オレフィンとして、具体的には、ブ
テン−1、ペンテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘ
キセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、ノネン−
1、デセン−1、ウンデセン−1、ドデセン−1などが
挙げられる。中でもブテン−1、ペンテン−1が好適に
用いられる。これらα−オレフィンは1種単独で用いて
もよく、また2種以上を組み合わせて用いてもよい。
α−オレフィン系ランダム共重合体[A]を構成する
芳香族ビニル単量体としては、具体的には、スチレン、
o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、o−エチルスチレン、m−エチルスチレン、
p−エチルスチレン、プロピルスチレン、ブチルスチレ
ンなどのアルキル置換スチレン、クロロスチレン、ブロ
モスチレンなどのハロゲン置換スチレン、1−ビニルナ
フタレン、2−ビニルナフタレン、1−ビニル−4−メ
チルナフタレンなどのビニルナフタレンなどが挙げられ
る。
α−オレフィン系ランダム共重合体[A]を構成する
芳香族ビニル単量体は、1種単独で用いてもよく、また
2種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらにα−オレフィン系ランダム共重合体[A]に
は、上記のような単量体の他に、他の共重合可能な単量
体、例えばエチレン、プロピレンなどを本発明の目的を
損なわない範囲で共重合させることもできる。
α−オレフィン系ランダム共重合体[A]中におい
て、炭素数4〜12のα−オレフィンから導かれる構成単
位は50〜96モル%、好ましくは60〜95モル%の範囲にあ
り、芳香族ビニル単量体から導かれる構成単位は4〜50
モル%、好ましくは5〜40モル%の範囲にある。
α−オレフィン系ランダム共重合体[A]の135℃、
デカリン中で測定した極限粘度[η]は、0.01〜7dl/
g、好ましくは0.1〜5dl/gの範囲にある。この特性値は
α−オレフィン系ランダム共重合体[A]の分子量を示
す尺度であり、他の特性値と結合することにより、前述
の優れた性質のランダム共重合体の提供に役立ってい
る。
α−オレフィン系ランダム共重合体[A]の軟化点
(環球法)は、50〜150℃、好ましくは70〜130℃の範囲
にある。この特性値は、本発明のポリオレフィン組成物
をホットメルト接着剤として使用する際の上限温度の目
安となる値である。
α−オレフィン系ランダム共重合体[A]は、オレフ
ィン重合用触媒の存在下に、α−オレフィンと芳香族ビ
ニル単量体とを共重合させることにより得られる。
共重合の際に好ましく用いられるオレフィン重合用触
媒は、固体状チタン触媒成分(a)と、有機アルミニウ
ム化合物触媒成分(b)と、必要に応じ電子供与体成分
(c)とから形成されている。
上記固体状チタン触媒成分(a)は、マグネシウム、
チタン、ハロゲンおよび電子供与体を必須成分として含
有しており、マグネシウム/チタン(原子比)は1より
大きく、好ましくは3〜50、とくに好ましくは6〜30で
あり、ハロゲン/チタン(原子比)は1より大きく、好
ましくは4〜100とくに好ましくは6〜40であり、電子
供与体/チタン(モル比)は好ましくは0.1〜10とくに
好ましくは0.2〜6である。その比表面積は、好ましく
は3m2/g以上、一層好ましくは約40〜1000m2/g、さらに
好ましくは約100〜800m2/gである。通常、常温における
ヘキサン洗浄のような簡単な手段ではチタン化合物を脱
離しない。そしてそのX線スペクトルは、触媒調製に用
いた原料マグネシウム化合物の如何にかかわらず、マグ
ネシウム化合物に関して微結晶化された状態を示すか、
または通常のマグネシウムジハライド市販品の結晶化状
態に比べ、望ましくは非常に微結晶化された状態を示
す。そして前記必須成分以外の他の元素、金属、官能基
などを含んでいてもよい。さらに有機または無機の希釈
剤で希釈されていてもよい。
固体状チタン触媒成分(a)は、マグネシウム化合物
と、チタン化合物と、必要に応じ電子供与体とを用い、
これらの化合物を接触させることにより調製される。ま
た固体状チタン触媒成分(a)の調製の際に場合によっ
ては、他の反応試剤、たとえばケイ素、リン、アルミニ
ウム等の化合物を使用することができる。
かかる固体状チタン触媒成分(a)を調製する方法と
しては、たとえば特開昭50−108385号公報、同50−1265
90号公報、同51−20297号公報、同51−28189号公報、同
51−64586号公報、同51−92885号公報、同51−136625号
公報、同52−87489号公報、同52−100596号公報、同52
−147688号公報、同52−104593号公報、同53−2580号公
報、同53−40093号公報、同53−40094号公報、同55−13
5102号公報、同55−135103号公報、同55−152710号公
報、同56−811号公報、同56−11908号公報、同56−1860
6号公報、同58−83006号公報、同58−138705号公報、同
58−138706号公報、同58−138707号公報、同58−138708
号公報、同58−138709号公報、同58−138710号公報、同
58−138715号公報、同60−23404号公報、同61−21109号
公報、同61−37802号公報、同61−37803号公報などの各
公報に開示された方法に準じて製造することができる。
これら固体状チタン触媒成分(a)の製造法について以
下に簡単に述べる。
固体状チタン触媒成分(a)の調製には、マグネシウ
ム化合物を用いることができるが、このマグネシウム化
合物としては、還元能を有するマグネシウム化合物およ
び還元能を有しないマグネシウム化合物を挙げることが
できる。
ここで、還元能を有するマグネシウム化合物として
は、たとえば式XnMgR2-n(式中、nは0≦n<2であ
り、Rは水素または炭素数1〜20のアルキル基、アリー
ル基またはシクロアルキル基であり、nが0である場合
二個のRは同一でも異なっていてもよく、Xはハロゲン
である)で表わされる有機マグネシウム化合物を挙げる
ことができる。
このような還元能を有する有機マグネシウム化合物と
しては、具体的には、 ジメチルマグネシウム、ジエチルマグネシウム、ジプ
ロピルマグネシウム、ジブチルグネシウム、ジアミルマ
グネシウム、ジヘキシルマグネシウム、ジデシルマグネ
シウム、 エチル塩化マグネシウム、プロピル塩化マグネシウ
ム、ブチル塩化マグネシウム、ヘキシル塩化マグネシウ
ム、アミル塩化マグネシウム、 ブチルエトキシマグネシウム、エチルブチルマグネシ
ウム、オクチルブチルマグネシウム、ブチルマウネシウ
ムハイドライドなどを挙げることができる。これらマグ
ネシウム化合物は、単独で用いることもできるし、後述
する有機アルミニウム化合物と錯化合物を形成していて
もよい。また、これらのマグネシウム化合物は、液体で
あっても固体であってもよい。
還元能を有しないマグネシウム化合物の具体的な例と
しては、 塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、沃化マグネシ
ウム、弗化マグネシウムなどのハロゲン化マグネシウ
ム; メトキシ塩化マグネシウム、エトキシ塩化マグネシウ
ム、イソプロポキシ塩化マグネシウム、ブトキシ塩化マ
グネシウム、オクトキシ塩化マグネシウムなどのアルコ
キシマグネシウムハライド; フェノキシ塩化マグネシウム、メチルフェノキシ塩化
マグネシウムなどのアルコキシマグネシウムハライド; エトキシマグネシウム、イソプロポキシマグネシウ
ム、ブトキシマグネシウム、n−オクトキシマグネシウ
ム、2−エチルヘキソキシマグネシウムなどのアルコキ
シマグネシウム; フェノキシマグネシウム、ジメチルフェノキシマグネ
シウムなどのアリロキシマグネシウム; ラウリン酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム
などのマグネシウムのカルボン酸塩などを挙げることが
できる。
これら還元能を有しないマグネシウム化合物は、上述
した還元能を有するマグネシウム化合物から誘導した化
合物あるいは触媒成分の調製時に誘導した化合物であっ
てもよい。還元能を有しないマグネシウム化合物を、還
元能を有するマグネシウム化合物から誘導するには、た
とえば、還元能を有するマグネシウム化合物を、ポリシ
ロキサン化合物、ハロゲン含有シラン化合物、ハロゲン
含有アルミニウム化合物、エステル、アルコールなどの
ハロゲン含有化合物、あるいはOH基や活性な炭素−酸素
結合を有する化合物と接触させればよい。
なお、マグネシウム化合物は上記の還元能を有するマ
グネシウム化合物および還元能を有しないマグネシウム
化合物の外に、上記のマグネシウム化合物と他の金属と
の錯化合物、複化合物あるいは他の金属化合物との混合
物であってもよい。さらに、上記の化合物を2種以上組
み合わせた混合物であってもよく、また液状状態で用い
ても固体状態で用いてもよい。該化合物が固体である場
合、アルコール類、カルボン酸類、アルデヒド類、アミ
ン類、金属酸エステル類等を用いて液状化することがで
きる。
これらの中でも、還元能を有しないマグネシウム化合
物が好ましく、特に好ましくはハロゲン含有マグネシウ
ム化合物であり、さらに、これらの中でも塩化マグネシ
ウム、アルコキシ塩化マグネシウム、アリロキシ塩化マ
グネシウムが好ましく用いられる。
固体状チタン触媒成分(a)の調製に用いられる4価
のチタン化合物として種々あるが、通常Ti(OR)gX4-g
(Rは炭化水素基、Xはハロゲン原子、0≦g≦4)で
示される4価のチタン化合物を挙げることができる。よ
り具体的には、 TiCl4、TiBr4、TiI4などのテトラハロゲン化チタン; Ti(OCH3)Cr3、 Ti(OC2H5)Cl3、 Ti(On−C4H9)Cl3、 Ti(OC2H5)Br3、 Ti(O−iso−C4H9)Br3などのトリハロゲン化アルコ
キシチタン; Ti(OCH32Cl2、 Ti(OC2H5)Cl2、 Ti(On−C4H92Cl2、 Ti(OC2H52Br2などのジハロゲン化ジアルコキシチ
タン; Ti(OCH33Cl、 Ti(OC2H53Cl、 Ti(On−C4H93Cl、 Ti(OC2H53Brなどのモノハロゲン化トリアルコキシ
チタン; Ti(OCH3、 Ti(OC2H5、 Ti(On−C4H9、 Ti(O−iso−C4H9、 Ti(O−2−エチルヘキシル)などのテトラアルコ
キシチタンなどを例示することができる。これらの中で
は、とくにテトラハロゲン化チタン、トリハロゲン化ア
ルコキシチタンが好ましく、とくにトリハロゲン化アル
コキシチタンの使用が好ましい。これらのチタン化合物
は1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて
用いてもよい。また炭化水素あるいはハロゲン化炭化水
素に希釈して用いてもよい。
また、固体状チタン触媒成分(a)の調製の際に、必
要に応じ電子供与体を用いることができる。このような
電子供与体としては、アルコール、フェノール類、ケト
ン、アルデヒド、カルボン酸、有機酸または無機酸のエ
ステル、エーテル、酸アミド、酸無水物、アルコキシシ
ランのごとき含酸素電子供与体、アンモニア、アミン、
ニトリル、イソシアネートのごとき含窒素電子供与体な
どを用いることができる。より具体的には、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ペンタノール、ヘキサ
ノール、オクタノール、ドデカノール、オクタデシルア
ルコール、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコ
ール、クミルアルコール、イソプロピルベンジルアルコ
ールなどの炭素数1〜18のアルコール類; フェノール、クレゾール、キシレノール、エチルフェ
ノール、プロピルフェノール、ノニルフェノール、クミ
ルフェノール、ナフトールなどの低級アルキル基を有し
てよい炭素数6〜20ノフェノール類; アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、シクロヘキサ
ノン、ベンゾキノンなどの炭素数3〜15のケトン類; アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、オクチル
アルデヒド、ベンズアルデヒド、トルアルデヒド、ナフ
トアルデヒドなどの炭素数2〜15のアルデヒド類; ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ビニル、
酢酸プロピル、酢酸オクチル、酢酸シクロヘキシル、プ
ロピオン酸エチル、酪酸メチル、吉草酸エチル、クロル
酢酸メチル、ジクロル酢酸エチル、メタクリル酸メチ
ル、クロトン酸エチル、シクロヘキサンカルボン酸エチ
ル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸プロピ
ル、安息香酸ブチル、安息香酸オクチル、安息香酸シク
ロヘキシル、安息香酸フェニル、安息香酸ベンジル、ト
ルイル酸メチル、トルイル酸エチル、トルイル酸アミ
ル、エチル安息香酸エチル、アニス酸メチル、アニス酸
エチル、エトキシ安息香酸エチル、γ−ブチロラクト
ン、δ−バレロラクトン、クマリン、フタリド、炭酸エ
チレンなどの炭素数2〜18の有機酸エステル類; アセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、トルイル酸
クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2〜15の酸ハ
ライド類; メチルエーテル、エチルエーテル、イソプロピルエー
テル、ブチルエーテル、アミルエーテル、テトラヒドロ
フラン、アニソール、ジフェニルエーテルなどの炭素数
2〜20のエーテル類; 酢酸N,N−ジメチルアミド、安息香酸N,N−ジエチルア
ミド、トルイル酸N,N−ジメチルアミドなどの酸アミド
類; メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリ
メチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、
ピペリジン、トリベンジルアミン、アニリン、ピリジ
ン、ピコリン、テトラメチルエチレンジアミンなどのア
ミン類; アセトニトリル、ベンゾニトリル、トリニトリルなど
のニトリル類; 亜リン酸トリメチル、亜リン酸トリエチルなどのP−
O−C結合を有する有機リン化合物; ケイ酸エチル、ジフェニルジメトキシシランなどのア
ルコキシシラン類を例示することができる。
またさらに、有機酸エステルとしては、多価カルボン
酸エステルを特に好ましい例として挙げることができ、
このような多価カルボン酸エステルとしては、下記一般
式、 (ただし、R1は置換または非置換の炭化水素基、R2
R5、R6は水素または置換または非置換の炭化水素基、
R3、R4は、水素あるいは置換または非置換の炭化水素基
であって、好ましくはその少なくとも一方は置換または
非置換の炭化水素基であり、R3とR4は互いに連結されて
いてもよく、炭化水素基R1〜R6が置換されている場合の
置換基は、N、O、Sなどの異原子を含み、例えばC−
O−C、COOR、COOH、OH、SO3H、−C−N−C−、NH2
などの基を有する)で表される骨格を有する化合物を例
示できる。
このような、多価カルボン酸エステルとしては、具体
的には、コハク酸ジエチル、コハク酸ジブチル、メチル
コハク酸ジエチル、α−メチルグルタル酸ジイソブチ
ル、メチルマロン酸ジエチル、エチルマロン酸ジエチ
ル、イソプロピルマロン酸ジエチル、ブチルマロン酸ジ
エチル、フェニルマロン酸ジエチル、ジエチルマロン酸
ジエチル、ジブチルマロン酸ジエチル、マレイン酸モノ
オクチル、マレイン酸ジオクチル、マレイン酸ジブチ
ル、ブチルマレイン酸ジブチル、ブチルマレイン酸ジエ
チル、β−メチルグルタル酸ジイソプロピル、エチルコ
ハク酸ジアルリル、フマル酸ジ−2−エチルヘキシル、
イタコン酸ジエチル、シトラコン酸ジオクチルなどの脂
肪族ポリカルボン酸エステル、1,2−シクロヘキサンカ
ルボン酸ジエチル、1,2−シクロヘキサンカルボン酸ジ
イソブチル、テトラヒドロフタル酸ジエチル、ナジック
酸ジエチルのような脂肪族ポリカルボン酸エステル、フ
タル酸モノエチル、フタル酸ジメチル、フタル酸メチル
エチル、フタル酸モノイソブチル、フタル酸ジエチル、
フタル酸エチルイソブチル、フタル酸ジn−プロピル、
フタル酸ジイソプロピル、フタル酸ジn−ブチル、フタ
ル酸ジイソブチル、フタル酸ジn−ヘプチル、フタル酸
ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジn−オクチル、フ
タル酸ジネオペンチル、フタル酸ジデシル、フタル酸ベ
ンジルブチル、フタル酸ジフェニル、ナフタリンジカル
ボン酸ジエチル、ナフタリンジカルボン酸ジブチル、ト
リメリット酸トリエチル、トリメリット酸ジブチルなど
の芳香族ポリカルボン酸エステル、3,4−フランジカル
ボン酸などの異節環ポリカルボン酸エステルなどを好ま
しい例として挙げることができる。
また、多価カルボン酸エステルの他の例としては、ア
ジピン酸ジエチル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン
酸ジイソプロピル、セバシン酸ジn−ブチル、セバシン
酸ジn−オクチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル
などの長鎖ジカルボン酸のエステルなどを挙げることが
できる。これら化合物の中では、カルボン酸エステルを
用いることが好ましく、特に多価カルボン酸エステル、
とりわけフタル酸エステル類を用いることが好ましい。
固体状チタン触媒成分(a)に含有されることが望ま
しい電子供与体は、有機酸または無機酸のエステル、ア
ルコキシシラン化合物、アリーロキシシラン化合物、エ
ーテル、ケトン、第三アミン、酸ハライド、酸無水物の
ような活性水素を有しないものであり、特に有機酸エス
テルやアルコキシシラン化合物、アリーロキシシラン化
合物が好ましく、中でも芳香族モノカルボン酸と炭素数
1〜8のアルコールとのエステル、マロン酸、置換マロ
ン酸、置換コハク酸、マレイン酸、置換マレイン酸、1,
2−シクロヘキシルジカルボン酸、フタル酸などのジカ
ルボン酸と炭素数2以上のアルコールとのエステルなど
が特に好ましい。
またこれら電子供与体は、必ずしも出発物質として使
用する必要はなく、固体状チタン触媒成分調製の過程で
生成させることもできる。また、固体状チタン触媒成分
は、上記のマグネシウム化合物、チタン化合物および、
必要に応じ電子供与体に加えて、担体化合物および反応
助剤等を使用しこれらを接触させて調製してもよい。
このような担体化合物としては、Al2O3、SiO2、B
2O3、MgO、CaO、TiO2、ZnO、ZnO2、SnO2、BaO、ThOおよ
びスチレン−ジビニルベンゼン共重合体などの樹脂など
が用いられる。この中でAl2O3、SiO2およびスチレン−
ジビニルベンゼン共重合体が好ましい。
反応助剤としては、珪素、リン、アルミニウムなどを
含む有機および無機化合物などを使用することができ
る。
固体状チタン触媒成分(a)は、マグネシウム化合物
と、チタン化合物と、必要に応じ電子供与体と、さらに
必要に応じて担体化合物などとを接触させて調製され
る。
このような固体状チタン触媒成分(a)の調製方法に
は、特に制限はないが、ここでその方法を数列挙げて以
下に簡単に説明する。
(1)マグネシウム化合物と、電子供与体と、チタン化
合物とを任意の順序で接触、反応させる方法。この反応
は、各成分を電子供与体および/または有機アルミニウ
ム化合物やハロゲン含有ケイ素化合物などの反応助剤で
予備処理してもよい。なお、この方法においては、上記
電子供与体を少なくとも一回は用いる。
(2)還元能を有しない液状のマグネシウム化合物と、
液状チタン化合物とを、電子供与体の存在下で反応させ
て固体状のマグネシウム・チタン複合体を析出させる方
法。
(3)(2)で得られた反応生成物に、チタン化合物を
さらに反応させる方法。
(4)(1)あるいは(2)で得られる反応生成物に、
電子供与体およびチタン化合物をさらに反応させる方
法。
(5)マグネシウム化合物と、電子供与体と、チタン化
合物とを粉砕して得られた固体状物を、ハロゲン、ハロ
ゲン化合物および芳香族炭化水素のいずれかで処理する
方法。なお、この方法においては、マグネシウム化合物
のみを、あるいはマグネシウム化合物と電子供与体とか
らなる錯化合物を、あるいはマグネシウム化合物とチタ
ン化合物を粉砕する工程を含んでもよい。また、粉砕後
に反応助剤で予備処理し、次いでハロゲンなどで処理し
てもよい。反応助剤としては、有機アルミニウム化合物
あるいはハロゲン含有ケイ素化合物などが挙げられる。
(6)前記(1)〜(4)で得られる化合物をハロゲン
またはハロゲン化合物または芳香族炭化水素で処理する
方法。
(7)金属酸化物、有機マグネシウム化合物およびハロ
ゲン含有化合物との接触反応物を、電子供与体およびチ
タン化合物と接触させる方法。
(8)有機酸のマグネシウム塩、アルコキシマグネシウ
ム、アリーロキシマグネシウムなどのマグネシウム化合
物を、電子供与体、チタン化合物および/またはハロゲ
ン含有炭化水素と反応させる方法。
(9)マグネシウム化合物とアルコキシチタンとを少な
くとも含む炭化水素溶液、チタン化合物、電子供与体お
よび必要に応じてハロゲン含有ケイ素化合物などのハロ
ゲン含有化合物とを反応させる方法。
(10)還元能を有しない液状状態のマグネシウム化合物
と有機アルミニウム化合物とを反応させて固体状のマグ
ネシウム・アルミニウム複合体を析出させ、次いで、電
子供与体およびチタン化合物を反応させる方法。
このような方法によって、固体状チタン触媒成分
(a)を製造する際、マグネシウム化合物、チタン化合
物および必要に応じ添加される電子供与体の使用量に付
いては、その種類、接触条件、接触順序などによって異
なるが、マグネシウム1モルに対し、該電子供与体は、
好ましくは0.01モル〜5モル、特に好ましくは0.1モル
〜1モルの量で用いられ、液状状態のチタン化合物は0.
1モル〜1000モル、特に好ましくは1モル〜200モルの量
で用いられる。
これらの化合物を接触させる際の温度は、通常−70℃
〜200℃、好ましくは10℃〜150℃である。
上記のような諸方法で得られる固体状チタン触媒成分
(a)は、反応終了後、液状の不活性炭化水素で充分に
洗浄することによって精製できる。この目的に使用され
る不活性炭化水素としては、n−ペンタン、イソペンタ
ン、n−ヘキサン、イソヘキサン、n−ヘプタン、n−
オクタン、イソオクタン、n−デカン、n−ドデカン、
灯油、流動パラフィンのような脂肪族炭化水素; シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘキ
サン、メチルシクロヘキサンのような脂環族炭化水素; ベンゼン、トルエン、キシレン、シメンのような芳香
族炭化水素; クロルベンゼン、ジクロルエタンのようなハロゲン化
炭化水素あるいはこれらの混合物などを例示できる。
本発明に係るポリオレフィン組成物を構成するα−オ
レフィン系ランダム共重合体[A]を製造する際に用い
られるオレフィン重合用触媒は、上記したような固体状
チタン触媒成分(a)と、有機アルミニウム化合物触媒
成分(b)とからなる。
有機アルミニウム化合物触媒成分(b)としては、た
とえば、 (1)一般式 R1 mAl(OR2nHpXq (式中、R1およびR2は炭素原子を通常1〜15個、好ま
しくは1〜4個含む炭化水素基であり、これらは互いに
同一でも異なってもよい。Xはハロゲン原子を表わし、
0<m≦3、nは0≦n<3、pは0≦p<3、qは0
≦q<3の数であって、しかもm+n+p+q=3であ
る)で表わされる有機アルミニウム化合物; (2)一般式 M1AlR1 4 (式中、M1はLi、Na、Kであり、R1は前記と同じ)で
表わされる第I族金属とアルミニウムとの錯アルキル化
物をあげることができる。
前記の(1)に属する有機アルミニウム化合物として
は、次のような化合物を例示できる。
一般式 R1 mAl(OR23-m (式中、R1およびR2は前記と同じ。mは好ましくは1.
5≦m≦3の数である)、 一般式 R1 mAlX3-m (式中、R1は前記と同じ。Xはハロゲン、mは好まし
くは0<m<3である)、 一般式 R1 mAlH3-m (式中、R1は前記と同じ。mは好ましくは2≦m<3
である)、 一般式 R1 mAl(OR2nXq (式中、R1およびR2は前記と同じ。Xはハロゲン、0
<m≦3、0≦n<3、0≦q<3で、m+n+q=3
である)で表わされる化合物などを挙げることができ
る。
(1)に属するアルミニウム化合物としては、より具
体的には、トリエチルアルミニウム、トリブチルアルミ
ニウムなどのトリアルキルアルミニウム; トリイソプレニルアルミニウムなどのトリアルケニル
アルミニウム; ジエチルアルミニウムエトキシド、ジブチルアルミニ
ウムブトキシドなどのジアルキルアルミニウムアルコキ
シド; エチルアルミニウムセスキエトキシド、ブチルアルミ
ニウムセスキブトキシドなどのアルキルアルミニウムセ
スキアルコキシド、 R1 2.5Al(OR20.5などで表わされる平均組成を有する
部分的にアルコキシ化されたアルキルアルミニウム; ジエチルアルミニウムクロリド、ジブチルアルミニウ
ムクロリド、ジエチルアルミニウムブロミドなどのジア
ルキルアルミニウムハライド; エチルアルミニウムセスキクロリド、ブチルアルミニ
ウムセスキクロリド、エチルアルミニウムセスキブロミ
ドなどのアルキルアルミニウムセスキハライド; エチルアルミニウムジクロリド、プロピルアルミニウ
ムジクロリド、ブチルアルミニウムジブロミド等のアル
キルアルミニウムジハライドなどの部分的にハロゲン化
されたアルキルアルミニウム;ジエチルアルミニウムヒ
ドリド、ジブチルアルミニウムヒドリドなどのジアルキ
ルアルミニウムヒドリド; エチルアルミニウムジヒドリド、プロピルアルミニウ
ムジヒドリド等のアルキルアルミニウムジヒドリドなど
その他の部分的に水素化されたアルキルアルミニウム; エチルアルミニウムエトキシクロリド、ブチルアルミ
ニウムブトキシクロリド、エチルアルミニウムエトキシ
ブロミドなどの部分的にアルコキシ化およびハロゲン化
されたアルキルアルミニウムを挙げることができる。
また(1)に類似する化合物としては、酸素原子や窒
素原子を介して2以上のアルミニウムが結合した有機ア
ルミニウム化合物を挙げることができる。このような化
合物としては、例えば、 (C2H52AlOAl(C2H5、 (C4H92AlOAl(C4H9メチルアルミノオキサンなどを挙げることができる。
前記(2)に属する化合物としては、LiAl(C
2H5、LiAl(C7H15などを挙げることができる。
上記(1)、(2)の中ではとくにトリアルキルアル
ミニウムあるいは上記した2種以上のアルミニウム化合
物が結合したアルキルアルミニウムを用いることが好ま
しい。
本発明に係るポリオレフィン組成物を構成するα−オ
レフィン系ランダム共重合体[A]の製造工程で用いら
れるオレフィン重合用触媒は、前記固体状チタン触媒成
分(a)と、有機アルミニウム化合物触媒成分(b)
と、必要に応じ電子供与体(c)とから形成されてい
る。電子供与体(c)としては、アミン類、アミド類、
エーテル類、ケトン類、ニトリル類、ホスフィン類、ス
チビン類、アルシン類、ホスホルアミド類、エステル
類、チオエーテル類、チオエステル類、酸無水物類、酸
ハライド類、アルデヒド類、アルコレート類、アルコキ
シ(アリーロキシ)シラン類、有機酸類および周期律表
第I族〜第IV族に属する金属のアミド類および塩類など
である。塩類は有機酸と有機金属化合物との反応によっ
て形成させることができる。
電子供与体(c)の具体例としては、たとえば前述し
た固体状チタン触媒成分(a)の調製の際に用いた電子
供与体を挙げることができる。良好な結果は、有機酸エ
ステル、アルコキシ(アリーロキシ)シラン化合物、エ
ーテル、ケトン、酸無水物、アミンなどを電子供与体
(c)として用いる場合に得られる。特に固体状チタン
触媒成分(a)中の電子供与体がモノカルボン酸エステ
ルである場合には、電子供与体(c)として芳香族カル
ボン酸のアルキルエステルを用いることが好ましい。
また固体状チタン触媒成分(a)中の電子供与体が、
さきに好ましいものとして例示したジカルボン酸と炭素
数2以上のアルコールとのエステルである場合には、電
子供与体(c)下記一般式で示される有機ケイ素化合物
を用いることが好ましい。
RnSi(OR′)4-n (式中、RおよびR′は炭化水素基であり、0<n<4
である) 上記のような一般式で示される有機ケイ素化合物とし
ては、具体的には、トリメチルメトキシシラン、トリメ
チルエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメ
チルジエトキシシラン、ジイソプロピルジメトキシシラ
ン、t−ブチルメチルジメトキシラン、t−ブチルメチ
ルジエトキシシラン、t−アミルメチルジエトキシシラ
ン、ジフェニルジメトキシシラン、フェニルメチルジメ
トキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、ビスo−
トリルジメトキシシラン、ビスm−トリルジメトキシシ
ラン、ビスp−トリルジメトキシシラン、ビスp−トリ
ルジエトキシシラン、ビスエチルフェニルジメトキシシ
ラン、ジシクロヘキシルジメトキシシラン、シクロヘキ
シルメチルジメトキシシラン、シクロヘキシルメチルジ
エトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルト
リエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、メチル
トリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラ
ン、デシルトリメトキシシラン、デシルトリエトキシシ
ラン、フェニルトリメトキシシラン、γ−クロルプロピ
ルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エ
チルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、
t−ブチルトリエトキシシラン、n−ブチルトリエトキ
シシラン、iso−ブチルトリエトキシシラン、フェニル
トリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、クロルトリエトキシシラン、エチルトリイソプ
ロポキシシラン、ビニルトリブトキシシラン、シクロヘ
キシルトリメトキシシラン、シクロヘキシルトリエトキ
シシラン、2−ノルボルナントリメトキシシラン、2−
ノルボルナントリエトキシシラン、2−ノルボルナンメ
チルジメトキシシラン、ケイ酸エチル、ケイ酸ブチル、
トリメチルフェノキシシラン、メチルトリアリロキシ
(allyloxy)シラン、ビニルトリス(β−メトキシエト
キシシラン)、ビニルトリアセトキシシラン、ジメチル
テトラエトキシジシロキサン; シクロペンチルトリメトキシシラン、2−メチルシク
ロペンチルトリメトキシシラン、2,3−ジメチルシクロ
ペンチルトリメトキシシラン、シクロペンチルトリエト
キシシラン; ジシクロペンチルジメトキシシラン、ビス(2−メチ
ルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ビス(2,3−ジ
メチルシクロペンチル)ジメトキシシラン、ジシクロペ
ンチルジエトキシシラン; トリシクロペンチルメトキシシラン、トリシクロペン
チルエトキシシラン、ジシクロペンチルメチルメトキシ
シラン、ジシクロペンチルエチルメトキシシラン、ヘキ
セニルトリメトキシシラン、ジシクロペンチルメチルエ
トキシシラン、シクロペンチルジメチルメトキシシラ
ン、シクロペンチルジエチルメトキシシラン、シクロペ
ンチルジメチルエトキシシランが用いられる。
このうちエチルトリエトキシシラン、n−プロピルト
リエトキシシラン、t−ブチルトリエトキシシラン、ビ
ニルトリエトキシシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリブトキシシラン、ジフェニルジメトキシ
シラン、フェニルメチルジメトキシシラン、ビスp−ト
リルジメトキシシラン、p−トリルメチルジメトキシシ
ラン、ジシクロヘキシルジメトキシシラン、シクロヘキ
シルメチルジメトキシシラン、2−ノルボルナントリエ
トキシシラン、2−ノルボルナンメチルジメトキシシラ
ン、フェニルトリエトキシシラン、ジシクロペンチルジ
メトキシシラン、ヘキセニルトリメトキシシラン、シク
ペンチルトリエトキシシラン、トリシクロペンチルメト
キシシラン、シクロペンチルジメチルメトキシシランな
どが好ましく用いられる。これらの有機ケイ素化合物
は、2種以上混合して用いることもできる。
また、共重合の際に用いられるオレフィン重合用触媒
としては、メタロセン成分(d)とアルミノオキサン成
分(e)とから形成される触媒をあげることができる。
上記、メタロセン成分(d)は、一般式、 (式中、Mはジルコニウム、チタニウムまたはハフニ
ウムであり、Lはシクロアルカジエニル骨格を有する配
位子であり、2個のLは、アルキレン基、置換アルキレ
ン基、シリレン基を介して結合されていてもよく、X,Y
は炭素数1〜12の炭化水素基、アルコキシ基、アリーロ
キシ基、ハロゲンまたは水素である)で示される。
シクロアルカジエニル骨格を有する配位子としては、
例えば、シクロペンタジエニル基、メチルシクロペンタ
ジエニル基、ペンタメチルシクロペンタジエニル基など
のアルキル置換シクロペンタジエニル基、インデニル
基、フルオレニル基などを例示することができる。
アルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、プ
ロピレン基などを例示でき、置換アルキレン基として
は、イソプロピリデン基などを例示でき、置換シリレン
基としては、ジメチルシリレン基、ジフェニルシリレン
基などを例示できる。
X,Yは、炭素数1〜12の炭化水素基、アルコキシ基、
アリーロキシ基、ハロゲンまたは水素である。
炭素数1〜12の炭化水素基としては、アルキル基、シ
クロアルキル基、アリール基、アラルキル基などを例示
することができ、具体的には、アルキル基としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基などが例示され、 シクロアルキル基としては、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基などが例示され、 アリール基としては、フェニル基、トリル基などが例
示され、 アラルキル基としては、ベンジル基、ネオフィル基な
どが例示される。
アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブ
トキシ基などが例示され、 アリーロキシ基としては、フェノキシ基などが例示さ
れる。
ハロゲンとしては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など
が例示される。
以下、Mがジルコニウムであるシクロアルカジエニル
骨格を有する配位子を含む選移金属化合物について、具
体的な化合物を例示する。
ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、 ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジブロミ
ド、 ビス(シクロペンタジエニル)メチルジルコニウムモ
ノクロリド、 ビス(シクロペンタジエニル)エチルジルコニウムモ
ノクロリド、 ビス(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジ
クロリド、 ビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド、 ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチ
ル、 ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムメトキシ
クロリド、 ビス(シロルペンタジエニル)ジルコニウムエトキシ
クロリド、 エチレンビス(インデニル)ジメチルジルコニウム、 エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、 エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデ
ニル)ジルコニウムジクロリド、 ジメチルシリレンビス(シクロペンタジエニル)ジル
コニウムジクロリド、 ジメチルシリレンビス(インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、 ジメチルシリレンビス(メチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド。
また、上記のようなジルコニウム化合物において、ジ
ルコニウム金属を、チタン金属、ハフニウム金属におき
かえた化合物を用いることもできる。
アルミノオキサン成分(e)は、たとえば下記のよう
な方法によって製造することができる。
(1) 吸着水を含有する化合物あるいは結晶水を含有
する塩類、たとえば塩化マグネシウム水和物、硫酸銅水
和物、硫酸アルミニウム水和物、硫酸ニッケル水和物、
塩化第1セリウム水和物などの炭化水素媒体懸濁液に、
トリアルキルアルミニウムなどの有機アルミニウム化合
物を添加して反応させて炭化水素の溶液として回収する
方法。
(2) ベンゼン、トルエン、エチルエーテル、テトラ
ヒドロフランなどの媒体中で、トリアルキルアルミニウ
ムなどの有機アルミニウム化合物に直接、水や氷や水蒸
気を作用させて炭化水素の溶液として回収する方法。
なお、該アルミノオキサンは、少量の有機金属成分を
含有してもよい。また回収された上記のアルミノオキサ
ンの溶液から溶媒あるいは未反応有機アルミニウム化合
物を蒸留して除去した後、溶媒に再溶解してもよい。
アルミノオキサンの溶液を製造する際に用いられる有
機アルミニウム化合物としては、前述した有機アルミニ
ウム化合物触媒成分(b)に例示した化合物を挙げるこ
とができる。
これらのうち特にトリアルキルアルミニウムが好まし
く用いられる。
上記のような有機アルミニウム化合物は、単独である
いは組み合わせて用いられる。
アルミノオキサンの溶液に用いられる溶媒としては、
ベンゼン、トルエン、キシレン、クメン、シメンなどの
芳香族炭化水素、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン、デカン、ドデカン、ヘキサデカン、オクタデカン
などの脂肪族炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサ
ン、シクロオクタン、メチルシクロペンタンなどの脂環
族炭化水素、ガソリン、灯油、経由などの石油留分ある
いは上記芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、脂環族炭化
水素のハロゲン化物とりわけ、塩素化物、臭素化物など
の炭化水素溶媒が挙げられる。その他、エチルエーテ
ル、テトラヒドロフランなどのエーテル類を用いること
もできる。これらの溶媒のうち特に芳香族炭化水素が好
ましい。
α−オレフィンと芳香族ビニル単量体との共重合を行
う際に用いられる不活性炭化水素媒体としては、具体的
には、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカン、ドデカン、灯油などの脂肪族炭
化水素; シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロペン
タンなどの脂環族炭化水素; ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素; エチレンクロリド、クロルベンゼンなどのハロゲン化
炭化水素、あるいはこれらの混合物などを挙げることが
できる。また後述する重合反応温度において液状のα−
オレフィンあるいは芳香族ビニル単量体も用いることが
できる。
重合系内における各触媒成分の使用量は、反応容積1
あたり、(a)成分をチタン原子に換算して約0.0001
〜約1.0ミリモル、(b)成分を(a)成分中のチタン
原子1モルに対し、(b)成分中の金属原子が約1〜約
500モルとなるように、また(c)成分を、(b)成分
中の金属原子1モル当り、0.001〜約10モル、好ましく
は約0.01〜約2モル、特に好ましくは約0.05〜約1モル
となるようにするのが好ましい。
重合温度は適宜に選択でき、好ましくは約20〜約200
℃、一層好ましくは約50〜約180℃程度、圧力も適宜に
選択でき、大気圧ないし約50kg/cm2程度の加圧条件下で
行うのが好ましい。重合は、回分式、半連続式、連続式
のいずれの方法においても行うことができる。
分子量の調節は、重合温度、触媒成分の使用割合など
の重合条件を変えることによってある程度調節できる
が、重合系中に水素を添加するのが最も効果的である。
本発明に係るポリオレフィン組成物を構成する粘着付
与剤[B]としては、通常、ホットメルト型粘着剤、接
着剤に用いられる種々の粘着付与樹脂を用いることがで
き、重合されるモノマー源の違いにより次のような樹脂
を列挙することができる。たとえば石油、ナフサ等の分
解によって得られるC4留分、C5留分、これらの混合物あ
るいはこれらの任意の留分、たとえばC5留分中のイソプ
レンおよび1,3−ペンタジエンなどを主原料とする脂肪
族系炭化水素樹脂;石油、ナフサ等の分解によって得ら
れるC9留分中のスチレン誘導体およびインデン類を主原
料とする芳香族系炭化水素樹脂;C4,C5留分の任意の留分
とC9留分を共重合した脂肪族/芳香族共重合炭化水素樹
脂;芳香族系炭化水素樹脂を水素添加した脂環族系炭化
水素樹脂;脂肪族、脂環族および芳香族を含む構造をも
つ合成テルペン系炭化水素樹脂;テレピン油中のα,β
−ピネンを原料とするテルペン系炭化水素樹脂;コール
タール系ナフサ中のインデンおよびスチレン類を原料と
するクマロンインデン系炭化水素樹脂;低分子量スチレ
ン系樹脂;ロジンやロジンエステルなどのロジン系樹脂
があげられる。
本発明のポリオレフィン組成物は、前記α−オレフィ
ン系ランダム共重合体[A]30〜90重量%、好ましくは
35〜90重量%、特に好ましくは40〜90重量%と、粘着付
与剤[B]70〜10重量%、好ましくは65〜10重量%、特
に好ましくは60〜10重量%とを配合したものである。
本発明のポリオレフィン組成物は、前記[A]、
[B]成分の他に、必要に応じて種々の添加剤を配合す
ることができる。たとえば、ホットメルト接着剤として
用いる場合には、ジオクチルフタレート、ジブチルフタ
レート、マシーンオイル、プロセスオイル、ポリブテン
などの軟化剤、融点が40〜65℃程度の石油系のパラフィ
ンワックス、ポリオレフィン系ワックス、マイクロワッ
クスなどのワックス類、炭酸カルシウム、亜鉛華、酸化
チタン、シリカなどの充填剤、フェノール系またはビス
フェノール系の有機化合物、金属石鹸等の抗酸化剤など
があげられる。
本発明のポリオレフィン組成物を調製する方法は、該
組成物のホットメルト接着剤として用いる場合と、感圧
接着剤として用いる場合とで異なる。ホットメルト接着
剤組成物を調製する方法としては、α−オレフィン系ラ
ンダム共重合体[A]、粘着付与剤[B]および必要に
応じて前述の種々の添加剤からなる混合物を加熱下に撹
拌して均一な溶融液を調製し、これを用途に応じて粒
状、フレーク状、ペレット状、棒状、などに冷却しなが
ら成形する。このホットメルト接着剤組成物は再び溶融
ないし塗工の用途に供される。たとえば、接着の用途に
供する場合に、成形品のコーナー接着では棒状の配合体
を溶接ガンに充填する方法などして使用される。
また感圧接着剤を調製する方法としては、α−オレフ
ィン系ランダム共重合体[A]、粘着付与剤[B]およ
び必要に応じて前述の種々の添加剤からなる混合物をロ
ール上で混練するかあるいは適当な溶媒中で溶解させる
などの通常の方法を挙げることができる。
発明の効果 本発明のポリオレフィン組成物は、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂、ポリ
エチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート
などのポリエステル樹脂、アルミニウムなどの金属など
との接着性にすぐれ、ホットメルト接着剤、ヒートシー
ル性付与剤として使用すると、耐熱安定性、耐熱性、耐
候性および色相に優れ、組成物調製時ならびに使用時の
臭気が少ないという利点を有している。また、可塑剤を
加えることで、ホットメルト粘着剤として用いることが
できる。
[実施例] 以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は、
これら実施例に限定されるもではない。
実施例1 α−オレフィン系ランダム共重合体としてブテン−1
含量が90.1モル%、135℃、デカリン中で測定した極限
粘度[η]が0.50であるブテン−1・スチレンランダム
共重合体50重量%と粘着付与剤としてアルコンP−100
(荒川化学(株)製)を50重量%とを200℃で2時間溶
融混合した。得られた混合物をポリエチレンテレフタレ
ート面上に均一に溶融塗布し、自然放冷した。塗布厚は
56μmであった。その上からポリプロピレンの二軸延伸
フィルムを重ね、120℃、3Kg/cm2,10秒の条件でヒート
シールし、接着力評価用試料を得た。試料の接着力を評
価するためにT型剥離試験を測定温度20℃、剥離速度30
cm/分で行なった。
結果を表1に示す。
実施例2〜4 芳香族ビニル単量体およびα−オレフィン含量を表1
記載のとおりに変えた以外は、実施例1と同様の操作を
行った。
結果を表1に示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09J 157/02 C09J 157/02 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 23/00 - 23/36 C08L 25/00 - 25/18 C09J 123/00 - 123/36 C09J 125/00 - 125/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】[A]炭素数4〜12のα−オレフィンから
    導かれる構成単位と、芳香族ビニル単量体から導かれる
    構成単位とからなり、 (i)α−オレフィンから導かれる構成単位が50〜96モ
    ル%の範囲にあり、 (ii)135℃、デカリン中で測定した極限粘度[η]が
    0.01〜7dl/gの範囲にあるα−オレフィン系ランダム共
    重合体;30〜90重量%と、 [B]粘着付与剤;70〜10重量%とからなることを特徴
    とするポリオレフィン組成物。
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