JPH0563470B2 - - Google Patents

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JPH0563470B2
JPH0563470B2 JP60042021A JP4202185A JPH0563470B2 JP H0563470 B2 JPH0563470 B2 JP H0563470B2 JP 60042021 A JP60042021 A JP 60042021A JP 4202185 A JP4202185 A JP 4202185A JP H0563470 B2 JPH0563470 B2 JP H0563470B2
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alkyl
ene
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Padomanasan Sureiraja
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American Cyanamid Co
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  • Hydrogenated Pyridines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2−イミダゾリジンチオンの使用およ
び望ましくないメルカプタン副生物類の製造を避
けて2−ヒドラジノ−1,3−ジアザシクロアル
ケ−2−ンヒドロハライド類を製造する方法に対
して長い間感じられてきている要望を解決するも
のである。
2−メチルチオ−1,3−ジアザシクロペンテ
ン−2−ンヒドロアイオダイドをヒドラジン水和
物と反応させることによる2−ヒドラジノ−1,
3−ジアザシクロペンテ−2−ンヒドロアイオダ
イド類の製造方法は先行技術に開示されている。
それはその後のヒドロアイオダイドと塩化水素と
の反応で2−ヒドラジノ−1,3−ジアザシクロ
ペンテ−2−ンジヒドロクロライドを与え、それ
は抗癌剤である9,10−アントラセンジカルボキ
シアルデヒド二塩酸塩のビス(4,5−ジヒドロ
−1H−イミダゾール−2−イルヒドラゾン)の
製造用の中間生成物である。しかしながら、この
工程には2−メチルチオ−1,3−ジアザシクロ
ペンテ−2−ンヒドロアイオダイドの製造中にお
ける公知の発癌物質である2−イミダゾリジンチ
オンの使用および後者を2−ヒドラジノ−1,3
−ジアザシクロペンテ−2−ンジヒドロクロライ
ドに転化するときの環境上望ましくないメチルメ
ルカプタンの生成が包含される。
該先行技術は、トリメチレンジアミンおよびグ
アニジン塩酸塩を140℃において3時間にわたり
完全に溶融させることによる2−アミノ−1,
4,5,6−テトラヒドロピリミジン塩酸塩の製
造を開示している。しかしながら、この工程に従
うと、等モル量の2,2−ジメチル−1,3−ジ
アミノプロパンおよびアミノグアニジン塩酸塩の
140−145℃における完全な溶融では、加熱時間に
より2:1〜5:1の間の比の2,2−ヒドドラ
ジノ−5,5−ジメチル−1,3−ジアザシクロ
ヘキセ−2−ンモノヒドロクロライドおよび2−
アミノ−5,5−ジメチル−1,3−ジアザシク
ロヘキセ−2−ンモノヒドロクロライドの混合物
を与える。
該先行技術は、N−2−(1,3−ジアザシク
ロペンテ−2−ン)−エチレンジアミンおよびN
−2−(4−メチル1,3−ジアザシクロペンテ
−2−ン)−エチレンジアミンを製造するための、
2−ニトロアミノ−1,3−ジアザシクロペンテ
−2−ンおよび2−ニトロアミノ−4−メチル−
1,3−ジアザシクロペンテ−2−ンと過剰のエ
チレンジアミンとの80−90℃における反応も開示
している。
しかしながら、望ましくない副生物類の生成を
避けながら高収率および高純度を与えるような2
−ヒドラジノ−1,3−ジアザシクロアルケ−2
−ンヒドロハライド類の製造問題を解決するよう
な公知の先行技術はなかつた。本発明はこの問題
を解決しそして先行技術におけるこの要望をかな
えるものである。
本発明は2−ヒドラジノ−1,3−ジアザシク
ロアルケ−2−ンヒドロハライドの製造方法を提
供するものである。式()により表わされるこ
れらの化合物類は、式(A)の化合物類の互変
異性体類である; [式中、 R1は水素、C1−C6アルキル、C1−C6ヒドロキ
シアルキル、C1−C6アルコキシアルキル、フエ
ニル、置換されたフエニル、ベンジル、置換され
たベンジルであり、 R2およびR3は独立して水素、C1−C6アルキル、
C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシアルキル、
ヒドロキシル、アリール、置換されたアリール、
アラルキルおよび置換されたアラルキルであり、
そしてnは0〜3の整数である]。
本発明の方法は、1モル割合の式()の2−
ニトロアミノ−1,3−ジアザビシクロアルケ−
2−ンまたは式(A)により表わされるそれの
互変異性形 [式中、 R1、R2、R3およびnは上記で定義されている
如くである] を、ほぼ等モル割合のアンモニウムハライドまた
はヒドラゾニウムハライドおよび約1〜2モル割
合のヒドラジン水和物と、C1〜C4脂肪族アルコ
ール、水またはそれらの混合物から選択された組
成物中で、ほぼ室温ないし還流温度において反応
させ、そして式()の化合物を単離することか
らなつている。
一態様では、nが0であるときにはR1、R2
よびR3は水素であり、他の態様では、nが1で
あるときにはR1は水素でありそしてR2およびR3
はメチルである。
さらに他の態様では、該方法は式()および
ヒドラジン水和物を1モル割合のアミン塩と反応
させることからなつている。該アミン塩は、式
() (R43N.HX () [式中、 R4は水素またはC1−C4アルキルであり、そし
て Xはハライドまたはサルフエートイオンであ
る] から選択される。特定態様では、Xは塩化物イオ
ンである。別の特定態様では、ヒドラジン水和物
のモル割合が約1.2〜1.5である。さらに別の特定
態では、該アミン塩は塩化アンモニウムである。
最も特別な態様では、脂肪族アルコールが1−プ
ロパノールである。
別の態様では、該方法用の反応温度は約65〜85
℃である。さらに別の態様ではこの温度が約2〜
3時間保たれる。
本発明はまた、2−ヒドラジノ−1,3−ジア
ザビシクロアルケ−2−ンジヒドロハライドの製
造方法も提供するものである。該方法は式 [式中、 R1は水素、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒド
ロキシアルキルであり、 R2およびR3は独立して水素またはC1−C6アル
キルであり、 nは0〜3の整数であり、そして Xはハライドイオンである] の化合物を、ハライドイオンが上記で定義されて
いるものと同じであるようなハロゲン化水素と、
C1−C4アルキルアルコール中で、約0〜30℃に
おいて反応させ、そして対応する2−ヒドラジノ
−1,3−ジアザシクロアルケ−2−ンジヒドロ
ハライドを回収することからなつている。
一態様では、nが0であるときにはR1、R2
よびR3は水素であり、他の態様ではnが1であ
るときにはR1は水素であり、R2およびR3はメチ
ルである。
さらに別の態様では、Xが塩化物イオンであ
る。さらに他の態様ではハロゲン化水素が塩化水
素である。最後の態様ではアルキルアルコールが
1−プロパノールである。
本発明を実施する際には、使用する1分子割合
の2−ニトロアミノ−1,3−ジアザビシクロア
ルケ−2−ン当たり約1分子割合のアンモニウム
ハライドまたはヒドラゾニウムハライドおよび約
1−2分子割合の、好適には約1.25−1.5分子割
合のヒドラジン水和物を含有している式()ま
たは(A)の2−ニトロアミノ−1,3−ジア
ザシクロアルケ−2−ンの、C1−C4アルコール
またはC1−C4アルコール類の混合物、好適には
1−プロパノール、中の撹拌されているスラリー
または溶液を還流下で約2−24時間、好適には約
2−3時間、にわたつて加熱熱する。反応混合物
を次に冷却して対応する2−ヒドラジノ−1,3
−ジアザシクロアルケ−2−ンモノヒドロハライ
ドを結晶化させ、それを濾過または遠心により単
離する。希望する生成物が結晶化しない場合に
は、反応混合物を真空下で濃縮して溶媒の大部分
を除去しそして残渣を適当な溶媒で処理して結晶
化を誘発させる。湿つたケーキを次に真空化で乾
燥させる。得られた2−ヒドラジノ−1,3−ジ
アザシクロアルケ−2−ンモノヒドロハライドの
収率は使用した2−ニトロアミノ−1,3−ジア
ザシクロアルケ−2−ンを基にして理論値の約70
−95%である。生成物は95−100%純度である。
適当な2−ニトロアミノ−1,3−ジアザシク
ロアルケ−2−ン化合物類の代表的な例には下記
のものが包含される: 2−ニトロアミノ−1,3−ジアザシクロペン
テ−2−ン、 5,5−ジメチル−2−ニトロアミノ−1,3
−ジアザシクロヘキセ−2−ン、 3−メチル−2−ニトロアミノ−1,3−ジア
ザシクロペンテ−2−ン、 2−ニトロアミノ−5−プロピル−1,3−ジ
アザシクロヘキセ−2−ン、 3−エチル−2−ニトロアミノ−1,3−ジア
ザシクロペンテ−2−ン、 3−(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロアミ
ノ−1,3−ジアザシクロペンテ−2−ン、 2−ニトロアミノ1,3−ジアザシクロヘプテ
ン−2−ン、 2−ニトロアミノ−1,3−ジアザシクロオク
テン−2−ンなど。
上記の化合物類は先行技術中で開示されている
方法により製造できる。
適当なアンモニウムおよびヒドラゾニウムハラ
イド類の代表的な例には下記のものが包含され
る: 塩化アンモニウム、 臭化アンモニウム、 ヨウ化アンモニウム、 塩化トリメチルアンモニウム、 塩化トリエチルアンモニウム、 ヒドラジン一塩酸塩、 ヒドラジン二塩酸塩など。
下記の実施例は本発明の方法を例示するもので
ある。全ての部数および百分率は断わらない限り
重量によるものである。
実施例 1 2−ヒドラジノ−1,3−ジアザシクロアルケ
−2−ンモノヒドロクロライド類の製造 ヒドラジン水和物78.4g;1.566モル)を、1
−プロパノール(1420ml)、塩化アンモニウム
(67.1g;1.254モル)および2−ニトロアミノ−
1,3−ジアザシクロペンテ−2−ン(163.3;
1.255モル)の撹拌されている混合物に、30分間
にわたつて、22−26℃において、排気が良好なフ
ード中で加えた。生成した混合物を1.5時間にわ
たつて80℃に加熱し、そして80−81℃において2
時間撹拌した。反応混合物を次にゆつくりと0−
5℃に冷却し、そしてそこで30分間撹拌した。結
晶性沈澱を濾過により単離し、1−プロパノール
(2×120ml)で洗浄し、そして真空下で50℃にお
いて乾燥して、131g(理論値の76%)の希望す
る生成物、融点181−184℃、を得た。
実施例 2 2−ヒドラジノ−1,3−ジアザシクロペンテ
−2−ンモノヒドロアイオダイドの製造 ヒドラジン水和物(6.75g;0.135モル)をエ
タノール2B(50ml)、ヨウ化アンモニウム(14.5
g;0.1モル)および2−ニトロアミノ−1,3
−ジアザシクロペンテ−2−ン(13.0g;0.1モ
ル)の撹拌されているスラリリーに、温度を32℃
に上昇させながら加えた。反応混合物を32℃にお
いて15分間撹拌し、次に約50分間にわたつて75℃
に加熱し、そしてそこで1.5時間撹拌した。反応
混合物を約30分以上に亙つて40℃に冷却し、次い
で150℃に冷却した。結晶性の沈澱を濾過により
単離し、氷冷エタノール2B(10ml)で洗浄し、そ
して真空炉中で50℃において乾燥した。白色の結
晶性固体(7.33g;理論値の32.1%;融点140−
142℃)が得られ、それは希望する生成物のもの
と同じ赤外吸収スペクトルを有していた。
実施例 3 2−ヒドラジノ−5,5−ジメチル−1,3−
ジアザシクロヘキセ−2−ンモノヒドロクロラ
イドの製造 ヒドラジン水和物(1.98g;0.0396モル)を1
−プロパノール(50ml)、塩化アンモニウム
(1.56g;0.028モル)および2−ニトロアミノ−
5,5−ジメチル−1,3−ジアザシクロヘキセ
−2−ン(5.0g;0.029モル)の混合物に加え
た。生成した混合物を20分間にわたつて95℃に加
熱し、そしてそこで2時間撹拌した。次に別のヒ
ドラジン水和物(0.94g;0.0187モル)を反応混
合物に加え、そして95℃における撹拌をさらに24
時間続けた。スラリーを次に室温に冷却し、そし
て沈澱を濾過により単離し、1−プロパノール
(20ml)で洗浄し、そして真空下で50℃で乾燥し
て、3.55g(理論値の68.4%)を得た。濾液を蒸
発させて同じ化合物の第二部分(1.5g)を得た。
二部分の合計収率は理論値の96.5%であつた。二
部分の赤外吸収スペクトルは2−ヒドラジノ−
5,5−ジメチル−1,3−ジアザシクロヘキセ
−2−ンモノヒドロクロライドのものと同じであ
つた。
実施例 4 2−ヒドラジノ−1,3−ジアザシクロペンテ
−2−ンジヒドロクロライドの製造 メタノール(5ml)中のヒドラジン水和物
(3.0g;0.06モル)を20−22℃において、メタノ
ール(25ml)、塩化アンモニウム(2.2g;0.041
モル)および2−ニトロアミノ−1,3−ジアザ
シクロペンテ−2−ン(5.2g;0.04モル)の撹
拌されている混合物に加えた。生成した混合物を
加熱還流し(67℃)、そして還流下で4時間撹拌
した。溶液を次に冷却し、メタノール(15ml)お
よびイソプロパノール(50ml)を有する蒸留フラ
スコ(250ml)に移した。生成した溶液を真空下
で濃縮して溶媒の大部分を除去した。生成した固
体残渣をイソプロパノール(25ml)で処理し、混
合物を0℃に冷却し、そして濾過して白色の固体
を単離した。固体を真空下で乾燥して、4.2gの
2−ヒドラジノ−1,3−ジアザシクロペンテ−
2−ンモノヒドロクロライドを得た。濾液をさら
に処理することにより0.5gの第二部分が得られ
た。二部分の合計収率は理論値の86%であつた。
第一部分の固体(4.2g;0.0307モル)をメタ
ノール(84ml)中に溶解させ、そしてアセトン−
ドライアイス浴中で冷却した。塩化水素を次に撹
拌されている溶液中で5分間泡立たせ、生成した
沈澱を濾過により回収し、吸引乾燥し、そして真
空下で40℃において乾燥して、4.83g(理論値の
90.8%)の99.3%純度の2−ヒドラジノ−1,3
−ジアザシクロペンテ−2−ンジヒドロクロライ
ドを得た。
実施例 5 2−ヒドラジノ−1,3−ジアザシクロペンテ
−2−ンジヒドロクロライドの製造 ヒドラジン水和物(7.6ml;0.156モル)、2−
ニトロアミノ−1,3−ジアザシクロペンテ−2
−ン(16.25g;0.128モル)および塩化アンモニ
ウム6.7g;0.125モル)の1−プロパノール
(150ml)中の撹拌されている混合物を78−80℃に
加熱し、そしてそこで3時間保つた。過剰のヒド
ラジン水和物および溶媒を次に混合物から真空下
で蒸発させ、そして残留固体を新しい1−プロパ
ノール(200ml)で処理した。生成したスラリー
を5℃に冷却し、撹拌しながらそして温度を10℃
以下に保ちながら、気体状塩化水素をその中で25
分間泡立たせた。固体を次に濾過により単離し、
1−プロパノール(50ml)で洗浄し、そして真空
炉中で乾燥して、20.6g(理論値の95%)の結晶
性固体(融点182−184℃)を得、それは赤外吸収
スペクトルにより希望する生成物であると同定さ
れた。
実施例 6 3−エチル−2−ヒドラジノ−1,3−ジアザ
シクロペンテ−2−ンモノヒドロクロライドの
製造 1−プロパノール(10ml)中のヒドラジン水和
物(7.5g;0.15モル)を、塩化アンモニウム
(5.4g;0.10モル)、3−エチル−2−ニトロア
ミノ−1,3−ジアザシクロアルケ−2−ン
(15.8g;0.10モル)および1−プロパノール
(70ml)の撹拌されている混合物に加えた。生成
した混合物を0.5時間にわたつて80℃に加熱し、
そして80℃において1.5時間撹拌した。生成した
混合物を次に92℃に加熱し、そこで3時間保ち、
そして別のヒドラジン水和物(0.5g;0.01モル)
で処理した。92℃において撹拌をさらに1.5時間
続け、そして反応混合物を室温に冷却した。反応
混合物を濾過して不溶性物質を除去し、そして濾
液を真空下で濃縮して溶媒を除去して、固体残渣
を得た。吸湿性残渣を真空下で50℃で乾燥して、
15.7g(理論値の95.4%)の希望する生成物、融
点80−83℃、を得た。
実施例 7 3−エチル−2−ヒドラジノ−1,3−ジアザ
シクロペンテ−2−ンジヒドロハライドの製造 実施例6の生成物の一部分(10.0g;0.06モ
ル)を1−プロパノール(65ml)中に溶解させ、
そして溶液を5℃に冷却した。撹拌しそして温度
を25℃以下に保ちながら、気体状塩化水素を次に
反応混合物中に10分間にわたつて泡立たせた。反
応混合物を次に10℃に冷却し、そして分離した無
色の結晶を濾過により単離し、氷冷1−プロパノ
ールで洗浄し、そして真空下で50℃において乾燥
して、11.03g(理論値の86%)の希望する生成
物、融点158−161℃(分解)、を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式() [式中、 R1は水素、C1−C6アルキル、C1−C6ヒドロキ
    シアルキル、C1−C6アルコキシアルキル、フエ
    ニル、置換されたフエニル、ベンジル、置換され
    たベンジルであり、 R2およびR3は独立して水素、C1−C6アルキル、
    C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシアルキル、
    ヒドロキシル、アリール、置換されたアリール、
    アラルキルおよび置換されたアラルキルであり、
    そしてnは0〜3の整数である] の化合物の製造方法において、 1モル割合の式() [式中、 R1、R2、R3およびnは上記で定義されている
    如くである] の化合物を、ほぼ等モル割合のアンモニウムハラ
    イドまたはヒドラゾニウムハライドおよび約1〜
    2モル割合のヒドラジン水和物と、C1〜C4脂肪
    族アルコール、水またはそれらの混合物から選択
    された組成物中で、ほぼ室温ないし還流温度にお
    いて反応させ、そして式()の化合物を単離す
    ることからなる方法。 2 R1、R2およびR3が水素であり、そしてnが
    0である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 R1が水素であり、R2およびR3がメチルであ
    り、そしてnが1である、特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 4 反応段階において、該式()およびヒドラ
    ジン水和物を1モル割合の式() (R43N.HX () [式中、 R4は水素またはC1−C4アルキルであり、そし
    て Xはハロゲンまたは硫酸塩である] から選択されたアミン塩と反応させる、特許請求
    の範囲第1、2または3項に記載の方法。 5 Xが塩化物である、特許請求の範囲第4項記
    載の方法。 6 ヒドラジン水和物のモル割合が約1.2〜1.5で
    ある、特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 該アミン塩が塩化アンモニウムである、特許
    請求の範囲第4、5項または6項に記載の方法。 8 脂肪族アルコールが1−プロパノールであ
    る、特許請求の範囲第4、5、6または7項に記
    載の方法。 9 該反応温度が約65〜85℃である、特許請求の
    範囲第8記項載の方法。 10 該温度が約2〜3時間保たれている、特許
    請求の範囲第9項記載の方法。 11 式 [式中、 R1は水素、C1−C6アルキルまたはC1−C6ヒド
    ロキシアルキルであり、 R2およびR3は独立して水素またはC1−C6アル
    キルであり、 nは0〜3の整数であり、そして Xはハライドイオンである] の化合物を、ハライドイオンが上記で定義されて
    いるものと同じであるようなハロゲン化水素と、
    C1−C4アルキルアルコール中で、約0〜30℃に
    おいて反応させ、そして対応する2−ヒドラジノ
    −1,3−ジアザシクロアルケ−2−ンジヒドロ
    ハライドを回収することからなる、2−ヒドラジ
    ノ−1,3−ジアザシクロアルケ−2−ンジヒド
    ロハライドの製造方法。 12 R1、R2およびR3が水素であり、そしてn
    が0である、特許請求の範囲第11項記載の方
    法。 13 R1が水素であり、R2およびR3がメチルで
    あり、そしてnが1である、特許請求の範囲第1
    1項記載の方法。 14 Xが塩化物イオンである、特許請求の範囲
    第12または13項に記載の方法。 15 該ハロゲン化水素が塩化水素である、特許
    請求の範囲第15項記載の方法。 16 脂肪族アルコールが1−プロパノールであ
    る、特許請求の範囲第14または15項に記載の
    方法。
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