JPH0562753U - 防振脚用粘性液体封入ダンパー - Google Patents
防振脚用粘性液体封入ダンパーInfo
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- JPH0562753U JPH0562753U JP1065092U JP1065092U JPH0562753U JP H0562753 U JPH0562753 U JP H0562753U JP 1065092 U JP1065092 U JP 1065092U JP 1065092 U JP1065092 U JP 1065092U JP H0562753 U JPH0562753 U JP H0562753U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 有底筒状の容器本体内への粘性液体の封入,
およびその可撓性の振動受支部材による封止と、有底筒
状の容器本体の支持板への取付けとを簡単に行ない得る
ようにする。 【構成】 有底筒状の容器本体と、その上部開口周端
面,上部外周面に被嵌される押え環部材とを設け、両者
の周端面の相互間に、可撓性の振動受支部材の薄膜状周
縁部を挟圧止着させるための凹凸形状の各係合部を、外
周面の相互間に、両者を嵌着させるための係止窓と当該
係止窓に係着される楔状係止突起との各係止部を形成さ
せ、また、容器本体に、支持板面に対して止着固定させ
る取付け片,支持板上の固定孔に対して楔着させる楔状
係合突起を設けて構成する。
およびその可撓性の振動受支部材による封止と、有底筒
状の容器本体の支持板への取付けとを簡単に行ない得る
ようにする。 【構成】 有底筒状の容器本体と、その上部開口周端
面,上部外周面に被嵌される押え環部材とを設け、両者
の周端面の相互間に、可撓性の振動受支部材の薄膜状周
縁部を挟圧止着させるための凹凸形状の各係合部を、外
周面の相互間に、両者を嵌着させるための係止窓と当該
係止窓に係着される楔状係止突起との各係止部を形成さ
せ、また、容器本体に、支持板面に対して止着固定させ
る取付け片,支持板上の固定孔に対して楔着させる楔状
係合突起を設けて構成する。
Description
【0001】
この考案は、防振脚用粘性液体封入ダンパーに関し、さらに詳しくは、有底筒 状の容器本体内に粘性液体を充填すると共に、当該粘性液体内に一部没入させた 可撓性振動受支部材により封止して構成する防振脚用粘性液体封入ダンパーの改 良に係るものである。
【0002】
一般的に、例えば、車両に搭載されるCDプレーヤーなどにおいては、車両に 発生する種々の振動が直接,伝達された場合に、音飛びなどの不具合を生ずるこ とがあるために、これを防止する必要上,防振ダンパーを介して当該CDプレー ヤーを防振支持するようにしている。
【0003】 こゝで、この種の防振支持手段としては、通常の場合,図4に示されている如 く、ソリッド状のゴム体2を防振素子に用い、かつその外周囲に形成される支持 溝2aを所要の支持板3上に穿設された支持穴3aに嵌着係合して取付け支持さ せると共に、当該ソリッド状ゴム体2に対して、振動伝達用の取付けロッド5を 介することで被防振対象のCDプレーヤーの装置基鈑4を支持させておき、取付 けロッド5を通して伝達される振動に伴い、ソリッド状ゴム体2のそれ自体に与 えられている弾性係数,ひいては、その固有弾性によって振動減衰作用を得られ るように構成した防振ダンパー1がある。
【0004】 しかし、この場合には、発生する振動の多様化とも相俟って、被防振対象のC Dプレーヤー全体の重量,つまり、これを換言すると、防振ダンパー1に加えら れる負荷重量と、当該防振ダンパー1における防振素子としてのソリッド状ゴム 体2の弾性係数との関係が、必ずしも振動吸収のために最適に設定されるものと は限られないという不都合を有する。
【0005】 そこで、このようなソリッド状ゴム体2を防振素子とする防振ダンパー1の不 利を是正するために、従来は、例えば、実開昭平3−44242号公報に開示さ れ、かつ図5に示されているように、有底筒状の容器本体12内にシリコンオイ ルなどの粘性液体14を充填した上で、当該粘性液体14内に一部没入した可撓 性の振動受支部材13によって封止,この場合は接着により封止させ、かつこゝ でも同様に、その外周囲に形成される支持溝12aを所要の支持板15上に穿設 された支持穴15aに嵌着係合して取付け支持させると共に、当該可撓性振動受 支部材13に対して、振動伝達用の取付けロッド17を介することで、被防振対 象のCDプレーヤーの装置基鈑16を支持させておき、取付けロッド17を通し て伝達される振動に伴い、可撓性の振動受支部材13によって粘性液体14を撹 拌させ、当該粘性液体14の粘性流動に基づいて振動減衰作用を得られるように 構成した防振脚用粘性液体封入ダンパー11が提案実施されている。
【0006】
しかしながら、上記のように構成される防振脚用粘性液体封入ダンパー11に おいては、有底筒状の容器本体12内への粘性液体14の封入手段,および当該 粘性液体14内に一部没入した可撓性の振動受支部材13の接着による封止手段 のそれぞれに関して、粘性液体14の適量による封止手段の点,それに、封止時 に当該粘性液体14がオーバーフローした場合での振動受支部材13の接着性と 、振動減衰作用時における加圧に伴った振動受支部材13の封止性保持の点など に種々の問題を生ずるほか、容器本体12についても、外周囲の支持溝12aに よる支持板15の支持穴15aへの嵌着係合が必ずしも容易でないという欠点も あった。
【0007】 この考案は、このような従来の各問題点を解消するためになされたもので、そ の目的とするところは、有底筒状の容器本体内への粘性液体の封入,およびその 可撓性の振動受支部材による封止と、有底筒状の容器本体の支持板への取付けと のそれぞれを可及的に簡単にし、併せて、充填時における粘性液体の封止の簡略 化,および振動減衰作用時における粘性液体の封止性保持の確実化,ならびに、 容器本体の支持板への取付けの容易化をそれぞれに図り得るようにした,この種 の防振脚用粘性液体封入ダンパーを提供することである。
【0008】
前記目的を達成するために、この考案に係る防振脚用粘性液体封入ダンパーは 、有底筒状の容器本体に合わせて、その上部開口周端面,および上部外周面に被 嵌される押え環部材を設け、かつこれらの両者の周端面の相互間には、可撓性の 振動受支部材の薄膜状周縁部を挟圧止着させるための凹凸形状の各係合部を、外 周面の相互間には、両者を嵌着させるための係止窓,および当該係止窓に係着さ れる楔状係止突起との各係止部をそれぞれに形成させたものであり、また、容器 本体には、必要に応じて、対象支持板面に対して止着固定させるための取付け片 ,もしくは、対象支持板上の固定孔に対して楔着させるための楔状係合突起を設 けたものである。
【0009】 すなわち、この考案は、有底筒状の容器本体内に粘性液体を充填した上で、当 該粘性液体内に一部没入させた可撓性の振動受支部材によって封止し、かつ容器 本体を適宜,所要の支持板上に取付け支持させた防振脚用粘性液体封入ダンパー の構成において、前記有底筒状の容器本体の上部開口周端面,および上部外周面 に対して被嵌される押え環部材を設けると共に、これらの両者における周端面の 相互間に凹凸形状による各係合部,外周面の相互間に楔状係止突起と当該楔状係 止突起に係着される係止窓とによる各係止部をそれぞれに形成させてなり、前記 可撓性の振動受支部材の封止に際しては、前記有底筒状の容器本体への押え環部 材の各係止部による被嵌係着に対応して、当該可撓性の振動受支部材の薄膜状周 縁部を各係合部間に挟圧止着させるようにしたことを特徴とする防振脚用粘性液 体封入ダンパーである。
【0010】 また、この考案は、前記有底筒状の容器本体の下部にあって、前記支持板面に 対して止着固定させるための取付け片,もしくは、当該支持板上の固定孔に対し て楔着させるための楔状係合突起を設けたものである。
【0011】
従って、この考案においては、容器本体内に粘性液体を充填させた後、可撓性 の振動受支部材の一部を粘性液体内に没入させ、かつその薄膜状周縁部を容器本 体の係合部上に展延させた状態とし、この容器本体に対して押え環部材を単に被 嵌させるだけの操作により、各係止部を相互に嵌着させ得ると共に、同時に薄膜 状周縁部を各係合部の相互間で挟着し得て、粘性液体の封止と共々にシール作用 を行なうことができ、また、容器本体の下部に取付け片,もしくは、楔状係合突 起を設けることによって、支持板面への容器本体の取付けが容易になる。
【0012】
以下,この考案に係る防振脚用粘性液体封入ダンパーの実施例につき、図1な いし図3を参照して詳細に説明する。
【0013】 図1はこの考案の第1実施例を適用した防振脚用粘性液体封入ダンパーの概要 構成を示す外観斜視図であり、図2は同上防振脚用粘性液体封入ダンパーの取付 け状態を含んで示した縦断面図である。
【0014】 すなわち、図1,および図2に示す装置構成において、この第1実施例による 防振脚用粘性液体封入ダンパー20は、合成樹脂などにより一体化成形されて有 底筒状をなし、車両側での所要の支持板71の板面上に止着固定される容器本体 21と、同様に、合成樹脂などにより一体化成形され、容器本体21の上部開口 周端面,および上部外周面に被嵌結合される押え環部材31と、容器本体21内 に充填されるシリコンオイルなどの粘性液体41と、ゴムなどの可撓性材料によ り加硫成形され、充填された粘性液体41内に一部没入させてこれを封止する振 動受支部材51と、被防振対象のCDプレーヤーの装置基鈑81から下方に延長 されて封止状態の振動受支部材51に結合される振動伝達用の取付けロッド61 とにより構成される。
【0015】 しかして、前記有底筒状の容器本体21,および押え環部材31には、周端面 での相互間,つまりこゝでは、容器本体21における上部開口周端面の中間部分 と、これに対応する押え環部材31における該当部分との全周に亘って、この場 合,容器本体21側には、凹設された係合凹部22,および押え環部材31側に は、凸設されて当該係合凹部22に弾性的に挟圧係合される係合凸部32からな る凹凸形状の各係合部をそれぞれに条設させ、かつ外周面での相互間,つまりこ ゝでも、容器本体21における上部外周面の等角間隔位置部分と、これに対応す る押え環部材31における該当部分とに、この場合,容器本体21側には、上向 き斜面23aを有して突設された楔状係止突起23,および当該楔状係止突起2 3に弾性的に嵌合止着する開口された係止窓33からなる各係止部をそれぞれに 形成させると共に、別に、容器本体21の下端周面部対向位置には、車両側での 所要の支持板71の板面に対して止めビス72,72で止着固定させるための, こゝでは、1組からなる取付け片24,24をそれぞれに突設させてある。
【0016】 また、前記振動受支部材51は、平面中心部に前記取付けロッド61を受け入 れる受支孔52aを形成して、前記封止状態の粘性液体41内に没入される撹拌 芯部52と、その周囲の薄膜化されて屈曲した緩衝膜部53と、前記容器本体2 1の係合凹部22,および押え環部材31の係合凸部32間に挟圧止着されて、 前記封止状態にある粘性液体41のシールとしての役割りを兼ねる薄膜状周縁部 54とで形成されている。
【0017】 さらに、前記取付けロッド61は、被防振対象のCDプレーヤーの装置基鈑8 1から下方に延長されるロッド部62を有し、前記振動受支部材51における撹 拌芯部52の受支孔52a内に当該ロッド部62を挿入して一体的に結合させて ある。
【0018】 こゝで、上記第1実施例では、まず、容器本体21内に粘性液体41を充填さ せた後、可撓性の振動受支部材51を用いて、その撹拌芯部52を粘性液体41 内に没入させると共に、当該振動受支部材51の薄膜状周縁部54を容器本体2 1の係合凹部22に展延させた状態とし、ついで、この容器本体21に押え環部 材31を被嵌させることにより、押え環部材31の係止窓33の下端内縁が、容 器本体21の楔状係止突起23に形成された上向き斜面23a上をやゝ拡開され ながら滑動してゆき、最終的には、当該楔状係止突起23に対して係止窓33が 嵌合係着されて一体化し、かつ同時に、前記薄膜状周縁部54が係合凹部22と 係合凸部32との間に挟圧止着され、前記粘性液体41が封止されて防振脚用粘 性液体封入ダンパー20を容易に構成し得るもので、このように粘性液体41を 封止した状態では、当該挟圧止着される振動受支部材51の薄膜状周縁部54が 、こゝでの粘性液体41の封止シール作用を兼ねることになる。
【0019】 従って、上記第1実施例構成による防振脚用粘性液体封入ダンパー20の場合 には、先に述べた従来での防振脚用粘性液体封入ダンパー11の場合と同様に、 被防振対象のCDプレーヤーの装置基鈑81から取付けロッド61を通した振動 が、可撓性の振動受支部材51の撹拌芯部52に伝達され、当該撹拌芯部52を 作動させることによって粘性液体41を撹拌させ、結果的に、当該粘性液体41 の粘性流動に基づき、十分な封止シール作用の下に、加えられる振動を容易に減 衰して効果的に吸収させ得るのであり、こゝでは、容器本体21に対し、単に押 え環部材31を被嵌係着させるだけの操作によって、充填時における粘性液体4 1の封止の簡略化,および振動減衰作用時における粘性液体41の封止性保持の 確実化を極めて容易に達成でき、併せて、防振脚用粘性液体封入ダンパー20の 支持板71への取付けに関しても、容器本体21に突設した取付け片24,24 を利用して容易に行ない得るのである。
【0020】 次に、図3はこの考案の第2実施例を適用した防振脚用粘性液体封入ダンパー の概要構成を示す外観斜視図であり、この第2実施例においては、上記第1実施 例構成での容器本体21の下端周面部に対向して配置される各取付け片24,2 4に代え、当該容器本体21の下底面にあって、周面部に下向き斜面25aを弾 性的に縮径可能に形成した楔状係合突起25を突設させ、支持板71に穿設した 固定穴73に対して当該楔状係合突起25をスナップ的に取付け得るようにした もので、上記第1実施例の作用,効果に加え、防振脚用粘性液体封入ダンパー2 0の支持板71への取付けをより一層,容易に行なうことができる。
【0021】 なお、上記各実施例においては、容器本体と押え環部材との相互間での各係合 部について、容器本体側に係合凹部,押え環部材側に係合凸部を形成させるよう にしているが、この関係を逆にしてもよく、同様に、各係止部についても、容器 本体側に楔状係止突起,押え環部材側に開口された係止窓を形成させるようにし ているが、係止窓を凹部にすることで、この関係を逆にしても何らの差し支えも ない。また、上記実施例では、この考案を車両に搭載されるCDプレーヤーの防 振支持に適用する場合について述べたが、その他の同様に防振支持を必要とする 機器類に対しても容易に適用できることは勿論である。
【0022】
以上,各実施例によって詳述したように、この考案によれば、有底筒状の容器 本体内に粘性液体を充填した上で、当該粘性液体内に一部没入させた可撓性の振 動受支部材によって封止し、かつ容器本体を適宜,所要の支持板上に取付け支持 させた防振脚用粘性液体封入ダンパーの構成において、容器本体の上部開口周端 面と上部外周面に対して被嵌される押え環部材を設け、これらの両者での周端面 の相互間に凹凸形状による各係合部,外周面の相互間に楔状係止突起と当該楔状 係止突起に係着される係止窓とによる各係止部をそれぞれに形成させたから、可 撓性の振動受支部材の薄膜状周縁部を容器本体の係合部上に展延させた状態で、 容器本体に対して押え環部材を単に被嵌させるだけの操作により、各係止部を相 互に嵌着させ得ると共に、同時に薄膜状周縁部を各係合部の相互間で挟着し得て 、粘性液体の封止と共々にシール作用を容易に行なうことができ、また、容器本 体の下部に取付け片,もしくは、楔状係合突起を設けることによって、支持板面 への容器本体の取付けが容易になるもので、このようにして容器本体内への粘性 液体の封入,およびその振動受支部材による封止と、容器本体の支持板への取付 けとが極めて簡単になり、併せて、充填時における粘性液体の封止の簡略化,お よび振動減衰作用時における粘性液体の封止性保持の確実化,ならびに、容器本 体の支持板への取付けの容易化をそれぞれに図り得るという実用上,優れた利点 がある。
【図1】この考案の第1実施例を適用した防振脚用粘性
液体封入ダンパーにおける概要構成を示す外観斜視図で
ある。
液体封入ダンパーにおける概要構成を示す外観斜視図で
ある。
【図2】同上防振脚用粘性液体封入ダンパーの概要構成
による取付け状態を含んで示した縦断面図である。
による取付け状態を含んで示した縦断面図である。
【図3】この考案の第2実施例を適用した防振脚用粘性
液体封入ダンパーの概要構成による取付け状態を含んで
示した縦断面図である。
液体封入ダンパーの概要構成による取付け状態を含んで
示した縦断面図である。
【図4】一般的なソリッド状ゴム体を用いた防振ダンパ
ーの概要構成による取付け状態を含んで示した縦断面図
である。
ーの概要構成による取付け状態を含んで示した縦断面図
である。
【図5】従来例での防振脚用粘性液体封入ダンパーの概
要構成による取付け状態を含んで示した縦断面図であ
る。
要構成による取付け状態を含んで示した縦断面図であ
る。
20 防振脚用粘性液体封入ダンパー 21 有底筒状の容器本体 22 係合凹部(係合部) 23 楔状係止突起(係止部) 23a 上向き斜面 24 取付け片 25 楔状係合突起 25a 下向き斜面 31 押え環部材 32 係合凸部(係合部) 33 係止窓(係止部) 41 粘性液体 51 可撓性の振動受支部材 52 撹拌芯部 52a 受支孔 53 屈曲した緩衝膜部 54 薄膜状周縁部 61 取付けロッド 62 ロッド部 71 支持板 72 止めビス 73 固定穴 81 被防振対象のCDプレーヤーの装置基鈑
Claims (3)
- 【請求項1】 有底筒状の容器本体内に粘性液体を充填
した上で、当該粘性液体内に一部没入させた可撓性の振
動受支部材によって封止し、かつ容器本体を適宜,所要
の支持板上に取付け支持させた防振脚用粘性液体封入ダ
ンパーの構成において、 前記有底筒状の容器本体の上部開口周端面,および上部
外周面に対して被嵌される押え環部材を設けると共に、 これらの両者における周端面の相互間に凹凸形状による
各係合部,外周面の相互間に楔状係止突起と当該楔状係
止突起に係着される係止窓とによる各係止部をそれぞれ
に形成させてなり、 前記可撓性の振動受支部材の封止に際しては、前記有底
筒状の容器本体への押え環部材の各係止部による被嵌係
着に対応して、当該可撓性の振動受支部材の薄膜状周縁
部を各係合部間に挟圧止着させるようにしたことを特徴
とする防振脚用粘性液体封入ダンパー。 - 【請求項2】 前記有底筒状の容器本体の下部にあっ
て、前記支持板面に対して止着固定させるための取付け
片を設けたことを特徴とする請求項1記載の防振脚用粘
性液体封入ダンパー。 - 【請求項3】 前記有底筒状の容器本体の下部にあっ
て、前記支持板上の固定孔に対して楔着させるための楔
状係合突起を設けたことを特徴とする請求項1記載の防
振脚用粘性液体封入ダンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1065092U JP2556140Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 防振脚用粘性液体封入ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1065092U JP2556140Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 防振脚用粘性液体封入ダンパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562753U true JPH0562753U (ja) | 1993-08-20 |
JP2556140Y2 JP2556140Y2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=11756102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1065092U Expired - Fee Related JP2556140Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 防振脚用粘性液体封入ダンパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556140Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009222086A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Polymatech Co Ltd | 粘性流体封入ダンパー |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP1065092U patent/JP2556140Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009222086A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Polymatech Co Ltd | 粘性流体封入ダンパー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2556140Y2 (ja) | 1997-12-03 |
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Legal Events
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