JP2009222086A - 粘性流体封入ダンパー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】突起部22aを有する鍔部22を封止部材17と蓋体18とにより圧縮挟持して容器本体16を蓋体18に固定するため、ブチルゴムでなる容器本体16の開口端16aをポリプロピレン樹脂でなる蓋体18で封止できる。よって密閉容器15の材質選択の自由度を高めることができ、粘性流体封入ダンパー14に要求される性能に応じた密閉容器15を実現することができる。さらに封止部材17に突起部22aと凹凸係合する係合溝17cを設けるため、鍔部22に対する封止部材17の接触面が蛇行し接触面積が増え、液漏れし難くすることができる。
【選択図】図1
Description
さらに鍔部に周状に膨出する突起部を形成するとともに、封止部材又は蓋体の少なくとも一方に前記突起部が入り込む係合溝を設けている。このようにすれば、鍔部の突起部と封止部材や蓋体に設けた係合溝との凹凸係合により、封止部材や蓋体に対する鍔部の位置決めを正確に行うことができる。またこの凹凸係合により鍔部と封止部材や蓋体との接触面積を増加させることができ、液漏れし難くすることができる。
このような突起部と係合溝との凹凸係合では、係合溝の深さを突起部の高さより浅くすれば、即ち、封止部材と蓋体とが固着した時に突起部が係合溝から圧縮されるだけの圧縮代を突起部に設ければ、圧縮された突起部によって係合溝の内面に対する突起部の密着圧を高めることができる。よって密閉容器の液密性をさらに高めることができる。
また、容器本体、封止部材、蓋体を組み付ける際に、容器本体の内周面と蓋体の突壁部とが接触して擦れると、容器本体が変形して鍔部が内方へ引っ張られ封止部材と蓋体とで鍔部を正確に挟持できなくなることがある。しかしながら本発明のように、突壁部が容器本体の内周面と離間するため、組み付ける際に、容器本体の内周面と蓋体の突壁部とを擦れ難くすることができ、鍔部を封止部材と蓋体とで正確に挟持することができる。
また、容器本体を蓋体とを接着剤で固着しなくてもよいため、生産時間を短くでき低コスト化できる。
そして鍔部の突起部と封止部材や蓋体に設けた係合溝との凹凸係合により、鍔部と封止部材や蓋体との接触面積を増加させることができ、液漏れし難くすることができる。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14を図1に示し、粘性流体封入ダンパー14の構成部材を図2,図3に示し、構成部材の部分拡大断面図を図4(A)に示す。第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14は、密閉容器15に粘性流体10を封入する構造である。この密閉容器15は、容器本体16と封止部材17と蓋体18とから構成されている。
このうち周壁部19の下端で外方へ突出する鍔部22は周壁部19の全周に亘って設けられ、また上端にも外方へ突出する突起19aが全周に亘って設けられている。そして鍔部22と突起19aの間には後述する封止部材17の係合壁部17aと係合する環状の係合溝部19bが全周に亘り形成されている。このような周壁部19の上端側を閉塞するように周壁部19より薄肉の可撓部20が形成されている。この可撓部20は断面が蛇腹状のドーム形状に形成されており、中央には中央取付部21が設けられている。中央取付部21は底付き円筒状に形成されており、容器本体16の内部に向かって突出している。そして中央取付部21の収容凹部21aにはメカニカルシャーシ4から突出する取付シャフト5が挿入され、密閉容器15の容器本体16がメカニカルシャーシ4に固定される。このような中央取付部21は収容凹部21aに挿入した取付シャフト5と一体に連動して、粘性流体10を攪拌する攪拌部としても機能する。そして粘性流体10を攪拌して生じる粘性抵抗によって振動が減衰される。
前述の鍔部22には、肉厚方向に膨出し平面視で周状の突起部22aと、その突起部22aの外縁側に肉厚を貫通し平面視で周状に配置した複数(図面では8個)の係止孔22bが形成されている。突起部22aは周壁部19と隙間を空けて鍔部22の上面より上方へ膨出しており、先端は断面半円形状に形成されている。そしてこの突起部22aと同じ周上で鍔部22の下面にはリブ部22cが設けられ、このリブ部22cは突起部22aの先端と同じ断面半円形状に形成されている。つまり突起部22aの高さ寸法はリブ部22cの高さ寸法より高く設けられている。また各係止孔22bは同等の円弧状に形成されている。
また、封止部材17の下端の内縁側には、前述した鍔部22を挟持する窪んだ段差面部17bが設けられ、その段差寸法は鍔部22の肉厚寸法と同等に形成されている。そしてこの段差面部17bの内縁側には鍔部22の突起部22aと係合する係合溝17cが設けられている。この係合溝17cの深さ寸法は突起部22aの高さ寸法より小さく形成されている。このような段差面部17bを除く封止部材17の下端は後述する蓋体18に固着する固着面部17dを構成している。突起部22aもリブ部22cも鍔部22の表面から突出する部位であるが、本明細書及び特許請求の範囲の記載において、突起部は係合溝に入り込むことで液密性や容器本体の抜けにくさを形成する部位、即ち、突起部と係合溝との凹凸構造を形成する部位であり、リブ部は係合溝がない一般面との間で液密性や容器本体の抜けにくさを形成する部位である。
粘性流体封入ダンパー14によれば、突起部22aを有する鍔部22を封止部材17と蓋体18とにより圧縮挟持して容器本体16を蓋体18に固定するため、例えば本実施形態のように、ブチルゴムでなる容器本体16の開口端16aをポリプロピレン樹脂でなる蓋体18で封止することができる。よって密閉容器15の材質選択の自由度を高めることができ、粘性流体封入ダンパー14に要求される性能に応じた密閉容器15を実現することができる。
さらに、封止部材17に鍔部22の突起部22aと凹凸係合する係合溝17cを設けているため、この凹凸係合により突起部22aと係合溝17cとの接触面が生じ、封止部材17と鍔部22との接触面積が増え液漏れし難くすることができる。また、容器本体16が封止部材17と蓋体18との挟持状態から抜けにくくすることができる。さらに、突起部22aと係合溝17cとの係合により、封止部材17に対する鍔部22の位置決めを正確に行うことができる。
そして係合溝17cの深さを突起部22aの高さより小さくしているため、突起部22aに圧縮代が生じ突起部22aを強く圧縮することができる。このように圧縮された突起部22aによって係合溝17cの内面に対する突起部22aの密着圧を高めることができ、密閉容器15の液密性をさらに高め、より容器本体16が抜けにくくすることができる。さらに鍔部22の下面には突起部22aと同じ周上にリブ部22cを設け、このリブ部22cを蓋体18の平坦面で圧縮しているため、突起部22aを下面側からも強く圧縮することができ、液密性と容器本体16の抜けにくさを高めている。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14では鍔部22の上面に突起部22aを下面にリブ部22cを設ける例を示したが、第1変形例の粘性流体封入ダンパー23では図4(B)で示すように、鍔部24の上下面に突起部24a,24aを設け、その突起部24aの外縁側に係止孔24bを形成している。さらに蓋体18に替えて蓋体25を備えている。
この凹凸係合により図面上向きの突起部24aと係合溝17c、および図面下向きの突起部24aと係合溝25eの接触面が生じ、封止部材17と鍔部22との接触面積が増え液漏れし難くすることができる。また、容器本体が封止部材17と蓋体25との挟持状態から抜けにくくすることができる。さらに、突起部24aと係合溝17cや係合溝25eとの係合により、封止部材17に対する鍔部24の位置決めを正確に行うことができる。
そして係合溝25eの深さを突起部24aの高さより小さくしているため、即ち突起部24aに圧縮代を設けているため、突起部24aを強く圧縮することができ、係合溝25eの内面に対する突起部24aの密着圧を高めることができる。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14では鍔部22の上面に突起部22aを下面にリブ部22cを設ける例を示したが、第2変形例の粘性流体封入ダンパー26では図4(C)で示すように、鍔部27の上面にリブ部27aを下面に突起部27bを設け、その突起部27bの外縁側に係止孔27cを形成している。さらに蓋体18に替えて蓋体25を封止部材17に替えて封止部材28を備えている。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14では周壁部19と隙間を空けて鍔部22の上面に突起部22aを下面にリブ部22cを設ける例を示したが、第3変形例の粘性流体封入ダンパー29では図4(D)で示すように、周壁部19と隙間無く鍔部30の上面にリブ部30aを下面に突起部30bを設け、その突起部30bの外縁側に係止孔30cを形成している。さらに封止部材17に替えて封止部材28を蓋体18に替えて蓋体31を備えている。
また、周壁部19と隙間無く鍔部30の上面にリブ部30aを下面に突起部30bを設けているため、鍔部30の外縁を開口端16a側に近づけることができ、鍔部30を小さくすることができる。よって封止部材28や蓋体31の外形状を小さくすることができ、粘性流体封入ダンパー29を小型化することができる。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14では鍔部22の上面に突起部22aを下面にリブ部22cを設ける例を示したが、第4変形例の粘性流体封入ダンパー32では図5(A)で示すように、鍔部24の上下面に突起部24a,24aを設け、その突起部24aの外縁側に係止孔24bを形成している。さらに封止部材17に替えて封止部材33を蓋体18に替えて蓋体34を備えている。
蓋体34は蓋体18と同様に、封止部材33の固着面部33dと対向する部分が固着面部34aを構成しており、鍔部24の係止孔24bと係止する係止突起34bと外方に舌片形状に突出する取付片34cと取付ねじNを挿通する取付孔34dと鍔部24の突起部24aと係合する係合溝34eとを有している。蓋体18と異なるのは、係合溝34eの底面に突起部24aを圧縮する押圧突起34fが設けられている点である。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14では鍔部22の上面に突起部22aを下面にリブ部22cを設ける例を示したが、第5変形例の粘性流体封入ダンパー35では図5(B)で示すように、鍔部36の上下面に突起部36a,36aと突起部36aの外縁側に係止孔36bと突起部36aの内縁側(周壁部19と突起部36aの隙間)の上下面にリブ部36c,36cを形成している。さらに蓋体18に替えて蓋体25を備えている。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14では鍔部22の係止孔22bに蓋体18の係止突起18bが係止する例を示したが、第6変形例の粘性流体封入ダンパー37では図6(A)で示すように、封止部材17に替えて封止部材38を蓋体18に替えて蓋体39を備えている。
蓋体39は蓋体18と同様に、封止部材38の固着面部38dと対向する部分が固着面部39aを構成しており、外方に舌片形状に突出する取付片39bと取付ねじNを挿通する取付孔39cとを有している。蓋体18と異なるのは、係止突起が設けられていない点である。
第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14では鍔部22の係止孔22bに蓋体18の係止突起18bが係止する例を示したが、第7変形例の粘性流体封入ダンパー40では図6(B)で示すように、封止部材17に替えて封止部材41を蓋体18に替えて蓋体42を備えている。
蓋体42は蓋体18と同様に、封止部材41の固着面部41dと対向する部分が固着面部42aを構成しており、外方に舌片形状に突出する取付片42cと取付ねじNを挿通する取付孔42dとを有している。蓋体18と異なるのは、係止突起42bの高さ寸法であり、鍔部22の肉厚寸法の半分程度に形成されている。
第2実施形態の粘性流体封入ダンパー43を図7に示し、粘性流体封入ダンパー43の構成部材を図8,図9に示す。第2実施形態の粘性流体封入ダンパー43が第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14と異なるは、密閉容器44の構成である。残余の構成及び製造方法は第1実施形態と同じである。
容器本体45は容器本体16と同様に、ゴム状弾性体、より具体的にはブチルゴムでなり、中空で一端が開口する椀状の形状である。その開口端45a側から周壁部19、可撓部20、中央取付部21が形成されている。容器本体16と異なるのは、周壁部19の下端に鍔部22に替えて鍔部48が設けられている。
鍔部48には、肉厚を貫通し平面視で周状に配置した複数(図面では8個)の係止孔48aと、その係止孔48aの外縁側に肉厚方向に膨出し平面視で周状の突起部48b
とが形成されている。突起部48bは鍔部48の上面より上方へ膨出しており、先端は断面半円形状に形成されている。そしてこの突起部48bと同じ周上で鍔部48の下面にはリブ部48cが設けられ、このリブ部48cは突起部48bの先端と同じ断面半円形状に形成されている。つまり第1実施形態の鍔部22では係止孔22bを突起部22aより鍔部22の外縁側に設けているが、鍔部48では突起部48bを係止孔48aより鍔部48の外縁側に設けている(図9)。
また封止部材46の係合溝46cと鍔部48の突起部48bとの凹凸係合により、封止部材46に対する鍔部48の位置決めを正確に行うことができる。またこの凹凸係合により鍔部48に対する封止部材46の接触面積が大きくなり、液漏れし難くすることができる。そして係合溝46cの深さを突起部48bの高さより小さくしているため、即ち突起部48bに圧縮代を設けているため、突起部48bを強く圧縮することができ、係合溝46cの内面に対する突起部48bの密着圧を高めることができる。よって密閉容器44の液密性をさらに高め、容器本体45を封止部材46と蓋体47の挟み込みから抜けにくくすることができる。さらに鍔部48の下面には突起部48bと同じ周上にリブ部48cを設け、このリブ部48cを蓋体47の平坦面で圧縮しているため、突起部48bを下面側からも強く圧縮することができ、液密性と容器本体45の抜けにくさを高めている。
なお、第1実施形態の各変形例における特徴的な構成は、第2実施形態についても適用することができる。
第3実施形態の粘性流体封入ダンパー49を図10に示し、粘性流体封入ダンパー49の構成部材を図11,図12に示す。第3実施形態の粘性流体封入ダンパー49が第1実施形態の粘性流体封入ダンパー14と異なるは、密閉容器50の構成である。残余の構成及び製造方法は第1実施形態と同じである。
蓋体51は蓋体18と同様に、熱可塑性の硬質樹脂、より具体的にはポリプロピレン樹脂で円板形状に形成されている。この蓋体51のうち封止部材17の固着面部17dと対向する部分が固着面部51aを構成しており、両者の固着面部17d,51aどうしが超音波融着により一体に固着され、容器本体16の開口端16aを閉塞している。さらに鍔部22の各係止孔22bと係止する係止突起51bが設けられており、この係止突起51bの高さ寸法は鍔部22の肉厚寸法と同等に形成されている。そして蓋体51には外方に舌片形状に突出する取付片51cが形成されており、その取付片51cには取付ねじNを挿通する取付孔51dが形成されている。この取付孔51dに取付ねじNを挿通してから筐体7のねじ孔に螺合させると、取付ねじNの頭部が蓋体51と係合し密閉容器50の蓋体51が筐体7に固定される。蓋体18と異なるのは、容器本体16の開口端16a側における内周面の側方へ突出しその内周面と離間(距離t)する突壁部51eが設けられている点である。この突壁部51eは環状に形成され、突壁部51eには脱気用の隙間部51fが4箇所設けられている。
また封止部材17の係合溝17cと鍔部22の突起部22aとの凹凸係合により、封止部材17に対する鍔部22の位置決めを正確に行うことができ、また液漏れし難くすることができ、容器本体16を外れにくくしている。
なお、第1実施形態の各変形例における特徴的な構成は、第3実施形態についても適用することができる。
粘性流体封入ダンパー14,43,49では、鍔部22,48に係止孔22c,48aを形成し、蓋体18,47,51に係止突起18b,47b,51bを設ける例を示したが、これらの係止孔と係止突起を設けない粘性流体封入ダンパーとすることもできる。
2 密閉容器
3 可撓部
4 メカニカルシャーシ
5 取付シャフト
6 蓋部
7 筐体
7a 透孔
8 吊下げばね
9 ディスク装置(一従来例)
10 粘性流体
11 周壁部
12 攪拌筒部
13 収容凹部
14 粘性流体封入ダンパー(第1実施形態)
15 密閉容器
16 容器本体
16a 開口端
17 封止部材
17a 係合壁部
17b 段差面部
17c 係合溝
17d 固着面部
18 蓋体
18a 固着面部
18b 係止突起
18c 取付片
18d 取付孔
19 周壁部
19a 突起
19b 係合溝部
20 可撓部
21 中央取付部
21a 収容凹部
22 鍔部
22a 突起部
22b 係止孔
22c リブ部
23 粘性流体封入ダンパー(第1実施形態の第1変形例)
24 鍔部
24a 突起部
24b 係止孔
25 蓋体
25a 固着面部
25b 係止突起
25c 取付片
25d 取付孔
25e 係合溝
26 粘性流体封入ダンパー(第1実施形態の第2変形例)
27 鍔部
27a リブ部
27b 突起部
27c 係止孔
28 封止部材
28a 係合壁部
28b 段差面部
28c 固着面部
29 粘性流体封入ダンパー(第1実施形態の第3変形例)
30 鍔部
30a リブ部
30b 突起部
30c 係止孔
31 蓋体
31a 固着面部
31b 係止突起
31c 取付片
31d 取付孔
31e 係合溝
32 粘性流体封入ダンパー(第1実施形態の第4変形例)
33 封止部材
33a 係合壁部
33b 段差面部
33c 係合溝
33d 固着面部
33e 押圧突起
34 蓋体
34a 固着面部
34b 係止突起
34c 取付片
34d 取付孔
34e 係合溝
34f 押圧突起
35 粘性流体封入ダンパー(第1実施形態の第5変形例)
36 鍔部
36a 突起部
36b 係止孔
36c リブ部
37 粘性流体封入ダンパー(第1実施形態の第6変形例)
38 封止部材
38a 係合壁部
38b 段差面部
38c 係合溝
38d 固着面部
38e 係止突起
39 蓋体
39a 固着面部
39b 取付片
39c 取付孔
40 粘性流体封入ダンパー(第1実施形態の第7変形例)
41 封止部材
41a 係合壁部
41b 段差面部
41c 係合溝
41d 固着面部
41e 係止突起
42 蓋体
42a 固着面部
42b 係止突起
42c 取付片
42d 取付孔
43 粘性流体封入ダンパー(第2実施形態)
44 密閉容器
45 容器本体
45a 開口端
46 封止部材
46a 係合壁部
46b 段差面部
46c 係合溝
46d 固着面部
47 蓋体
47a 固着面部
47b 係止突起
47c 取付片
47d 取付孔
48 鍔部
48a 係止孔
48b 突起部
48c リブ部
49 粘性流体封入ダンパー(第3実施形態)
50 密閉容器
51 蓋体
51a 固着面部
51b 係止突起
51c 取付片
51d 取付孔
51e 突壁部
51f 隙間部
N 取付ねじ
Claims (7)
- 容器本体と該容器本体の開口端を閉塞する蓋体とでなる密閉容器と、該密閉容器に封入する粘性流体と、を備えており、密閉容器を支持体と被支持体とに固定して、被支持体の振動を粘性流体の粘性抵抗によって減衰する粘性流体封入ダンパーにおいて、
容器本体の開口端に外方へ突出する鍔部を備えるとともに、容器本体の外周に蓋体との間で前記鍔部を挟持する環状の封止部材を備えるものとし、
鍔部には周状に膨出する突起部を設け、封止部材又は蓋体の少なくとも一方には鍔部に設けた前記突起部が入り込む係合溝を設け、封止部材と蓋体との固着により前記突起部を有する鍔部を圧縮状態で挟持して容器本体の開口端を液密に封止することを特徴とする粘性流体封入ダンパー。 - 前記鍔部に周状に配置した複数の係止孔を形成し、封止部材又は蓋体の少なくとも一方に該係止孔と係止する係止突起を設ける請求項1記載の粘性流体封入ダンパー。
- 係止孔を突起部より鍔部の外縁側に設ける請求項2記載の粘性流体封入ダンパー。
- 突起部を係止孔より鍔部の外縁側に設ける請求項2記載の粘性流体封入ダンパー。
- 封止部材又は蓋体の少なくとも一方に、突起部をさらに圧縮する押圧突起を設ける請求項1〜請求項4何れか1項記載の粘性流体封入ダンパー。
- 蓋体に、容器本体の開口端側における内周面の側方へ突出しその内周面と離間する突壁部を設ける請求項1〜請求項5何れか1項記載の粘性流体封入ダンパー。
- 封止部材と蓋体とを超音波融着可能な硬質樹脂材にて形成し、封止部材と蓋体とに超音波融着により固着する固着面部を設ける請求項1〜請求項6何れか1項記載の粘性流体封入ダンパー。
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