JPH0562660U - コンクリート型枠支保杆 - Google Patents

コンクリート型枠支保杆

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JPH0562660U
JPH0562660U JP1253792U JP1253792U JPH0562660U JP H0562660 U JPH0562660 U JP H0562660U JP 1253792 U JP1253792 U JP 1253792U JP 1253792 U JP1253792 U JP 1253792U JP H0562660 U JPH0562660 U JP H0562660U
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pipe
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inner pipe
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進 亀井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリート型枠支保杆の軽量化と伸縮部分
の耐久性向上。 【構成】 受け板(31)を先端に有し軸線方向にピン穴(3
3)群を穿設した内管(30)の基部が外管(10)へ可摺動に嵌
合し、該穴へ挿入した連結ピン(40)を可摺動に受容する
軸線方向の長穴(12)が外管に開設され、内面全長に雌ネ
ジ(21)を刻設した連結管(20)に螺合すべき雄ネジ(15)が
外管基部の端部近傍に設けてあり、 該長穴から外方へ突
出したピン両端部(41)を受支する肉厚部(22)が連結管の
基部に設けてあり、 該肉厚部の回動により連結ピンを介
し内管(30)を外管(10)から出退させる構成であって、内
管外面にはピン穴部に軸線方向のリブ(39)が、 また外管
内面には該リブに可摺動に嵌合する凹溝(19)がそれぞれ
形成してあると共に、 前記長穴(12)により規制される上
下限位置の間を連結管(20)が昇降する際、 その位置の如
何によらず雄ネジ(15)が該連結管により完全に被覆され
外部に対し保護された状態を保つ。 【効果】 アルミニウム材製であっても耐久性良好。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、端太材を介して型枠を支承すべく先端に受け板を取り付けた内管の 基部が、地面等へ接当させるべき座板を先端に取り付けた外管の基部へ摺動可能 に嵌合させられ、ネジ機構およびピンにより両基部が相対的に伸縮可能かつ相対 的位置関係を固定可能に連結されてなるコンクリート型枠支保杆に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の支保杆は一般に鋼材で製作され、その外管の基部外周面へ雄ネジ を切り、該雄ネジ部へは、内周面に雌ネジを切った短い操作リングを螺着し、内 管の外周面からはピンを突設すると共に、該雄ネジ部に軸線方向に沿って穿設し た長穴から突出している該ピンの先端部は前記操作リングの端部周縁に受支させ るという構成であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この構成にあっては、外管の雄ネジ部を縦断する状態に長穴が切って あり、 しかも該雄ネジ部は部分的に操作リングで被覆されるに過ぎず、 常に大部 分が外部に露出した状態を呈するものであった。 従って、 コンクリート型枠の隙 間から落下するモルタル等が該ネジ部で凝固し、特に長穴の端縁とネジ山との境 界部では凝固したモルタル等がネジ山を破損させる恐れが大であり、 以降の正常 な使用を妨げることが多かった。 そして当該伸縮構造部のみの取り替えは不可能 であるから、外管および内管を含めた型枠支保杆全体を新しいものに取り替えね ばならず、コンクリート打設工事のコストを増大させる一因となっていた。
【0004】 従って本考案の課題は、外管基部の、雌ネジを刻設した外周へ後記の如き適切 な長さの連結管を螺合し、該連結管の一端の肉厚部で両端を支承される連結ピン が内管のピン穴へ密嵌合し且つ外管の軸線方向の長穴へ摺動自在に嵌合していて 、該ピン、従って内管、が上下限および中間の如何なる位置にあっても前記雄ネ ジが連結管により完全に被覆された状態を保つ構成とすることによって、従来の 支保杆伸縮構造が有していた諸問題点を一挙に解消することにある。これにより 、鋼材製のみならず軽量のアルミニウ材製の支保杆であっても、その耐久性を高 め得る構成のものを提供せんとするものである。そして特に、 内管のピン穴近傍 部での変形を防ぐことによって、 該穴へ挿入されているピンの湾曲を防止し、 支 保杆全体の作動信頼性を向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成すべくなされた本考案のコンクリート型枠支保杆は、 内管、外 管、連結管ならびに連結ピンで構成され、詳しくは該内管に軸線方向に適宜間隔 をおいて複数のピン穴が穿設され、 該ピン穴へ選択的セット可能な連結ピンが、 外管の雄ネジ部と端部との間に穿設した長穴へ摺動自在に嵌合させられ、該長穴 から外方へ突出した該連結ピンの両端が連結管端部の肉厚部に支承された状態で 、該連結管を回転させることにより、 該連結ピンを介し内管が上下限位置間でテ レスコピックに出退させられる際に、前記雄ネジ部が常に連結管により被覆され た状態を保ち、 該部位においては3重管をなす構成である。
【0006】 詳しくは、端太材を介しコンクリート型枠を支承すべく先端に受け板を取り付 けた内管の基部が、先端に座板を取り付けた外管の基部へ摺動可能に嵌合させら れ、ネジ機構およびピンにより両基部が相対的に伸縮可能かつ相対的位置関係を 固定可能に連結されていることは従来同様であるが、本考案においては、前記内 管に軸線方向に適宜間隔をおき穿設された複数のピン穴へ選択的セット可能な連 結ピンが、 前記外管の基部にその端に隣接し対向して穿設された1対の軸線方向 の長穴へ両端を外方へ突出して摺動自在に嵌合させられ、 前記外管には前記の端 から離隔した側の前記長穴の端に隣接して雄ネジが刻設されていると共に、 連結 ピンが長穴により規制される上下限位置間で移動しうるよう前記雄ネジよりも十 分に長い連結管の内面には全長に亙って雌ネジが刻設されていて、 該連結管の、 前記外管の端に向いた側の基部には半径方向外方へ隆起した肉厚部が設けてあり、 前記連結ピンの両端を受支した該肉厚部を回転させることにより該ピンを介し 前記内管を、前記長穴により規制される上限位置と下限位置との間で摺動させる 構成である。そして、このような本考案のコンクリート型枠支保杆にあっては、 連結管および内管の摺動の際に、 前記雄ネジが常に連結管により被覆された状態 を保つべき相対的寸法関係を、該連結管、 前記長穴ならびに雄ネジに対し賦与し てあること、 並びに前記内管(30)には、 対向したピン穴近傍外壁面から外方へ隆 起したリブ(39)が軸線方向全長に亘り形成され、 且つ該リブに対応した外管(10) の内壁面の部位には該リブに摺動自在に嵌合する凹溝(19)が軸線方向に形成され ていることが重要である。なお、外管および連結管についての「基部」とは内管 に向かった側の部分を指し、内管についての「基部」とは外管および連結管に向 かった側の部分を指す。
【0007】 上記本考案の支保杆は、その製作上の便宜を考慮すれば、外管上部に形成され る長穴と雄ネジとに亙る部分は内管主要部とは別体の短管として別途製作し、こ れを該主要部へ嵌合して溶接、たとえば点溶接、により接合すれば便利である。 なお、該短管の雄ネジ部分は内管外周面から適宜突出するものであるから、該雄 ネジ部よりも下方の部分を内管へ内挿する構成とすれば、使用中における上方か らの荷重を肩状の該雄ネジに受支させることができ好都合である。
【0008】 同様に前記連結管の肉厚部は、リング状片を別途作製のうえ連結管本体部へ外 挿し溶接、たとえばタップ溶接、すれば製作容易である。そして、連結管を回す ための外力を受ける手段としては、操作ハンドルを肉厚部外周に枢着し、あるい は肉厚部外周面の形状をナットの如き多角形とすること等々の任意の形態をとる ことができる。
【0009】 さらに、前記内管は単一のパイプであってもよいが、地面等(或は先行作業に おいて既に打設硬化ずみのコンクリート表面を含む)と型枠との間の間隔の大小 に適応すべく、該内管自身もテレスコピック式の2重管構造とすることができる 。これは外管についても同様である。
【0010】
【作用】
本考案は、このような構成としたものであるから、内管先端の受け板と外管先 端の座板との間の距離が、前述の型枠・地面間の距離よりも若干小となるよう、 内管の複数個のピン穴の中から適切な位置のものを選んで連結ピンを差し込みセ ットするという操作を先ず行う。次いでこの支保杆を型枠・地面間に位置させ、 たとえば前記の操作ハンドルを回すことにより連結管を回転させると、該連結間 肉厚部の端面が連結ピンを長穴内で摺動させつつ押し上げるため、内管が外管か ら直線的に押し出され、型枠は当該支保杆により地面へ揺らぎなく支持されるこ とになる。 その際、連結ピンは長穴により上下限位置を規制されているため、内 管が上方へ不測に離脱する恐れは全くない。特に、外管外面の雄ネジは連結管に より常時完全に保護されているから、従来のように落下モルタルが凝固している にも拘わらず無理締めするという事態は回避され、従って該凝固モルタルにより ネジ山が損壊するという恐れが全くない。更に、 ネジ山が被覆されているため、 仮に粗雑な作業がなされても外部からの衝撃が該ネジ山へ直接的に加えられるこ とはなく、 該ネジ部は完全に保護された状態を保つ。 そのため、鋼材よりも比較 的軟質のアルミニウム材を用いて本考案の支保杆を製作しても耐久性に問題はな く、却ってその軽量性のため型枠組立て作業が容易になるという利点がある。特 に本考案では、 内管外周面軸線方向に上述のような補強リブが形成され、 且つ対 応して外管内周面には軸線方向の凹溝が形成されているため、 内管のピン穴近傍 での内方への凹入変形は阻止され、 ピンの変形を防止できるので支保杆は常に円 滑な作動状態を維持する。
【0011】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、図1〜図2に示すように 、このコンクリート型枠支保杆は外管(10)基部の外周へ該外管(10)よりも短い連 結管(20)を螺合し、該連結管(20)に基部を囲繞された外管(10)の中へ内管(30)を 基部(35)側から挿入し、 該内管の軸線方向に適宜の間隔をおき対向状に穿設され た複数対のピン穴(33)のうち選択されたものへ挿通されている連結ピン(40)の両 端部(41),(41)を、 連結管(20)の上端肉厚部(22)で支承した構成である。 前記連 結ピン(40)は外管(10)基部の端(11)に隣接して対向状に穿設された軸線方向の1 対の長穴(12),(12)へ摺動自在に嵌合させてある。
【0012】 外管(10)には、 その端(11)から離隔した側の長穴(12)の端(13)に隣接して雄ネ ジ(15)が刻設してあり、 この雄ネジ(15)に螺合した雌ネジ(21)を全長に亙って内 面に刻設されている連結管(20)の、 前記外管(10)基部の端(11)に向いた側の端部 (23)には、 半径方向外方へ隆起した前記の肉厚部(22)が設けてある。 この肉厚部 (22)の上端面は、 図3に示すように連結ピン(40)の両端部(41),(41)を上方へ押 上げ、 セット後は上方からの荷重を該ピンを介して受ける。
【0013】 各管(10),(20),(30)は、 強度、 耐サビ性に優れ且つ軽量で取り扱い容易な素材、 例えばアルミニウム合金で製作してある。
【0014】 外管(10)の先端部には地面等(G)へ安定よく接当すべく座板(14)を取付けてあ り、 内管(30)の先端部にはコンクリート型枠(K)を支える縦または横端太材(B)に 接当すべき受け板(31)を取付けてある。
【0015】 内管(30)の外周面には、 特に図2と図4に明らかなように、軸線方向に配列し たピン穴(33),(33)を結ぶ状態に軸線方向のリブ(39)を突設形成してある。 そし て該リブに摺動自在に嵌合する凹溝(19)を、 外管(10)内周面に軸線方向に形成し てある。 従って内管のピン穴近傍部が内方へ凹入変形する虞れは極めて少なく、 最外部の連結管(20)の肉厚部(22)の内面と内管(30)のピン穴近傍外面との間の間 隔が、使用中の反復負荷に起因して増大することはない。そのため該部位には、 ほぼ剪断力のみが作用、つまり該ピンに対し曲げモーメントが加わる虞れはない。
【0016】 内管は図1の右端に示すように単一のパイプであってもよいが、 同図中央およ び左端に示すようにピン穴(33),(34)を備えた2本のパイプ(30a),(30b)をピン(3 2)で長さ変更自在にテレスコピック式に連結したものであってもよい。 外管につ いても同様である。
【0017】 図2〜図4により本実施例の構造をさらに詳しく説明すると、外管(10)は基部 の端(11)から長穴(12)と雄ネジ(15)と小径部(16)とをこの順に設けた短管(10a) が、 該小径部(16)を外管の本体部の端から密嵌入し、 外面から点溶接することに より一体化させられたものである。 雄ネジ(15)の部分は外管本体部外周面から若 干外方へ突出し、 これと小径部(16)との間の肩状段部(16a)は外管本体部の端面 へ当接し、 点溶接の良否に拘わらず上方からの荷重を受支する作用もなしている。
【0018】 従来品とは異なり、 長穴(12)が雄ネジ(15)に交錯していず、 ネジ山は始端から 終端に至るまで不連続点のない円滑な螺旋形を呈しているから、 本考案において は連結管(20)に螺合した雄ネジ(15)刻設部分の軸線方向の長さが大であるにも拘 わらず該連結管の螺進操作を楽に遂行できる。 特に連結管外周面と、 これに密に 外嵌され肉厚部(22)を構成しているリング状片の内周面とは、 いずれも略六角形 をなし、前者の内方への小突起(22a)が後者の小凹部(20a)へ係止されているため、 該リング状片が周方向の位置ズレを起こす懸念はない。
【0019】 そして、 前記の短管(10a)における長穴(12)穿設部位の外径を外管(10)本体部 分の外径に等しくすることにより、 恰かも外管(10)が元来一体成形品であるかの 如くに機能し、 これに螺合した連結管(20)がスムーズに昇降できるようにしてあ る。
【0020】 他方、 連結管(20)の基部(23)側の端に外嵌されタップ溶接されたリング状片が 前記の肉厚部(22)を構成しており、 対向した位置に外方へ向けて形成されている 1対の突起(24),(25)のうちの一方のもの(24)には、 操作ハンドル(26)が枢軸(27 )により起立倒伏自在に取付けてある。 従って、 例えばパイプレンチ等の大型の 工具を両突起(24),(25)にかけて連結管を回し(図1、矢印U)、内管(30)を押 し上げることもできるが、 荷重が軽い場合には操作ハンドル(26)を起こし手で回 しても内管(30)を昇降(図1、矢印V)させることができる。
【0021】 図4に示すように、座板(14)は略々方形をなし、 その四隅にはアンカーボルト 或はビスを挿入すべき穴(18)を夫々設けてある。 図示は省略するが受け板(31)も 同様である。
【0022】 以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしも これらの実施例構造のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要 件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内に おいて適宜改変して実施することができる。例えば、 図5のように内管(30)のピ ン穴(33)近傍内壁面どうしを一体的に結んだ2条の補強壁(36)と、 これらに略直 交する方向の補強壁(37)とにより略「キ」字形の断面構造を該小管に賦与しても よい。この場合には、内外管間に万一若干量の間隔増大を生じ内管がピン穴近傍 で少々内方へ凹入したとしても、 前記直交方向の補強壁(37)に穿設形成したピン 穴(33a)がピン中央部を支持しているため、該ピンがそれ以上に湾曲する虞れは なく、上述の作用効果は更に優れたものとなる。
【0023】
【考案の効果】
本考案のコンクリート型枠支保杆は以上のように構成されているから、 上方か らモルタル等が落下してきても外管雄ネジのネジ山に堆積することはなく、 さら に被覆されているネジ部に対し外部から直接衝撃が加えられることはないから、 該ネジ部の耐久性が向上し、 従って支保杆自体の耐久性も顕著に向上することに なる。 また長穴から離して刻設されている雄ネジには全く不連続点がないから、 従来品が該不連続点でネジ山の損壊を起こしていた欠点も解消されている。 さら に、伸縮程度の大小如何によらず、外管は内管と最外部の連結管とに挟まれた「 3重管」構造を保持し、しかも内管のピン穴周囲の管壁が上述の如くに補強リブ により強化されているから、連結ピンの変形も防止でき、したがって軽量のアル ミニウム材製であるにも拘わらず、単純な内管を直接外管に差込んだのみの構造 に比べ内外両管の連結強度が顕著に向上し、その作動信頼性も顕著に向上してい る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例を示した正面図。
【図2】同じく要部の拡大分解斜視図。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図。
【図5】図3の5−5線切断部端面図であって、本考案
改変例の内管形状を図4に対応して示す。
【符号の説明】
(10) 外管 (11) 外管基部の端 (12) 長穴 (13) 長穴の端 (14) 座板 (19) 外管内周面の凹溝 (20) 連結管 (21) 雌ネジ (22) 肉厚部 (23) 連結管の基部 (30) 内管 (31) 受け板 (33) ピン穴 (35) 内管の基部 (36) 内管の補強壁 (37) 内管の他の補強壁 (39) 内管外周面のリブ (40) 連結ピン (41) 連結ピンの両端部 (K) コンクリート型枠 (B) 端太材 (G) 地面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端太材(B)を介しコンクリート型枠(K)を
    支承すべく先端に受け板(31)を取り付けた内管(30)の基
    部(35)が、先端に座板(14)を取り付けた外管(10)の基部
    へ摺動可能に嵌合され、ネジ機構および連結ピンにより
    両基部が相対的に伸縮可能かつ相対的位置関係を固定可
    能に連結されてなるものにおいて、前記内管(30)に軸線
    方向に適宜間隔をおいて複数のピン穴(33)が穿設され、
    該ピン穴へ選択的セット可能な連結ピン(40)が、 前記外
    管(10)基部の端(11)に隣接し対向して穿設された1対の
    軸線方向の長穴(12),(12)へ両端部(41),(41)を外方へ突
    出して摺動自在に嵌合され、 前記外管(10)には前記基部
    の端(11)から離隔した側の前記長穴(12)の端(13)に隣接
    して雄ネジ(15)が刻設されていると共に、 連結ピン(40)
    が長穴(12)により規制される上下限位置間で移動しうる
    よう前記雄ネジ(15)よりも十分に長く且つ最外部に配置
    された連結管(20)の内面には全長に亙って雌ネジ(21)が
    刻設されていて、 該連結管(20)の、 前記外管(10)の端(1
    1)に向いた側の基部(23)には半径方向外方へ隆起した肉
    厚部(22)が設けてあり、 前記ピンの両端部(41),(41)を
    受支した該肉厚部(22)に回転方向の外力を加えることに
    より該ピン(40)を介し前記内管(30)を前記長穴(12)によ
    り規制される上下限位置間で摺動させる際に、 前記雄ネ
    ジ(15)が常に連結管(20)により被覆された状態を保つと
    共に、前記内管(30)には、 対向したピン穴近傍外壁面か
    ら外方へ隆起したリブ(39)が軸線方向全長に亘り形成さ
    れ、 且つ該リブに対応した外管(10)の内壁面の部位には
    該リブに摺動自在に嵌合する凹溝(19)が軸線方向に形成
    されていることを特徴とするコンクリート型枠支保杆。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6329678B1 (ja) * 2017-03-31 2018-05-23 有限会社小山工務店 伸縮アダプタ及びこれを備えた型枠仮支持具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6329678B1 (ja) * 2017-03-31 2018-05-23 有限会社小山工務店 伸縮アダプタ及びこれを備えた型枠仮支持具
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