JPH056264A - 演算回路 - Google Patents

演算回路

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Publication number
JPH056264A
JPH056264A JP3157955A JP15795591A JPH056264A JP H056264 A JPH056264 A JP H056264A JP 3157955 A JP3157955 A JP 3157955A JP 15795591 A JP15795591 A JP 15795591A JP H056264 A JPH056264 A JP H056264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
register
data
multiplier
multiplicand
multiplexer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3157955A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimichi Katsumura
則道 勝村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP3157955A priority Critical patent/JPH056264A/ja
Publication of JPH056264A publication Critical patent/JPH056264A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ入力部をパイプライン化することによ
り、演算器の使用効率を高めた演算回路を得る。 【構成】 時分割された入力データを、ENXおよびE
NYに基づきマルチプレクサ1及び2により順次分離
し、分離したデータを仮被乗数レジスタ7及び仮乗数レ
ジスタ10に保持する。乗算開始信号(TRIG)がO
N状態になると、仮被乗数レジスタ7に保持されたデー
タ(被乗数)はマルチプレクサ8により被乗数レジスタ
3へ転送され、かつ仮乗数レジスタ10に保持されたデ
ータ(乗数)はマルチプレクサ11により乗数レジスタ
5へ転送される。乗算器4へは被乗数レジスタ3からの
データと乗数レジスタ5からのデータとが同一タイミン
グで入力され、乗算器4は被乗数に乗数を乗じ、乗算結
果を得る。この際の実質乗算時間は2クロックとなり、
クロック周波数を2倍にすることが可能となり、処理ス
ピードを上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割された少なくと
も2個のデータを入力して演算処理を行う演算回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、時分割された少なくとも2個のデ
ータを入力して演算処理を行う演算回路、例えば乗算回
路が知られている。この乗算回路は、図3に示すよう
に、時分割されて送られる2個以上のデータから所望の
データのみをデータ入力制御信号(ENXおよびEN
Y)により分離するマルチプレクサ1および2を有して
いる。そして、マルチプレクサ1には、マルチプレクサ
1より出力されるデータをクロック信号の所定タイミン
グにより保持する被乗数レジスタ3が接続されており、
被乗数レジスタ3には、被乗数レジスタ3より出力され
る被乗数に後述する乗数を乗ずる乗算器4が接続されて
いる。
【0003】また、マルチプレクサ2には、マルチプレ
クサ2より出力されるデータをクロック信号のタイミン
グにより保持する乗数レジスタ5が接続されており、乗
数レジスタ5は乗算器4に接続されており、乗算器4に
は乗算結果を保持する積レジスタ6が接続されており、
積レジスタ6はクロック信号のタイミングにより乗算結
果を出力するようになっている。
【0004】次に動作を図4のタイミングチャートに沿
って説明する。
【0005】マルチプレクサ1およびマルチプレクサ2
は入力される時分割されたデータ(X0 、Y0 、X1 、
Y1 …)を、データ入力制御信号(ENXおよびEN
Y)により順次分離する。そして、マルチプレクサ1は
分離したデータ(X0 )を被乗数レジスタ3へ出力し、
被乗数レジスタ3は、クロックのタイミング(a)によ
りこのデータ(X0 )を取り込み、データ(X0 )を乗
算器4へ出力する。同様に、マルチプレクサ2は分離し
たデータ(Y0 )を乗数レジスタ5へ出力し、乗数レジ
スタ5は、クロックのタイミング(b)によりこのデー
タ(Y0 )を取り込んでデータ(Y0 )を乗算器4へ出
力する。
【0006】そして、データ(X0 )を入力すると共
に、データ(Y0)を入力する乗算器4は、被乗数(X0
)に乗数(Y0 )を乗じ、乗算結果(X0 ×Y0 )を
積レジスタ6へ出力する。それから、積レジスタ6は、
クロックのタイミング(c)により乗算結果(X0 ×Y
0 )を取り込んで出力する。
【0007】以下、同様の動作により、順次入力される
データを乗算し、X0×Y0 、X1×Y0 、X1 ×Y1 、
X2 ×Y1 …という乗算結果を得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の演算回路は、以
上のように構成されているので、実際に必要な乗算結果
はX0 ×Y0 、X1 ×Y1、であるにもかかわらず、乗
算器4は順次入力されるデータを乗算してX1 ×Y0 、
X2 ×Y1 という不必要な乗算をも行ってしまうため、
1組のデータを乗算する実質乗算時間は1クロックとな
り、処理速度を上げることができないという問題点があ
った。
【0009】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、実質乗算時間を長くしてクロッ
ク周波数を上げることにより処理速度を上げられる演算
回路を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、この発明に係わる演算回路
は、1本のクロック信号と少なくとも2本のデータ入力
制御信号とにより時分割された少なくとも2個の入力デ
ータを分離する分離手段と、分離されたデータにより演
算を行う演算手段と、分離手段により分離された少なく
とも2個のデータを保持する第1のレジスタと、第1の
レジスタより出力されたデータを保持する第2のレジス
タと、処理開始信号により第1のレジスタから第2のレ
ジスタへ少なくとも2個のデータを同時に転送する転送
手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上述構成に基づき、この発明における演算回路
は、1本のクロック信号と少なくとも2本のデータ入力
制御信号とにより時分割された少なくとも2個の入力デ
ータを分離手段により分離し、分離手段により分離され
た少なくとも2個のデータを第1のレジスタにより保持
し、第1のレジスタより出力されたデータを第2のレジ
スタにより保持し、処理開始信号により第1のレジスタ
から第2のレジスタへ転送手段にて少なくとも2個のデ
ータを同時に転送し、演算手段にて第2のレジスタへ転
送された少なくとも2個のデータにより演算を行う。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
【0013】図1は、本発明に係わる乗算回路の構成を
示すブロック図である。
【0014】乗算回路は、時分割されて送られる2個以
上のデータから所望のデータのみをデータ入力制御信号
(ENXおよびENY)により分離する分離手段として
のマルチプレクサ1および2を有している。そして、マ
ルチプレクサ1には、マルチプレクサ1より出力される
データをクロック信号の所定タイミングにより保持する
第1のレジスタの一部を構成する仮被乗数レジスタ7が
接続されており、仮被乗数レジスタ7には、処理開始信
号(乗算開始信号)により仮被乗数レジスタ7からから
第2のレジスタの一部を構成する被乗数レジスタ3へデ
ータを転送する転送手段としてのマルチプレクサ8が接
続されている。
【0015】そして、被乗数レジスタ3には、被乗数レ
ジスタ3より出力される被乗数に後述する乗数を乗ずる
演算部としての乗算器4が接続されており、乗算器4に
は乗算結果をクロック信号の所定タイミングにより積レ
ジスタ6へ出力するマルチプレクサ9が接続されてい
る。更に、マルチプレクサ9には、マルチプレクサ9よ
り出力される乗算結果を保持する積レジスタ6が接続さ
れており、積レジスタ6はクロック信号の所定タイミン
グにより乗算結果を出力するようになっている。また、
マルチプレクサ2には、マルチプレクサ2より出力され
るデータをクロック信号の所定タイミングにより保持す
る第1のレジスタの一部を構成する仮乗数レジスタ10
が接続されており、仮乗数レジスタ10には、処理開始
信号(乗算開始信号)により仮乗数レジスタ10からか
ら第2のレジスタの一部を構成する乗数レジスタ5へデ
ータを転送する転送手段としてのマルチプレクサ11が
接続されている。そして、乗数レジスタ5には、乗数レ
ジスタ5より出力される乗数に被乗数を乗ずる乗算器4
が接続されている。
【0016】次に、本実施例の動作を図2のタイミング
チャートに沿って説明する。
【0017】マルチプレクサ1およびマルチプレクサ2
は入力される時分割されたデータ(X0 、Y0 、X1 、
Y1 …)を、データ入力制御信号(ENXおよびEN
Y)により順次分離する。そして、マルチプレクサ1は
分離したデータ(X0 )を仮被乗数レジスタ7へ出力
し、仮被乗数レジスタ7は、クロックのタイミング
(d)によりこのデータ(X0 )を取り込み、データ
(X0 )をマルチプレクサ8へ出力する。同様に、マル
チプレクサ2は分離したデータ(Y0 )を仮乗数レジス
タ10へ出力し、仮乗数レジスタ10は、クロックのタ
イミング(e)によりこのデータ(Y0)を取り込んで
データ(Y0 )をマルチプレクサ11へ出力する。この
際、乗算開始信号(TRIG)がON状態になると、マ
ルチプレクサ8はデータ(X0 )を被乗数レジスタ3へ
転送し、またマルチプレクサ11はデータ(Y0 )を乗
数レジスタ5へ転送する。それから、被乗数レジスタ3
は乗算器4へデータ(X0 )を出力し、同時に乗数レジ
スタ5は乗算器4へデータ(Y0 )を出力し、乗算器4
は被乗数(X0 )に乗数(Y0)を乗じ、乗算結果(X0
×Y0 )をマルチプレクサ9へ出力する。
【0018】そして、マルチプレクサ9は、次の乗算開
始信号(TRIG)のONにより積レジスタ6へ乗算結
果(X0 ×Y0 )を出力し、積レジスタ6は、クロック
のタイミング(f)により乗算結果(X0 ×Y0 )を取
り込んで出力する。
【0019】以下、同様の動作により、順次入力される
データを乗算し、X0×Y0 、X1×Y1 、…という乗算
結果を得る。
【0020】以上のように、1組のデータを乗算する実
質乗算時間は2クロックとなり乗算器4に同じものが使
用されていれば、クロック周波数を2倍にすることが可
能である、クロック周波数を2倍にすると、処理スピー
ドが上がる。
【0021】なお、上述実施例においては、演算回路と
して乗算回路を例にとり説明したが、これに限らず、加
算回路、減算回路、除算回路でもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
演算処理対象となる少なくとも2個のデータを第1のレ
ジスタにより保持し、第1のレジスタより出力されたデ
ータを第2のレジスタにより保持し、処理開始信号によ
り第1のレジスタから第2のレジスタへ転送手段にて少
なくとも2個のデータを同時に転送するように構成した
ので、1組のデータを乗算する実質乗算時間を2クロッ
クとして、クロック周波数を2倍にすることが可能で、
処理スピードを上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる乗算回路の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図3】従来の乗算回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】従来の乗算回路の動作を示すタイミングチャー
ト図である。
【符号の説明】
3 被乗数レジスタ 4 乗算器 5 乗数レジスタ 7 仮被乗数レジスタ 8 マルチプレクサ 10 仮乗数レジスタ 11 マルチプレクサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1本のクロック信号と少なくとも2本の
    データ入力制御信号とにより時分割された少なくとも2
    個の入力データを分離する分離手段と、分離されたデー
    タにより演算を行う演算手段と、を備える演算回路にお
    いて、前記分離手段によ分離された少なくとも2個のデ
    ータを保持する第1のレジスタと、第1のレジスタより
    出力されたデータを保持する第2のレジスタと、処理開
    始信号により第1のレジスタから第2のレジスタへ少な
    くとも2個のデータを同時に転送する転送手段と、を備
    えることを特徴とする演算回路。
JP3157955A 1991-06-28 1991-06-28 演算回路 Pending JPH056264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3157955A JPH056264A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 演算回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3157955A JPH056264A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 演算回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH056264A true JPH056264A (ja) 1993-01-14

Family

ID=15661113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3157955A Pending JPH056264A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 演算回路

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JP (1) JPH056264A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020144732A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 株式会社東芝 半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020144732A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 株式会社東芝 半導体装置

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