JP2002328915A - 時分割方式の行列演算器 - Google Patents
時分割方式の行列演算器Info
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Abstract
器を提供する。 【解決手段】 行列演算器は、かけられる二つの行列の
各エレメントのうち積算演算の結果式行列の各エレメン
トのサブエレメントを構成するエレメントをそれぞれ一
つずつ選択して順次に出力するエレメント選択部と、エ
レメント選択部の出力をかけた値を順次に足して結果式
の各エレメントを順次に算出する演算部と、演算部の出
力を保存する保存部、及び演算部と保存部の動作タイミ
ングを制御する制御信号を発生させる制御信号発生部と
を有している。二つの行列の各エレメントを順次に選択
して乗算及び加算することにより結果式の行列のサブエ
レメントの和よりなるエレメントを順次に算出すること
ができる。従って、一つの加算器と一つの乗算機及びこ
れを制御する制御回路でマトリックス演算器が構成され
るため、その回路のサイズが小さくなる。
Description
算器に係り、さらに詳しくは行列の各エレメントを順次
に選択して積算及び足し算演算を行うことにより二つの
行列をかけた行列を算出する行列演算器に関する。
する積算演算を行わなければならない場合が頻繁に発生
する。このような行列の積算演算を行うための行列演算
器は積算演算の結果式を具現するための多数の乗算機と
多数の加算機を使用する。
って、二つの正方行列、特に3×3行列間の積算演算を
行う行列演算器を示した図であり、図2は図1の各ブロ
ックの細部構成を示した図である。
行列とする際、行列Xは、
演算器は、図1に示した通り、三つのブロック10、2
0、30とから構成されている。第1ブロック10には
X1、X2、X3が入力され、第2ブロック20にはX
4、X5、X6が入力され、第3ブロック30にはX
7、X8、X9が入力される。また、各ブロック10、
20、30にはY1ないしY9が全て入力される。
Y1ないしY9がそれぞれ入力される9個の乗算機1
1、乗算機11の出力がそれぞれ保存される9個のD-
フリップフロップ13、及び各D-フリップフロップ1
3の出力のうち三つずつの出力がそれぞれ入力される3
個の加算機15を有している。上位三つの乗算機にはX
1が入力され、中間の三つの乗算機にはX2が入力さ
れ、下位三つの乗算機にはX3が入力される。それぞれ
の乗算機11の出力はD-フリップフロップ13に保存
された後加算機15に入力される。加算機15は、それ
に入力される値を足し、これによりそれぞれの加算機1
5ではそれぞれZ1、Z2、Z3の値が出力される。
成も図2に示された第1ブロック10の構成と同一であ
る。従って、第2ブロック20はZ4、Z5、Z6を出
力し、第3ブロック30はZ7、Z8、Z9を出力す
る。
は多数の乗算機11と加算機15を必要とするため、回
路が極めて大きくなる問題点を有する。すなわち、各ブ
ロック10、20、30毎に9個ずつ総27個の乗算機
11を必要とし、また各ブロック10、20、30毎に
6個ずつ総18個の加算機15が必要である(なぜなら
ば、一つの加算機15が三つの入力値を足すので、実際
は一つの加算機15が二つの入力を足す2個の加算機で
構成されるからである)。
な問題点を解決するために案出されたもので、その目的
は行列の積算演算の結果式を構成する各エレメントを順
次に計算することにより乗算機と加算機の数を減らして
全体回路のサイズを縮められる行列演算器を提供すると
ころにある。
ための本発明に係る行列演算器は、前記第1及び第2行
列の各エレメントが入力され、前記第1及び第2行列の
各エレメントのうち前記積算演算の結果式行列の各エレ
メントのサブエレメントを構成するエレメントをそれぞ
れ一つずつ選択して順次に出力するエレメント選択部
と、該エレメント選択部の出力をかけた値を順次に足し
て前記結果式の各エレメントを順次に算出する演算部
と、該演算部の出力を保存する保存部、及び前記演算部
及び前記保存部の動作タイミングを制御する制御信号を
発生させる制御信号発生部とを備えることを特徴とす
る。
1及び第2行列の各エレメントが並列に入力されるマル
チプレクサ、及び該マルチプレクサの出力を選択する選
択信号を発生させる制御ブロックで構成することがで
き、前記演算部は、前記マルチプレクサの出力をかける
乗算機、該乗算機の結果を一度に保存する第1メモリ、
第2メモリ、及び前記第1メモリに保存された値と前記
第2メモリに保存された値とを足して前記第2メモリに
入力させる加算機とから構成することができる。
の出力信号をそれぞれ所定クロックほど遅延させる信号
を発生させ、前記演算部及び前記保存部に入力させる複
数のフリップフロップを備えて構成され、前記保存部は
前記演算部の出力を順次に保存する複数のレジスタを備
えて構成される。
トを順次に選択して乗算及び加算を行うことにより結果
式の行列のサブエレメントの和よりなるエレメントを順
次に算出することができる。従って、一つの加算機と一
つの乗算機及びこれらを制御する制御回路で行列演算器
が構成されるため、その回路のサイズが小さくなる。
明をさらに詳しく説明する。まず、本発明に係る行列演
算器の演算原理を説明するため、行列演算の結果式をそ
のエレメント別に分類する方式を説明する。
列Zは次のように求められる。
められることが分かる。
しZ9)は三つのサブエレメントの和よりなっており(例
えば、エレメントZ1はサブエレメントX1Y1、X2
Y4、及びX3Y7とからなっている)、また各サブエ
レメントは行列Xと行列Yのエレメントのうちそれぞれ
一つずつのエレメントを取った値の積よりなっているこ
とが分かる。この点を考慮して、本発明では結果式の各
エレメント(Z1ないしZ9)をなすサブエレメントを順
次に計算し、また該サブエレメントの和を以って各エレ
メント(Z1ないしZ9)を計算する方式を提案する。
図である。本発明に係る行列演算器は、演算対象になる
行列(行列X及び行列Y)の全ての構成エレメント(X1
ないしX9、及びY1ないしY9を同時に入力され、こ
れらのうち必要なエレメントを順次に選択して出力する
エレメント選択部70、エレメント選択部70で選択さ
れたエレメントについて所定の演算を行う演算部40、
演算部40の演算結果を貯蔵し、かつ最終的に結果式の
エレメントを出力する保存部60、及び演算部40と保
存部60を制御する制御信号を発生させる制御信号発生
部50とから構成される。
な構成を示したブロック図である。エレメント選択部7
0は入力されるエレメントのうち二つのエレメントを選
択して出力するマルチプレクサ(MUX)73、及びマル
チプレクサ73の選択動作を制御するための選択信号se
l_l、sel_hを発生させる制御ブロック71を有してい
る。
の全てのエレメント(X1ないしX9)及び第2行列(行
列Y)の全てのエレメント(Y1ないしY9)が同時に入
力される。マルチプレクサ73は制御ブロック71が発
生する選択信号sel_l、sel_hに応じて駆動され、これに
より第1行列のエレメント(X1ないしX9)のうち一つ
と第2行列のエレメント(Y1ないしY9)のうち一つが
選択され出力される。このような選択信号は、制御ブロ
ック71内に設けられたり、あるいは制御ブロック71
の時系列的な動作を制御するために別設されているクロ
ック(図示せず)の毎パルスで変り、よってマルチプレク
サ73はクロック毎にそれぞれ異なるエレメントを選択
して出力する。マルチプレクサ73の二つの出力はそれ
ぞれD-フリップフロップ76に入力され、D-フリップ
フロップ76はマルチプレクサ73の出力を1クロック
ほど遅らせてから出力する。
信号sel_h、sel_lは上位選択信号sel_hと下位選択信号s
el_lとから構成されている。上位選択信号sel_hは積算
演算結果式の行列である行列Zを構成する各エレメント
に対応する値を示す信号であり、下位選択信号sel_lは
上位選択信号sel_hに応じて指定されたエレメント内の
各サブエレメントに対応する値を示す信号である。例え
ば、上位選択信号sel_hが2であり下位選択信号sel_lが
3ならば、Z2の三つ目のサブエレメント、すなわちX
3Y8を出力するようマルチプレクサ73が駆動され、
よってエレメント選択部70はX3とY8を選択して出
力する。
信号としては、例えば画像信号でフィールド別に一回ず
つ発生する垂直同期信号に応じて発生する開始信号が用
いられる。このような開始信号が制御ブロック71に入
力されれば、一番目クロックで上位選択信号sel_hの値
が一つ増加し(sel_hの初期値は'0'に設定される)、か
つ下位選択信号sel_lの値も一つ増加される(sel_lの初
期値も'0'に設定される)。下位選択信号sel_lの値はク
ロック毎に一つずつ増加され、これにより一番目エレメ
ントZ1の各サブエレメントがクロック毎に順次に選択
され出力される。上位選択信号sel_hの値は3クロック
毎に一つずつ増加される。従って、一番目エレメントZ
1を構成する三つのサブエレメントX1Y1、X2Y
4、X3Y7に対する順次的な出力が完了されれば、上
位選択信号sel_hは二番目エレメントZ2を指すために
その値が'2'に増加される。このような過程を反復する
ことにより、行列Zのエレメント内のサブエレメントを
計算するのに必要な第1及び第2行列内のエレメントが
順次に出力される。
選択信号以外も制御信号発生部50を制御するための制
御信号(flag、stop)を発生させる。フラグ(flag)信号は
行列Zを構成する一つのエレメントに対する算出が終わ
る時毎に1クロック間'ハイ'パルスを発生させ、一つの
エレメントの算出が終わったことを知らせる。ストップ
信号は行列Zを構成する9個のエレメントに対する算出
が終わった場合に1クロック間'ハイ'パルスを発生させ
行列Zの算出のための演算が終了されたことを知らせ
る。また、ストップ信号は制御ブロック71に帰還さ
れ、'ハイ'パルス発生時制御ブロック71を初期化す
る。この制御信号(flag、 stop)と上位選択信号sel_hが
制御信号発生部50に入力される。
構成を示したブロック図である。制御信号発生部50は
上位選択信号sel_hを遅延させる第1遅延部51、フラ
グ(flag)信号を遅延させる第2遅延部53、そしてスト
ップ信号を遅延させる第3及び第4遅延部55、57と
から構成されている(図3ないし図6において各信号に
対する表記に添付された添字dは遅延された信号である
ことを示し、dの前に添付された数字は遅延されたクロ
ックの数を示す。例えば_3dは原信号が3クロック遅
延された信号であることを示す)。
ップで構成され、上位選択信号sel_hを3クロック遅ら
せた信号sel_h_3dを発生させる。第2遅延部53は二
つのD-フリップフロップで構成され、フラグ信号を2
クロック遅らせた信号flag_2dを発生させる。第3遅延
部55は三つのD-フリップフロップで構成されストッ
プ信号を3クロック遅らせた信号stop_3dを発生させ、
第4遅延部57は第3遅延部55に直列連結された一つ
のD-フリップフロップで構成され、第3遅延部55の
出力信号stop_3dを1クロックさらに遅らせた信号stop
_4dを発生させる。
したブロック図である。演算部40はエレメント選択部
70内のマルチプレクサ73の二つの出力が入力される
一つの乗算機41、乗算機41の出力を保存する第1メ
モリ43、第1メモリ43の次段に設けられた第2メモ
リ47、及び第1メモリ43の出力と第2メモリ47の
出力を足して再び第2メモリ47に入力させる加算機4
5とから構成されている。第1及び第2メモリ43、4
7はD-フリップフロップで構成され、入力された値を1
クロック間保存した後出力する機能を果たす。
_3d信号は第1メモリ43に入力され、該信号が'ハイ'
パルスになる場合第1メモリ43が初期化される(すな
わち、D-フリップフロップに保存された値が'0'にリ
セットされる)。また、制御信号発生部50の出力信号
のうちflag_2d信号及びstop_4d信号は第2メモリ47
に入力され、この二つの信号のうち一つが'ハイ'パルス
になる場合第2メモリ47が初期化される(すなわち、
D-フリップフロップに保存された値が'0'にリセット
される)。
である。保存部60は9×1レジスタで構成されてい
る。制御信号発生部50の出力のうちsel_h_3d信号とf
lag_2d信号は保存部60に入力され、保存部60は該
信号に応じて制御される。演算部40の出力Zは順次に
保存部60に入力され、保存部60は制御信号発生部5
0の制御信号sel_h_3d、flag_2dに応じて制御され順
次に入力される9個のエレメント(Z1ないしZ9)を3
クロック毎に一回ずつシフトさせ全て保存し、9個のエ
レメント(Z1ないしZ9)の保存が完了された後これを
並列に出力する。
明する。
いしX9)及び第2行列(行列Y)の各エレメント(Y1な
いしY9)はエレメント選択部70のマルチプレクサ7
3に同時に入力される。制御ブロック71に開始信号が
入力されれば、制御ブロック71は初期値が'0'に設定
されている上位選択信号sel_hと下位選択信号sel_lの値
を一つ増加させる。これにより行列Zをなす一番目エレ
メントZ1の一番目サブエレメントを演算するために必
要なエレメントが選択され、マルチプレクサ73はX1
とY1を出力する。
つずつ増加され、これによりマルチプレクサ73は一番
目エレメントZ1のサブエレメントをなす行列X及び行
列Y内のエレメントをクロック毎に順次に出力する。一
番目エレメントZ1をなす三つのサブエレメントの出力
が完了されれば、上位選択sel_h信号の値が一つ増加さ
れ、下位選択信号sel_lの値は1から再び増加し、よっ
て二番目エレメントZ2のサブエレメントをなす行列X
及び行列Y内のエレメントがクロック毎に順次に出力さ
れる。このように下位選択信号sel_lの値はクロック毎
に一つずつ増加し1から3までの変化が繰り返され、上
位選択信号sel_hの値は3クロック毎に一つずつ増加し
1から9まで変り、これにより行列Zの演算に必要なエ
レメントが順次に出力される。
エレメントの全てのサブエレメントの出力が完了される
度に1クロックの'ハイ'パルスを発生させ、ストップ信
号は行列Zの全てのエレメント(Z1ないしZ9)の算出
が終わる度に1クロックの'ハイ'パルスを発生させる。
部40内の乗算機41に順次に入力され、乗算機41は
マルチプレクサ73が出力した値をかけて行列Zの各エ
レメント(Z1ないしZ9)をなすサブエレメント(X1
Y1など)を順次に算出する。乗算機41が算出したサ
ブエレメントは第1メモリ43に保存され、第1メモリ
43に保存された値は加算機45を経て第2メモリ47
に入力される。この際、第2メモリ47の初期値は'0'
に設定されている。第2メモリ47は第1メモリ43の
出力と自分の出力を足した値が入力されるため、乗算機
41が順次に算出したサブエレメントは全て足されて第
2メモリ47に保存される。
プフロップ76と第1メモリ43を経て第2メモリ47
に入力されるため、第2メモリ47にはマルチプレクサ
73が行列Xと行列Yのエレメントを出力してから2ク
ロックほど遅延された後、乗算機41が計算したサブエ
レメントが入力される。フラグ信号は一つのエレメント
(例えば、Z1)をなす全てのサブエレメント(例えば、
X1Y1、X2Y4、X3Y7)の出力が完了された後'
ハイ'パルスを発生させるため、フラグ信号が2クロッ
ク遅延された信号であるflag_2d信号は三つのサブエレ
メントを全て足した一つのエレメント値が保存された後
リセットされる。従って、第2メモリ47に保存された
値は一つのエレメント値の算出が完了される毎に次のエ
レメントの算出のために'0'にリセットされ、この際第
2メモリ47に保存されていた値は第2メモリ47がリ
セットされる前に保存部60に入力される。
のエレメント(Z1ないしZ9)の値が演算部40により
順次に算出され、算出が完了されればストップ信号が'
ハイ'パルスになる。これにより、ストップ信号の発生
時点に制御ブロック71がリセットされ、またその後3
クロック及び4クロックが遅延された後それぞれ第1メ
モリ43及び第2メモリ47が'0'にリセットされる。
従って、次に入力される行列に対する積算演算を行える
状態に初期化される。
レメントZ1ないしZ9の値は順次に9×1レジスタよ
りなる保存部60に入力される。保存部60は上位選択
信号(sel_h)が3クロック遅延されたsel_h_3d信号、及
びフラグ信号が2クロック遅延されたflag_2d信号が入
力される。
タの値をシフトさせる機能を果たす。従って、演算部4
0内の第2メモリ47に保存された値が保存部60内の
最前方のレジスタに入力されると同時に、保存部60内
のレジスタの値はシフトされ、このような動作が反復す
ることにより第2メモリ47に保存された各エレメント
の値が順次にレジスタの内に保存される。
に保存された値を出力させるよう働く。この際、保存部
60内のレジスタの値はsel_3dの値が100
1(2)、すなわち9になった時出力される。従って、
順次に入力されるエレメントの値がZ1からZ9まで全
てレジスタに保存される場合、レジスタに保存された値
(Z1ないしZ9)は並列に一気に出力される。これによ
り、行列Xと行列Yがかけられた行列Zが算出される。
ここで、上位選択信号(sel_h)信号を3クロックほど遅
らせる理由及びフラグ信号を2クロックほど遅らせる理
由は順次に入力されるZ1ないしZ9のシフト時点とZ
1ないしZ9の出力時点を同期化させるためである。
正方行列、特に3×3行列の積算演算を行うための行列
演算器が示してあるが、他の行列の演算にも本発明が適
用することができる。例えば、4×4行列の積算演算を
行う行列演算器を具現しようとする場合は、エレメント
選択部70内のマルチプレクサ73の入力の数を8個に
し、各種制御信号の遅延クロック数を4×4行列の演算
に適するよう調節することにより容易に具現することが
できる。また、正方行列同士の積算でない場合も、前述
したような変形例を応用し、かつ各制御信号の遅延クロ
ックを調節することにより行列演算器を容易に具現する
ことができる。
列を求めるため、結果式の各エレメントをなすサブエレ
メントを順次に出力し、これを足すことにより結果式の
各エレメントを順次に算出することができる。従って、
一つの積算機と一つの加算機で構成された演算部と、該
演算部に入力される値を選択し制御する制御回路だけで
も行列演算器の構成が可能になって、ハードウェアの構
成が簡単でそのサイズが小さくなる利点がある。
限らず、当該発明の属する技術分野において通常の知識
を持つ者ならば誰でも多様な変形実施が可能なことは勿
論、そのような変形は記載された請求の範囲内にある。
ク図である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1及び第2行列に対する積算演算を行
う行列演算器において、前記第1及び第2行列の各エレ
メントが入力され、前記第1及び第2行列の各エレメン
トのうち前記積算演算の結果式行列の各エレメントのサ
ブエレメントを構成するエレメントをそれぞれ一つずつ
選択して順次に出力するエレメント選択部と、 該エレメント選択部の出力をかけた値を順次に足して前
記結果式の各エレメントを順次に算出する演算部と、 該演算部の出力を保存する保存部と、 前記演算部及び前記保存部の動作タイミングを制御する
制御信号を発生させる制御信号発生部とを備えることを
特徴とする行列演算器。 - 【請求項2】 前記エレメント選択部は、前記第1及び
第2行列の各エレメントが並列に入力されるマルチプレ
クサと、該マルチプレクサの出力を選択する選択信号を
発生させる制御ブロックとを備えることを特徴とする請
求項1に記載の行列演算器。 - 【請求項3】 前記演算部は、前記マルチプレクサの出
力をかける乗算機と、該乗算機の結果を保存する第1メ
モリと、第2メモリと、前記第1メモリに保存された値
と前記第2メモリに保存された値を足して前記第2メモ
リに入力させる加算機とを含むことを特徴とする請求項
2に記載の行列演算器。 - 【請求項4】 前記制御信号発生部は、前記制御ブロッ
クの出力信号をそれぞれ所定クロックほど遅らせる信号
を発させて前記演算部及び前記保存部に入力させる複数
のフリップフロップを備えることを特徴とする請求項3
に記載の行列演算器。 - 【請求項5】 前記保存部は、前記演算部の出力を順次
に保存する複数のレジスタを含むことを特徴とする請求
項4に記載の行列演算器。
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