JPH0562353U - パネル着脱機構 - Google Patents
パネル着脱機構Info
- Publication number
- JPH0562353U JPH0562353U JP302392U JP302392U JPH0562353U JP H0562353 U JPH0562353 U JP H0562353U JP 302392 U JP302392 U JP 302392U JP 302392 U JP302392 U JP 302392U JP H0562353 U JPH0562353 U JP H0562353U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- lock lever
- engine
- lock
- plunger
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転中はイジェクトツマミを押してもパネル
は容易に外れないパネル着脱機構を提供する。 【構成】 パネルホルダ1aの凹部1bに装着されたパネル
2は、ロックレバー3によってロックされ、イジェクト
ツマミ6を押すとスライダ5によりロックレバー3が作
動されて、パネル2は取外せる様になっている。前記ロ
ックレバー3にプランジャ・ソレノイド7を係合させ、
このソレノイド・プランジャ7はエンジン稼動時の高電
圧を検出する電圧検出回路10と、この電圧検出回路10に
より作動されるTR9によって制御され、エンジン稼動
時にのみロックレバー3をロックする。したがって運転
中にイジェクトツマミ6を誤って押しても、パネル2は
外れない。
は容易に外れないパネル着脱機構を提供する。 【構成】 パネルホルダ1aの凹部1bに装着されたパネル
2は、ロックレバー3によってロックされ、イジェクト
ツマミ6を押すとスライダ5によりロックレバー3が作
動されて、パネル2は取外せる様になっている。前記ロ
ックレバー3にプランジャ・ソレノイド7を係合させ、
このソレノイド・プランジャ7はエンジン稼動時の高電
圧を検出する電圧検出回路10と、この電圧検出回路10に
より作動されるTR9によって制御され、エンジン稼動
時にのみロックレバー3をロックする。したがって運転
中にイジェクトツマミ6を誤って押しても、パネル2は
外れない。
Description
【0001】
この考案は車載用電子機器の取外し可能な操作パネルに係り、特にエンジン稼 動中はロック力を強めたパネル着脱機構に関する。
【0002】
従来、車載用電子機器において盗難防止のため操作用パネルを着脱可能にした 車載用音響機器のパネル着脱機構は、図2および図3に示す様に、音響機器の本 体1前面に設けたパネルホルダ1aの凹部1aに、操作用のパネル2が装着され、こ のパネル2の係合凹部2aに、本体1に軸4により回動自在に支持されフック部3a を前面に突出させたロックレバー3が係合して、パネル2をロックしていた。
【0003】 そして、イジェクトツマミ6は本体1の側部に摺動自在に支持され図示してい ない弾性部材によりパネル2側に付勢されたスライダ5に固定され、パネルホル ダ1a部に設けられているので、このイジェクトツマミ6を押すと、スライダ5の 他端に立設したピン5aとロックレバー3の他端に設けた長円孔3bとはピン接合さ れているため、ロックレバー3は軸4を支点として時計方向に回動してパネル2 のロックを解除する様になっていた。
【0004】
しかし、上記した従来のパネル着脱機構は、自動車を運転中に誤ってイジェク トツマミを押した場合でも、パネルが簡単に外れるので、非常に危険であり事故 を引起す可能性があった。
【0005】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、運転中はイジェクトツマミを押してもパネルは容易に外 れないパネル着脱機構を提供するところにある。
【0006】
この考案の操作パネルをロックする様に構成され且つ解除ボタンによってロッ クを解除する様に構成されたロックレバーを備え、操作パネルが取外し可能な車 載用電子機器のパネル着脱機構において、エンジン稼動時の高電圧を検出する電 圧検出手段と、この電圧検出手段の検出出力によって作動するスイッチ手段と、 このスイッチ手段によってオン・オフされる前記ロックレバーをロックするロッ ク手段とを備え、エンジン稼動中は前記ロックレバーをロックする様に構成した ものである。
【0007】
この考案によれば、パネルをロックするロックレバーが、エンジン稼動中はバ ッテリ電圧が高電圧になることを検出手段によって検出し、高電圧検出中はロッ ク手段が作動する様になっているので、自動車を運転中はイジェクトツマミを押 してもイジェクトツマミは作動せずパネルは容易には取外すことができない。
【0008】
この考案に係るパネル着脱機構の実施例を図1に基づき説明する。
【0009】 なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0010】 図1は本考案の構成を示す側面図である。
【0011】 図において、7はロック手段であるソレノイド・プランジャであり、ソレノイ ド7aとプランジャ7bで構成され、ロックレバー3のフック部3a側にピン接合され 、自動車のバッテリ8によって駆動される。9はスイッチ手段であるNPN型ト ランジスタ(以下TRという)であり、コレクタがプランジャ7に接続され、そ してエッタは接地されベースは電圧検出手段に接続されている。
【0012】 10は電圧検出手段である電圧検出回路であり、入力側はバッテリ8に接続され 出力側はTR9のベースに接続されている。
【0013】 以上の様に構成した本考案の作用を説明する。 操作用のパネル2を本体1に装着し、ロックレバー3によってロックされた状 態で、自動車のエンジンを稼動すると、自動車内部の発電機によりバッテリ8の 出力電圧が通常の12ボルト程度から14ボルト程度に上昇する。
【0014】 バッテリ8の電圧が14ボルト程度に上昇したことを電圧検出回路10は検出し、 出力電圧を上昇させる。
【0015】 これにより、TR9はオンとなってプランジャ・ソレノイド7に電流が流れソ レノイド7aはプランジャ7bを吸引し、ロックレバー3はプランジャ・ソレノイド 7によってロックされる。
【0016】 エンジンが停止すると、自動車内部の発電機が停止し、バッテリ8の出力電圧 は下がり電圧検出回路10の出力電圧は下がってTR9はオフとなるので、プラン ジャ・ソレノイド7に電流は流れずロックレバー3のロックは解除される。
【0017】 なお、イジェクトツマミ6をエンジン稼動中に押した場合、容易にはロックレ バー3のロックは外れないが、所定以上の力で押すと、ロックレバー3のロック およびフック部3aと係合凹部2aとの係合が解除され、パネル2は取外せる様にな っている。
【0018】 上記実施例ではロック手段としてプランジャ・ソレノイド7を用いたが、ステ ッピングモータ等を用いてロックレバーをロックしてもよい。
【0019】 また、プランジャ・ソレノイド7の吸引力を強くするか、またはロックレバー 3との係合位置を変えて、エンジン稼動中はパネル2を取外せない様にすること もできる。
【0020】 また、プランジャ・ソレノイド7はエンジン稼動時のバッテリ電圧上昇により 作動するが、アクセサリースイッチをオンした時や発電機の交流出力を検出する ことにより作動する様にすることもできる。
【0021】
この考案に係るパネル着脱機構によれば、上述のように構成したので、自動車 を運転中は、誤ってイジェクトツマミを押しても通常の押力ではパネルは外れな いため、安全性が高くなる。
【0022】 また、下車時に盗難防止のためパネルを取外す場合は、従来通りの押力で容易 に取外すことができる。
【図1】本考案におけるパネル着脱機構の構成を示す側
面図である。
面図である。
【図2】従来例におけるパネル着脱機構の構成を示す側
面図である。
面図である。
【図3】同パネル着脱機構でイジェクトツマミが押し込
まれた状態を示す側面図である。
まれた状態を示す側面図である。
【符号の説明】 1 本体 1a パネルホルダ 1b 凹部 2 パネル 2a 係合凹部 3 ロックレバー 3a フック部 3b 長円孔 4 軸 5 スライダ 5a ピン 6 イジェクトツマミ 7 ソレノイド・プランジャ 7a ソレノイド 7b プランジャ 8 バッテリ 9 TR 10 電圧検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】 操作パネルをロックする様に構成され且
つ解除ボタンによってロックを解除する様に構成された
ロックレバーを備え、操作パネルが取外し可能な車載用
電子機器のパネル着脱機構において、 エンジン稼動時の高電圧を検出する電圧検出手段と、こ
の電圧検出手段の検出出力によって作動するスイッチ手
段と、このスイッチ手段によってオン・オフされる前記
ロックレバーをロックするロック手段とを備え、エンジ
ン稼動中は前記ロックレバーをロックする様に構成した
ことを特徴とするパネル着脱機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP302392U JP2560629Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | パネル着脱機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP302392U JP2560629Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | パネル着脱機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562353U true JPH0562353U (ja) | 1993-08-20 |
JP2560629Y2 JP2560629Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=11545735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP302392U Expired - Fee Related JP2560629Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | パネル着脱機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560629Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP302392U patent/JP2560629Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2560629Y2 (ja) | 1998-01-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |