JPH0562332B2 - - Google Patents

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JPH0562332B2
JPH0562332B2 JP59065840A JP6584084A JPH0562332B2 JP H0562332 B2 JPH0562332 B2 JP H0562332B2 JP 59065840 A JP59065840 A JP 59065840A JP 6584084 A JP6584084 A JP 6584084A JP H0562332 B2 JPH0562332 B2 JP H0562332B2
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JP
Japan
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system unit
optical system
mounting plate
gear
photoconductor
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JP59065840A
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JPS60209743A (ja
Inventor
Tetsuya Okada
Koji Murase
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Publication of JPS60209743A publication Critical patent/JPS60209743A/ja
Publication of JPH0562332B2 publication Critical patent/JPH0562332B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真法を用いた複写機、フアクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に係り、特に移
動可能な原稿戴置台を有する画像形成装置に関す
る。
複写機等に代表される画像形成装置において
は、原稿戴置台を移動させる方式と光学系を移動
させる方式とに大別されるが、いずれの方式にお
いても原稿像と対応する静電潜像を感光体表面に
露光させる為に前記各移動体の移動速度と感光体
の回転速度の同期を取る必要があり、一般に移動
体の駆動系と感光体の駆動系間に連係される伝導
機構を介して同期を取つている。
そして従来公知の画像形成装置にあつては、前
記各駆動系及び伝導機構を夫々個々に複写機本体
側壁面に取り付けて組立てる構成を取つている
が、このように前記駆動部を個々に組付ける方法
では、組立精度が出にくい、組立工数が大になり
易い、保守作業が面倒である等の欠点を生じてい
た。
この為従来より前記移動体と感光体を駆動する
前記駆動系を一体的に連係し、ユニツト化する事
が考えられてきたが、従来装置にあつては感光体
の直径が80〜100mmもあり、このため前記移動体
と感光体軸心間距離が大きくなる結果、前記ユニ
ツト形状も必然的に大きくなるのみならず、所定
の回転速度を得る為に前記駆動系を構成する各歯
車自体の直径も大きくしなければならず、歯車精
度の維持が困難、装置全体重量の増加、コストの
大幅なアツプ等の欠点を有し、その実用化は困難
であつた。
本発明はかかる従来技術の欠点を解消し得る画
像形成装置を提供する事を目的とする。
本発明は、移動可能な原稿戴置台を有する画像
形成装置において、原稿戴置台と感光体軸心間距
離及び感光体外径とを適切に設定する事により、
前記駆動系ユニツト化を可能ならしめる画像形成
装置を提供する事を目的とする。
又本発明の目的は、前記駆動系のユニツト化を
図つても前記原稿戴置台と感光体間に介在させた
露光レンズの焦点距離を適切に取る事が出来る画
像形成装置を提供する事を目的とする。
更に本発明の目的は、前記駆動系ユニツトに用
いる取付板を効果的に利用して簡単且つ容易に感
光体に露光を行なう光学系ユニツトの位置決めを
可能ならしめる画像形成装置を提供する事を目的
とする。
この結果、組立の簡易化による組立工数の大幅
な低減、組立精度の向上、画像品質の向上、等を
図る事が出来、きわめて実用価値の高い画像形成
装置を提供する事が出来る。
而して本発明は、移動可能な原稿戴置台と外径
を50mm以下に設定した感光体との間に光学系ユニ
ツトを配設した画像形成装置において、 前記感光体軸心と原稿戴置台間距離を80mm以下
に設定すると共に、 前記感光体軸と原稿戴置台間を、感光体軸線と
直交する方向に沿つて配列した一対の取付板上
に、感光体と原稿戴置台に夫々駆動力を伝達する
歯車列と該戴置台の往復動制御を行なうクラツチ
機構を配設した一の駆動ユニツトを介して一体的
に位置規制を行ない、 更に前記駆動ユニツトの一の取付け板を機体フ
レームを介して光学系ユニツトと対面する位置に
配設するとともに、該取付け板の上端部に切欠部
を又その下方にピン部材を設け、前記切欠部に光
学系ユニツトの突設ピンを係合支持させ、又前記
ピン部材を気体フレームのガイド穴を介して光学
系ユニツト側のピン孔に嵌挿させ、該光学系ユニ
ツトを前記駆動ユニツトの取り付け板に位置決め
支持させた事を特徴とする画像形成装置を提案す
る。
かかる技術手段によれば、感光体軸と原稿戴置
台間が精度よく位置規制される駆動ユニツトの一
の取付板を有効に利用して、光学系ユニツトの位
置規制を行なうものである為に、結果として感光
体軸心と原稿戴置台間距離を80mm以下にという狭
小空間であつても感光体軸、原稿戴置台及び光学
系ユニツトの三者が夫々駆動ユニツトを介して一
体的に位置規制される事となり、これにより原稿
戴置台及び光学系ユニツト間の焦点距離及び光学
系ユニツトと感光体間の焦点距離を精度よく維持
する事が出来、画像鮮明度の向上につながる。
又前記駆動ユニツトは、スプロケツトや伝導チ
エーンを用いずに、感光体軸線と直交する方向に
沿つて配列した一対の取付板上に、歯車列とクラ
ツチ機構を効果的に配設したために前記感光体軸
心と原稿戴置台間距離が80mm以下の狭小空間でも
円滑に前記駆動ユニツトを配設する事が出来る。
以下図面にもとづいて本発明を説明する。
第1図乃至第2図は本発明の実施例に係る複写
機の要部構成を示し、第1図は駆動系ユニツトの
一部構成を省略した要部断面図、第2図は第1図
のA−A′線断面図である。
1は表面に光導電層を形成したドラム状の感光
体で、外径Rを従来に比べ小径の50φ以下、好ま
しくは30φに設定されており、両端軸心上より突
設する感光体軸1a先端部を後記する駆動系ユニ
ツト2に組付けられた主導軸13の取付孔13a
に挿着固定可能に形成している。
3は原稿戴置台で、透明なガラス板からなり、
取付部材3a下面にスライドレール3bとラツク
3cを配設すると共に、駆動系ユニツト2を構成
する取付板12に軸支された駆動用歯車14の正
逆回転により、前記原稿戴置台3が往復動可能に
構成されている。
4は光学系ユニツトで、反射ミラー4aを介し
て前記原稿面を照射する光源ランプ4bと、前記
光源ランプ4bよりの反射光を感光体1表面に導
き、原稿像に対応した静電潜像を結像する細長い
棒状のセルフオツクレンズ4cよりなり、これら
は枠体5により一体的に組立けられている。又前
記枠体5は左右両側に配設した機体フレーム6間
に延在する底板51と該底板51の両端部に立設
する側板52とを有し、前記側板52には、感光
体1軸心の垂直上方の前記駆動系ユニツト2の取
付板11に形成した切欠部11aとピン部材11
bに対応する位置に、突設ピン52aとピン孔5
2bが形成されている。
機体フレーム6は感光体軸1aと直角に配置さ
れ、その壁面に感光体軸1aが挿通可能な円形開
口部6aを形成すると共に、該開口部6aの上方
に、前記取付板11のピン部材11bが挿通可能
なピン孔6bを、また該ピン孔6b上方の上端面
に前記光学系ユニツト4が係合可能な長孔状の切
欠部6cを形成する。
尚、ピン孔6bは取付板11のピン部材11b
を光学系ユニツト4のピン孔52bにガタなく嵌
合させる役割を果すが、切欠部6cは前記光学系
ユニツト4の突設ピン52aを取付板11の切欠
部11aに係合又は挿着させる為の単なる案内的
機能を有する為バカ孔に形成してもよい。
駆動系ユニツト2は、平行に配置された一対の
取付板11,12と、取付板11,12に一体的
に組付けられた、前記感光体1と原稿戴置台3と
を同期して駆動させる為の駆動系とよりなる。
本発明の要部は上述した構成となつており、感
光体の外径を従来より小径にする事により、感光
体軸1a心と原稿戴置台3間距離Hを80mm以下、
好ましくは60mm以下になるよう構成することがで
き、後記する駆動系のユニツト化を容易ならしめ
ている。
かかる駆動系ユニツト2の詳細構成を第3図乃
至第7図に基づいて説明する。
第3図乃至第7図は前記駆動系ユニツトの各部
構成を示し、第3図は平面図、第4図は第3図の
B−B′線図、第5図は第2図の背面からみた図、
第6図乃至第7図は原稿戴置台の往動、及び戻り
工程の状態を示す概略説明図である。
先づ駆動系ユニツト2を構成する取付板11に
ついて第2図に従つて説明する。
機体フレーム6側に位置する取付板11は、感
光体1と対応する位置に、感光体軸1aが挿入可
能な円形開口部11cを形成すると共に、該開口
部11cの上方に、光学系ユニツト4のピン孔5
2bに挿着可能なピン部材11bを、該ピン部材
11b上方の上端面には光学系ユニツト4の突設
ピン52aに係合可能な長円状の切欠部11aを
形成し、光学系ユニツト4を位置決め固定可能に
形成する。又該取付板11は、前記円形開口部1
1cの背面側に逆L字状の分岐板11dを固定
し、第1図に示すよう該分岐板11dと他の取付
板12間に主導軸13を固定する。(第3図参照) 尚、11eは該取付板11を機体フレーム6に
固定する為の螺子孔である。
次に第3図及び第4図にしたがつて駆動系につ
いて説明する。
主導軸13は、一端を前記分岐板11dと取付
板11に狭まれる空間内まで延在させ、その端側
に主導歯車19を固設すると共に、その端面軸心
上に感光体軸1aを挿着固定可能な取付孔13a
が穿設されている。
そして前記主導歯車19の側方には該主導歯車
19と噛合する伝導歯車15が、又該伝導歯車1
5の斜め上方には従動歯車16が、夫々支軸1
7,18を介して取付板11に回転自在に軸支さ
れている。そして前記従動歯車16の斜め上方両
側には、前記従動歯車16と噛合する同一形状の
一対の中継歯車20,21が、回転軸22,23
を介して対称位置に設けられている。
前記回転軸22,23は夫々前記中継歯車2
0,21と他の取付板11,12間に介装したワ
ンウエイクラツチ24,25を介して前記両取付
板11,12間に回転自在に軸支されると共に、
該ワンウエイクラツチ24,25側の回転軸他端
22a,23aを他の取付板12外方まで突設さ
せている。
前記ワンウエイクラツチ24,25は、通常の
状態では中継歯車20,21が回転しても回転軸
他端22a,23aには回転力が付与されず、
夫々前記ワンウエイクラツチ24,25外周面に
環設したリング状歯車28,29をラツチする事
により歯車の回転力が回転軸他端22a,23a
に伝達されるよう構成されているが、かかるワン
ウエイクラツチ24,25の構成は既に公知の為
詳細な説明を省略する。
一方、前記リング状歯車28,29側方には、
該リング状歯車28,29と対向させて、ラツチ
部材30,31が支軸32,33を介して取付板
11,12に回動可能に取り付けられている。
ラツチ部材30,31はいずれも前記支軸3
2,33に環設されたスプリング34,35によ
り前記リング状歯車28,29と離間する方向に
弾性力を付勢すると共に、取付板12に取付られ
たソレノイド36,37により該ラツチ部材3
0,31が前記弾性力に抗して対応する各リング
状歯車28,29をラツチ可能に構成されてい
る。
前記ラツチ部材30,31の構成を更に詳細に
説明すると、ラツチ部材30は略横L字状をな
し、その基部30aを支軸32に環設すると共
に、上方に延在する一側腕部30b先端をリンク
部材38を介して水平方向に伸縮するソレノイド
軸36aに連結させ、一方該ラツチ部材30の他
側腕部30dはリング状歯車28、の下方空間部
に沿つてほぼ水平方向に延在され、その先端上側
に前記リング状歯車28と噛み合う爪部30cを
形成する。又他側腕部30dは更に水平方向に延
伸され、その先端30eを対向する他のラツチ部
材31の分岐腕部31dと係合可能に並設されて
いる。
他のラツチ部材31は略逆T字状をなし、その
基部31aを支軸33に環設すると共に、外方略
水平方向に延在する一側腕部31bを上下方向に
伸縮するソレノイド軸37aに連結させる。又前
記基部31aより上方に延在する他の腕部31c
はリング状歯車29に沿つて円弧状に形成され、
その先端側部に前記リング状歯車29と噛み合う
爪部31eを形成する。一方該ラツチ部材31は
前記基部31aよりリング状歯車29の下方空間
部に沿つて水平方向に延材する分岐腕部31dを
有し、該分岐腕部31dはラツチ部材30の他側
腕部30dの先端30e上方まで対向して延伸さ
れ、前述したようにラツチ部材30の先端30e
と互いに係合可能に並設されている。
このように、ラツチ部材31は、ワンウエイク
ラツチ25を挟んで爪部31eと対向する位置に
分岐腕部31dを配置し、該分岐腕部31dの先
端をラツチ部材30の先端30eと互いに係合可
能に並設した為、ソレノイド軸36a,37aの
作動により一方のラツチ部材30又は31がラツ
チ方向に回動すると、前記先端30e又は31e
が他の先端31e又は30eを押圧し、強制的に
他方のラツチ部材31又は30を反ラツチ方向に
回動させる事が出来る。
次に他の取付板12の背面側の構成を第5図に
基づいて説明する。
取付板12の背面側には、前述したようにワン
ウエイクラツチ24,25が介装された回転軸他
端22a,23aが突設され、該他端22a,2
3aに夫々互いに噛合する制御歯車26,27を
固設する。そして前記制御歯車26,27は歯車
比を夫々1:2に設定すると共に、制御歯車27
は前記他端22aに固設された制御歯車26に、
又制御歯車26は原稿戴置台駆動用歯車14に
夫々噛合されている。又駆動用歯車14は、前記
歯車26斜め上方に位置し、外輪が取付板12よ
り上方に突出する如く配置する事により、原稿戴
置台3下面に設けられたラツチ3cと噛合可能に
構成されている。
尚、かかる構成の駆動系ユニツト2は後述する
直径の各歯車を用いて前記駆動系を構成する事に
より、前記感光体軸1a心と原稿戴置台3間距離
Hが80mm以下、好ましくは60mm以下になるよう構
成することができ、これに合わせて前記主導歯車
19軸心と駆動用歯車14のラツク噛合面までの
距離も同一長さHに設定することができ。よつ
て、前記各歯車の直径を夫々加工容易な程度に小
さくしても好ましい回転速度を得る事が出来る。
即ち本実施例においては主導歯車19の直径を
約30φ、該主導歯車19と噛合する伝導歯車15
の直径を約20φ、該伝導歯車15と噛合する従動
歯車16の直径を約20φ、該従動歯車16と噛合
する回転軸22,23に固設された一対の中継歯
車20,21の直径を約18φ、又ワンウエイクラ
ツチ24,25を介して前記回転軸22,23他
端に固設された制御歯車26,27の直径を夫々
約18φと約36φ、又制御歯車26に噛合する駆動
用歯車14の直径を約30φに設定してある。この
ようにすれば、前記主導歯車19軸心と駆動用歯
車14上端までの距離を60mm以下に維持する事が
出来、前記各歯車の組付の容易化と駆動系ユニツ
ト2の重量軽減が図れる。
次に前記各装置の組立手順を第1図乃至第2図
に沿つて説明する。
先づ光学系ユニツト4の突設ピン52aを前記
機体フレーム6の切欠部6cに係合させながら該
機体フレーム6間に光学系ユニツト4を架設す
る。
次に駆動系ユニツト2を、前記取付板11のピ
ン部材11bを機体フレーム6を介して光学系ユ
ニツト4のピン孔52bに挿し込み、且つ該取付
板11の切欠部11aと光学系ユニツト4の突設
ピン52aと係合させた後、該駆動系ユニツト2
の取付板11を前記機体フレーム6に実質的に当
接させて螺子により固定する。
最後に前記機体フレーム6の円形開口部6aよ
り感光体軸1aを駆動系ユニツト2側に挿入させ
て感光体1を配置し、主導軸13に穿設された取
付孔13aと前記感光体軸1aとを一致させて取
り付ける。
この結果、前記感光体1と主導歯車19が主導
軸13を介して連結固定されると共に、光学系ユ
ニツト4が前記取付板11により位置決めされ、
又、原稿戴置台3と感光体1軸心間距離も、主導
軸13、支軸17等により前記取付板11と平行
に配設固定された他の取付板12に軸支された駆
動用歯車14とラツク3cにより、位置決めされ
ている為、前記光学系ユニツト4に組み込まれた
セルフオツクレンズ4cが、感光体軸1a心上の
感光体1表面と原稿戴置台3間の適切な位置に自
動的に配設する事が出来る。
又前記原稿戴置台3、光学系ユニツト4、及び
感光体1を個々に組み立てる従来の組立方法で
は、前記感光体1表面と原稿戴置台3間距離Hを
小さくすればする程、前記セルフオツクレンズ4
cの焦点距離を精度よく位置決めするのは極めて
困難であり、且つ組立に多大の時間が必要とされ
るが、本実施例においては、前述したように前記
光学系ユニツト4、感光体軸1a、及び原稿戴置
台3の三者が駆動系ユニツト2の取付11を介し
て一体的に位置規制される構成の為、前記セルフ
オツクレンズ4cの感光体1表面又は原稿戴置台
3間の焦点距離を組立上の誤差が生ずる事なく、
常に一定距離に保つ事が出来、例え画像形成装置
の小型化を図つたとしても常に高い画像鮮明度の
維持が可能となる。
次にかかる実施例に係る複写機の複写動作につ
いて第3図、第6図及び第7図に基づいて説明す
る。
先づ原稿戴置台3上に原稿を載置させた後、複
写スイツチをONすると、ソレノイド37が作動
し、ラツチ部材31を介してワンウエイクラツチ
25をラツチさせ、該ワンウエイクラツチ25が
介装された回転軸23を介して中継歯車20と制
御歯車27を連結させる。
と同時に図示しない電動機よりの回転を受けて
主導歯車19が回転し、該主導歯車19の回転に
より主導軸13を介して感光体1が所定速度で回
転されると共に、伝導歯車15及び従動歯車16
を介して前記一対の中継歯車20,21が回転さ
れる。
そして前記一対の中継歯車20,21の回転に
より回転軸22及び23が回転し、この結果回転
軸23のワンウエイクラツチ25は前述したよう
にラツチされている為、該回転軸23を介して中
継歯車20の回転が制御歯車27に伝達される。
一方他の回転軸22に介装されたワンウエイクラ
ツチ24はラツチされていない為、前記他の回転
軸22は空回りし、該回転軸他端22aに固設さ
れた制御歯車26はフリーの状態となつている。
従つて制御歯車27の回転は、フリーの状態に
ある制御歯車27を介して駆動用歯車14に伝達
され、該駆動用歯車14を逆回転させる。そして
該駆動用歯車14の逆回転によりラツク3cを介
して原稿戴置台3が所定位置までリバースされ
る。この際、前記制御歯車26と27は歯車比を
1:2に設定してある為後記する正転時の2倍の
速度で原稿戴置台3がリバースされる事となる。
(第7図参照) 次に前記原稿戴置台3が所定位置までリバース
された後、図示しない制御機構によりソレノイド
37の作動の解除と共に他のソレノイド36を作
動させることにより、ラツチ部材31は弾性力に
より元に復帰し、前記ワンウエイクラツチ25の
ラツチが解除されると共に、他側のラツチ部材3
0が回動し、他の回転軸22に介装されたワンウ
エイクラツチ24をラツチする。
この結果、ワンウエイクラツチ24を介して回
転軸22両端に固設された歯車20と制御歯車2
6が連結し、該回転軸22を介して歯車20の回
転が制御歯車26に伝達され、この結果、該制御
歯車26の回転により駆動用歯車14が正回転
し、ラツク3cを介して原稿戴置台3が往動し複
写工程が開始される。(第6図参照) 一方回転軸23に介装されたワンウエイクラツ
チ25はラツチが解かれている為、該回転軸他端
23aに固設された制御歯車27はフリーの状態
にあり、前記制御歯車26の回転を妨げない。
そして前記原稿戴置台3が所定位置まで往動し
複写工程が終了すると、再度ソレノイド36の作
動解除と共に、他のソレノイド37が作動され、
この結果、前記と同様な方法で原稿戴置台3の復
帰工程が開始され、正転時の2倍の速度で原稿戴
置台3が所定位置まで復帰する。(第7図参照) 以下これを繰り返す。
一方、前記ラツチ部材30,31同士は前述し
たようにソレノイド軸36a,37aの作動によ
り一方のラツチ部材30又は31がラツチ方向に
回動すると、例え他のラツチ部材31又は30が
ラツチ状態を維持している場合は、先端30e又
は31eが他の先端31e、又は30eを押出
し、強制的に他方のラツチ部材31又は30を反
ラツチ方向に回動させるよう構成してある為、ラ
ツチ部材30又は31をラツチ方向に回動させる
ことにより、前記ラツチを強制的に解除する事が
出来る。
従つて前記ラツチ部材30,31に弾性力を付
加しているスプリング34,35の弾性力が弱ま
つた場合、又は誤つてソレノイド36,37が作
動したような場合であつても、前記ラツチ部材3
0,31のいずれか一方のみがラツチされる事と
なり、この結果、前記両ワンウエイクラツチ2
4,25の両方が誤つてラツチされる事はなく、
電動機の焼付け等を完全に防止出来る。
一方、複写停止中においては前記ソレノイド3
6,37はいずれも作動解除状態にある為、スプ
リング34,35の弾性力により前記ラツチ部材
30,31はいずれもワンウエイクラツチ24,
25から離間している。この結果前記制御歯車2
6,27はいずれも中継歯車20,21と連結さ
れておらず、フリーの状態に維持されている為、
手動にて前記原稿戴置台3を往復動させる事が出
来、複写機本体を分割開放する場合、ジヤム処理
又は修理を行なう場合に有効である。
以上の記載より明らかな如く本発明によれば、
50φ以下の感光体を用いる事によつて原稿戴置台
下面に設けたラツク等の移動部材と感光体軸心間
距離Hを80mm以下、好ましくは60mm以下になるよ
う形成することができ、この結果、駆動系ユニツ
トの小形化が可能となり、重量軽減と共に、該駆
動系ユニツトを構成する歯車の加工精度維持の容
易化、コスト低減等を図る事が出来る。
更に本発明は、前記駆動系ユニツトに用いる取
付板を効果的に利用して感光体、光学系ユニツト
及び原稿戴置台の位置決めを簡単且つ容易に行な
う事が出来る為、組立精度の向上、組立工数の低
減と共に、前記露光レンズの焦点位置に精度よく
感光体と原稿戴置台を位置させる事が出来、画像
鮮明度の向上につながる。
等種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本発明の実施例に係る複写
機の要部構成を示し、第1図は駆動系ユニツトの
一部構成を省略した要部断面図、第2図は第1図
のA−A′線断面図である。第3図乃至第7図は
前記実施例に組付けられる駆動系ユニツトの各部
構成を示し、第3図は平面図、第4図は第3図の
B−B′線図、第5図は第2図の背面からみた図、
第6図乃至第7図は原稿戴置台の往動、及び戻り
工程の状態を示す概略説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移動可能な原稿載置台と外径を50mm以下に設
    定した感光体との間に光学系ユニツトを配設した
    画像形成装置において、 前記感光体軸心と原稿載置台間距離を80mm以下
    に設定すると共に、 前記感光体軸と原稿載置台間を、感光体軸線と
    直交する方向に沿つて配列した一対の取付板上
    に、感光体と原稿載置台に夫々駆動力を伝達する
    歯車列と該載置台の往復動制御を行なうクラツチ
    機構を配設した一の駆動ユニツトを介して一体的
    に位置規制を行ない、 更に前記駆動ユニツトの一の取付け板を機体フ
    レームを介して光学系ユニツトと対面する位置に
    配設するとともに、該取付け板の上端部に切欠部
    を又その下方にピン部材を設け、前記切欠部に光
    学系ユニツトの突設ピンを係合支持させ、又前記
    ピン部材を気体フレームのガイド穴を介して光学
    系ユニツト側のピン孔に嵌挿させ、該光学系ユニ
    ツトを前記駆動ユニツトの取り付け板に位置決め
    支持させた事を特徴とする画像形成装置。
JP59065840A 1984-04-04 1984-04-04 画像形成装置 Granted JPS60209743A (ja)

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