JPH0562305U - 自動車用ドアミラー - Google Patents

自動車用ドアミラー

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Publication number
JPH0562305U
JPH0562305U JP842192U JP842192U JPH0562305U JP H0562305 U JPH0562305 U JP H0562305U JP 842192 U JP842192 U JP 842192U JP 842192 U JP842192 U JP 842192U JP H0562305 U JPH0562305 U JP H0562305U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
ventilation
vehicle
door mirror
mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP842192U
Other languages
English (en)
Inventor
洋三 石岡
信二 小泉
秀司 佐藤
英樹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP842192U priority Critical patent/JPH0562305U/ja
Publication of JPH0562305U publication Critical patent/JPH0562305U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の自動車の換気構造においては前席側に
排気孔を設けるのが困難とされていたので、特に下流と
なる後席側の乗員は前席側の影響を受け、不快感が強い
と言う問題点を生じていた。 【構成】 ドアミラー1の台座2には換気扇4を収納し
た容室21を設け、且つ前記台座21の車室内側と車室
外側とには夫々が前記容室21と連通する室内換気孔2
2と室外換気孔23とが設けられている自動車用ドアミ
ラー1としたことで、自動車前席の近傍からも排気及び
吸気による換気を可能なものとして前後席共に快適な環
境の提供を可能とし、自動車の換気性能の向上を可能と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のドアに後方確認のために設けられるドアミラーに関するもの であり、詳細には前記ドアミラーを利用した換気通路の提供を可能とするもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の自動車用ドアミラー90の構成を示すものが図4であり、自動 車ドア10の本来は窓ガラス部となるサッシ部前端に略三角形状に台座91を設 け、この台座91から突出するようにミラー部92を設けたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、自動車室内の換気について考察してみると、現在の大部分の自動車は 窓ガラスが閉止された状態では、車室の前方から吸気しトランクルームを介する などして車室の後方から排気するものとされている。このことは即ち、前席で発 生した車室内空気の汚れは後席を経由した後に排気されるものとなるので、例え ば前席乗員により行われた喫煙の煙の影響を下流となる後席乗員は直接に受け不 快感を生ずるものとなり、特に近来の自動車においては冷暖房など空調装置が完 備され、窓ガラスが閉止された状態で運行されるケースが多いので、この点の解 決が課題とされている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、自動車ドア のサッシ部前端に略三角形状の台座を設け、該台座の車室外側にミラー部を取付 けてなる自動車用ドアミラーにおいて、前記台座には換気扇を収納した容室を設 け、且つ前記台座の車室内側と車室外側とには夫々が前記容室と連通する室内換 気孔と室外換気孔とが設けられていることを特徴とする自動車用ドアミラーを提 供することで前席側からの換気を可能として、前記した従来の課題を解決するも のである。
【0005】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。 図1に符号1で示すものは本考案に係る自動車用ドアミラー(以下、ドアミラ ー1と略称する)であり、図は理解を容易とするために一部を破断した状態で示 している。
【0006】 前記ドアミラー1は自動車ドア10のサッシ部11の前端に台座2を設け、こ の台座2の車室外側にミラー部3を取付けたものである点は従来例のものと同様 であるが、本考案により前記台座2の内部には容室21が設けられると共に、こ の容室21内には電動式の換気扇4が組込まれ、更に前記容室21には車室内側 に開口する室内換気孔22と車室外側に開口する室外換気孔23とが設けられ、 これにより前記台座2は前記換気扇4を経由して車室内と車室外とを連通するも のとされている。
【0007】 尚、自動車の車種によってはサッシレスドアと称されるサッシ部11のない自 動車ドア10が採用されているものもあるが、この場合においてもほぼ同様な位 置に台座2は設けられるものであるので、本考案の実施に支障を来すことはなく 、同様に実施可能である。
【0008】 また、前記台座2に室内換気孔22と室外換気孔23とを設けるに当たっては 、前記室外換気孔23を台座2の下端に設けて雨水などの浸水を生じた場合にも 台座2内に溜ることのないように図ることが好ましく、また同時に、前記室内換 気孔22は前記台座2の上端寄りとすることで前記室外換気孔23とは高低差を 設けることが好ましく、このようにすることで、例えば洗車機など加圧された水 流が前記室外換気孔23に対して加えられたときにも車室内への浸水を防止する ことが出来る。
【0009】 次いで、上記の構成とした本考案のドアミラー1の作用について説明を行えば 、本考案によりドアミラー1の台座2の内部には換気扇4が組込まれた容室21 が設けられ、且つ前記容室21には車室内側に開口する室内換気孔22と車室外 側に開口する室外換気孔23とが設けられたものとされたことで、前記換気扇4 を駆動することで前席の近傍でも換気が行えるものとなり、この換気は前記換気 扇4の回転方向を切換えることで室外への排気と、室外からの吸気との双方を可 能とするものである。
【0010】 即ち、後席に乗員が乗車しているときには前記換気扇4を排気方向に回転させ れば、例えば前席乗員の喫煙など前席側で発生する空気の汚染は、この台座2部 分から排出され後席に与える影響を低減し、また、後席に乗員がいないときには 吸気方向を選択することで前席乗員に対し新鮮な外気の供給を可能とするものと なる。
【0011】 図2に示すものは本考案の別の実施例であり、この実施例では前の実施例に加 えて前記ミラー部3に太陽電池5が設置され、前記換気扇4は図3に回路図で示 すように従来からの自動車用バッテリー6による駆動に加えて、前記太陽電池5 によっても駆動可能と成るようにされている。
【0012】 ここで、図3の回路図に従ってその動作を説明すれば、前記換気扇4は電源切 換スイッチSW1によりON/OFFが選択されると共に、ON時には前記太陽 電池5或いは自動車用バッテリー6の何れかの選択が可能とされ、更に、吸排切 換スイッチSW2により印加される正負の極性が反転されて回転方向も切換えら れるものとされている。
【0013】 このようにしたことで、昼間時には前記換気扇4は太陽電池5によっても駆動 されるものとなるので、例えば夏季の日中における駐車時などには太陽電池5と 排気方向とを選択しておくことで車室内の熱気は排出され、運転再開時の環境を 快適なものとする。尚、上記以外の作用、効果は前の実施例と同様であるのでこ こでの詳細な説明は省略する。
【0014】 また、実際の実施に当たり図3に示した回路を変更し、前記換気扇4を使用し ない場合には前記太陽電池5の出力を利用して自動車用バッテリー6の補充電を 行うなどの変更は自由である。
【0015】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、台座には換気扇を収納した容室を設け、 且つ前記台座の車室内側と車室外側とには夫々が前記容室と連通する室内換気孔 と室外換気孔とが設けられている自動車用ドアミラーとしたことで、前席側から の吸排気による換気も可能とし、従来のように前席乗員によるに喫煙が後席乗員 の位置までまで拡散され不快感を与える状態を解決し、自動車の換気性能の向上 に極めて優れた効果を奏するものである。
【0016】 また、ミラー部に太陽電池が設け、前記換気扇は前記太陽電池と自動車用バッ テリとの接続の切換を可能としたことで、例えば駐車中においても換気を可能と し、夏季などにおける運転開始時の環境を快適なものとして、自動車の環境整備 の面にも併せて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る自動車用ドアミラーの一実施例
を一部を破断した状態で示す正面図である。
【図2】 同じく本考案の別の実施例を一部を破断した
状態で示す正面図である。
【図3】 同じ実施例の電気回路の例を示す配線図であ
る。
【図4】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……自動車用ドアミラー 2……台座 21……容室、22……室内換気孔、23……室外換気
孔 3……ミラー部 4……換気扇 5……太陽電池 6……自動車用バッテリー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ドアのサッシ部前端に略三角形状
    の台座を設け、該台座の車室外側にミラー部を取付けて
    なる自動車用ドアミラーにおいて、前記台座には換気扇
    を収納した容室を設け、且つ前記台座の車室内側と車室
    外側とには夫々が前記容室と連通する室内換気孔と室外
    換気孔とが設けられていることを特徴とする自動車用ド
    アミラー。
  2. 【請求項2】 前記ミラー部には太陽電池が設けられ、
    前記換気扇は前記太陽電池と自動車用バッテリとの接続
    の切換を可能とされていることを特徴とする請求項1記
    載の自動車用ドアミラー。
JP842192U 1992-01-30 1992-01-30 自動車用ドアミラー Pending JPH0562305U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP842192U JPH0562305U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 自動車用ドアミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP842192U JPH0562305U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 自動車用ドアミラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562305U true JPH0562305U (ja) 1993-08-20

Family

ID=11692667

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JP842192U Pending JPH0562305U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 自動車用ドアミラー

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