JP2606880Y2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP2606880Y2
JP2606880Y2 JP1993070012U JP7001293U JP2606880Y2 JP 2606880 Y2 JP2606880 Y2 JP 2606880Y2 JP 1993070012 U JP1993070012 U JP 1993070012U JP 7001293 U JP7001293 U JP 7001293U JP 2606880 Y2 JP2606880 Y2 JP 2606880Y2
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英樹 須永
貴久 長友
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Calsonic Kansei Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用空気調和装置、
特に太陽電池を利用した換気機能を備えた車両用空気調
和装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池を利用した換気装置を備えて、
エンジンの非作動時においても換気自在としている車両
用空気調和装置が知られている。
【0003】例えば、特開平2−270625号公報に
記載されている太陽電池を使用する車両用換気装置は、
駐車中の車室内の空気の換気するために、外気取入口を
別途設けることなく換気を行うことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この車両用換
気装置は、空調装置の内外気切換ドアが内気取入口及び
外気取入口を共に開放されるようにしたものであり、モ
ードドアの制御、つまり車室内の空気の流れを考慮して
いない。
【0005】そのため、換気の際に、吹出口を選択する
モードドアが適正な位置にあるとは限らず、車室内の一
番高温になる車室内天井部の空気を効率的に車外に排出
できない場合があり、特に、夏場の炎天下で駐車する際
は、車室内温度が50〜60℃以上にも達するため、車
室内の温度上昇を防げないと、非常に不快な思いをする
結果となる。
【0006】本考案は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、効率的に車室内の温度上昇
を防ぐことが可能であり、また、後付が容易で製造コス
トが低く、換気装置の作動の際の通気抵抗も小さい太陽
電池を利用した車両用空気調和装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の考案は、太陽電池により駆動される
換気手段と、インテークドア、エアミックスドア、およ
び、モードドアを有する空気調和手段とを有する車両用
空気調和装置において、前記換気手段を制御する換気制
御手段、前記空気調和手段を制御する空気調和制御手
段、および、前記空気調和手段と前記空気調和制御手段
との間に設けられ、前記空気調和手段を前記換気制御手
段によって制御するための制御切替手段を有し、前記換
気手段の作動時に、前記換気制御手段によって前記空気
調和手段を制御して、前記インテークドアをFRESH
モード、前記エアミックスドアをFULLCOOLモー
前記モードドアをDEFモードとすることを特徴と
する車両用空気調和装置である。上記目的を達成するた
めの請求項2に記載の考案は、太陽電池により駆動され
る換気手段と、インテークドア、エアミックスドア、お
よび、モードドアを有する空気調和手段とを有する車両
用空気調和装置において、前記空気調和手段の制御手段
を変更し得る制御切替手段を設け、前記換気手段の作動
時に、前記換気手段を制御する換気制御手段を使用し、
前記インテークドアをFRESHモード、前記エアミッ
クスドアをFULLCOOLモード、前記モードドアを
DEFモードに制御し、さらに、車室内温を検知し、当
該内温が、第1の温度以下の場合は、ブロアファンのス
イッチをOFFに設定し、前記第1の温度より高い第2
の温度以上の場合は、ブロアファンのスイッチをONに
設定することを特徴とする車両用空気調和装置である。
【0008】
【作用】請求項1に記載の考案に係る車両用空気調和装
置は、簡単な構造で製造工数が少ないため製造コストが
低く、換気装置の作動の際の通気抵抗も小さく、効率的
に車室内の温度上昇を防ぐことが可能であり、特に、既
設の空気調和装置に対し後付けが容易である。 請求項2
に記載の考案に係る車両用空気調和装置は、簡単な構造
で製造工数が少ないため製造コストが低く、換気装置の
作動の際の通気抵抗も小さく、既設の空気調和装置に対
し後付けが容易であり、特に、効率的に車室内の温度上
昇を防ぐことが可能である。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面について説明
する。
【0010】図1は、本考案に係る車両用空気調和装置
のブロック図、図2は、本考案に係る制御方法の一実施
例を説明するためのフローチャート、図3は、車室内の
空気の流れを説明するための概念図である。
【0011】本考案に係る換気手段1は、図1に示すよ
うに、太陽光を電気エネルギーに変える太陽電池、太陽
電池用のバッテリー、オルタネータ−の発電状態を検知
するセンサー、外気温を検知するセンサー、車室内温を
検知するセンサー、前記バッテリーの電圧を検出するセ
ンサー、および、換気用ON−OFFスイッチを有して
いる。
【0012】空気調和手段3は、外気と内気の割合を調
節するインテークドア、ヒータコアへ流れる空気の割合
を調整するエアミックスドア、吹出口を選択するモード
ドア、および、空気を吸引するブロアファンを有する。
【0013】換気制御手段2および空気調和制御手段4
は、例えば、各センサー類の信号やスイッチなどからの
信号の入力処理を行いアクチュエーターなどへ制御信号
を出力するマイクロコンピューターと、入力信号あるい
は出力信号を増幅する増幅回路を有している。
【0014】制御切替手段5は、空気調和手段のシーケ
ンス制御を行うリレー回路と、空気調和手段の制御手段
を換気制御手段と空気調和制御手段のどちらかに設定す
るスイッチ回路を有している。
【0015】次に、図2を使用し、本考案に係る制御方
法の一実施例を説明する。
【0016】まず最初に、換気スイッチの状態を検知
し、スイッチがONの場合、次ステップ(S2)に進
み、スイッチがOFFの場合、S12に進む(S1)。
【0017】次に、オルタネータ−の駆動状態を検知
し、駆動していない場合、次ステップ(S3)に進み、
駆動している場合、S12に進む(S2)。
【0018】次に、外気温を検知し、所定の温度、例え
ば、18℃以上の場合、次ステップ(S4)に進み、1
8℃以下の場合、S12に進む(S3)。
【0019】次に、太陽電池用のバッテリーの状態、例
えば、電圧を検知し、所定の電圧以上の場合、次ステッ
プ(S5)に進み、所定の電圧以下の場合、S12に進
む(S4)。
【0020】次に、通気抵抗を低め換気効率を良くする
ため、インテークドアをFRESH(外気導入)モード
に設定し(S5)、エアミックスドアをFULLCOO
L(冷風最大)モードに設定する(S6)。
【0021】次に、図3示すように、屋外駐車をする際
に最も高温となる車両天井部の空気HAを効率的に除去
するため、モードドアをDEFモードに設定し、吹出口
が絞られ流速が早くなった空気CAをフロントガラスに
沿って天井方向に流し、リアガラスに沿って流下させ、
リアパ−セルシェルフに設けた排気口からトランクル−
ムに流し車外に排出する(S7)。
【0022】次に、ブロアファンの前回のスイッチOF
Fからの経過時間を検知し、例えば、30分以上経過し
ている場合、次ステップ(S9)に進み、経過していな
い場合は、S12に進む(S8)。
【0023】次に、車室内温を検知し、第1の温度(
えば、40℃以上の場合は、次ステップ(S10)に
進み、第1の温度以下の場合は、S12に進む(S
9)。
【0024】次に、車室内温を検知し、第2の温度(
えば、50℃以上の場合は、次ステップ(S11)に
進み、第2の温度以下の場合は、終了する(S10)。
【0025】次に、ブロアファンのスイッチをONに設
定し終了する(S11)。
【0026】S12では、ブロアファンのスイッチをO
FFに設定し終了する。
【0027】したがって、ファンが吸入する外気と内気
の割合を調節するインテークドア、エバポレータを通過
した吸引空気のヒータコアへ流れる割合を調整するエア
ミックスドア、および吹出口とドアの開度を選択するモ
ードドアは常に適正な位置にあるため、吹出口を絞られ
流速が早くなった空気がフロントガラスに沿って流れ、
車室内天井部を通りリアガラスに沿って流下するので、
エアカ−テンの効果を持ち、しかも、車室内の一番高温
になる車室内天井部の空気を車外に排出することが出来
るので、車室内の温度上昇を効率的に防ぐことが可能と
なり、さらに、最近の車は、サイドデフもついているた
めサイドウインド−にもエアカ−テンの効果を持たせる
ことが出来るので、太陽の位置が何処にあっても車室内
の温度上昇を防ぐことが可能である。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
考案に係る車両用空気調和装置は、簡単な構造で製造工
数が少ないため製造コストが低く、換気装置の作動の際
の通気抵抗も小さく、効率的に車室内の温度上昇を防ぐ
ことが可能であり、特に、既設の空気調和装置に対し後
付けが容易である。 請求項2に記載の考案に係る車両用
空気調和装置は、簡単な構造で製造工数が少ないため製
造コストが低く、換気装置の作動の際の通気抵抗も小さ
く、既設の空気調和装置に対し後付けが容易であり、特
に、効率的に車室内の温度上昇を防ぐことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用空気調和装置のブロック
図である。
【図2】 本考案に係る制御方法の一実施例を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】 車室内の空気の流れを説明するための概念図
である。
【符号の説明】
1…換気手段、 2…換気制御手
段、3…空気調和手段、 4…空気調和
制御手段、5…制御切替手段、 33…
ブロアファン、34…インテークドア、 3
7…エアミックスドア、38…モードドア。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−281427(JP,A) 実開 平3−98108(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/24 611 B60H 1/24 661

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池により駆動される換気手段
    (1)と、インテークドア、エアミックスドア、およ
    び、モードドアを有する空気調和手段(3)とを有する
    車両用空気調和装置において、前記換気手段(1)を制御する換気制御手段(2)、 前記空気調和手段(3)を制御する空気調和制御手段
    (4)、および、 前記空気調和手段(3)と前記空気調和制御手段(4)
    との間に設けられ、前記空気調和手段(3)を前記換気
    制御手段(2)によって制御するための制御切替手段
    (5)を有し、 前記換気手段(1)の作動時に、前記換気制御手段
    (2)によって前記空気調和手段(3)を制御して、 前記インテークドアをFRESHモード、 前記エアミックスドアをFULLCOOLモード 前記モードドアをDEFモードとすることを特徴とする
    車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 太陽電池により駆動される換気手段
    (1)と、 インテークドア、エアミックスドア、および、モードド
    アを有する空気調和手段(3)とを有する車両用空気調
    和装置において、 前記空気調和手段(3)の制御手段を変更し得る制御切
    替手段(5)を設け、 前記換気手段(1)の作動時に、前記換気手段(1)を
    制御する換気制御手段(2)を使用し、 前記インテークドアをFRESHモード、前記エアミッ
    クスドアをFULLCOOLモード、前記モードドアを
    DEFモードに制御し、さらに、 車室内温を検知し、当該内温が、第1の温度以下の場合
    は、ブロアファンのスイッチをOFFに設定し、前記第
    1の温度より高い第2の温度以上の場合は、ブロアファ
    ンのスイッチをONに設定することを特徴とする車両用
    空気調和装置。
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