JPH056177Y2 - - Google Patents

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JPH056177Y2
JPH056177Y2 JP1987011311U JP1131187U JPH056177Y2 JP H056177 Y2 JPH056177 Y2 JP H056177Y2 JP 1987011311 U JP1987011311 U JP 1987011311U JP 1131187 U JP1131187 U JP 1131187U JP H056177 Y2 JPH056177 Y2 JP H056177Y2
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JP
Japan
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drainage channel
housing
water
vehicle
sliding
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JP1987011311U
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JPS63119117U (ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両の車体ルーフに形成された開
口をスライデイングパネルで開閉するようにした
スライデイングルーフにおいて、上記スライデイ
ングパネルを支持するスライデイングルーフハウ
ジングの排水路構造に関する。
(従来の技術とその問題点) 第3図はこの種のスライデイングルーフの設け
られた車両の平面図を示し、第4図は第3図のA
−A矢視断面図を示す。第3図、第4図におい
て、上記スライデイングルーフは、車体ルーフ1
の下部に配置したスライデイングルーフハウジン
グ(以下ハウジングとも称する)2上にスライデ
イングパネル3を前後に進退自在に支持して、車
体ルーフ1の一部に形成された開口4を上記スラ
イデイングパネル3で開閉するように構成されて
いる。第4図に示すように、ハウジング2の両側
部にはガイドレール5が設けられ、このガイドレ
ール5の案内によりスライデイングパネル3を図
示しないドライブケーブルで進退駆動するように
してある。そして、車体ルーフ1の開口4と対向
するハウジング2の前部側には開口6が形成さ
れ、後部側が上記スライデイングパネル3および
別にスライド自在に設けられたサンシエード7の
格納部となるように構成されている。また、ハウ
ジング2の外周には、スライデイングパネル3と
開口4の隙間より車内側に侵入してくる雨水など
を受け、図示しないドレーンホースより車外に排
出するための排水路8が凹陥形成され、排水路8
より内域部とはハウジング2に一体形成したビー
ド9によつて仕切られている。
ところで、従来のこの種のハウジング2におい
ては、第5図に一例を示すようにその外周に沿設
される排水路8の幅が全域にわたつてほぼ一定と
してあるため、車両が急発進したような場合に、
排水路8の溜り水が左右から後部側に大量に流れ
込み、その水が同図に1点鎖線で示すように排水
路8のコーナ部で押し返され、コーナ部のビード
9aを乗り越えて内域部に溢れ、さらにハウジン
グ2の前部の開口6(第4図に示す)より車室内
に侵入してしまうという問題を有する。
これとは別に、上記ハウジング2の従来例とし
て、第6図に示すようにハウジング2の後縁に沿
う横ビード9bの中央にハウジング2の後縁まで
延びる突出部9b′を形成して、前記したサンシエ
ード7(第4図に示す)がハウジング2の前部の
開口4を開放する後退時に、そのサンシエード7
の後部を上記突出部9b′で支持してサンシエード
7のガタツキを抑えるように構成したものも知ら
れている。しかしながら、この従来例の場合に
は、上記突出部9b′により排水路8の後部中央が
遮断されることになり、このため車両の急発進な
どにより排出路8の溜り水が後部側に集中したと
き、第6図に1点鎖線で示すようにその水が上記
突出部9b′に当つて内域部に溢れ出し、車室内に
侵入してしまうという問題を有する。
(考案の目的) この考案は、上記問題を解決するためになされ
たもので、スライデイングルーフのスライデイン
グパネルを支持するスライデイングルーフハウジ
ングの後部側において、車両の急発進などにより
排水路の溜り水が溢れ出て車室内に侵入するのを
防止することのできるスライデイングルーフハウ
ジングの排水路構造を提供することを目的とす
る。
(目的を達成するための手段) この考案は、車体ルーフに形成された開口を開
閉するスライデイングパネルを支持し、外周部に
排水路を有するスライデイングルーフハウジング
の排水路構造であつて、上記目的を達成するため
に、スライデイングルーフハウジングの排水路に
おける直線状に配設された直線部の一部の幅を狭
く形成して、車両の急発進時などにおける排水路
の溜り水の後部側への集中を排水路の狭幅部で緩
和し、これにより水が排水路から溢れ出るのを防
止するようにしている。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例の適用されたスラ
イデイングルーフハウジングの後半部平面図を示
し、第2図は第1図のB−B矢視断面図を示す。
このハウジング12では、その外周部に凹陥形
成して沿設される排水路18の後部側の左右方向
直線状に配設された直線部において、ハウジング
12の後縁に沿う横ビード19aの中央部に、ハ
ウジング12の後縁に向けて少し張り出す突出部
19bを形成することにより、排水路18の後部
側中央に狭幅部18aを設け、排水路18の溜り
水の流れをこの狭幅部18aで抑えるように構成
されている。上記排水路18のコーナ部にはそれ
ぞれ排水口20が設けられ、この排水路18に溜
つた水を上記排水口20より図示しないドレーン
ホースを介して車外に排出するようにしてある。
なお、第1図ではハウジング12の側縁に沿う図
示しない縦ビードの上にガイドレール15を設置
した状態が示されている。
このスライデイングルーフハウジング12の排
水路構造においては、車両が急発進するなどし
て、排水路18の溜り水が後部側に集中し、例え
ば左側のコーナ部を経て右側のコーナ部に流れ込
もうとする動きは、前記した排水路18の直線部
に設けられた狭幅部18aによつて、直線部長手
方向の水の円滑な流れが阻害され、直線部長手方
向の集中した水の流れが緩和される。したがつ
て、排水路18のコーナ部に当る水の勢いも弱く
なり、コーナ部で押し返された水がハウジング1
2の内域部に溢れ出て車室内に侵入するといつた
事態が回避されることになる。
なお、この実施例では、排水路18の後部側の
中央に狭幅部18aを設けた場合について説明し
たが、これに限らず狭幅部18aを排水路18の
他の場所に設けても、実施例の場合とほぼ同様の
機能を発揮させることができる。
(考案の効果) 以上のように、この考案のスライデイングルー
フハウジングの排水路構造によれば、車両の急発
進などによりハウジングの排水路の溜り水が後部
側に集中しようとする動きを、排水路の直線状に
配設された直線部の一部に設けられた狭幅部が、
直線部長手方向の水の円滑な流れを阻害して、直
線部長手方向の集中した水の流れを緩和するの
で、排水路のコーナ部に当つた水が押し返されて
ハウジングの内域部に溢れ車室内へ侵入するとい
つた事態を確実に防止できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の適用されたスラ
イデイングルーフハウジングの後半部平面図、第
2図は第1図のB−B矢視断面図、第3図はスラ
イデイングルーフの設けられた車両の平面図、第
4図は第3図のA−A矢視断面図、第5図は従来
例の部分平面図、第6図は他の従来例の部分平面
図である。 12……スライデイングルーフハウジング、1
8……排水路、18a……狭幅部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体ルーフに形成された開口を開閉するスライ
    デイングパネルを支持し、外周部に排水路を有す
    るスライデイングルーフハウジングにおいて、前
    記排水路における直線状に配設された直線部の一
    部の幅を狭く形成したことを特徴とするスライデ
    イングルーフハウジングの排水路構造。
JP1987011311U 1987-01-28 1987-01-28 Expired - Lifetime JPH056177Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987011311U JPH056177Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987011311U JPH056177Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63119117U JPS63119117U (ja) 1988-08-02
JPH056177Y2 true JPH056177Y2 (ja) 1993-02-17

Family

ID=30798410

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616532B2 (ja) * 1972-12-29 1981-04-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582660Y2 (ja) * 1979-07-17 1983-01-18 富士重工業株式会社 自動車のル−フ構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616532B2 (ja) * 1972-12-29 1981-04-16

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JPS63119117U (ja) 1988-08-02

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