JPH0560944A - 光フアイバコネクタ - Google Patents

光フアイバコネクタ

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Publication number
JPH0560944A
JPH0560944A JP22327491A JP22327491A JPH0560944A JP H0560944 A JPH0560944 A JP H0560944A JP 22327491 A JP22327491 A JP 22327491A JP 22327491 A JP22327491 A JP 22327491A JP H0560944 A JPH0560944 A JP H0560944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
lid
connector
insertion groove
pressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP22327491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kukino
良朗 桑木野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Munekata Co Ltd
Original Assignee
Munekata Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Munekata Co Ltd filed Critical Munekata Co Ltd
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Publication of JPH0560944A publication Critical patent/JPH0560944A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組み立て作業が効率良く行え、光ファイバが損
傷することを防止する。 【構成】光ファイバ3の挿入孔4を有するコネクタ本体
1の挿入孔4の入口側に光ファイバ3の挿入溝5を設
け、コネクタ本体1に着脱自在な蓋体2を設け、この蓋
体2に挿入溝5に対向して光ファイバ3を押圧する押圧
部10を設け、挿入溝5の底面および押圧部10の押圧
面に凹凸部8,16を設け、コネクタ本体1に蓋体2を装着
した状態で互いに弾性係合する係合部15および被係合
部9を両者に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ファイバコネクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバコネクタとしては、図
7に示すように、光ファイバ芯線51aの挿入孔(図示
せず)に連通する凹部54を設けたコネクタ本体50
と、凹部54に圧入され光ファイバ51を固定する固定
具52とを備えたものがあった。固定具52の端面には
光ファイバ51が差込まれる溝53が設けてあり、組立
て時には光ファイバ51をコネクタ本体50に装着した
後、固定具52を凹部54に圧入してその溝53を光フ
ァイバ51に差込んで固定していた。
【0003】また、図8は別の従来例を示し、軸心に光
ファイバ51を挿通する貫通孔57を設けたコネクタ本
体55と、このコネクタ本体55の光ファイバ51の挿
入側の端部に外嵌した金属製の圧着リング56とを備え
ている。この従来例では、光ファイバ51をコネクタ本
体55に装着した後、圧着リング56を専用工具でかし
めて固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7の
従来例では光ファイバ51を確実に固定するには、固定
具52をコネクタ本体50に強固に圧入する力が必要で
あり、組み立て作業性の悪化を招いていた。また、固定
具52の挿入時に溝53の鋭利な周縁で光ファイバ51
の被覆部51bが損傷してしまう問題もあった。
【0005】また、図8の従来例では圧着リング56の
取付作業時に、上述のように専用工具が必要となり、ま
た、かしめ作業のばらつきにより光ファイバ51の抜
け、およびかしめ過ぎによる光ファイバ芯線51aの破
損等の問題があった。したがって、この発明の目的は、
組み立て作業が効率良く行え、光ファイバが損傷するこ
とを防止できる光ファイバコネクタを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の光ファイバコ
ネクタは、光ファイバの挿入孔を有するコネクタ本体の
前記挿入孔の入口側に光ファイバの挿入溝を設け、前記
コネクタ本体に着脱自在な蓋体を設け、この蓋体に前記
挿入溝に対向して光ファイバを押圧する押圧部を設け、
前記挿入溝の底面および前記押圧部の押圧面の少なくと
も一方に凹凸部を設け、前記コネクタ本体に前記蓋体を
装着した状態で互いに弾性係合する係合部および被係合
部を両者に設けたものである。
【0007】請求項2の光ファイバコネクタは、請求項
1において、コネクタ本体および蓋体をヒンジ部で連結
したものである。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、光ファイバをコネク
タ本体の挿入孔および挿入溝に挿入して、係合部および
被係合部の係合により蓋体を取付けて光ファイバを固定
するものであり、工具等を必要とせず簡単に組み立てる
ことができる。また、蓋体を取付けた状態において、光
ファイバが挿入溝と押圧部で挟まれ、これに伴い凹凸部
が光ファイバの外周を構成する被覆部に食い込むため、
光ファイバを確実に固定することができるとともに、光
ファイバに損傷を与えることは少ない。
【0009】また、請求項2の構成によれば、コネクタ
本体と蓋体を同時成形することも可能であり、材料管理
の面からも効率が良い。また、ヒンジ部で蓋体が位置決
めされるので組み立て作業性がさらに向上するととも
に、蓋体を紛失することはない。
【0010】
【実施例】この発明の第1の実施例の光ファイバコネク
タを図1ないし図3に基づいて説明する。この光ファイ
バコネクタは合成樹脂等で成形され、コネクタ本体1と
このコネクタ本体1に着脱自在に取付けられた蓋体2と
からなる。コネクタ本体1は、光ファイバ3の芯線3a
を挿入する挿入孔4が前部1aに穿設され、挿入孔4の
入口側にこれと同軸状に光ファイバ3の挿入溝5を設け
ている。挿入溝5は、底面に凹凸部8を有し、前部1a
に連設された対向する側壁6,6で包囲される。これら
の側壁6,6の後端は略下半分が連結されるとともにそ
の中央部の上端に凹部7が設けてある。また、側壁6の
内側面の下端に段付状の被係合部9が設けてある。
【0011】他方、蓋体2は、対向する側壁6,6の間
に着脱自在に嵌め込まれるように形成され、内側面の中
央に挿入溝5に対向して光ファイバ3を押圧する押圧部
10を設けている。すなわち、蓋体2の一端に形成した
垂下壁11に、上記凹部7と対応して光ファイバ3を挿
通する孔部を形成する凹部12が設けられ、両凹部7,
12の接合位置にヒンジ部13が設けてある。また、側
壁6,6の内側面に当接した腕部14,14の下端に上
記被係合部9,9に弾性係合する係合部15,15が設
けてある。これにより、蓋体2がヒンジ部13を軸心に
して回動し、蓋体2を装着した状態で係合部15が被係
合部9に係合する。また、押圧部10にも挿入溝5と同
様に凹凸部16を形成する。
【0012】つぎに、この光ファイバコネクタに光ファ
イバを装着する手順について説明する。図4に示すよう
に、蓋体2を起こして凹部7,12で形成された孔部か
ら光ファイバ3を挿入し、被覆部3bを取除いた芯線3
aを挿入孔4に挿入するとともに被覆部3bで覆われた
部分を挿入溝5に挿入する。そして、蓋体2を回動させ
て係合部15と被係合部9を係合させることにより蓋体
2をコネクタ本体1に取付ける。このとき、光ファイバ
3が挿入溝5と押圧部10で挟まれ圧接状態となり、そ
の凹凸部8,16が被覆部3bに食い込むため確実に固
定される。
【0013】この実施例では、工具等を用いることなく
簡単に組み立てることができ、かつ安定した固定強度が
得られるとともに被覆部3bに凹凸部8,16を食い込
ますことによる固定方式のため光ファイバ3の芯線3a
および被覆部3bに損傷を与えることは少ない。また、
ヒンジ部13にてコネクタ本体1に対する蓋体2の位置
が決められるので効率良く作業できる。なお、凹凸部
8,16は、挿入溝5および押圧部10の少なくとも一
方に設けるだけでもよい。
【0014】図5は第2の実施例を示したものである。
すなわち、コネクタ本体1の一側壁6と蓋体2の一側縁
をヒンジ部17で連結した構成である。この場合、蓋体
2を全開状態にして光ファイバ3をコネクタ本体1に装
着できるため、より作業性が良い。その他の構成効果
は、第1の実施例と同様である。また、第1および第2
の実施例では、コネクタ本体1と蓋体2をヒンジ部で連
結しているので、同時成形も可能であり、この場合材料
管理の面からも効率が良い。
【0015】また、図6は第3の実施例を示し、ヒンジ
部を設けないで蓋体2と本体1を別々に形成している。
その他の構成効果は、第1および第2の実施例と同様で
ある。
【0016】
【発明の効果】この発明の光ファイバコネクタによれ
ば、光ファイバをコネクタ本体の挿入孔および挿入溝に
挿入して、係合部および被係合部の係合により蓋体を取
付けて光ファイバを固定するものであり、工具等を必要
とせず簡単に組み立てることができる。また、蓋体を取
付けた状態において、光ファイバが挿入溝と押圧部で挟
まれ、これに伴い凹凸部が光ファイバの外周を構成する
被覆部に食い込むため、光ファイバを確実に固定するこ
とができるとともに、光ファイバに損傷を与えることは
少ない。
【0017】また、請求項2の構成によれば、コネクタ
本体と蓋体を同時成形することも可能であり、材料管理
の面からも効率が良く安価に供給できる。また、ヒンジ
部で蓋体が位置決めされるので組み立て作業性がさらに
向上するとともに、蓋体を紛失することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の横断面図である。
【図2】第1の実施例の縦断面図である。
【図3】第1の実施例の蓋体を開けた状態の平面図であ
る。
【図4】第1の実施例の組み立て手順を示す説明図であ
る。
【図5】この発明の第2の実施例の蓋体を開けた状態の
平面図である。
【図6】この発明の第3の実施例の分解図である。
【図7】従来例の横断面図である。
【図8】別の従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ本体 2 蓋体 3 光ファイバ 4 挿入孔 5 挿入溝 8,16 凹凸部 9 被係合部 10 押圧部 13,17 ヒンジ部 15 係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの挿入孔を有するコネクタ本
    体の前記挿入孔の入口側に光ファイバの挿入溝を設け、
    前記コネクタ本体に着脱自在な蓋体を設け、この蓋体に
    前記挿入溝に対向して光ファイバを押圧する押圧部を設
    け、前記挿入溝の底面および前記押圧部の押圧面の少な
    くとも一方に凹凸部を設け、前記コネクタ本体に前記蓋
    体を装着した状態で互いに弾性係合する係合部および被
    係合部を両者に設けた光ファイバコネクタ。
  2. 【請求項2】 コネクタ本体および蓋体をヒンジ部で連
    結した請求項1記載の光ファイバコネクタ。
JP22327491A 1991-09-04 1991-09-04 光フアイバコネクタ Pending JPH0560944A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22327491A JPH0560944A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 光フアイバコネクタ

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JP22327491A JPH0560944A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 光フアイバコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH0560944A true JPH0560944A (ja) 1993-03-12

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JP22327491A Pending JPH0560944A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 光フアイバコネクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762156A1 (en) * 1995-08-24 1997-03-12 Molex Incorporated Optical fiber cable connector

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0762156A1 (en) * 1995-08-24 1997-03-12 Molex Incorporated Optical fiber cable connector
US5751876A (en) * 1995-08-24 1998-05-12 Molex Incorporated Optical fiber cable connector

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