JPH0560410A - 輸送用冷凍装置 - Google Patents
輸送用冷凍装置Info
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- JPH0560410A JPH0560410A JP3224089A JP22408991A JPH0560410A JP H0560410 A JPH0560410 A JP H0560410A JP 3224089 A JP3224089 A JP 3224089A JP 22408991 A JP22408991 A JP 22408991A JP H0560410 A JPH0560410 A JP H0560410A
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- Japan
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- evaporator
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- way valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は冷暖切換弁の作動不良に基く庫内温
度の異常上昇、異常降下を防止した輸送用冷凍装置を提
供することを目的とする。 【構成】 本発明は切換装置を介し、冷却運転、加熱運
転、及びデフロスト運転を切り換えて運転を行う輸送用
冷凍装置において、冷却運転から加熱運転又はデフロス
ト運転に切換えた時点から所定時間後にエバポレータの
出口冷媒温度或いはエバポレータの空気吸込温度或いは
空気吹出温度が降下したとき、若しくは加熱運転又はデ
フロスト運転から冷却運転に切換えた時点から所定時間
後にエバポレータの出口冷媒温度或いはエバポレータの
空気吸込温度或いは空気吹出温度が上昇したとき、運転
を停止させる制御手段を具備してなることを特徴とする
輸送用冷凍装置を構成とする。
度の異常上昇、異常降下を防止した輸送用冷凍装置を提
供することを目的とする。 【構成】 本発明は切換装置を介し、冷却運転、加熱運
転、及びデフロスト運転を切り換えて運転を行う輸送用
冷凍装置において、冷却運転から加熱運転又はデフロス
ト運転に切換えた時点から所定時間後にエバポレータの
出口冷媒温度或いはエバポレータの空気吸込温度或いは
空気吹出温度が降下したとき、若しくは加熱運転又はデ
フロスト運転から冷却運転に切換えた時点から所定時間
後にエバポレータの出口冷媒温度或いはエバポレータの
空気吸込温度或いは空気吹出温度が上昇したとき、運転
を停止させる制御手段を具備してなることを特徴とする
輸送用冷凍装置を構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンによって駆動さ
れる輸送用冷凍ユニット等の冷凍装置に関する。
れる輸送用冷凍ユニット等の冷凍装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷凍装置の一例が図２に示されて
いる。図２において、１はエンジン、３はエンジン１又
は図示しない電動モータによって駆動されるコンプレッ
サである。５は三方弁で、ソレノイド６によって駆動さ
れることにより冷却運転と加熱運転又はデフロスト運転
とを切り換える。７はコンデンサ、８はコンデンサ７に
外気を送風するためのファンでモータ９によって駆動さ
れる。
いる。図２において、１はエンジン、３はエンジン１又
は図示しない電動モータによって駆動されるコンプレッ
サである。５は三方弁で、ソレノイド６によって駆動さ
れることにより冷却運転と加熱運転又はデフロスト運転
とを切り換える。７はコンデンサ、８はコンデンサ７に
外気を送風するためのファンでモータ９によって駆動さ
れる。
【０００３】１０は膨張弁、１１は冷凍庫内に配設され
たエバポレータ、１３はエバポレータ１１に庫内空気を
送風するためのファンで、モータ１４によって駆動され
る。１５は庫内温度を検知するサーモセンサ、１６は制
御装置、１７はエンジン１によって駆動される発電機
で、モータ９、モータ１４への給電及び図示しないバッ
テリへの充電を行なう。
たエバポレータ、１３はエバポレータ１１に庫内空気を
送風するためのファンで、モータ１４によって駆動され
る。１５は庫内温度を検知するサーモセンサ、１６は制
御装置、１７はエンジン１によって駆動される発電機
で、モータ９、モータ１４への給電及び図示しないバッ
テリへの充電を行なう。
【０００４】冷却運転時、三方弁５を切換えることによ
り、冷媒は実線矢印に示すようにコンプレッサ３、三方
弁５、コンデンサ７、膨張弁１０、エバポレータ１１を
この順に経てコンプレッサ１に戻る。
り、冷媒は実線矢印に示すようにコンプレッサ３、三方
弁５、コンデンサ７、膨張弁１０、エバポレータ１１を
この順に経てコンプレッサ１に戻る。
【０００５】加熱運転時、三方弁５を切換えることによ
り、冷媒は破線矢印に示すようにコンプレッサ３、三方
弁５、エバポレータ１１をこの順に経てコンプレッサ３
に戻る。
り、冷媒は破線矢印に示すようにコンプレッサ３、三方
弁５、エバポレータ１１をこの順に経てコンプレッサ３
に戻る。
【０００６】デフロスト運転時、三方弁５を切換えるこ
とにより、冷媒は加熱運転時と同様に破線矢印に示すよ
うにコンプレッサ３、三方弁５、エバポレータ１１をこ
の順に経てコンプレッサ３に戻る。
とにより、冷媒は加熱運転時と同様に破線矢印に示すよ
うにコンプレッサ３、三方弁５、エバポレータ１１をこ
の順に経てコンプレッサ３に戻る。
【０００７】サーモセンサ１５の信号は制御装置１６に
入力され、この制御装置１６からの指令によってエンジ
ン１、ソレノイド６、モータ９、モータ１４が制御され
る。制御装置１６には例えばサーモスタットＴＨ１及び
サーモスタットＴＨ２が内蔵され、図３に示すようにサ
ーモスタットＴＨ１は庫内温度Ｔが設定温度Ｔｓに到達
したときＯＦＦとなり、上限温度Ｔ１に到達したときＯ
Ｎとなる。また、サーモスタットＴＨ２は庫内温度Ｔが
その設定温度Ｔｓに到達したときＯＦＦとなり、下限温
度Ｔ２に到達したときＯＮとなる。
入力され、この制御装置１６からの指令によってエンジ
ン１、ソレノイド６、モータ９、モータ１４が制御され
る。制御装置１６には例えばサーモスタットＴＨ１及び
サーモスタットＴＨ２が内蔵され、図３に示すようにサ
ーモスタットＴＨ１は庫内温度Ｔが設定温度Ｔｓに到達
したときＯＦＦとなり、上限温度Ｔ１に到達したときＯ
Ｎとなる。また、サーモスタットＴＨ２は庫内温度Ｔが
その設定温度Ｔｓに到達したときＯＦＦとなり、下限温
度Ｔ２に到達したときＯＮとなる。
【０００８】而して負荷が冷却負荷であるときは図４に
実線で示す冷却運転が行なわれ、負荷が加熱負荷である
ときは図４に破線で示す加熱運転が行なわれる。
実線で示す冷却運転が行なわれ、負荷が加熱負荷である
ときは図４に破線で示す加熱運転が行なわれる。
【０００９】吸熱運転時、庫内温度Ｔがイ点、即ちサー
モスタットＴＨ１の上限温度Ｔ１に到達すると制御装置
１６の指令によりエンジン１が起動されることによって
コンプレッサ３が駆動され、並びに、エンジン１により
駆動される発電機１７を介してモータ９、及びモータ１
４が駆動されて冷凍装置が冷却運転を開始する。
モスタットＴＨ１の上限温度Ｔ１に到達すると制御装置
１６の指令によりエンジン１が起動されることによって
コンプレッサ３が駆動され、並びに、エンジン１により
駆動される発電機１７を介してモータ９、及びモータ１
４が駆動されて冷凍装置が冷却運転を開始する。
【００１０】冷凍装置の冷却運転によって庫内温度Ｔが
次第に低下して設定温度Ｔｓに到達したとき、即ち、ロ
点において、冷却運転から加熱運転に切り換える旨の指
令が出力される。冷凍装置の加熱運転によって庫内温度
Ｔが上昇してサーモスタットＴＨ１の上限温度Ｔ１に到
達したとき、即ち、ハ点において、加熱運転から冷却運
転に切り換える旨の指令が出力される。このように、冷
却運転と加熱運転とを交互に繰り返しながら庫内温度Ｔ
を設定温度Ｔｓの近傍に維持する。
次第に低下して設定温度Ｔｓに到達したとき、即ち、ロ
点において、冷却運転から加熱運転に切り換える旨の指
令が出力される。冷凍装置の加熱運転によって庫内温度
Ｔが上昇してサーモスタットＴＨ１の上限温度Ｔ１に到
達したとき、即ち、ハ点において、加熱運転から冷却運
転に切り換える旨の指令が出力される。このように、冷
却運転と加熱運転とを交互に繰り返しながら庫内温度Ｔ
を設定温度Ｔｓの近傍に維持する。
【００１１】一方、負荷が加熱負荷のときは放熱運転が
行なわれ、庫内温度ＴがサーモスタットＴＨ２の下限温
度Ｔ２に到達したとき加熱運転が指令され、設定温度Ｔ
ｓに到達したとき加熱運転から冷却運転に切り換えられ
る。他は吸熱運転時と同様に行なわれる。
行なわれ、庫内温度ＴがサーモスタットＴＨ２の下限温
度Ｔ２に到達したとき加熱運転が指令され、設定温度Ｔ
ｓに到達したとき加熱運転から冷却運転に切り換えられ
る。他は吸熱運転時と同様に行なわれる。
【００１２】なお、冷却運転下、エバポレータ１１が着
霜してこのエバポレータ１１を流過する空気の圧力差が
所定値を超えたときにはデフロスト運転が指令される。
霜してこのエバポレータ１１を流過する空気の圧力差が
所定値を超えたときにはデフロスト運転が指令される。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置に
は解決すべき次の課題があった。
は解決すべき次の課題があった。
【００１４】即ち、上記従来の冷凍装置においては、三
方弁５を切り換えることにより、冷却運転、加熱運転、
デフロスト運転を行なっているが、三方弁５が故障等し
て作動不良となったときには、冷凍装置の運転が適正に
行なわれず庫内の温度制御が不能となる。例えば、加熱
運転から冷却運転に切換えた場合、或いは冷却運転から
加熱運転に切換えた場合、三方弁５が作動しないと引き
続き加熱運転又は冷却運転が行なわれることとなり庫内
温度が異常に上昇し又は降下して、被冷却物の品質が劣
化する等の不具合をもたらすという問題があった。
方弁５を切り換えることにより、冷却運転、加熱運転、
デフロスト運転を行なっているが、三方弁５が故障等し
て作動不良となったときには、冷凍装置の運転が適正に
行なわれず庫内の温度制御が不能となる。例えば、加熱
運転から冷却運転に切換えた場合、或いは冷却運転から
加熱運転に切換えた場合、三方弁５が作動しないと引き
続き加熱運転又は冷却運転が行なわれることとなり庫内
温度が異常に上昇し又は降下して、被冷却物の品質が劣
化する等の不具合をもたらすという問題があった。
【００１５】本発明は上記事情に鑑み、三方弁の作動不
良に伴う庫内温度の異常上昇、若しくは異常降下を防止
した輸送用冷凍装置を提供することを目的とする。
良に伴う庫内温度の異常上昇、若しくは異常降下を防止
した輸送用冷凍装置を提供することを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、切換装置を介し、冷却運転、加熱運転、及
びデフロスト運転を切り換えて運転を行う輸送用冷凍装
置において、冷却運転から加熱運転又はデフロスト運転
に切換えた時点から所定時間後にエバポレータの出口冷
媒温度或いはエバポレータの空気吸込温度或いは空気吹
出温度が降下したとき、若しくは加熱運転又はデフロス
ト運転から冷却運転に切換えた時点から所定時間後にエ
パポレータの出口冷媒温度或いはエバポレータの空気吸
込温度或いは空気吹出温度が上昇したとき、運転を停止
させる制御手段を具備してなることを特徴とする輸送用
冷凍装置を提供しようとするものである。
手段として、切換装置を介し、冷却運転、加熱運転、及
びデフロスト運転を切り換えて運転を行う輸送用冷凍装
置において、冷却運転から加熱運転又はデフロスト運転
に切換えた時点から所定時間後にエバポレータの出口冷
媒温度或いはエバポレータの空気吸込温度或いは空気吹
出温度が降下したとき、若しくは加熱運転又はデフロス
ト運転から冷却運転に切換えた時点から所定時間後にエ
パポレータの出口冷媒温度或いはエバポレータの空気吸
込温度或いは空気吹出温度が上昇したとき、運転を停止
させる制御手段を具備してなることを特徴とする輸送用
冷凍装置を提供しようとするものである。
【００１７】
【作用】本発明は上記構成を具えているため、冷却運転
から加熱運転又はデフロスト運転に切換えた時点から所
定時間後にエバポレータの出口冷媒温度が降下したり、
エバポレータの空気吸込温度或いは空気吹出温度が降下
したときは切換装置の作動が不良と判定し、運転を停止
させる。
から加熱運転又はデフロスト運転に切換えた時点から所
定時間後にエバポレータの出口冷媒温度が降下したり、
エバポレータの空気吸込温度或いは空気吹出温度が降下
したときは切換装置の作動が不良と判定し、運転を停止
させる。
【００１８】また、加熱運転又はデフロスト運転から冷
却運転に切換えた時点から所定時間後にエバポレータの
出口冷媒温度が上昇したり、エバポレータの空気吸込温
度或いは空気吹出温度が上昇したときは切換装置の作動
が不良と判定し、運転を停止させる。
却運転に切換えた時点から所定時間後にエバポレータの
出口冷媒温度が上昇したり、エバポレータの空気吸込温
度或いは空気吹出温度が上昇したときは切換装置の作動
が不良と判定し、運転を停止させる。
【００１９】この結果、所定の温度範囲を越えて庫内が
冷却または加熱されることがない。
冷却または加熱されることがない。
【００２０】
【実施例】本発明の一実施例を図１により説明する。図
１は本実施例の輸送用冷凍装置の系統図で、エバポレー
タ１１の冷媒出口管には温度センサ２１が装着されてお
り、エバポレータ１１を流出する冷媒の温度を検知す
る。制御装置２２にはサーモスタットＴＨ１及びサーモ
スタットＴＨ２が内蔵されており、図２で示した従来の
場合と同様にサーモセンサ１５からの信号を入力して、
エンジン１、ソレノイド６、モータ９、モータ１４を制
御する他、温度センサ２１の信号を入力して異常があっ
た場合は異常表示手段２３がそれを報知すると共に冷凍
装置の運転停止制御するよう構成されている。
１は本実施例の輸送用冷凍装置の系統図で、エバポレー
タ１１の冷媒出口管には温度センサ２１が装着されてお
り、エバポレータ１１を流出する冷媒の温度を検知す
る。制御装置２２にはサーモスタットＴＨ１及びサーモ
スタットＴＨ２が内蔵されており、図２で示した従来の
場合と同様にサーモセンサ１５からの信号を入力して、
エンジン１、ソレノイド６、モータ９、モータ１４を制
御する他、温度センサ２１の信号を入力して異常があっ
た場合は異常表示手段２３がそれを報知すると共に冷凍
装置の運転停止制御するよう構成されている。
【００２１】その他の構成は図２に示す従来例と同様で
あり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省
略する。
あり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省
略する。
【００２２】次に上記構成の作用について説明する。例
えば冷却運転下、庫内が設定温度Ｔｓまで冷却され、制
御装置２２のサーモスタットＴＨ１の指令によって三方
弁５が切り換えられて加熱運転が行なわれると、サーモ
スタットＴＨ１の指令があったときの温度センサ２１の
検知温度Ｔａと、その時点から所定時間（例えば３分）
経過後の温度Ｔｂが制御装置２２に入力され、ここでＴ
ａ＞Ｔｂのときは三方弁５の作動不良と判別されて異常
表示手段２３によりその旨が報知される他、制御装置２
２の指令に基づきエンジン１が停止し冷凍装置の運転が
停止される。
えば冷却運転下、庫内が設定温度Ｔｓまで冷却され、制
御装置２２のサーモスタットＴＨ１の指令によって三方
弁５が切り換えられて加熱運転が行なわれると、サーモ
スタットＴＨ１の指令があったときの温度センサ２１の
検知温度Ｔａと、その時点から所定時間（例えば３分）
経過後の温度Ｔｂが制御装置２２に入力され、ここでＴ
ａ＞Ｔｂのときは三方弁５の作動不良と判別されて異常
表示手段２３によりその旨が報知される他、制御装置２
２の指令に基づきエンジン１が停止し冷凍装置の運転が
停止される。
【００２３】即ち、三方弁５が正常に作動して加熱運転
が行なわれると高温の冷媒ガスがエバポレータ１１を通
流するため、その出口冷媒温度は上昇するが、逆に、三
方弁５が故障等によって作動しないときは引き続き冷却
運転が行なわれ、エバポレータ１１を流出する冷媒の温
度Ｔｂは降下し、庫内温度はさらに低下してゆき、庫内
温度Ｔが設定温度Ｔｓの近傍に維持できなくなるのでこ
れを断ち切る。
が行なわれると高温の冷媒ガスがエバポレータ１１を通
流するため、その出口冷媒温度は上昇するが、逆に、三
方弁５が故障等によって作動しないときは引き続き冷却
運転が行なわれ、エバポレータ１１を流出する冷媒の温
度Ｔｂは降下し、庫内温度はさらに低下してゆき、庫内
温度Ｔが設定温度Ｔｓの近傍に維持できなくなるのでこ
れを断ち切る。
【００２４】また、冷却運転からデフロスト運転に切り
換えた場合にも上記と同じように温度センサ２１による
検知信号に基づいて三方弁５の作動状態が判別され、こ
の三方弁５が作動不良と判別されたときは冷凍装置の運
転が停止される。
換えた場合にも上記と同じように温度センサ２１による
検知信号に基づいて三方弁５の作動状態が判別され、こ
の三方弁５が作動不良と判別されたときは冷凍装置の運
転が停止される。
【００２５】他方、加熱運転又はデフロスト運転から冷
却運転に切り換えられたときは、制御装置２２のサーモ
スタットＴＨ１の指令があったときの温度センサ２１の
検知温度Ｔａと、その時点から所定時間（例えば３分）
経過後の温度Ｔｂが制御装置２２に入力され、ここでＴ
ａ＜Ｔｂのときは三方弁５の作動不良と判別されて異常
表示手段２３によりその旨が報知される他、制御装置２
２の指令に基づきエンジン１が停止し、冷凍装置の運転
が停止される。
却運転に切り換えられたときは、制御装置２２のサーモ
スタットＴＨ１の指令があったときの温度センサ２１の
検知温度Ｔａと、その時点から所定時間（例えば３分）
経過後の温度Ｔｂが制御装置２２に入力され、ここでＴ
ａ＜Ｔｂのときは三方弁５の作動不良と判別されて異常
表示手段２３によりその旨が報知される他、制御装置２
２の指令に基づきエンジン１が停止し、冷凍装置の運転
が停止される。
【００２６】なお、上記実施例においてはエバポレータ
１１を流出する冷媒の温度変化によって三方弁５の作動
状態を判別しているが、これに代えて、エバポレータ１
１の空気上流側、或いは下流側に温度センサを装備しこ
のエバポレータ１１を流入する空気の吸込温度、或いは
エバポレータ１１を流出する空気の吹出温度の変化から
三方弁５の作動状態を判別することもできる。
１１を流出する冷媒の温度変化によって三方弁５の作動
状態を判別しているが、これに代えて、エバポレータ１
１の空気上流側、或いは下流側に温度センサを装備しこ
のエバポレータ１１を流入する空気の吸込温度、或いは
エバポレータ１１を流出する空気の吹出温度の変化から
三方弁５の作動状態を判別することもできる。
【００２７】即ち、冷却運転から加熱運転又はデフロス
ト運転に切り換えたときは、この切換え時点における吸
込温度、或いは吹出温度Ｔａと所定時間経過後の温度Ｔ
ｂとがＴａ＞Ｔｂの場合には三方弁５の作動不良と判別
して冷凍装置の運転停止させ、一方、加熱運転又はデフ
ロスト運転から冷却運転に切り換えたときは、この切換
え時点における吸込温度、或いは吹出温度Ｔａと所定時
間経過後の温度ＴｂとがＴａ＜Ｔｂの場合には三方弁５
の作動不良と判別して冷凍装置の運転停止させることも
できる。
ト運転に切り換えたときは、この切換え時点における吸
込温度、或いは吹出温度Ｔａと所定時間経過後の温度Ｔ
ｂとがＴａ＞Ｔｂの場合には三方弁５の作動不良と判別
して冷凍装置の運転停止させ、一方、加熱運転又はデフ
ロスト運転から冷却運転に切り換えたときは、この切換
え時点における吸込温度、或いは吹出温度Ｔａと所定時
間経過後の温度ＴｂとがＴａ＜Ｔｂの場合には三方弁５
の作動不良と判別して冷凍装置の運転停止させることも
できる。
【００２８】以上の通り本実施例によれば、冷却運転か
ら加熱運転またはデフロスト運転に切換えた後もエバポ
レータの温度が下り続けることを冷媒ないしは通過空気
の温度が示した場合、及び、加熱運転またはデフロスト
運転から冷却運転に切換えた後もエバポレータの温度が
上り続けることを冷媒ないしは通過空気の温度が示した
場合の何れにおいても制御装置２２によって冷凍装置の
運転が停止されるので庫内が異常に昇温したり降温した
りすることがなくなり、被冷却物の品質が正常に保たれ
るという利点がある。
ら加熱運転またはデフロスト運転に切換えた後もエバポ
レータの温度が下り続けることを冷媒ないしは通過空気
の温度が示した場合、及び、加熱運転またはデフロスト
運転から冷却運転に切換えた後もエバポレータの温度が
上り続けることを冷媒ないしは通過空気の温度が示した
場合の何れにおいても制御装置２２によって冷凍装置の
運転が停止されるので庫内が異常に昇温したり降温した
りすることがなくなり、被冷却物の品質が正常に保たれ
るという利点がある。
【００２９】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
の効果を有する。
【００３０】即ち、本発明によれば、切換装置によって
冷却運転、加熱運転、デフロスト運転を切換えたとき、
エバポレータを流出する冷媒温度の変化、或いはエバポ
レータの空気吸込温度、或いは空気吹出温度の変化から
切換装置が作動不良のときは冷凍装置の運転を停止する
ので、切換装置の作動不良によってもたらされる庫内温
度の異常上昇、或いは異常降下となる事態を防止するこ
とができ、被冷却物の品質が正常に保たれる。
冷却運転、加熱運転、デフロスト運転を切換えたとき、
エバポレータを流出する冷媒温度の変化、或いはエバポ
レータの空気吸込温度、或いは空気吹出温度の変化から
切換装置が作動不良のときは冷凍装置の運転を停止する
ので、切換装置の作動不良によってもたらされる庫内温
度の異常上昇、或いは異常降下となる事態を防止するこ
とができ、被冷却物の品質が正常に保たれる。
【図１】本発明の一実施例に係る輸送用冷凍装置の系統
図、
図、
【図２】従来の冷凍装置を示す系統図、
【図３】従来例のサーモスタットの切換え図、
【図４】従来例の冷凍装置の運転切換え図である。
１ エンジン ３ コンプレッサ ５ 三方弁 １１ エバポレータ ２１ 温度センサ ２２ 制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】 切換装置を介し、冷却運転、加熱運転、
及びデフロスト運転を切り換えて運転を行う輸送用冷凍
装置において、冷却運転から加熱運転又はデフロスト運
転に切換えた時点から所定時間後にエバポレータの出口
冷媒温度或いはエバポレータの空気吸込温度或いは空気
吹出温度が降下したとき、若しくは加熱運転又はデフロ
スト運転から冷却運転に切換えた時点から所定時間後に
エバポレータの出口冷媒温度或いはエバポレータの空気
吸込温度或いは空気吹出温度が上昇したとき、運転を停
止させる制御手段を具備してなることを特徴とする輸送
用冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3224089A JPH0560410A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 輸送用冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3224089A JPH0560410A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 輸送用冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560410A true JPH0560410A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16808380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3224089A Pending JPH0560410A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 輸送用冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560410A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014070881A (ja) * | 2012-10-02 | 2014-04-21 | Panasonic Corp | 冷凍サイクル装置およびそれを備えた空気調和機 |
| JP2014077578A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Panasonic Corp | 冷凍サイクル装置およびそれを備えた空気調和機 |
| JP2021004698A (ja) * | 2019-06-26 | 2021-01-14 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 制御装置、空気調和機、制御方法、及びプログラム |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP3224089A patent/JPH0560410A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014070881A (ja) * | 2012-10-02 | 2014-04-21 | Panasonic Corp | 冷凍サイクル装置およびそれを備えた空気調和機 |
| JP2014077578A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Panasonic Corp | 冷凍サイクル装置およびそれを備えた空気調和機 |
| JP2021004698A (ja) * | 2019-06-26 | 2021-01-14 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 制御装置、空気調和機、制御方法、及びプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980609 |