JPH0566076A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH0566076A
JPH0566076A JP22614791A JP22614791A JPH0566076A JP H0566076 A JPH0566076 A JP H0566076A JP 22614791 A JP22614791 A JP 22614791A JP 22614791 A JP22614791 A JP 22614791A JP H0566076 A JPH0566076 A JP H0566076A
Authority
JP
Japan
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cooler
defrosting
compressor
blower
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP22614791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yuzuriha
博 之 杠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0566076A publication Critical patent/JPH0566076A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守作業員が冷却器温度センサの故障に長時
間気付かない場合にも、着霜による極端な冷却不足が生
じないようにし、コンプレッサ及び冷却器用送風機の損
傷を防止する。 【構成】 温度センサ8が故障すると、故障検知回路1
2の信号により警報が発せられると共に、ホットガス除
霜制御手段13ではなくオフサイクル除霜制御手段14
が働く。すなわち、コンプレッサ1及び送風機5をオフ
にすると共に二方弁7を閉にし、送風機6のみによる除
霜を行なう。そして、送風機6の吸込口のエア温度Th
2 が設定温度Ts2 以上となっている時間が設定時間t
0 以上となった時点でこのオフサイクル除霜をやめ、通
常の冷却運転に戻るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として冷蔵倉庫ある
いは冷凍倉庫などに用いられる冷却装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】冷却運転を行なっていくうちに、次第に
冷却器(蒸発器)に着霜が生じるが、これをそのままに
して冷却運転を継続すると、冷却効率が低下することに
なる。そこで、通常は、一定時間経過毎に冷却器の除霜
が行なわれる。
【0003】この除霜には種々の方式のものがあるが、
一般にはホットガス除霜方式がよく用いられる。ホット
ガス除霜方式とは、コンプレッサの吐出側に凝縮器のバ
イパス路を設け、除霜モードになったら、コンプレッサ
から吐出される高温冷媒をバイパス路を経由して直接冷
却器に送り込み、これにより迅速に除霜を行なう方式の
ことである。そして、冷却器の出口付近の冷媒温度が一
定温度以上になった時点で、ホットガス除霜を停止し、
通常の冷却運転に戻すようになっている。
【0004】ところで、冷却器の出口付近の冷媒温度は
配管に取付けた温度センサによって検出されるが、とき
として、この冷却器温度センサは、断線又はショート等
の故障を生じることがある。
【0005】このような場合、従来は、警報音あるいは
警報灯などにより冷却器温度センサが故障したことを保
守作業員に知らせるようにし、ホットガス除霜は行なわ
ずに、そのまま冷却運転を継続させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保守作
業員が警報音あるいは警報灯に気付かない場合、あるい
は保守作業員が不在等の場合は、除霜が行なわれないま
まにかなりの間冷却運転が継続されることになる。
【0007】そして、除霜量が多いままに冷却運転を継
続していると、霜詰まりにより冷却不良が生じると共
に、液冷媒のバックによりコンプレッサが損傷するおそ
れがある。また、冷却器用送風機のファンが氷結により
ロックされ、この送風機が加熱により焼損してしまうお
それがあった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、保守作業員が、冷却器温度センサについての警
報音あるいは警報灯に長時間気付かなかったとしても、
極端な冷却不足が生じないようにすると共に、コンプレ
ッサ及び冷却器用送風機の損傷を防止することができる
冷却装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、コンプレッサ、凝縮器、減圧装
置、冷却器、および前記コンプレッサの吐出側から冷却
器入り口側に開閉弁を有するバイパス路を設け、所定の
運転時間ごとの除霜モードにより前記コンプレッサから
の高温冷媒を前記バイパス路を経由して前記冷却器に送
り込むことによりホットガス除霜を行い且つ冷却器の温
度を検出するセンサにより除霜を終了させるホットガス
除霜制御手段と、前記冷却器の温度を検出するセンサの
故障を検知したとき故障を報知する報知手段とを備え、
冷却器用送風機により庫内に冷却空気を送り冷却するよ
うにした冷却装置において、前記報知手段を故障を報知
したとき除霜制御手段をホットガス除霜手段に代えて、
コンプレッサの運転を停止し冷却器用送風機を運転して
冷却器の除霜を行うオフサイクル除霜を行い、庫内空気
温度を検知する温度センサにより除霜を終了させるオフ
サイクル除霜制御手段を備えた構成としたものである。
【0010】
【作用】上記構成において、冷却器温度センサの故障の
報知が行なわれると、オフサイクル除霜制御手段はコン
プレッサの運転を停止させ、凝縮器及び冷却器の熱交換
動作を停止させる。
【0011】そして、冷却器用送風機のみを運転し、こ
の送風機の送風のみによる冷却器のオフサイクル除霜を
行うようにする。この場合、ホットガス除霜のような迅
速な除霜は期待できないが、冷却器の運転が停止されて
いるので、冷却器用送風機付近の温度が上昇し、これに
より徐々に除霜が行われるようになる。
【0012】そして、冷却器用送風機付近の温度が所定
値以上となり、この状態が所定時間以上に維持されれ
ば、通常の冷却運転に戻っても支障がない程度に除霜が
行なわれたものと見做し、オフサイクル除霜を停止す
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5に基づ
いて説明する。図1は本発明の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0014】図1において、コンプレッサ1から吐出さ
れる冷媒は凝縮器2に送られ、ここで熱交換されて液化
される。液化された冷媒は、減圧装置としての膨脹弁4
を通って冷却器(蒸発器)5に送られ、ここで熱交換さ
れて蒸発される。凝縮器2及び冷却器5の付近には、そ
れぞれの熱交換動作を促進するための凝縮器用送風機5
及び冷却器用送風機6が配置されている。
【0015】そして、凝縮器2のバイパス路には二方弁
7が設けられており、除霜モード時にはコンプレッサ1
からの高温冷媒を直接冷却器4に送り込んでホットガス
除霜を行なえるようになっている。また、冷却器4の出
口配管付近には冷媒温度Th1 を検出するための冷却器
用温度センサ8が取付けられ、送風機6の空気吸込口に
は吸込エア温度Th2 を検出するための送風機用温度セ
ンサ9が取付けられている。
【0016】除霜モード時におけるコンプレッサ1、凝
縮器2、冷却器4、二方弁7の制御は除霜制御回路10
により行なわれるようになっている。この除霜制御回路
10は、タイマ11、故障検知回路12、ホットガス除
霜制御手段13、オフサイクル除霜制御手段14を備え
ており、制御指令信号が出力回路15から出力されるよ
うになっている。
【0017】次に、このように構成される本実施例の動
作を図2のチャートを参照しつつ説明する。
【0018】まず、図示を省略してある電源スイッチが
オンになる(ステップ1)と、コンプレッサ1の運転が
開始され、通常の冷却運転が行われる(ステップ2)。
この場合は二方弁7は「開」となっており、コンプレッ
サ1からの高温冷媒はすべて凝縮器2に送られている。
なお、各機器の動作状態を図5の表に示しておく。
【0019】冷却運転が開始された後、ホットガス除霜
制御手段13はタイマ11からの信号により除霜周期に
なったか否かを判断し(ステップ3)、除霜周期になっ
たと判断した場合には、さらに故障検知回路12から故
障信号が入力されているか否かにつき判断する(ステッ
プ4)。
【0020】そして、温度センサ8が断線もショートも
していない場合、すなわち故障検知回路12から故障信
号が入力されていない場合、ホットガス除霜制御手段1
3は図5の状態になるように各機器を制御してホットガ
ス除霜を行なう(ステップ5)。
【0021】このようなホットガス除霜が行なわれてい
る間、ホットガス除霜制御手段13は冷媒温度Th1
設定温度Ts1 との大小関係を比較しており(ステップ
6)、Th1 ≧Ts1 が成立した後は、再び冷却運転に
戻る(ステップ2)。図3は、このようなホットガス除
霜が行なわれたときの冷媒温度Th1 の変化状態の一例
を示した特性図である。
【0022】一方、ステップ4で温度センサ8に断線あ
るいはショートが発生している場合、故障検知回路12
は故障信号を出力するため、ホットガス除霜制御手段1
3は働かず、オフサイクル除霜制御手段14が働く。な
お、このとき故障信号は警報回路にも出力されて警報が
発せられ、保守作業員に故障が報知される。
【0023】すなわち、オフサイクル除霜制御手段14
は、図5の表の状態になるように各機器を制御して送風
機6のみによるオフサイクル除霜を行なう。(ステップ
7)。
【0024】このようなオフサイクル除霜が行なわれて
いる間、オフサイクル除霜制御手段14はエア温度Th
2 と設定温度Ts2 (例えば1℃)との大小関係を比較
している。そして、Th2 ≧Ts2が成立している時間
tが設定時間t0 以上になったら(ステップ8)、ある
程度除霜が行なわれたものと見做して再度冷却運転に戻
ることになる(ステップ2)。図4は、このようなオフ
サイクル除霜が行なわれたときのエア温度Th2 の変化
状態の一例を示した特性図である。
【0025】このように、温度センサ8が故障した場
合、コンプレッサ1を停止させて冷却運転を一旦やめ、
送風機6のみによる応急的なオフサイクル除霜を行なう
ようにしているので、保守作業員が警報回路による故障
の報知に長い間気付かない場合、あるいは不在の場合で
あっても極端な冷却不足を生じることがない。また、液
冷媒のバックによるコンプレッサ1の損傷、及び氷結に
よる送風機6の加熱焼損を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、冷却器
用温度センサが故障し、保守作業員がこの故障に気付か
ずに運転が継続されていたとしても、冷却器用送風機の
みによるオフサイクル除霜が自動的に行なわれる構成と
なっているので、極端な冷却不足に陥ることがなく、ま
た、液バックによるコンプレッサの損傷、及び氷結によ
る冷却器用送風機の加熱焼損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】図1の動作におけるホットガス除霜を行なった
ときの冷却器の冷媒温度の変化状態を示す特性図。
【図4】図1の動作におけるオフサイクル除霜を行なっ
たときの冷却器用送風機のエア温度の変化状態を示す特
性図。
【図5】図1における各構成機器の各モード毎の動作状
態を示す表。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 凝縮器 4 冷却器 5 凝縮器用送風機 6 冷却器用送風機 8 冷却器温度センサ 9 送風機温度センサ 13 ホットガス除霜制御手段 14 オフサイクル除霜制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンプレッサ、凝縮器、減圧装置、冷却
    器、および前記コンプレッサの吐出側から冷却器入口側
    に開閉弁を有するバイパス路を設け、所定の運転時間ご
    との除霜モードにより前記コンプレッサからの高温冷媒
    を前記バイパス路を経由して前記冷却器に送り込むこと
    によりホットガス除霜を行い且つ冷却器の温度を検出す
    るセンサにより除霜を終了させるホットガス除霜制御手
    段と、前記冷却器の温度を検出するセンサの故障を検知
    したとき故障を報知する報知手段とを備え、冷却器用送
    風機により庫内に冷却空気を送り冷却するようにした冷
    却装置において、 前記報知手段が故障を報知したとき除霜制御手段をホッ
    トガス除霜手段に代えて、コンプレッサの運転を停止し
    冷却器用送風機を運転して冷却器の除霜を行うオフサイ
    クル除霜を行い、庫内空気温度を検知する温度センサに
    より除霜を終了させるオフサイクル除霜制御手段を備え
    たことを特徴とする冷却装置。
JP22614791A 1991-09-05 1991-09-05 冷却装置 Pending JPH0566076A (ja)

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JP22614791A JPH0566076A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 冷却装置

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ID=16840599

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JP (1) JPH0566076A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032064A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
JP2014194304A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Hitachi Appliances Inc 冷凍冷蔵ユニット
JP2018071874A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP2020101299A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫

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JP2018071874A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
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