JPH0725576Y2 - 冷凍装置の制御装置 - Google Patents

冷凍装置の制御装置

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JPH0725576Y2
JPH0725576Y2 JP14972488U JP14972488U JPH0725576Y2 JP H0725576 Y2 JPH0725576 Y2 JP H0725576Y2 JP 14972488 U JP14972488 U JP 14972488U JP 14972488 U JP14972488 U JP 14972488U JP H0725576 Y2 JPH0725576 Y2 JP H0725576Y2
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広志 小川
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は吸込温度検出器と吹出温度検出器を有する冷凍
装置に適用される冷凍装置用制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種装置1の例が第5図に示されている。20は
冷蔵庫で、この中に冷蔵又は冷凍しながら輸送すべき品
物が格納される。運転スイッチ16をONにすることによっ
て制御装置19は作動開始し熱交換器4への戻り空気の温
度を検出する吸込温度検知器7及び吹出空気の温度を検
出する吹出温度検知器8の出力は制御装置19の温度検知
器選択手段9に入力される。温度検知器選択手段9は温
度設定手段10からの信号を受けて温度設定手段10に設定
された設定温度が冷蔵条件のときは吹出温度検知器8の
検出温度を選択し、設定温度が冷凍条件のときは吸込温
度検知器7の検出温度を選択し、この検出温度と設定温
度との差に応じて冷却及び送風及び加熱運転を行う。
冷却運転は圧縮1、送風機6を駆動することによってこ
の圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒ガスは実線
矢印で示すように凝縮器2に入り、ここで冷却されるこ
とにより凝縮液化して高温・高圧の冷媒液となる。次い
で、この冷媒液は膨張弁3に入って絞られることにより
断熱膨張して低温・低圧の気液二相となる。次いで、こ
の気液二相の冷媒は熱交換器4に入り、ここで送風機6
により実線矢印で示すように循環せしめられる庫内空気
を冷却することによって蒸発気化して低温・低圧の冷媒
ガスとなって圧縮機1に戻り冷凍サイクルを完了する。
この間において、熱交換器4への戻り空気は、熱交換器
4を通る間に冷却され低い温度の吹き出し空気となって
庫内へ吹き出される。さて前記検出温度が比較手段11に
入り、ここで温度設定手段10から入力された設定温度と
対比される。検出温度が設定温度よりも低くなると運転
指示手段12は圧縮機1を停止させ冷却運転を停止し送風
機6による送風運転となる。また、外部よりの熱侵入等
により検出温度が上昇し、所定値以上設定温度よりも高
くなると、運転指示手段12は再度圧縮機1を始動し、冷
却運転を再開する。
加熱運転の場合は、冷凍サイクルは作動することなく、
送風機6、ヒータ5により加熱される。前記冷却運転停
止後、検出温度が所定値以上設定温度より低くなると運
転指示手段12によってヒータ5を通電し、熱交換器4へ
の戻り空気はヒータ5により加熱され、高い温度の吹き
出し空気となって庫内へ吹き出される。前記検出温度が
比較手段11に入り、ここで温度設定手段10から入力され
た設定温度と対比される。検出温度が上昇し所定値以上
に高くなると運転指示手段12はヒータ5への通電を停止
させ、加熱運転を中止し送風機6による送風運転とな
る。外部への熱の流出により検出温度が下降し、所定値
以上設定温度より低くなると、運転指示手段12は再度ヒ
ータ5へ通電し、加熱運転を再開する。
また、前記運転中において吸込温度検出器7及び吹出温
度検出器8の出力は制御装置19の第1異常検出手段13に
入力される。ここで、温度検出器が断線・短絡時に起き
る極端な検出温度変化を検出温度レンジの上下限値オー
バであるかを見て異常判定し、異常の場合には異常表示
ランプ17を点灯させている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の温度制御装置19の温度検知器異常検出手段では、
冷凍装置としてあり得ない上下限検出温度範囲外に異常
としているため、検知器劣化及び接触不良に起因する数
℃〜数10℃程度の検出温度ズレは異常検出不可となり、
積荷の損傷に至る場合がある。又、異常表示ランプ17だ
けではどういう要因の異常なのか不明であり、修復等に
手間を要する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記問題点に対処するために提案されたもので
あって、その要旨とするところは、冷凍装置の冷却及び
送風及び加熱運転を所定時間実施すると の関係式とほぼ一致することに着目して、庫内空気を冷
却又は加熱する熱交換器、送風機、ヒータと同熱交換器
からの吹き出し空気温度を検出する吹出温度検知器と、
前記熱交換器への戻り空気温度を検出する吸込温度検知
器を備え、設定温度に応じて選択された前記吹出温度検
知器又は吸込温度検知器の検出温度が前記設定温度とな
るよう運転制御する冷凍装置の制御装置において、前記
温度検知器の検出温度が冷凍装置としてあり得えない上
下限検出温度範囲外を異常とみなす第1異常検出手段と
冷凍装置の運転時間計時手段を設け、所定時間運転を実
施後の前記吹出温度検知器と吸込温度検知器の検出温度
差が所定範囲外の場合は前記温度検知器のいづれかが異
常であるとみなす第2異常検出手段と異常発生時には異
常内容を知らせる表示手段を設けたことを特徴とする冷
凍装置の制御装置である。
〔作用〕
本考案において上記構成を具えているため (1)運転が安定するまでの温度検知器の過渡的な変化
によるミス異常検出を運転時間計時手段によって防止し
ている。
(2)第1及び第2の異常検出手段によって温度検知器
の破線、短絡、ズレ異常を検出可としている。
(3)表示手段によって温度検知器が上限異常、下限異
常、ズレ異常なのか異常内容表示可としている。
〔実施例〕
本考案の第1の実施例が第1図及び第2図に示されてい
る。
第1図はシステム構成図、第2図は制御装置のフローチ
ャートである。第1図において、制御装置19aは運転時
間計時手段15、第2異常検出手段14、表示手段18を具備
している。他の構成は第5図に示す従来のものと同様で
あり、対応する部材には同じ符号が付されている。
制御装置19aは第2図に示すフローチャートに従って作
動する。
冷蔵庫20の戻り空気の温度を検出する吸込温度検知器7
及び吹き出し空気の温度を検出する吹出温度検知器8の
検出温度出力は、第1異常検出手段13、第2異常検出手
段14に入力されると共に温度検知器選択手段9に入力さ
れる。
温度検知器選択手段9は、温度設定手段10からの信号を
受けて温度設定手段10に設定された設定温度が冷蔵条件
のときは吹出温度検知器8を選択し、設定温度が冷凍条
件のときは吸込温度検知器7を選択する。
吸込温度検知器7又は吹出温度検知器8によって検出さ
れた検出温度は温度設定手段10から入力された設定温度
と比較手段11で比較される。検出温度が設定温度より所
定値以上高い場合には、運転指示手段12は圧縮機1、送
風機6を駆動し、冷却運転を行うと共に冷却運転信号を
運転時間計数手段15に出力する。この冷却運転の結果、
検出温度が低下して設定温度より低くなると、運転指示
手段12は圧縮機1を停止し、送風運転にすると共に送風
運転信号を運転時間計数手段15に出力する。又外部より
の熱侵入等により検出温度が上昇し設定温度よりも高く
なると、運転指示手段12は再度圧縮機1を始動し、冷却
運転を再開すると共に冷却運転信号を運転時間計数手段
15に出力する。
送風運転中に外部への熱流出等により検出温度が下降
し、設定温度より所定値以上低くなると運転指示手段12
はヒータ5を通電し、加熱運転を行うと共に加熱運転信
号を運転時間計数手段15に出力する。この加熱運転の結
果検出温度が上昇して所定値以上高くなると運転指示手
段12はヒータ5への通電を停止させ、送風運転を再開す
ると共に送風運転信号を運転時間計数手段15に出力す
る。
前記冷却、加熱、送風運転中において、第1異常検出手
段13は、吹出温度検知器8によって検出された吹出空気
温度及び吸込温度検知器7によって検出された吸込空気
温度が冷凍装置としてあり得ない上下限値をオーバして
いるかを見て異常検出し、オーバーであれば異常とし、
表示手段18へ異常信号を出力する。表示手段18は、第1
異常検出手段からの異常入力信号に応じて、吹出温度検
知器上限異常、吹出温度検知器下限異常、吸込温度検知
器上限異常、吸込温度検知下限異常を文字にて内容表示
する。
冷却運転又は送風運転又は加熱運転が所定時間経過する
と、運転時間計数手段15から計数終了の信号が出され
る。第2異常検出手段14は、前記吹出空気温度と吸込空
気温度との温度差△tが安定したことを知らせる運転時
間計数手段15からの計数終了の信号を受けると、冷却運
転においては吹出空気温度が吸込空気温度より高くなる
ことはないこと及び冷凍装置の設定温度等による冷却能
力変動範囲を考慮した吹出空気温度と吸込空気温度との
温度差△tが所定値範囲内であるかを見てズレ異常検出
し、範囲外であれば異常とし表示手段18へ異常信号を出
力する。送風運転においては、送風機6の入力に対応し
た加熱能力範囲を考慮した温度差△tが所定値範囲内で
あるかを見てズレ異常検出し、範囲外であれば異常とし
表示手段18へ異常信号を出力する。加熱運転において
は、吸込空気温度が吹出空気温度より高くなることはな
いこと及びヒータ5と送風機6の入力に対応した加熱能
力範囲を考慮した吹出空気温度と吸込空気温度との温度
差△tが所定値範囲内であるかを見てズレ異常検出し、
範囲外であれば異常とし表示手段18へ異常信号を出力す
る。表示手段18は、第2異常検出手段14からズレ異常信
号を受けて吹出温度検知器8又は吸込温度検知器7のズ
レ異常表示を表示手段18へ文字にて内容表示する。
上記第1の実施例においては通常の運転中に異常検出を
しているが、第3図ないし第4図の第2実施例に示すよ
うに点検運転スイッチ16aにより制御装置19aが強制的に
冷却運転又は送風運転又は加熱運転の選択を行い異常検
出しても良い。
〔考案の効果〕
本考案においては、温度検知器の断線・短絡に起因する
異常及び劣化・接触不良に起因するズレ異常を検出する
ため、積荷の損傷を未然に防止でき、異常内容表示を行
うため容易に異常容因が解り修復等の手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の第1実施例を示す
図で第1図はシステム構成図、第2図は制御装置のフロ
ーチャート、第3図及び第4図は本考案の第2実施例を
示す図で、第3図はシステム構成図、第4図は制御装置
のフローチャート、第5図は従来のシステム構成図であ
る。 1……圧縮機、2……凝縮器、3……膨張弁、4……熱
交換器、5……ヒータ、6……送風機、7……吸込温度
検知器、8……吹出温度検知器、9……温度検知器選択
手段、10……温度設定手段、11……比較手段、12……運
転指示手段、13……第1短絡異常検出手段、14……第2
異常検出手段、15……運転時間計数手段、16……運転ス
イッチ、16a……点検運転スイッチ、17……異常表示ラ
ンプ、18……表示手段、19……制御装置、19a……制御
装置、20……冷蔵庫。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−194266(JP,A) 実開 昭62−112088(JP,U) 実開 昭61−36289(JP,U) 実開 昭58−128486(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内空気を冷却又は加熱する熱交換器、送
    風機、ヒータと、同熱交換器からの吹き出し空気温度を
    検出する吹出温度検知器と、前記熱交換器への戻り空気
    温度を検出する吸込温度検知器を備え、設定温度に応じ
    て選択された前記吹出温度検知器又は吸込温度検知器の
    検出温度が前記設定温度となるよう運転制御する冷凍装
    置の制御装置において、前記温度検知器の検出温度が冷
    凍装置としてあり得ない上下限検出温度範囲外を異常と
    みなす第1異常検出手段と、冷凍装置の運転時間計時手
    段を設け、所定時間運転を実施後の前記吹出温度検知器
    と吸込温度検知器の検出温度差が所定範囲外の場合は、
    前記温度検知器のいずれかが異常であるとみなす第2異
    常検出手段と、異常発生時には異常内容を知らせる表示
    手段を設けたことを特徴とする冷凍装置の制御装置。
JP14972488U 1988-11-18 1988-11-18 冷凍装置の制御装置 Expired - Fee Related JPH0725576Y2 (ja)

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