JP3492050B2 - マルチ式空気調和機の試運転方法 - Google Patents
マルチ式空気調和機の試運転方法Info
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Description
に対して複数台の室内ユニットを接続してなるマルチ式
空気調和機の試運転方法に関する。
図が図3に示されている。マルチ式空気調和機は1台の
室外ユニットOと複数台(図には3台)の室内ユニット
A、B、Cを具備している。
器2、室外送風機3、室外コントローラ4等が設けられ
ている。各室内ユニットA、B、Cにはそれぞれ室内熱
交換器5、室内送風機6、電動膨張弁7、キャピラリチ
ューブ8、室内熱交換器5入口の冷媒温度を検出する熱
交温度センサ9、室内コントローラ10等が設けられてい
る。
合、室外ユニットOを屋外に設置し、各室内ユニット
A、B、Cを室内に設置した後、室外ユニットOに対し
室内ユニットA、B、Cを並列に冷媒配管11によって接
続し、かつ、室外コントローラ4及び室内コントローラ
10を信号配線12によって互いに接続する。
の据付工事ミスによって冷媒配管11と信号配線12が正常
に接続されていない場合が生じる。すると、据付工事完
了後の試運転時、冷媒回路内の高圧冷媒圧力が異常に上
昇したり、室内熱交換器5が凍結したりする不具合が発
生するが、どの室内ユニットが誤接続されているか判断
するのが困難であった。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、1台の室外ユニットに対して複数台の室内ユニ
ットを冷媒配管及び信号配線を介して接続してなるマル
チ式空気調和機において、据え付け工事完了後に室外ユ
ニットのコントローラからの信号により空気調和機を運
転し、所定時間経過後に一旦運転を停止し、停止してか
ら設定時間経過後に各室内ユニットの熱交換器入口の冷
媒温度を検出してそれを記憶し、次いで、室外ユニット
の圧縮機及び室外送風機を再起動するとともに各室内ユ
ニットの室内送風機を停止し、かつ、その電動膨張弁を
全開とし、この状態で設定時間経過後に各室内ユニット
の室内熱交換器入口の冷媒温度を検出し、これと上記記
憶値との間の温度差が所定温度差以上であれば冷媒配管
と信号配線が正常に接続されている旨を室外ユニットの
コントローラの表示部に表示し、所定温度差以下であれ
ば上記表示部に異常表示することを特徴とするマルチ式
空気調和機の試運転方法にある。
外ユニットのコントローラの基板上に設けた4組の7セ
グメントLEDにより構成してこれに正常、異常を点滅
表示することにある。
御フローチャートを参照しながら説明する。室外ユニッ
トO及び室内ユニットA、B、Cの据え付け工事完了
後、室外コントローラ4から運転指令を信号配線12を介
して各室内コントローラ10に出力することによって空気
調和機の運転を開始する。
は室外熱交換器2に入り、ここで室外送風機3により送
風される外気に放熱することによって凝縮液化する。こ
の液冷媒は冷媒配管11を経て各室内ユニットA、B、C
に並列に流入し、その電動膨張弁7及びキャピラリチュ
ーブ8を流過する過程で絞られることによって断熱膨張
した後、室内熱交換器5に入りここで室内送風機6によ
り送風される室内空気を冷却することによって蒸発気化
する。
流して室外ユニットOに戻り、その圧縮機1に吸入され
る。この運転が所定時間(例えば、25分) 継続した後、
空気調和機の運転を一旦停止する。停止してから設定時
間( 例えば、3分)が経過したとき、熱交温度センサ9
によって各室内熱交換器5入口の冷媒温度T1、T2、T3が
検出されてそれぞれ記憶される。
ることによってその圧縮機1及び室外送風機3が運転さ
れ、これと同時に各室内ユニットA、B、Cの室内送風
機6が停止され、かつ、電動膨張弁7が全開とされる。
これにより各室内熱交換器5は室内空気から吸熱しない
ので、各室内熱交換器5の温度は次第に低下する。
経過したとき、再び熱交温度センサ9によって各室内熱
交換器5入口の冷媒温度t1、t2、t3が検出される。
れて記憶されている温度T1、T2、T3と比較され、これら
の間の温度差ΔT1、ΔT2、ΔT3が所定の温度差( 例え
ば、7deg℃) 以上であれば、この室内ユニットの冷媒配
管11及び信号配線12の接続は正常であると判断して室外
コントローラ4の基板上に設けた4組の7セグメントL
EDからなる表示部にこれを点滅表示し、温度差ΔT1、
ΔT2、ΔT3が所定温度差以下であれば、異常と判断して
上記表示部にその旨を点滅表示する。
出温度、即ち、室内熱交換器5入口の冷媒温度の時間的
変化が図2に示されている。空気調和機の運転を開始す
ると、室内熱交換器5で冷媒が蒸発気化することによっ
て検出温度は次第に低下し、25分経過後には定常状態と
なる。
検出温度は上昇し始める。3分間停止したときの温度
T1、T2、T3が検出されて記憶される。次いで、圧縮機1
及び室外送風機3を運転するとともに室内送風機6を停
止した状態で電動膨張弁7を全開とすることによって検
出温度が次第に急速に低下する。
t1、t2、t3は冷媒配管11及び信号配線12が正常に接続さ
れていればさきの検出温度T1、T2、T3より7deg℃以上低
下するが、誤接続であれば、7deg℃以上低下しない。
に室外ユニットのコントローラからの信号により空気調
和機を運転し、所定時間経過後に一旦運転を停止し、停
止してから設定時間経過後に各室内ユニットの熱交換器
入口の冷媒温度を検出してそれを記憶し、次いで、室外
ユニットの圧縮機及び室外送風機を再起動するとともに
各室内ユニットの室内送風機を停止し、かつ、その電動
膨張弁を全開とし、この状態で設定時間経過後に各室内
ユニットの室内熱交換器入口の冷媒温度を検出し、これ
と上記記憶値の間の温度差が所定温度差以上であれば冷
媒配管と信号配線が正常に接続されている旨を室外ユニ
ットのコントローラの表示部に表示し、所定温度差以下
であれば上記表示部に異常表示するため、冷媒配管及び
信号配線が正常に接続されているか否かを容易、迅速に
検出できるので、試運転の作業時間を短縮できる。
上に設けた4組の7セグメントLEDにより構成してこ
れに正常、異常を点滅表示すれば、正常、異常を容易に
知ることができる。
る。
間的変化を示す線図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 1台の室外ユニットに対して複数台の室
内ユニットを冷媒配管及び信号配線を介して接続してな
るマルチ式空気調和機において、 据え付け工事完了後に室外ユニットのコントローラから
の信号により空気調和機を運転し、所定時間経過後に一
旦運転を停止し、停止してから設定時間経過後に各室内
ユニットの熱交換器入口の冷媒温度を検出してそれを記
憶し、次いで、室外ユニットの圧縮機及び室外送風機を
再起動するとともに各室内ユニットの室内送風機を停止
し、かつ、その電動膨張弁を全開とし、この状態で設定
時間経過後に各室内ユニットの室内熱交換器入口の冷媒
温度を検出し、これと上記記憶値との間の温度差が所定
温度差以上であれば冷媒配管と信号配線が正常に接続さ
れている旨を室外ユニットのコントローラの表示部に表
示し、所定温度差以下であれば上記表示部に異常表示す
ることを特徴とするマルチ式空気調和機の試運転方法。 - 【請求項2】 上記表示部を室外ユニットのコントロー
ラの基板上に設けた4組の7セグメントLEDにより構
成してこれに正常、異常を点滅表示することを特徴とす
る請求項1記載のマルチ式空気調和機の試運転方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29339595A JP3492050B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | マルチ式空気調和機の試運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29339595A JP3492050B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | マルチ式空気調和機の試運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09112998A JPH09112998A (ja) | 1997-05-02 |
JP3492050B2 true JP3492050B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=17794216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29339595A Expired - Lifetime JP3492050B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | マルチ式空気調和機の試運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3492050B2 (ja) |
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-
1995
- 1995-10-17 JP JP29339595A patent/JP3492050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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