JP2021004698A - 制御装置、空気調和機、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本開示の一実施形態に係る空気調和機の概要を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る空気調和機100は、圧縮機2、室内熱交換器3、室外熱交換器4、膨張弁5、四方弁6、及びこれらを接続する冷媒配管7を含む冷媒回路1と、この冷媒回路1を制御する制御装置20とを備える。例えば、室内機8には室内熱交換器3が設けられ、室外機9には圧縮機2、室外熱交換器4、膨張弁5、及び四方弁6が設けられる。また、室内熱交換器3には、室内熱交換器3の温度を検出するための温度センサ11が設けられている。
図2は、本開示の一実施形態に係る四方弁の機能構成を示す第1の図である。
図3は、本開示の一実施形態に係る四方弁の機能構成を示す第2の図である。
図2及び図3に示すように、四方弁6は、冷媒の流通方向を切り換える主弁60と、パイロット弁64とを有している。
図4は、本開示の一実施形態に係る制御装置の機能構成を示す図である。
本実施形態に係る制御装置20は、四方弁6を制御するためのコンピュータである。図4に示すように、制御装置20は、温度取得部200と、運転モード取得部201と、四方弁制御部202と、異常処理部203と、記憶部204とを備えている。
図5は、本開示の一実施形態に係る制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図5を参照しながら、制御装置20による四方弁の制御処理の一例について説明する。
まず、図6を参照しながら、暖房運転モード時の制御装置20の処理について説明する。
図6に示すように、四方弁制御部202は、パイロット弁64のソレノイド66に、X1秒間の通電を行う(ステップS100)。X1秒は、例えば「1秒」に設定される。なお、このX1秒の値は、四方弁6(主弁60及びパイロット弁64)の特性に応じて任意に変更してもよい。このとき、四方弁制御部202は、四方弁6のポート6aとポート6bとが接続される(図2に示す状態となる)ように、ソレノイド66に印加される電流の方向を制御する。
図7に示すように、四方弁制御部202は、パイロット弁64のソレノイド66に、X1秒間の通電を行う(ステップS200)。このとき、四方弁制御部202は、四方弁6のポート6aとポート6dとが接続される(図3の状態になる)ように、ソレノイド66に印加される電流の方向を制御する。
図8に示すように、四方弁制御部202は、パイロット弁64のソレノイド66に、X1秒間の通電を行う(ステップS300)。このとき、四方弁制御部202は、四方弁6のポート6aとポート6dとが接続される(図3の状態になる)ように、ソレノイド66に印加される電流の方向を制御する。
図9は、本開示の一実施形態に係る制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図9を参照しながら、制御装置20のハードウェア構成の一例について説明する。
更に、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上のように、本実施形態に係る空気調和機100の制御装置20は、室内熱交換器3の温度を取得する温度取得部200と、四方弁6に所定時間(X1秒)の通電を行うことにより、冷媒の流通方向を切り換える四方弁制御部202と、圧縮機2の起動時点の室内熱交換器3の温度と、起動時点から所定の待機時間後の室内熱交換器3の温度との差が、予め規定された閾値を超える場合、予め規定された時間、前記四方弁への通電を更に行う異常処理部と、を備える。
このようにすることで、制御装置20は、四方弁制御部202の処理(通常処理)により四方弁6が正常に動作しなかった場合であっても、異常処理部203が再度、四方弁への通電を行ってリトライすることにより、四方弁6が正常に動作する可能性を上昇させている。このため、制御装置20は、四方弁の動作不良の発生を低減することができる。
このようにすることで、制御装置20は、暖房運転のときに、室内熱交換器3の温度が想定通りに上昇しているかに基づいて、四方弁6が正常に動作しているか否かを精度よく判断することができる。
このようにすることで、制御装置20は、冷房運転のときに、室内熱交換器3の温度が想定通りに低下しているかに基づいて、四方弁6が正常に動作しているか否かを精度よく判断することができる。
このようにすることで、制御装置20は、デフロスト運転のときに、室内熱交換器3の温度が想定通りに低下しているかに基づいて、四方弁6が正常に動作しているか否かを精度よく判断することができる。また、例えば四方弁6の主弁体61が移動途中で止まる動作不良が発生した場合は、高圧冷媒の一部が室外熱交換器4及び膨張弁5を経由した後、低圧冷媒として室内熱交換器3に導入されるため、室内熱交換器3の温度も低下する可能性がある。しかしながら、デフロスト運転時は、冷房運転時よりも急速に室内熱交換器3の温度が低下することが想定される。このため、本実施形態に係る制御装置20は、デフロスト運転では、更に第2の待機時間T4経過後に下限値を下回るほど十分に室内熱交換器3の温度が低下していない場合、四方弁6が正常に動作していないと判断することができる。このように、制御装置20は、異常処理部203において二つのパラメータの判断を行うことにより、より精度よく四方弁6が正常に動作しているか否かを判断することができる。
上述の実施形態に記載の制御装置20、空気調和機100、空気調和機100の制御方法、及び制御装置20のプログラムは、例えば以下のように把握される。
1 冷媒回路
2 圧縮機
3 室内熱交換器
4 室外熱交換器
5 膨張弁
6 四方弁
60 主弁
61 主弁体
62 ピストン
63 連結部材
64 パイロット弁
65 パイロット弁体
66 ソレノイド
67 プランジャ
68 コイルばね
69 永久磁石
7 冷媒配管
8 室内機
9 室外機
11 温度センサ
20 制御装置
200 温度取得部
201 運転モード取得部
202 四方弁制御部
203 異常処理部
204 記憶部
Claims (7)
- 圧縮機により圧縮された冷媒を室内熱交換器及び室外熱交換器の間で流通させる冷媒回路と、前記冷媒回路における前記冷媒の流通方向を切り替える四方弁と、を有する空気調和機を制御する制御装置であって、
前記室内熱交換器の温度を取得する温度取得部と、
前記四方弁に所定時間の通電を行うことにより、前記冷媒の流通方向を切り換える四方弁制御部と、
前記圧縮機の起動時点の前記室内熱交換器の温度と、所定の待機時間後の前記室内熱交換器の温度との差が、予め規定された閾値を超える場合、予め規定された時間、前記四方弁への通電を更に行う異常処理部と、
を備える制御装置。 - 前記空気調和機の運転モードを取得する運転モード取得部を更に備え、
前記異常処理部は、前記運転モードが暖房運転モードである場合、前記起動時点の前記室内熱交換器の温度から、前記待機時間経過後の前記室内熱交換器の温度を減じた値が予め規定された閾値を下回る場合、前記四方弁への通電を行う、
請求項1に記載の制御装置。 - 前記異常処理部は、前記運転モードが冷房運転モードである場合、前記起動時点の前記室内熱交換器の温度から、前記待機時間経過後の前記室内熱交換器の温度を減じた値が予め規定された閾値を上回る場合、前記四方弁へ通電を行う、
請求項2に記載の制御装置。 - 前記異常処理部は、前記運転モードがデフロスト運転モードである場合、前記起動時点の前記室内熱交換器の温度から、第1の待機時間経過後の前記室内熱交換器の温度を減じた値が予め規定された閾値を上回る場合、且つ、第2の待機時間経過後の前記室内熱交換器の温度が所定の下限値を下回る場合、前記四方弁へ通電を行う、
請求項2又は3に記載の制御装置。 - 室内熱交換器と室外熱交換器との間で冷媒を流通させる冷媒回路と、
前記冷媒を圧縮して前記冷媒回路に供給する圧縮機と、
前記冷媒回路における前記冷媒の流通方向を切り替える四方弁と、
請求項1から4の何れか一項に記載の制御装置と、
を備える空気調和機。 - 圧縮機により圧縮された冷媒を室内熱交換器及び室外熱交換器の間で流通させる冷媒回路と、前記冷媒回路における前記冷媒の流通方向を切り替える四方弁と、を有する空気調和機を制御する制御方法であって、
前記室内熱交換器の温度を取得するステップと、
前記四方弁に所定時間の通電を行うことにより、前記冷媒の流通方向を切り換えるステップと、
前記圧縮機の起動時点の前記室内熱交換器の温度と、所定の待機時間後の前記室内熱交換器の温度との差が、予め規定された閾値を超える場合、予め規定された時間、前記四方弁への通電を更に行うステップと、
を有する制御方法。 - 圧縮機により圧縮された冷媒を室内熱交換器及び室外熱交換器の間で流通させる冷媒回路と、前記冷媒回路における前記冷媒の流通方向を切り替える四方弁と、を有する空気調和機を制御する制御装置のコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータに、
前記室内熱交換器の温度を取得するステップと、
前記四方弁に所定時間の通電を行うことにより、前記冷媒の流通方向を切り換えるステップと、
前記圧縮機の起動時点の前記室内熱交換器の温度と、所定の待機時間後の前記室内熱交換器の温度との差が、予め規定された閾値を超える場合、予め規定された時間、前記四方弁への通電を更に行うステップと、
を実行させるプログラム。
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