JPH0559087U - スパイラルフレキシブルパイプの継手 - Google Patents

スパイラルフレキシブルパイプの継手

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JPH0559087U
JPH0559087U JP128992U JP128992U JPH0559087U JP H0559087 U JPH0559087 U JP H0559087U JP 128992 U JP128992 U JP 128992U JP 128992 U JP128992 U JP 128992U JP H0559087 U JPH0559087 U JP H0559087U
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JP
Japan
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spiral
sleeve
flexible pipe
pipe
screwed
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Application number
JP128992U
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English (en)
Inventor
修 西村
修 坂之下
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Kyosei Corp
Original Assignee
Kyosei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スパイラルフレキシブルパイプの接続部分に
おけるシール機能の低下発生を防止する。 【構成】 スパイラルフレキシブルパイプAの端部に対
して外側にスリーブ1と内側にスパイラルパイプ32を
螺合し、上記スパイラルパイプ32の端部に設けたフラ
ンジ33の両面にパッキン34、35を配置し、継手本
体2内にスリーブ1を挿入した状態で継手本体2に螺合
した袋ナット19でスリーブ1を押圧すると、スリーブ
1と継手本体2の間でパッキン34、35を圧縮し、継
手本体2に対してスパイラルパイプ32を固定化する。
スパイラルフレキシブルパイプAに緩みが生じても、そ
の内側に位置するスパイラルパイプ32によってシール
機能の低下を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スパイラルフレキシブルパイプの接続に使用する継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種流体の管路を構成するために用いられているフレキシブルパイプは 、断面半円形の環状となる山と谷が交互に連続する構造であり、山と谷を利用し て軸方向の位置決めや固定が容易に行える。
【0003】 このため、フレキシブルパイプ用継手として従来より種々の構造が提案されて いるが、スパイラルフレキシブルパイプにこれらの継手を転用することはてきず 、スパイラルフレキシブルパイプ用継手の提案が待たれていた。
【0004】 そこで本出願人は、スパイラルフレキシブルパイプの接続が確実に行える継手 を実願平1−146385号ですでに提案した。
【0005】 上記の継手は図2に示すように、ステンレス等を用いたスパイラルフレキシブ ルパイプAに外嵌螺合するスリーブ1と、このスリーブ1を挿入する継手本体2 と、継手本体2の内部に組込む環状のパッキン3と、継手本体2に外嵌螺合する 袋ナット4との組合せによって構成されている。
【0006】 前記スリーブ1は、外径面がストレートな円筒状で内周面にパイプAへ外嵌螺 合する螺旋溝5が形成され、図2左側端部の外周面に大径鍔6が設けられている 。
【0007】 上記螺旋溝5は一方の端部における山部の内径が他の部分の山部の内径よりも 少し小径に形成され、この小径山部7がパイプAの谷部に対して無理嵌めする内 径になっている。
【0008】 従って、パイプAにスリーブ1を外嵌螺合したとき、小径山部7がパイプAに 対して緊密状に嵌合してスリーブ1の自由回動を困難にし、パイプAに対するス リーブ1の螺着位置をセット化でき、図2に示すようにパイプAにスリーブ1を 螺合したとき、スリーブ1の一方端部からパイプAの端部を少し突出させること が容易に行なえる。
【0009】 前記継手本体2は、円筒部11の内径がスリーブ1を挿入する嵌合孔12とな り、外周面に雄ねじ13が設けられていると共に、円筒部11の図2右側端部に 内部が嵌合孔12と連通する通孔14となる螺筒15が突設され、円筒部11の 外周に角筒部16が設けられている。
【0010】 上記継手本体2における嵌合孔12の内端がパッキン3の支持壁17となり、 嵌合孔12の深さとスリーブ1の長さは、スリーブ1の一方端面でパッキン3を 圧縮したとき、大径鍔6が円筒部11の端面に当接し、パッキン3の圧縮が一定 化するように設定されている。
【0011】 前記袋ナット4は、内周面に継手本体2の雄ねじ13に外嵌螺合する雌ねじを 有し、締付方向の後端側内周面にスリーブ1の押圧壁19が環状に設けられ、こ の押圧壁19とスリーブ1の端部には、テーパ状となる一対の当り面20、21 が形成され、袋ナット4をねじ込むと両当り面20、21でスリーブ1を軸方向 に押込むと同時にスリーブ1の端部を縮径させ、スリーブ1がパイプを抱き込む ようになっている。
【0012】 上記のような継手とスパイラルフレキシブルパイプの端部を接続するには、フ レキシブルパイプAの端部に袋ナット4を挿入してからスリーブ1をねじ込み、 小径山部7の無理嵌めによりスリーブ1の一方端部からフレキシブルパイプAの 端部が所定長さ突出するようにセットし、嵌合孔12内にパッキン3を組込んだ 継手本体2内にスリーブ1を挿入する。
【0013】 この状態で袋ナット4を継手本体2の雄ねじ12にねじ込むと、袋ナット4と スリーブ1の当り面が互いに当接し、スリーブ1が軸方向に押され、スリーブが パッキン3を圧縮し、同時にスパイラルフレキシブルパイプAの端部がパッキン 3に当接して食い込み、スパイラルフレキシブルパイプAと継手本体2をパッキ ン3で気密及び水密状に接続する。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような継手は、スパイラルフレキシブルパイプAとスリーブ 1が単純に螺合連結された構造であるため、スパイラルフレキシブルパイプAの 配管操作時にひねり等の回転力が加わると、スリーブ1に対するスパイラルフレ キシブルパイプAの螺合部分に緩みが生じ、シール機能が低下するという問題が ある。
【0015】 そこでこの考案は、上記のような問題点を解決するため、スリーブに対するス パイラルフレキシブルパイプの螺合部分に緩みが生じても、シール機能の低下を 防ぐことができるスパイラルフレキシブルパイプの継手を提供することを課題と している。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この考案は、スパイラルフレキシブルパイ プの端部に外嵌螺合したスリーブを継手本体内に挿入し、継手本体に外嵌螺合し た袋ナットでスリーブを継手本体内に押圧し、継手本体内に組み込んだ環状のパ ッキンにスリーブの端面を圧接させるようにしたスパイラルフレキシブルパイプ の継手において、スパイラルフレキシブルパイプの端部で内側に所要長さのスパ イラルパイプを螺合し、このスパイラルパイプの端部外周に設けたフランジの両 面に環状のパッキンを配置した構成を採用したものである。
【0017】
【作用】 スパイラルフレキシブルパイプの端部に対して、外側にスリーブを螺合すると 共に内側に短かいスパイラルパイプを螺合し、スリーブを継手本体内に挿入して スパイラルパイプのフランジ両面にパッキンを配置した状態で、袋ナットをねじ 込んでスリーブを押込むと、スリーブがパッキンを圧縮し、シール機能を発生す ると共に、スパイラルパイプはフランジがパッキンで挾まれて継手本体に固定化 されているため、スリーブに対してスパイラルフレキシブルパイプに緩みが生じ ても、スパイラルパイプは固定状態のままとなり、接続部分のシール機能の低下 を防止する。
【0018】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面の図1に基づいて説明する。
【0019】 なお、図2で示した従来例と同一部分については、同一符号を付すことによっ て説明に代える。
【0020】 図1において、スパイラルフレキシブルパイプAはステンレス等の金属を用い 、半円形の山部と谷部が交互に連続する螺旋状に形成され、継手本体2は、嵌合 孔12の内端に環状のパッキン支持壁17が設けられ、この支持壁17の内周に パッキンの内周が嵌合する円筒部31が突設されている。
【0021】 前記スパイラルフレキシブルパイプAの端部で内側に螺合するスパイラルパイ プ32は、ステンレス等の金属を用い、スパイラルフレキシブルパイプAの内部 に丁度嵌合する外径の螺旋状に形成され、その長さは自由に設定できるが、例え ばスリーブ1と同程度でよい。
【0022】 上記スパイラルパイプ32の一方端部における外周には、継手本体2の嵌合孔 12内に納まる外径のフランジ33が外側に向けて突出するように連成され、こ のフランジ33の両面に環状のパッキン34、35が重ねて配置され、外面側の パッキン34は嵌合孔12の内周と支持壁17及び円筒部31によって形成され た環状の凹溝内に納まって保持され、内面側のパッキン35にスパイラルフレキ シブルパイプAの端部が圧入することになる。
【0023】 この考案の継手は上記のような構成であり、スパイラルフレキシブルパイプA と継手の接続を行なうには、スパイラルフレキシブルパイプAの端部を軸線に対 して直角に仕上げた状態で、このパイプAの外側にスリーブ1をねじ込み、該パ イプAの端部をスリーブ1の端部から適当な寸法だけ突出させておくと共に、フ ランジ33の内面側の位置にパッキン35を予め嵌合したスパイラルパイプ32 をスパイラルフレキシブルパイプAの端部で内側に螺合し、該パイプAの端部を パッキン35に対して喰込ませておく。
【0024】 継手本体2の嵌合孔12内にパッキン34を挿入し、このパッキン34が円筒 部31に外嵌して支持壁17に当接した状態としておき、この継手本体2の嵌合 孔12内に前記スリーブ1を挿入し、予めスパイラルフレキシブルパイプAに外 嵌挿しておいた袋ナット4を継手本体2の雄ねじ13に螺合する。
【0025】 袋ナット4をねじ込むと、当り面20、21が互いに当接し、スリーブ1は嵌 合孔12内に押込まれ、大径鍔6が継手本体2の端面に当接すると、図示のよう に、スリーブ1の端面はパッキン35に当ってこれを押圧し、支持壁17とでパ ッキン34、35を所定量圧縮する。
【0026】 これによって、パッキン34と35でフランジ33が挾圧されたスパイラルパ イプ32は継手本体2に対して固定化され、スパイラルフレキシブルパイプAと 継手本体2の接続部分はパッキン34、35で気密、水密状態が保持され、接続 完了となる。
【0027】 上記の接続状態において、スパイラルフレキシブルパイプAの端部は、スリー ブ1とスパイラルパイプ32の間に挾まれている。
【0028】 従って、スパイラルフレキシブルパイプAの配管作業時にねじれ等が与えられ 、スリーブ1に対して緩みが発生しても、スパイラルパイプ32は継手本体2に 対して固定化されているため、シール機能の低下を防ぐことができる。
【0029】 なお、スリーブ1は、スパイラルフレキシブルパイプAに対して端部を無理ば めする場合を例示したが、スリーブ1は内径の全長を均一にしたものを用いるよ うにしてもよい。
【0030】 また、パッキン34と35はその内周が円筒部31及びスパイラルパイプ32 によって保持されるため、流体との接触部分が少なくなり、このため流体が高温 の温湯であっても熱の影響を受けることが少なくなり、耐熱性が向上するという 効果がある。
【0031】
【効果】
以上のように、この考案によると、スパイラルフレキシブルパイプの端部で内 側にスパイラルパイプを螺合し、このスパイラルパイプの端部外周に設けたフラ ンジの両面にパッキンを配置し、継手本体内に挿入したスリーブでパッキンを圧 縮するようにしたので、継手本体とスパイラルフレキシブルパイプの接続状態に おいて、スパイラルパイプを継手本体に固定化することができ、スパイラルフレ キシブルパイプに緩みが生じたような場合でも、スパイラルパイプによってシー ル部分の機能低下を防ぐことができる。
【0032】 また、スパイラルパイプによってパッキンと流体の接触量を少なくすることが でき、パッキンの耐久性を向上させて長期の使用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る継手の接続状態を示す縦断面図
【図2】従来の継手を示す接続状態の断面図
【符号の説明】
1 スリーブ 2 継手本体 3 パッキン 4 袋ナット 5 螺旋溝 6 大径鍔 12 嵌合孔 17 支持壁 32 スパイラルパイプ 33 フランジ 34、35 パッキン A スパイラルフレキシブルパイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラルフレキシブルパイプの端部に
    外嵌螺合したスリーブを継手本体内に挿入し、継手本体
    に外嵌螺合した袋ナットでスリーブを継手本体内に押圧
    し、継手本体内に組み込んだ環状のパッキンにスリーブ
    の端面を圧接させるようにしたスパイラルフレキシブル
    パイプの継手において、スパイラルフレキシブルパイプ
    の端部で内側に所要長さのスパイラルパイプを螺合し、
    このスパイラルパイプの端部外周に設けたフランジの両
    面に環状のパッキンを配置したことを特徴とするスパイ
    ラルフレキシブルパイプの継手。
JP128992U 1992-01-17 1992-01-17 スパイラルフレキシブルパイプの継手 Pending JPH0559087U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017217479A1 (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 千住スプリンクラー株式会社 消火設備配管の接続構造

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JPH0243595B2 (ja) * 1984-02-24 1990-09-28
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