JPH0558415A - 複数荷出し入れ口を備えた回転ラツク装置 - Google Patents

複数荷出し入れ口を備えた回転ラツク装置

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JPH0558415A
JPH0558415A JP25038291A JP25038291A JPH0558415A JP H0558415 A JPH0558415 A JP H0558415A JP 25038291 A JP25038291 A JP 25038291A JP 25038291 A JP25038291 A JP 25038291A JP H0558415 A JPH0558415 A JP H0558415A
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Yoshihiro Kaneda
善博 兼田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】各荷出し入れ口9,10に於ける開閉シャッタ
ー11,12の開閉状態を検出する検出器13,14を
設け、これら検出器13,14の検出信号に基づき、起
動操作が行われる作業対象荷出し入れ口とは異なる他の
全ての荷出し入れ口のシャッターが閉じているときの
み、前記作業対象荷出し入れ口へのトレー呼出のための
トレーの回動を可能ならしめる制御装置19を設けて成
る回転ラック装置。 【効果】開いている目の前の荷出し入れ口内のトレーが
自分の起動操作によらずに不意に回動することがなくな
り、不意に回動したトレーとの接触等による事故を未然
に防止して、安全性を高めることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のトレーが連なっ
て回動する一つのトレー循環経路脇に、トレー回動方向
に位置を異にして複数の荷出し入れ口を設け、各荷出し
入れ口に開閉シャッターを設けた回転ラック装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】一般的な回転ラック装置
では、荷出し入れ口が一つだけ設けられているのが普通
であるから、一人の作業者が目の前の荷出し入れ口のシ
ャッターが開いている状態でトレーを回動させる起動操
作を行った結果、当該荷出し入れ口内のトレーが回動し
始めても、自身の起動操作に伴う予想される事態である
から、特別に危険を伴わない。しかしながら、前記のよ
うに複数の荷出し入れ口がある場合、複数の荷出し入れ
口のシャッターが別々の作業者によって開かれた状況で
は、目の前の荷出し入れ口内のトレーが他の荷出し入れ
口に対応する作業者の起動操作で不意に回動し始めるこ
とがあり、非常に危険である。
【0003】勿論、一般に回転ラック装置では、荷出し
入れ口内に作業者の手等が入り込んだことを検出する検
出器が配設されており、この検出器がオンしているとき
には、トレーを回動させることが出来ないように構成さ
れている。又、トレー回動中に前記検出器がオンしたと
きも、トレーの回動を非常急停止させるように構成され
ている。従って、前記のように複数の荷出し入れ口を備
えた回転ラック装置に於いても、このような安全対策を
講じておきさえすれば、一応の安全は確保されることに
はなるが、目の前に開かれている荷出し入れ口内のトレ
ーが不意に回動し始めることは、偶然に当該トレーに対
する荷の出し入れを行おうとしたときに当該トレーが回
動し始めることもあるから、やはり相当の危険を伴うこ
とになる。即ち、前記のように複数の荷出し入れ口を備
えた回転ラック装置に於いては、有効な安全対策は、未
だ考えられるに至っていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、多
数のトレー4が連なって回動する一つのトレー循環経路
3脇に、トレー回動方向に位置を異にして複数の荷出し
入れ口9,10を設け、各荷出し入れ口9,10に開閉
シャッター11,12とトレー呼出のための起動操作等
を行う操作盤15,16とを設けた回転ラック装置に於
いて、各荷出し入れ口9,10に於ける開閉シャッター
11,12の開閉状態を検出する検出器13,14を設
け、これら検出器13,14の検出信号に基づき、起動
操作が行われる作業対象荷出し入れ口とは異なる他の全
ての荷出し入れ口のシャッターが閉じているときのみ、
前記作業対象荷出し入れ口へのトレー呼出のためのトレ
ーの回動を可能ならしめる制御装置19を設けて成るも
のである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1及び図2に於いて、1は縦型回
転ラック装置であって、1階から2階の床版2に設けら
れた開口部2aを貫通して2階に至る高さを有し、内部
には、垂直な循環経路3に於いて回動する多数のトレー
4と、駆動歯輪5と従動歯輪6とにより前記垂直循環経
路3の内側に沿って回動可能に張設されたトレー駆動用
チェン7と、前記駆動歯輪5を介して前記駆動チェン7
を正逆任意の方向に回動させるモーター8とが設けられ
ている。
【0006】又、前記回転ラック装置1には、前記垂直
循環経路3に隣接するように、1階レベルと2階レベル
との2箇所で荷出し入れ口9,10が設けられ、各荷出
し入れ口9,10には開閉シャッター11,12が併設
されている。図では、垂直循環経路3の片側のトレー昇
降経路に隣接して前記2つの荷出し入れ口9,10が同
一向きに設けられているが、前後両トレー昇降経路の各
々に隣接して前向きの荷出し入れ口と後向きの荷出し入
れ口とを設けることも出来るし、同一レベルで前後両側
に荷出し入れ口を設けることも出来る。勿論、荷出し入
れ口の数は2つに限定されるものではない。
【0007】前記各荷出し入れ口9,10には、開閉シ
ャッター11,12が閉じ限位置にあることを検出する
検出器13,14が併設されている。この検出器13,
14は、具体的に図示していないが、シャッター11,
12が閉じ限位置に達したときに当該シャッターの一部
又は当該シャッターに付設された部材によってオンオフ
切り換え操作されるリミットスイッチや、光学的或いは
磁気的な無接触センサー等によって構成される。
【0008】又、各荷出し入れ口9,10の横側方で装
置外部には、入出庫設定等を行う操作盤15,16と各
種情報の表示部17,18とが配設されている。19は
マイクロコンピューター等によって構成される制御装置
であって、前記操作盤15,16等から入力される呼出
トレー番号と各荷出し入れ口9,10に於ける現在トレ
ー番号との比較演算に基づいて前記モーター8をインバ
ーター等のモーターコントローラー20を介して制御す
るものである。
【0009】即ち、作業者が荷出し入れ口9又は10の
操作盤15又は16に於いて、呼出トレー番号を入力す
ると共に起動スイッチを操作すると、従来周知の制御に
より、前記制御装置19がモーターコントローラー20
を介してモーター8を稼働させ、駆動チェン7を正転又
は逆転駆動してトレー4を垂直循環経路3に於いて正転
又は逆転回動させ、設定された作業対象トレー4を荷呼
出口9又は10に自動的に呼び出すことが出来る。従っ
て作業者は、荷出し入れ口9又は10のシャッター11
又は12を上昇開動させ、当該荷出し入れ口9又は10
に呼び出された作業対象トレー4に対し、荷の出し入れ
作業を行うことが出来るのであるが、前記制御装置19
は、前記シャッター閉じ限検出器13,14からのオン
オフ信号に基づいて図3のフローチャートに示す制御を
も行うものである。
【0010】即ち、1階の前記荷出し入れ口9でのトレ
ー呼出起動は、1階の荷出し入れ口9のシャッター11
が開いていてシャッター閉じ限検出器13がオフ状態で
あると共に、2階の荷出し入れ口10のシャッター12
が閉じていてシャッター閉じ限検出器14がオン状態で
あるときのみ可能となり、この条件を満たさなければ、
操作盤15に於いてトレー呼出起動を行っても制御装置
19はモーターコントローラー20に対し起動指令を与
えない。又、2階の前記荷出し入れ口10でのトレー呼
出起動は、2階の荷出し入れ口10のシャッター12が
開いていてシャッター閉じ限検出器14がオフ状態であ
ると共に、1階の荷出し入れ口9のシャッター11が閉
じていてシャッター閉じ限検出器13がオン状態である
ときのみ可能となり、この条件を満たさなければ、操作
盤16に於いてトレー呼出起動を行っても制御装置19
はモーターコントローラー20に対し起動指令を与えな
い。更に、上記制御により荷出し入れ口9(又は10)
に対する作業対象トレー4の呼出が行われているとき、
即ち、駆動チェン7によりトレー4が垂直循環経路3を
回動しているとき、閉じていなければならない方の荷出
し入れ口10(又は9)のシャッター12(又は11)
が開かれたときは、制御装置19はモーターコントロー
ラー20に非常急停止指令を与え、駆動チェン7による
トレー4の回転駆動を急停止すると同時に、表示部1
7,18に於いて例えば「シャッター開閉異常」のメッ
セージを表示する。
【0011】更に、前記制御装置19は図3のフローチ
ャートに示すように、1階の荷出し入れ口9でのトレー
呼出起動が可能な状態では、2階の荷出し入れ口10に
於ける表示部18に於いて「1階作業中」のメッセージ
を表示すると共に、1階の荷出し入れ口9に於ける表示
部17に於いて「作業可」のメッセージを表示する。
又、2階の荷出し入れ口10でのトレー呼出起動が可能
な状態では、1階の荷出し入れ口9に於ける表示部17
に於いて「2階作業中」のメッセージを表示すると共
に、2階の荷出し入れ口10に於ける表示部18に於い
て「作業可」のメッセージを表示する。
【0012】尚、1階の前記荷出し入れ口9でのトレー
呼出起動を、1階の荷出し入れ口9のシャッター11の
開閉状態に関係なく、2階の荷出し入れ口10のシャッ
ター12が閉じていてシャッター閉じ限検出器14がオ
ン状態であるときのみ可能とし、又、2階の前記荷出し
入れ口10でのトレー呼出起動を、2階の荷出し入れ口
10のシャッター12の開閉状態に関係なく、1階の荷
出し入れ口9のシャッター11が閉じていてシャッター
閉じ限検出器13がオン状態であるときのみ可能とする
ことも出来る。この場合は、起動後のトレー回動中に、
起動操作を行った荷出し入れ口9又は10のシャッター
11又は12を開くことが出来る。
【0013】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の複数荷出
し入れ口を備えた回転ラック装置によれば、制御装置
が、各荷出し入れ口に併設されたシャッター開閉状態検
出器の検出信号に基づき、起動操作が行われる作業対象
荷出し入れ口とは異なる他の全ての荷出し入れ口のシャ
ッターが閉じているときのみ、前記作業対象荷出し入れ
口へのトレー呼出のためのトレーの回動を可能ならしめ
るのであるから、開いている目の前の荷出し入れ口内の
トレーが自分の起動操作によらずに不意に回動すること
がなくなり、不意に回動したトレーとの接触等による事
故を未然に防止して、安全性を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る縦型の回転ラック装
置を説明する縦断側面図である。
【図2】 同回転ラック装置の正面図である。
【図3】 制御手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…縦型の回転ラック装置、 3…垂直循環経路、 4…トレー、 7…駆動チェン、 8…駆動用モーター、 9,10…荷出し入れ口、 11,12…開閉シャッター、 13,14…シャッター閉じ限検出器(シャッター開閉
状態検出器)、 15,16…操作盤、 17,18…表示部、 19…制御装置、 20…モーターコントローラー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のトレーが連なって回動する一つのト
    レー循環経路脇に、トレー回動方向に位置を異にして複
    数の荷出し入れ口を設け、各荷出し入れ口に開閉シャッ
    ターとトレー呼出のための起動操作等を行う操作盤とを
    設けた回転ラック装置に於いて、各荷出し入れ口に於け
    る開閉シャッターの開閉状態を検出する検出器を設け、
    これら検出器の検出信号に基づき、起動操作が行われる
    作業対象荷出し入れ口とは異なる他の全ての荷出し入れ
    口のシャッターが閉じているときのみ、前記作業対象荷
    出し入れ口へのトレー呼出のためのトレーの回動を可能
    ならしめる制御装置を設けて成る、複数荷出し入れ口を
    備えた回転ラック装置。
  2. 【請求項2】各荷出し入れ口脇に、他の荷出し入れ口の
    シャッター開閉状態を表示する表示部を配設して成る請
    求項1に記載の複数荷出し入れ口を備えた回転ラック装
    置。
  3. 【請求項3】前記制御装置を、前記検出器の検出信号に
    基づき、トレー回動中に複数の荷出し入れ口に於けるシ
    ャッターが開かれたときにはトレーの回動を非常急停止
    させるように構成した請求項1又は2に記載の複数荷出
    し入れ口を備えた回転ラック装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128681U (ja) * 1974-08-22 1976-03-02
JPS58100636U (ja) * 1981-12-28 1983-07-08 株式会社ダイフク 回転式棚設備
JPH01226610A (ja) * 1988-03-04 1989-09-11 Daifuku Co Ltd 回転式棚設備
JPH01169511U (ja) * 1988-05-20 1989-11-30

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