JPH0558228A - 成形天井材へのマイクロフオン取付構造 - Google Patents

成形天井材へのマイクロフオン取付構造

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JPH0558228A
JPH0558228A JP3220657A JP22065791A JPH0558228A JP H0558228 A JPH0558228 A JP H0558228A JP 3220657 A JP3220657 A JP 3220657A JP 22065791 A JP22065791 A JP 22065791A JP H0558228 A JPH0558228 A JP H0558228A
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microphone
molded ceiling
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headlining
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聡 長谷川
Osamu Igarashi
理 五十嵐
Kenji Sato
憲治 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ヘッドライニングの天井側面にマイクロフォン
を接着し、ヘッドライニングの室内側面から該マイクロ
フォンに固定具を押し込んで固定する際に、ヘッドライ
ニングにかかる応力を小さくして該ヘッドライニングが
損傷しないようにする。 【構成】マイクロフォンDの取付面側に該取付面より面
積の小さい両面テープFを接着し、該両面テープFの反
対側に、前記取付面より面積の広いアンダーシート1の
接着面と反対面を接着し、該アンダーシート1の接着面
をヘッドライニングEに接着した後、室内側に貫通した
マイクロフォンDの集音口J内にプッシュロック型の固
定具Gを押し込んで固定する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の成形天井材へのマイクロ
フォン取付構造は、例えば車室内の騒音を低減する車両
の能動型騒音制御装置等のマイクロフォンをヘッドライ
ニングに取付けるのに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の能動型騒音制御装置とし
ては、例えば英国公開特許公報2149614号記載の
装置が知られている。この従来装置は、航空機の客室や
これに類する閉空間に適用されるもので、閉空間内に設
置された複数のラウドスピーカ(二次音源)及び複数の
マイクロフォンと、閉空間の外部に位置するエンジン等
の単一の騒音源(一次音源)の周波数f0 〜fn を検出
する周波数検出手段と、複数のマイクロフォンの検出信
号及び周波数検出手段の検出信号に基づき複数のラウド
スピーカの駆動を制御する信号処理器とを備えている。
そして信号処理器は、複数のマイクロフォンの検出信号
n (n=1,2,…,m)、即ち音圧の二乗和: を評価関数として、この評価関数Pを最小にするように
適応制御を行っている。これによりラウドスピーカから
放射される二次音と騒音源から伝達した一次音とが干渉
して観測位置における残留騒音を低減するとしている。
【0003】具体的な車両の能動型騒音制御装置の構成
としては例えばロータス社から提案された図8に示すも
のがある。この能動型騒音制御装置は、エンジンPに取
付けた周波数検出器Aで該エンジンPに生じる振動の周
波数を検出し、車室内に設けられたマイクロフォンDで
車室内の騒音を検出し、前記周波数検出器Aの検出信号
とマイクロフォンDの検出信号とに基づいて、コントロ
ーラBがこれらの信号をフーリエ変換或いはLMSアル
ゴリズム変換等により前記1式の演算を行って制御音の
制御信号を出力し、該制御信号に従って車室内に設けら
れたラウドスピーカCから制御音が発生され、この制御
音と車室内の残留騒音とが干渉して該騒音が低減される
ようにしたものである。
【0004】このような車両の能動型騒音制御装置にお
いては、前記マイクロフォンは乗員が聴覚する残留騒音
を検出できるように乗員の耳の近傍にあるのが望ましい
ので通常は、シートのヘッドレストに取付けられたり、
或いは成形天井材(ヘッドライニング)の天井に対向す
る面(上面又は裏面)に複数個取付けられたりしてい
る。
【0005】このうちヘッドライニングの天井に対向す
る面にマイクロフォンを取付ける場合は、図7のように
マイクロフォンDの取付面と該ヘッドライニングEの天
井に対向する面とを、ヘッドライニングEに形成された
貫通孔Kから室内側にマイクロフォンDの集音口Jを突
出させるようにして、該取付面より狭い両面接着テープ
Fで接着し、該集音口J内に、複数の弾性爪Hが突設さ
れた、所謂プッシュロック型の固定具Gを押し込んでマ
イクロフォンDを固定している。ここで、マイクロフォ
ンとヘッドライニングとの接着に両面接着テープを用い
るのは、マイクロフォンの特性劣化によりそれを交換す
る可能性があるためである。またちなみに、ヘッドライ
ニングは通常、その質感と吸音性のため、柔軟膜状のも
のが使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のマイクロフォンの取付構造では、マイクロフォンを成
形天井材の天井に対向する面に接着した後、室内側面か
ら固定具をマイクロフォンに押し込むので、該マイクロ
フォンにはヘッドライニングへの接着を剥離しようとす
る押圧力が生じ、この押圧力により柔軟なヘッドライニ
ングの天井側面の一部がマイクロフォン及び両面接着テ
ープに接着した状態で自身から剥離して損傷したり、著
しい場合にはヘッドライニングが破断したりしてしま
う。これはマイクロフォンとヘッドライニングとの接着
に使用される両面接着テープの面積がマイクロフォンの
取付面より小さく、十分な保持力を確保するためには、
両面接着テープの接着力を大きくする必要があり、前記
押圧力はこの小さな接着面積内で大きな応力としてヘッ
ドライニングに作用するためである。
【0007】この問題を解決するためには両面接着テー
プの面積を大きくするか、或いはその接着力を弱くする
ことが考えられるが、前者の場合は両面接着テープとヘ
ッドライニングとの間の保持力は向上するが、両面接着
テープとマイクロフォンとの間の保持力は殆ど向上しな
い上、マイクロフォンからはみ出した該テープの接着面
に塵芥が付着する上に体裁も悪く、後者の場合は、例え
ばマイクロフォンが接着されたヘッドライニングを車両
に艤装した後に前記固定具を押し込むと、その押圧力に
よりマイクロフォン及び両面接着テープがヘッドライニ
ングから剥離して固定具を完全に押し込むことができ
ず、マイクロフォンを確実に固定することが困難となる
虞れがある。
【0008】また、マイクロフォンDをヘッドライニン
グEの一面に接着する際に、集音口Jは貫通孔K内に挿
入されるため位置決めされるが、その反対側のケースN
の端部は位置決めされず、そのためケースNの向きは図
10の矢印x−y方向にずれてしまうこともある。とこ
ろが、例えば図9に示すような車室内艤装のために固定
具Gの形状に方向性があり、且つ該固定具Gのマイクロ
フォンDへの嵌挿位置に方向性がある場合、前記のよう
にケースNの向きがずれると固定具Gの向きもずれてし
まう虞れがある。このように固定具Gの向きがずれてし
まう場合は、もう一度マイクロフォンDを接着し直す必
要が生じ、大幅に工数がかかって組立作業性が大幅に低
減してしまう。
【0009】更に、前述の如くマイクロフォンDはその
特性劣化により交換する可能性があるが、このときにマ
イクロフォンDのケースN全体を引っ張ってヘッドライ
ニングEから剥がそうとすると、やはりヘッドライニン
グDが損傷したり破断したりする虞れがある。そこで従
来このようにマイクロフォンDをヘッドライニングEか
ら剥離する場合は、糸やピアノ線の如く細く強靱な線状
材で前記両面テープF自体を切り裂くようにしている。
ところが、集音口Jを除く全ての取付面を両面テープF
で接着してしまう従来の取付構造では、集音口J近傍の
両面テープFを切り裂くために様々な方向から線状材を
移動させなければならず、この剥離作業に大幅な時間と
手間がかかってしまうという問題もあった。
【0010】本発明は前記諸問題に鑑みて開発されたも
のであり、ヘッドライニングが剥離したり破断したりす
ることがなく、マイクロフォンを所定の向きに確実に固
定することができ、しかもマイクロフォンの交換性をも
向上し得るマイクロフォン取付構造を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1に
かかる成形天井材へのマイクロフォン取付構造は、柔軟
膜状の成形天井材の一面(天井に対向する面)にマイク
ロフォンの取付面を接着し、該成形天井材の他面(室内
側面)から該マイクロフォンに固定具を押し込んで該マ
イクロフォンを固定する成形天井材へのマイクロフォン
取付構造において、前記マイクロフォンの取付面と成形
天井材の天井に対向する面との間に、該マイクロフォン
の取付面より広い補強材又は補強層を設けたことを特徴
とするものである。
【0012】本発明のうち請求項2にかかる成形天井材
へのマイクロフォン取付構造は、前記補強材が、成形天
井材側に接着面を有し且つ前記マイクロフォンの取付面
の二倍以上の面積を有するシート材であることを特徴と
するものである。本発明のうち請求項3にかかる成形天
井材へのマイクロフォン取付構造は、前記補強層が、予
め成形天井材の天井に対向する面に前記マイクロフォン
の取付面の二倍以上の面積で表面硬化剤を塗布して硬化
した表面硬化層であることを特徴とするものである。
【0013】本発明のうち請求項4にかかる成形天井材
へのマイクロフォン取付構造は、柔軟膜状の成形天井材
の一面から該成形天井材に形成された貫通孔にマイクロ
フォンの突部を挿入するようにして該成形天井材の一面
にマイクロフォンの取付面を接着し、該成形天井材の他
面から該マイクロフォンに固定具を押し込んで該マイク
ロフォンを固定する成形天井材へのマイクロフォン取付
構造において、前記成形天井材の一面のマイクロフォン
取付位置のうち、前記貫通孔から遠いケース端部の位置
に予めマーキングを施したことを特徴とするものであ
る。
【0014】本発明のうち請求項5にかかる成形天井材
へのマイクロフォン取付構造は、柔軟膜状の成形天井材
の一面から該成形天井材に形成された貫通孔にマイクロ
フォンの突部を挿入するようにして該成形天井材の一面
にマイクロフォンの取付面を接着し、該成形天井材の他
面から該マイクロフォンに固定具を押し込んで該マイク
ロフォンを固定する成形天井材へのマイクロフォン取付
構造において、前記マイクロフォンの突部を含む範囲
に、前記取付面より一段高い段差部を設けたことを特徴
とするものである。
【0015】本発明のうち請求項6にかかる成形天井材
へのマイクロフォン取付構造は、前記マイクロフォン
は、能動型騒音制御装置の残留騒音検出用であることを
特徴とするものである。
【0016】
【作用】本発明のうち請求項1にかかる成形天井材への
マイクロフォン取付構造では、マイクロフォンの取付面
とヘッドライニングの天井に対向する面との間にマイク
ロフォンの取付面より広い補強材又は補強層を設けたの
で、例えば補強材を設けた場合には固定具を押し込む際
に発生するマイクロフォンを剥離しようとする押圧力が
該面積の広い補強材で小さな応力に分散されてヘッドラ
イニングに作用し、また補強層を設けた場合にはヘッド
ライニングのうちマイクロフォンの取付部位の近傍の強
度が向上するため、前記押圧力によりヘッドライニング
が剥離或いは破断しにくくなる。
【0017】本発明のうち請求項2にかかる成形天井材
へのマイクロフォン取付構造では、前記補強材を、成形
天井材側に接着面を有し且つ前記マイクロフォンの取付
面の二倍以上の面積を有するシート材としたことによ
り、マイクロフォンの取付部位に該シート材を貼付け、
その上にマイクロフォンを両面接着テープ等により接着
するだけでよい。また、該取付面の二倍以上の面積を有
するシート材では固定具を押し込む際に発生する押圧力
が小さな応力に分散されるので、該シート材の単位面積
当りの接着力を小さくすることができ、そのようにすれ
ば例えばマイクロフォンを交換する可能性のある場合に
は、マイクロフォンとシート材とが接着した状態で、該
シート材をヘッドライニングから容易に剥離することも
できる。或いはシート材の面積が十分に広く且つその接
着力が十分に大きければ、マイクロフォン交換の際に両
面接着テープを該シート材から剥離してもヘッドライニ
ングにかかる応力は十分に小さくなり、ヘッドライニン
グを損傷することがない。
【0018】本発明のうち請求項3にかかる成形天井材
へのマイクロフォン取付構造では、前記補強層を、予め
成形天井材の天井に対向する面に前記マイクロフォンの
取付面の二倍以上の面積で表面硬化剤を塗布して硬化し
た表面硬化層で構成したことにより、該表面硬化層の上
にマイクロフォンを両面接着テープ等により接着するだ
けでよい。また、該表面硬化層によりマイクロフォンの
取付部位において該マイクロフォンの取付面の二倍以上
の面積のヘッドライニングが補強されるので、マイクロ
フォンを交換する場合にそれを引き剥がしてもヘッドラ
イニングに作用する応力は十分に小さく分散されて、該
ヘッドライニングを損傷することがない。
【0019】本発明のうち請求項4にかかる成形天井材
へのマイクロフォン取付構造では、前記成形天井材の一
面のマイクロフォン取付位置のうち、前記貫通孔から遠
いケース端部の位置に予めマーキングを施してあるの
で、ヘッドライニングの貫通孔に集音口等の突部を挿入
してからこのマーキングに合わせてケース端部を接着す
ることによりケースを所定の向きに接着することがで
き、固定具に方向性がある場合にも該固定具の向きがず
れることがなく、当然にしてマイクロフォンを接着し直
す作業も発生しない。また、前記マーキングをヘッドラ
イニングの一面に予めエンボス加工等により形成する場
合、該エンボス加工により形成される凹部状マーキング
はケースの端部位置だけであるので、それによりヘッド
ライニングの強度が殊更に低下することもない。
【0020】本発明のうち請求項5にかかる成形天井材
へのマイクロフォン取付構造では、前記マイクロフォン
の集音口等の突部を含む範囲に、前記取付面より一段高
い段差部を設けてあるので、マイクロフォンをヘッドラ
イニングに接着する際にこの段差部は接着しないで取付
面だけを両面テープで接着することにより、マイクロフ
ォンを剥離する場合はこの集音口近傍の両面テープを糸
やピアノ線等の線状材により切り裂く面倒が一掃され
る。また、この段差部と取付面との境界を直線状や円弧
状にすることにより、取付面の両面テープを切り裂いて
いる線状材がこの境界線に突き当たって剥離作業の終了
を作業者が知覚することができるので、その作業性が向
上する。
【0021】
【実施例】以下、本発明を能動型騒音制御装置に適用し
た場合の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発
明の第1実施例の構成を示す構成図、図2は能動型騒音
制御装置の概略構成図である。能動型騒音制御装置は、
図2に示すように、シートの下方近傍の車室内に車室内
の騒音を相殺する制御音を出力するラウドスピーカC1,
2 が二基取付けられ、シャシに騒音に同期した基準信
号を検出するセンサ(図示せず)が取付けられていると
共に、天井側に車室内の残留騒音を検出する例えば8個
のマイクロフォンD1 〜D8 が所定間隔を保って取付け
られ、これらラウドスピーカC1,2 、センサ及びマイ
クロフォンD1 〜D8 が信号線Mを介してリアパーセル
Q下部に取付けられたコントローラBに接続されてい
る。
【0022】コントローラBは、例えばマイクロコンピ
ュータで構成され、センサからの基準信号を適応フィル
タ処理して騒音を相殺するための駆動信号を形成し、こ
れを各ラウドスピーカC1,2 に出力する。このとき、
適応フィルタ処理におけるフィルタ係数を、センサで検
出した基準信号、各ラウドスピーカC1,2 及びマイク
ロフォンD1 〜D8 間の空間伝達関数、マイクロフォン
1 〜D8 の残留騒音検出信号及び前回のフィルタ係数
に基づいてLMSアルゴリズムに従って順次更新処理し
て、ラウドスピーカC1,2 から出力される制御音と車
室内の騒音とを干渉させて、マイクロフォンD1〜D8
の残留騒音検出信号が略零となるように制御する。
【0023】そして、各マイクロフォンD1 〜D8 は、
図1に示すように、例えば合成樹脂製のケース体10
と、その下面に形成された集音口11と、ケース体10
の右側面側に形成されたコネクタ部12とを備えてお
り、柔軟膜状の成形天井材としてのヘッドライニングE
に取付けられている。すなわち、ヘッドライニングEの
マイクロフォン取付位置には集音口11を挿通する挿通
孔13が形成されていると共に、その上面側に挿通孔1
3に対応する挿通孔14を有し且つ下面のみに接着層を
有するアンダーシート1が接着され、このアンダーシー
ト1の上面に集音口11を挿通する挿通孔15を形成し
た所定の接着力を有する両面接着テープFを介してマイ
クロフォンD1 〜D8 がその集音口11を各挿通孔1
3,14を通じてヘッドライニングEの下面側に臨むよ
うに貼着され、且つこの集音口11に室内側から集音口
11より大径の帽部16を有する所謂プッシュロック型
の固定具Gが嵌挿されて、マイクロフォンD1 〜D 8
ヘッドライニングEに強固に取付けられている。
【0024】ここで、アンダーシート1の面積は、少な
くともマイクロフォンD1 〜D8 における取付面の面積
の二倍以上の面積に選定されていると共に、接着層の接
着力が両面接着テープFの接着力に対して半分程度の接
着力に選定されている。そして、マイクロフォンD1
8のヘッドライニングEへの取付けは、先ずマイクロ
フォンD1 〜D8 の下面の取付面に、予め両面接着テー
プFを上面側の剥離紙を剥がして接着しておくと共に、
ヘッドライニングEの上面に、アンダーシート1をその
接着層を下側とすると共に、挿通孔14とヘッドライニ
ングEの挿通孔13と一致させて接着しておく。そし
て、マイクロフォンD1 〜D8に接着した両面接着テー
プFの下面側の剥離紙を剥がしてから、マイクロフォン
1 〜D8 を、その集音口11をアンダーシート1の挿
通孔14及びヘッドライニングEの挿通孔13に挿通し
ながらアンダーシート1の上面に貼着し、この貼着状態
でマイクロフォンD1 〜D8 のコネクタ部12に信号線
Mが接続されたハーネスLを嵌合させて、マイクロフォ
ンD1 〜D8 をヘッドライニングEに仮止めする。その
後、ヘッドライニングEの下面側から固定具Gを集音口
11に嵌挿することにより、マイクロフォンD1 〜D8
の下面と固定具Gの帽部16の上面との間でヘッドライ
ニングE及びアンダーシート1を挟着して、マイクロフ
ォンD1 〜D8 を強固にヘッドライニングEに固定す
る。
【0025】このように、上記第1実施例によると、ヘ
ッドライニングEのマイクロフォン取付面にマイクロフ
ォンD1 〜D8 の取付面の二倍程度の面積を有するアン
ダーシート1が接着され、このアンダーシート1上に両
面接着テープFを介してマイクロフォンD1 〜D8 が接
着されて仮止めされているので、この仮止め状態で、ヘ
ッドライニングEの下面側から集音口11に固定具Gを
嵌合させる際に、マイクロフォンD1 〜D8 を上方に剥
離しようとする大きな押圧力が作用しても、この押圧力
をアンダーシート1で分散させることができ、ヘッドラ
イニングEにかかる応力は小さくなり、ヘッドライニン
グEの損傷を確実に防止することができる。
【0026】しかも、マイクロフォンD1 〜D8 とアン
ダーシート1とは、高接着力を有する両面接着テープF
で接着されているが、アンダーシート1とヘッドライニ
ングEとは、アンダーシート1にかかる応力が小さくな
る分だけ、アンダーシートの単位面積当たりの接着力を
両面接着テープFの接着力に比べて小さくすることがで
きるので、例えば長期の使用によるマイクロフォンの特
性劣化によって能動型騒音制御装置の騒音抑制効果が低
下して、マイクロフォンを交換する必要が生じたときに
は、マイクロフォンD1 〜D8 を両面接着テープFで接
着したままで、アンダーシート1をヘッドライニングE
から剥離することにより、ヘッドライニングEを損傷す
ることなく、容易にマイクロフォン1の交換を行うこと
ができる。
【0027】上記実施例では補強材としてアンダーシー
トを用い、これに両面接着テープを介してマイクロフォ
ンを接着したが、このアンダーシートへのマイクロフォ
ンの接着は例えば接着剤により直接接着するようにして
もよく、この場合はアンダーシートごとマイクロフォン
を交換すればよい。また補強材としては実施例のような
シート状物でなくとも、例えば板状物でも塊状物でもよ
い。
【0028】図3は車両の能動型騒音制御装置に適用し
た本発明の成形天井材へのマイクロフォン取付構造の第
2実施例であり、これはマイクロフォン取付部位に補強
層を形成したものである。この補強層は、例えば表面硬
化剤をマイクロフォンD1 〜D8 の取付部位の周囲(前
記のようにマイクロフォンの取付面面積の約二倍程度の
面積)のヘッドライニングEの天井に対向する上面に表
面硬化剤を塗布し、硬化して形成された表面硬化層2か
らなるものである。そして表面硬化剤の硬化後に表面硬
化層2とヘッドライニングEとに挿通孔13を形成し、
該表面硬化層2とマイクロフォンD 1 〜D8 の取付面と
を両面テープFにより接着すると共に、前記両面テープ
F、補強層2、ヘッドライニングEの挿通孔13にマイ
クロフォンD1 〜D8 の集音口11を挿通し、該集音口
J内にヘッドライニングEの室内側面から、前記プッシ
ュロック型の固定具Gを押し込んでマイクロフォンD1
〜D8 を固定したものである。
【0029】上記第2実施例のようにヘッドライニング
に予め補強層を形成した場合には、固定具Gを押し込む
ときの押圧力に対してマイクロフォンが剥がれないよう
に保持するために両面接着テープの接着力は十分に強く
なければならないが、該補強層の強度が十分であれば両
面テープの接着力が強くても、ヘッドライニングを損傷
することなく補強層から両面テープを剥離することがで
きる。
【0030】図4は車両の能動型騒音制御装置に適用し
た本発明の成形天井材へのマイクロフォン取付構造の第
3実施例であり、これはマイクロフォン取付位置にマー
キングを施したものである。この実施例では、車室内艤
装のために例えば図9に示すように前記固定具Gの帽部
16に方向性があり、尚且つ前記集音口11と固定具G
との嵌挿位置関係にも方向性がある。従って、前記マイ
クロフォンD1 〜D8 のケース体10はヘッドライニン
グEの上面の所定の位置に所定の向きで接着される必要
がある。
【0031】ヘッドライニングEのマイクロフォン取付
部位には前記第1,第2実施例と同様に所定の位置に前
記集音口11を挿通する挿通孔13が形成されている。
そしてまたヘッドライニングEのマイクロフォン取付部
位には図4bに示すように、直方体のケース体10のう
ち、集音口11から遠い二つの隅部17が接着されるべ
き箇所にくの字状のマーキング3が予め形成されてい
る。
【0032】このマーキング3は成形天井材であるヘッ
ドライニングEを製造する際にエンボス加工によりその
箇所を凹陥させて同時成形されたものであり、そのとき
に同時形成された前記挿通孔13とは正確に位置出しさ
れている。従って、前記両面テープFの挿通孔15に集
音口11を挿通して該両面テープFの上面をマイクロフ
ォンD1 〜D8 の取付面に接着し、該集音口11をヘッ
ドライニングEの挿通孔13に挿通すると共に前記隅部
17がマーキング3の内側に位置するようにして両面テ
ープFの下面をヘッドライニングEの上面に接着するこ
とにより、マイクロフォンD1 〜D8 は所定の位置に所
定の向きで接着される。
【0033】このマーキング3をエンボス加工によりヘ
ッドライニングEを凹陥させて形成する場合には、該マ
ーキング3近傍のヘッドライニングEの強度が低下しな
いように注意する必要があるが、この実施例の如く集音
口11から遠いケース体10の隅部17をマーキング3
により指示するようにすれば、マーキング3そのものが
小さくともマイクロフォンD1 〜D8 の向きのずれは最
小に抑制することができる。
【0034】このマーキング3は前記の形状や位置に限
定されるものではなく、例えば図5a,bのような形状
にすることもできる。このうち図5aに示すものは直方
体のケース体10の長辺のうち、集音口11から遠い側
の端部を指示するものであり、図5bに示すものは直方
体のケース体10のうち、集音口11から遠い側の短辺
19を指示するものである。またケース体10の上面の
うち、前記集音口11から遠い箇所にマーキングを設
け、このケース体10のマーキングに対向するヘッドラ
イニングEの位置にマーキングを設けるようにしてもよ
い。更に、この実施例ではヘッドライニングをエンボス
加工により凹陥させてマーキングを形成したが、例えば
ヘッドライニングを突出させてマーキングとしたり、或
いはインキング等の印刷によりマーキングを施してもよ
い。
【0035】なお、上記第3実施例と前記第1,第2実
施例とを組み合わせて使用する場合には、例えば前記ア
ンダーシートや表面硬化剤を透明なものとする等すると
よい。図6は車両の能動型騒音制御装置に本発明のマイ
クロフォン取付構造を適用した第4実施例であり、これ
はマイクロフォンの取付面に段差部を形成したものであ
る。
【0036】長方形のマイクロフォンD1 〜D8 の取付
面のうち、長手方向中央部から集音口11側は図6aに
明示するように、取付面20より一段高い段差部4が形
成されている。この段差部4は格子状の突条をケース体
10と一体に形成してなり、取付面20との境界線21
は直線状になるようにしてある。そしてヘッドライニン
グEへは、前記段差部4には両面テープFを貼らずに、
取付面20だけに両面テープFの一面を貼り、該両面テ
ープFの他面を貼り付けてマイクロフォンD1 〜D8
接着されている。
【0037】このマイクロフォン取付構造はその組立作
業性が大幅に向上するものではないが、マイクロフォン
の特性劣化等に伴って該マイクロフォンを交換する際の
作業性が向上する。通常、マイクロフォン交換の際に
は、前記両面テープFを糸やピアノ線等の細くて強靱な
線状材Qによって引き裂いてマイクロフォンD1 〜D8
を剥離するようにしているが、このとき図6bのように
段差部4と反対側から線状材Qを両面テープFに押し付
けて該両面テープFを同図の矢印y方向に引き裂いて行
くと、前記境界線21に線状材Qが直線的に当接して両
面テープFの引き裂き、即ちマイクロフォンD1 〜D8
の剥離が完了したことが知覚される。このマイクロフォ
ン取付構造では従来の如く集音口11近傍の両面テープ
Fを様々な方向から線状材Qにて引き裂く手間がなく、
非常に作業性が向上する。
【0038】この段差部4の形状は前記に限定されるも
のではなく、例えば前記取付面との境界線を曲率の小さ
い円弧状にしても前記と同様の効果をえることができ
る。なお、上記四つの実施例は何れも車両の能動型騒音
制御装置に適用したものであるが、本発明のマイクロフ
ォン取付構造の用途はこれに限定されるものではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、マイクロフォンの
取付面とヘッドライニングの天井側面との間に、マイク
ロフォンの取付面より広い補強材又は補強層を設けたの
で、固定具をマイクロフォンに押込む際に生じる該マイ
クロフォンを剥離しようとする押圧力は補強材又は補強
層内に分散して小さな応力としてヘッドライニングに作
用し、またマイクロフォンの取付部位の近傍の強度も向
上するので、前記押圧力に対してヘッドライニングが剥
離或いは破断しにくくなる。このため、マイクロフォン
との接着力を弱くする必要がないので、固定具を確実に
押し込んで該マイクロフォンを確実に固定することがで
きる。また、補強材又は補強層とヘッドライニングとの
接着力を弱くすることができるので両者を直接剥離し易
く、逆に補強材又は補強層の面積を十分に広くしてそれ
らとヘッドライニングとの接着力を強くすれば該補強材
又は補強層が強固に保持されてヘッドライニングが強化
され、該補強材又は補強層からマイクロフォンを剥離し
易くなるので、マイクロフォンの交換性が飛躍的に向上
する。
【0040】また前記補強材を、成形天井材側に接着面
を有し且つ前記マイクロフォンの取付面の二倍以上の面
積を有するシート材とすれば、マイクロフォンの取付部
位に該シート材を貼付け、その上にマイクロフォンを両
面接着テープ等により接着するだけでよいので取付作業
性が損なわれない。また、該取付面の二倍以上の面積を
有するシート材では固定具を押し込む際に発生する押圧
力が小さな応力に分散されるので、該シート材の単位面
積当りの接着力を小さくすることができ、そのようにす
れば例えばマイクロフォンを交換する可能性のある場合
には、マイクロフォンとシート材とが接着した状態で、
該シート材をヘッドライニングから容易に剥離すること
もできる。或いはシート材の面積が十分に広く且つその
接着力が十分に大きければ、マイクロフォン交換の際に
両面テープを該シート材から剥離してもヘッドライニン
グにかかる応力は十分に小さくなり、該ヘッドライニン
グを損傷することなく剥離することもできるという効果
が発揮される。
【0041】更に前記補強層を、予め成形天井材の天井
側面に前記マイクロフォンの取付面の二倍以上の面積で
表面硬化剤を塗布して硬化した表面硬化層により構成す
れば該表面硬化剤の上にマイクロフォンを両面テープ等
により接着するだけでよく、取付作業性がよい。また、
該表面硬化剤によりマイクロフォンの取付部位において
該マイクロフォンの取付面の二倍以上の面積のヘッドラ
イニングが補強されるので、マイクロフォンを交換する
場合にそれを引き剥がしてもヘッドライニングに作用す
る応力は十分に小さく分散され、該ヘッドライニングを
損傷することなくマイクロフォンと両面テープとを剥離
することもできるという効果も発揮される。
【0042】また更に前記成形天井材の一面のマイクロ
フォン取付位置のうち、前記貫通孔から遠いケース端部
の位置に予めマーキングを施してあるので、ヘッドライ
ニングの貫通孔に集音口等の突部を挿入してからこのマ
ーキングに合わせてケース端部を接着することによりケ
ースを所定の向きに接着することができ、固定具に方向
性がある場合にも該固定具の向きがずれることがなく、
当然にしてマイクロフォンを接着し直す作業も発生しな
いため、従来の不要な工数の発生を抑制して組立作業性
が飛躍的に向上する。また、前記マーキングをヘッドラ
イニングの一面に予めエンボス加工等により形成する場
合、該エンボス加工により形成される凹部状マーキング
はケースの端部位置だけであるので、マーキングが小さ
くてもケースの接着向きのずれは最小に抑制することが
でき、該マーキングを形成することによりヘッドライニ
ングの強度が殊更に低下することもない。
【0043】なお更に前記マイクロフォンの集音口等の
突部を含む範囲に、前記取付面より一段高い段差部を設
けてあるので、マイクロフォンをヘッドライニングに接
着する際にこの段差部は接着しないで取付面だけを両面
テープで接着することにより、マイクロフォンを剥離す
る場合はこの集音口近傍の両面テープを線状材により様
々な方向から切り裂く面倒が一掃される。また、この段
差部と取付面との境界を直線状や円弧状にすることによ
り、取付面の両面テープを切り裂いている線状材がこの
境界線に突き当たって剥離作業の終了を作業者が知覚す
ることができるので、その作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形天井材へのマイクロフォン取付構
造の第1実施例を示し、(a)は取付状態の斜視図、
(b)は取付後の縦断面図である。
【図2】図1のマイクロフォン取付構造を適用した能動
型騒音制御装置の概略構成図である。
【図3】本発明の成形天井材へのマイクロフォン取付構
造の第2実施例を示す取付状態の斜視図である。
【図4】本発明の成形天井材へのマイクロフォン取付構
造の第3実施例を示し、(a)は取付状態の斜視図、
(b)は取付後の平面図である。
【図5】第3実施例の他のマーキングを示す平面図であ
る。
【図6】本発明の成形天井材へのマイクロフォン取付構
造の第4実施例を示し、(a)は取付状態の斜視図、
(b)は取付後の縦断面図である。
【図7】従来の成形天井材へのマイクロフォン取付構造
の一例を示し、(a)は取付状態の斜視図、(b)は取
付後の縦断面図である。
【図8】従来の能動型騒音制御装置の基本構成図であ
る。
【図9】方向性のある固定具の一例を示し、(a)は平
面図、(b)は一部断面正面図である。
【図10】方向性のある固定具を方向性のあるマイクロ
フォンに取付けた状態の平面図である。
【符号の説明】
1はアンダーシート(補強材) 2は補強層 3はマーキング 4は段差部 10はケース体 11は集音口 13は挿通孔 20は取付面 Aは周波数検出器 Bはコントローラ Cはスピーカ Dはマイクロフォン Eはヘッドライニング(成形天井材) Fは両面テープ Gは固定具
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 憲治 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形天井材の一面にマイクロフォンの取
    付面を接着し、該成形天井材の他面から該マイクロフォ
    ンに固定具を押し込んで該マイクロフォンを固定する成
    形天井材へのマイクロフォン取付構造において、前記マ
    イクロフォンの取付面と成形天井材の一面との間に、該
    マイクロフォンの取付面より広い補強材又は補強層を設
    けたことを特徴とする成形天井材へのマイクロフォン取
    付構造。
  2. 【請求項2】 前記補強材が、成形天井材側に接着面を
    有し且つ前記マイクロフォンの取付面の二倍以上の面積
    を有するシート材であることを特徴とする請求項1記載
    の成形天井材へのマイクロフォン取付構造。
  3. 【請求項3】 前記補強層が、予め成形天井材の一面に
    前記マイクロフォンの取付面の二倍以上の面積で表面硬
    化剤を塗布して硬化した表面硬化層であることを特徴と
    する請求項1記載のマイクロフォン取付構造。
  4. 【請求項4】 成形天井材の一面から該成形天井材に形
    成された貫通孔にマイクロフォンの突部を挿入するよう
    にして該成形天井材の一面にマイクロフォンの取付面を
    接着し、該成形天井材の他面から該マイクロフォンに固
    定具を押し込んで該マイクロフォンを固定する成形天井
    材へのマイクロフォン取付構造において、前記成形天井
    材の一面のマイクロフォン取付位置のうち、前記貫通孔
    から遠いケース端部の位置に予めマーキングを施したこ
    とを特徴とする成形天井材へのマイクロフォン取付構
    造。
  5. 【請求項5】 成形天井材の一面から該成形天井材に形
    成された貫通孔にマイクロフォンの突部を挿入するよう
    にして該成形天井材の一面にマイクロフォンの取付面を
    接着し、該成形天井材の他面から該マイクロフォンに固
    定具を押し込んで該マイクロフォンを固定する成形天井
    材へのマイクロフォン取付構造において、前記マイクロ
    フォンの突部を含む範囲に、前記取付面より一段高い段
    差部を設けたことを特徴とする成形天井材へのマイクロ
    フォン取付構造。
  6. 【請求項6】 前記マイクロフォンは、能動型騒音制御
    装置の残留騒音検出用であることを特徴とする請求項1
    乃至3の何れかに記載の成形天井材へのマイクロフォン
    取付構造。
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