JPH0558158A - サイドドア構造 - Google Patents

サイドドア構造

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Publication number
JPH0558158A
JPH0558158A JP3218593A JP21859391A JPH0558158A JP H0558158 A JPH0558158 A JP H0558158A JP 3218593 A JP3218593 A JP 3218593A JP 21859391 A JP21859391 A JP 21859391A JP H0558158 A JPH0558158 A JP H0558158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side door
inside panel
panel
lower frame
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP3218593A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Makino
浩司 槙野
Hiroshi Ohashi
宏 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3218593A priority Critical patent/JPH0558158A/ja
Publication of JPH0558158A publication Critical patent/JPH0558158A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サイドドア内部に装着される機能部品の組付
誤差を無くす。 【構成】 フロントサイドドア10は、フロントサイド
ドアの外側部を構成するサイドドアアウトサイドパネル
12とサイドドアの内側部を構成するサイドドアインサ
イドパネル14とを備えている。サイドドアインサイド
パネル14は鋳物とされており、フロントサイドドア1
0の内部に装着される機能部品としてのフロントロアフ
レーム部18、リヤロアフレーム部20及びガラスガイ
ド部23がサイドドアインサイドパネル14と一体成型
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のサイドドア構造
に関する。
【0002】
【従来技術】従来、自動車のサイドドアは、通常、互い
に対面するサイドドアインサイドパネルとサイドドアア
ウトサイドパネルとで構成されており、これらのサイド
ドアインサイドパネルとサイドドアアウトサイドパネル
との内部には、サイドドアガラスガイド等の機能部品が
設けられている。
【0003】例えば、実開昭55−87815号公報に
示されサイドドア構造においては、図5に示される如
く、サイドドアガラス70の昇降に際して、サイドドア
ガラス70の前端部70Aをガイドするフロントロアフ
レーム72が、サイドドアインサイドパネル74にビス
76によって取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このサ
イドドア構造においては、フロントロアフレーム72等
の機能部品が、ビス76によってサイドドアインサイド
パネル74に取付けられているため、フロントロアフレ
ーム72等の機能部品をサイドドアインサイドパネル7
4に取付ける場合に、組付誤差が発生する。例えば、組
付時にサイドドアガラスガイド72が所定の方向から傾
いた状態で組付けられる場合があり、この場合には、サ
イドドアガラス70の昇降が円滑に行えなくなったり、
サイドドアガラス70が振動したりするという不具合が
発生する。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、サイドドア内
部に装着される機能部品の組付誤差を無くすことができ
るサイドドア構造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、サイドドアの外側部を構成するサイドドアアウトサ
イドパネルとサイドドアの内側部を構成するサイドドア
インサイドパネルとを有するサイドドア構造であって、
前記サイドドアインサイドパネルにサイドドア内部に装
着される機能部品を一体的に形成したことを特徴として
いる。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、サイドドア内
部に装着される機能部品がサイドドアインサイドパネル
に一体的に形成されているため、従来構造のように、機
能部品をビス等によって、サイドドアインサイドパネル
に固定する必要が無く、サイドドア内部に装着される機
能部品の組付誤差を無くすことができる。
【0008】例えば、サイドドアガラスのガイド部材を
サイドドアインサイドパネルに鋳物によって一体的に形
成した場合には、サイドドアガラスのガイド部材の組付
誤差を無くすことができ、これによって、サイドドアガ
ラスの昇降が円滑に行えると共に、サイドドアガラスの
振動を防止することができる。
【0009】
【実施例】本発明に係るサイドドア構造の一実施例を図
1〜図4に従って説明する。
【0010】なお、図中矢印FRはドア前方方向を、矢
印INはドアの車室内側方向を、矢印UPはドア上方方
向を示す。
【0011】図4に示される如く、自動車のフロントサ
イドドア10は、フロントサイドドアの外側部を構成す
るサイドドアアウトサイドパネル12とサイドドアの内
側部を構成するサイドドアインサイドパネル14とを備
えている。
【0012】図1に示される如く、サイドドアインサイ
ドパネル14は鋳物とされており、本体部14Aと、こ
の本体部14Aの上部に設けられたドアウインドフレー
ム14Bとが一体成型されている。サイドドアインサイ
ドパネル14の本体部14Aには、三角形状のサービス
ホール16が複数個穿設されており、このサービスホー
ル16を利用して、フロントサイドドア10内部の機能
部品の組付及び調整が行えるようになっている。
【0013】図2に示される如く、サイドドアインサイ
ドパネル14の外周部は、ドアの車室内側方向と反対
側、即ち、サイドドアアウトサイドパネル12側へ屈曲
され連結部14Bとされている。この連結部14Bの先
端部は、ドア外側へ向けて屈曲されフランジ14Cとさ
れており、このフランジ14Cの先端部はサイドドアア
ウトサイドパネル12の外周部12Aとヘミング加工に
より結合されている。
【0014】図1に示される如く、サイドドアインサイ
ドパネル14のサイドドアアウトサイドパネル12側面
の前部には、機能部品としてのフロントロアフレーム部
18が、略上下方向に沿って鋳物により一体成型されて
いる。このフロントロアフレーム部18の上部18Aと
下端部18Bとは、サイドドアインサイドパネル14の
本体部14Aに、鋳物により一体成型された結合用リブ
部21で連結されており、フロントロアフレーム部18
の上部18Aと下端部18Bとの間は、サービスホール
16を跨いでいる。
【0015】図2に示される如く、フロントロアフレー
ム部18のドア上方から見た断面形状は、開口部を後方
へ向けた断面コ字状とされており、このコ字状内に、サ
イドドアガラス22の前端部22Aが摺動可能に挿入さ
れている。
【0016】図1に示される如く、サイドドアインサイ
ドパネル14のサイドドアアウトサイドパネル12側面
の後部には、機能部品としてのリヤロアフレーム部20
が、フロントロアフレーム部18と略平行に鋳物により
一体成型されている。このリヤロアフレーム部20の上
部20Aと下端部20Bとは、サイドドアインサイドパ
ネル14の本体部14Aに、鋳物により一体成型された
結合用リブ部19で連結されており、リヤロアフレーム
部20の上部20Aと下端部20Bとの間は、サービス
ホール16を跨いでいる。
【0017】図2に示される如く、リヤロアフレーム部
20のドア上方から見た断面形状は、開口部を前方へ向
けた断面コ字状とされており、このコ字状内に、サイド
ドアガラス22の後端部22Bが摺動可能に挿入されて
いる。
【0018】図1に示される如く、サイドドアインサイ
ドパネル14のサイドドアアウトサイドパネル12側面
の略中央部には、機能部品としてのガラスガイド部23
が、フロントロアフレーム部18と略平行に鋳物により
一体成型されている。
【0019】図3に示される如く、ガラスガイド部23
の上端部23A、下端部23B及び中央部23Cは、そ
れぞれ鋳物により一体成型された結合用リブ部24、2
6、28によってサイドドアインサイドパネル14の本
体部14Aに連結されている。また、サイドドアインサ
イドパネル14の本体部14Aの結合用リブ部24との
連結部は、ガラスガイド部23と反対側へ突出され補強
部30とされており、サイドドアインサイドパネル14
の本体部14Aの結合用リブ部26との連結部は、ガラ
スガイド部23と反対側へ突出され補強部32とされて
いる。これらの補強部30と補強部32とは、ガラスガ
イド部23に沿って上下方向へ延びる補強用リブ部34
によって連結されている。
【0020】図2に示される如く、ガラスガイド部23
のドア上方から見た断面形状は、開口部をサイドドアア
ウトサイドパネル12側へ向けた断面ハット状とされて
おり、開口部に設けられたフランジ23D、23Eがサ
イドドアガラス22に固設された昇降ガイド用ブラケッ
ト37に摺動可能に当接している。
【0021】図1に示される如く、サイドドアインサイ
ドパネル14の本体部14Aのサービスホール16によ
って挟まれた部位14D、14Eには、部位14D、1
4Eに沿ってサイドドアアウトサイドパネル12と反対
側へ突出した補強リブ36がそれぞれ形成されている。
また、サイドドアインサイドパネル14の本体部14A
の前部のサービスホール16によって挟まれた部位14
Dには、ウインドレギュレータのハンドル固定部38が
設けられている。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
上記構成の本実施例では、サイドドアインサイドパネル
14が鋳物とされており、このサイドドアインサイドパ
ネル14と、フロントサイドドア10の内部に装着され
る機能部品としてのフロントロアフレーム部18、リヤ
ロアフレーム部20及びガラスガイド部23とが鋳物に
よって一体成型されている。従って、従来構造のよう
に、フロントロアフレーム、リヤロアフレーム及びガラ
スガイドをビス等によって、サイドドアインサイドパネ
ルに固定する必要が無く、組付誤差を無くすことができ
る。このため、サイドドアガラス22の昇降が円滑に行
えると共に、サイドドアガラス22の振動を防止するこ
とができる。
【0023】また、本実施例では、フロントロアフレー
ム部18、リヤロアフレーム部20及びガラスガイド部
23とサイドドアインサイドパネル14とを一体成型し
たため、フロントロアフレーム、リヤロアフレーム及び
ガラスガイドを単品で製造した場合と比べ、リインホー
スメント等を設けなくても、容易にフロントロアフレー
ム部18、リヤロアフレーム部20及びガラスガイド部
23の剛性を確保することができる。
【0024】なお、本実施例では、フロントロアフレー
ム部18、リヤロアフレーム部20及びガラスガイド部
23とサイドドアインサイドパネル14とを鋳物によっ
て一体成型したが、フロントサイドドア10の内部に装
着される他の機能部品、例えば、ウインドレギュレータ
等の機能部品をサイドドアインサイドパネル14と一体
成型しても良く、一体成型の手段は鋳物に限定されな
い。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、サイドド
ア内部に装着される機能部品の組付誤差を無くすことが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のサイドドア構造のサイドド
アインサイドパネルを示す平面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】本発明の一実施例のサイドドア構造が適用され
たフロントサイドドアを示す斜視図である。
【図5】従来例のサイドドア構造が適用されたフロント
サイドドアを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 フロントサイドドア 12 サイドドアアウトサイドパネル 14 サイドドアインサイドパネル 14A 本体部 18 フロントロアフレーム部(機能部品) 20 リヤロアフレーム部(機能部品) 23 ガラスガイド部(機能部品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドドアの外側部を構成するサイドド
    アアウトサイドパネルとサイドドアの内側部を構成する
    サイドドアインサイドパネルとを有するサイドドア構造
    であって、前記サイドドアインサイドパネルにサイドド
    ア内部に装着される機能部品を一体的に形成したことを
    特徴とするサイドドア構造。
JP3218593A 1991-08-29 1991-08-29 サイドドア構造 Pending JPH0558158A (ja)

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JP3218593A JPH0558158A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 サイドドア構造

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JP3218593A JPH0558158A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 サイドドア構造

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