JPH0557661A - ロボツトアーム - Google Patents

ロボツトアーム

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JPH0557661A
JPH0557661A JP22026091A JP22026091A JPH0557661A JP H0557661 A JPH0557661 A JP H0557661A JP 22026091 A JP22026091 A JP 22026091A JP 22026091 A JP22026091 A JP 22026091A JP H0557661 A JPH0557661 A JP H0557661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
arm
driving force
driving
driven
Prior art date
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Pending
Application number
JP22026091A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Iwazu
聡 岩津
Tetsuyuki Yoshida
哲之 吉田
Yusuke Kosaka
雄介 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP22026091A priority Critical patent/JPH0557661A/ja
Publication of JPH0557661A publication Critical patent/JPH0557661A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットアームの軽量化を達成すると共に、
アーム動作の迅速性,確実性を高める。 【構成】 駆動シリンダ4と被駆動シリンダ5のピスト
ン6,7によって画成される空間どうしを駆動力伝達チ
ューブ8A,8Bで連通させ、駆動シリンダ4,被駆動
シリンダ5,駆動力伝達チューブ8A,8B等に水を充
填したことにより、駆動シリンダ4側から被駆動シリン
ダ5へ、駆動力を確実に伝達し得るようにした。水は、
非圧縮性流体であるため、駆動力を円滑に伝達すること
が出来る。駆動シリンダはロボット本体側に配置するた
め、アームの軽量化を図ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボット等の駆
動を伝達させるロボットアームに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種のロボットアームとしては、アーム自体にサーボ
モータを組み込んで配設したものが知られている。しか
しながら、このような従来例にあっては、アーム自体が
大型化し、それに伴い重量が嵩み、アームの根元側の負
担が大きくなったり、重量のためサーボモータに負担が
大きくなるなどの問題がある。このため、迅速な動作を
アームに行わせるのに不適当なものであった。
【0003】また、ロボットベースに設置したサーボモ
ータの駆動力をワイヤでアーム上に伝達する技術が知ら
れているが、この従来例にあっては、ワイヤの剛性が本
質的に弱いため、アーム動作における位置決めが難し
く、また、ワイヤの弾力性に起因してアームに振動を生
じるなどの問題を有し、その制御性の向上が望まれてい
た。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
して創案されたものであって、アームのコンパクト化を
可能となし、サーボモータの容量を要せず、アーム動作
の高速化,高出力化を達成するロボットアームを得んと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、アー
ムの一端側に駆動シリンダを有し、アームの他端側に被
駆動シリンダを有し、前記駆動シリンダと被駆動シリン
ダとを駆動力伝達流体を充填したチューブで連通させて
連動可能としたことを、その解決手段としている。
【0006】
【作用】アームの一端側に備えた駆動シリンダを駆動す
ることにより、駆動力伝達流体を介して、アームの他端
側の被駆動シリンダを確実に作動させる作用がある。特
に、圧縮性の小さい流体を駆動力伝導流体に用いること
により、応答性の良い動作が行える作用がある。このた
め、アームには、駆動力伝達流体を流通させるチューブ
を配置するだけでよいため、コンパクト化が達成され
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るロボットアームの詳細を
図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0008】(第1実施例)図1及び図2は、本発明の
第1実施例を示している。
【0009】本実施例は、図1に示すように、ロボット
ベース1に枢動可能に設けられた第1アーム2と、第1
アーム2の自由端に一端が枢支された第2アーム3で大
略構成されている。そして、ロボットベース1には、駆
動力伝達流体としての水が充填された駆動シリンダ4が
設けられ、第2アーム3には、同様に水が充填された被
駆動シリンダ5が設けられている。駆動シリンダ4内
は、摺動するピストン6によって室4Aと室4Bとに画
成され、被駆動シリンダ5内はピストン7によって室5
Aと室5Bとに画成されている。そして、駆動シリンダ
4の室4Aと被駆動シリンダ5の室5Aとは水が充填さ
れた駆動力伝達チューブ8Aを介して連通するように接
続されており、また、駆動シリンダ4の室4Bと被駆動
シリンダ5の室5Bとは水が充填された駆動力伝達チュ
ーブ8Bを介して連通するように接続されている。ま
た、駆動力伝達チューブ8A,8Bには流体圧保持器1
5が夫々伝達チューブ17を介して接続されている。
【0010】駆動シリンダ4内のピストン6には、ピス
トンロッド6Aが室4Aから外方に向けて延在されてお
り、このピストンロッド6Aには、ロボットベース1内
に設けられたサーボモータ9の駆動軸に設けたピニオン
10と噛合するラック(図示省略する)が形成されてい
る。
【0011】また、被駆動シリンダ5の室5B側の端部
は、第2アーム3に枢支され、従動シリンダ5の室5A
側の端部を貫通して外方に突出するピストンロッド7A
の自由端は、第2アーム3の自由端部に中心部が支点1
1により枢支された揺動板12の一端部に枢支されてい
る。また、揺動板12の他端部には、従動シリンダ13
のピストンロッド14の端部が枢支されている。この従
動シリンダ13の他端は第2アーム3に枢支されてい
る。さらに、揺動板12には、ロボットハンド16が設
けられている。
【0012】流体圧保持器15は、図2に示すように、
シリンダ18に取り付けたピストン19を圧力保持バネ
29によって下方に付勢してシリンダ18内圧を大気圧
より1〜2割高く設定し得るように、シリンダ18上部
に螺合させたキャップ21の天板下面に圧力保持バネ2
9の一端を当接させ、該バネ29の他端をピストン19
に当接させている。そして、シリンダ18の下部には、
弁22を介して伝達チューブ17に接続されている。ま
た、シリンダ18には、チューブ23を介して圧力計2
4が接続されている。
【0013】このような構成の流体圧力保持器15は、
駆動力伝達チューブ8A,8B側の駆動力伝達液体とし
ての水の圧力が高い場合は、弁22は上側に押し付けら
れ、伝達チューブ17側とシリンダ18側を分断する。
よって、伝達チューブ17側内部の水圧は高いままに保
たれる。一方、伝達チューブ17側内部の水圧がシリン
ダ18の内圧より低くなると、弁22は下側に押し付け
られて、連通する隙間25,26を介して水がシリンダ
18側から伝達チューブ17側に流れ、伝達チューブ1
7側の液圧は常に大気圧より高く保たれる。このため、
駆動シリンダ4、駆動力伝達チューブ8A,8B、伝達
チューブ17,17、被駆動シリンダ5内に空気が入り
込むことによって圧縮性が発生するのを防止することが
できる。
【0014】(第2実施例)図3〜図5は、本発明を適
用した第2実施例を示している。
【0015】図中30は、アームであって、このアーム
30の両側面には軸方向を同じくする被駆動シリンダ3
1,31が固定されている。被駆動シリンダ31内には
ピストン32が設けられていて、ピストンロッド33が
シリンダ31のアーム30の基部側より突出するように
なっている。そして、ピストンロッド33の端部は、連
結レバー34を介して駆動力伝達ロッド35と一体的に
設けられている。このロッド35は、アーム30に設け
られたリニアベアリング36,36によってアーム30
と同方向の軸方向のみ移動し得るように規制されてい
る。
【0016】また、アーム30の自由端部は、上下平行
に所定間隔を隔てて形成された支持板30A,30Bが
一体に設けられており、両支持板30A,30Bには、
回転自在に支持された縦軸37が架設されている。そし
て、縦軸37には、中央部貫通する横軸38を軸装し、
この横軸38の両端部には、互いに平行を成し、且つ横
軸38に対して直角に取り付けられた枢動板39A,3
9Bが設けられている。
【0017】さらに、枢動板39A,39Bの端部は、
図5に二点鎖線で示すように、上部両脇に突出板部40
A,40Bが形成されツールプレート40の両脇に固定
されている。そして、突出板部40A,40Bには、夫
々異なる駆動力伝達ロッド35の自由端と連結部材41
A,41Bを介して接続され、夫々の連結部材41A,
41Bの両端は、突出板部40A,40B及び駆動力伝
達ロッド35,35に対して枢動可能に設けられてい
る。
【0018】本実施例は、このような構成としたことに
より、駆動力伝達ロッド35,35を互いに逆方向に駆
動することにより、図中x軸を中心とする回転が可能と
なる。また、両ロッド35,35を同方向に両距離移動
させれば、図5に示すy軸を中心とする回転が可能とな
る。このため、ツールプレート40を、上下左右の向き
に自在に変化させることができる。
【0019】なお、ピストン32の動作は、第1実施例
と同様の駆動シリンダ(図示省略)を用いればよい。
【0020】以上、実施例について説明したが、本発明
は、これらに限定されるものではなく、各種の設計変更
が可能である。
【0021】例えば、上記実施例においては、駆動力伝
達流体として水を用いたが、この他の油などの非圧縮性
流体を適宜選択することが可能である。
【0022】また、上記実施例においては、駆動シリン
ダを駆動させる手段としてサーボモータを用いたラック
アンドピニオン機構を採用したが、この他各種の駆動手
段を適用出来ることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るロボットアームにおいては、アームに駆動系手段
を搭載しなくてよいため、アームの軽量化,高速化が図
れる。また、圧縮性の無い駆動力伝達流体を用いたこと
によって、駆動力を安定して伝達できるため、アームの
振動が無く、アームの位置決めを確実に行える効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す説明図。
【図2】第1実施例に用いた流体圧保持器の断面図。
【図3】本発明の第2実施例の部分破截側面図。
【図4】第2実施例の部分平面図。
【図5】第2実施例の正面図。
【符号の説明】
2…第1アーム、3…第2アーム、4…駆動シリンダ、
5…被駆動シリンダ、8A,8B…駆動力伝達チュー
ブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームの一端側に駆動シリンダを有し、
    アームの他端側に被駆動シリンダを有し、前記駆動シリ
    ンダと被駆動シリンダとを駆動力伝達流体を充填したチ
    ューブで連通させて連動可能としたことを特徴とするロ
    ボットアーム。
JP22026091A 1991-08-30 1991-08-30 ロボツトアーム Pending JPH0557661A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22026091A JPH0557661A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ロボツトアーム

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JP22026091A JPH0557661A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ロボツトアーム

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JPH0557661A true JPH0557661A (ja) 1993-03-09

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ID=16748399

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JP22026091A Pending JPH0557661A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ロボツトアーム

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